夢日記1977年分  ( 昭和52年 ) 小学5年生 ホームページトップページへ戻る
   
No 0000
 1977年 昭和52年 4月25日 月曜日
 
 空を一人で腕を広げて黒っぽい服を着て黒のズボンと靴をはいて飛んでいるところから夢が始まる。白い雲の大きなかたまりにぶつかって中に入ると学校の図書室のような場所にいる。天井まである大きな本棚が、体育館の広さの部屋の中にたくさん並んでいる。部屋の中心に大きな白い正方形の机があって、8角形のような図形が表面に書かれている。よく見ようとすると机の表面が鏡に変化して、ひさしの上に銀色の山の字の形をした小さな飾りのついた黒い帽子に髪の長い、丸顔のようでもあり細いとがったような感じの輪郭の顔の見知らぬ誰かの顔が大きく映って驚くと、鏡の中の誰かも驚いた顔をする。鏡に映っているのは自分なのだろうかと不思議に思ったところで目を覚ます。
   
No 0001
 1977年 昭和52年 7月7日 木曜日
 
 2階建てよりも平家建ての多い、どこかひなびた感じの街の中をかなり速い速度で移動しているところから夢が始まる。街はずれの高い山に近い所に、看板の名前は不明の駄菓子屋がある。この店の正面に向かって右側の裏手に狭い道があり、街並みの向こうに見える低いなだらかな感じの山があるのが見える。この道の入口で店の陰に自分の母が白い割烹着を着て立っていて、母の左側に濃紺の無地のセーラー服に赤いリボンのついた白い水兵帽に黒の半ズボンに、白のハイソックス、黒い光沢のある革靴をはいた色白の端正な顔立ちの男の子が2人立っている。この2人は兄弟で、身長は私の母の胸くらいであるが、母のすぐ左隣が兄で、さらに左隣の弟よりも2〜3センチ背が高い。店の前にバスの停留所があり、さらに学校の建物が見える。バスの後部右側の普通は非常口の位置が昇降口になっているクリーム色のバスに乗る。道路が左側通行ではなくて右側通行になっているので、バスに乗った目の前の窓側に道路があって。母と2人の兄弟が立っている駄菓子屋に面していて、母達3人が手を振っている。客は4〜5人しか乗っていなくて、進行方向の左側に川があり、まわりは峡谷となっている。右に大きくカーブしたところに落差50mくらいの高い滝があり、滝口に向かって右側の奥に3段の四角い塔のような建物が見える。カーブを曲がりきると平野部に出てしばらくは、田畑の広がる風景の中を道が続き。左側の川が道路から離れて見えなくなり、右側には屋敷林に囲まれた農家が点在しているのが見えだす。カーブの出口の右側の農家が点在する側にバスの停留所があるが。行きすぎてしばらくして、ふとなんとはなしに身の危険を感じて、あまりスピードの出ていないバスの昇降口のステップから飛び降りて田圃の畦道のようなところをゴロゴロ転がり、気がつくと右手の遠景に山の見える屋敷林から小道がバスの走っていった2車線の舗装された道路に続く入り口の所にいる。家の方からもんぺをはいて、鍬をかついだ優しそうなおばあさんが歩いてきて、大丈夫というふうに見つめられる。この後おばあさんに一礼して会話することなく道路を元来た街の方へもどり、先程行き過ぎた停留所の前に来たとたんに体が軽くなって宙に浮きだし、カーブの途中で見えた落差50mくらいある高い滝の上に自然に意図せずに飛行する、滝口の上は岩盤で荒れ果てた感じで岩をえぐるように滝となる小川が流れている。川の両側の離れた所に大きな地割れがいくつかあり、地割れを越えて着地し、小川の上流へ歩いていくと滝から100メートルくらいの所で1メートルくらいの段差があり、その段差の面から土管がつきだしていて、そこから水が小川に流れ込んでいる。右手に黄色のブルドーザーが50メートルくらい離れた段の所にあって、「なんだこりゃ」と独り言が出る。その後に段差を昇ると、バスから見えた塔があり、この内部はギリシャ神殿の列柱回廊様式で柱も床も水晶で出来ている。三段の各階とも柱の内側はなにもないホールになっていて、中央に階段があり、これは螺旋階段で三階の上の屋上まで続いている。一階は壇の上に建っていて、四方に7段の階段がついている、柱の数は1階が正面から見て7本の合計24本、2階が正面から見て6本の合計20本、3階が正面から見て5本の合計16本ある。柱は水晶でできているため鏡のようにキラキラ輝き自分の姿がうつっている。一階の入口の柱に映った自分の姿は濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。一階の内部を柱にそってぐるりとまわり、中央の螺旋階段から二階に上がる。二階でも柱にそってぐるりとまわり三階に上がろうとしたところで、遠くにある柱に映る自分の姿が変わっているので近づいてみると女の子になっている事に気づく。服はブルーのジージャンはそのままでジーンズがズボンから膝下丈のスカートになっているのとジージャンの下のシャツが薄い黒色から薄い赤色になっている、コンバースのバスケットシューズもブルーから赤になっている。靴下は白のひざ下までのハイソックスになっていて上のふちにそって赤の細い2本の線がある。不思議に思いながら螺旋階段を上がり3階に行き、柱にそってぐるりとまわると外がだんだん暗くなってくる、そのまま中央の螺旋階段を上がり屋上に出ると、体が浮く感じと星空が降ってくるような感じがして体が浮き始める。屋上の床も水晶が鏡のようになっていて、星空が映り、内部からの淡い光がもれていてものすごくきれいで感動する。床に映る自分の姿が天使かギリシャ神話の女神が着ている白いローブのような服で、髪の毛がかなり長くなっていて本当に女の人のようで驚いて目が覚める。
         
No 0002
 1977年 昭和52年 8月7日 日曜日
 
 1番の夢に出てきた駄菓子屋の前から今度は街の中へ歩いているところから夢が始まる。進行方向右手に駄菓子屋があり、左手に金網に囲まれた変電所の設備がある。その隣が青い2階建ての建物の小学校で、十字路を学校側に曲がってしばらく行くと正面玄関がある。正面玄関の左手に木の下駄箱のある部屋があり、つきあたりが給食の調理場で、手前の廊下を進んだ奥に体育館がある。体育館の入口手前の壁に大きな鏡があり、鏡に映った自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。体育館に入ると2〜30人の男女の小学生がポートボールをしている。さらに奥に正方形の部屋があり、直径10メートルのじょうご状になったくぼみがあり、中央に出入りのための穴があり、この部屋の天井にはじょうごの斜面を駆け上がる補助のためのリフトのような設備がある。男の子と女の子は半々くらいで、120人くらいの子供達がチャレンジしている。このじょうごの底からリフトのような設備の補助なしで上へあがれれば英雄になれるが、誰もまだできないという、それは直線的にあがろうとするからできないので、らせん形に駆け上がれば、遠心力で上に上がれると知っていたので実際にやって見せると、他の子供達も次々とできるようになる。夢の中でも物理の法則は正しいんだなと感心して、自分でも何回か駆け上がって楽しむ。駆け上がる時に顔に風があたるのをずいぶん感じるのと、頭がやけに後ろにひっぱられる感じがするので、頭に手をやると髪の毛が女の子のように肩まで長いことに気がつく。服を見ると濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツで、ブルーのコンバースのバスケットシューズのまま変化はないので1番の夢の時のように女の子になったわけではないようである。ただ、長くなった髪の毛は気がつくと気になりだして髪の毛をいじりながら、100人以上の子供達が次々とじょうごの底から駆け上がるのを見ている。100人以上の子供達の女の子の中に赤いトレーナーに白い丸えりで、ブルージーンズに白い靴をはいた美少女がいて、彼女にみとれていると、いきなり近づいてきて自分の輪ゴムで長い髪の毛を後ろでまとめてくれたので、お礼を言うとにっこり笑う。美少女のトレーナーの左胸にAYというイニシャルなのかデザインなのか3センチ角ぐらいの大きさの2文字のアルファベットがプリントされていて、それを見ているうちに目が覚める。
    
