呉線(JR西日本)
主な接続路線等
駅名 乗り換え
始点 三原 JR山陽
終点 海田市
営業距離 87.0km

路線データ
軌間 1067mm
単複線 全線単線
電化方式 全線電化(直流1500V)
閉塞方式 車内信号式
参考
写真は広島駅で出発を待つJR西日本キハ40系期間限定快速瀬戸内マリンビュー号
呉線は山陽本線三原駅から分岐し、竹原から呉へと瀬戸内沿いを走り、再び山陽本線の海田市にて合流する路線。赤穂線同様に山側を通り、当時難所と言われた瀬野八(瀬野〜八本松間にある事からこう言われている)あたりを迂回する為に作られた路線だという。ここも車両の性能向上や山陽新幹線の開通などにより、生活路線としての役割が色濃い。運転系統としては海田市側ではほとんどの列車が広島方面へ山陽本線を直通運転する。中には横川駅から可部線に乗り入れる列車や山陽本線の岩国駅まで直通するものもある。三原側では糸崎駅まで乗り入れる列車がある。路線内では全線を直通する列車は少なく、広駅にて折り返す列車が多い。どちらかと言うと広駅から広島方面に運行する列車が多い。
写真は瀬戸内マリンビュー号。広島観光キャンペーンで今年('05年)10月〜年内まで運行される快速列車です。非電化区間ではないのですが、なぜかキハ40系が写真のように改造され横に丸い窓があるところがユニーク。車内は「マリン」と名がつくように、ヨットハーバー風になっていた。撮影のこの日は平日でしたが、観光客が乗車しくつろんでいました。
路線内に通常使用される車両としては、現在JR東日本では見られなくなりつつある103系・瀬戸内色の115系など。
ひとり事
かつては瀬野八を避ける為に急行列車や寝台特急がこちらの路線を走っていました。私の記憶の中では寝台特急「安芸」という列車がただ一本運行している事に興味を感じた時もありました。この「安芸」は新大阪〜下関間の列車なので直接乗車した訳ではありませんでしたが、当時は新幹線も岡山までの開業であって、岡山以西への路線はかなり華やいでいた頃でした。よく「安芸の宮島」などは「秋の宮島」と間違える方もいるようですが、私の場合はこの寝台列車の名前が記憶に残っていたせいか、この語句については間違えませんでした。鉄道好きも結構、役にたつものですね。

全駅参照
マリンビュー
停車駅
安芸路
ライナー
停車駅
三原 みはら 0.0 0.0 広島県三原市城町 設定なし
須波 すなみ 5.1 5.1 広島県三原市須波町  
安芸幸崎 あきさいざき 11.8 6.7 広島県三原市幸崎町能地  
忠海 ただのうみ 17.2 5.4 広島県竹原市忠海町徳浜
安芸長浜 あきながはま 20.0 2.8 広島県竹原市忠海町字西長浜  
大乗 おおのり 21.8 1.8 広島県竹原市高崎町  
竹原 たけはら 25.3 3.5 広島県竹原市竹原町扇町
吉名 よしな 30.0 4.7 広島県竹原市吉名町  
安芸津 あきつ 34.7 4.7 広島県豊田郡安芸津町大字三津
風早 かざはや 37.9 3.2 広島県豊田郡安芸津町大字風早  
安浦 やすうら 44.2 6.3 広島県豊田郡安浦町大字三津
安登 あと 48.7 4.5 広島県豊田郡安浦町大字安登  
安芸川尻 あきかわじり 52.8 4.1 広島県豊田郡川尻町大字川尻
仁方 にがた 57.6 4.8 広島県呉市仁方本町  
ひろ 60.2 2.6 広島県呉市広町
新広 しんひろ 61.5 1.3 広島県呉市広古新開  
安芸阿賀 あきあが 62.9 1.4 広島県呉市阿賀中央  
くれ 67.0 4.1 広島県呉市今西通
川原石 かわらいし 68.2 1.2 広島県呉市海岸通    
吉浦 よしうら 71.0 2.8 広島県呉市吉浦本町    
かるが浜 かるがはま 72.1 1.1 広島県呉市狩留賀町    
天応 てんのう 74.3 2.2 広島県呉市天応町    
呉ポートピア くれぽーとぴあ 75.6 1.3 広島県呉市天応伝十原町    
小屋浦 こやうら 77.1 1.5 広島県安芸郡坂町小屋浦    
水尻 みずしり 79.3 2.2 広島県安芸郡坂町水尻    
さか 81.8 2.5 広島県安芸郡坂町  
矢野 やの 84.4 2.6 広島県広島市安芸区矢野西  
海田市 かいたいち 87.0 2.6 広島県安芸郡海田町新町    
(天神川) (てんじんがわ) (91.1) (4.1) (海田市〜広島間6.4km山陽本線)  
(広島) (ひろしま) (93.4) (2.3)