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  Dintorni-Borgheri(ボリゲリ周域)


 ボルゲリ、カスタニェート・カルドゥッチを挟むモンテスクダイオからスベレート、ピオンビーノまでのマレンマの玄関と云われる注目ゾーンです。近年、リヴォルノ州南端に位置する小さな中世都市「スベレート」近郊にて数々の大作が生まれていますが、その地のDOCワインがサンジョベーゼ種主体であるのに対して、これらのワインは”カヴェルネット・ソーヴィニョン”によるものであるのが常、つまり「サッシカイア」の影響そのものが表れていると言えるでしょう。様々な農耕学者による、海岸線を目と鼻の先に控えた地形や気候などが、かの”ボルドー”に限りなく似ているとの検証なども手伝ってか、世代交代により品質重視に走った小さなワイナリーや、多くの大型有名ワイナリーの進出なども目に付き始め、数年後にはさらなる躍進が確実視されている大地です。


始めにーガイド・ブックの採点方についてー
Castellina Marittima(カステッリーナ・マリッティマ)
TENUTA DEL TERRICCIO(テヌータ・デル・テリッチョ)


LUPICAIA
(ルッピカイア)
  力強く凝縮した色合いからもその実力のほどが伺え、「93、95、96、97、98、99」と、ガンベロ・ロッソ誌における安定した”3ビッキエーリ”に証明される結果からも明白な、カベルネット・ソーヴィニョン、メルロー種によるスーぺル・トスカン。この5年が価格が2倍近くも跳ね上がったワインのひとつでもある。セカンド・ワインである”Tassinaia(タッシナイア)”上記のボルドー品種にサンジョベーゼ種が加わったもので、これら赤ワインの醸造エノロゴは、あの伝統の「カステッロ・デル・ブローリオ」や、偉大なる「ジョルジョ・プリモ」等、主にキャンティー地区、即ちサンジョベーゼ種で有名なスーパー・エノロゴ、カルロ・フェッリーニ氏。一方、2000年の醸造から白ワインにおいては、あの”スーパー・ソービニョン・ブラン”で有名なアルト・アディジェ州のワイナリー、サン・ミケーレ・アッピアーノの”ハンス・テルツアー氏”により行われており、そのソービニョン・ブラン種による”Convento(コンヴェント)”、シャルドネイ種による”Rondinaia(ロンディナイア)”、バリック仕上げのシャルドネイ種”Saluccio(サルッチョ)”もお見事な仕上がり。華やかな一連のシリーズにスター・エノロゴを掲げるこの著名なワイナリーだが、世界各地から集まった営業担当の若き金髪女性たちが華やかなことでも有名。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT ルッピカイア‘1999 ★★★ ☆☆☆(94/100) 16/20
IGT タッシナイア‘1099 ★★ ★★★(91/100) 15/20
IGT コンヴェント‘2000 ★★ ★★(87/100) 13,5/20
IGT ロンディナイア‘2000 ★★ ★★(86/100) 13/20
IGT サルッチョ‘2000 ★★(89/100) 13,5/20


Montecatini Val d`Cecina(モンテカティーニ・ヴァル・ディ・チェーチナ)
FATTORIA SORBAIANO(ファットリア・ソルバイアーノ)


MONTESCUDAIO ROSSO MINIERE
(モンテスクダイオ・ロッソ・ミニエーレ)
 毎年、確実なレヴェルを提供するワイナリーの主軸DOCワイン。華やかさこそなかれ、価格を考えると素晴らしい内容で、その落ち着いたテイストも飽きのこないもの。程よいタンニンの中ボディ・ファンにはお勧めの一本。他、サンジョベーゼ種100%のIGT赤ワイン”(ピアン・デル・コンテ)”や、トレッビアーノ・トスカーノ種、ヴェルメンティーノ種によるDOC白ワイン”(モンテスクダイオ・ビアンコ・ルチェストライア)”も良いワイン。エノロゴはベテランのヴィットーリオ・フィオーレ氏。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC ロッソ・ミニエーレ‘1998 ★★ ★★★(91/100) 14/20
IGT ピアン・デル・コンテ‘1999 ★★ ★★(89/100) 15/20
DOC ビアンコ・ルチェストライア‘1999 ★★ ★★(88/100) 14/20


Montescudaio(モンテスクダイオ)
POGGIO GAGLIARDO(ポッジョ・ガッリャルド)


