特急しなの21号殺人事件
目次 主な登場人物
第1章 凶のくじ
第2章 しなの21号
第3章 予告
第4章 野沢温泉
第5章 喫茶店
第6章 道後温泉
第7章 救出劇
第8章 沈黙の壁
第9章 ジグゾーパズル
第10章 犯人像
第11章 激しい女と激しい男と
第12章 最後の戦い

解説 中辻理夫
ISBN978-4-334-73920-1

2005/8/20初版1刷
光文社文庫
533円(税引)
296ページ
河野久志・牧原麻美
中央新聞社・田口
堀永一
堀の秘書・城之内由紀
中尾祐子、祐子の妹・由香
西日本M飛行会社パイロット・有田
松山友一郎・ふみ子夫婦
K生命雷門支店長・崎田
黒木要介
要介の恋人・花井えりか
亀井刑事の娘・マユミ

北条早苗刑事・三田村刑事
三上刑事部長・本多一課長
長野県警安木警部
警視庁十津川と同期・寺沢
東京浅草署内田刑事
東京・井の頭公園で発見された男の刺殺死体。ポケットには善光寺の”凶”のおみくじが入っていた。 被害者の交遊関係から、捜査線上に一人の女が浮かぶ。 その直後、名古屋発の特急「しなの21号」の車内で、女は毒殺されてしまった。 ハンドバッグの中には、やはり“凶”のおみくじが!犯人の狙いは何か?おみくじが示す連続殺人の謎。 十津川警部の推理が冴える。
(裏表紙文参照)

1995年2月、トクマ・ノベルズ刊  1998年10月、徳間文庫刊
TBS系十津川警部(渡瀬恒彦さん)シリーズ第13作、特急しなの21号殺人事件、原作。初回放送、1997年9月29日
この事件は、TBS系十津川警部シリーズにて、第13弾として題名もそのままの形で放映されました。 ゲスト側の主演としては、NHKおしんで有名な小林綾子さん。大きくなったもんですね(笑)。この時、捜査側で 長野県警安木刑事(原作では警部)役に、あの宮崎県知事の東国原知事こと、そのまま東さんが共演してました。
さて事件の方ですが、実際、しなのの車内で殺人事件は起こりますが、列車トリックなどは出てきません。 焦点となるのは、殺害される人に関係する”凶”のおみくじ。なんの意味があるのか?
違う題名にすれば、善光寺”凶”おみくじ殺人事件と言ったところでしょうか。

評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点) 凶が出た時には、方角にご注意を!