Categorie di Olio(カテゴリー） 　　　もはやすっかり”イタリア料理”の浸透した今日この頃、”エキストラ・ヴェルジネ”以外のものの需要が見受けられなくなってきています。とは言え、最高品質のものを理解し、その価値観を再確認するためには、一般に”オリーヴ・オイル”と呼ばれているものの全体像、４つのカテゴリー分類の流れをを頭に入れておく必要があるでしょう。 Extra vergina d`Oliva （エキストラ・ヴェルジネ） いわゆる”一番絞り”による最高級品質のもので、一切の加工、添加が許されていないもの。最大酸味量が１％未満のものを指す。 Vergina d`Oliva o Puro （ピュアー） ”ピュアー”と呼ばれる名の通り、エキストラ・ヴェルジネ同様、一切の加工、添加物を含まないが、最大酸味が２％以下のものを指す。 Olio d`Oliva Fine o Olio d`Oliva （フィーネ・オリーヴ・オイル） エキストラ・ヴェルジネを付け足す事によって、風味の調節がされ、最大酸味が１，５％以下のものを指す。日本ではそうは見かけないが、本国イタリアでは、よくスーパー・マーケットの棚に並ぶカテゴリーである。 Olio di Sansa （サンサ） ”フィーネ”同様、エキストラ・ヴェルジネを付け足す事による、風味の調節、最大酸味が１，５％以下のものを指すが、ベースになるものはいわゆる”絞り粕の絞り粕”で、カテゴリーの最後尾を務める。