丁須ノ頭
群馬県西部に位置する妙義山は標高こそ1100mそこそこの低山であるが、
奇岩が連なる山として古くから親しまれている。
妙義山は表妙義と裏妙義の二つの山系から成立っているが、
郷土かるたである上毛かるたに「紅葉に映える妙義山」と詠われているのは前者であり、
交通の便も良いので観光を主眼として整備されている。
裏妙義の主たる登山目標は「丁須ノ頭」で、
南東からの篭沢経由で一般の人でも安全に往復することが出来る。
写真のようにハンマーのような大岩が最大の特徴であるが、
展望も裏妙義随一である。
裏妙義は表妙義と違って静かな山旅を楽しめるのであるが、
上信越道が出来てからは騒音が耳に入るようになってしまった。
なお最寄駅は「峠の釜飯」で有名な横川駅であるが、
碓氷峠越えの信越線が廃止されてから状況が大分変わってしまった。
裏妙義では一度奇妙な体験をしたことがあるが、
興味のある方はトップページから
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幻の登山道》を参照して頂きたい。