MONTESCUDAIO ROSSO GOBBO AI PIANACCI
(モンテスクダイオ・ロッソ・ゴッボ・アイ・ピアナッチ)
 近年、大幅な品質改革に励んでいるモンテスクダイオの歴史的なワイナリーの新たなる主軸ワイン。収穫量を落とし、確実に”偉大なワイン”狙いの嗜好が伺える一本。他、定番のDOC赤ワイン”Montescudaio Rosso Rovo(モンテスクダイオ・ロッソ・ロヴォ)”に、キリッと済んだ爽快感を持つ”Montescudaio Bianco Vigna Lontana(モンテスクダイオ・ビアンコ・ヴィンニャ・ロンターナ)”も地域の特徴をよく表したワイン。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC ロッソ・ゴッボ・アイ・ピナッチ‘1998 ★★ ★★(88/100) 14,5/20
DOC ロッソ・ロヴォ‘1999 ★★ 14/20
DOC ビアンコ・ヴィンニャ・ロンターナ‘2000 ★★ ★★(86/100) 14/20


RIPARBELLA(リパルベッラ)
LA REGOLA(ラ・レーゴラ)


MONTESCUDAIO ROSSO LA REGOLA
(モンテスクダイオ・ロッソ・ラ・レーゴラ)
 僅か2年目ながらに、正確な目標と充分な設備投資から群を抜き出る成果を見せているワイナリーのモンテスクダイオ・ロッソ。デビュー作から話題になっていたとは言え、2年目への向けてのここまで見事な品質アップは、誰も予想していなかったかも知れない。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌2002 ヴェロネッリ誌2002 エスプレッソ誌誌2002
DOC ロッソ・ラ・レーゴラ‘1999 ★★ ★★(87/100) 16/20
DOC ロッソ・ヴァッリーノ・デッレ・コンケ‘1999 ★★(89/100) 14/20
DOC ロッソ・リグストロ‘2000 ★★(85/100) 12,5/20
DOC ビアンコ・ステッカイア‘2000 ★★(83/100) 12,5/20


Suvereto(スヴェレート)
TUA RITA(トゥア・リタ)


REDIGAFFI
(レディガッフィ)

 隣の美しい小古都スベレートに構える、本当に小さなワイナリーが年間2000本しか生産していなかったことで有名なスーパー・メルロー種のワイン。”サッシカイア”並みに手に入り辛いワインとして知られているが、新しいカンティーナの構築や畑の整理などにより僅かながら本数を増やし始めている。他、すっかりセカンド・ワイン的なイメージが高まっているとはいえ、ガンベロ・ロッソ誌において先に3ビッキエーリを獲得している、カベルネット・ソーヴィニョン種60%、メルロー種40%によるワイン”Giusto di Notri(ジュースト・ディ・ノートリ)”も、偉大ながらも、トスカーナ的な素朴さをも見せてくれる素晴らしいワイン。そして、かつて”シレーノ”の名で知られていた、この地では珍しい内容のシャルドネイ、リースリング、トラミネル・アロマーティコ種による白ワインが、”Lodano(ローダノ)”と名前を変更したが未だに健在。サンジョベーゼ種主体の”Perlato del Bosco Rosso(ぺルラート・デル・ボスコ・ロッソ)”、トレッビアーノ種主体の”Perlato del Bosco Bianco(ぺルラート・デル・ボスコ・ビアンコ)”も常に信頼できるワイン。ちなみに、今やすっかりスター・エノロゴの仲間入りした、ルカ・ダットーマ氏のスタートはここのこのワイナリーからである。「99」からは、 エノロゴがベテランのステーファノ・キョッチョリ氏に交代。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌2002 ヴェロネッリ誌2002 エスプレッソ誌誌2002
IGT レディガッフィ‘1999 ★★★ ☆☆☆(92/100) 18/20(5位)
IGT ジュースト・ディ・ノートリ‘1999 ★★ ★★(90/100) 16/20
IGT ローダノ‘2000 ★★ ★★(87/100) -/20
IGT ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ‘1999 ★★ ★★(89/100) 15/20
IGT ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ‘2000 -/20


MONTEPELOSO(モンテペローゾ)



GABBRO
(ガッブロ)
 ”トゥア・リタ”と共に、このスヴェレート地区を引っ張ってきた小さながらも優秀なワイナリーで、ここのエノロゴもルカ・ダットーマ氏。近年生まれたカベルネット・ソーヴィニョン種主体によるこのワインは、発売と共にそれまでの主軸ワインであったサンジョベーゼ種、カベルネット・ソーヴィニョン種による”Nardo(ナルド)”を凌ぐ成功を収める。実に素晴らしい内容の一本。生産数は僅か2000本だが、新しい畑が軌道に入る数年後には手に入りやすくなるはず。他、DOC赤ワイン”Val di Cornia Rosso Montepeloso(ヴァル・ディ・コルニア・ロッソ・モンテペローゾ)”も忘れてはいけない存在。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌2002 ヴェロネッリ誌2002 エスプレッソ誌誌2002
IGT ガッブロ‘1999 ★★ ☆☆☆(94/100) 16,5/20
IGT ナルド‘1999 ★★ ☆☆☆(93/100) 16/20
DOC モンテペローゾ‘1999 ★★ ★★(87/100) 15/20


