高山本線殺人事件
目次 主な登場人物
第1章 父の死
第2章 高山本線
第3章 再会
第4章 現実化する不安
第5章 スキャンダル
第6章 人間関係
第7章 愛憎
第8章 真犯人
解説 横澤彪(吉本興業)
ISBN4-334-73037-X
2000/8/20初版
光文社文庫
514円(税引)
西本の父・西本肇
藤代みゆき
山田かずえ、妹・あき
M化学重役・原田浩、その妻・由美子
白石麻美・小林圭子
トゥモロージャパン、工藤編集長
原田の後輩・三井広志
平野弁護士

三田村刑事・北条早苗刑事
岐阜県警三浦刑事・森田警部
下呂警察署交通課渡辺刑事
警視庁捜査一課の刑事、西本の父親が、下呂・高山間で同乗していた謎の美女と交通事故死。
死因に深い疑問をいだいた西本は、単身”捜査”を開始する。さらに、高山の朝市ではOLが背中を刺され、
高山本線特急「ひだ」車内でも女性が刺される事件が発生。
連続する不可解な事件をつなぐ真実の連鎖は・・・。十津川警部の名推理が解きほぐす!
(表紙うらのページ参考)
1997年2月<カッパノベルズ>光文社刊
本線シリーズ。この事件では西本刑事の父親が交通事故で亡くなってしまいます。
どうしてこうも十津川班は身内など不幸が多いのでしょうか?とくに西本刑事のまわりは・・・。
テレ朝系の西村京太郎サスペンスにて、この高山本線殺人事件が放映されたのを見ると、西本の父・肇の役割は、 亀井刑事の先輩元刑事となっており、多少の役柄変更があるようです。
京太郎さんの作品には、高山を舞台にした事件も多く、京太郎さんにとって、高山は犯罪の匂いのする街なのでしょう。
解説が元フジテレビでプロデューサーをし、退社後、吉本興業へ移籍した横澤さんが出ているのもおもしろい。
評価
☆☆☆ 星3つ(星5つで満点)