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Peach Blossam Tea Party(3月6日宝塚ホテル・シルバーの間)

 会場は前回と同じ「シルバーの間」、人数は若干少なめで80名程だったでしょうか。 昼間は雪が舞ったかと思えば晴れ間も見えるような荒れた天候でしたが、 夜には落ち着いて檀ちゃんもほぼ時間通り登場です。

 進行形式はいつもと同じで、乾杯の後は公演に関するお話です。 貴城さんとの共演は雪組以来なので楽しみだったようですが、 芝居でもショーでも絡む場面が無いので残念だったそうです。 誕生日の同じ大和さんの場合も同様ですが、 芝居では陽月さんとコンビを組んでの登場が多く、 学年差を埋めるのに苦心したそうです。
 娘役とは思えないような荒っぽい台詞、 そしてテーブルの上に足を乗せたりするシーンに対しては、 下級生の頃もそのような役をした経験があったようですし、 外部出演の「極楽町〜」を髣髴させるような役柄でもあるので、 今回もそれほど苦にならなかったようです。
 ショーでの話題はやはりキューバの振付師に関してですが、 従来の宝塚の演出では観られないと思われる3種のリフトについて。 先ずは「高い高いばあリフト」ですが、 流石の湖月さんもあの高さまで両腕だけで支えることは不可能だったようで、 檀ちゃんも腕を湖月さんの肩にかけ、自分自身を持ち上げていたそうです。 次は「腹巻だっこちゃんリフト」、これも異例なスタイルのリフトですが (と言うよりも、果たしてリフトと呼ぶべきかどうか?)、 しがみ付いているのは見た目より大変なようです。 最後は「金の鯱(しゃちほこ)リフト」ですが、 これも見た目より大変だったようです。
 ついでに実現しなかった「幻のリフト」の話をしてくれました。 吊り輪の十字懸垂のような形で両側から男役が持ち上げるリフトがありますが、 あれを振付師の方が片側から一人だけで持ち上げ、 「ワタ〜ル、コッレデッキマ〜スカア〜〜〜」。 湖月さんもこれには驚いたようで、 「私も{一応}女なので・・・」と断ったそうです (『一応』と言う言葉は私の記憶違いで、もしかしたら無かったかもしれません)。 このリフトでは持ち上げる方も大変ですが、持ち上げられる檀ちゃんも大変です。 これが1ヶ月も続いたら、檀ちゃん肩を脱臼してしまうかも・・・ 湖月さんが断ってくれて本当に助かりました。

 年末は30日までドラマシティ公演がありましたが、 元旦には大劇場で、そして2日には東宝劇場で挨拶があります。 それに加えて花組公演への特別出演もあり、 大晦日の晩も深夜まで大劇場の稽古場に残り、 ビデオを見ながら振り付けを覚えていたそうですが、 何しろたった一人きりなのでとっても寒かったそうです。
 こうした努力のおかげで挨拶も特出も無事に終わりましたが、 特出楽日の芝居への出演は、湖月さんが理事長の許可を取ってくれたそうです。 出演場面は瀬奈さんのアッサーラ王子を探す場面でしたが、 銀橋の下に隠れている瀬奈さんが檀ちゃんの手を引っ張るので、 振りほどくのに苦労したそうです。 あっさりと見つけてしまえば今度は瀬奈さんが困ったと思うのですが、 脚本に忠実な檀ちゃんは義理堅いですねえ。 アッサーラ王子を発見して瀬奈さんを困らせ、 客席で追いかけっこをするのも面白いと思うのですが・・・

 ゲームは「LUNA」の時と同じ様なテーブル対抗の宝探しゲームですが、 言ってみれば運動会の「借り物競争」の団体戦の様なものですね。 予め配布されたメモと追加メモとがありましたが、 テーブルの位置によって若干有利不利の差があったようです。 賞品はドラマシティ公演(だと思いました)のサイン入りチラシでした。
 以前はこの後写真撮影となっていたのですが、今回は事前に参加者へアンケートを依頼し、 希望者の多かった握手会となりました。 個人的には撮影会を希望していたのですが、多数決なのでやむを得ません。 時間的にも余裕があったので、両方なら一番良かったのですが。 また手紙等の手渡しも出来なかったので、 この点は不満のある人も多かったのではないでしょうか。
 この後は最近檀ちゃんが嵌っていると言う「黒豆納豆」等が当たるプレゼントコーナー、 そしてその後は逆に檀ちゃんへのプレゼント、春物衣料上下で、 檀ちゃんが体に当てて雰囲気を見せてくれました。 プレゼントをあげたのは檀ちゃんが来る前に行ったクイズの優勝者、 クイズの5問中4問正解で、じゃんけんで勝った人でした。
 クイズの中で春を感じる花は「たんぽぽ」と言う答がありましたが、 私としては「すみれ」にして欲しかった。 勿論私の言う「すみれ」は栽培種の大輪のスミレではなく、 道端に咲いている野生種の小さなすみれです。 でも都会化に伴って野生種は減りつつあるので、 公害にも強い西洋タンポポが春を感じさせるのも無理からぬことかもしれません。

 最後は若干時間に余裕があったということで、その場で質問に答えていました。 そして今回は歌のコーナーも無く、そのまま終了となりましたが、 これまでのお茶会と比べて何となく物足りなさを感じました。 時間的にも短かったようですが、 出番は比較的少ないとは言え今までに無いショーの振り付けだったので、 檀ちゃんに疲れが溜まっていたのかもしれませんね。

<余談>
 檀ちゃんお薦めの「黒豆納豆」ですが、関東でも売っていたので早速食べてみました。 普通の糸引き納豆に比べると納豆特有の臭いも無く、 いくらかき混ぜても余り糸を引くことはありませんでした。 初めて食べた印象は、普通の納豆に比べて「味が無い」と思いましたが、 関西で納豆を嫌いな人にとっては、臭いが無いので却って食べ易いかもしれません。 ただし私が購入したのは米国産の小粒黒大豆を使っていましたから、 檀ちゃん推薦の製品とは違っていた可能性が高いですね。 黒大豆と言えば丹波地方が有名ですから、 檀ちゃんが食べているのは丹波産の黒大豆を使った製品かもしれません。 今度大劇場に行ったら探してみることと致します。

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