ThunderBirds2009 Far East Tour !
サンダーバーズ来日2009!

−サンダーバーズ見学のコツ!−

さてさて、具体的にサンダーバーズの楽しみ方を解説しましょう!

@サンダーバーズってそもそもどんなショーをやるの??(コレを知らなきゃ何か見逃す!)
A広い会場内、どこでサンダーバーズを見るのが一番良いか!?(いきなりキモだ!)
Bショーを見た後にパンフレットを貰おう!サインも貰っちゃおう!(恥ずかしがるなよ!)


サンダーバーズのショーの構成!

サンダーバーズのショーには、大きく分けて3つの段階があります。

 1.機体のコンディションをチェックするランナップ
 2.俺たち最高、アクロバット飛行ショー
 3.サイン会

それぞれ独立したプログラムとして設定され、充分に楽しむことができます。

では、それぞれ見ていきましょう。

1.エンジンランナップ

 フライトの数時間前に、ランナップをショーとして見せてくれることがよくあります。
 04年の百里でも、プログラムに入っていましたね!

 これをやっておけば、本番でのアボート率を下げることができるのです♪
 (ちなみにブルーは早朝の開門前にやっていました。今もやってるのでしょうか?)

 だいたい、午前中に整備のみなさんが出てきて、フライト時のランナップと同じように
 エンジン始動、各種点検を行います。
 かなり長いので、フライトにしか興味がない人にはちょっと拷問的な時間でもあります。(笑)

 エンジンカットする時にはスモークを出すことがあるので注目です♪

 07年のネリスでは、このランナップの時間に2機でアクロも見せてくれました。

 

07年ネリス空軍基地にて

2.フライト

 アメリカではもちろんショーストッパーとして最後に登場するサンダーバーズ、
 まさにこれがエアショーのハイライトですね!

 
ウォークダウン
動画 音声:ナゼかぶつ切り、モノラル】
 盛り上げるBGM、やる気満々の地上スタッフ、俺たち最高!なパイロットのみなさんのウォークダウンで始まり、
 会場は一気に加熱していきます!まあ、長いし自意識過剰なので、、、あれこれ意見はあるようです。(笑)

 けど、本当にピッタリと息のあった動作や次々と行われていくチェックは
 じっくり観察するとかなり面白いので、私は嫌いではありません。
 

そしてF-16がランプアウトした後は、なぜかクルーがラダーでドリルを見せてくれます。ナゾです。。。

長いけど面白いです。かっこいいです。

09年ロビンズ空軍基地
後半。ナゾのドリルも見逃すな!!

09年ロビンズ空軍基地


アクロバット飛行
 そして、離陸〜アクロバット飛行となります。
 約40分間、F-16が轟音と共に飛び交いスモークが空に流れ家族連れの驚嘆の歓声が会場を包み込む!
 フライト終盤にはスタッフも観客もアメリカ最高!俺たち最高!の和で融合し感動のラストへ流れていきます。

 フライト内容
 ブルーインパルスが天気に応じた第1区分〜第5区分を用意しているのと同じく、
 サンダーバーズも内容が違ういくつかのフライトパターンを持っていて、ショーサイトの天候に応じて使い分けます。
 それぞれに趣向が凝らされており、区分が下がってもショーの質が落ちるわけではないのもブルーと同じです。
 
 概ね、下記の通りです。

 ハイショー【
動画('04ネリス) 動画('07ネリス)※ネタバレ注意
 水平視界5nm、最低雲底高度8,000ft(約2,700m)以上を確保できる時に実施される、全ての課目を行うショーです。
 ループもロールも垂直上昇もなんでもありの、まさに怒濤のフライトです。

 ローショー【
動画※ネタバレ注意
 水平視界5nm、最低雲底高度3,500ft(約1,200m)の条件の時に行われる、ちょっと変更されたショーです。
 ループなど、垂直系の課目がなくなりますが、ロール系の機動は残ります。そしていくつか、ハイショーにはない課目も入ります。
 そして必殺スニークパスが2回あります。やられてください。

 フラットショー【
動画('07RIAT)※ネタバレ注意
 水平視界5nm、最低雲底高度1,500ft(約500m)という気象条件の時に行われる、限定されたショーです。
 ある程度の高度を要するループや編隊ロールがカットされ、水平系課目を中心としたショーが展開されます。
 これも、スニークパスが2回。しかもローショーともまたタイミングが違いますので、もう一回やられてください。(笑)
 
 さて、日本では、、、興奮したマニアが課目名をいちいち連呼、視界の邪魔をすると罵声と鉄拳制裁が飛んでくる、
 連れてこられた彼女が写真に夢中の彼氏に軽蔑の眼差し、などなど、阿鼻叫喚の世界が予想されます。
 余裕のある人は、周りの人々を観察しても面白いかも知れません。(笑)

 まあ冗談ですが、とにかく、スピードと轟音、それに威勢のいいナレーションも相まって、
 とにかく面白いです。大迫力とはまさにこのことです。アメリカンアクロの真骨頂を見せてくれます!