AMBROSINI(アンブロシーニ)



RIFLESSO ANTICO
(リフレッソ・アンティーコ)
 毎年、出来栄えを上がってくる成長中の小さなワイナリーの作品。力強い大地「スベレート」に花咲く「モンテプルチャーノ種」によるワインで、その気品あるボディは実に見事。サンジョベーゼ種主体の”Val di Cornia Rosso Subertum(ヴァル・ディ・コルニア・ロッソ・スベルトゥム)”、トレッビアーノ種主体の”Val di Cornia Bianco Tabro(ヴァル・ディ・コルニア・ビアンコ・タブロ)”も良いワイン。畑が6ヘクタールと小さい為に、いずれも生産数が少ないのが残念。

ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT リフレッソ・アンティーコ‘1998 ★★ ★★★ 14,5/20
DOC スベルトゥム‘1999 ★★ ★★(88/100) 16,5/20
DOC ビアンコ・タブロ‘2000 ★★ -/20


GUALDO DEL RE(グアルド・デル・レ)


LUMEN(ルメン)
 ”トゥア・リタ”に畑を並べるワイナリーが造るピノ・ビアンコ種による白ワイン。イマイチ安定しない品質の中、その他の赤ワインよりも確実に成功している印象が強いワイン。他,ボルドー品種による赤ワイン”Federico Primo(フェデリコ・プリモ)”やDOC赤ワイン・リセルヴァ”Val di Cornia Rosso Riserva Gualdo del Re(ヴァル・ディ・コルニア・ロッソ・リセルヴァ・グアルド・デル・レ)”もまずまずだが、多少、ヴィンテージの差に煽られる。

ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT ルメン‘2000 ★★ (88/100) 12/20
DOC フェデリコ・プリモ‘1998 ★★★(91/100) 13/20
DOC グアルド・デル・レ・リセルヴァ‘1998 ★★(86/100) -/20


INCONTRI(インコントリ)


LAGOBRUNO(ラゴブルーノ)
 旧名”Martelli Busdraghi(マルテッリ・ブスドラーギ)”から改名し、途端に飛躍的な品質向上を果したワイナリー。この一本ともう一つのDOC赤ワイン”Rubizzo(ルビッツオ)”に、ヴェルメンティーノ種のDOC白ワイン”Ildobrandino(イルドブランディーノ)”も上出来。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC ラゴブルーノ‘1999 ★★ ★★(87/100) 13,5/20
DOC ルビッツオ2000 ★★(85/100) 13,5/20
DOC イルドブランディーノ‘2000 ★★(85/100) 14/20


MONTE RICO(モンテ・リコ)


VAL DI CORNIA ROSSO VILLA MONTE RICO
(ヴァル・ディ・コルニア・ロッソ・ヴィッラ・モンテ・リコ)
 この一本のDOC赤ワインのみの生産を行っているワイナリー。2ヘクタールの畑に10,000本の生産。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC ヴィッラ・モンテ・リコ‘1998 ★★(87/100) 13/20



PETRA(ペトラ)


PETRA(ペトラ)
 
フランチャコルタの名門”ベッラヴィスタ”有するワイナリーの造るカベルネット・ソーヴィニョン種、メルロー種によるIGTワイン。いまだ試験期間中とは言え、最新テクノロジーと豊かな経験を兼ね備えた実力には期待大。DOC赤ワインも無難な仕上がり。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT ぺトラ‘1997 ★★ ★★★(90/100) 15/20
DOC スヴェレート・ぺトラ‘1998 ★★(89/100) 13/20


BULICHELLA(ブリケッラ)


TOSCANIO(トスカニオ)
 在伊日本人宮川ヒデユキさんとマリーザ夫妻のアギリトゥリーズモ&ワイナリー。カンティーナ設備のレベルは地域最高レベルを誇る。数年前まではここのエノロゴも若き日のルカ・ダットーマ氏であった。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC トスカニオ‘1999 ★★ ★★(87/100) 13,5/20


PETRICCI DEL PIANTA(ぺトリッチ・デル・ピアンタ)