No 0003
 
1977年 昭和52年 9月9日 金曜日
 
 夜2車線の道路のはしを歩いているところから夢が始まる。暗いのであるが薄明るく、空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。歩いている道路の左側に台形状に高さ5メートル程に雪が積み上げられ、右側には一階建ての横から見ると三角形の赤い屋根の家があり、そのまま100メートル程直進すると、左折する道があり、直進方向は真っ白く霧がかかっていて全く見えない。左折して50メートル程行くと高さ2メートル幅2メートルの正方形のトンネルがあいていて、最初は誰もいなくて、魚市場で魚を入れる長方形の発泡スチロールの白い箱が山積になっていて、天然の冷蔵庫になっている。しばらくして帽子を被ってグレーのつなぎを着た若い男の人が慌しく黄色のフォークリフトで山積にされている箱を大きなトラックに載せている。かなりの時間その様子をながめてから、元来た道をもどり、最初の丁字路になっているところまでもどってきて、三角の赤い屋根のある家のある側から雪の山の角の部分を見ていると、いきなり融けだして黒っぽい水が流れ出すのを見て目が覚める。
            
No 0004
 1977年 昭和52年 10月10日 月曜日
 
 雨は降っていないが、やや曇空の天気で、幅50mほどの川の両側に道路が平行してある。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。下流方向に進行する車の助手席に見知らぬ若い男の人の運転で乗っている。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。
 車は川の右側の道路を走っている。川の左右の道路は両方とも川でない側がすぐに高いガケになっていて。空から見ると峡谷にみえる。しばらく走っていると、左側の道路の下がアーチ状の石橋の連続になっていて、次々と崩れていく。崩れた石が川に落ちてかなりの水しぶきをあげているのがよく見える。右側の道はしばらく行くとトンネルになり、100メートル程の長さ。出ると太陽が輝く草原が広がっていて、90度左に曲がるカーブがあり、何かの建物がぼんやり見える、このとき運転席を見ると見知らぬ若い男は3番の夢でフォークリフトを操縦していた若い男であることに気が付く、左眼が右目よりやや小さく、三白眼気味で瞳が茶色である。ズボンはわからないが革ジャンに白のシャツを着ている。彼に声をかけようとして目が覚める。

  

夢日記1978年分  ( 昭和53年 )  小学6年生  
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No 0005
 1978年 昭和53年 2月25日 土曜日 
 
 小雪が舞う夕暮れの街の中を母と手をつないで走っているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。何かに追われているらしく、母は後ろを振り返りつつ私をかばうように急かす。私は白の長袖のワイシャツに黒の半ズボンに、靴下は白のひざ下までのハイソックスで上のふちにそって青の細い2本の線がある。白のデッキシューズを履いている。母は茶色のスカーフにグレーのコートではだしのままで、黒いボストンバッグを抱えている。何に追われているのかわからないが、あまり恐怖感そのものはない。前方には鉄道があり、母と小走りに移動している道路と交差する部分は、コンクリートの橋脚にガードのついた橋のようになっていて、あとは土手のように盛り土の上にレールが見える。この鉄道のガード部分の下をくぐると、すぐに長屋式の2世帯で一つの左右対称の建物で、下見板張りの壁の木造住宅が左右に3棟、合計6棟の横を通る。大きな川に突き当たり、道から突き当たりに続く部分だけ土手が崩れていて、岩がゴロゴロした向こうに川床が見えている。崩れた土手の部分で母がもう走れないとへたりこむ。そのとき土手の横の家から父が出てきて母を抱き上げて家まで連れて行く。家は土手の前の下見板張りの壁の木造住宅の道路側でない奥で他の家と違って広い庭が玄関に面してある。その日は家に入りすぐに寝て、次の日の朝、家の玄関前の庭でしゃがんで咲いている花をながる。「いい天気だね」と言う、父と母の会話を聞きながら庭を横切って土手に上がって川を見ると、土手の崩れたところはそのままになっている。そこから川原にはいり、上流のほうを見ると橋が架かっていて、向こう岸にはビルが建ち並んでいるのが見える。川原には誰もいない、空は快晴で少し気持ちの良い風もある。下流のほうも見ようとして体の向きをかえようとして、なにかにつまづき服のほこりをはらって立ちあがった時に自分が女の子になっていることに気がつく。前の日に着ていた白の長袖のワイシャツには胸と袖口にフリルがついていて、髪の毛は肩よりも長くなっている。黒の半ズボンは紺の長いスカートに変わっている。靴下は白のひざ下までのハイソックスになっていて上のふちにそって赤の細い2本の線がある。白のデッキシューズは赤に色が変わり、紺色のスカートのすそには、この靴の跡がついていて、慌てて手でもむようにして靴跡を消そうとしているところで目が覚める。
    
No 0006
 1978年 昭和53年 7月7日 金曜日
 
 大きな湖の岸でしゃがんでいるところから夢が始まる、空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。5番の夢と同じ白の長袖のワイシャツに黒の半ズボンを着て、靴下は白のひざ下までのハイソックスで上のふちにそって青の細い2本の線があり、白のデッキシューズを履いている。突然湖の真ん中からまぶしい光が花火みたく打ちあがり、自分の方に落ちてもうだめと思って目をつぶるが何もなく。目を開けて立ち上がると白の長袖のワイシャツには胸と袖口にフリルがついていて、髪の毛は肩よりも長くなっている。黒の半ズボンは紺の長いスカートに変わっている。白のデッキシューズは赤に色が変わっていて、かかとが高くなっている。靴下は白のひざ下までのハイソックスになっていて上のふちにそって赤の細い2本の線がある。女の子になって驚くけれどもあまり嫌な感じはしない。天気もよくて、なんか楽しくなって湖の岸をスキップして歩き出したところで目を覚ます。



