夜行列車(サンライズエクスプレス)の女
目次 主な登場人物
第1章 A個室の女
第2章 再会の時
第3章 ボディーガード
第4章 犯行の目的
第5章 迷路からの脱出
第6章 愛と復讐
第7章 終焉への疾走
2002年6/15初版
徳間文庫
533円(税引)
カメラマン・木戸孝
永井みゆきと名のる女
「旅と人間」社編集長・田島
私立探偵・小松勇、桜井
元十津川の部下で私立探偵・橋本豊
法律事務所所長・酒井久仁
塚本製薬社長・塚本専太郎

三田村刑事・北条早苗刑事
田中刑事・片山刑事・三上刑事部長
香川県警太田警部

カメラマンの木戸孝は、寝台特急<サンライズエクスプレス>取材の為、 東京から高松まで乗車することになった。隣の個室には永井みゆきと名のる若い美女。翌朝、道後温泉 に行くといっていたみゆきが乗り換え駅の坂出で起きてこないにに不審を抱いた木下は、彼女の室をあけ、 別の女の死体を発見する。しかも、永井みゆきは、一年前東京で死んだという。木下の見た永井みゆき は、誰?
サンライズエクスプレスは、俗に言われるブルートレインと違って、 電車に寝台を組み込んだ寝台で、個室あり、ごろ寝ができるシートなどあるそうである。通常の指定席も そうですが、隣に女性が座るとちょっと気になりますよね。それが寝台となれば、その思いも深いと思います。
その中で起きた今回の事件ですが、ある復讐から起こったものなのですが、(書いてしまうのもなんですが) 捜査陣や橋本豊を除き、関係者すべてが死んでしまうんです。結構、強引な幕引きです。どんな形かは読んで みてくださいね。
評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)
読む方では、やや強引という点で・・。これがテレビで やると良いのかもしれませんね。