『DEPAPEPE ライブレポ 過去ログ』


Nariharaの個人サイト『恋人と時限爆弾』では、毎月【近況】報告を書いています。その中で、DEPAPEPEについて触れている部分を、以下、再掲したいと思います。
ただし、メモから起こしているので情報は正確ではありません。聞き間違いなどもあります。書きかけのままのものもあります。書き直しをいっさいしていませんので、かなり読みにくいと思います。情報も当時のままですので、ご注意ください。

★2022年


●9月18日、ほろり二人旅2022@上野野外水上音楽堂に行ってきました。

スマホにCOCOAを入れて、PCR検査も受けて、マスクもバッチリつけて(替えも用意)、アレルシャットを何度も噴霧して、雨の中、上野まで行って参りました。二人が雨男だとは知ってましたが、最強の台風を呼ばないで欲しかった。屋根があっても雨漏りはするし、端の席の人はずっとカッパを着ていました。徳岡さんの腰痛防止マスコットで旅の道連れだという「ふじお」くんも、開演前、ステージ前に傘をさした状態で置かれていました。

*当日の服装

三浦さん、短めのふわふわパーマ。黒いTシャツの上に、モノクロのバブル柄のシャツを重ねて。ちょっと60年代テイスト? パンツは黒。 アンコール時は物販のツアー白Tシャツ。ギターは恐竜ギター。
徳岡さん、マドラス・チェック?というか、サイケっぽい四角い柄のシャツ。パンツは黒。
ほろり二人旅なので人間のゲストはなし。

*セットリスト

1)星の数だけ願いは届く
2)MTMM
3)FLOW
4)Letter from the forest
5)恋水
6)Light of Hope
(ここにちょっとだけ「哀愁バイオレット」)
7)ひと夏の恋
8)GUILTY
9)Soda(メトロノームつき)
10)日替わりカバー曲で、カーペンターズ「青春の輝き」(ビージーズの「How Deep Is Your Love」、小林明子「恋におちて」、スティービーワンダー「Isn't She Lovely」のカバー4曲から選んで)
11)琥珀星
12)War Cry
13)SUMMER PARADE
14)KATANA
15)Quarrel
16)ONE

encore

1)START

*MC(雨の中での聞き取りを記憶で書いているので正確ではありません、どちらが言ったかも違っているかもしれません。そっと教えていただけましたら後でなおします)

ほぼ定時の17:00スタート。場所柄、2時間の時間制限があるからでしょう。

1)星の数だけ願いは届く
2)MTMM

三浦(以下M)「星の数だけ願いは届く、MTMMと演奏しました。タイプの違う2曲を続けて演奏しましたが、こういう風に曲に振り幅があったりします、そういうところも聴いてもらえたら。しかし降りましたね」
徳岡(以下T)「前回の上野、雨男から三年ぶりでしたっけ?」
M「自分たちが雨男だってことをすっかり忘れてました。この暑さを熱気にかえるライブにしたいと思います。声は出せないですが、手拍子や身体を動かすことで応援していただければ」

3)FLOW
4)Letter from the forest

M「いや、熱気がすごいですね。汗に目が入る、じゃなかった、目に汗が。なんかサウナみたい」
T「この曲では、二人がテンポを違うことをやってる。自分は二拍子・四拍子だけど、三浦は八分の六拍子で刻んで、それをあわせている。アコギらしくて好きな曲です。もしかして二人だけでやるのはじめて?」

5)恋水
6)Light of Hope

「恋水」の選曲は徳岡さん。「Light of Hope」は三浦さん。
T「自分で選んだけど、選ばなければよかったと思った。互いの切り替わりが大変で。片方がずっとメロディーを弾いてるんじゃなくて、入れ替わるのがDEPAPEPEらしさなんだけど、切り替わりの関係で、例えば高いところで弾きたくても、弾けない時がある(こう、と実演)。二人の音色が変化するのは、そういうところもあります。あと、切り替えで音が切れてしまうのを防ぐために、わざと二人とも音を重ねて、メロディーからいきなり、ツターン、ってコードを入れることもある。たとえば、哀愁バイオレットでも。アフタクトっていうか。お互いに思いやりがないと、一拍あいてしまう。なんか仲良くなさそうになる」といって哀愁バイオレットを例に、音の切り替えのタイミングを見せる二人。
T「こうして入れ替わります」
M「夏ですね。夏と言えば恋ですね。夏の恋は特別。なぜなら、一夏の恋とはいうけど、春秋冬はいわない。一春の恋、一秋の恋、一冬の恋とはいわない。夏は特別な味わいなんです。なにに恋するのでもいい、男でも女でも物でも推しでも。夏は恋が勃発するんです。では次の曲は ひと夏の恋」

7)ひと夏の恋
8)GUILTY

T「ギルティはニューアルバムSeekの代表曲ですね。本当はアルバムツアーがしたかったけれど、コロナでこういうことになって。バンド前提の曲ですけども、BGMでバンドの音を流すんじゃなくて、二人で弾いても大丈夫なように、ほろり用にアレンジして音を重ねてみました」
M「スペシャルバージョンですね。ところでほろり二人旅ですが、今回はゲストがいます。最初からずっとここに佇んでいました。メトロノームです」(センターに置かれているメトロノームを紹介)
T「これは二代目なんですよね。アナログの音、いいですよね。時計みたいなカチコチって音で。ただ、古くなってきたので、錘がだんだんずれてくることがあって、だんだん音が早くなってくる」
M「あってはならないことですね」
T「これ、最後(メトロノームを)とめるのはどっち?」
M「僕がとめます?」
T「年上の俺がとめるの? だって三浦、毎回、変なフリで止めようとするから、タイミングがわからない」

9)Soda(メトロノームつき)

M「(とめるの)大成功! 徳岡さんに拍手! 14回目にしてばっちり」

M「次は日替わりカバー曲ということで。カバーをやります」
T「飛鳥Ⅱっていう豪華客船のクルーズの企画で、船にずっとのってて、毎日45分のステージがあるんですけど、基本的にカバー曲を演奏してください、45分の間にDEPAPEPEの曲は2曲だけにしてください、っていわれて。ほとんどカバー曲やってて、DEPAPEPEが乗ってる意味があるのか?みたいな感じでやってたんですが。そんなわけで今日もカバーをやりたいと思います」
M「これから四曲の候補曲をいうので、皆さんの拍手で四曲の中から決めたいと思います」

ビージーズの「How Deep Is Your Love」、小林明子「恋におちて」、カーペンターズ「青春の輝き」、スティービーワンダー「Isn't She Lovely」

T「恋に落ちて、だと三浦が歌いだしそうですが、飛鳥Ⅱで歌ったら降ろされてしまう(笑)」

一番拍手のきたカーペンターズに決まり。

10)カーペンターズ「青春の輝き」

曲演奏後、かんぺんたーず、といいまちがう三浦さん。笑いで終わる。
T「(弾きながら)日本人の好きなコード進行ですよね。スティービー・ワンダーもそうですけど」

M「僕は恐竜が好きで、ギターのフレットにも恐竜の模様が入ってるんですが、最近は告知ダイナソーっていうのもやってて。皆さん、ジュラシック・ワールド3観ましたか? めちゃくちゃいいですよ。この30年の中の流れも踏まえて、最初は映像的にやれなかったこともつじつま合わせしてるんですよ。みましたか? 非公式にこれをワールドの曲にしたい。琥珀星という曲をやります」
T「福井県の観光PR曲としてつくったものですね」
M「福井と言えば恐竜ですからね。演奏でジュラシック・ワールドを再現します」
T「俺みてないけど大丈夫?」
M「みてください」

11)琥珀星
12)War Cry

M「こういう強いロック調の曲もやります。次は普通に夏の曲をやります、皆さん、心の中で歌ってください」

13)SUMMER PARADE
14)KATANA
15)Quarrel
16)ONE

encore

ここで19時。アンコールはきついかな、と思ったらありました。

アンコール、三浦さんツアーTシャツ白に着替えて。
M「グッズぜんぶはもってきませんでしたが、いういろあるのでぜひ。ピックとか。あと、トートはリサイクル素材ということで、皮の端材を使っているので、ぜんぶ一点物、一期一会です。よろしかったら。それではこれで最後の曲ですが、始まりの曲を」

START

19:15ぐらいで終了。今回は会場への滑り込みもギリギリで、帰路もまったく余裕がなかったので、ほんとうは義援金ピックとか欲しかったのですが、何も買えずに帰りました。こんなお客さんでごめんなさいよ……。


●3月20日開催、DEPAPEPEメジャーデビュー15周年!これからもよろしく大感謝祭、配信で見ました。

体調不良がひどく、電車に乗れない状態だったので、チケットはあったのですが配信でとりなおしてみました。

*当日の服装

三浦さん、短めのふわふわパーマ。徳岡さんに爆発してる、菅田将暉パーマと揶揄されてました。白で襟にラインの入ったシャツに茶色のスーツを重ねて。アンコール時は物販の黒Tシャツ。
徳岡さん、ブルーグレーっぽいシャツの上に茶色系のスーツを重ねて。パンツは黒。

サポートバンメンは、ベースが紺野光広さん(こんちゃん)、パーカッションがノッチさん、キーボードが滝本成吾(せいちゃん)さん。あと、バンマスとしてとみたゆずるさんが来られてました。

*セットリスト

1)FLOW
2)Life is a journey
3)Love Letter
4)Night & Day
5)DUNK
6)キミドリ
7)Color
8)桜風
9)風見鶏
10)Diary
11)War Cry
12)琥珀星
13)in your eyes
14)Refleciton
15)ラハイナ
16)KATANA
17)ONE
18)GUILTY

encore
インディーズメドレー
1)さざなみ
2)Sky!Sky!Sky!
3)START


*MC(メモをとってないので正確性はありません)

もうすぐ17周年なのに15周年です。徳岡さん、もうじき20周年になっちゃうなと。
三浦さん、二年も待ってていただいてありがとうございます、と。今日初めての人にも、知らない曲があっても、何もかも問題ない全方向ライブでやります。
徳岡さん「かえって不安になる」とツッコミ。

あとは「Color」は15周年でやりたくてつくった曲です。

最初のPVのクラシック系音楽は三浦さんがつくったものだそう。

中国とかロシアとかタイとかいろんな国でやると反応が違う。徳岡さんが気に入ったタイの人がDiaryのアニメつくってくれたそうで、それが背後に流れてました。
あとはGUILTYの時とかもテロップでてましたね。

War Cryでは、ビブラスラップがなんかい鳴るか数えて、みたいな小ネタも。

14曲目からは小粋な曲を。

「ONE」の後に、再び二年も待ってくれてありがとうございます。二人組だけど二人じゃ無いと。そして最後に、というMC。

アンコール時に物販説明。ペンライトの色が変えられるようになっているそう。三浦さんはキミドリが好き、徳岡さんは青が好きということで推し色にかえられますよと。義援金ピックは今年今回が初めて、Tシャツや15周年タオル、CDなど買っていってください。と。でおしまい。


★2021年


●12月4日、Christmas Club eX LIVE 2021“DEPAPEPE”@品川プリンスホテル1stStageに行ってきました。

15:30~17:10の1時間40分公演(ディナー抜きで)でした。二度めは18:00開始でした。今年は去年よりだいぶ早かったですね。

コロナのため、2回公演のみならず、席は一つずつあいていました、今年はフェイスシールドはなかったのかな。水分補給以外のマスク外しは不可でドリンクもなし。おまけでサイン入りのクリスマスカードをもらいましたが、あれがドリンクの代わりだったのかしら? 今回も一年ぶりの二人です。

*当日の服装

三浦さん、短めのふわふわパーマ。白っぽいスモックっぽいハイネックのシャツ、ダークグレーのパンツ、白い靴下に黒のコンバースっぽい靴。
徳岡さん、センター分け、丸眼鏡(サングラス)。黒いUネックシャツの上にベージュ(グレー?)のスーツを重ねて。パンツはダークブラウン、靴下は白、靴は黒。

サポートバンメンは、ベースが紺野光広さん(こんちゃん)、パーカッションがノッチさん、キーボードが滝本成吾(せいちゃん)さん。

*セットリスト(間違いがあったらお知らせ下さい)

1)シュプール
2)キミドリ
3)Love Letter
4)Light of Hope
5)琥珀星
6)Diary
7)クリスマスメドレー(三浦さんの歌のコーナーで40代女子のクリスマスソング) BOA「メリクリ」→SPEED「White Love」→ドリカム「WINTER SONG」→WHAM!「Last Christmas」(サビのみ歌う)→「Swingin' Happy X'mas」
8)GUILTY
9)War Cry
10)バタフライ
11)ONE

アンコール
START

*MC(メモをとってないので正確性はありません)

最初に2曲やってから、ゲストのバンドメンバー紹介。
久しぶりなのでいろんな曲を取り混ぜてとのこと。
徳岡さんが珍しくライブについてしゃべるんですが、三浦さんがそれにかぶるようにしゃべるので「ふだん、徳岡さん話して下さいよ、っていうのになんで邪魔する」と叱られる三浦さん。

琥珀星の前に、新曲としてデジタルリリースしたことと、福井の博物館の宣伝曲としてつくったことを披露。太古のイメージとDEPAPEPEらしさをミックスしましたとのこと。
あと、三浦さんの「恐竜豆知識」が披露されました。恐竜の名前はラテン語からきているものが多いんですが、中にオヴィラプトルという恐竜がいて、意味は卵泥棒という意味で。最初に化石が発見された時に卵を抱えていたので泥棒しようとしてたと思われてその名前がついたんですが、実はそれは濡れ衣で、オヴィララプトルは自分の卵を抱いていた愛情深い恐竜だったということがあとでわかったんですね。ですから物事は目の前にあるものをよく見るいうことが大事、みんな、真実はひとつです、とのこと。徳岡さんが「拍手がまばら」とツッコミを入れます。

Diaryは、息のあうところを見せるため、円形ステージの端にそれぞれ座って、互いを見ないで演奏。三浦さんはちらっと徳岡さんを見たりしてましたが、無事演奏終了。徳岡さん、「おまえ見たやろ」と突っ込みつつ「これは三浦くんがすごいんですよ。僕がこう弾いてるのにあわせてる」とフォロー。

毎年恒例になりつつある、三浦さんが歌うコーナーは、徳岡さんが「これ、やったら、来年からClubeXに呼ばれないのでは」と苦笑。今年は「40代女子会クリスマスソング」がコンセプトだそうで、原曲キーで練習しすぎて、三浦さんはちょっと喉を痛めているそう。脇に置いた加湿器でもうもうと湯気をたて、何度も喉を潤しつつ、iPadをもって歌詞を確認しながら歌います。

最後のONEでは、徳岡さんが「僕もストラップつけようかな」と言って立って演奏しますがすぐに座ってしまったりして、なんの意味が的な……。あと、マスクつけてるので、皆さんがあんまりサビを歌わないですね……歌えないんだよな……。

アンコールでは、来年3月のドームの話がでます。15周年なのにもう17年たってしまった、3月なのでギリギリ18年ではないんですが、大感謝祭なのでいいんです、よろしくお願いします。とのこと。STARTでは以前買ったペンライトを振る人も。

本当に一年ぶりで、あと、最近聴けなかった「キミドリ」が入っていたりして(照明も緑色になっていました。琥珀星の時はアンバーな照明だったり)、好きな曲なので嬉しかったです。
DOME CITY HALL、無事開催できると、いいですね……。



●11月6日、DEPAPEPE Acoustic Friends ONLINE Party vol.2に参加しました。

イブ見ながらのメモなので、細かいところやニュアンスは違っています。御了承下さい。

*当日の服装

三浦さん、ベージュに黒っぽい格子柄のスタンドカラーシャツ+ベージュのパンツ。靴下と靴は黒、恐竜ギターで「三浦拓也」の名前がはいってます。ストラップをかけていて、椅子も高くしてます。

徳岡さん、黒い長袖Tシャツに青いデニム風シャツを重ねて。パンツはモスグリーン。靴下は白、靴は黒 左耳ピアス。右袖はまくってますが、左袖はまくってない。ネックレス見せてます。

*セットリスト

1)シュプール
2)Over the Sea
3)Wedding Bell
4)S.E.L
5)START
6)モヒート(カバー曲)
7)哀愁バイオレット
8)Diary
9)琥珀星
10)War Cry
11)KATANA
12)ONE

