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そうだったのか!


2月21日


 このところの疲れやだるさ、慣れない環境のせいかと思ってた。貧血気味だからなぁなんて。
で、昨日、血液検査の結果を聞いてガビーン!! 。貧血気味どころじゃない、「ど」が付くぐらい貧血だったのだ。これじゃあしんどいわけだよ。でもえらく突然ダウンしたもんだ。こと貧血に関してだけ言うと、どうも昨年の転院以来安定しない。
 通常ならここで増血剤を1.5倍にして様子見るんだけど、今回は事情が事情なだけに、倍増して一気に赤血球を増やす作戦。でも効果が出始めるのは少なくとも来週だろうから、しばらくはこの重〜い体にむち打って歩くしかなさそう。

 とはいうものの、今朝の歩きは昨日ほどにはきつくなかった。ティンクルも私に合わせてゆっくり歩いてくれたし。

 いつものコース。帰ってくる途中の横断歩道に着て、信号が変わるのを待っていたとき、何やら巨大な車両が前を横切った。ずいぶんでっかい。かなり私たちの目の前に迫ってきてる。いくら何でも私たちは歩道にいるんだから、ここまで乗り込んではこないだろう、なんてことを考えていたら、ティンクルが一歩後ずさり、もう一歩、さらにタタタッと下がった。 後ろから付いてきていた指導員さんに、犬の頭を撫でてよ〜く誉めてあげてと言われた。
 そうなのか!これもたんに怖いからじゃなく、危険回避の仕事としてやってるんだね!こんなことで相棒を誉めてやったことが今まであっただろうか。 ノエルだってこんなこと何度もしてくれてたのだ。でもたぶん私は、何も声をかけなかったか、「ノエちゃんは恐がりねぇ」なんて言って笑っていたんだろうな。
 この子に出会って、再び一からスタートして、こういう気づきがたくさんある。ノエルに申し訳なかったなと思うこともあれこれ。
心を敏感にして、この子が最大限に力を発揮できるようにしてあげたい。


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