VAL DI CORNIA ROSSO LA BUCA DI CLEONTE

(ヴァル・ディ・コルニア・ロッソ・ラ・ブカ・ディ・クレオンテ)
 地区のワインの成長と共に、やはりレベルを上げてきている小さなワイナリーの主軸IDOC赤ワイン。一方IGT赤ワインでも、定番の組合せと言えるカヴェルネット・ソーヴィニョン、メルロー種の一本”Cerosecco(チェロセッコ)”がまずまずの駆け出しをみせ、伝統的品種アレアーティコ種によるデザート赤ワイン”Aleatico(アレアーティコ)”にても素晴らしい評価を受けている。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC ラ・ブカ・ディ・クレオンテ‘1998 ★★(89/100) 13,5/20
IGT チェロセッコ‘1999 ★★(84/100) 12,5/20
DOC アレアーティコ‘2000 ★★ - 13/20


Campiglia Marittima(カンピッリャ・マリッティマ)
JACOPO BANTI(ジャコポ・バンティ)


IL PECCATO BARRIQUE(イル・ペッカート・バリック)
 近隣にては、最初の醸造システムを導入したパイオニア的存在でありながら、なかなか良い結果に繋がらなかったこのワイナリーが、若き世代の台頭により飛躍的な躍進を果して造るカベルネット・ソーヴィニョン種、メルロー種による一本。他、メルロー種主体の”(ディ・カンパルト)”、チリエジョーロ種の”(チェラジョーロ)”、伝統的白の”(チェントミーニ)”、そして”(アレアーティコ)”にてまずまずの評価を受けている。若き世代の台頭により飛躍的な躍進を果している。

ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC イル・ペッカート‘1999 ★★ ★★(88/100) 13,5/20
DOC ディ・カンパルト・‘2000 ★★(87/100) 13,5/20
DOC チェラジョーロ‘2000 - 13,5/20
DOC チェントオミーニ@2000 - 12/20
DOC アレアーティコ‘2000 - ★★(89/100) 15/20


VOLPAIOLE(ヴォルパイオーレ)


VAL DI CORNIA ROSSO VOLPAIOLE BARRIQUE

(ヴァル・ディ・コルニア・ロッソ・ヴォルパイオーレ・バリック)
 僅か、1,2ヘクタールの小さな畑になすワイン。かなり早期から業界の注目を集めていたワインだが、近年今ひとつ伸び悩んでもいるワイン。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC ヴォルパイオーレ‘1999 - ★★(87/100) 13,5/20


San Vincenzo - Piombino(サン・ヴィンチェンゾ/ピオンビーノ)
SAN MICHELE(サン・ミケーレ)



ALLODIO
(アッローディオ)
 あの有名シェフ”フルビオ・ピエランジェリーニ氏率いる「リストランテ・ガンベロ・ロッソ」の「ハウス・ワイン」を度々務める名ワイン。白もあって充実した内容であるが、圧巻なのは、サンジョベーゼ、カベルネット・ソーヴィニョン種による赤のほう。この「コスタ・デッリ・エトルスキ」と呼ばれる「マレンマ海岸線」の大地の力を感じさせてしまう一本。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT アッローディオ‘1999 ★★ ★★(87/100) 15/20


SAN GIUSTO(サン・ジュースト)



ROSSO DEGLI APPIANI
(ロッソ・デッリ・アッピアーニ)
 ここ数年に力を付けてきた、サン・ヴィンチェンゾとピオンビーノの間の海岸線に佇むワイナリーの作品で、サンジョベーゼ、モンテプルチャーノ種によるもの。心地良いルビー色が見事に香るティレニア海沿岸の赤ワインを愉しんでください。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT ロッソ・デッリ・アッピアーニ‘1998 ★★ ★★★(91/100) -/20
IGT サン・ジュースト‘1999 ★★ ★★(87/100) 14/20


PODERE SAN LUIGI(ポデーレ・サン・ルイジ)



FIDENZIO(フィデンツイオ)
 地中海を眺めるピオンビーノ沿岸に長年大衆的ワインを生産してきた夫妻が、品質主義に転身して生み出したワイン。デビュー作の「95」から申し分のない内容をみせていたが、最新の「98」は破格の出来栄え。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT フィデンツイオ‘1998 ★★ ☆☆☆(95/100) 15/20


Portoferraio(ポルトフェッライオ)-ISOLA D`ERBA(エルバ島)
LA CHIUSA(ラ・キウーザ)


ALEATICO PASSITO(アレアーティコ・パッシート)
 真紅に染まるデザート・ワイン「アレアーティコ」。まだ日本ではそれほど知られてはいないでしょうが、僅かに利いた「苦さ」が心地良いワインです。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC アレアーティコ‘1999 ★★ (82/100) 15/20