*当日の流れ

冒頭10分は映像。
アルバム宣伝や15周年記念ライブ宣伝を繰り返します。
「迷走したアルバムですがそれを突破して。15年同じ事をやっているわけにはいかない」
あと、「Discovery in Fukui」の映像
ベージュ系の服でまとめた二人が、福井県立恐竜博物館で「琥珀星」の演奏。
えちぜん鉄道福井駅から勝山駅、そして恐竜博物館エントランスへ。
ダイノストリート・ボーンヘッドの紹介・展示室「恐竜の世界」・福井県の恐竜・展示室「生命の歴史」
トラベラー DEPAPEPE(ミュージシャン)のテロップ。
M「ここで太古を学ぶことによって、未来に広がる道が見つかるかもしれません。徳岡さん、見つけました?」
T「見つけましょ」

Seekの宣伝再び。
Guiltyは合宿で1曲になった
写真撮影に「曲作りにきてるんやろ。思い出作りしにきたんじゃない」
幸福の鐘を鳴らす三浦さん。なぜか鳴らず、徳岡さんが鳴らす。

15周年もう一度宣伝して冒頭映像おわり。

19:00開始。ウッディーなスタジオっぽい会場。

三浦(以下M)「皆さん見えてますか、Acoustic Friends ONLINE Party vol.2へようこそ。ハイどうもDEPAPEPEです。今年もオンラインでの開催が無事できて良かった。素敵な会場からお届けしたいと思います。ライブをしながら途中でお楽しみコーナーをはさんで、またライブ、そんな一日にしたいと思います」
徳岡(以下T)「ライブ喋りライブ?」
M「いつもそんな感じですけど、普段以上に喋りがあります。楽しんでもらえたら嬉しいと思います。皆さん、 ゆったりみながら、チャットで遊んでください。終わった後にオンラインでまたお楽しみコーナーありますからね」

カポを3にはめて。

1)シュプール

一礼。カポ4にずらしてチューニング。

2)Over the Sea

M「はい、ありがとうございます。まずですね、シュプール、それからOver the Seaと、2曲続けて演奏しました。今年初シュプールですかね。冬に弾きました? 一月二月とか」
T「弾いてない」
M「季節物・縁起物といいますか。季節が変わったって感じします。皆さんでどうですかね。あ。徳岡さんチャットをみてる」
T「8888って書いてあるよ」
M「僕もマイiPadを買ったのでぜんぶ見られますよ」
T「こないだそれで譜面も見てたな」
M「前回急にやったんですけど。文明の利器です。三浦君がカメラ目線になると手を振っちゃうよって書いてありますね、ありがとうございます。今日、カメラたくさんはいってるんですけど、右側、下手側のカメラマンさんがすごくニコニコしながら撮ってくれるので、ついそっちをみちゃう」
T「藤岡弘の髪型って言われてますよ」
M「これは、僕がこれぐらいの髪の毛量になるとこうなるんですよ」
T「意識してる?」
M「どこかあれですよ、ダンディズムは求めてますから。もう令和になりましたけど、昭和の男みたいな古い感じで? 今日の徳岡さんは? どういうイメージでセッティングされてるんですか」
T「センターパーツというかセンター分け。久々にしました」
M「徳岡さんの今日のファッションのポイント」
T「別にないですよ」
M「あげてたじゃないですか、ジャケット。どこのやつなんですか」
T「別にないですよ。クロってとこのやつです。ほら、あんま興味ないじゃないですか、広がらない」
M「みなさん、どんどんコメントください。今日はやることたくさんありますのでどんどん曲をやっていきたいと思います。デビューして最初の年にリリースした物をたくさん演奏してきました。次の曲もデビューの翌年、2005年の曲ですね。初期の曲もたくさんやろうと思ってます」

カポ2にして。

3)Wedding Bell

M「ありがとうございます、Wedding Bellでした。ついこの前、弾いたんですけど久しぶりに引っ張り出しました。初期のバラードの代表曲という感じですね。ライブでは、いい日だったねとかのほうが多いんですけど。徳岡さんがご家族のために書きおろした曲ってだけでも」
T「親戚ね。ご家族のためって」
M「結婚されたね、親戚の方のね。皆さんにはおなじみかもしれませんが、徳岡さん、作曲、結構練りに練る人なんで、時期間に合わず、結婚式が終わってからできた。リリースしてから「いろんなところで自分の式で使わせていただきました」ていう声も。未だにメッセージいただけるんで、名曲は残るんですね。使ってくれてる人ありがとうございます」
T「誰にいってんの」
M「結婚式で使ってくれた人」
T「つくった俺に言うてくれ」
M「ありがとうございます。ちょっとチャットをみていきましょう」
T「この曲はしみるとか。書いてくれてますよ。8888(パチパチパチパチ)が多いね」
M「実際とはタイムラグありますからね。配信ライブも慣れてきたもので、それも計算しながらしゃべれるようになりましたから。あと、配信だとMCで滑っても、滑ったような感じがしない」
T「お客さんいないですからね。ここには」
M「カメラさんもニコニコして聴いてくださってるから、味方しかいない、あと、会場がすごくウッディーな感じで非常にやりやすいんですよね。僕の立ち位置に、見えますかね、ランタンとかあって温かみあって、アコースティックなサウンドがが似合う。さっきみたいなバラードも気持ちよくできますね」
T「ライブハウス嬉しいですね」
M「ライブ、少しずつ再開しましたけど勘は取り戻してきましたかね?」
T「こっちからのこの角度だと藤岡弘にしか見えない」
M「一番いい角度ですよ(お茶を飲む)あと、チャットを使うとなると、ライブの煽りのパートが。パチパチパチパチ」
T「他にもコメントが。カッコイイ。音もバッチリ」
M「映像も素晴らしい」
T「お茶飲むところがアップで写ってましたけどね」
M「ちょっと、ライブで定番だったんですけど最近してなかった曲を。ライブでは手拍子が必要だった曲をチャットで再現しようと思います。打ち合わせしてなかったけど煽りからやってみます?」
T「いやです。煽りってどういうこと? 俺から?」
M「チャットで練習するんですね。普通の、ウンパンウンパンは、0808でリズムを刻んでもらうんですけど曲の最後の拍手みたいになりますけど、そこから8888ってリズムにあわせてうってください。ありがとうっていったら0808戻す」
T「俺忘れてたそれ」
M「徳岡さんも久しぶりなので練習しますよ。ここで88888888ありがとう。も一度練習。ここ! ありがとう! バッチリだと思います。皆さんのチャットの手拍子でS.E.Lを完成させたいと思います」
T「(弾きながら)ダブルカウントですか」
M「1、2、1、2、3、4」

4)S.E.L

M「チャット、たぶんばっちりだったんじゃないでしょうか」
T「めっちゃやってくれてる」
M「同じ会場にいないんですけど、気持ちはひとつ。すごくライブしてる気がしました。0808と8888の使い分け完璧ですね、いいですね。ライブで手がヒリヒリしてたのを思い出したってことも書いてくださってる方が居る。今はタイプする指が疲れる感じですかね。変わらず、配信であろうが有観客であろうが、気持ちが一つになるものなんですね、S.E.L、ばっちりできました。それで、冒頭で言いましたけど、ライブして喋ってライブして喋ってって構成ですが」
T「喋ってる」
M「これは、しゃべりにはいりません」
T「めちゃくちゃ喋ってる」
M「ファーストセカンドにわけるとしたらファースト最後の曲を。今度は、のとしをつかう曲です。またチャットでのしのしを」
T「カタカナですか」
M「カタカナですよ、カタカナのノシノシで手を振ってるような」
T「スマホの人は大変みたいですよ」
M「矢印でもいいですよ。こっちこっちみたいな。わかんなかったら手のマークでも。僕が手を振ろうって時にやってもらえれば嬉しいです。それでは手を振る曲やりたいと思います。それではファースト最後の曲、START」

5)START(カモン、と三浦さんの合図で。イエイバッチリありがとう!で終了)

M「センキュー、どうもありがとう、皆さんの手拍子バッチリだったと思います。ああ楽しかった。よいしょ。それではですね、ここでファーストライブは終わりまして、ファンクラブらしいトークのコーナーに入りたいと思います。台本がございまして。あ、徳さん久々の眼鏡なしで嬉しいなんてのも書いてますよ。徳岡さんチューニング中ですがいったんギター置きましょう、トークコーナーやからね。お茶飲んでいいですか」
T「もちろん飲んでいいですよ、ゆるくやりましょ、ファンクラブライブなんだから。楽しいって言ってもらえてますよ」
M「二回目ですけど、皆さんと配信でどうふれあったらいいかを考えて……ライブ前半みなさん、いかがだったでしょうか。今後はトーク企画で皆さんともりあがれればいいなと思います。去年のvol.1では、15周年のアルバムと共に振りかえったりギターを紹介したりしましたが、今回もなんか企画したいと思いまして、題して「朝まで生配信」ちゃーちゃーちゃっちゃー♪ はい、この企画は」
T「朝までやるんですか」
M「朝まではやらない。この後ライブありますから。朝まで生配信、この企画は、あるお題に対してDEPAPEPEと皆さんでベストアンサーを考えるという企画です。一個のお題に対して、どういう意見があるかチャットを見て答えはこれですと決めていく。たとえばテスト、例題ですね。こういうお題どうでしょうか「わ」で始まるライブで欠かせない曲はなんでしょう」
T「僕たちの曲ってことでいいんですか、基本は?」
M「基本はそうなんですでも文字だけですからねとらえ方が。「わ」で始まるライブで欠かせない曲はなんでしょう」
T「俺わかった(弾く)」
M「これなんですか?」
T「しらんのか。ONE」
M「あ、RIP SLYMEのONE」
M「ああ! もう一回やって(歌い出すがかなりごまかしている)一人より、フがやりたかった。きてますよ、ONEがきてますね」
T「俺、RIP SLYMEのONEが好きでONEって付けた」
M「そうなんですか。僕も好きですよ。いいですよね」
T「三浦くんの歌もファンクラブならでは」
M「時間がないから普段のライブでは割愛される。そういう例え。徳岡さん、チャット見てくださいね。これで例題ができたので、行きます。「す」ではじめるギターが上達するコツはなんでしょう。さあ。皆さんお考え下さい」
T「は、どういうこと?」
M「さしすせそのすで始まるギターが上達するコツ」
T「コツ?」
M「なんでもいいんですよ」
T「すで始まるギターが上達するコツ? す?」
M「徳岡さんいつも何やってます? 答えはみんなで決めるから発言してもらっていいんですよ。徳岡さんは」
T「全然思い浮かばへん。上達するコツってなに」
M「たとえばスやったらストロークを頑張る。ストローク」
T「コツやでコツ? 日本語おかしいんちゃうか。コツやで?」
M「めんどくさいおじいさんになっていきますよ、徳岡さん。柔軟に。言葉の綾とかじゃなくて。ストロークとか。なんでもいいんですよ、酸っぱい物を食べるとかでもいいですよ」
T「コツはそういうことでしょ」
M「ほら、スケールとか書いてありますよ、スケール練習。あ、好きになること」
T「それはモテたんじゃないですか、これは」
M「好きになること。すっぴんで練習。すごく練習。いいですね」
T「たまに大喜利っぽくなる」
M「あ、三浦くんに握手会で、好きになること、って言われました。たぶん、練習するのに何がいいかって言われて。僕が言ってたみたいですね」
T「いい言葉だね」
M「自分の手柄にする、人の発言を。ごめんなさい。ゆってくれてますよ。ストローク。ストイックにコードを覚える」
T「すぐ練習って書いてある」
M「滑るっていうのもある。凄く頑張る。スクワット」
T「スクワットね。大事かもしれないですね」
M「徳岡さん酢を思い浮かべてるのかな、三杯酢とか」
T「まず酢……俺が好きなのはスライドやな」
M「確かにそうですね、徳岡さんのメロディーはスライドか結構ミソですからね。あ、いいですねこれ、スーパーポジティブ。あ、スケールて何っていうのきてますね。徳岡さんスケールってちょっと弾いていただいて。こういう、僕らが日常的にドレミファソラシドって言ってるのも一つのスケールなんです。ドレミファソラシドっていうのはCメジャースケール。レで始めたらDメジャースケール。ミから始めたらEメジャースケールって、名前がいろいろあるんですけど、音階みたいなものですね。スケールっていうのは。そんなものでしょうか」
T「いいんじゃないですか。好きになるで」
M「一応それでいいですかね。それでは朝まで生討論第一回目のお題は」
T「コレ何問あるんですか」
M「あと二問。喋りすぎるからあと二問で終わりますから。「す」ではじめるギターが上達するコツは「好きになること」で決定しました。ちゃちゃーちゃっちゃっちゃー♪」
T「言うとってくれてたら演ってたのに」
M「つづきましてこのお題。「ラッキーダイナソーがディルホサウルス。その悩みと解決方法は」。これは大喜利みたいになってますね」
T「どういうこと?」
M「そもそもラッキーダイナソーというのをご説明しますね。えー、もう一回文を読みますね「ラッキーダイナソーがディロフォサウルス。その悩みと解決方法は」
T「ごめん。ひとふしも理解できない」
M「ラッキーダイナソーって言うのは僕がラジオでやっていた恐竜お悩み相談室っていうコーナーがあるんですね。お便りいただいたお悩みに答える時に、悩みを解決する、それにぴったりした恐竜をあなたにはこの恐竜がぴったり、ラッキーダイナソーって言ってた。占いとかで言ったらラッキーカラーみたいな、ラッキーダイナソーっていうのがあった」
T「それを三浦くんが言ってくれる」
M「僕が決めるんですけども、そのラッキーダイナソーがディロフォサウルスだった時があるんですね。やとしまして、そのディロフォサウルスの悩みと解決方法は。さて、みんなで考えていきましょう」
T「ディロフォサウルスをまったく知らんからさ」
M「そうですね、ご覧になられてる方もディロフォサウルスがわからない」
T「君が何かを相談されてディロフォサウルスを言ったってこと?」
M「これは過去にあるあれなんでしょうかね。ディロフォサウルスっていうと、ジュラシックパークの1にでてくるんですけどね。一番最初のジュラシックパークで、あのちょっとこう小柄な恐竜で、えーっと、襟巻きみたいのをファサファサってして毒をピッと吐く恐竜、皆さん覚えてないですかね。それがディロフォサウルスなんですよ。実際はディロフォサウルスは本当はもうちょっと大きいんですけども、ジュラシックパークの再現ではその小さいサイズになってて、毒を吐くエリマキトカゲ。襟巻きがあるのも空想の状態でね、実際はそうじゃなかったって説が多いんですけど、一応ジュラシックパークバージョンでは毒を吐くってことで。だからええと、わからない人も多いですが、ディロフォサウルス、おっと言ってる人もいる、わかってる人もいる」
T「悩みはなにってこと」
M「そう、ディロフォサウルスの時がラッキーダイナソーの時の悩みと解決」
T「解決方法」
M「ディロフォサウルスはジュラシックパークでいったら毒を吐くじゃないですか。だからお悩みとしては、すごくなんかこうイライラしてて、ストレスが溜まってるんですって方なんでしょうね。で、普段からこう言えなくてイライラする方にぴったりなのがディロフォサウルス。そう、好きなだけ毒を吐けばいいんですよ、履いてしまえばそしたら自分の中から毒はなくなり、スッキリしますしね。明日から気持ちよくいけます。あなたのラッキーダイナソーはディロフォサウルス」
T「何の時間なんですかコレ」
M「みたいなことなんだと思います」
T「絶対、俺と同じ気持ちの人がほとんどやと思いますよ」
M「いいんですよファンクラブなんですから、いいんですよ」
T「出なくていいんですか、ほぼ出てないですよ」
M「徳岡さんは言うことはないですね」
T「ないです。答えがほぼでてこない」
M「大丈夫ですか。「三浦くんそれは難しいわ」って書かれてますね。「骨なので燃えない」とか書いてくれてる人も。「厭味な同僚の撃退法」とか。ちゃんと参加してくれてるし考えてくれてる。ストレス解消したいとか。夜道の不審者対策とか。そういうのもいいですね。そんな感じで。えー、?の多いチャットになってしまってるんで」
T「これはぼぼ、してしまっていいと思います」
M「これはとりあえず僕の言った案でいいですか。毒を吐いてすっきりしましょうでディロフォサウルスでいいですかね。お悩みは」
T「なんでも大丈夫です」
M「その後も流れてきてますけど、皆さんのお気持ちは伝わりました。じゃあ最後の質問に行きますね」
T「質問? 問題になってんのね」
M「徳岡さん、僕のこのもう汗の量みてください、すごい。いっぱいいっぱいなんですから」
T「ぜんぶ三浦くんをアップで撮ってください、もう。今、いっぱいいっぱいになってるから」
M「えー、それではですね。これけっこういいですよ。「これまでたくさんカバー曲も披露してきましたが、その中で一番リアクションの多かった曲はどれでしょうか」」
T「ああ。それは問題じゃないですね。これがよかったよって言ってくれればいい」
M「徳岡さん、ぜんぶ問題じゃないんです、好きに答えていいんですよ、ディロフォサウルスにしても。もう一度言いますね。「これまでたくさんカバー曲も披露してきましたが、その中で一番リアクションの多かった曲は?」。僕らは結構カバーしてきましたよね。最初の方はあえてカバーをしないスタイルでやっていこうって。ギターデュオだからカバーするのは結構必然的なものやと思われがちだから、あえてオリジナル曲を挑戦していこうっていうので、路上でもずっとオリジナル曲をやってきたんですけど、デビューしてからやっぱり、好きな曲もありますから、カバーする機会、増えましたし。僕のイメージだと徳岡さんと一緒にやってて。DEPAPEPEでカバーして一番多いのってあれじゃないですか。デパクラとかはおいといて。クラシックはおいといて。How do you with a alive めちゃめちゃしてません? これとか多いし、あとは、僕あれも好きでしたよ、ラジオとか、NHKのラジオとかでやったけど、あの、Rose」
T「Roseね。あれ以来弾いてないけど」
M「あれ以来弾いてなかったでしたっけ。I say no~ななな~♪ これとかもいいですね。来てますよちゃんと。三浦くんの広瀬香美。マライア・キャリー」
T「チョコレイト・ディスコね。やっぱ。三浦くんのマライア・キャリーは」
M「そうですね、チョコレイト・ディスコですよね。DEPAPEKOのね。それも一番ようやってます。あ、飛べガンダムとか懐かしいですね。マライア・キャリーと広瀬香美、そうとう出てますね。まあクリスマス近いですからね」
T「そう。マライア・キャリーは俺も好きやけどね、三浦くんの」
M「ちなみに、ちょっと話とぶけど、クリスマスのカバーもそろそろ決めないとだめですからね。徳岡さんが歌うでもいいですよ」
T「いやですよ」
M「おはよう朝日の天気予報の時に流れる曲」
T「Lady Madonnaもね、懐かしいね」
M「やりましたね、Lady Madonnaも。一番最初、斎藤誠さんがやろうっつって、そこから自分たちもレパートリーにしたりしましたね。あ、泳げたいやき君とかね。歌いましたね僕。あ、Rose好きって方もいるし。夢芝居、入ってますね。シングルベッドってやりましたっけ? シングルベッド」
T「シングルベッドやってない。やったかな? やったんかも。わからへんけど」
M「やりましたっけ。名曲ですけど」
T「最近NAOTOさんと、あれやりましたよね」
M「ああ、BTS。ええと、バターじゃなくてええと、ちゃうわ、ダイナマイトだすみません。SMAPのダイナマイトも入れましょうね。それに対してあのすごい、踊りも頑張ってやって。八ヶ岳も楽しかったですけど……ちょっと話それてますね。今年行けないとか、ロマンスの神様とか、クリスマスの話になってますけど」
T「これはあれじゃないですか、三浦くんの、マライア・キャリーでいいんじゃないですか」
M「やあやあ、まだまだありますよ。優しさに包まれたなら。あとほら、恋に落ちて、とか」
T「優しさに包まれたならは、俺も好きですわ。坂本真綾ちゃんとセイちゃんと一緒のアレンジで」
M「あ、六分の一の夢旅人、これもいいですね。さっきディロフォサウルスは僕が決めちゃったから徳岡さん、徳岡さん決めて下さい」
T「じゃあ、そうね」
M「新参者には難しい問題? あ、気にしなくていいですからね、わからなかったらわからないで全然いいんですよもう。気にしなくていいです、そういうのはね」
T「じゃあ、優しさに包まれたなら、で」
M「じゃあ今んところの今日の朝まで生配信は、ええとお題が「これまでたくさんカバー曲も披露してきましたが、その中で一番リアクションの多かった」のは「優しさに包まれたなら」に決定いたしました」

