2005年5月8日 第1回海洋練習
雨にも負けず潜り 風にも負けず潜り
雪にも、夏の暑さにも負けず潜れる
丈夫な体を持ち
欲はあるが
古い器材は惜しげもなく後輩にゆずり
就職先がないのにあせらず
いつもニヤニヤ笑っている
一日に白米四合と
みそとかなりの野菜でも足りず
あらゆる海に潜りたがり
よく見聞きしわかるが
お金が無いので海外には行けず
福浦漁港のはじの公衆便所の下のゴロタ石の上にいて
東に病気のダイバーあれば 潜れば治るといい
西に疲れたダイバーあれば 根性がないといい
南に死に損ねたダイバーあれば
どんなふうだったと根掘り葉掘り聞き
北に喧嘩や訴訟があっても
つまらないから潜りに行ってしまう
日照りの時は3ミリのスーツで汗かいて潜り
寒さの夏は6ミリのスーツにフードでわっせわっせ潜り
みんなに純粋なダイビング馬鹿と呼ばれ
夕方、海に向かって「ありがとうございました~」と怒鳴っているので
呆れ果てられ
でも苦にもされず
そういうやつらが
まだあそこらにはいる
と
聞いたので行ってきた。
