駄話・21年12月分

21`12/25(土) -21:16-

先日、
XboxHALO」及び「HALO2」をクリアしました。

1作目と2のセット

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簡単な内容説明

ファーストパーソンシューティングゲーム(FPS)、そしてXboxの代名詞である、「HALO」の1作目と2作目。

宇宙に進出し生活圏を広げていた人類は、ついに他星の知的生命体と遭遇。
彼らコブナントは、宗教観の違いから一方的に宣戦布告を行い、攻撃を仕掛けて来た。
高度な文明に裏打ちされた軍事力に、追い込まれる人類であったが、起死回生を狙い対コブナントの特殊部隊を生み出す。
その特殊部隊SPARTAN(スパルタン)も、当初はコブナントに対し効果を発揮したが、少数の特殊部隊によって戦況が変わる事は無く、ついにはスパルタン-U、通称マスターチーフが最後の1人となっていた。

コブナントを地球に近付けない為に、スパルタンを囮としてワープを敢行した戦艦オータム。
その先に待ち受けていたのは、巨大なリング状惑星であった。
コブナントの追撃を受けるオータムから、オータムのAIであるコルタナを退避させ、共に脱出したマスターチーフはその謎の惑星へと不時着する。
一体、この惑星は何なのか。
マスターチーフは、コブナントを打倒する事が出来るのか。
人類の、そして銀河の知的生命体の存亡を掛けた、未曽有の戦いが今始まる。

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と言う事で、今回はFPS、そしてXboxの代名詞である「HALO」です。
以前は、乗り物酔いが激しく
FPSを敬遠していたので、縁の無いタイトルでした。
DEUS EX)」のお陰でFPSにハマり、これまで数多のFPSを遊んで来ましたが、今まで「HALO」にはノータッチ。
興味はあったから、「
HALO」と「HALO2」がセットになったヒストリーパックは買ってあり、久しぶりにFPSが遊びたくなったのでプレイしてみました。
ちなみに、後方互換で
Xbox 360側でも遊べるんですが、箱○で遊ぶとセーブデータのバックアップは取れないと明記されていたので、Xbox(無印)で遊びました。

さて、内容の方ですが、
FPS黎明期の傑作FPSで、Xboxを代表するタイトル。
Xbox以前から存在したものの、ハードスペックの問題から完成度は低く、そこまで浸透せずゲームジャンルとしてはマイナーだったFPS
それを、一気にメジャージャンルに押し上げたのは、「
HALO」と「DOOM」だと思います。
当時、
FPSを遊んでいなかった私でも、この2タイトルは知っていましたからね。

DOOM」の方は、未だ遊んでおらず知悉していないけど、ホラー系FPSですよね。
そして、「
HALO」の方は大宇宙を舞台としたSF系FPS
多分、今
FPSはホラー、SF、ミリタリーに大まかに分かれていて、「HALO」がSF系の筆頭と言う感じ。
まぁ、
HALOが何を指しているのかはプレイするまで知りませんでしたが、宇宙が舞台で異星人とドンパチってのは知っていました(^^;
実際、そう言う内容です。

プレイヤーは
マスターチーフを操作して、敵性宇宙人集団コブナントと戦います。
全10ステージに分かれていて(2は15ステージ)、セーブはチェックポイントでオートセーブ、死んだらオートロードの死にゲー。
クリア済みのステージはステージセレクトで遊び直せますが、その場合ステージの最初からとなり、オートセーブなので最前までのデータは上書きされてしまいます。
難易度は4段階ありますが、特にやり込みなどは無いので、私はNORMALで1周遊んだのみ。
日本語版はちゃんと日本語音声なので、ゲーム進行中に字幕を読まされる事が無くてありがたい。
出来れば、日本語音声、日本語字幕だと良かったんだけど(耳だけだと瞬間理解出来無い単語や台詞があったりするので)、日本語字幕はありませんでした。
2の方は、設定で日本語音声に日本語字幕も付けられました。