M「今ね、カバー曲の話をしましたけれど、なんでカバー曲の話をしたかといいますと、実は僕たち今、あれなんです、あの、スタジオ作業によく入ってるじゃないですか。これがなかなか実は、皆さんに、どんなことをやってるのかをお知らせする機会がなかったんですけれども、今日はFanClub Online Partyを使ってですね、ちょっとお伝えしようかなと思います。実は、中国のSNSとか、そういう、なんていうんですか。SNSでいいのか、ああいうサイトに、中国のカバー曲の動画をあげてたりしたんですよ。それは中国のサイトじゃないと見れないので」
T「日本の人がなかなか見れない。なんていうの、中国で活動を、中国でライブやる用に中国のすごく有名な曲をいっぱいカバーして、それを中国のSNSにのせるっていう作業を、このコロナ禍の途中からちょっとやって、というか始めた。なかなか知らない曲も。僕らもぜんぜん知らなくて、中国のスタッフの人に選んでもらって。新鮮ですよね。中国の、そんな、大ヒットソングばっかり、やれるから」
M「ああ、こんな曲あるんだ、あんな曲あるんだみたいな。で、カバーしてまして。なんと中国のサイトなので日本では普段見れないんですが、今日はこの、Acoustic Friends Online Party Vol.2、特別にそのカバーした曲の動画を、今から公開したいと思います。曲は何にしましょうか、徳岡さん」
T「曲は「モヒート」」
M「モヒートという曲をお届けしたいと思います。あの、中国本土ではすごく有名な曲で、知らない曲だとしても、すぐなじめるような曲なんでね」
T「すごいわかりやすい曲です」
M「自分たちらしくアレンジできたと思うので。ちょっとその動画を特別にご覧いただければいいかなと思います。こちらです。どうぞ」

DEPAPEPE covers のテロップが出て。

6)モヒート

M「はい、ご覧いただきました、どうでしょうか。結構、黒い衣装で決めて、ビシッとかっこいい感じで撮ったんですけど、赤バックでね(二人とも衣装はすべて黒。椅子も黒。徳岡さんはキャップに眼鏡もぜんぶ黒)この他にも何曲かやってるんですけど、こういう作業をずっとしてまして」
T「継続してね」
M「で、他にはライブ活動もして、意外と忙しくしている毎日でございます」
T「中国はSNSの媒体が日本と全部違うんで中国しか見れないんですけどね」
M「うん。そうなんですよ。またこんな感じでね、Acousitic Friendsの皆さんにね、お知らせしていきたいなとおもいますので、楽しみにしておいて下さい。えー、こんぐらいでですね、今日の「朝まで生配信討論会」は終わりたいと思います。以上、楽しんでいただけたでしょうかね。どうでしょうか皆さん。楽しかったかな」
T「恐竜のくだり、いらんかったな」
M「そんなことないって。あとまあ、見たことない映像とかありましたしね。盛りだくさんで」
T「これはよかったですよ」
M「そうですね。それではまたライブパートに戻っていきたいと思います(iPadをおいてギターを抱える)。ちょっとチューニングして……さ、それでは二部、モヒートもきいてもらったんで、最初は自分たちの中の、ラテンではないけどあの曲調で、あの曲をやりたいと思います。哀愁バイオレット」

7)哀愁バイオレット

M「センキューどうもありがとう、哀愁バイオレットでした。ありがとうございます。この曲をやり出すと秋が近づいてきたなっていうか、もう秋ですけども、そんな感じもします。哀愁バイオレットでした。さあ、二部が始まりました、徳岡さん」
T「ずっとしゃべってません、大丈夫?」
M「今始まったばっかりなのに、じゃっかん息があがってるっていうね。疲れてる状態ですけど、アッパーなのは次はやめようと思います。のんびりした曲をやりましょうよ。ちょっとほっこりするような。二部も始まったばかりですから。アッパーでいきなり終わってしまうともったいないから」
T「ちょっとゆっくりめにしようかな」
M「ちょっとゆっくりめに(お茶を飲みながら)好きなことしゃべってもらっていいですよ」
T「ああ、僕ですか。それほどないんですけどね、伝えることは」
M「なかってもなんか言うものでしょう、徳岡さん。これファンクラブのOnline Partyですよ」
T「ギター持って二人がこう揃ってるっていうだけで、やっぱこのコロナ禍ではね。あけましたけどね、一応ね。いいんじゃないですか」
M「んー。それもそうですけど、普段のライブもそうじゃないですか」
T「なかなかできてなかったからね」
M「そういった中でファンクラブならではのものをね、あの、やっぱ聴きたいわけですよ、徳岡さんのプライベートとか。どんな風に過ごされてんのかなみたいなことを、片鱗でもいいんですよ、ほんとに。……でもまあ、そんなプライベートもそうですけど、コロナ禍になって配信ライブとかいろいろチャレンジしてる状態じゃないですか。こういうことって、十年後二十年後に振り返り返ってみた時に、みんなでひとつの思い出になってるんじゃないかと思います。その思い出はどこに書いてあるかっていうと、やっぱりそうなんですよね、心のダイアリーですよね。それでは聴いて下さい」
T「ダサいダサい、ダサい、MCが」
M「久しぶりにやるからね」
T「くそダサいぜっていわれる」
M「くそダサいぜって(笑)ダサくてもいいんです。ダサくても最後に届けばいいんです。聴いて下さい、Diary」

8)Diary(いつもどおりイーボウ使用)

M「(頭を下げて)ありがとうございます。皆様の心のダイアリーに届いていればいいです。Diaryでした。ふふふ。チャットの反応見てみましょうか。よいしょ(お茶を飲む)どうですか、皆さん結構楽しんでもらってますかね」
T「映像もめちゃくちゃいいのでもったいない」
M「スタッフの皆さん、ステキです、ありがとうございます」
T「バラード弾いてる時って配信の映像の時とか、俺らもみてて綺麗やなと思うもん」
M「配信のいいところは普段のライブは、いくら最前列であってもいここまでの距離で見れないっていうな」
T「これぐらいのところで見てるってことになるから、怖いでしょう」
M「だって変な話、この二人組の、僕が徳岡さんを見るより、僕より近いところで見てる状態ですからね。それはいいとこですよね。会場の力もすごく大きいですね。木目調ありますけど」
T「初めて来ましたけどね」
M「ほんと素敵な場所です」
T「またライブやりたいね、ここでね」
M「初めて来たのに家みたいな気持ちになって、すごく、リラックスしすぎてしまうんですね。ありがたいな。どうでしょうか。チャット何かありました?」
T「めちゃくちゃ書いてくれてますよ。三浦くん面白いです」
M「そうか、Diaryのくだりやからか。いま曲、面白いとこあったっけかなって。そうですね確かに、ありがとうございます。さあこの二部は次、新曲、というかまあ、一回だけ披露したことがあるんですけど。ライブでしてない曲を、せっかくなんで演奏したいと思います。あの、僕たちあの、今年ね、福井の、福井市PR動画の、そこに挿入曲として、琥珀星という曲を書かせていただきました。ね、福井のまあ、僕、すごく恐竜好きですし、ギターにも恐竜のマークが入ってるんですけども、それぐらい恐竜が好きだってことをずっと公言してましたら、福井の方にお話きいてもらえる機会がありまして、PR動画の曲を担当させてもらうことになりました。えー、それでつくった曲、琥珀星です。今日はそれをちょっと演奏しようと思います(チューニングへ)」
T「演奏前のMCも楽しいよって」
M「ありがとうございます。参りましょうか」
T「(右手をひらりと)未だにピックを持ちながらやるか、口にくわえるか迷ってる」
M「今から演奏するんですよ、その気持ち、ちょっと分かりますけど」

9)琥珀星

M「センキュー、どうもありがとうございます、琥珀星でした。イエイイエイイエイ! フー!」
T「ちと、なんだ生や。ライブで」
M「ぼそっと言わないでもらえます? ドキュメントみたいに自分たちのありのまま見てもらえるの嬉しいですね」
T「キラキラしてますね」
M「ありがとうございます」
T「映像が」
M「映像がか。僕がありがとうございましたじゃなかったですね、皆さんありがとうございます。さあ、結構ライブも終盤戦になって参りましたけども、皆さん楽しんでいただけてますか。ここでのチャットいじりもこの回で最後にしようと思ってるんですけど、皆さん何か、面白いコメント下さってたりとか、読んでいきましょうかね。あ、「二人の指使いが見られるのが嬉しいです」って。なるほどね」
T「けっこうからんでますもんね、これ」
M「そうですね。特に二回目のAメロが、琥珀星はけっこうからんでたんでね。その辺もみていただけると」
T「三浦くん、前から言ってる、げっぷ。げっぷみたいなとこありますよね。ゲップみたいなフレーズありますよね」
M「どこ?(徳岡さんが弾いてみせて)ああ」
T「そこ。そこそこ」
M「これ僕、最初自分が考えた時いれてなかったのに、徳岡さんが弾いてっていったんじゃないですか。げっぷみたいって。自分が弾いてっていってやったのにげっぷみたいって。すごい失礼。ほんと」
T「ごめん」
M「けっぷじゃないですからね。低音がここで入るのがかっこいいんじゃないかって。二人で話したやないですか」
T「かっこいいですよ。好きですよ」
M「げっぷやゆうてましたやん、今。人のギターげっぷやっていいますからね、ほんとに。たまったもんじゃないです」
T「だって、ギターの中からハエが飛んできたことあるじゃん」
M「ミートソースついてたこともありますけどね。それぐらいね、肌身離さずもってるんですよ。後は? ラストチャンスですよ。ほら「ゲップ言わないで(笑)」って来てますよ。でも「こういうフレーズ紹介嬉しいです」なんてのも。こういうのがゆっくりできるのもこのファンクラブのいいところかと思います。さ、それでは最後は、もう元気な曲をたたみかけていきたいと思います、皆さん、まだまだ盛り上がれますかね。準備できてますか? フー! はい、じゃあチューニングしてから。ちょっと待って。チューニングしてから。OK。それでは今のところ僕たちの ニューアルバム「Seek」からこの曲ね、ライブでも結構定番になりつつある、大好きな曲です。聴いて下さい、War Cry」

10)War Cry

M「センキューどうもありがとう」
T「1、2、3、4」
M「さあ。どんどん行きます」

11)KATANA

M「センキューどうもありがとう! エー今日は皆さん、 Acoustic Friends ONLINE Party vol.2に参加してくれてありがとうございました。やっぱり最後はこの曲を演奏したいと思います。アコフレのみんなと一つになりたい、そんな思いを込めてONEという曲をお送りしたいと思います。今日は本当に参加してくれてどうもありがとうございました。DEPAPEPEでした!」

12)ONE

M「(曲中で)さあみんな一緒に歌おう! カモン!(ラララララ~♪)どうもありがとう! みんな一緒に歌って! そのままカモン! どうもありがとう! 今日は本当に参加してくれてどうもありがとう!」

M「ありがとうございました(ギターを置いてiPadを見る)えー、ありがとうございました。みなさん楽しんでいただけましたでしょうか、今回のオンラインのVol.2ですけれども。どうでしょうか、一年ぶりのFC限定イベントということだったんですけども」
T「めちゃくちゃ楽しかったですよね」
M「はい。ああもう感無量、全力を尽くしました。実はですね、さらにこの後、アフターイベントがございます」
T「はい」
M「みなさんにメールでご案内させていただいるかと思うんですが、もしご案内メールが来てないよという方は、Acoustic Friendsに氏名と会員番号を明記して問い合わせて下さい。ホームページのFC MEMBER NEWSに詳しく載ってますのでそのあたりチェックしてみて下さい。それがね、21:00からと21:30からの二部、2回に分けてやりますので、是非、この後のアフタートークイベントも、みんなで参加出来ればといいかなと思います。本日は力尽きるまで全力で行きましょう。どう、最後になんか一言、言ってもらって」
T「いやほんと、あの、あれですね。このご時世なんですけど、こうやってファンの人とかかわれる、ファンクラブの人とかかわれることを、本当に嬉しく思います。またこの後のアフターイベントも、みなさま是非ふるってご参加ください」
M「はい。よろしくお願いします」
T「ありがとうございました」
M「えー、それではファンクラブ、Acoustic Friends ONLINE Party vol.2、これにて終了いたします。どうもありがとうございました。以上DEPAPEPEでした!(二人とも手を振る)
T「ありがとうございました!」

