目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 急行「利尻」 第2章 宗谷本線事件についての疑問 第3章 新しい恋人 第4章 網走 第5章 再検討 第6章 追及 解説 山前譲 |
ISBN978-4-06-275655-6 2007/2/15第1版 講談社文庫 514円(税引) 284ページ |
作家・田島、平野康生 中川祐子、高田健、小早川京子、杉本ゆかり 急行「利尻」車掌・山下 音威子府駅員・青木均 大川物産部長・大川昭、総務課長・清沢利夫 私立探偵・荒井勇 急行「礼文」車掌・川崎肇 中央新聞社会部・田口 通産省・岡田政務次官 清水刑事・三上刑事部長 北海道警三浦警部・名寄警察署佐々木刑事 | |
白銀を切り裂いて走る列車内で、男が毒殺された。 スーツケースを持ち去り、美深という駅で姿を消した謎の女。死の間際に被害者から書きかけの原稿を託された ルポライター。事件の鍵は、かつて音威子府で起きた残忍きわまる殺人事件にあった。 急行「利尻」と「礼文」、死の連鎖を追って、十津川は北の果てへ。 (表紙うらのページ参考) カッパノベルズ 1990月2月刊、光文社文庫 1993年4月刊 |
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この事件は、テレビ朝日系の西村京太郎サスペンスでも同名の番組名で放映されていましたね。 但し、撮影時期にすでに北海道の急行列車はすでになく、列車は特急「スーパー宗谷」で事件は起こります。 しかも、書きかけの原稿を渡されたのは、亀井刑事でした。 本線(殺人事件)シリーズとして書かれた第1弾めの事件である。この後、紀勢本線、高山本線と続いたシリーズです。 この事件が原作として、テレビ版が放映されたほどのものなので、あとの2つの本線シリーズは、このHPでは評価がやや低く なっています。 急行「利尻」「礼文」と、当時、宗谷本線の柱の列車で起きた2つの事件をどう解決するか。 テレビ版に記憶のある方は、そちらの方もご堪能ください 評価 ☆☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点) |