目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 ある広告 第2章 六人の行方 第3章 奇妙な行動 第4章 不可解な動き 第5章 列車ジャック 第6章 犯人の居場所 最終章 終章 |
ISBN978-4-04-874039-5 平成22年3月31日初版1刷 角川書店 1500円(税引) 単行本259ページ |
秋山、恋人・井崎香里 当時、安井首相・佐伯康之総務大臣・早川進総理首席秘書官 佐伯の娘・佐伯晴香、比嘉信和 徳川公生、雨宮裕也、井上文彦、行方進 現、原口首相、元アメリカ大統領クリッパー夫妻 カシオペアの乗客・小野寺幸一、敬子夫妻 中央新聞社・田島記者、亀井刑事の息子・亀井健一 現総理秘書官・木内、青木 日下部副首相 晴香の弁護士・浅井 十津川警部・亀井刑事 本多捜査一課長・ 三上刑事部長 鉄道警察隊佐久間、北海道警渡辺警部 | |
交通事故で死亡した女性の財布に、不思議な新聞広告の切り抜きが残されていた。 亡くなった女性の身元を知る警視庁捜査一課の十津川警部は、このメッセージに隠された、国家を揺るがす陰謀計画を推理する。 一方、京都駅に存在する0番ホームには、新聞広告を目にした残りのメンバーが集結し、すでに恐るべき計画が動き始めていた。 ―メッセージの暗号は何を意味するのか?犯人たちの真の目的は何なのか?鉄道ダイヤに張り巡らされた緻密な策略。 十津川警部と犯人グループの頭脳戦が始まる。圧倒的スケールで描く、タイムリミット・サスペンス。 (裏表紙文参照) |
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3月3日朝刊の尋ね人広告に、「京(○で囲む)→8001→1239→C→752=03/06」という奇妙な式を含む広告が載った。 この暗号を解くのは、このシリーズのパターンで、十津川や亀井があれやこれやと悩む中、あっさり解いてしまうのが、亀井刑事の息子 ・健一君でした。表紙の絵や、裏の案内文で、おおよそは分ってしまうかもしれませんが・・・。 この本ですが、珍しく単行本で発売されました。これは、西村京太郎さんの作家活動50周年を記念して書き下ろし作品を刊行されたものだ そうです。中は、やはり若干、字が大きく、見やすいですが、このサイズだと、結構お高いので、新書サイズが発売されているそうなので、 気楽に楽しみたいならば、そちらの方がいいかもです。文庫を売っている場所と、離れた場所に置いてある本屋も、多そうで、現にこの本を 探すのに、ちょっと苦労しました。 評価 ☆☆☆ 星3つ(星5つで満点) 「駅シリーズ」第7弾。 |