システムは、今の
FPSたちの基礎のようなオーソドックスなもの。
武器は2種類、初期装備以外に倒した敵から拾ったりもして、他にグレネードが所持出来て、HP以外にハイテクアーマーのシールドがあり、HPは落ちている回復アイテムで回復する必要がありますが、シールドは時間経過で回復します。
銃床で殴る近接攻撃も可能で、威力は結構高い。
一応しゃがめて、遮蔽物に身を隠そうとする事は出来ますが、カバーアクションは無く、動かずに身を隠す事で敵がこちらを見失う事はある。
アイテムを拾って一時的にステルス状態になれるけど、任意発動出来るステルスは無い。
アイテム取得による一時的なシールド強化はあるが、任意発動のシールド強化は無い。
移動は、歩く、走るだけで、ダッシュは出来ず、ジャンプも出来るが大して飛べない。
バギーや戦車、敵の乗り物などに乗って戦うシーンもあります(この時は三人称視点になる)。

2になると、大体同じだけどステージ中でアイテムを拾う事は無くなり(武器や弾薬は拾う)、HP表記が無くなりシールドだけ(表記が無いだけで、シールド消失後被弾しても即死はしないから、多分隠しパラメーターとしてHPはある)。
片手武器を二丁拳銃状態で使えて、武器の種類も増えた。
最大の変化は、プレイキャラクターが
マスターチーフのみでは無く、コブナント側の主要人物、アービターも操作するステージがある事。
アービターの方は、短いながらも任意発動出来るステルスがある。
コブナント側のストーリィも語られる為か、「
HALO」では良く判らん言葉を話していたコブナントも、日本語(吹き替えだから)を話します(^^;

マスターチーフがそんなに強くない為、簡単に死ぬ死にゲーバランスで難易度は低くありませんが、当時としては美麗なグラフィックと完成度の高いシステムにより、かなり面白く仕上がっています。
まぁ、スペックの問題からか使い回しのマップは多く、同じ形の場所で同じような敵と同じように戦う展開がしばらく続く、と言うエリアもあって、そこはちょっと退屈ですが(^^;
あとは、
FPSを始めたのが遅いので、先にもっと進化したFPSを遊んでいる所為で、色々物足りなく感じました。

ダッシュ出来無いのは本当にツラくて、伏兵に気付いて少し後退しようと思っても、鈍重な動きで退くしか無くフルボッコにされたり、雑魚が多過ぎるから敵陣を突破してスルーしたくても、足が遅くて蜂の巣にされたり(-ω-;
要素としてステルス要素が無いから、ステルスゲーのように見付からないように進むと言う選択肢も無い。
と言って、シールド薄いから正面から撃ち合えるほど強く無いし、それでもカバーアクション取れないから撃つ時は身を晒さなくてはいけない。
弾薬が少ないから、武器は拾って使い回す事になるので、特定の武器を愛用する遊び方も難しい。
個人的には、本格的では無くても良いから、
RPG的な成長要素やスキル、アビリティによる個性の差別化なんかも欲しくなる。
先に、「
DEUS EX」や「CRYSIS2)」に出逢ってしまったので、ちょっとシンプル過ぎました(^ω^;

で、「
DEUS EX」や「CRYSIS2」みたいなやり込み要素は無いので、先述した通りNORMALで1周クリアして終了。
ステージ中で探し物をする要素も無いのでさくさく進み、充分面白かったけど全10ステージは短く感じた為、最初は取り敢えず「
HALO」だけ遊ぼうと思っていたんですが、即2をスタート。
ハードも同じ
Xbox(無印)だけに、多少の変化だけでほぼ同じ感じ。
一応、
マスターチーフアービターのダブルシナリオは面白味としてありますが、残念ながら2には決定的な欠点がありました。
それは、中途半端なところで終わっちゃう事です(^Д^;
敵の首領は逃げたままで完全決着とはならず、しかも
2で遊べるようになったアービター側で終わるんで、当然最終面はマスターチーフでラスボスとの決戦やろ、と思っていたから、凄ぇ肩透かしを食らいました(-ω-)
しかも、最後に
マスターチーフが「決着を付けて来た」みたいな事言って終わるんで、「いやいや、だったらその決着をプレイヤーに付けさせろよ」と思ったんですが、実はこれ、誤訳らしいです。
本当は、「決着を付けに来た」らしくて、まったく意味違うやろ(-Д-;
クリア時には誤訳とは知りませんから、あんまりにも尻切れトンボなんで、まだ買っていなかった「
HALO3」を即ポチ。
ただ今絶賛プレイ中(^∀^;

