シベリア鉄道殺人事件
目次 主な登場人物
第1章 北への旅立ち
第2章 ハバロスク
第3章 雪に埋まる町
第4章 殺人
第5章 逃亡と追跡
第6章 モスクワ
第7章 亡霊との戦い
第8章 脱出成功
第9章 真の勝利者

解説 香山二三郎
ISBN978-4-334-74207-2

2007/2/20初版1刷
光文社文庫
に1-96
648円(税引)
417ページ
栄交易・長谷部功、人事部長・三崎
ブラジル大使館・ロドリゲス書記官
外務省・沢木
アレクサンドロ・グーロフ教授
女車掌・ラリーサ、イリーナ
杉みゆき、J・ザルキン
ニーナ・チモーヘイワ
列車乗客・パトリシア
瀬川哲也・菊池久幸・浅田亮
KGB元幹部・ウラジーミル・レチボフ
アレクセイ・ドルジコフ
イザベル

捜査陣
十津川警部・亀井刑事・三上刑事部長
警視庁警視総監・尾之内
ハバロフスク・バラナフ刑事
ノボシブルスク・コーペレフ中佐
新宿で殺された外国人娼婦の部屋に落ちていた商社マンの名刺。
名刺にあったその部署にはソ連邦崩壊後のロシアに狙いを定めた連中が集まっていた。事件を捜査する十津川警部に警視総監からロシア行きの密命が下る。
モスクワへ向うシベリア鉄道の車中で起こる殺人と国際謀略の渦に十津川の戦いが始まる。
(裏表紙文参照)
TBS系十津川警部(渡瀬恒彦さん)シリーズ第18作、シベリア鉄道殺人事件、原作。初回放送、1999年12月27日
この事件は、TBS系十津川警部シリーズの18弾として放映されました。
しかし、この内容が結構違うんです。テレビの方では、単身でシベリアに向かう十津川警部ですが、テレビでは最初、影に隠れて十津川を 支援する柴俊夫さん演ずる外務省の沢木が、原作では、十津川と共に日本を出発していくところから内容が違います。
そんな感じなので、テレビで登場する遠野凪子さん(現、遠野なぎ子さん)が演ずる北村秀子はいないんです。又、テレビの方で主犯だったある犯人も 原作では、その人ではないのです。この詳細を言うと種あかしになっちゃうんで、読んでからのお楽しみという事で・・・。
しかし、外人さんが出てくると、ただでもこの人はどういう人だったっけ、と思うのに、名前もごっちゃごちゃになって、しかもページ数も多いと きたもんで、なんだか読んでても内容がわからなくなってしまいます。なので、結構、読むのに時間がかかりました(苦笑)。

評価
☆☆☆ 星3つ(星5つで満点)  十津川警部、ロシアに飛ぶ。