五十田安希のページへようこそ
デンマーク国王だったハムレットの父が急死した。
父王の死後、王位は叔父が継ぎ、母はその叔父とわずか二ヶ月で再婚してしまった。ハムレットは母の、女性の弱さを嘆き悩む。
真夜中の城壁で、ハムレットは父王の亡霊から、叔父に毒殺されたと告げられ
復讐を誓う。
しかしどうすれば良いのか思い悩む。
「生か死か・・・それが問題だ」
ハムレットは復讐の思いを悟られぬように狂人を装い、
旅役者に王殺しの芝居を演じさせて叔父の反応を窺い、
ついに亡霊のことばが真実であることをつきとめる。
一方恋人オフィーリアは、ハムレットの狂気に胸を痛める。
しかも彼女の父がハムレットに殺されてしまう。
国王はハムレットを殺害しようと、イギリスヘ出航させるが、
彼は謀略から逃れて帰国する。
そこでは、悲嘆の末に命を落としたオフィーリアの葬儀が行われていた。
彼女の兄レアティーズは、ハムレットヘの怒りに燃え、国王はそれを利用する。
物語は悲劇の最終幕としての決闘のシーンへなだれ込む。
W.シェイクスピアの四大悲劇「ハムレット」ですが、
ハムレットはなにゆえ「生か死か・・・それが問題だ」と深く悩むのか。
シェイクスピアの原作を三島由紀夫著「ハムレット」が補った物語版の
「語りかけるハムレット」です。
ひとり芝居の五十田安希が語り・演じます。