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参考 写真は貴生川駅に停車する信楽高原鉄道SKR300形車両 旧国鉄信楽線を第3セクター化し、地元の甲賀市・滋賀県などが出資している。地元で有名な信楽焼で作られる狸の置物を 題材としたキャラクターが側面に描かれている。写真のサンタ列車についてもヘッドマークは狸が用いられている。全線14.7kmのうち、 貴生川〜紫香楽宮跡間が9.6kmと大半が山間部の急カーブ・高低差を走る区間である。約1時間に1本の割合でワンマンで運行 されている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
ひとり事 やはりこの路線を題材とすると、列車衝突事故を除く訳にはいかない。当時、信楽焼などを題材とした世界陶芸祭に 対し、JR西日本からも直通運転をして輸送力を増強していた。そのすれ違い地点として、小野谷信号場を設けたのですが、 それぞれの会社にて別個の信号制御をした為と意思疎通の欠如が原因とされている。 筆者も「赤信号で走った列車〜信楽高原鉄道事故の真相」を読んでこの事故の根本的な原因が、安全に対する意思の欠如である事を改めて知りました。 事故以後は、JR側からの直通運転はしておらず、又、閉塞方式も、特殊自動閉塞式からスタフ閉塞式に全線において統一された。 事故の直接原因は、信楽高原鉄道側にあるとされているが、後に不幸ながら起きた福知山脱線事故において、この 正面衝突事故の片方の会社であるJR西日本側に、「安全軽視」と批判される事となった。 おそらくこの正面事故と 脱線事故は安全への反面教師のような事で語り続けられると思われると筆者は思う。ちなみに筆者は貴生川で帰ってしま った為、次回は慰霊碑まで行ってお参りに行きたいと思います。関係者に対して、お悔やみ申し上げると共に、今後悲惨な 事故が起きない事を切に願いたいと思います。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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