目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 ロビー・カーの女 第2章 女の周辺 第3章 再び事件が 第4章 拳銃の行方 第5章 疑惑の女 第6章 不覚 第7章 パスポート 第8章 目撃者 第9章 ブティック 第10章 新しい視点 第11章 最後の賭け 第12章 終局への戦い |
ISBN4-12-204180-5 2003/3/15初版印刷 2003/3/25初版発行 中公文庫 に7-21 590円(税引) 368ページ 装丁 安彦勝博 |
カメラマン・古河、小田あかり 佐伯医師 中央新聞社会部デスク・田口 大原鉄鋼企画部長・原口昭、企画部計画課長・棚橋五郎 棚橋の妻・京子 人事部長・山下、女子社員・横田保子、参議室・花島祐介 原口の運転手・小林修 及川伸、林ゆか、S組幹部・井村、浜田 及川の彼女・矢野可奈子、折原優子、金子まさみ 外科医・斉藤 堀内和夫、江坂伸夫、江坂の娘・みゆき 仁村友美、あかりの弁護士・坂本収、足立 内藤鉄工社長・内藤、内藤の妹・加代子 仁村友美、あかりの弁護士・坂本収 捜査陣 十津川警部・亀井刑事・西本刑事・日下刑事 清水刑事・田中刑事・ 本多捜査一課長・三上刑事部長 大阪府警立花警部 警視庁初動捜査班・中村警部 静岡県警辻刑事 | |
鉄道カメラマンの古賀は、深夜に京都を発車した寝台特急「はやぶさ」の車中で、瀕死の美女―小田あかりを助けた。 一命をとりとめたあかりは、古賀に毒入ビールを飲まされたと証言し、古賀は無実の罪に問われてしまう。 さらに、あかりがかつて秘書として勤めていた大手鉄鋼会社の関係者が、次々と殺されていく…。十津川は事件の真相を暴き、古賀を救い出せるのか。 (裏表紙文参照)1988年10月 角川文庫 |
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テレビ東京、女と愛とミステリー、西村京太郎トラベルサスペンス第2作、寝台特急「はやぶさ」の女、原作。初回放送、2004年1月7日 サブタイトルは、「東京発―熊本行サロンカーに毒殺の罠…「鬼夜の火祭」に復讐の凶悪トリック」 十津川警部役神田正輝さん、亀井刑事役小林稔侍さん、ゲスト 尾美としのりさん、川島なお美さん、三原じゅん子さんなど |
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この事件は、テレ東での西村京太郎トラベルサスペンス2作目で、放映されました。このサスペンスは、どちらかというと、
亀井刑事がメインとなっているようで、十津川警部役の神田正輝さんは、補助役に回っています。原作では、京都駅から始まるシーンで、カメラマンの古河は
、中央新聞の田口さんの知り合いという内容ですが、テレビでは、東京駅で始まり、古河は亀井刑事の後輩という役割でした。冒頭も違いますが、
結末の土地も違っている内容。このテレビは、BSジャパンや、CSのファミリー劇場などで放映するかもしれませんので、お楽しみに。 今では、廃止された列車ですが、この寝台特急「はやぶさ」に連結されたロビーカーが、最初とされているとの事です。この場所が、 事件の皮切りとなる訳という感じです。現在、走っている中では、トワイライトエクスプレスと、カシオペアに、ラウンジカーと、ロビーカーが あるようで、なかなか切符自体も取る事が困難な列車に、ついているスペースですから、贅沢この上ない様に思えるのですね。 このロビーカーの中で、出会った古河と小田あかり。それぞれの運命は? 評価 ☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点) ロビーカーにて | 原田昭(棚橋課長は、原田の妻・京子) | 棚橋課長、小林運転手、及川、及川の彼女 | 経理部長を相模湖で殺害した仲間を、次々と殺した。 小田あかりは、自殺した内藤の家族への償い。 |