No 0007
 1978年 昭和53年 8月14日 月曜日
 
 グレーのライトバン型の大型の車の助手席に乗っているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。ブルーのフィッシングベストを着た目元の優しい、ひげもじゃの若い人が車を運転している。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。後ろに誰か乗っている気配がするのでよく見るとぬいぐるみのふくろうくんが乗っている、しかもしゃべる、名前が福を呼ぶ福とわかる。運転手は、ひげくまさんと呼ばれている。自分は本名のほかにアムランと呼ばれることがあり、最初誰の事かわからず、ひげくまさんとふくろうくんから、あなたの正式な名前ですよと教えられてなんとなくアムランという自覚がわきおこる。2人と1羽で終始なごやかな会話が続き、北から南へ走っているという事や、なだらかに北から南へ下り坂になっている事や、平原なので1000キロメートル先まで見通しがきくという会話がある。道路は2車線で、歩道はないものの、両側に幅2メートルの路側帯がある。ほとんど平原で草しかはえていないが、200キロメートル行ったところで1つ目の街があり、右へ曲がり、緩やかに300キロメートルくらいカーブになっていて2つ目の街がある。こんどは左へ曲がって300キロメートル行くと3つ目の街があり。この3つの街は上から見るとほぼ正三角形にならび、この三角形の中心に道に巻かれるように砂漠がある。砂漠の中心にテーブル型の山が一つある。3つ目の街から緩やかに300キロメートル程右カーブが続き、車の進行方向右手に富士山型の山がある。冠雪はなく、裾野が100キロメートルで高さが5キロメートル程の美しい山で、道はぐるりと巡り、左後方にこの山が位置するあたりで直線となり、さらに200キロメートル程進み陸橋を渡り右手にビル群の見える街に入ったところで夕暮れとなり、ここで目が覚める。
        
No 0008
 1978年 昭和53年 10月7日 土曜日
 
 近未来的な豪華な内装のサロンカー風の列車の進行方向左側の2人分向かい合わせの4人分の席があり、1人で乗っているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。
 列車の速度はかなり速く、窓の外の景色は流れるようでどんな風景なのかはとらえきれない。突然列車が止まり、エアロックのような出入り口から外に出ると、列車には車輪がなくレールに着地している。3両編成で中心の車両の下から後ろにはレールが続いているが、前方は土砂が崩れてレールが埋まり、前方の山のほうへ登り坂になっていて、途中から両側が高さ10メートルくらいの切り立ったガケにになって、峡谷状になって1キロメートル程奥まで続いて、行き止まりになっている。行き止まりのところのくぼみに、野球ボールと同じ大きさのラピスラズリの塊が落ちていたので拾って手の平の上で転がしながら考え込んだところで目を覚ます。列車には最初から最後まで自分1人しか乗っていない。
  
No 0009
 1978年 昭和53年 12月10日 日曜日 
 
 夜どこか広い原野を歩いているところから夢が始まる。暗いのであるが薄明るく、空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。
 突然足元から眩しい光が現れて、体が浮く感じがしたあと気がつくと朝になっていて。服が上はブルーのジージャンのままであるがジーンズがブルーではあるけれど膝下くらいのスカートになっていて、コンバースのバスケットシューズがブルーから赤に変わっている。薄い黒のシャツは色が濃い赤になっている。靴下は白のひざ下までのハイソックスになっていて、上のふちにそって赤の細い2本の線がある。髪の毛も6番の夢の時のように肩より長くなっている。体がなんとなく軽くなってうきうきとして楽しくなってスキップしながら、地平線まで360度全て緑の芝生の平原の場所を歩きだすと空から何か降ってきて、思わず両腕で受け止めるとドッジボールくらいの大きさのラピスラズリの塊だったので驚いて目を覚ます。

       

夢日記1979年分  ( 昭和54年 )  中学一年生  
   
No 0010
 1979年 昭和54年 2月26日 月曜日 
 
 8番の夢と同じ近未来的な豪華な内装のサロンカー風の列車の進行方向左側の2人分向かい合わせの4人分の席があり、1人で乗っているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。
 列車の速度はかなり速く、窓の外の景色は流れるようでどんな風景なのかはとらえきれない。突然列車が止まり、エアロックのような出入り口から外に出ると、列車には車輪がなくレールに着地している。3両編成で中心の車両の下から後ろにはレールが続いているが、前方は土砂が崩れてレールが埋まり、前方の山のほうへ登り坂になっていて、途中から両側が高さ10メートルくらいの切り立ったガケにになって、峡谷状になって1キロメートル程奥まで続いて行き止まりになっている。行き止まりのところのくぼみに、野球ボールと同じ大きさのラピスラズリの塊が落ちていたのを拾って手の平の上で転がしていると。突然足元から眩しい光が現れて、体が浮く感じがしたあと気がつくと列車の中のイスに座っている。立ちあがって窓ガラスの方を見ると。服が上はブルーのジージャンのままであるが、ジーンズがブルーではあるけれど膝下くらいのスカートになっていて、コンバースのバスケットシューズがブルーから赤に変わっている。薄い黒のシャツは色が濃い赤になっている。靴下は白のひざ下までのハイソックスになっていて上のふちにそって赤の細い2本の線がある。髪の毛も6番の湖の夢で女の子になった時のように肩より長くなっている。体がなんとなく軽くなってうきうきとして楽しくなってスキップしながら列車の外に出ようとするといきなり列車が動き出して、外の景色がガケのような場所から戻り始めて驚いたところで目を覚ます。列車には8番の夢の時と同じで最初から最後まで自分1人しか乗っていない。
   
No 0011
 1979年 昭和54年 4月8日 日曜日
 
 全長50メートル、最大幅15メートルの巡視船のような船の艦橋兼操舵室にいるところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。部屋は幅10メートルの奥行き5メートルくらいで、私1人で操船している。前方には青い海原が広がり、結構高い位置に艦橋があることがわかる。左手に陸が見え、夕暮れになり下に降りて休むべくはしごを降りる。はしごは、2つあり左側から降りる、下には機関長と甲板長がいて、2人とも旧日本海軍の白い士官服に制帽で、敬礼を受け、後部へ歩いて行くと、いきなりショックが伝わり、よろけかけると、私の後ろから「暗礁に乗り上げた」と叫び声が聞こえたので、再び艦橋に駆けあがり、私が舵を取り離礁させ、一夜その場で様子をみるが、浸水も無くほっとしたものの、奇岩が立ち並ぶ暗礁だらけのとんでもない海域に迷い込んでいて、後進、微速前進、取舵、面舵といった掛け声が飛び交う中ようやく脱出し左前方に岬が見えたところで、目を覚ます。自分自身は白い士官服で短髪で黒の革靴を履いていて30〜40歳くらいの姿だった。
    
