目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 特急「オホーツク」 第2章 失踪 第3章 死体が二つ 第4章 起訴 第5章 新しい疑惑 第6章 時刻表 第7章 追跡 第8章 終局への旅 |
ISBN4-19-890789-7 1997/11/15初刷 2006/6/20 3刷 徳間文庫 514円(税引) 286ページ カバーイラスト 緒方ユージ カバーデザイン 池田雄一 カバー印刷 真生印刷 |
牧野由美、平田みどり 城南大学学生課課長・大西 有末吾郎、香西けい子 十津川の妻・十津川直子 岩下久仁子、妹・江美 久仁子のマネージャー・青木 TSKテレビプロデューサー・遠藤 荒木英介、品川友子 タレント・井川知二 みどりの母・平田良子 テレビ中央プロデューサー・松井 本多捜査一課長 静岡県警下田署水野刑事 北海道警網走署土屋刑事 | |
網走から知床を廻って阿寒湖まで旅行をして写真を撮ってきてほしい―女子大生の牧野由美と平田みどりは、 売れっ子シナリオ・ライター有末吾郎の新作ドラマのための取材を代行することになった。 旅を終え、別行動をとった直後、みどりが失踪。 一方、伊豆下田では、警視庁十津川警部の妻・直子の友人で作詞家の岩下久仁子の死体が発見された。 二つの事件が結びついた時…!?十津川&亀井の名推理。 (裏表紙文参照) |
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テレビ朝日・東映版西村京太郎トラベルミステリーシリーズ第18作、オホーツク殺人ルート、原作。初回放送、1990年10月6日 サブタイトルは、「サロマ湖−網走−知床 さい果てツアーの謎!」 十津川警部役三橋達也さん、亀井刑事役愛川欽也さん、ゲスト 久野綾希子さん、石田ゆり子さん、西岡徳馬さんなど |
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ほぼ読んでいるうちに犯人は、わかってしまう内容ですが、テンポ良く事件が進んでいくのは、良かったです。
それが、数多い北海道を舞台にした作品の中で、「十津川警部 日本縦断長篇ベスト選集」の北海道編に選ばれた要因となったのでは、
と思います。 ところで、京太郎さんの作品で、所轄の刑事では、三浦警部(刑事)が、車掌となれば、山下車掌が、よく登場するのは、 十津川警部を愛読する方は、ご存じだと思います。最近感じているのは、この作品に登場する女子大生・平田みどりですが、 姓は違いますが、「寝台急行『銀河』殺人事件」でも、小林みどりと「みどり」さんが登場しますが、殺されてしまいます。 実際に被害者を表にすると、「ゆう子」さんがおそらくは多いですけど、私が感じるのは、「みどり」さんが登場すると、 「この子は殺されてしまうんだな」と感じて、 こう言っては失礼ですが、見事に殺されてしまう事が多いと思うのですが、どうでしょうか? 評価 ☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点) 夏のバイトは、危険! |