祭ジャック・京都祇園祭
目次 主な登場人物
第1章 くじ改め
第2章 対決
第3章 ラジコン
第4章 キッドナップ
第5章 古都の入口
第6章 怨念の都
第7章 生死の境から
ISBN4-16-745428-9

2005/9/10第1版発行

文春文庫
514円(税別)
325ページ
京都市長・小池茂
小池の秘書・寺本
長刀鉾町町役・東田
月鉾町町役・中村
十津川の妻・十津川直子
稚児・木村大介、大介の母・恵子
京美友の会役員・滝本良介
田中という男
十津川の友人・崎田
ニセ舞妓

捜査陣
十津川警部・亀井刑事
本多一課長

京都府警橋本警部・矢内原警部、爆発物処理班・前田
「祇園祭を爆破する」―。手紙は十津川警部を陥れる罠だった。京都に向かった十津川を待ち受ける犯人の奸計。
警部は爆破犯に仕立てられ京都府警に捕まり、直子夫人までが誘拐される。絶体絶命の窮地にたたされた十津川警部。
犯人の異常な悪意の裏には何があるのか?好評の十津川警部「祭り」シリーズ、第三弾。(裏表紙文)

本書は、2000年10月角川春樹事務所より刊行されました。
祇園祭と言えば、本文にも書かれている通り、私も山車みたいなものが引かれ、情緒豊かに行われるものだ。 と、思っていたが、結構長い期間に行われているんだと、初めて知りました。そんな光景が鋭く描かれているところは、 さすが西村京太郎さんだと思いました。一度は見てみたい気がしますが、混んでいるところは苦手なのでね。
ある一通の手紙は、京都へ十津川が呼び出し、そして女装する事を要求され、自分の妻・直子まで誘拐される事になるこの事件ですが、 犯人の動機を探る中で、最後には重い事柄が出てきます。
金八先生でも出てきた事柄といえば、ピンとくる方が居るかと・・・・これ以上は話せません・・・。


評価
☆☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)    事件の動機は、金八先生でも出てきた事柄