No 0012
 1979年 昭和54年 7月7日 土曜日
 
 1番の夢に出てきた双子の男の子の兄弟と3人で、左側が原野で右側に森の続く緩やかな上がり坂を歩いているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。3人とも5番の夢で男の子のときの私が着ている服と同じ服装で白の長袖のワイシャツに黒の半ズボンに、靴下は白のひざ下までのハイソックスで上のふちにそって青の細い2本の線があり、白のデッキシューズを履いている。3人とも6〜7歳くらいの感じ。空はやや曇っているが暖かく、そよ風が吹いている。100メートル程歩くと幅50メートルにわたり森ではなく、あちこちに点々とすすきや笹が生える斜面になった草原になっている。斜面の上には森に囲まれた建物がある。3人で競走するように斜面を駆け上がる。100メートル程はなだらかで、幅10メートル程岩のゴロゴロしている所があり、その上から傾斜がやや急になって、100メートル程続き、頂上の平地に到着すると。L字型の2階建ての瓦屋根で正面入口が唐破風になっている和風の建物が建っている。2階の窓から若い女性が入りなさいと声をかけてくれる。2人の兄弟は正面入口から入るが、私は正面右側を見て森の斜面に今来た道がカーブして街並みに続いている景色に気をとられ4〜5分その景色を見てから、建物の右側の入口女の人が「ミチルちゃんおいで」と女の子の名前で呼ぶのに不思議に思ってまわりを見ても私しかいなくて、女の人も私を見て声をかけるのでとまどいながら中に入る。女の子の名前のミチルと呼ばれるのは初めてで驚くが、女の人が私をミチルと女の子の名前で呼ぶことに2人の兄弟は不思議に感じていないようである。3人でお菓子をいただき、兄弟は寝てしまうが、私はもう帰りますと、若い女の人に断って正面入口から出て斜面を転がり降りたり、斜面の下を道路と原野越しに見える街並みをながめたりして、岩のゴロゴロしている所に着くと白いひげをはやして着物を着た仙人のような老人が1人で立っている。いきなり「ミチルよ、女の子にしてやろう」と言われて。大きな30センチくらいのホタテ貝が上についた1メートルくらいの杖が空中から現れて、仙人のような老人が両手で杖を私のおちんちんのあたりにあてるとおちんちんがなくなるような感じがして、そのあと頭の上に杖を振りかざすと髪の毛が肩まで長くなり、服が白のフリルが胸と袖口についている長そでになって、赤い膝までの長さのスカートに変わる。靴下も白でくるぶしのところにフリルのような折り返しがあるものになり。靴は女の子が履く赤で足の甲のところが四角く開いている底が平らな運動靴になる。仙人のような老人は、私の肩に赤いケープのようなものをかけていきなり消える。仙人のような老人の姿を探してきょろきょろしているうちに、ものすごくおしっこがしたくなって、いきなりしゃがんで下着を降ろすと、本当におちんちんがなくなって女の子のようになにもない平らな状態になっていて。そこからおしっこが大量に出て、驚いて目を覚ます。
   
No 0013
 1979年 昭和54年 9月9日 日曜日 
 
 夜どこかを歩いているところから夢が始まる。暗いのであるが薄明るく、空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。白の長袖のワイシャツに黒の半ズボンに白のデッキシューズを履いている。いつのまにか明るくなって、気がついたら6番の夢と同じような大きな湖の岸のそばに立っている。突然湖の真ん中からまぶしい光が花火みたく打ちあがり、自分の方に落ちてもうだめと思ってしゃがみこんでしまう。気がついて立ち上がると白の長袖のワイシャツには胸と袖口にフリルがついていて、髪の毛は肩よりも長くなっている。黒の半ズボンは紺の長いスカートに変わっている。靴下は白のひざ下までのハイソックスになっていて上のふちにそって赤の細い2本の線がある。白のデッキシューズは赤に色が変わっていて、かかとが高くなっている。女の子になって驚くけれどもあまり嫌な感じはしない。天気もよくて、なんか楽しくなって湖の岸をスキップして歩き出したところでいきなり空を飛んでいる、女の子の姿のままふわふわ漂う感じで空にうかんでいると、白い雲の大きなかたまりにぶつかって中に入ると学校の図書室のような場所にいる。天井まである大きな本棚が、体育館の広さの部屋の中にたくさん並んでいる。周囲を見回すと誰もいなくてものすごく静かである。部屋の中に誰かいないか探して部屋の中心に大きな白い正方形の机があるのが見えて、そこに近づこうとして目を覚ます。



No 0014
  1979年 昭和54年 10月14日 日曜日
 
 7番の夢の最初の出発点を南ではなく北へバイクに乗って行くところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。100キロメートル程走ると、右手に釣り鐘を伏せたような標高1000メートルくらいの高さの山がある。山を右へゆるやかに回り込むと街が見え、右に未舗装の道が山の方に続いている。ここから7番の夢から続く道路が2車線のまま、両側に段差のある、約2メートル幅の歩道が路側帯側からなだらかなスロープを経て変化する。この変化した地点から1キロメートル程進行方向左手には、歩道の向こう側に柳の並木が続き1キロメートルの所に石の手すりの橋がかかり。対岸まで20メートルくらいしかないが対岸は土手があり、その最上部が橋板の面と同じ高さで道路は下り坂となって街へ続いている。自分の姿は250ccのバイクに上下黒の皮のつなぎに、白いフルフェイスのヘルメットを被っている。黒の革のつなぎは胸に白いVの字のラインが入っている。石橋の手前にフランス大使館の看板があり、その前に狭い舗装された道がある。バイクを石橋の手前10メートルくらいの所の歩道に上げて柳の木の下に置き、2車線の道路を渡る。フランス大使館の前の看板の前の空き地に白のフォルクスワーゲンが1台停めてある。ポケットに鍵が入っていて
白のフォルクスワーゲンのドアの鍵穴に差し込むと開くので、そのままエンジンをかけて2車線の道路に車を出す。車を出して道路わきに停めるとフランス大使館からオードリーヘップバーンとよく似たハーフの美しい女性が出てきてお辞儀をしてくる。「アムランこちらへどうぞ」と手まねきされて、フランス大使館の中に入って応接間で休み。外にでて移動させた車を発進させ、山の手前の未舗装の道を左に曲がり入口から10メートルくらいのところで停めて、車から降りて道を歩くと、途中から緩やかなスロープとなり、両側が50センチ程の高さまでコンクリートで固められた川になり、水も10センチ程の深さで進行方向の前へ流れる。ライダースブーツなので足は濡れないが、道がいきなり川になった地点から100メートル程進むと水の表面は氷が張っていて、氷を砕きながら、50メートル程進んだところで目が覚める。釣り鐘型の山は右側にあり、この山に沿って道は右へ緩やかにカーブしている。
    
No 0015
 1979年 昭和54年 12月30日 日曜日 
 
 8番の夢と同じ近未来的な豪華な内装のサロンカー風の列車の進行方向左側の2人分向かい合わせの4人分の席があり、ここに1人で乗っているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。
 列車の速度はかなり速く、窓の外の景色は流れるようでどんな風景なのかはとらえきれない。突然列車が止まり、エアロックのような出入り口から外に出ると、列車には車輪がなくレールに着地している。3両編成で中心の車両の下から後ろにはレールが続いているが、前方は土砂が崩れてレールが埋まり、前方の山のほうへ登り坂になっていて、途中から両側が高さ10メートルくらいの切り立ったガケにになって、峡谷状になって1キロメートル程奥まで続いて行き止まりになっている。ここまでは8番の夢と同じであるが、行き止まりのところのくぼみに、野球ボールと同じ大きさのラピスラズリの塊ではなくてゴルフボールより少し大きい金塊が落ちている。これを拾って手の平の上で転がしながら考え込んでいると10番の夢と同じように突然足元から眩しい光が現れて、体が浮く感じがしたあと気がつくと列車の中のイスに座っている。ゴルフボール大の金塊がドッヂボール程の大きさになってずっしりと重く隣の座席に置いてから立ちあがって窓ガラスの方を見ると。服が上はブルーのジージャンのままであるが、ジーンズがブルーではあるけれど膝下くらいのスカートになっていて、コンバースのバスケットシューズが黒から赤に変わっている。薄い黒のシャツは色が濃い赤になっている。靴下は白のひざ下までのハイソックスになっていて上のふちにそって赤の細い2本の線がある。髪の毛も6番の湖の夢で女の子になった時のように肩より長くなっている。体がなんとなく軽くなってうきうきとして楽しくなってスキップしながら列車の外に出ようとするといきなり列車が動き出して、外の景色がガケのような場所から戻り始めて驚いたところで目を覚ます。列車には8番と10番の夢の時と同じで最初から最後まで自分1人しか乗っていない。

