フィレンツェ2日目は、昨夜降った雨が一旦止んだものの、今にも降り出しそうな空模様でした。荷物が無事に見つかったので、観光に出発! まずはジオットの鐘楼に行ってみました。
ジオットの鐘楼
ジオットの鐘楼はドゥオモの隣にあり、ドゥオモと同様、繊細な装飾を施した大理石の美しい塔です。高さはドゥオモのクーポラより少し低い82メートルで、3人の異なる人の手によって建設されたことから、その構造は3層に分かれています。
ジオットの鐘楼と呼ばれているものの、ジオットは1番下の部分を担当しただけで、塔の完成を見ることなく、この世を去ったそうです。
ドゥオモのクーポラから見たジオットの鐘楼
(2001年撮影)
ドゥオモのクーポラと同じように階段で登っていくのですが、途中3カ所(上の写真では窓のような所)にフロアがあり、ちょうど良い休憩場所になっています。
また、覗き窓が何カ所もあり、街の全景が眼下に少しずつ広がっていく様子を眺めながら頂上を目指します。
途中の覗き窓より。
雨で街がかすんでいます。
400段以上階段を登り詰め、ようやく頂上に着きました。
頂上から見渡すフィレンツエの街並みは、隣により高い建物(クーポラ)があるせいか、それとも雨のせいか、昨年見たクーポラからの眺望に比べ、少し地味な印象でした。ここは、むしろドゥオモの大きさを実感したり、その装飾の見事さを鑑賞するのに最適な場所かもしれません。
頂上に到着した途端に、雨がパラつきはじめ、雷まで鳴りだしたので早々に引き上げることにしました。
ジオットの鐘楼から見たドゥオモ
駅の自動券売機で 列車のキップを購入
ヴェネツィアには今回もESで行くことにしました。ただ、今回はキップを自分で買わなければならないので、列車の時刻や座席の種類などをあらかじめメモしておきました。ESの場合、キップは乗車の3時間前までに購入しなければなりません。せっかちな私は2日も前に駅に向かいました。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅では、すでに大勢の人がキップの購入窓口に並んでいたので、私たちは、思い切ってインフォメーションの近くにあった自動券売機を利用してみることにしました。券売機に表示される英語に若干とまどいながらも、5分程度でキップを手にすることができました。
券売機でのキップ購入のしかたは、おおよそ次のとおりです。
1. | 言語選択(日本語はありません) |
2. | 日付・乗車人数・目的地を画面から選択 |
3. | 時刻表が表示されるので希望の列車を選択 |
4. | 車両の種類(1・2等)と座席(窓側など図で表示される)を選択 |
5. | 料金が表示されます。 |
6. | 支払い方法を選択(カード可)して現金の場合は入金 |
7. | 印刷されたチケットが出てきます(2人分でもチケットは1枚) |
インターネットで列車の時刻表を調べる方法・役立つイタリア語はコチラ
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ジオットの鐘楼から見たドゥオモの装飾