てな訳で、シンプルでオーソドックス、良い意味で王道の
FPSとして、充分面白かったです。
ただ、シンプル過ぎてオーソドックス過ぎて、進化した他の
FPSと比べてしまうと物足りない(^^;
FPS黎明期の作品として、当時を鑑みれば傑作と呼べます。
FPS、そしてXboxの代名詞である有名シリーズとして、縁があったら遊んでおいて損は無いと思います。
でも、
2は本当中途半端なんで、2を遊ぶなら3部作の3まで一気に遊ぶのが良いでしょうね。
シリーズはもっと続きますが、今回は3部作の完結編として
3まで遊ぼうと思います。
そして、次にまた
FPSを遊びたくなったら、今度は「DOOM」を遊んでみたいですね。
やっぱり、
FPSは楽しいですわヽ(^∀^)ノ


個人的評価(HALO)
★★★★☆(4/5)
個人的評価(HALO2)
★★★☆☆(3/5)






21`12/07(火) -21:12-

先日、
PS2シャイニング・フォース ネオ」をクリアしました。

AI操作の仲間2人を含む、3人パーティー

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簡単な内容説明

まったくの別物である、新シャイニングシリーズの1本。

人々の心の中に必ず潜む闇の部分。
それが表へ顔を出し闇の力に覚醒すると、闇の力の象徴たる月の眷属となる。

それに対を成す光の戦士こそ、シャイニング・フォースである。
フォースとは、人間の限界を超える力であり、人々を守る為の力でもあった。

世界は、月の眷属が起こした戦争から立ち直りつつあったが、強大な力を秘めていたフォースの結晶は砕かれ、残った比較的大きめの3つの結晶の欠片が、辛うじて闇の軍勢の居城、ダークキャッスルを封じていた。
それぞれの結晶の欠片を抱く土地は繁栄を遂げていたが、その繁栄を脅かす芽は、確実に水面下で育まれていた。
これは、再びの脅威に仲間たちと力を合わせ立ち向かって行く、新たなるフォースの物語。
そして、彼の家族に纏わる、悲劇でもあった……

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と言う事で、今回は「シャイニング・ティアーズ)」と同じ新シャイニングシリーズの1本です。
とは言え、新
シャイニングシリーズ自体には、ティアーズがおもんなかった事で見切りを付けています(^Д^;
シャイニングシリーズとしてでは無く、別方向からのアプローチです。

一応、
ティアーズの記事でも触れましたが、出発点は面白いハック&スラッシュとして、「シャイニング・フォース イクサ」の名前を発見した事です。
この
ネオは、イクサの前作に当たるので、性格的にイクサの前に遊びました。
それ以外に、
ネオイクサティアーズとは開発スタッフが違い、「ロードス島戦記 邪神降臨)」の系譜だそう。
その記載を発見した時は、
ロードスと同じスタッフだと思い込んだんですが、今思えば開発会社が同じなだけかも。
ロードスのシステムの発展形を期待したんですが……まぁ、その話は後にしましょう(-ω-)
とにかく、評判の良い
ハクスラの前作であり、あのロードスのシステム的な後継作と言う事での選択でした。

さて、詳しい内容の方ですが、
ロードス同様のハクスラですが、アクション性はティアーズ同様の無双系になっています。
成長要素はそれなりに奥深く幅広く、
ハクスラの基本は押さえている感じ。
ティアーズと違って、成長後に叩き出すダメージの桁が4桁5桁6桁とインフレして行くので、見た目はかなり派手になりました(^^;

世界観やストーリィは、旧
シャイニングシリーズともティアーズとも、さらに続編であるイクサとも繋がりは無い独自のもの。
まず、フォースと言う言葉の扱いも、光の軍勢=シャニング・フォースでは無く、光の力=シャニング・フォースみたいですね。
米国SF映画某宇宙戦争シリーズで言うところのフォース(^^;
それに対する闇の力として、月=狂気と言う発想からか月が闇の象徴であり、闇の力に目覚めた者どもを月の眷属と呼んでいます。
これは、月の眷属と言う種族では無く、人間やケンタウロスなどの種族問わず、心の闇が覚醒して眷属として目覚めた者全般を指します。
この世界に生きる全ての者に、月の眷属として覚醒する可能性がある、と言う設定です。
それとは別に、世界各地にモンスターは生息しているし、月の眷属が召喚するレギオンと言う宇宙生物がいます。