      

夢日記1980年分  ( 昭和55年 )  中学2年生  
    
No 0016
 1980年 昭和55年 3月3日 月曜日
 
 なだらかで左右に田畑の広がる田園地帯があり、その中の2車線の道路を車を2台連ねて走っているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。10キロメートル程走ると左側が断崖絶壁で、右側も深い切り立った谷になっている場所になる。1キロメートル行くと、現在走行中の道路と並行になるほどのUの字の急カーブがある。Uの字の急カーブをスピードを落として曲がる。Uの字の曲がっている先端部分100メートル程は、落石防止のコンクリート製で谷側に支えの柱がある覆道になっている。履道を出た100メートル程のところに路側帯の線で区切りがされている駐車場のような細長い、広場がある。バスが10台くらい駐車できるだけの広さがある。ここに先頭の赤いポルシェが入っていき停まるので、自分も白のフォルクスワーゲンを赤いポルシェのあとに続けて停める。赤いポルシェからは身長185センチの長身で細身の青年が降りてくる。上下が黒のジーンズで、靴も黒の革のコンバースのバスケットシューズを履いている。シャツは黒無地のTシャツ。サングラスをしていて、くせ毛をかき混ぜながらサングラスを取ると左眼が右目よりやや小さく、三白眼気味で瞳が茶色なので、3番の夢でフォークリフトを操縦し、4番の夢で私の乗った車を運転していた若い男であることがわかる。声優の神山明と同じ声で「そろそろもどろう」と言われるが、しばらくぼーっと景色をみていると「ミチル、おなかに子供がいるのにそんなに風にあたると体によくない」といきなり長身で細見の青年に言われて自分が妊娠している女性になっていることがわかり驚く。あらためて自分の姿を確認すると黒のロングのタートルネックのシャツの上に黒の革ジャンパーを着て、ベルトをシャツの上から締めて、黒のジーパンをはき。黒の皮手袋をはき、黒の革のごついハーフブーツを履いている。胸があり、髪の毛も肩より長くなっていて女になっていることがはっきりわかる。女になっているという自覚が全くなかったのと名前を女のミチルで呼ばれたのもあり、2重に驚いて「えっ」と叫ぶ。長身で細見の青年が苦笑いをして、「あなたは、大事な親友の預かり物でみんなの宝物ですから」と言って私の背中に手を軽く当てて私の白のフォルクスワーゲンの運転席に座らせられてドアもしめてくれる。長身で細見の青年が自分の赤のポルシェに戻ってエンジンをかけはじめたので、慌ててエンジンをかけてハンドルをにぎるとルームミラーに映った自分の顔はけっこう美人な女性になっている。前の赤いポルシェが動き出したので続いて自分も車を動かし、急カーブの履道を出たところで目を覚ます。
    
No 0017
 1980年 昭和55年 4月8日 火曜日
 
 11番の夢と同じ全長50メートル、最大幅15メートルの巡視船のような船の艦橋兼操舵室にいるところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。部屋は幅10メートルの奥行き5メートルくらいで、私1人で操船している。前方には青い海原が広がり、結構高い位置に艦橋があることがわかる。左手に陸が見え、夕暮れになり下に降りて休むべくはしごを降りる。はしごは2つあり、左側から降りる。下には機関長と甲板長がいて、2人とも旧日本海軍の白い士官服に制帽で、敬礼を受け、後部へ歩いて行くと、いきなりショックが伝わり、よろけかけると、私の後ろから「暗礁に乗り上げた」と叫び声が聞こえたので、再び艦橋に駆けあがり、私が舵を取り離礁させ、一夜その場で様子をみるが、浸水も無くほっとしたものの、奇岩が立ち並ぶ暗礁だらけのとんでもない海域に迷い込み、後進、微速前進、取舵、面舵といった掛け声が飛び交う中ようやく脱出し左前方に岬が見えたところまでの経過は11番の夢と同じで、暗礁地帯を出ると朝になり、天気は快晴で、あたりの景色がはっきりしてくる。陸地は海岸沿いに2車線の道路があり陸側が10メートル程のガケで道路は海面から5メートルくらいガケになった部分の上にある。岬の付け根のところでトンネルになっている。岬を回りこむと、水の透明度が非常に澄んでいて水深20〜30メートルの海底の起伏が船からくっきりと見える。岬を回って反対側の付け根部分の岸に近い、水深10メートルから浅瀬まで陸に接近すると広い砂浜の海岸が見えて林がその向こうにあり、トンネルから続く道路が木の間から見え隠れする。砂浜には人影がないが、砂浜の方へ船を向けたところで目が覚める。自分自身は白い士官服で短髪で黒の革靴を履いていて30〜40歳くらいの姿だった。
    
No 0018
 1980年 昭和55年 7月7日 月曜日
 
 軽の小型トラックの助手席に母を乗せて、川にかかった橋を渡ろうとしているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。母の服は5番の夢の茶色のスカーフにグレーのコートで靴は茶色のものを履いている。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。
 川は土手があり、川の流れの両側に小石の川原があり、幅は20メートル程度であるが、水深はありそうである。車の進行方向左側に水位を測定する塔のような施設の塔がある。橋を渡るとT字路で突き当たりは丸屋根の倉庫群になっている。左折すると橋を渡ってきた側、進行方向左手には街並みが見えてその後ろには、300メートルほどの円い感じの山があり、山の右側に太陽があるのがわかる。太陽は端が山にまだかかっている状態である。山の手前に町の建物が低い2階建てばかりなので目立つ形で5階建てのビルの屋上に鉄塔がついている電話局の建物があるのが見える。鉄塔のてっぺんには2つ丸いレーダーがついている。日差しの感じから夕暮れで、山のある方角が西かなと思っているうちに目が覚める。
     
No 0019
 1980年 昭和55年 8月7日 木曜日
 
 1両が長さ20メートルで、幅3メートルで、2人がけの座席が通路をはさんで並び、床から50センチ程の所から天井全体が透明なガラスで出来ている客車の進行方向左側の窓側に座っているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。
 列車は先頭と最後尾の車両が8番の夢の車両と同じ形で、中間の8両は全て天井がガラスでできている車両の合計10両編成である。先頭から5両目の車両の中央に乗っている。先頭車の形状に合わせて客車の天井と壁がガラスのドーム状になっている。連結部分もガラスなので客車部分の8両には自分以外誰も乗っていないのがわかる。列車は草原をかなりの速度で走り、1時間ほど経過すると左手に川が見え出し、反対の右手にも低い丘のようななだらかな山の連なりが見えだす。10分程走ると進行方向に縦長のひょうたん型の大きな湖が見え、湖の上の高架橋を走り、湖のひょうたん型のくびれのあたりで線路はガラスのドームトンネルの中に入り、湖の中に入る。車体が沈むような感じで水面が壁のように上昇し、水中にのびていくガラストンネルの中の単線のレールが見えるが、水中をかなりの速度で走ることに恐怖感を感じた瞬間に目が覚める。高架橋からガラストンネルに入る付近の水面にはたくさんの水草が密集して浮かんでいるのがよく見えた。
    
