『クラブ運営について』   6期部長 金子


  まず最初に、私達にとってダイビングクラブとは何なのか? 

結論から言えば、一回でも多く、1メートルでも深く、一度も行った事のない海中へ、意志を伴にする仲間達と協力しながら進んで行く事と思う。


 まず、海へ出る事、このためには年間計画を充分に考えた上で作る。

又潜りに行く先も、何月には海の様子がどのようで、自分達クラブ員の実力はどれ位なのかを知っている事。


 「冒険の心」を失わない事。これは大切な事で、毎年毎年同じ海で、同じ物を見るのは安心ではあるけれども、

やはり面白くなくなってしまうことは確かである。


クラブ員も多ければよいのではなく、何か目的を達成するのに必要な最小限の人数で、より活動内容を向上させる事が良いと思う。


何を置いても、私達のクラブは、より活動的で、より高度になるためにはどうすれば良いのかを考え続ける事を大切にすべきである。


 最近のSDC出身者及び在籍者の中で、冒険心いっぱいで海外へ出る者、新しい分野へ進出して行く者も有ると聞く、これは良い事と思う。

今後益々多くの分野へSDC出身者は出て行くだろう。その中で同じSDCで一緒に海へ潜った仲間が今度はこの世界中のどこかの国で会って、

一緒に酒でも飲むようになるかも知れない、と思うと仲間よ増えろ、どんな遠くへでも行って潜れ、

OBになっても一緒に活動した仲間は互いに大切にしてやれ。 こんな事をいつまでも何度でもくりかえしてゆけば良いと思う。


 最後に 

   「冒険こそ命

       挑戦こそ生き甲斐

          今、すぐに行くべし!」


        


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