「ご案内メールに記載の時間になりましたら、URLにアクセス下さい」のテロップ。

アフターイベントですが、ファンとトークのコーナーでした。
  ラッキーダイナソーの話だったり、とろとろオムライスのイメージ曲は何?(ツバメ)とか、徳岡さんは最近腹筋を割っているとか。三浦さんは最近カヌレを自作してたり煎茶を(60度で)入れていたりするようです。拍子が109なので109っていうタイトルにした話とか、ツバメのイントロはラルクのflowerの影響受けてるとか、そんな話がありました。
徳岡さんが「学生の頃聴いてて好きだったから」って言ってたのが軽くショックでした。考えれば一世代ずれてるんだもんな。



★2020年


●12月4日、Club eX Christmas Live 2020 DEPAPEPE@品川プリンスホテル1stStageに行ってきました。

18:30~19:45の1時間半公演(ディナー抜きで)でした。二度めは9:00開始でしたがいったい何時に終わったのでしょう……。

コロナのため、2回公演のみならず、席は一つずつあけ、最前列のお客さんはフェイスシールドを付けて下さいってことで始まりました。一年ぶりの二人です。

*当日の服装

三浦さん、白い丸首Tシャツの上にベージュのスーツ。黒のコンバース(クラリーノ?)。ギターは恐竜ギター。
徳岡さん、黒い丸首Tシャツの上に黒のスーツ、靴下は白で靴も黒。

サポートバンメンは、キーボードがノッチさん、ベースがコンちゃんこと、紺野光弘さん、パーカッションがノッチさん。

*セットリスト(間違いがあったらお知らせ下さい)

1)シュプール
2)哀愁バイオレット

3)Love Letter feat.ノッチさん
4)a log

5)nite nite...zzz
6)スミレ

7)チキンライス(浜田雅功と槇原敬之)
8)Swingin' Happy X'mas

9)START
10)War Cry
11)バタフライ
12)GUILTY
13)ONE

*MC(メモをとってないので正確性はありません)

・15周年が出来なかったので今年初のワンマンライブ。配信はやったけど皆さんの反応がないので滑ってるかどうかもわからない。チャットでコメントは入れてもらえるけれども……。でもやっぱり生で聴いてもらえて反応もらえるのが嬉しい。
・a log はステージ初披露。
・二人きりの曲をやりましょうと、nite niteを演奏する二人。コロナ対策でステージ中央に椅子をむけて向かい合ってた二人が、お互い外側を向いて(相手を見ずに)演奏。……してたんですが、途中で三浦さんが立ち上がって徳岡さんの背後に近づいていったので、客席がクスクス笑い出し、「おまえずっと見てたんか!」とツッコミをいれる徳岡さん。「ずっとじゃないですよ」と申告する三浦さん。
・去年マライヤを歌ったので今年はどうする、となって、徳岡さんの好きなクリスマスソングと言うことで、浜ちゃんの「チキンライス」を歌う三浦さん。曲紹介して下さいと徳岡さんに言うといきなり拒否される。「久しぶりにSっけ出した」とか自分でいってる(笑)。歌詞カードをもって朗々と歌いあげる三浦さん。DEPAPEPEの楽屋を占領して、ずっと一人で練習してたそうです。
・GUILTYはアルバムの中でも大切な曲で、ドームまでとっておこうかと思ったけれど、いつ演奏できるかわからないのでやっておきたいと。
・最後のONEは「もう一曲いいですか」ということで、アンコールカウント。みんな声を出せないので三浦さんが歌のパートを口パク。

緊急事態宣言が出てたら行けなかったわけですが、行って大丈夫だったかなと心配になっております。チケット引き取りもギリギリまで迷いましたし……。会場内は1時間に一度の換気なども行われていましたが、座席の消毒は出来ていたのかどうか……? お土産として渡された、直筆サイン入りポストカードは、後日あけることにします。



★2019年


●12月8日、Club eX Christmas Live 2019 DEPAPEPE@品川プリンスホテルに行ってきました。

17:00~19:10の2時間公演(ディナー抜きで)でした。

ドリンクの選択肢がぐっと減ってましたね。ここにも増税的なアレが押し寄せてきてるんですかね。「クリスマスはやっぱり☆DEPAPEPE」っていうキャッチフレーズが飾ってありましたが、来年もあるのかな。

*当日の服装

三浦さん、赤い、腿までぐらいの長いシャツ、黒のパンツ、模様入りの赤い靴下、黒のコンバース(クラリーノ?)。ギターは恐竜ギター。
徳岡さん、白い丸首Tシャツの上に紺のケーブルニットベスト。シャツもベストも大きすぎて、左肩がしょっちゅう出ていました(もうすぐ遠山の金さんが諸肌脱いじゃうぞ、ぐらいのレベルで肩が八割方むき出しになっていた時も)。

今回のサポートバンメンは、キーボードがノッチさん、ベースがコンちゃんこと、紺野光弘さん、パーカッションがノッチさん。

*セットリスト

1)White Christmas からの 星の数だけ願いは届く
2)UNION
3)diary
4)Happy Birthday
5)Quarrel
6)新曲(仕上げ前の四拍子バージョン)
7)Snow Dance
8)All I Want For Chirstmas is you(マライア・キャリーのキーで三浦さんが途中和訳混じりで歌う)
9)Swingin' Happy X'mas
10)シュプール
11)旅立ちの日
12)Love Letter
13)gentle breeze
14)DUNK
15)バタフライ
16)START

encore

ONE

*MC(ふんわりで部分的です、正確性は求めないで下さい。捏造してたらごめんんさい。バンドメンバーは楽器のイニシャルで書いてます)

1)White Christmas からの 星の数だけ願いは届く
2)UNION

三浦さん(以下M) ハイどーもDEPAPEPEです、Club eX Christmas Liveへようこそ! 毎年恒例になってきまして、センターステージ360度にも慣れてきました。後ろの方にも振り向きますので、今日はよろしくお願いします。
徳岡さん(以下T) よろしくお願いします。お尻側の人むきますね。
M お尻でリズムとってたりするので恥ずかしいんですよ。
T 髪型が面白いからそっちに目が行くと思いますよ、お尻より。
M 面白いって、時期的にあってるでしょう。
T 可愛いイメージになった。痩せたしな。
M ダイエット成功させましたし。ありがとうございます。
T 色気もうまれて。恒例のClub eXですが。
M 初めての方もいらっしゃると思いますので、バンドメンバーの紹介をしたいと思います。On Guitar&リーダー、徳岡慶也! 一番に紹介しました。
T こっち向いて座りますね(向きを変えて段に座る)
M 二曲やってみましたが、他のメンバーも紹介しますね。二人組なんですがバンメンもいます。Onキーボード、ノッチ! Onベース、紺野光弘、コンちゃん! Onパーカッション、もノッチ! いつもバンドスタイルの時にお願いしてる皆さんです。そして副リーダー、三浦拓也です、よろしくお願いします。……そろそろ今年も終わりますね。アルバムの準備をしたりライブしたり思い出がたくさんあります。皆さんの2019年はどうでしたか。人それぞれに思い出があって心のダイアリーがあると思います、次は僕たちのそういう曲を、オープンハートで……向かい合って演奏しなくて大丈夫ですか? それではdiaryという曲を……カウントだけ下さい。
T 1,2,3,4!

3)diary(徳岡さんのEVOが薄闇で光っていました)

M ありがとうございます、diaryでした。目をあわせなくても心が一つだから演奏できましたね。
T できるもんだね。
M DEPAPEPEも15周年で、慣れた曲ですからね。徳岡さんと呼吸があってる。目を見なくても。
T はは。ノッチの前もいいかな(紺野さんの前に移動)。
M 僕はどこに移動しましょうか、ノッチさんの前?
T 三浦君のお尻側の人が……。
M 15周年ですが、今日のクリスマスライブ、12月の大事な一日を僕たちのためにひねり出してくださってありがとうございます。心のダイアリーに今日という日が記されますように、ありがとうございます。クリスマスライブで、世間はクリスマスモードですが、12月がお誕生日だとクリスマスが近くて祝ってもらえない方のために、今からHappy birthdayという曲をやりたいと思います。お誕生日が今日の方、はいらっしゃらない……前の日、次の日、今月、みたいにひろげていきましょうか。いなければ今年。
T 今年あかんやろ、ここにいる全員や。
M 今日は12月8日、日曜日……いますか……? いない。じゃあ、この3日以内で……言うの忘れてましたが、この曲、年齢をききますからね。年の数だけフレーズを弾くので。そちらの方。48歳。おお、いいですね、フレーズ弾くこと考えると……そちらの方は54? どれぐらい弾くか忘れちゃう。上の方は。25? 体力的に25ぐらいの方がいいですね。痛っ、歯が(マイクに)当たりました。そちらの男性は。42? T 俺と同じ年やね。おめでとうございます。
M あちらの方は。50。じゃあ54でやりたいと思います。ちょっとたくさんいすぎて、いつもは、その年の数のところでそれぞれ声をかけて合図するんですけど、今日は54、最後しかやりません。数を数えながらやるんで、自分の呼吸が持つかそこまでどうかもわからない。久しぶりにやるんでね……54ね、54。それでは12月ぶんの誕生日を祝って!

4)Happy Birthday

M おめでとうございます! 酸欠でちょっとクラクラします。皆さん、すばらしい拍手でした。

5)Quarrel

M Happy BirthdayからQuarrelでした。楽しいですけど、自分は酸欠です。
T Happy BirthdayからQuarrelは、やめといた方がいいかもね。
M ありがとうございます。嬉しいです。今日はプリンスホテルで、ちょっと何をするか考えたんですが、何かしたい。それで、皆さんにクリスマスプレゼントって事で新曲を。本当の新曲です。
T このバージョンでやるのは本当に今日で最初で最後かも。いま四拍子なんですけど、たぶん三拍子にする。
M クリスマスライブ限定で。もったいない。
T こっちの方が雰囲気よくない?(拍子を変えて弾く)。四拍子、今あんまり聞かない。
M えー、そっか、美しい曲ですよね。四拍子みおさめなんて惜しい。それではクリスマスに。タイトルはありません。

6)新曲(仕上げ前の四拍子バージョン)

M ありがとうございます、これニュアンスのある曲ですね。
T もったいない気もするけど、まだ自分らで詰められると思って。もうちょっといい感じにしたいので、楽しみにしておいてください。
M クリスマスプレゼントもお送りしたところで、DEPAPEPEの冬の曲を、雰囲気にあう曲を。毎年、この時期でないとやれない。インディーズの頃からやってる曲ですが、このライブでやりたいと思います。綺麗な雪を皆さんの心に降らせます。Snow Dance! 笑ったらあかん。徳岡さん怒る?
T 恩着せがましい、ちょっと。俺が同じ事いったら、嫌われる。
M 嫌われませんよ。
T あかんやろ。

7)Snow Dance

M 綺麗な雪が降りましたでしょうか。さて、クリスマスライブということで、えー、インストでありながらこのクリスマスライブでは、このハンドマイクを持ってるあたりが。初めて見た方は意味がわからないと思いますが、ここはチケット代に含まれません。
T これコーナーになってた(笑)。三浦くんが歌いますが、その人のキーで歌うのがウリです。前にロマンスの神様を原曲キーで歌ってます。
M 白い恋人達も、B'zのいつかのメリークリスマスも。今年は洋楽です。上手い人が歌うものでは。
T これノイズみたいな。
M 僕の歌はその、織り込まないでください。あと途中が早口すぎて歌えないところがあって、そこは勝手に日本語の歌詞をつくりました、僕なりのいいわけを。世界的歌姫の曲を。
T 初めてですよね。
M 今日は名前を言えない。
T イントロでわかるやろ。リハの時、仕上げてきたってゆうてたやん。
M 楽しくて嘘をつきました。ハードルあげないでください。

8)All I Want For Chirstmas is you(マライア・キャリーのキーで三浦さんが途中和訳混じりで歌う)

歌詞カードを片手に、ステージを練り歩き、自分の訳詞まじりで歌う三浦さん。「街の明かりが綺麗♪ 子ども達の声が溢れてる♪ 何も要らない♪ サンタ連れてこいおまえ♪ ただ欲しいのは一人だけ 一人だけなの♪」
M それではDEPAPEPEのクリスマスソングも。

9)Swingin' Happy X'mas

M どうもありがとうございます、冬の曲をもう一曲、シュプール!

10)シュプール

M ありがとうございます。DEPAPEPEの曲をお送りしました。
T マライア・キャリーが忘れられないな。早口なところ聞き取れなかったんだけどなんていってたの。
M 英語が早すぎて歌えないんですよ。それでサンタ連れてこいおまえ、サンタ連れてこいおまえって言ってました。
T それはオリジナル?
M ざっくりですけど意味はあってます。
T 来年は今回よりも?
M もう歌うのやめましょうか。

会場から「えー!」

M 歌ってもいいんでしょうか、ありがとうございます。歌うのは好きなんですけど、僕のキーにあう曲がいいです。女性の歌はちょっと。
T よせて歌ってたやん。
M 皆さんに喜んでもらえることをやってみたいと思います。今年はアルバムやツアーで日々忙しかったんですが、それも一つの旅、そう結論しました。

11)旅立ちの日(ラララ~)
12)Love Letter

M もう一曲、新曲を。

13)gentle breeze

M 徳岡さんの曲です、僕が仮タイトルをつけてます、gentle breeze。こっからはノンストップで行きます。

14)DUNK
15)バタフライ
16)START

M みんなありがとう! 今日はありがとうございました。

encore

(バンメン再紹介。Kノッチさんは一瞬、本名を呼ばれた?)

M アンコールありがとうございます。えー、ほんとにClub eXが恒例になって、プリンスホテルでのライブができて、最終的には洋楽まで歌うという。楽しくクリスマスライブできるのも、みにきてくださる皆さんのかげです。クリスマス月間、まだ最初の一週間ですが、楽しかったです、ありがとう。あち、ツアーグッズとか持ってきてますので、Tシャツとか、あと小さな袋、サコッシュっていうらしいんですが。
T 小さなフクロ。
M 怒られちゃった。これが今の流行、ナウいっていうんですかね。……ドン引きされました。僕もそんな年齢に……。来年15周年なんですが、5月10日に東京ドームシティホールでワンマンライブをやります。ファンクラブ先行はもう終わってますが、今日からオフィシャル先行でチケット予約が始まりますので、この機会にお求めください。
T みんな忙しいけど、次のドームはコンちゃんも来てくれるのかな。
B さあ。
T 怖いから。それだけやっとられんしね。
M 僕はぜんぜん呼ばれませんね。
T 売り込むスタイル? 三浦くん、要る人いる? ノッチさんとかホント忙しいので、捕まえるの難しいんですよ。今、三代目 J SOUL BROTHERSとかやってるんで。
P いや、よんでください。
T じゃあ今年もう一回。
P いやそれはちょっと。
T 今年もあと少しですけど。
M すでに予定でいっぱいですよね。
T あげるで、三浦くん。
M 僕が扱いにくいと思われるじゃないですか。こういう場面であわせてケミストリーがあると思うんですよ、皆さんと同じレベルでないかもしれないけど、いい演奏にしたいと思います。
T 下手ではないけどね。もうちょっと、アルバム、待ってくださいね、早めのクリスマスですけどありがとうございました。
M それではそういう皆さんと一緒に。

ONE

M メリークリスマス、ありがとうございました。Onキーボード、ノッチ! Onベース、紺野光弘、コンちゃん! Onパーカッション、ノッチ! 徳岡慶也&三浦拓也、僕らDEPAPEPEでした、メリークリスマス!
T もしかしてよいお年を? 僕らはもうちょっとライブがありますが、また来て下さい。


●11月2日、DEPAPEPE Autumn Live Tour 2019@東京・品川インターシティホールに行ってきました。

18:00~20:15の2時間公演でした。

*当日の服装

三浦さん、白いTシャツの上にワッフル生地系の赤いカットソーを重ねて。パンツは紺、靴下は黒、靴は黒のクラリーノ? 髪はばっちり立ち上げて。恐竜ギター。
徳岡さん、白いH&Sと書かれたTシャツの上にサーモンピンクのカーディガン(アンコールでは脱いでました)、黒のパンツ、靴下も靴も黒。

今回のバンメンは、キーボードがノッチさん、ベースが紺野光弘さん、パーカッションが、くわG (桑迫 陽一)さん。

*セットリスト

1)「もみじ」からの「Color」
2) Night and Day
3) sunny
4) Letter from the Forest
5) Light of Hope
6) Reflection

2人だけで

7) 悲愴
8) Wedding Bell
9) 水曜どうでしょうのOPとED「1/6の夢旅人」(樋口了一さん了承済)

バンメン戻ってきて

10)桜の頃(新曲)
11) Love Letter(新曲)
12) 夕焼けサイクリング

13) START
14) FLOW
15) KATANA
16) S.E.L
17) ONE

encore

1) gentle breeze(新曲・仮タイトル)
2) シュプール

*MC(ふんわりで部分的です、正確性は求めないで下さい。今回は特に自信がありません)

1)もみじ からの Color
2) Night and Day

ハイどーもDEPAPEPEぺぺです。今日はよろしくお願いします。キーボード、ノッチ!

