18`05/09(水) -21:51- DVDを購入して、「アミテージ・ザ・サード」シリーズを観ました。
と言う事で、当時LDを購入して楽しんだ本作ですが、実は総集編映画の事は知っていましたが、続編映画の存在には気付いておらず(^^; 先に、実写版攻殻(▲)をおかんが観たいと言っていたので一緒に観て、事件を捜査すると言う形式がおかんの好きな2時間ドラマなんかと共通だからか、サイバーパンクも普通に楽しめると判りアニメ攻殻も一通り一緒に視聴(押井版(イノセンス除く)、S.A.C.、ARISE(▲))。 今度はアミテージを一緒に観ようと、LDを引っ張り出したもののSIDE-1の最後ら辺でエラー発症。 変形を疑って重しで修正したものの改善せずorz 仕方ないので、DVDでOVA本編と総集編+続編を購入しました。 (ちなみに、サイズの大きいパッケージやブックレットはDVDにはない良さだから、LDは取っておく(^^;) さて、まずは、簡単に内容説明から。 舞台は、人類が火星に移住し、もう1つの国家として成立するに至っている近未来。 理由は不明ながら、出生率が低く純粋な火星人が増えない環境で、労働力としてロボットの存在が欠かせません。 とは言え、あくまでもロボットはロボットであり、プログラムに従い人間に従順な存在。 ロボットに人権はありません。 そんな中、空港で殺されたカントリーシンガーが、実はロボットだった事が判明。 そして、犯人はさらに他の人間そっくりなロボットたちも殺して行く。 誰もそれと気付かないほど、人間そっくりなロボット。 現行のロボット規格がセカンドである事から、それらはサードと呼ばれる事となる。 ロボット技術が発展しているので、同時に肉体の機械化も浸透しており、サイボーグも存在します。 サイボーグ、つまり人間は脳だけは置き換えが出来ず、言ってみれば人間とロボットの差は、脳かチップか。 しかし、チップの中にも心が芽生えたなら、それは果たして本当にロボットなのか、人間なのか。 そんな、サイバーパンクらしいサイバーパンクです(^∀^) そして、コケティッシュで可愛らしいアミテージ、そのパートナーのロス、最高にキレた悪役ダンクロードと言ったキャラクターも魅力的。 本編OVA4話は、最高のサイバーパンクアニメですヽ(^∀^)ノ で、続編であるDUAL-MATRIXを観る前に、総集編映画のPOLY-MATRIXを視聴。 う〜ん、米国人や初見の人はこれでも良いんでしょうが、本編観た人間としては明らかにグレードダウンしているので、ちょっと残念(^^; 一応、新規シーンなどもあり、本編で説明不足なシーンに必要なシーンが足されている面もあるんですが、逆に、本編から多くのシーンがカットされたから繋がりが不自然だったり(^Д^; OPED込みですが、本編は45+30+30+30=2時間15分だったものを、総集編として新規シーンを足しつつ1時間半ですからね。 あと、最後の締め括り方も、本編の方が好かった。 極め付けは、米国公開の映画だからと、日本語吹き替えなし(-'-) 笠原弘子のナオミや中尾隆聖のダンクロードじゃなきゃ、魅力半減も良いとこ(^ω^; で、今回のメインであった続編DUAL-MATRIX。 うん、その後の3人が見られるから観て良かったとは思うが、本編ほど面白くはなかった。 ダンクロードほどの魅力を持った悪役はそうはいないし、言わせてもらえば越智博之監督ほどの才能もそうはいない。 残念ながら、本作では越智さんキャラクターデザインだけだから、見た目はアミテージだけど中身は別物なんですよ(-ω-) 仮に監督が変わっても、脚本は共同執筆とか絵コンテは切っているとかなら、もう少し越智博之のセンスに近いものが出来たんでしょうが…… 本編と共通のキャラもいるのに、何故か声優さんも変わっていたしな。 特に駄目って事ぁなかったけど、間6年程度だから声優さんの都合が付かなかったって事もないだろうし、意味解らん。 と言う訳で、改めて越智博之監督のアミテージは名作だなぁ、と確認。 ただ、諸問題から総集編映画はいらない娘で、続編映画は本編を超える事はありませんでした。 それでも、他の面白くないサイバーパンクと比べれば比較にならない傑作ですから、本編と続編を是非にとおすすめ。 中尾隆聖のキレッキレのイカレたダンクロードをご堪能あれ(^∀^)
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