No 0020
 1980年 昭和55年 10月15日 水曜日
 
 会議室のような部屋にいるところから夢がはじまる。逆光で顔がわからない人物から「芸能界入りおめでとうこれからはR・オラクルとしてがんばってくれたまえ」と言われていきなり場面が5人乗りのエレベーターに1人で乗って、10階から1階へ降りるところに変わる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は、黒の本体部分が少し小さめのキャスケット帽で、ひさしの右側にのみ直径3センチくらいの丸い金属プレートがついていて正七角形か彫刻されている帽子を被り。16番の夢と同じ黒のロングのタートルネックのシャツの上に黒の革ジャンパーを着て、ベルトをシャツの上から締めて、黒のジーパンをはき。黒の皮手袋をはき、手触りがパンストの黒のソックスをはき黒の革のごついハーフブーツを履いている。
 エレベーターのドアが開くと正方形のレンガタイルが敷き詰められた歩道がすぐある。歩道の段差の向こうは2車線の道路になっている。エレベーターは十字路のすぐ角の建物で、この建物だけが10階建てで、まわりの建物は全て5階建てであった。エレベーターを降りて左側へ歩くと、道路を挟んだ向かい側のビルとビルの隣り合う部分の隙間の前に赤のポルシェがオープンカーになっていて停まっている。よく見ていると3番の夢の若い男が今回は上下ともブラックのジーンズに黒のシャツに黒の革のコンバースのバスケットシューズ姿で降りて車の進行方向とは逆の自分と同じ方向に歩いて行く。左ハンドルなので左側の歩道に直接降りたので私には気がつかないので、後を追いかけて声をかけようとする。降りてすぐの十字路を右に曲がり、角のビルの入口に入っていく。街灯が10メートルおきに立っていて、釣り鐘草をあしらったデザインのおしゃれなものである。
このビルの入口は5段の階段を上がったところに駅のプラットホームのような感じで壇になっていて壁にエレベーターの入口が、私が出てきたビルのように道路に面してすぐある。エレベーターの向かって右側には青いロッカーのような大きな郵便受けが4段4列ある。エレベーターが開いて3番の夢の若い男が乗り込んだ後に続いて慌てて駆け込むと3番の夢の若い男が「おやっその帽子を被っているという事はR・オラクルとしてデビューしたんだ、がんばれよ」と言ってくしゃっという感じで頭をなでてくれる。なんかこれが一番安心してほっとしだ所で目が覚める。
      
No 0021
 1980年昭和55年 12月21日 日曜日 
 
 夕方どこか広い原野の中の一本道を歩いているところから夢が始まる。まだ薄明るく、空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は、最初は白の長袖のワイシャツに黒の半ズボンに白のデッキシューズ。靴下は白のひざ下までのハイソックスで上のふちにそって青の細い2本の線がある。いきなり薄明るかったのが暗くなり月が出てまた薄明るくなると自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒色のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。
 突然足元から眩しい光が現れて、体が浮く感じがしたあと気がつくと朝になっていて。服が上はブルーのジージャンのままであるがジーンズがブルーではあるけれど膝下くらいのスカートになっていて、コンバースのバスケットシューズがブルーから赤に変わっている。薄い黒色のシャツは色が濃い赤になっている。靴下は白のひざ下までのハイソックスになっていて上のふちにそって赤の細い2本の線がある。髪の毛も6番の夢の時のように肩より長くなっている。体がなんとなく軽くなってうきうきとして楽しくなってスキップしながら歩きだすと空から何か降ってきて思わず腕で受け止める。見るとドッジボールくらいの金塊だったので相当重くて地面に置こうとすると体の中に入っておなかが光って眩しくて目を閉じる。恐る恐る目を開けると宇宙空間にいて、自分の姿は16番の夢と同じ黒のロングのタートルネックのシャツの上に黒の革ジャンパーを着て、ベルトをシャツの上から締めて、黒のジーパンをはき。黒の皮手袋をはき、黒の革のごついハーフブーツを履いている。胸があり、髪の毛も肩より長くなっていて女になっていることがはっきりわかる。
 お腹のなかで、何か心臓とは別にドクンと動く感じがして16番の夢で3番の夢に出てくる若い男に言われても実感がなかったのであるが、本当に妊娠した実感がして驚いて目を覚ます。

 

夢日記1981年分  ( 昭和56年 )  中学3年生  
    
No 0022
 1981年 昭和56年 3月27日 金曜日
 
 薄暗い中世イタリア風のゴシック建築の建物が並ぶ、石畳の街を黒の2頭立ての馬車に乗って移動しているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。空は霧がかかって薄暗い。馬車には、私を入れて5人乗っている。ときおりシルクハットを被った御者が馬にムチを入れているのを馬車の壁を透過して見える。御者は横顔から3番の夢の若い男である。5人とも黒のタキシードに白い手袋をはいている。馬車の中では小声で、これから赤目伯爵という人物を救出に行くということで打ち合わせをしている。7番の夢のひげくまさん、額にほくろがあり長髪で身長180センチの細身のアーサーと自己紹介してくれた人物、赤目伯爵の弟、伯爵の幼なじみで親友という目が大きく人のよさそうな若い身長190センチの人物と屋敷の図面を確認する。馬車は坂をあがり十字路を左に曲がって停まる。停まったところが赤目伯爵の館で、5人がいっせいに重厚な造りの木の2枚ドアを打ち破り、噴水の絵が5枚飾られている玄関ホールになだれこみ、コの字型に配置された階段を2階フロアまで一気に駆け上がり、各方向へ散る。私は2階から吹抜になって巨大なシャンデリアが下がる、玄関ホールを見下ろせる所の幅の広い廊下を奥へ駆け込み。進行方向左側の広間を続けて3部屋両開きのドアを開け放ち中を見る。どの部屋も噴水の絵があり、明かりはついているが誰もいない。肖像画や風景画がたくさん掛る廊下を進むと左手には広間くらいの吹抜の空間があり、進行方向右手の奥には階段が見える。階段の手前の吹抜に面した廊下を挟んだ進行方向右手。左手の3つめの広間に近い位置に黒い両開きの重厚なドアがあるのが気になり、開けると、奥行き3メートルくらいの小部屋があり、さらにやや小ぶりの両開きのドアがある。勢い良く開けると、そこだけ宇宙空間のような空間に台座があって。薄青い光が2段の台座を照らしていて、そこには髪の毛が六角柱の水晶のクラスターで口にはとがった水晶の牙が4本生えていて、目はルビーのように赤く光、首は極端に細く、下部がラッパのように広がっている世にも無気味なブロンズ像が安置されている。一瞬ゾッとするが、廊下をバタバタ走る音で我に返り、この部屋から飛び出すと、目の前の廊下を影だけが足音を立てながら通り過ぎていく。とっさに影の後を追うと、奥に見えていた階段を降りて行くので、そのまま後をつけていく。
 影が2階と1階の中間の踊場のタペストリーが掛る壁でとまって何かゆらゆらと動くといきなりタペストリーが消えてポカッっと壁に長方形の穴が開き、影がすいこまれていくので、自分も穴に入っていくとごつごつした石の壁に囲まれた木製の階段が現れ、4階分下に続いていて。一番下に降りて1番下の階段の踏み板が外れているので二段目と三段目の踏み板を動かしてみると、二枚とも右側を軸にして90度回転する形ではずれると、さらに緩やかなスロープが奥に続いていて、そのまま進むと、薄暗く荒削りの石壁で天井も加工されていない丸太が並べられているのが見える小部屋に行き着く。この部屋に入って、先ほどの影が目の大きい長身の伯爵の親友と自称した人物であることに気がつく。この小部屋には大きなアンティークの地球儀とランプがあり、その影から救出しに来た目的の赤目伯爵が現れる。このとき残りの3人もこの部屋に合流して。赤目伯爵の無事を喜ぶ。このあと1階の暖炉と巨大な噴水の絵のある大広間に全員が移動して、コーヒーや紅茶を飲みながら談笑がはじまる。私がみた宇宙空間のような部屋にあったブロンズ像はアーサーが叩き壊したと報告する。赤目伯爵はその名前の通り瞳が赤であり、弟も良く見ると赤である。この兄弟は1番と9番に出てくる兄弟で、赤い目のブロンズ像の呪いで先祖代々瞳が赤くなってしまうと言う。このとき12歳で伯爵家の相続のごたごたで閉じ込められたと言う。
 私に「アムランのおかげで自分本来の地位にもどれます」と感謝してくれるが、そのとき私はなんとなく心にひっかかるものがあり、釈然としない気持ちがある。どうも赤目伯爵の目の大きい長身の親友は人のよさそうなふりをして彼が1番の騒動の原因なのではないかと怪しんでいるうちに目が覚めてしまう。
    