 盛り上げ上手さんNo.1は間違いなくサンダーバーズです。(*^ー^*)

 


 ・ウォークバック
 そして着陸、タキシーバック、エンジンカット、パイロットが機体から降りてウォークバック(むしろ走る)、
 これにて感動のショーがお開きとなります。

 

3.サイン会

サンダーバーズはフライト後、列線の前でサイン会を行います。
 老いも若きも男も女もアメリカ人も外国人も、まったく区別なく等しく優しく接してくれるクルーに感動します。

 パイロットや地上クルーがツアーパンフを配り、観客もそれを次々に手渡しで後ろの観客に回していきます。
 我先になんてギスギスした感はまったくなく、会場は物凄い一体感に包まれます。
 

 パイロットも地上クルーも、そのツアーパンフや持参したグッズなどにサラサラとサインして、楽しくお話ししてくれます。
 あれだけ大人気なのに、まったく気負うところもなく、パイロットから気さくに声までかけてくれる姿に感動間違い無しです!
 
 片言の英語しかできない日本人にも、本当の笑顔で接し、しっかりお喋りしてくれます。
 そして、あちらから手を差し伸べ、力強く握手してくれます。真のプロの姿、というモノを感じられます。 
 

 私が初めて時のその姿に触れた時のレポがここにあります。感動しまくり島倉千代子です。ぜひご覧下さい。(*^ー^*)

 

サンダーバーズを見るのはここがベストポジション!(個人的に;;)

【ポジションはショーセンター右方がお勧め。グラウンドショーを見て後方に移動が最高】
前列確保でのグラウンドショー見物も、フライト見物も、「右方」がお勧めです。


★フライト前・グラウンドショーを見る場合★

ウォークダウンからエンジンスタート、ランプアウトに至る「グラウンドショー」を見るなら、
前列確保が大前提ですが、
お勧めのポジションは列線の右の端の方です。
(通常であれば左から
#1#6と並び、予備機はショー前に移動されるので6番機の右の方ということになります)

機体の正面に場所をとればじっくりと見ることができますが、列線の端なら16番機の流れるような動作を見渡せます。
キャノピークローズ等も
1番機からタイミングをずらして行うため、横から全体を見ていると面白いです。
機体には左側から乗り込むため、こちらにいればパイロットが機体に乗り込む様子も良く見えます。


★フライトを見る場合★

空に上がってしまえば最前列にいる必要はありません。

ポジション的にはョーセンター〜若干右寄りがお勧めです。

サンダーバーズのフライトは真正面から進入する科目はほとんどなく、ショーセンターに陣取る価値は高くありません。
(クロスは正面なのでこれはもちろんショーセンターが最高です)

前方からの科目は左前方からが多いため、右にポジションを取れば向かってくる姿を見られます。
また、ソロの見せ場の“スニークパス”も左後方から突っ込んでくるため、右方にいれば自分に向かってくる姿を捉えられます。


★フライト後★

フライト後もランプインからエンジンカットまでそろった動作が見られますが、
スタート時ほどの見せ場は無いので、割愛しても良いと思います。(エンジンカット、パイロットの挨拶程度です)
最後まで見るなら真正面がお勧めです。フライトを終えたパイロットが正面に集まり、ショーを締めくくります。

また、その後にパンフレットの配布とサイン会もあるので、ここにいるといいでしょう。
(※浜松は三沢への移動を控えているため、フライト後のサイン会の有無は不明です)


 


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Bサンダーバーズ鑑賞記念ご紹介!

せっかくサンダーバーズのアクロバット飛行を見たら、思い出を残したいものです。

写真、ビデオでの記録も良いですが、“モノ”を手元に残すのも、あとで良い思い出となります。

ここでは、そんな思い出にうってつけのものをご紹介しましょう!

思い出アイテム、ツアーパンフ!


はい、サンダーバーズが飛行隊として公式に準備しているグッズが、これ。ショー終了後に観客に配られる、パンフレットです。

日本の航空祭でも、ブルーインパルスが会場で配っているのを貰ったことがある方が多いのではないでしょうか。

サンダーバーズも同じく、趣向を凝らしたパンフレットを、毎年つくっています。

このパンフレットは6〜8ページ前後のしっかりしたもので、その年のパイロットや整備員、ほか、さまざまなサンダーバーズのメンバーが紹介されています。

(逆に言えば、実はバーズの公式グッズはこれだけです。パッチ等は部隊が直接販売することはありません。
 ※前回の来日時は例外的にバーズのメンバーがパシフィックツアーパッチや業者作成の傘を販売していましたけど;;)

ブルーとの違いは配るタイミング。

サンダーバーズはショー終了後に、パイロットと観客の交流のためにこれを配り、とてもフレンドリーにお喋りしながらサインしてくれます。(←サイン会の項目をご参照下さい)

2009年、ロビンズ空軍基地にて

サインを貰い、握手し、楽しいアクロの思い出を残してみてはいかがでしょうか?私はこれ、大好きです(*^ー^*)

ちなみに、「さいん、ぷりーず」というと、書類への署名とかそういう感じになっちゃうので、「オートグラフ」といいましょう。

ちなみに、2007年夏に実施したヨーロッパツアー中、RIATではアメリカ空軍の展示館が設けられ、その中に山積みされていました。
外国ツアーではそういう配り方もあるのかもしれません。

じゃ、せっかくですので、例年のパンフをご紹介しましょう!

