日光鬼怒川殺人ルート
目次 主な登場人物
第1章 コインロッカー
第2章 特急「きぬ135号」
第3章 二人目の位牌
第4章 ホレーショの哲学
第5章 台東区役所
第6章 ファンレター
第7章 自供調書
ISBN978-4-573-51327-1

2010/1/10

双葉文庫 に_01_44
581円(税引)
283ページ
T商事受付・木村敏夫、田島
十津川の元部下、探偵・橋本豊
梅原誠、誠の妹・梅原有紀
戸山愛、小石川樹里
カシオペア、JR東日本・井原専務車掌、JR北海道・渡部専務車掌
坂西洋一郎、プロデューサー・牧村利男
台東区役所職員・東田昭、東田の友人・青山
女優・井口加代、マネージャー・三浦和人、原田絵里
石原恭子、渡辺啓一、木村恵
カメラマン・篠田圭介

捜査陣
十津川警部・亀井刑事・西本刑事・日下刑事
三上本部長・北条早苗刑事・三田村刑事

東京浅草署青木刑事
栃木県警滝口警部・北海道警矢部警部
東武浅草駅構内に設置されたコインロッカーから、俗名梅原誠と書かれた位牌と“特急スペーシアの車内で死す”という、
殺人予告の入った骨壺が発見された。十津川警部と亀井は対策を協議し、予告日の特急列車を監視することにしたが…。 (裏表紙文参照)

この作品は2007年2月FUTABA・NOVELSより刊行されました。
・テレビ朝日系西村京太郎トラベルミステリー シリーズ第49作、日光〜鬼怒川殺人ルート、原作。初回放送、2008年4月26日
     十津川警部役高橋英樹さん、亀井刑事役愛川欽也さん、ゲスト、有森也実さん、渋谷琴乃さん、村田充さんなど
サブタイトルは、三猿が招く予告連続殺人!! 札幌行寝台特急10分停車の盲点… 乗客全員が容疑者!
やはりテレビの方は、後付けでいろいろアレンジしているようで(脚本・監督の方、すいません)、有森也実さんや渋谷琴乃さんが 演じた役柄は、原作には出ていないんですね。それと、実際に、1903年に華厳の滝に飛び込んで死んだという藤村操さんの遺書が、原作には 載っていますが、テレビでは、なかなか表現がむずかしいところで、サブタイトルに出る「三猿」が変わりに象徴されている模様です。
今回は、東武の特急スペーシアが登場。「特急スペーシアの車内で死す」というメッセージがありましたが、事件が起こっていない状態で、 動く事できない十津川警部は、元部下で探偵の橋本豊に列車内の監視を頼む事にしました。さて、橋本は未然に犯行を防ぐ事はできたのでしょうか?

評価
☆☆☆ 星3つ(星5つで満点)  ロッカーから位牌発見