十津川警部 風の挽歌
目次 主な登場人物
第1章 竹の囁き
第2章 砂の音
第3章 三月の風
第4章 伊豆恋人岬
第5章 二つの事件の間
第6章 最後の音声
ISBN978-4-19-892543-7

2007/1/15初版
徳間文庫 に1-85
590円(税引)
316ページ

(敬称略)
カバーイラスト・緒方ユージ
カバーデザイン・かとうみつひこ
録音技師・戸田琢ニ、三沢アキ
真田みどり、父・健
中央放送効果係・田島
仁科久美、楠あゆみ、佐々木晴美
清水伍郎、木田浩、森大介
新堂圭介・山中圭一郎、清水の弁護士・酒井
あゆみの親友、北野くみ子・牧ユミ・崎田亜紀
森の元妻・小林凛子
凛子の両親、小林重郎・文子

捜査陣
十津川警部・亀井刑事・西本刑事・日下刑事
三上刑事部長
三田村刑事・北条早苗刑事・田中刑事・片山刑事
鳥取県警三浦警部
、吉田刑事
警視庁鑑識・中村技官、京都府警石野警部
“日本の風の音”が欲しいとの依頼を受けた中央サウンドの戸田琢二は、京都・嵯峨野の竹林を吹きぬける風、
鳥取砂丘に風紋を作る風の音を録音した。が、その両方に女の悲鳴がはいっていたのだ!そして、砂丘から女の他殺体が発見され…。
(裏表紙文参照)
この作品は1999年8月角川春樹事務所より刊行されました。
題名の話になりますが、京太郎さんのこのシリーズでは、「挽歌」という言葉を使った作品があります。 この言葉、大きな意味では、人の死を悲しみ悼む歌 という事のようです。風が伝える挽歌とは、どんな事なんでしょうか。
当初の展開としては、裏表紙のようですが、その後、戸田は、容疑者として県警に逮捕される。ちなみに、その前、京都にて、 人が殺されるのを見たと、車に無断で乗ってきた三沢アキという女性をしかたがなく、助手として許していたが、 そのアキが、弁護してくれると思っていたが、アキはなぜか、鳥取駅でナンパされたと嘘をつく。

評価
☆☆☆☆☆ 星5つ(星5つで満点)    風の音から女性の悲鳴が!