No 0023
 1981年 昭和56年 3月30日 月曜日
 
 14番の夢の柳並木を石橋を背にしてフランス大使館の方へ歩いているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒色のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。
 私の後ろから羽の生えた少年が飛んできて、前から歩いてくる髪のやや長い、身長175センチくらいの私と同じくらいの歳の男の子に空中でぶつかり、よろけながら飛び去って行く。前から来た男の子が興奮したように
 「今の見ましたかあ」
 「うん…見た」
 「天使っているんだね」という会話を交わし。
 「僕、ユウ君と言うんだけど、あなたは、アムランさんですよね、友達になってください」といきなり握手されたのと呼ばれ慣れていないアムランという呼び名にとまどう。天使はやや丸顔で、黄色のシャツにブルーの半ズボンをはいて、白のソックスに白と黒のラインの入ったズック靴のようなものを履いている。身長は120センチくらい。ユウ君は身長175センチくらいで、白いTシャツにグリーンのポロシャツを重ね着して、ブルーのジーンズをはいている。靴はわからない。髪はやや長めで前髪が2本たれているのが特徴的で、ぱっちりとした二重で、丸顔とはいかないがやや曲線的な顔立ち。髪の毛はサラサラで少し茶味がかった黒。声は張りのあるソプラノに近い美しい声である。しばらくユウ君と会話して意気投合したところで目を覚ます。
     
No 0024
 1981年 昭和56年 4月3日 金曜日
 
 放送局のスタジオの調整室のような部屋に私と23番の夢のユウ君ともう1人身長150センチくらいの小柄で長髪のキツイが美しい顔立ちの男の子がいるところから夢が始まる。3人とも肩の所に軍隊の階級章のようなものがついたブルーのYシャツに、紺のネクタイをしめて、黒のスキーとスケートのウェアのような厚地の材質のズボンをはいている。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。
 靴は私が16番の夢で履いていたのと同じ黒の革のごついハーフブーツである。部屋の中央に大きなスクリーンがあり、その左右にテレビモニターが何台か設置され、小さ目のコンソールデスクが左右のモニターの前にそれぞれあり。さらに後ろに長い大きなコンソールデスクがあり。このデスクの中央が小柄な男の子の席で、彼の左側に私の席があり、彼の右側にユウ君の席がある。部屋の左側の隅で3人で見知らぬ新聞記者風のジャンパーを着てグレーのスラックスをはいた人物に写真撮影されているところで目が覚める。小柄で長髪の男の子は前からみるとマッシュルームというか三角形に見えるヘアスタイルで、耳が大きく切れ長の目をしている。150センチと小柄であるが、気品ある大人びた雰囲気を持っている。男だけれども美しいと言う形容詞が良く似合う人物。声は低からず高からず重厚な声だった。
     
No 0025
 1981年 昭和56年 4月21日 火曜日
 
 夢を見ていると自覚した瞬間に周囲を見回すと、ますむらひろし氏の漫画のアタゴオルシリーズの森に生えているような植物ばかりが生えている事に気が付く。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒色のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。
 この森の奥には丸太小屋があり、中に入ると、畳2畳くらいの大きな木の机があり、フラスコやビーカーやアルコールランプなどの実験器具と計算機がおいてあり、7番の夢のふくろうくんも机の上にいる。7番の夢に出てきたひげくまさん、2番の夢の胸にAYのイニシャルかデザインの服の美少女1人と、3番の夢の若い男と22番の夢に出てきたアーサーがいる。この3番の夢の若い男とアーサーは兄弟であるとアーサー本人が教えてくれる。アーサーの方が兄より背がやや低くて額にほくろがある以外は2人ともそっくりである。ただし、兄と違って弟の目の大きさは同じ。ちなみにアーサーというのは愛称であって本名ではないとも笑いながら教えてくれる。アーサー兄弟と話をしたあと、丸太小屋の中で私とふくろうくんも入れて5人と1羽でフラスコやビーカーやアルコールランプを使い、計算機で数式を計算しながら何かの実験をしている。突然地震が起きて、丸太小屋は無事だが、室内がめちゃくちゃになってしまったので全員で後片付けをして、ゴミを処理しに外に出ると、ウサギくらいの大きさのネズミとニワトリのようなダチョウのような動物がたくさん丸太小屋の前の道の脇にかたまっているのを見て驚く。
 ここで場面が変わり、服も黒の学生服の上下に変わる。現実のK中学校の職員室前の廊下で美術のT先生と会話して、3年生の自分の教室に戻る。自分の席は現実の教室の席とは場所が違って、窓際の前から2番目にあり、昼になったので弁当を食べていると、担任のH先生が転校生を紹介すると言うので、全員食べるのをやめて先生の方に集中する。黒板には佐藤俊一とH先生は書いたが、入ってきた学生服の生徒の名札には今野浩之と書いてあるのでクラスの全員が不思議そうに首をひねる。転校生の顔は23番の夢のユウ君と同じであるがユウ君よりも背が高く185センチあるのとヘアスタイルが違う。担任のH先生が出て行ってしまうと、昼でまだ放課後でもなく掃除する必要も無いのに、SSとTMが転校生に対してイジメをはじめる。まだ汚れてもいない新品の黒板消しをクリーナーにかけてこいとか、ゴミ棄てを強要しだすので、見かねて「転校生イジメするんじゃねーよ」と助けに入り、教室の黒板の廊下側の下にあるクリーナーに黒板消しをかけていた今野浩之から黒板消しを私がひったくって黒板のチョークなどを置くでっぱりにもどす。あっけにとられるSSとTMを黒板の前に置き去りにして、図体はでかいが気は弱いらしい、今野浩之の手をひっぱって教室からでて図書室に行って二人で話しをして意気投合する。
 ここでまた場面が変わり、ボロの柏丘中学ではなく、どこかの予備校か塾のような新築の設備の整ったきれいな教室の1番前の席に座っている。服は黒の学生服のままである。教室には2本の白い線の入ったセーラー服の女の子と学生服の男の子が約30人くらい男女半々でいるが、全員見知らぬ顔である。5分程してひげくまさんが教師として茶色のスーツに白いYシャツに水玉模様の入ったネクタイ姿で入ってくる。そして「転校生を紹介するから前を向くように」と言って廊下にいた転校生を招きいれると、こちらはまちがいなく23番の夢のユウ君で、いきなり「アムラン、また、会ったねえ」と言われていきなり抱きつかれて、クラス中の注目を浴びて驚いた所で目が覚める。
    