3) sunny

三浦(以下M)のっけからフーフー言われて気持ちがいい、ギター弾いててよかったです。今日の髪型、決まってるでしょう。プロの仕事です。

バンメン紹介。ノッチさん、こんちゃん、くわGさんの順。

M くわGさんとはBillboardで一緒にやりましたけど、バンドは初めてですね。そしてリーダー、徳岡慶也!
早い物でもう11月ですよ。
徳岡(以下T)あ、どうも。汗かいてて目に入っててよく見えない。今日の三浦くんはビジュアル系っぽい。痩せたんですもんね。
M 8キロ痩せました
T 髪型が映えるね。顔もパンパンだったもんな。
M デビュー後1年たったぐらいの体重に戻りました。
T よかったね。
M 来年十五周年で、当時は22歳でまだ子どもだったから……もう大人?
T めっきり色気のでた三浦です。
投げキスする三浦さん。
M 黄色い悲鳴。
T 悲鳴じゃ……。
M 恥ずかしい。

M さて、秋の色がいろんなものからきます。森から……れたーふろむざ……
T (あまりに雑な曲紹介に)もう一回やりましょうか。
M やりなおします。いろんな手紙があります。人から来る手紙、森からくる手紙……

4) Letter from the Forest
5) Light of Hope

M 2曲続けてお送りしました。初めての人は全部新曲と思ってくださいね。
バンド構成なので、二人では出来ない曲でリフレクションをやりたい。
乱反射っていう意味ですが、音楽が絡み合って……をお楽しみください。

6) Reflection

2人で

M  Reflectionでした、ここから二人だけの世界で。
T 食欲の秋とか。音楽の秋とか。
M 徳岡さんも食べてるんですよね?
T 食べても太ってこないんだ。三浦は何ダイエットだっけ、十何時間かあけるやつ?
M 18時間あけるんです。でも、寝てる時間も含めていいんですよ。
T ふびんやね。
M (体重)キープしますよ。徳岡さんも一度太ってみたらいいんですよ。可愛いかも(まばらな拍手)
カバーをやってみたいと思います、今日はクラシックを。
ベートーベンさんの悲愴。悲しいにこざとへんにクラみたいな字。でしたよね?
T ……そやね。

7) 悲愴
8) Wedding Bell

M ベートーベンさんの悲愴、ウェディングベルでした。
T ベートーベンさんて……。クラシックは著作権が切れてるのでアレンジが自由にできる、ソロやフレーズを足したり出来る。14年もやってきたんであうんの呼吸というか。
もう一曲というか二曲。僕は水曜どうでしょう大好き、大泉さんの大ファンなんですが、そのオープニングとエンディングをやってみたいと思います。OPは本当はスライドギターじゃなくて、打ち込みの音なんですけど、近いニュアンスでやってみたいと思います(とボトルネックを指にはめる)
M 用意できましたか。
ごちゃごちゃ合いの手を入れて曲に入るのを邪魔する徳岡さん。
M (だから曲に入るの)今でしょ?

OP終えて

M どうでしょうキャラバンとか参加してたんですが、イベントでやるとすごく受けて、ロックバンドみたいな盛り上がり方する。
T 藩士の人らが盛り上がるので、俺らが人気あるって勘違いする 俺らの力じゃない そしてEDの素敵な曲。樋口さんの曲は参考にさせてもらってます。1/6の夢旅人2001。樋口さんの曲は素敵で、僕らも何かとパクってた。
M パクるっていわないでください、リスペクトぐらいで。影響ってうけるものでしょう?

9) 水曜どうでしょうのOPとED「1/6の夢旅人」(樋口了一さん了承済)

三人戻ってきて。

M 意図的なアレ。一般の人がきいたらひく。
T 今回のオータムツアーですが、リリースあってのツアーのはずだったんですが、新曲が間に合わなくて。CDが出せなくて申し訳ない。アルバムの予定だったんですけど、会場は2年前ぐらいからおさえるので……今回は謝罪行脚です。
M みなさんと逢いたかったんですよ。それに作品をつくらなくても、でて大丈夫。フェスとか、いろいろ出たんで。
数曲、アルバム用の曲も書いてるんでやりますね。その1。桜の頃。桜の匂いを嗅いでください
T かぐってなに? やりなおし。
M フレーバーじゃだめですか 春の日だまり? 間違えました

10)桜の頃(新曲)

M 新曲その2。これはもう配信してる奴で、拍手入れて、音楽でイチャイチャする曲です。ギターとバンドネオンの三浦一馬さんとやってます。今日はその部分は、ノッチさんが演ってくれます。

11) Love Letter(新曲)
12) 夕焼けサイクリング

M 少しですが新曲もやりました、リリースまでお待ちください。こっからはなつかしい曲を。ご安心ください、大ヒットチューンオンパレードです。

13) START
14) FLOW(ソロあり)
15) KATANA
16) S.E.L(いつもの拍手で)
17) ONE(会場がひとつに)

encore

M 今回もツアーグッズあります、このTシャツ。素晴らしい。普段づかいできるさりげなさ。
T そこまでさりげなくもない。僕は着たくない。三浦って名前でも書いとけばいいじゃん。
M グッズとCDを持ってきてるので、買って下さった方にサイン会しますので、よろしくお願いします。義援金ピックもあります、新しい災害が起きていて 助けられるところから助けたいと思います。いくらでもいいので、ご協力よろしくお願いいたします。
もう一つ告知が。全世界でいち早く解禁。2020年5月、十五周年やります。
T あっという間。長かったね、最初の五年と十年以降は速度が違う。
M 十五年は十周年からあっという間で、体感が早いですね。来年の5/10、東京ドームシティでやります。
T うれしいですね。メジャーデビュー15周年で。
M これから オリンピックイヤーに15周年です。本日から予約開始です。会場が広いので、ぜひ皆さんお越し下さい。帰りにチラシが配られると思いますので。

あらためてバンメン紹介。

M それではもう一曲新曲を。風を受けてるイメージであったかい、やさしい風のイメージ。
T 三浦君が仮タイトルつけてるんですけど、これ最終的につかないと思います。ジェントルブリーズっていう……やさしいかぜって、意味はあってるけど、日本語のジェントルってジェントルマンの響きがあって、おじさんの風みたい……加齢臭……。
M ジェントルマンはおっさんじゃないですよ。
T ひきずられる。ひげそりのCMみたい。
M いいじゃないですか。匂いってかわりますかね?
T もう加齢臭でてますかね、42ですよ
M 僕はでてますかね。かいでみます?
T いや。この距離(三浦さんがこっちに近づいてくるのも)くるのもいや。
M イチャイチャしちゃってすみません。それではさわやかな風……。

1) gentle breeze(新曲・仮タイトル)

M それでは、今回はオータムツアーなんですけど、11月なので冬のうつりかわりということで冬の曲を。シュプール。

2) シュプール

改めてバンメン紹介。で終了。

ライブはいい雰囲気で楽しかったですし、ツアー告知でシメでよかったです。今回の品川インターシティ、500円ドリンクはスミノフ推しでしたね……いやいまお酒飲めないからあれだけども……。

義援金ピックはツアーグッズと一緒に、会場前にも寄付できたらよかったな、とちょっと思いました。

あと、今回、全席自由だったんですけども(おかげで番号が後半でもだいぶ前で見られたんですが)、並ばせ方がめちゃくちゃ大雑把で(100人まとめてって初めてみたぞ)、通路が大混雑して困りました。何のために自由にしたんだろう……。インターシティホールってトイレが中にしかないので(うんと手前の別のホールにちょっとだけあるけど、催し物がないと暗くて本気で怖いです)、ああいう並ばせ方はどうかなあと思いました。なんで指定席にしなかったんだろう?


●8月31日、Daiwa Sakura Aid presents DEPAPEPE CONCERT ~ 雨男 VS 野外 2019 ~@上野野外音楽堂に行ってきました。

今回は16:00~19:00。一部二部制で17:10から15分ほどの休憩あり。
上野公園の蓮が綺麗でした。
私の座席は前の方でしたが、日光が直接さしてくるところで、最初は辛かったです。今回の暑さは、空調座布団と凍らせたペットボトルでしのぎました。比較的涼しく、虫もいませんでしたが、これ以上、暑くなると、夏のイベントはもう、パスするしかないかな……(音霊は今年はパスしてしまいました)。

今回のキッチンカーは、前回と同じくロコモコとか、新発売のDEPATAPIとかあったようなんですが、タイミングが悪くて、ちょっと並べませんでしたね……。

*当日の服装

三浦さん、赤いロングワイシャツ、黒のパンツ、足元は黒の合成皮革の?バッシュ。ギターは恐竜バージョン。(おそらく下にネックレスつけてました。アンコールで物販のシャツに着替えたら見えてた)
徳岡さん、白いTシャツの上に青いチェックのシャツを重ねて。下は黒のパンツ、靴も黒。

バンメンは、キーボードがノッチさん、ベースが紺野光弘さん、ドラムが横田誓哉(ヨコタセイヤ)さん。そして後半のスペシャルゲストはNAOTOさん。

*セットリスト

1)SUNNY
2)Sky!Sky!Sky!
3)さざなみ(カモメの声はリバーブで……三浦さんの悲鳴にしか聞こえない)
4)キミドリ
5)風見鶏(二人だけで)
6)きっとまたいつか(二人だけで)
7)スミレ
8)Life is a Journey
9)J.D.P.
10)SUMMER PARADE

11)Wedding Bell(二人だけで)
12)Color
13)桜の頃(新曲:仮タイトル)
14)Reflection
15)ラハイナ
16)FLOW(ここからNAOTOさんと)
17)Polyvalent(NAOTOさんの曲)
18)DEPANAOTO
19)Let's Party!!!(NAOTOさんの曲)
20)HIRUKAZE(NAOTOさんの曲)
21)START

encore

1)Kiss
2)情熱大陸の曲で「情熱物販」
3)ONE

好きな曲が多くて嬉しかったです。Sky!Sky!Sky!は野音ぐらいでしか聴けないし……。
三浦さんほとんどスタンディングですがバラード系の時は座ってましたね。

*MC(ふんわりで部分的です、正確性は求めないで下さい

徳岡さん、「今回は雨が降っていないけど、終わるまで油断がならない、最近のゲリラ豪雨はすごい」。 奈良の野外では30分前まで晴れてたのに土砂降りになって「電気関係が危ないから中止」まで言われたが、排水して1時間遅れで開演。その間、3曲ぐらい生音でつないだ。

「風見鶏」や「きっとまたいつか」は、中国ツアーのライブで日替わりでやっていた。アジアではチークタイムに流れるせいか、割とバラードが盛り上がる。「踊るべき?」と三浦さんが差し出した手を嫌がる徳岡さん。「汗ベタベタの手で触らないで」「Shall we dance?」な三浦さん。踊らせたくない徳岡さん。

曲の説明をどんどん言ってしまう三浦さん。「スミレ」に対して「途中からバンドが入ってきて盛り上がる」「お花の曲です」とかあらかじめネタを割りすぎ。「演奏してても気持ちが入っていかない」という徳岡さん。

バンメン紹介で、今回は新たに加わった横田さんを三浦さんがべた褒め。「若いし男前だし性格もいい、普通、どこか悪いところがあってもいいのに、とおじさんは思う」徳岡さん「三浦は洋楽のアーティストみてても、この人絶対性格悪い、とか欠点を探そうとする」。バンメン紹介、三浦さん、徳岡さんを「ヨシナリ・トクオカ!」と紹介するので「なんでいきなり、俺だけ名前先に言うの、恥ずかしい」と言って、徳岡さんが三浦さんを紹介するときも「タクヤ・ミウラ」でやってました。

「SUMMER PAREDE」、三浦さんがMCから曲につなげようとすると、徳岡さんが途中から別のメロディーに弾きかえてしまって入れない、というコントあり。他にも、三浦さんがしゃべろうとすると、バンメンがBGMのボリュームをあげて邪魔するコントあり。

「Wedding Bell」も中国ライブ演奏用バラードのひとつ。元々は徳岡さんの親族(弟さん)用につくったのに間に合わず、「でもお客さんが実際に結婚式で使ってくれたようなのでよかった。手紙を読むシーンとかで使ってもらった」。そして曲の説明で迷走する三浦さん「手紙を読むお嫁さんが泣く。お母さんが泣く? お父さん?」「誰が泣くの」「全員」

「Color」、テーマカラーは青だけど、「お客さんの心の色は全部見えてます」と言い出す三浦さん。徳岡さんが引くが、「心の扉を開いて見せて下さい」

DaiwaのSakura Aidとのコラボなので、配布された冊子「ひとひら」を見て欲しい。今回は上野特集なので。ちなみに、陶花器をつくっているタケダさんが、Daiwaの関係者として応援に来てくれたのに、なぜか胸元を隠している。間違えてゴンチチのロゴのシャツを着てきてしまった、と謝るタケダさん(どっちとも仕事をしているので持っていた)。徳岡さん「逆じゃなくてよかった。ゴンチチさん大先輩なのに。間違えてDEPAPEPEのシャツを着てゴンチチさんのところに行かれたら、僕たちが嫌われる」
新曲の「桜の頃」は仮タイトル、ほんわかしたいい曲なので季節を選びたくないけれど、Sakura Aidでもやって他のタイトルにするのは……?

NAOTOさんとは今までもいろいろやってましたが、正式なゲストとして野音に呼ぶのは今回が初めてだそう。三浦さん「先輩ですけどデビューは同期ということで仲良くしてもらってます」。振り付けしながらポリバレントを演奏する三浦さんNAOTOさん。たくさんの力みたいな曲です、と大雑把な曲説明をする三浦さん……。

NAOTOさんが、前回の奈良の雨はひどくて、数分しか離れてない駅ではまったく降っていなかった、と暴露。「今回降らないのは皆さんのおかげですよ」。徳岡さんが「前回は村井マネがいたんですよ。今回は山梨の方の仕事に行ってて、今、こっちに向かってる」というので会場から「えー!」の声が。NAOTOさん、「みんなここまで出かかってる、村井さん来ないでって」と喉元をさす。「山梨から来なくていいですよね」

アンコールでも出てくるNAOTOさん。「村井さんが来る前にさっさとやっちゃいましょう、もう田端まで来てるみたいです」とチクる。リハーサルなしで、情熱大陸を弾かされるNAOTOさん。それに「ぶっぱぶっぱ♪」と適当な歌詞をつけて、Tシャツやタオルやピックセットの宣伝をする三浦さん。NAOTOさん、「この曲でぶっぱぶっぱって歌う人いないよ、天才だよ」と笑う。

最終的には降らなかったので、今回の雨男は完全勝利!

