長崎駅(ナガサキレディ)殺人事件
目次 主な登場人物
第1章 脅迫状
第2章 長崎行き「さくら」
第3章 オランダ村特急
第4章 長崎駅3番線
第5章 ナガサキ・レディ
第6章 ノブコ夫人の過去
第7章 解決のない対決

解説
三橋 暁(コラムニスト)
ISBN4-334-71914-7

1994/6/20初版
光文社文庫
495円(税引)
274ページ
V・ヘイズ、信子夫妻
やまと出版、久保敬
「さくら」車掌、山下
イギリス人スタイナー
安西みどり
イギリスの日本大使館、佐々木書記官
ストラットン警察署長、キャンフィールド
「キース慈善団体」事務、ミセス・ラディ
ヘイズ家メイド、ヘレン
ヘイズ家運転手、グルーバー

北条早苗刑事・清水刑事
三上刑事部長、本多捜査一課長
スコットランド・ヤード、J・ケンドリックス警部
世界的巨大テロ組織「世界革命党(WRP)」から警視庁に脅迫状が とどいた。
「ヘイズが来日すれば必ず殺す!」しかし、イギリスの流行作家V・ヘイズは警告を無視し、 ノブコ夫人と来日。
同行したS・ヤードの辣腕刑事と十津川警部は、捜査方針で対立しながらも必死に 警護にあたるが、
寝台特急「さくら」で夫人が誘拐された!長崎駅で待ち受ける緊張と戦慄の一瞬!?(裏表紙文)

1991年7月、カッパノベルズ(光文社)刊行
駅シリーズの6作目という事。しかし、この事件に駅長や助役の出番はそれほどありません。
なので、「長崎駅殺人事件」という題名がなぜ付いたのか不明のままです。
ちょっとネタばらしをしてしまうのですが、ヨーロッパの人って、日本人嫌いが多いですよね。海外に行っていない 私も思うのですからね(笑)。
そんな感じなんで、(もっとヨーロッパ人が)嫌がる事があるそうで、そんなところが事件の核心にあります。
さて、犯人は誰でしょう?

評価
☆☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)   題名の疑問が納得できれば、かなり興味ある事件なんですが・・・。