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動物病院へ


3月7日


 午前中、早くも吉祥寺コースのテスト。雑踏の中とはいえ、大して距離もなければ複雑でもない。やや難しいポイントが一箇所あって、それとなく切り抜けたが、しっかり後で「もっとはっきり支持を出したほうがよかった」と指摘されてしまった。
 アーケードの脇で工事をしていたおじさんが
 「気をつけてどうぞ!」
なんて声をかけてくれた。何でもない行きずりの人に声かけられるのが、ひどく新鮮に感じられる。普段の生活ではあたりまえなんだけどね。
 アイメイト協会に戻り昼食を済ませてから、この協会の犬たちを見てくださっている獣医さんのところへ出かけた。とはいうものの、病院があるのは横浜。だいぶ距離がある。
 担当指導員の運転するワゴンに3人と3頭乗り込み出発。
 前回も同じ経験をしてるんだけど、あのときは、あんまりしゃべるのが得意でない指導員と、マイペースで寝てばかりいるクラスメートのおじさんと3人で行ったから、正直横浜までが果てしない距離に思えた。今回は、訓練生は3人そろってしゃべりまくる女の集団。若い女性の指導員さんを巻き込んであれやこれやと話が尽きない。これがおなじとこ?ってぐらいの速さで到着。
 動物病院で、まずは犬たちの健康チェック。
 ティンクルはしっかりとした足取りで診察室に入り、台に乗せられてもシャンと立ってる。うわー、なんて偉いんだろう!っていうかこれが普通なのかも知れないが、ノエルしか知らない私には奇跡みたい。ノエルの場合、診察室の入り口ですでに腰抜かしてたし、台の上でも体ぐにゃぐにゃで全く力はいんなかったもんね。ましてや立たせておくのは至難の業。ところがこの子は、台の上で緊張はしていたけど、自力で立ってたし、手を軽く添えてるだけで身動きもしなかった。さすがに台から卸したらほっとしたようで少しはしゃいだけど。
 健康チェックの後、先生から犬の体や病気についての話し。クラスメートの一人は横浜から来てるので、先生と地元の話ししちゃったりして、なんだか楽しそう。
 そうしてまた来るときと同じようにぺちゃくちゃしゃべりながら帰ってきた。すっかりドライブ気分でなかなか楽しかった私たち。指導員さんはさぞ疲れただろうなぁ。往復2時間余りの運転に、手のかかる、やかましい3人組の相手

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