主人公は、先の戦争の英雄である偉大なフォースを両親に持つ、フォースを夢見る青年。
幼馴染のヒロインや師匠のケンタウロスなど、複数の仲間が加わって、主人公の他に2人AI操作の仲間が一緒に戦います。
一応、主人公は片手剣、両手剣、弓、魔法の4系統の力を有し、仲間たちは魔法使い、騎士、格闘家など、それぞれの個性に合ったクラス。
ロボットやドラゴンまで仲間になるけど、その中から2人しか連れて行けませんが、フォースの力で本拠地にいてもパーティーが見るもの聞くもの共有出来る設定なので、その場にいない仲間もストーリィには参加します(^^;

基本的に、
アクションゲームとしても、日本的なムービー入りストーリィ系RPGとしても、平均点以上の出来。
面白かったかと言われれば、微妙だったと答えざるを得ないんですが(^^;
ただ数が多いだけの雑魚をボタン連打で倒すだけの
無双アクションは嫌いだし、回避やガードと言ったテクニカルに操作するアクションが無く、精々走り回って相手の攻撃の方向から身をかわす程度しかプレイヤーには出来無いので、客観的にもアクションゲームとしての質は高くありません。
アクション性が乏しいけどシンプルなシステムとしての出来は悪く無く、棒立ち雑魚を適当に倒して行く簡単無双が好きな人もいるので、平均点以上ではある。
シャイニングシリーズ独特の魅力に遠く及ばない世界観、物語、キャラクターも、他のムービーてんこ盛りな日本的ゲームと同じ程度の出来であって、出来が悪い訳では無い。
アニメムービーのキャラデザインと、ゲーム中に表示されるキャラの顔グラフィックが乖離しているから、たまに挟まるムービーやエンディングを見て「誰やねん」と思うのも、この手のチャラいゲームでは普通の事(^Д^;
多くのゲームを遊んで来て、平均点を遥かに超える良作、傑作、名作に出逢っている私から見れば退屈で仕方無いけれど、つまらない訳では無い(-ω-)

唯一の救いは、キャラ育成に関する部分は、それなりに面白いと言う事ですね。
ティアーズは成長させても強さを実感出来無いレベルで、頑張ってキャラを強くして行く事が楽しくありませんでしたが、ネオは一応楽しいです。
フォースエナジーと言うものを使い攻撃力を上げたり防御力を上げたりするだけで無く、奥義を武具に宿す事で特殊な能力が獲得出来たり、拾った武具にはスペシャルパワーとして様々な能力が備わっている事があるので、ただ強化するだけで無くより有効なパワーを持った武具を手に入れる為、アイテムを拾い集める事にも楽しみがあります。
それら成長させる要素の面白さは、
ロードスから見れば劣化なんですが、ティアーズから見れば進化(^^;
与えるダメージの桁が多いので、見た目にも派手だし。
ただ、本格的にキャラ育成出来るまでが長く、メインストーリィをかなり進めて、敵の本拠地が姿を現して以降、ようやく奥義獲得が可能になる。
そこまで退屈な時間を我慢出来るか、と言う問題はある(-ω-;

と言う訳で、
ロードスと比較すると、無双アクションに変化して、成長要素、やり込み要素が浅く狭くなったから、遥かに及ばず。
本物の
シャイニングシリーズと比較すると、世界観、物語、キャラクターの3大要素全てで劣るから、遠く及ばず。
偉大な
ロードスシャイニングと比べさえしなければ、それなりに楽しいハクスラです(^Д^;
一応、クリア後の隠しダンジョン含めて、自力で達成可能な範囲でやり込みましたから、嫌いでは無いです。
幸い、一応システムは発展しているはずだし、世界観、物語、キャラクターは繋がっていないので、本命の
イクサはいつか遊ぼうと思います。
例えば、某
テイルズみたいなチャラい系RPGが好きな人になら、充分おすすめ(^ω^;
ハクスラとして、平均点以上なのは保証します。


個人的評価
★★★☆☆(3/5)




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