公共管理論T−C
第4回 4月28日
★★★ 5月12日は、都合により休講します。 ★★★
C組織動態──決定と情報システム
1.情報コストと歪曲
・情報ルートの伝達コスト
・命令と服従
・組織人の類型
・情報の歪曲と組織的決定
2.裁量と管理コスト
・組織統制と管理コスト
・ラインとスタッフ
・裁量とモニタリング・コスト
・プリンシパル・エージェンシー理論
3.トップ・マネジメント
・管理者の役割
・POSDCORB
・外交と内政
・モニタリングと職員のモラール
【練習問題】
1. ピラミッド型組織と「セクショナリズム」(縦割構造)の関係は?
2. PT方式や委員会方式の利点と欠点は?
3. IT化の効果と限界は?
4. 優秀で意欲もあるが、上司の指示に従わない部下はどう扱うべきか?
5. 部下からの報告が実際と違っていた。このような現象はなぜ起こるか?
6. ある組織のラインと監察部門は仲がよい。この組織の問題は何か?
<参考文献>
@ Public Administration, Chap. 1
A Simon & March, Organizations, Ch.6
B クリストファー・フッド著『行政活動の理論』岩波書店(2000年) 第1章
C 森田朗「システムとしての政治行政組織」[岩波講座・社会科学の方法 ]]
『社会システムと自己組織性』岩波書店(1994年1月)
D マックス・ウェーバー「支配の社会学」
E O.E.ウィリアムソン『市場と企業組織』(浅沼萬里・岩崎晃訳)日本評論社(2000年)
F P.ミルグロム=J.ロバーツ『組織の経済学』16章(奥野正寛他訳)NTT出版、(1997年)
−以上−