郊外のちょっとした山中でスミレの撮影をしていたら、
隣にリンドウのような花が咲いている。
花はどう見てもリンドウなのだが、
リンドウと言えば秋のイメージがあり、
この時期にリンドウが咲くとは思ってもいなかった。
念のために写真を撮って帰ったのだが、
ネット検索によって春咲きのリンドウがあることを知った。
 
春咲きのリンドウは数種あるようだが、
このリンドウはフデリンドウと言う種類らしい。
しかしハルリンドウも似たような花を付けるので、
どちらの種になるのかは私には断定出来ない。
何れにしても私には驚きの出会いであり、
貴重な経験であったと言っても大げさな表現ではない。
現場は一般車の入らない林道なので、
何としてでも種子を実らせて子孫を残し、
来年以降も咲いてくれることを期待している。

 俳句トップへ  花畑トップへ