秋のツアーの会場先行申し込みがあったのですが、告知はありませんでした。


●6月15日、EPAPEPE JUNE Strings Special Live 1st Stage@Billboard東京にいってきました。

一時間半の二回回しですが、半年ぶりのライブで楽しかったです(具合が悪くて1月のライブはチケットをとっていたにもかかわらず行けず、5月7月のライブは見送ったので、どうしても行きたかったんです)。

*当日の服装

三浦さん、赤い蝶ネクタイつきの長めのシャツに、エプロンタイプの黒いジレ、ダークグレーのパンツ、足元は合成皮革っぽい黒いバッシュ。
徳岡さんはUネックのシンプルな白いTシャツに黒い上下スーツ。足元も黒、靴下は白。
ギターは二人ともカッタウェイ。
徳尾さんの譜面台には蛍光塗料で塗られたセットリストがありましたね。

バンドメンバー、公式サイトからひいておきます。
徳岡 慶也 / トクオカ ヨシナリ (Acoustic Guitar)
三浦 拓也 / ミウラ タクヤ (Acoustic Guitar)
松本 圭司 / マツモト ケイジ (Piano)
くわG (Percussion)
伊藤 修平 / イトウ シュウヘイ (Cello)
須原 杏 / スハラ アン (Violin)(三浦さんはアンズさんって呼んでいたかも?)

オリジナルカクテル「START」情報

初夏を彩る、ふたりの軽快な
ギターサウンドをイメージした
オリジナルカクテル。
香り豊かな麦焼酎をベースに、
オレンジフレーバーリキュールのレモンジュース、
生搾りのグレープフルーツジュースで
仕上げたこの夏前初の
柑橘サワー・カクテルです。
ALCOHOL ¥1300
NON-ALCOHOL ¥1200

*セットリスト

1)星の数だけ願いは届く
2)さざなみ
3)Letter from the forest
4)ひと夏の恋
5)白い花
6)新曲
7)FLOW
8)哀愁バイオレット
9)FAKE
10)KATANA
11)ONE

encore:START

*当日の流れ(ふんわりと。間違ってるところもたぶん多々あります)

1)星の数だけ願いは届く

M:Billboard東京へようこそ、こんにちは? こんばんは? ハイどーもDEPAPEPEです、よろしくお願いします
T:よろしくお願いします。
M:毎年恒例のBillboard東京ライブですが
T:今日は時期的にちょっと早いんですけどね。東京は10月でAutumnとかつけてるから。某らには夏の箱としては嬉しいですね、雨男ですし
M:室内の気分ですよね。梅雨に入ったと思ったら少し晴れたかなと思ったら、日本列島荒れ模様。今日は穏やかで優雅な演奏を楽しんでください。毎年出してもらえて、この素敵な会場に見合う人間なのか、なれていたらいいなと思う気持ちをこめて演奏します。というか、毎年現実を見直すようになったということで、衣装、新調ー!(見せびらかす)
T:コンセプトは? 前から見たら素敵かもしれないけど
M:そこ笑うところじゃない
T:だってパーカッションのくわGさんが後ろから見て「シャアみたい、ガンダムの」って言ってたよ
M:前掛けじゃありませんよチョッキというかベストです、ええなと思ってもらえる大人のスタイル(会場に拍手を求める)
T:拍手してる人の数が会場にいてる人とあわない
M:演奏の方で認めてもらえるようにしたいと思います。バンドメンバーも普段と違うので違う雰囲気で聞いてもらえると思います。一曲目は久しぶりの曲で「星の数だけ世界は届く」でしたが、夏にかけての時期と言うことで、昔の曲ですが海の曲をやりたいと思います、さざなみ、という曲です。これはインディーズの頃からやってる曲ですが、雰囲気を出すためにカモメの声を入れてるんですが、自分でしないでエフェクトでもいいんですが、初心に返ってカモメの声をやりたいと思います。
T:やらなくてもいい。一番シュッとして欲しいところなのに
M:(喉のあたりに手をあてて声を出すがよく出ない)
T:雑
M:目を閉じて聞いてください
T:目をあけといてください
M:(ひとしきり、変な悲鳴を上げてから)「さざなみ」

2)さざなみ

M:サンキューサンキューサンキュー!

3)Letter from the forest

M:さざなみから、Letter from the forestでした。古い曲から新しい曲まで、時代を感じていただければ
T:あれはカモメですか?
M:15年ぐらい前ですからね、年をとって喉をやられてる
T:アシカショーかと思った
M:波なんでアシカでもいいかもしれないですね。年をとったんで
T:二回いうこと?
M:さて今日は素敵な編成でお送りしてます、ワンマンツアーで今日はツアー初日なんですけども
T:初めてですよね、みなさん
M:とてもまとまった感じでお届けできていると思います。皆さん感じがよくてやりやすい
T:なんで上から言ってる感
M:いい人だらけで……まず最初はオン・パーカッション、くわG! 今までやったパーカッションの皆さんから、くわGさんはすごくいい人って言われて、サウンドもあうと思うっていう前評判通りの人で、すぐにいい感じになって。年も近いので、意気投合して
T:一緒に飲みに行ったりしたんですか
M:飲みに行かないといけないんですか。のめますか? 飲みに行きましょう。ドラムからパーカッションに転向した方なんでバラエティー豊かな音を出すというか、DEPAPEPEのサウンドを包み込んでくれます。
今日は弦楽器で二人ストリングスをお呼びしてます。Billboardはチェロとバイオリオンスタイルなんですが、今回は初めてのこのお二人、オン・チェロ、伊藤修平! 修平さんも年が近いんで意気投合して……同学年になるのかな。のめます? 飲みに行きましょうね。アドリブお願いするとすごく個性的に楽しくて。アンサンブルとかエレクトリックチェロとかもやってらして、クラブでDJもやっていて、DJシュウマイで活躍してるので、お近くで行ける方は
T:お近くって
M:オン・チェロ、伊藤修平! 続きまして、須原杏! 杏さんは一回ご一緒してお話したことがあるんですけど、こういう形は初めてですね。バイオリンの村田泰子さん、やっちんさんとユニット組んでらしたり。杏さんもとてもいい人で……飲みにはいけれる? イエーイ! バイオリンもすぐになじんで、Letter from the forestもとても素敵でしたよね。オン・バイオリン、須原杏!
M:あとですね、念願叶って初めてバンドメンバーになってくれた、オン・ピアノ、松本圭司さん! 前にセッションしたのって10年前ぐらいでしたっけ
T:チキンジョージの頃から見てた。T-SQUAREにいた頃に来てくれて、その時入ってた。俺バイトに入ってて。1998年ぐらい。三浦は……
M:98年は中学生やってたんでバイトしてないです
T:思わぬジェネレーションギャップが……意外と近いと思ってたのに。
M:いろんなところでニアミスはしてて、一回ワンマンライブでご一緒したいと思ってたので、夢が叶って嬉しいです。オン・ピアノ、松本圭司!
そしてわれらがフロントマン、バンドリーダー、徳岡慶也! 僕も紹介してください。
T:横から見ると(チョッキが)エプロンにしか見えない……サブリーダー、三浦拓也。
M:メンバーを紹介したところで次に行きたいと思います。夏と言えば恋ですね。夏の声をきいたら恋。
T:おまえ、夏に恋したことなんてないやろ
M:ありますよ。つなげないだけです
T:それ、もともとつきあってない
M:それでは次の曲、ひと夏の恋

4)ひと夏の恋
5)白い花

M:サンキューサンキューサンキュー!
T:なんでそんなにかっこ悪いの
M:できればかっこよくしたいんですけど、ドタバタしすぎ
T:せんでええから
M:ひと夏の恋、白い花と演奏しました。白い花は何色の花か本当な指定してないんですよね。皆さんご自身の心に浮かんだ色を、赤、黄色、緑、紫、オレンジ……
T:みなまで言い過ぎ。せっかくインストなのに歌詞以上にしゃべりすぎ。台無し。
M:場にふさわしくなれてない。歌わないぶん、思いをMCにのせようとして
T:この人本当にね、帰りのエレベーターの中とかで「今日押しましたね」って言う。こっちにも責任があるみたいな。おまえ(が原因)だよって。アレちょっと厭やな
M:二人で一つでしょう僕たちは。徳岡さんがしゃべるときもあるじゃないですか。僕のせいだけじゃないですよ。確率は僕の方がいいかもしれないけど、いつも緊張してるんですよ。
ここでカクテルのCMを差し込みます、今回もオリジナルカクテルをつくっていただきました。(説明文を読む
T:横向いてみ。シェフみたい(チョッキがエプロンっぽいので)
M:ここぞとばかりに……僕、焼酎が好きなんで、それをベースに飲みやすいカクテルをつくってもらおうと思って。ノンアルコールも味は変わりませんので、もしよかったら飲んで見て下さい。
DEPAPEPE、ここのところ、イヴェントライブもあんまり出てなくて、久しぶりのツアーライブなんですが、実は楽曲の整理をしてまして。今年の頭からずっと曲を書きためてたんですよ。それでワンマンライブなので、ここで新曲のお披露目をしてみようかなと。
T:皆さんに譜面の状態のまま渡したら、すぐに弾いてくれていい感じになったので。
M:今日の段階の曲なので、1stステージと2ndステージでは曲が変わるかもしれません。
T:一緒に出来て良かった。発想がふくらんだ。
M:(ぎこちなく一言)それはよかった。
T:そこは話ふくらませて……!
M:どのような感じで……
T:もういい
M:今日の曲ですから梅雨の頃とか……雰囲気とかアンケートに書いてください。参考にします。あなたのタイトルがつくかもしれません。

6)新曲

M:タイトル中心に、ツイッターでも呟いてもらえれば。いろいろ考えられますよね。
T:DEPAPEPEっぽい感じにできてるかと。公式のツイッターでも……あんまりコミュニケーションしてないか
M:こんなアレンジはどうですかとか
T:そのままこのメンバーでやれたらいいな。よろしくお願いします
M:ここで交渉しますか。でもおしゃれな出会いってなかなかないですからね。素敵なミュージシャンと共演すると刺激をもらえます。今年は6月頭に日比谷音楽祭に参加させてもらえて、いろんな垣根を越えて楽しいイベントでした。大物ミュージシャンもたくさん、石川さゆりさんとか、布袋さんとか。かっこよかったです、ギターヒーローって感じで。足上げるのかっこいい(布袋弾きをまねる)
T:何か違う。ステージの反応が悪くなってく……空しくない?
M:これからノリのいい曲をやっていくんで。かかしじゃないですよ。じゃ、行きましょう
T:イヤデスヨ
M:それじゃバンドサウンドに乗せて……

7)FLOW(曲中にソロがあってバンメンをステージ上手から順番に紹介)
8)哀愁バイオレット(曲中に三浦さんが足を上げて演奏)

M:センキューセンキューセンキュー! 哀愁バイオレットと二曲続けて演奏しました。ロックスターっぽくやれましたね。一気に拍手が減る……
T:布袋さん、やったな?
M:演奏よかったでしょう
T:文化祭みたいやった
M:なんかこれ(赤いシャツ、裾が長い)スカートみたいですね、皆さん見えました? こっちは見えてない? 見せましょうか
T:もういいから
M:それではノリのいい曲ともっと演っていくのでよろしく!

9)FAKE

M:FAKEでした、センキューセンキューセンキュー!

10)KATANA

M:楽しい時間はあっという間で、もう次で最後の曲です。Billboardの会場にいる皆さんと一つになれる曲を。

11)ONE(コーラス要求)

M:心を込めて演奏しました。ありがとうございます、皆さんに楽しんでいただけたと思います(バンメン紹介して一度はける)

encore

M:アンコールありがとうございます。今日の8:00解禁の告知があります。皆さん、20:00までネットとかに書かないでくださいね。今年も夏のワンマンライブが決定しました。8/18、奈良の方。
(会場から「奈良?」と反応が)
M:雨男VS野音2019です。今回も面白い会場でやります。雨降ったらだめなところですけども。そして東京、8/31、上野の水上音楽堂。ゲストはNAOTOさんです。会場先行もありますので、これからチラシ配られるかと思いますのでご覧ください。
それではアンコールはカクテルの曲。「START」

1)START(演奏中に、恒例の背後のカーテンが開いていくが、例年と違い、まだ18:00前なので外が明るく、急にステージに光が差し込んでバンメンが苦笑する場面も)

もう一度バンメンを紹介して、次のステージのためにさっくり退場しておしまい。


★2018年


●12月24日、Club eX Christmas live 2018@品川プリンスホテルにいってきました。

2時間10分の長丁場(17:05~19:20)でした。
セットリストは「たぶんこうじゃないか」なので、間違っていたらごめんなさい。
割とどの曲もゆったりめの演奏で曲名もはっきり言ってくれてたんですが、当日の私が体調が悪くてメモがとれてない……。

*当日の服装

三浦さん恐竜ギター。黒のスーツ上下にクリーム色のシャツ。足元はビニールっぽいバッシュ(靴底が白くて厚い)に白い靴下。徳岡さんも黒の襟なし上下、中はグレーのTシャツ?
今回のバンドメンバーは、紺ちゃんこと、紺野光広(ベース)、ナワッチこと縄田寿志(キーボード)、それからノッチさん、notch(パーカッション)
誘導してきたスタッフさんがいたので一瞬6人に見えてしまいました。
360度センターステージで、ノッチさんが下手にはみ出していたので、近くの人がうるさくないか恐縮していました。

*セットリスト

1)シュプール(イントロは山下達郎のクリスマス・イブ)
2)FLOW
3)哀愁バイオレット
4)あの橋を渡ろう
5)Color
6)Letter from the forest
7)きっとまたいつか
8)スミレ
9)旅立ちの日
10)ラハイナ

冬の曲メドレー。12から14は三浦さんが原曲キーで歌い上げました。

11)Snow Dance
12)HAPPY XMAS (WAR IS OVER)(John Lennonのカバー。みんなでコーラス)
13)恋人がサンタクロース (松任谷由実のカバー)
14)白い恋人達(桑田佳祐のカバー。時々振り返って歌詞を確認)
15)Swingin' Happy X'mas

16)Happy Birthday(ちょうど当日生まれの48歳の人がいて、アウトロぴったり48回!)