【2004年版】  

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ご存知、前回の来日、2004年のモノです。日本でも、浜松で全機離陸したあとに配られていて、入手しました。


1枚めくるとこんな感じ。青空の親善大使だぜ!と自慢しています。


つぎはこれ。オフィサーの紹介です。
懐かしい来日メンバー、この顔を覚えていらっしゃる方も多いのでは?
#1〜#6は実際にアクロをやるパイロットさん、
#7〜#12は運用やナレーター、広報士官など、ショーをサポートするメンバーです。


整備員等、支援のみなさんです。


裏まで真っ黒でセンスがいいですね!

【2006年版】  



はい、これ、2006年版です。お?表紙はちょっとシンプルかな??


あ!なんかこの年のは開くとでかいぞ!!
サンダーバーズの紹介、使用機
F-16の紹介が載っていました。


でました、オフィサー紹介。
おっと!よく見てください!
1〜3番機にサイン入りです!!
ニコルちゃんをナンパした時のモノだなあ。(力尽きて4番機さん以降はいただいてない・笑)
これが、いつも私が言う「物凄い感動をもらえた」あの時のモノです。


サポートのメンバーはたくさんいます。
そして、民間籍の方もいらっしゃるんですね。


そっか、表紙がシンプルだと思ったら、裏表紙と見開きで繋がってたんですね!
アイディアモノの年でした。

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【2007年版】



アメリカ空軍60周年の記念の年のパンフです。青ベースでカッコイイです。


お。この年も見開きで大きいね!F-16が半透明で紹介されてます。センスがいいです。


うひゃ!また3番機ニコルちゃんまでしかサイン貰ってない!(笑)
この年は3番機と6番機に女性パイロットを配置する年となりました。
見比べちゃうとなあ。。。6番機サマンサ姐さんよりニコルちゃんの方がカワイ(以下略)
ところで、5番機さんはここの紹介でも機番が逆さまに描かれています。


相変わらず、いっぱいいます。サインのコンプリートは無理ぢゃん!?


すっごいかっこいい!

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【2009年版】


なんと、あろう事かワタクシ、2008年版はもらい逃しました。誰か・・・ください・・・(大泣)

はい、では、気を取り直して2009年版!
おそらくみなさんが手にすることになるであろう、今年版のパンフです。


どうです、この表紙。バイザーに映り込む機体とか、めっちゃかっこいいです。


チームのコンセプト等、書き記されています。写真もかなりカッコイイです。


お、なんか今年から変わった!課目紹介が付きました!!
そして、オフィサー紹介は切り取って遊べるミシン目入りのカードタイプ。
何故だ。何故なんだ。そのため、サインも小さかったです。(笑)
ちなみに、パンフレット作成時は#11はメンバー入りが間に合わなかったようで、
上の写真でも11の所だけ違うヒトです。で、11さんのサインは左ページにくれました。(笑)


つぎのページも同じく切り取れるカード式。
左側は、パイロットカードの裏ね。フライト時間(内、戦闘飛行時間も記載)等の情報が記載されています。
右側はバーズの活動を紹介するカードです。


あれれ、なんか、今年は見開きページが多いです。かなり多いです。
右ページ、なんと7機編隊の写真。しかも7番機?はバーズ塗装のトラベルポッド付き。
これも切り取れます。ポスターにどうですか?


次のページにやっとサポートメンバー紹介が出ました。今年もたくさんいます。


今年の裏表紙。これまたセンスいいぞ!
なんかやたらと分厚い年でした。


【入手できるかも知れない、準公式グッズ?】

サンダーバーズは部隊としてパッチ等を販売することはありません。
エアショー会場では業者さんがレプリカを販売しています。
また、ブルーのように毎年ツアーパッチを作成しているわけでもありません。

ただ、前回2004年来日時は、バーズの部隊が直接パシフィックツアーパッチを販売していました。
もしかして準公式扱いだったのかな??

今年も出るでしょうか、ツアーパッチ。


はい、これが2004年に入手したヤツです。百里の格納庫内で、売っていました。
なんか可愛いよね。
傘も売ってたけど、アメリカでは業者さんが売っています。


こっちは2007年RIATで買ったヨーロッパツアーパッチです。
これは、RIATのお土産ブースにあったのを発見。
バーズが直接売っていたわけではありませんが、
恐らく、バーズが持ち込んだのでしょう。

今年も出るかもね、ツアーパッチ!!


どうですか、思い出グッズ!!ぜひ入手して、楽しい思い出を作りましょう!!

ではみなさん、バーズに接して、エアショーって素晴らしいモノだな〜と心の底から感じてください!(*^ー^*)


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