Ships 3

 手前よりDD142「ひえい」、そしてその後方、高いマストが

 「エスメラルダ」さらにその後ろが「デワルチ」という順番になっ
 
 ています。

 しかし帆船2隻と並ぶと、「ひえい」の無骨ないくさブネぶりが

 強調されますね〜。
 
 なお、一般公開は午後2時からの予定でしたが、平日にも関
 
 わらす大勢の見学者が来場したためか「ひえい」のみ時間繰

 り上げで公開されました


 
 
「ひえい」のヘリ甲板で展示されていた大村航空隊所属のヘ

  リです。

 
 

 チリ海軍練習帆船「エスメラルダ」。別名を「太平洋の白鳥」
 
 青い空と海に、白い船体が映えていました。

 帆船はとにかくマストが高く、ファインダーに収めるのも一苦
 
 労です。

 
 
 
 


 「エスメラルダ」の巨大な舵輪と時鐘。艦尾近くにありました。
 
 しかし、帆船の舵輪は大きいですね。現役・退役を問わず何

 隻か帆船を見学しましたが、みな蛇輪は巨大です。
 
 「エスメラルダ」の蛇輪は一枚ですが、フネによっては糸巻き

 みたいに筒を挟んで前後から二枚貼り付けたものもあります。

 ポーツマスで見学した、ネルソン提督の「ヴィクトリー」がそう

 でした。

 

 艦橋脇、左舷側ウイングより見た「エスメラルダ」の前甲板です。

 帆船にふさわしく、木製甲板がいい味を出しています。

 

 
 

 満艦飾を施した、インドネシア海軍練習帆船「デワルチ」。船体

 は「ひえい」「エスメラルダ」に比べて小ぶりでしたが、華やかさ

 では負けていません。艦尾の巨大軍艦旗も勇ましくはためいて

 います。

 さて、艦船一般公開のお楽しみの一つに、グッズ販売があります。

 例えばキャップ(乗員用識別帽)やマグカップ、Tシャツ等、他所で

 は手に入らないものがほとんどです。当然、今回の一般公開でも

 「エスメラルダ」「デワルチ」でグッズ販売がありましたが(何故か

 「ひえい」のみ販売無し)、「デワルチ」艦上では何故か煙草や民芸

 品までが販売され、さながら交易船の如し(笑)。雰囲気も和やかで、

 楽しかったですよ。

 
 

 
突如、演奏が披露されたデワルチの軍楽隊(?)。豊富なレパート

 リーで楽しい一時を提供してくれました。

 
 
 
 
                           
6月上旬に、東京湾晴海埠頭にチリ海軍練習帆船エスメラルダ、

インドネシア海軍練習帆船デワルチが相次いで寄港しました。

海上自衛隊のホストシップは、ひえいが担当。

そして三隻揃って13、14の両日に一般公開が行われました。

当日は天気もよく、大勢の見学者が訪れたようです。

ここでは、その時の画像を公開いたします。