あさしお3号殺人事件
掲載内容 主な登場人物
特急「あさしお3号」殺人事件
夜が殺意を運ぶ
首相暗殺計画

解説
郷原宏
ISBN4-10-128506-3
平成3年7月25初版
平成15年11月10日18刷
新潮文庫
400円(税引)
242ページ
『特急「あさしお3号」殺人事件』
十津川の大学の同窓生・沢田功、沢田の婚約者・平松祐子
挿絵画家・滝村敬
昭和63年8月「小説新潮」臨時増刊『ミステリー大全集」

『夜が殺意を運ぶ』
十津川の妻・十津川直子、デザイナー・林田ひろこ
多摩川で発見された死体・玉木みどり
石黒興業社長・石黒徹
昭和62年7月「小説新潮」臨時増刊『ミステリー大全集」

捜査陣
十津川警部・ 亀井刑事・西本刑事・清水刑事
京都府警三浦警部
(特急「あさしお3号」殺人事件)
初動捜査班山口警部(夜が殺意を運ぶ)
京都発城崎行きの特急「あさしお3号」の車内で、十津川警部の友人で 作家の沢田功が殺された。事件を追う十津川は、城崎で沢田と会う予定になっていた画家の滝村敬をマークする。 しかし、滝村にはアリバイがあった。「あさしお3号」より14分前に到着した特急「北近畿5号」から 降りる姿が目撃されていたのだ。十津川警部は鉄壁のアリバイを崩せるか?表題作など3編(表紙うらのページ参考)
この短編集の中、最後の「首相暗殺計画」は十津川警部シリーズではありませんでした。
まだ太平洋戦争に突入する前の時代の頃の話で、立花警視を捜査側のメインにした事件でした。ちなみに このサイトでは対象外にしますのであしからず。
「夜が殺意を運ぶ」はある夜、猫が轢かれた現場を十津川警部が目撃。その轢いた女性を翌日、テレビに 出演しているのを見ます。その直後、多摩川にて女性の死体が発見。その女性は猫を飼っているようでした。
捜査をしているうちにある男が浮上します。ただ彼は東北の弘前にいた。時間的に犯行は無理なようだ。
どう事件を解決していくのか?
評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)
特急「あさしお3号」殺人事件はヒントは東京から城崎への ルートは何本?です。