17)DUNK
18)Quarrel
19)ONE
20)白い花

encore

START

*当日の流れ(ふんわりと)

1)シュプール(イントロは山下達郎のクリスマス・イブ)

最初の「ハイどーもDEPAPEPEです、クリスマスライブへようこそ!」

2)FLOW
3)哀愁バイオレット(タイトルコールから)

三浦さん(以下M)「360度ステージなので、ケーキみたいに僕たちがのって。まわりにバンメンの皆さんで。まわりながら演奏したいと思います」二階にもアピール。
M「冬の曲メインといいながら、いつもどおりにやりたいと思います」
徳岡(以下T)「そうですか?」
M「実は二人でやるのが久しぶりで。中国以来かな? 司会もひさしぶりなので気合いが入ってます。ではそんな感じの曲を一曲」
T「ではないです。つくりましたけどね」

4)あの橋を渡ろう

身体の向きを変えてみる徳岡さん。さしてかわらない?と。

5)Color

M「結局お尻ばっかり向けてる? 実は押尾さんのクリスマスライブにいったら袖で見てたスタッフさんが僕のリズムのとりかたが左右が微妙におかしい。両足つかってるしお尻をつきだしてるって言われて……お尻でしゃべる?」

6)Letter from the forest

M「バンメンの皆さんがスキマうめてくれるので、なんかぶっつけでやりたいですね」
T「だめやん、決まってる通りにやれ」
M「一回やってみましょうか、僕がふって」
T「そしたら俺(凄い厭な顔をして)「アン?」っていう」
実際にネタ振りされて「ア?」をやる徳岡さん。

バンドメンバーの簡単な紹介。
M「僕だけ不満を言われる。クリスマスイブに不満を言われる会」後ろの髪型が変とかツッコミを入れられる。
M「毎日がクリスマスだったら、いや毎日じゃだめですね。次の曲はEVOを使います」
T「やめとくかな、いつも使ってる曲じゃないし」

7)きっとまたいつか
8)スミレ

M「いつもはdiaryでやってるんですけどね。次もColorsから、360度でやると素敵。旅立ちの日」
T「どういう意味かわからない。けど三浦くんがつくった曲だし」
M「あとつくってないのがバレバレじゃないですか」
T「ほめてるつもりなんだけど」
M「一緒につくってるって言えば他の曲もそうかなって思われるけどこの曲だけ僕が一緒につくってるってわざわざ言ったらバレバレ。デュオでやってるのに。ハードルをあげて……」

9)旅立ちの日
10)ラハイナ

M「せっかくクリスマスなので、夏の曲も演奏してますけど、冬の曲をやりましょう。シュプールは冬の曲ですけど、冬にしかやらない曲を」

冬の曲メドレー。

11)Snow Dance
12)HAPPY XMAS (WAR IS OVER)(John Lennonのカバー。みんなでコーラス)
13)恋人がサンタクロース (松任谷由実のカバー)
14)白い恋人達(桑田佳祐のカバー。時々振り返って歌詞を確認。「この歌は料金に含まれませんからね」)
15)Swingin' Happy X'mas

T「去年はロマンスの神様とかやったんですが、三浦くんが偉いのはちゃんとぜんぶ原曲キーで歌ってんですよね」
M「次にやる曲は会場に質問をします。最後のところね、これを誕生日分やります。こんな感じで」
T「少なくない? リハでも2回しかやってないよ」
会場に当日生まれの48歳の人がいて、アウトロを48回やることに。
M「久しぶりだから48回もできるかな?」

16)Happy Birthday

M「盛り上がって行こう」

17)DUNK
18)Quarrel

M「会場のみんなとひとつに」

19)ONE

M「今日は本当にありがとうございます、本当にメリークリスマス、あなたにメリークリスマス! クリスマスならでのきれいな花を咲かせます」

20)白い花

バンドメンバーを紹介していったんハケます。

encore

M「今年も忘年会ライブをやります。告知は今日解禁で、原宿で一回目17:00、2回目19:30からやります。紺野さんが来てくれます」
紺野「ただでお酒飲めるからね」
しかしナワッチさんとノッチさんは仕事が入っていて不参加だそうで、DEPAPEPEと紺野さんの三人でお送りすることに。
M「では最後ですが最初の曲、メリークリスマス!」

START




●10月20日、DEPAPEPE Just Do Playing Live 2018 Guest:梶原 順@Billboard Live東京1stステージにいってきました。

2nd stageはセットリストが違っていると思いますので、そちらに行かれた方のレポをご覧下さい。

今回、ゲストとして、ベース:山田裕之、パーカッション:髭白健のお二人が参加してました。

オリジナルドリンク「Just Do Playing」。アルコールは税込み1300円、ノンアルは1200円。
以下、説明文。

お二人からいただいたアイデア
『秋で紅葉の季節が近づくので、アコースティック
ギターウッドな色味(by 徳岡さん)』
『公演タイトル”Just Do Playing”にあわせて
炭酸が効いたハイボール的な
元気がでるようなカクテル(by 三浦さん)』
を掛け合わせ、ブランデーをベースにザクロのシロップ
と赤ワインで秋の色彩をイメージし、さっぱり
としたジンジャーハイボールに仕上げました。

*当日の服装

三浦さん、長めの髪をふんわりパーマ。黒のスーツで内側は細かい赤いチェックのシャツ。ボタンは白。靴下は黒。靴も黒。
徳岡さん、短め茶髪、白いTシャツ、グレーのドルマンっぽい上着。黒のパンツ。靴下は白で靴は黒。手首になにかバンドっぽいものしてましたが、夏のツアーグッズとかではなさげ。
梶原さんは白いボタンダウンのシャツ、襟とボタンエリアがグレー。パンツはベージュ系、靴は淡いグリーンのブーツ。メガネをかけて、長めの髪は後ろでひとつに結わえて。

*セットリスト(★は梶原さん作曲のツアー用新作。5曲目から参戦)

1)シュプール
2)START
3)notes for Flora
4)DUNK

5)FLOW
6)見上げれば星★
7)Jumming Dance Power★
8)タイトル不明★
9)タイトル不明★
10)Passion★
11)Reflection
12)ONE

encore
1)J.D.P

*当日の流れ

16:30、最初は梶原さん抜きのゲスト二人の四人で。いつものようにステージ左の階段から四人ぞろぞろ。

1)シュプール

三浦(以下、M)「はいドーモDEPAPEPEです。ビルボードライブ東京へようこそ。今日は楽しんでいってください!」

2)START

M「あらためまして、はいドーモDEPAPEPEです!」
徳岡(以下、T)「こんなにたくさん」
M「沢山の方に来ていただいてありがとうございます」
T「そうね」
M「DEPAPEPEが東京へやってきました!」
T「(いま東京に)住んでます。やってくるってなに」
M「ここに住んでますね。家にやってきました。本日は素敵な会場に来ましたのでそれにふさわしく高めた音楽とキャラクターでお送りしたいと思います」
T「キャラクター。間違えた人がやってきましたね」
M「変えないところは変わらず、スペシャルなライブにしていきますのでほんとよろしくお願いします。今日は素敵なバンドメンバーが来ていますので紹介します。On Base、山田裕之! On Percussion、髭白健! そしてOn Guitar、リーダーのヨシナリ・トクオカ!」
T「なんで僕だけ名前を逆にするの。全員そういうならともかく」
M「徳岡さん、紹介して下さいよ」
T「ビルボードなのでかっこよくやってください。紹介はご自分で」
M「司会兼ギターを弾いてます、三浦拓也です、よろしくお願いします。それでは四人編成でスペシャルなライブをしていきます。次の曲は久しぶりですね、notes for Flora」

3)notes for Flora
4)DUNK

M「Thank you! どうもありがとう! notes for FloraからDUNKでした。少し違う感じの2曲を演奏しましたが、いかがでしたでしょうか。(客席から歓声)Hoo!とかいつでも言ってくれてもかまいません。さて、次は素晴らしいプレイヤー、今回、Just Do Playing Live 2018と題してますが、ここで、大好きな、大好きな大好きなギタリスト、梶原順さんを、お呼びしたいと思います」

舞台袖左側から普通に出てきて、中央の椅子に座り、右足を曲げて左膝にふくらはぎをどっかり乗せて、ギターを固定する梶原さん。

M「ビルボードライブに繰る前に、JDPとして各地を回ってきたので、JDPの世界を楽しんでいただけたらと思います。まずはDEPAPEPEの曲に梶原さんが入ったらどうなるか。Beat, Come on!」
T「……あんま、しゃべりなさんな。ビートって……出てこないよ。トークは短くって言われてるんだから無駄なことは言わない」
M「そうでしたね」

5)FLOW

M「On Guitar 梶原順! はい、ありがとうございます。僕らの世界、JDPでこのままやっていきたいと思います。この立派な会場にふさわしい……」
T「(三浦さんの)言葉遣いがバンドマンやない。政治家か」
M「説得力を出そうとしてるんですけど、そんなことなかったですね。みなさんの顔を見てると楽しくなって来ちゃって。ツアーが終わる前に、梶原さんにお話してもらおうと思います」
梶原(以下、K)「こんにちわ。でいいのかな。梶原順です。JDPツアー、すっとやってきましたね」
M「二週間で11回ぐらいやりましたからね。今日がファイナル、千秋楽です」
K「DEPAPEPEのこの二人が組んだきっかけはJ&Bのバンド活動があったからで、(亡くなった)浅野さんと一緒にアコースティックギターでやってて、それをチキンジョージでやってた時に聞いて、それがキッカケで出来たんだよね?」
M「かっこよかったんですよ。それでJ&BがなかったらDEPAPEPEやってなかった」
K「ありがたいことだよね。僕はアコースティックギターにコンプレックスがあって、自分たちのバンドだけじゃなくて、アコースティックギター上手になろうと思って、そろそろ始めたの。浅野さんとデュオを始めた時も試行錯誤で、僕も最初はガットギターじゃなくてフォークギター持ってたの。でも一人がガットやると音の広がりがあって。浅野さんはフォークギターのままだったけどね」
T「ガットでそこまでファンキーなソロをやれる力量があるからですよ。梶原さんだからこそ」
K「専門の人からみたら邪道だと思うよ。エレキでやってることをそのまま置き換えてるんだから」
M「普通に難しいですよ、置き換えるだけでも」
K「それに関しては長くなるので……JDPの曲を書こうとした話を。中国ツアーの時に曲を書いて6曲、JDPのツアー中にさらに書いて8曲書いたんで、全部披露することができなくて」
M「一曲未発表がありますね」
K「何かの形で披露できたらと思います。そんな中の一曲めは、「見上げれば星」。浅野さんが今居たら、どんな曲を書くかなって。それを三人で弾くならこうかなと思ってつくりました。浅野さん、日本語のタイトルが好きだったからね。これを聞いて下さい。「見上げれば星」」

6)見上げれば星★
7)Jumming Dance Power★

M「この曲もタイトルを略すとJDPなんですよね。もう、ここからは、じゃんじゃんやっていくスタイルで」
K「ここはJDPならではの、とかいろいろ楽しい話があるけど、長くなるから」
T「危ない」
M「ツアーでやっている新曲で、もうJDPの曲といっていいレパートリー、見上げれば星、ブッチャー(浅野)さんのことを思うと、一緒にやれてたらどうかなって考える」
K「今日、こういう演奏ができるのも出てるからで。この三人で演奏するのをね、今日、実は浅野さんのご家族が見えていて、聞いてもらえるのが嬉しくてね。さあ、さーっとこの後」
M「ビルボードから曲を沢山やってくれって言われてるので」
T「もうけっこうしゃべった」
M「お黙りなさい? 1stステージも2ndステージも本当に全力でやっていきますので……」
K「はい、ストップ」
T「それでは梶原さんの曲を2曲」

8)タイトル不明★
9)タイトル不明★

M「(タイトルコールききとれず)Thank you!」

10)Passion★
11)Reflection

M「Passion、Reflectionでした。次が最後の曲になります(イントロを弾き出す。客席から「えー!」の声)最後はあの曲、ONEで終わりたいと思います。JDPでした!(そしてメンバーを再紹介)

12)ONE(ステージ後部のカーテンがひらいて六本木の夜景が見えるようになりました)

ここでもう、17:35。いったん全員ハケて、アンコールへ。

encore

M「アンコールありがとうございます。なんか時間に集中できましたね。予定通りにおさまりましたが皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか。今日できなかった曲は、いずれ、何らかの形で、何かの媒体でお届けできたらと思います」
K「(笑)政治家だ」
T「媒体ってなんや。普通に言え」
K「ツアーは終わったけど、JDPの曲はこれからも書いていきたいと思うのでね。朝刊で」
M「朝刊っていうのは、ツアー中、毎朝楽譜が来るんですよ。改訂版とかも」
T「無茶やって。梶原さんは百戦錬磨やから一回やればあわせられるけど、俺ら無理なんで、朝刊が届くと背筋が伸びる。目覚ましより目をさまさせました。充実したツアーだったけど」
M「一皮めくれた僕たちを……」
T「めくれた?」
M「一皮? むける? 最後の曲は、最初に梶原さんと一緒にやる時につくったこの曲しかないでしょう。J.D.P」

1)J.D.P

M「どうもありがとうございました! On Guitar 梶原順! On Base、山田裕之! On Percussion、髭白健! On Guitar 徳岡慶也! そして三浦拓也、どうもありがとうございました!」

17:45終了。

梶原さんが常にニコニコ面白く、そしてかっこよく、二人も楽しそうでした。
地方のツアーは行けませんでしたが、ビルボードはなんとか滑り込めてよかったです。

ところで席に案内された時のこと。自由席なのでどの座席がいいか訊かれるんですが、案内のお姉さんが「左側が三浦さん、真ん中が梶原さん、右側が福岡さん」って言ったので目が点になり「徳岡さんですね」って思わず言ってしまいました。県名ではないですよ、トクさんは……。

ミッドタウンはいつ行っても迷うんですが(いいかげん、ビルボードの場所は覚えようよ。何年いってんの)。
今回は、それなりに早めに到着できたので、一階のスペースになにかキラキラしたものが、ヒラヒラが降ってくるところをボンヤリ眺めていたりしました。あと、初めて気づきましたが、イスラム教の人のために、男性用・女性用のお祈り場所があるみたいですね。エレベーターの前で案内を見ていて気づきました。六本木は海外の人も多いでしょうしね。

あと、雨!
「村井さんが雨男だったんです」ってお話でしたし、天気予報を見る限りでは、まさか、と思ってましたが、降られました! 帰り、がっつり! 2ndステージの人は行きも帰りもだったのでは。
この時期、風邪をひくので、勘弁して下さい!!!!


●8月28日、音霊BEACH SOUNDS GOOD 2018@三浦海岸に行ってきました。

*当日の服装

三浦さん、ピンクに折り返しが白のシャツ、パンツは白、靴は赤いバッシュ。
徳岡さんは黒っぽいアロハシャツ、パンツは銀色に近いデニムっぽいもの、靴は見えませんでした。
当日のバックバンドは、ダブルノッチさんと紺ちゃん。ノッチさんたちは野音の雨男シャツ(紺系の)を着ていました。

*セットリスト

1)ひと夏の恋
2)Color
3)S.E.L.
4)DUNK
5)ラハイナ
6)バタフライ
7)ONE

アンコール
START

*当日の流れ

今回は5つのアーティストの参加日で、DEPAPEPEはラストでした。
インスト系のユニットが多かったんですが、バイオリンを弾く人がけっこういて、それがもうみんなメロディーにあわせて踊りまくり。演奏の質だけでなく、パフォーマンスの質も高かったです。
ポカリスエットが協賛に入ってましたが、なんかグノシーの宣伝も入ってました。

●竜馬四重奏 15:30~16:00
和楽器+バイオリンの四人組という、和洋折衷ユニット。鼓を打ってる人のかけ声が凄くて、血管大丈夫ですかってちょっと思いました。四人全員、とてもかっこよかったです。

●ichika 16:15~16:45
一人でギターおよびベースを弾く銀色の髪のお兄さん。ソロ活動は始めたばかりだそうで、ベースをマイクにコーンと打ち付けて「ベースが長すぎるんです」と言ったり、「ピックをセロテープで指に貼り付けてるんですけど汗ではがれそうです」と言ってみたり(サムピックを使ったらダメなのかな?)、ちょっと天然系なのかな? 一人で二人分の音を出す系ですね。

●山岸竜之介 17:00~17:25
この人だけ歌ありでした。一人でギターを弾いて歌うわけですが、盛り上げ方も上手かった。

●sources 17:40~18:15
キーボードとチェロとヴィオラの三人組。これはあまり嫌いな人はいないだろう、疾走感と厚みのあるサウンド。アクションもめちゃくちゃ派手。キーボードの人は普段はパーカッションなのかも? 普通のヤマハの電子ピアノの脇に小さいものが見えたので、ショルダーキーボード?と思ったら、なんと鍵盤ハーモニカで、それをもってステージ上を練り歩いたり(アコーディオンっぽい使い方をしてました)、戻ってすぐピアノ弾いたりの大忙しでした。息切れしないのかな、ショルキーじゃあかんかったのかな?

●DEPAPEPE 18:30~19:10

野音と同じ構成。トリで時間に余裕があったのか、一曲サービスされたようです。三浦さんM、徳岡さんTで書きますが、何しろ短い時間なのであまりトークはありません。腕が限界で、後半のメモはだいぶいい加減です。

M「ハイどーもDEPAPEPEです、盛り上がって行きましょう。といいながら、最初はバラードからやらせてください、少しずつ盛り上げていきます。この夏は皆さん、素敵な恋をしましたか? されてない人も僕らのこの曲 ひと夏の恋で恋をしてください、ありがとうございます」

1)ひと夏の恋
2)Color

M「改めまして、ハイどーもDEPAPEPEです、よろしくお願いします」
T「よろしくお願いします」
M「皆さん、お忙しい中、最後までいてくださってありがとうございます」
T「しかも平日」
M「今日月曜?」
T「何曜だっけ? 火曜?」
M「失礼しました、こんな日に来て下さる皆さんは神様です、どうもありがとうございます。今日のイベントは楽しいですね、最初からみてました。いろんなインストがありますね、自分たちも自分たちなりに楽しんでもらえたらいいなと思います。僕らが初めての人もいると思うので自己紹介をしたいと思います。DEPAPEPEのリーダー、徳岡慶也!」
T「よろしくお願いします」
M「2人でやってるんですけど応援にきてくれたメンバーも紹介します。オン・キーボード、ノッチ! オン・ベース、紺ちゃん! オン・パーカッション、ノッチ! そして僕の紹介はリーダーにしてもらいましょう!」
T「MC担当の三浦君です」
M「(苦笑)ギターも弾いてます、よろしくお願いします」
T「ラテンの大物みたいな服着て」
M「こういう色で(椅子から立ち上がってポーズをとると拍手が。この後、三浦さんはずっとスタンディング)ありがとうございます。今日、アイロンかけてくるの忘れたんでちょっと皺になってますが汗で伸びるでしょう。今日は頭から、ひと夏の恋、Colorと2曲続けて演奏しましたが、ここからは盛り上がって行きましょう、皆さんの手拍子を下さい、簡単です。最初はこんな感じで。ココって僕が言ったら倍の早さで、で、ありがとうで元に戻す。では練習してみましょう(2度練習)それでは次の曲、S.E.L.!」

3)S.E.L.