No 0026
 1981年 昭和56年 7月20日 月曜日
 
 2車線の道路を中心に両側の歩道の上にアーケードのついた商店街を歩いているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は1番の夢と同じ濃いブルーのジージャンとジーンズの上下を着て、ジージャンの下は薄い黒色のシャツを着ている。靴はブルーのコンバースのバスケットシューズを履いている。髪の毛がおかっぱでやや長い。
 夜なので誰も歩いていない、100メートル程行くと店がなくなり、道路だけが土手のような所の上にあるような場所になる。さらに歩き続けると舗装もなくなり、石が二列になって鉄道の線路のように並んで続くようになる。1時間ほど歩き続け、石がなくなり、ただの砂利道のある土手になったところで夜が明けて朝になって太陽を見た瞬間に目が覚める。
     
No 0027
 1981年 昭和56年 10月21日 水曜日
 
 夜に雪で路面が凍結した大きなビルが並ぶ街を進行方向正面に見える駅に向かって走っているところから夢が始まる。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。駅の前には曲面のある横に長いスロープがありスロープの隣に3段の階段もある。5番の夢と同じく母に手をひかれているが、今回は父もいる。父は自分と同じくらいの年齢の肩よりも長い髪の女の子の手を引いている。服は母は5番の夢と同じく茶色のスカーフにグレーのコートで、今回は靴を履いている。私の服は5番の夢と同じく白の長袖のワイシャツに黒の半ズボンに靴下は白のひざ下までのハイソックスで上のふちにそって青の細い2本の線がある。白のデッキシューズであるが、上に紺のやや長いコートを着ていることが違う。女の子は5番の夢の自分である女の子が着ていた服と同じく白の長袖のワイシャツには胸と袖口にフリルがついていて、紺の長いスカートに靴下は白のひざ下までのハイソックスになっていて、上のふちにそって赤の細い2本の線がある。赤のデッキシューズを履いているが、上に紺のやや長いコートを私同様に着ている。紺のコートは女の子のコートが腰のまわりを細くしめるベルトがついている。全員2つボストンバックを持っているので合計8個の鞄がある。恐怖感や不安感はないけれども、何かに追われるように白い駅舎の前のスロープをあがり、改札口をくぐり、すぐのホームに停車していた、8番の夢と同じ形で7両編成の列車に乗るとすぐに列車は発車する。雪の積もった草原に木がまばらに生えている景色が列車の窓に広がる。席は進行方向左側で、窓側に母と女の子が座り。私が母の隣で、父は列車が10分くらい走ってから席にやって来る。このとき不思議なことに気づく、自分と同じくらいの年齢の髪の長い女の子であるが、こちらも自分自身というか分身なのか、精神というか自分自身の心はひとつしかないのに体がふたつあって同時に動かしている。男の子の体も女の子の体も自由に自分の意思で動かせてお互いの姿を見ることができるというかなり複雑な視点がある。二つの体を使ってあたりを見ると客は私達4人だけしかいない。じゃまなので、通路を挟んで反対側の席に全員の荷物をまとめて置いて整理する。自分は二つの体を使って荷物を移動したり整理するので、かなり楽というか不思議な感じがする。意識を女の子の体に移したり男の子の体に移したりするのがけっこう面白い。荷物の整理が済んで元の席に男の子と女の子の体をもどした所で目が覚める。
    
No 0028
 1981年 昭和56年 11月22日 日曜日
 
 27番の夢の駅の前に立っているのに気がついたところから夢が始まる。周りを見て駅に向かって右手にバスターミナルがあることに気がつく。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。
 バスターミナルの前には巨大なビルを2つつなげた感じの双子型の横幅が相当あるビルが建っている。双子型のビルの隣の駅舎と正対するように建つビルも巨大で、一つの区画をまるまる使って建てられている上に20階建て。バスターミナルにバスが一台入ってくると母が降りてきたので、母と双子型のビルに入りエレベーターで最上階の20階のレストランで食事をする。27番の夢と同じく男の子と女の子の二つの体を一人で動かす。母と男の子と女の子の自分達の服装は27番の夢と全く同じ。食事が終わってレストランを出てエレベーターで下に降りるとき母が少し震えているので両側から男の子の体と女の子の体を同時に使って母の両手を軽くにぎって安心させる。このビルは双子型のビルであるが、駅舎側とバスターミナル側の2つのビルの間の部分も狭いわけではないのでかなりの大きさのビルで、エレベーターは2つのビルそれぞれにあり、2つのビルの間の部分にはエレベーターはない作りになっている。レストランには駅舎側のエレベーターを使って上がり、降りるときは、バスターミナル側のエレベーターを使って降りる。エレベーターは建物の中心部分にあるが、光の入るガラス張りのホールに面しているのと。扉が透明なガラスのようなものでできているので外の景色が展望エレベーターのように見える。双子型ビルの1階のビルとビルとの間の部分は通り抜けの空間になっている。1階に降りて通り抜けの部分を駅側に母と出た所で目が覚める。
     
No 0029
 1981年 昭和56年 12月23日 水曜日
 
 27番と28番の夢の続きの夢であると夢を見始めた時点で気が付く。空から自分自身を見る視点が、歩いている景色を見る視点とは別にある。自分の姿は、20番の夢と同じ黒の本体部分が少し小さめのキャスケット帽で、ひさしの右側にのみ直径3センチくらいの丸い金属プレートがついていて正七角形か彫刻されている帽子を被り。16番の夢と同じ黒のロングのタートルネックのシャツの上に黒の革ジャンパーを着て、ベルトをシャツの上から締めて、黒のジーパンをはき。黒の皮手袋をはき、手触りがパンストの黒のソックスをはき黒の革のごついハーフブーツを履いている。
 27番の駅が見える直線の道路のビルが立ち並ぶ地点に白のフォルクスワーゲンに乗ってゆっくり駅の方へ走っている。街灯が明るくついていて、まだ夜で、道路には薄く雪が積もっているが凍っているためにズズズッという音と振動がする。21番の駅の前にある巨大な20階建てのビルの前に車を止めて、降りてそのまま歩いて28番の双子型の巨大ビルの入口に入ると壁に「R・オラクルデビューライブと書かれた大きなポスターが貼られていて、今着ている服を着て帽子を被った自分がマイクを持って歌っている写真がデカデカと目立ち、「ギャー恥ずかしい」と思ったのと駅前だけど人通りは全くなくてよかったと思ってしゃがみこんだところで目が覚める。
  

     

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