掲載内容 | 主な登場人物 | ||
殺意を運ぶ列車 ヨコカル11.2キロの殺意 神話の国の殺人 特急「にちりん」の殺意 解説 郷原宏 |
ISBN4-334-73629-7 2004/2/20初版1刷 光文社文庫 495円(税引) 284ページ |
高木、佐伯ゆう子 ゆう子の上司・三浦管理課長 中本ひろみ、広田徹、麻田ふみ子 (殺意を運ぶ列車) ヨコカル11.2キロの殺意はリンクを参照 十津川の友人・岡部功、小沼、中田信夫、功の妻・ひろみ 歯科医・沢木、高見まり子 中田の上司・大竹支店長 (神話の国の殺人) 工藤興業社長・工藤良夫、秘書・高沢めぐみ にちりん車掌・三田、平川啓介 杉本昌一 野口やよい 武田秋子、平川あかり (特急「にちりん」の殺意) 、清水刑事、本多捜査1課長 宮崎県警高千穂署原田刑事(神話の国の殺人) 大分県警原田警部、警視庁?本田警部・大久保刑事(特急「にちりん」の殺意) | |
会社社長・工藤のもとに届いた脅迫状は、「お前を殺してやる」に始まり、日を追うにつれエスカレート。 ついには、「二十六日に死ぬんだ」という殺人予告に変わった。 その当日、工藤は故郷の九州へ逃げたが、特急「にちりん」のグリーン車で、毒殺死体となって発見された! “毒殺”ゆえに可能な殺人トリック―十津川警部の推理が冴える表題作ほか、計四編を収録。 (表紙うらのページ参考) |
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1つ目「殺意を運ぶ列車」はある日、毎朝ジョギングに出る高木が、立ち止まってタオルで汗をふいている時だった。
路地から飛び出してきた女性が倒れ、「タイショウ、ショウワが危ない!」と言い残し死んだ。このメッセージが何を示すのか? 2つ目ヨコカル11.2キロの殺意は、リンクを参照してください。 3つ目「神話の国の殺人」は、十津川の友人の岡部は、妻孝行の為、九州へ旅に出た。その旅先の別府から届いた絵はがきをみていると、 宮崎の高千穂署から電話がかかってきた。その電話は、岡部が妻のひろみを殺した容疑で、逮捕した事。それと、岡部から十津川に連絡して ほしいとの事だった。ちょうど事件が起こり、宮崎にいけない十津川の代わりに、二人の友人が、岡部を助けにいった。 4つ目の事件は、表紙うらの紹介文の事件です。個人的には、ちょっと前、廃線になった高千穂鉄道を訪ねたので、「神話の国の殺人」が お勧めです。なかなか「宮崎県もの」って、このシリーズでは少ないんですよね。でも、なんとなくトリックはわかりましたよ(笑)。 評価 ☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点) 宮崎・大分の短編もの収録 |