第７回　１０月２７日　

●　1-3　行政改革の理論

　　授業中示さなかった参考文献を挙げておく。

　邦語では、
　　�@大住荘四郎『ニュー・パブリック・マネジメント──理念・ビジョン・戦略』1999、日本評論社
　　�A稲継裕昭「パブリックセクターの変容」『分権と自治のデザイン』（森田朗編、有斐閣、2003）所収

　英文では、少々古いが
　　�@Dunleavy, P. and C. Hood, "From Old Public Administration to New Public Management", Public Money & Managemnet, 14 (3):9-16, 1994
　　�AC. Hood, "A Public Management for All Seasons?", Public Administration, 69(Spring) , 1991

�U　統治構造と政府間関係

　　２−１　政府体系の構造

●　「政府」の概念と「ガバメント」「ガバナンス」の概念

●　政府体系
　　　　�@　国家　vs　国家　　国際関係
　　　　�A　政府　vs　民間　　官民関係　or　公私関係
　　　　�B　中央　vs　地方　　政府間関係
　　　　�C　立法　ｖｓ　行政　ｖｓ　司法　　　「三権分立」
　　　　�D　省　vs　省　　　　　省間関係　

＜以下次回１０月３１日＞

　　２−２　議会と行政府

●　権力分立の考え方──大統領制と議院内閣制

●　アメリカ合衆国モデルとイギリス・ウエストミンスター・モデル

　　　　権力の分立と議会の優位をどう考えるか？
　　　　民主的正統性と国会意思の形成

●　「政治」と「行政」の間に存在する「執政」部門の重要性

　　　　単純な二分論の限界──政治的任命職の現代行政国家における役割

●　日本の議院内閣制

　　　　議院内閣制でありながら三権分立が強調される理由
　　　　明治憲法体制との連続と分断

　　　日本の内閣制度のもつ特質と問題については、第�V章で

＜文献＞

●　森田　『現代の行政』　第５章

●　西尾　『行政学』　第５章

●　山口二郎　『イギリスの政治　日本の政治』　筑摩書房、1998


授業・演習

2003年度行政学