北リアス線の天使
目次 主な登場人物
第1章 脱出行
第2章 レトロ列車
第3章 私立探偵
第4章 一人の少女像
第5章 モデルの肖像
第6章 狐と狸の世界
第7章 天使墜落
ISBN4-334-07645-9
2006/12/20初版
カッパノベルス
800円(税引)
216ページ
田代由美子
篠原源一郎
画家・湯浅茂
私立探偵・中沢啓一
元十津川の部下で現探偵・橋本豊
三田総合病院副院長・三田
少女・楠木亜里沙
画商・花井久美
源一郎の妻・昌子

三上刑事部長・北条早苗刑事・三田村刑事
末期ガンの西洋画の大家・篠崎源一郎が入院先の病院から失踪した。 それは副院長の指名で専属看護婦となった田代由美子の協力を得て、生涯最後の大作を描くために、 三陸海岸の名勝・浄土ヶ浜に向かったのだ。精力的な創作活動を続ける篠崎の前に現れた私立探偵が東京で殺される。 ただ、結局、作品が出来るまで、その殺人事件の他、病院でも、篠崎邸でも、源一郎を探す気配がない。 篠崎をめぐる女たちの怪しい行動はなぜなのか?(後ページ参照)
あるSNSのコミュニティーに参加しているので、興味がてら読んでみました。 結構、途中までおもしろかったのですが、最後に犯人が捕まるところまで書いてないのが、私にとってはやや気に いりません。文学的にはいいのでしょうが・・・。

総評 ☆☆(満点は☆5つとして)
作品中出る車両は北リアス線のレトロ列車。南リアスには、全線乗ったのですが、北リアスにはまだ未常。 機会があったら乗ってみたい。