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栗林みな実 6thアルバム「miracle fruit」発売

2011年3月9日、栗林みな実さんの6枚目のアルバムとなる
「miracle fruit」が発売されました。
収録曲全曲自作曲のこのアルバムは今年10周年を迎えるみな実さんの
いろんな思いがこの一枚に詰まっているのをひしひしと感じます。
また、よい意味でみな実さんが好き勝手に作ってみた一枚だと感じています。
少し、私が聴いてみて抱いた印象、感想を書かせていただきます。

secret momentは
歌詞のつくりから、普段のみな実さんとは違った印象を受ける。
ところどころに、英単語をいれてインパクトを出す曲は、
90年代のアニメソングを彷彿とする。
それでいて、間奏の飯塚さんのギターソロは
これまでのみな実さんの楽曲の流れを着実に継承した
シッカリした曲に仕上がっていると思いました。

氷の結晶
私が最初に聴いた時、感じさせられたのは
デビュー数年の頃のみな実さんの曲を懐かしく感じさせてくれる曲だなぁ、と
いう印象でした。なぜそう感じたのか、ハッキリと言えることはないのですが、
曲の入り、間奏、歌い上げ方がそう感じさせるのでしょうかね。
あと、ストリングスと一体になっているのを非常に感じる曲です。


みな実さんのアルバム、大体4曲目あたりにはリズム感のよい曲が入ってくることが
わりと多いのですが、one dropはこれまたテンポよくはいっていく、強い曲ですね。
それでいて、2番にはいるときに、ささやくように入っていく、
みな実さんの曲には多く見られるこれも、
サビのリズム感をより一層強く引き立ててくれるのがうれしいです。

5曲目にはまた印象的な曲が入ってますよね。
stage、これを私が聴いた時に曲に抱いたのは、
洋楽的なセンスが盛り込まれていた90年代後半のJ-POPのような入りが印象。
入ってみれば、いつものみな実さんのアンニュイな曲調がまた染み入るようですが、
みな実さんの高低自在のキーをうまく取り込んで、
とっても印象的な曲じゃないかと思います。

Luminous Beatはみな実さんの曲のなかでも
かなりスピード感を感じる曲。
サイリウムにあうような曲とおっしゃってると伺いましたが、
それ以上にダンサブルでまさにビートを打ち込むような曲は
思わず聞き入ってしまうのではないでしょうかね。
あとね、この曲も間奏のギターがとってもいいんですが
そこからさらにスピーディーに展開していって、
聴き終わってみればあっという間に感じる一曲です。

虹色の永遠
ラジオをやっていた頃の思いを入れた曲とのことですが、
感謝の気持ちを曲にした、という曲ですが
ただのありがとうってだけの感情じゃない、
きっといろんなことを伝えたいんじゃないかってのがひしひしと伝わってくる
メッセージ性の高い曲に感じちゃいますね。
それはきっとラジオに限らず、これまでの10年を曲にあらわしたものが
この曲なんじゃないかと思います。
ただ、言えるのはこの曲を聴いていると、
自分の思い出を一つ一つ掘り起こされていくような、
そんな一曲です。

また、これまでのシングルで出したCDのカップリング曲として
収録していた曲も今回は収録されていますね。
それが「静寂の腕輪」と「空のこたえ」
これはとにかく、曲順がずるいですよね。
どちらも本当に綺麗な曲で、シングルのときはそれぞれの表曲との
対比が面白い曲でしたが、今回はアルバムの中でそれを発揮していて
聴いているだけでこのタイミングはズルい!って思ってしまいますね。

Beautiful Blaze
これはブシロードのChaosTCGのテーマソングとして
作られた曲だが、ここにもみな実さんらしさがたっぷり詰めこめられていますね。
初めて聴かせて頂いたのは、イベントでではありましたが、
ノンストップに刻む曲、聴いてるほうを振り落とすようなスピード感、
栗林みな実×バトル の答えがここにあるかと思います。

そして、planet earth。
これが最後の最後で、まるで語りかけるようでいて、
その中には確かに強く焦がれるような思いを感じる、
ただただ聴いているだけで引き込まれてしまうような
魅力をもった曲になっていると思います。

最後に感想を述べさせていただくのは、このアルバムのタイトル曲にもなっている
miracle fruit。
アルバムのオープニング曲にふさわしい、なにかが始まるのを感じさせる曲です。
それでいて、まるで振り返るように、時として語りかけるように歌われる曲と、
コーラスとの親和性に惹かれていってしまうのです。
聴き終わってみると、これほど濃密な曲はないんじゃないかと思います。
これがきっとみな実さんの10年目の出発なんじゃないかと感じますね。


すべての曲は、アニメソング、ゲームソングという枠にとらわれず、
栗林みな実というアーティストをめいいっぱいに広げた曲達だと思います。
ゲームから入ったファン、アニメから入ったファン、
ラジオから入ったファン、ライブから入ったファン、
これまで支えてきたファン、これからファンになるかもしれない人たち、
さまざまな人たちがいると思いますが、きっとどの人にも響くものがある
アルバムに仕上がっていると思います。
そして、それぞれみんな違った捉え方をするかもしれないのもこのアルバムの
面白いところだと思います。
どうか聴いてみて、自分の中の栗林みな実というものを
感じ取ってほしい、そんなアルバムです。
10周年を迎えて、ますますの発展を願うばかりです。


文責:AHOGEMANIAX管理人 あほげのKOJI




水蓮.html(水橋かおりファンサイト) http://www5f.biglobe.ne.jp/~ahogemaniax/mizuhasu.html



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