目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 グリーン車の客 第2章 十分間の壁 第3章 第二の事件 第4章 秋田 第5章 自動車事故 第6章 死のプレゼント 第7章 遺書 第8章 墜死 第9章 新たな死 第10章 ある証言 第11章 時間を追う 第12章 駆け引き 第13章 自滅への道 |
ISBN4-19-891696-9 2002/4/15初刷 徳間文庫 に-1-52 552円(税引) 345ページ |
浅井、5/26特急「白鳥」専務車掌・早川
「シャルム」社長・小野木ユミ、副社長・矢野豊 宝石商・山本功、ユミの姪・土橋かおり 八木由美子、杉ひろみ、中島みどり ビスタカー・久原車掌 近藤弁護士、福沢みどり 川村活人、中央新聞・平川記者、和田 福沢みどりとクラスメート・松下かずみ、小山良平、典子 十津川警部の妻・十津川直子 ・清水刑事・本多捜査一課長 京都府警山中刑事、古谷警部、阿部警部 秋田県警太田警部、三浦刑事、寺西刑事 爆発物処理班本橋 新潟県警黒木警部 | |
青森発大阪行きの特急「白鳥」の車内から、小野木ユミの刺殺体が発見された。 ユミは業績を伸ばすブティックの女性社長。十津川と亀井の捜査の結果、わかれた夫で宝石商の山本功、ユミに好意を抱く 副社長の矢野豊、姪でタレントの土橋かおりの三人が容疑者として浮上する。 が、山本とかおりはアリバイを主張。数日後、今度は矢野が近鉄特急内で殺されたのだ・・・。 謎が謎を呼ぶ傑作長篇トラベルミステリー。(表紙裏文参照) この作品は1987年4月講談社より刊行されました。 |
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テレビ朝日系西村京太郎トラベルミステリー シリーズ第13作、日本海殺人ルート、原作。初回放送、1988年4月2日 十津川警部役 三橋達也さん、亀井刑事役 愛川欽也さん、ゲスト 松原千明さん、中島ゆたかさん、荻島真一さんなど サブタイトル 「青森−新潟−京都−奈良 特急「白鳥」1分間の壁 津軽の女」 |
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正直言うと、おそらくはこのトラベルミステリーは見た事は見たのでしょうが、あんまり記憶がないんです。 特急「白鳥」と言うと、『特急「白鳥」14時間』にも登場する列車で、今現在は新青森〜函館を走る特急ですが、東北新幹線八戸開業前 は、北陸本線から奥羽本線を縦貫する最長距離(当時1052.9km)を走破する昼行特急列車だった事は、鉄道マニアなら知っている方は 多いと思う。 その列車の中で、ある女性社長が殺されているのが発見される。その後、捜査上で浮かんだ元夫が、白鳥の通る京都にて、 白鳥が到着する10分前に、近鉄ビスタカーに乗っていたと主張する。白鳥に乗っていたら、乗れないビスタカーに確かに乗車している。 さてこの元夫、犯人なのかそうではないのか?。どっちだと思います? 評価 ☆☆☆ 星3つ(星5つで満点) 10分間の壁 |