M「素敵な手拍子をありがとう!」

4)DUNK

M「サンキュー!」

5)ラハイナ

M「サンキュー! アップテンポの曲で盛り上がってきましたね、S.E.L.、最高の手拍子をありがとうございました。ロックっぽい感じでカッコイイところを見せたかったのでDUNK、夏っぽい曲ということでラハイナを演奏しました。(一息ついて、ペットボトルの底に手をそえて水を飲む三浦さん)」
T「上品でしょう? 神戸出身なんで、水はね」
M「やあ、今日は順調だからすこし余裕がある? アーティストの皆さん、ありがとうございます」
T「一曲増やします」
M「多めに弾いてもいいですか?」

6)バタフライ

M「最後は今日演奏してくれた皆さんとも会場とも一つになりたいということでこの曲を、今日はどうもありがとうございました、DEPAPEPEでした!」

7)ONE(ラララのコーラスは最初から)

M「どうもありがとうございました、DEPAPEPEでした!」

アンコール

M「アンコールありがとうございます、すると思ってなかったんで、何の曲にしましょう? 代表曲をやりたいと思います。今日は皆さん、楽しめたでしょうか? お天気ももちましたし、いい一日になったと思います。途中からステージが盛り上がって行ってバックバンドも盛り上がって、楽しいです」
T「ありがとうございます」

START

M「ありがとうございます、DEPAPEPEでした! 気をつけてお帰り下さい」
徳岡さんが最後にもう一度バンドメンバーを紹介して終了。

短い中にも詰め込んだ感じでしたが、どのアーティストさんもよかったので、今回は満足です。しかしやっぱり海岸は足が疲れる(駅からの距離よりも海岸に降りてからの距離が辛い)・真夏なので暑さ対策はしっかりしないと死ぬ(保冷バックにいれていったのに保冷剤3個ぜんぶとけた)、座りっぱなしは腰にくる、というのが厳しいところで、次回以降は体調を考えて参加しようと思います。


●8月18日、Daiwa Sakura Aidpresents「DEPAPEPE 雨男 vs 野外 2018」@上野恩賜公園水上音楽堂に行ってきました。

このレポは書きかけです。

*セットリスト

第一部

1)START
2)SUNNY
3)B.B.D
4)DUNK
5)Life is a Journey
6)ひと夏の恋
7)白い花
8)Sky!Sky!Sky!
9)Quarrel
10)バタフライ
11)ラハイナ

第二部

12)Kiss
13)Color
14)哀愁バイオレット
15)Flow
16)Reflection
17)旅立ちの日
18)Black Bottom Brass Bandの曲(Screamers High)
19)J.D.P.
20)S.E.L.
21)ONE

encore

1)SUMMER PARADE
2)聖者の行進

以上、16:30開演 5分遅れぐらい。
第一部は17:45頃終了、15分休憩。
第二部は18:05頃開始、19:45頃終了。

*服装そのほか

開場前にステージにギター3本、ベースが2本、ドラムセットが用意されていて、キーボードはKORG
バックバンドはダブルノッチさんと紺ちゃん。
(後半Flow以降はゲストの Black Bottom Brass Band が参加)

三浦さんは白いTシャツの上にブルーグリーンのアロハシャツ、青いパンツ、靴は白。
徳岡さんは白いTシャツの上に赤いシャツ。大きくPって描いてあるように見えたのですが違うかも。パンツは黒、靴も黒、靴下は白。この格好を三浦さんに「ダフ屋」といわれてました。
アンコールの時の着替えは、三浦さんがグレーバージョン、徳岡さんが紺バージョンを着てました。

*小ネタ

「ひと夏の恋」(作詞:三浦さん 聞き書きなので不正確です)
ひと夏の恋は 甘く切ない恋
君となら 君となら どこへでも行けるよ♪
ひと夏の恋は 時に切ないの
君のもと 駈けてゆく どこにいったとしても♪

いつも探してる どなた どこにいる
いつも探してる そーね あなたは 簡単にあえない
いま どこに……

「物販ソング」

ボンゴで物販系のラップバージョン?

DEPAPEPEの物販 うりたい たくさん 新作 たくさん♪
オフィシャルグッズありますよ お求め安い価格です♪
Tシャツ3000円 アロマバンド800円 扇子3000円 ピックセット500円♪
(二度繰り返し) 「およげ!たいやきくん」の替え歌バージョンも。

毎日毎日僕らは物販を 売れと言われて厭になっちゃうよ♪
時々君に求められるけど そんなときゃそうさ売れるのさ♪
Tシャツ一つは3000円 アロマバンドは800円 扇子は1本3000円 ピックセットは500円♪
売り場の影から見ていたら それはお得な買い物だった♪

毎日毎日僕らは物販を 売れと言われて厭になっちゃうよ♪
時々君に求められるけど そんなときゃそうさ売れるのさ♪
ステッカーセットは800円 ジャガードタオルは1800円 クロスは1枚1000円 ペンライトは1500円♪
売り場の影から見ていたら それはお得な買い物だった♪


●7月22日、ほろり二人旅2018@品川インターシティーホール(Final)に行ってきました。

レポ書きかけ。セットリストそのほかをメモしておきます。

*当日の服装

三浦さん、白いTシャツ、スキニーっぽいジーンズ、靴下は黒、茶色の革靴。ペンダント見えてました。ギター は恐竜ギター。ずいぶん自由に動き回っていると思ったら、ケーブルを背中のストラップに接続していて、そこから電波を飛ばしていたっぽい? 髪は短めで裾をすこし巻いた感じ。
徳岡さん、白いTシャツの上に、白い水玉模様の赤茶色のシャツの前ボタンをとめて。徳岡さんもたぶん、ペンダントをしていたっぽい。イヤホンをつけていましたが、それ以外に銀色の鎖っぽいものが襟元に見えてました。色の濃いゆったりしたジーンズの裾を、二度ぐらい折り返していたので、紺色と黄色?の横縞が上部についた白い靴下が見えていました。靴は厚底の黒革靴。ギターはなぜか、ストラップがついているのに上部をとめてなくて、二つに分かれた状態でずっとぶら下げていたので、スタッフさんが一度肩にかけにきていましたが、結局ストラップはつかってませんでしたね。
あと、ゲストはメトロノーム(笑)

*当日のステージ

センターステージ。席はたぶん東西南北に別れていて、私は西側の席でした。三浦さんがしょっちゅう後ろを向いたりステージを歩き回ったり降りて会場内通路を歩いたり。徳岡さんも椅子でなくステージの上の段差に座ったりして、あちこち向くようにしていましたね。会場の人にフリップが見えるようにステージの北側(?)に大きなスクリーンがあり、そこにほろりの曲を書いたフリップが映し出されており、南側の人も見えるように両面に描かれたフリップは、千秋楽では全部新作だったようです。

*セットリスト

1)いい日だったね。
2)UNION
3)Letter from the Forest
4)Sunny
5)FLOW
6)風
7)DUNK
8)Diary
9)小鳥のキャロル
10)Route128
11)旅立ちの日
12)3分クッキング
13)Howl of the Wolf
ここからラストスパート
14)START
15)哀愁バイオレット
16)S.E.L
17)バタフライ
18)ONE

encore
19)KATANA

品川はいいところ~はどの曲だったかな?
曲名の表示は三浦さんのフリップにあわせています。


●3/18、Acoustic Friends会員限定教会LIVE@東京神田教会に行ってきました。


*当日の服装

三浦さん、グレーと白の大きなチェックのボタンダウンシャツ、下はジーンズとバッシュ?
徳岡さん、グレーのだぶだぶのUネックトレーナーで裾から黒いアンダーが見えてました。下はたぶんジーンズ。
三浦さんは恐竜ギターでした。

*セットリスト

1)悲愴
2)always
3)FLOW

4)桜舞う
5)Letter from the Forest

6)風

7)水面に浮かぶ金魚鉢

8)新曲案2種

9)ノクターン

★リクエストコーナーで短めに

10)Charge & Go!
11)Hi-D!!
12)恋水
13)スミレ
14)白い花半分スミレ

15)哀愁バイオレット
16)Sky!Sky!Sky!
17)Quarrel
18)Butterfly

19)ONE
encore

1)キミドリいろのSTART
2)SUNSHINE SURF!SUNNY

3)START

*当日の流れ(ふんわりと。三浦さんがM、徳岡さんがT)

1)悲愴
2)always
3)FLOW

M「教会は初めてで緊張しますね。こうやって、ちゃんと座ってしまうと意外と見えない……皆さん見えますか?」
セットリストを踏んで、ビリビリにしてしまう三浦さん。
徳岡さんが、alwaysは梶原さんの影響が、と語りはじめて、ここの転調が、という話をはじめますが、それをきいてない三浦さん。
M「教会内は、水をのんではいけないということで、飲むときは一時、壇上からはけます、のんでる間は徳岡さんにしゃべってもらいたいと思います。ところで東京は開花宣言したってききましたが、僕らが開花宣言ってことで」

4)桜舞う
5)Letter from the Forest

M「ところでみなさんのところは、桜は咲いてます?」
客席から反応なし。なぜ開花宣言したのに咲いていないのか、首をひねる三浦さん。
M「いつもどおりのライブになってまいりました」
三浦さんのトークに冷ややかな徳岡さん。「意外と僕のこと好きなくせに」といつもの返し。
M「昔はしゃべれなかったんで、練習させられて。前に言ったかもしれませんが、徳岡さんの家に行って練習しようとすると、ずっとお笑いのビデオ見せられるんですよ。僕はギターの練習がしたいのに。トークの間のとり方とか一緒やって言われて。次は、久しぶりの風をやりたいと思います」

6)風

M「この曲大好きなんですけどね。ソロ、交互やりましたね」
T「両方バランスよく響かせるのって、調整が難しいんで、PAさんがいつもやってくれてるアンドウさんじゃないと。ちゃんとやってくれる人じゃないとできないんですよね。大好き、アンドウさん」
M「インドネシアに行った時、僕ら、学園祭の最後になって、お客さんが6000人ぐらい来てて。アンドウさんが調節終わって、PA席に戻ろうとしたら、人がいっぱいで戻れないんですよ。俺が戻らないと音がでないーって、始まる前からモッシュ、お客さんの上を泳いでた。アンドウさんが伝説になりました。次は、インディーズの頃の曲で」

7)水面に浮かぶ金魚鉢(途中でビートルズの「ノルウェーの森」が入る)

T「いい曲ですね。途中でアレンジを入れました」
M「水面に浮かぶノルウェーの森」
T「あうね」
M「昨日のライブで、アンコールでセッションで、ノルウェーの森をやったんですが、いいなと思って、FCライブでやろうと思って」
M「金魚がどこまで泳いでいくのか、森へいって戻ってくる両生類」
T「きもちわるい。メルヘンか。この曲かわいい。三浦くんがつくった曲ですけどね。「半月」といい、三拍子の曲が多いね」
M「かわいいし、雰囲気でるんですよ。4拍子でもいいんですけど、ポップスってそういう曲が多すぎるので、特徴をだすのが難しくて。民謡とかもそうですよね」
T「最近つくってる曲、8分の12拍子だよ」
徳岡さんが弾き始め、アイコンタクトしすぎで気持ち悪い、と三浦さん。口でメロディーを説明したりし始めます。

8)新曲案2種

M「いつものモチーフですね」
T「デモつくってるんで、ほろり二人旅のの前か、ほろりで仕上げていきたいと」
M「クラシックに戻りましょう」と座る三浦さん。

9)ノクターン(徳岡さんが一回、ちょっとひっかかってとめました)

T「メロディーを弾く方が難しい」
M「僕のギター、恐竜で、(インレイのフレット)マークがないんで見えない。自分で自分の首をしめてる」
ここで、水を飲みに行く三浦さん。
トークを任されて、徳岡さんが前日の話を。
前日の大阪でのジョイントライブの打ち上げがとても盛り上がって、参加メンバーと夜中の二時まで、アプリで人狼をやっていたらしいのですが、三浦さんは徳岡さんだけを狙って、毎回しつこく殺しにきたそうです。
T「たまってるな、ほんま恨み買ってるって思いました。早く帰ってこい」
M「人狼って、人狼を殺すゲームなんですけど、(徳岡さんが)人間の時も殺してる。連続殺人鬼ですよ。徳岡さんは嘘つきですからね、元々」
T「なにか皆さん、聴きたい曲はありますか」

★リクエストコーナー(客席からの声に応じて、全体的に短めに)

10)Charge & Go!(急なリクエストに「二日下さい。どうもあわない」と試して「やっと思い出した」)
11)Hi-D!!(終わりだけ。「サビいかないのか!」)
12)恋水(イントロだけ)
13)スミレ(「どこにしましょうか。白い花と間違えそうになって困った」じゃあ次は)
14)白い花、半分スミレ

M「心に哀愁はあるか!」

15)哀愁バイオレット
16)Sky!Sky!Sky!
17)Quarrel
18)Butterfly

M「ありがとうございます、最後の曲です」

19)ONE

*encore

M「特別な会場でも、いつもと一緒ですね……僕ら、いろんなところで演れるんですよ、バンドだと駄目っていわれるけどアコギ2本なら、そんなにうるさいことないだろうって」
T「意外に僕ら、音量だすんですけど」
M「神田教会の歴史の証人として皆さん。これは小さな一歩ですが、大事な一歩なので、記憶にとどめて下さい」
T「アンコールあまり決めてなかったね。スタートにする? キミドリ? そのテンポであうかな?」

1)キミドリいろのSTART

T「他は? リクエスト楽しいな」

2)SUNSHINE SURF!SUNNY

T「じゃあ最後はやっぱり。弾くのは好きなんですよ、この曲」
M「なんでわざわざそういう言い方する? 普通に弾きましょう」

3)START

二人とも挨拶、最後にアンドウさんも紹介しておしまい。

街中の教会なので、二人だけのライブにはぴったりだったかもしれません。開演前に中のトイレが使えなくて、裏の公園に行かなきゃいけなかったのが、ややつらかったです。
あと、三浦さんの言うとおり、ちゃんと座ってしまうと二人がほとんど見えないんですよね。それがちょっと残念でした。
あと、人狼の話ですが、「そりゃ三浦さんの性格だったら、徳岡さん以外を殺しにいかないよな」と思いました。そんなに親しくない人と徳岡さん相手だったら、どっちに行くか……ね?


●2/15【Special Living Live】DEPAPEPE Valentine sweet LIVE 2日目@eplus LIVING ROOM CAFE&DINING 行ってきました。


*セットリスト

第一部

Diary(EVOつき)
always(お久しぶり)
Birthday(ここから押尾さんのみ)
Brilliant Road(これも押尾さんのみ STARTがうらやましいといって手振りをさせられる)
デパペコのうた(ここから三人。チョコレイトは明治♪のメロディーで DEPAPEPEは昭和♪)
FLOW
Letter from the forest
Together!!!
Landscape

第二部

Carnival
シュプール(押尾さんだけで。ずらせるカポ使用)
I LOVE YOU(押尾さん+徳岡さん)
I Wish(三浦さんのボイスパーカッション+押尾さん)
チョコレイト・ディスコ(ここから三人で。三浦さんはボイパ)
BE UP!
Big Blue Ocean(終わったら客席がウェーブをさせられました)
ONE

encore

翼~you are the HERO~
START(当然手振り)

*服装とメンバー

三浦さん、グレーのボタンダウンシャツ、グレーのパンツ。
徳岡さん、袖にジグザグな青いラインの入ったUネックトレーナーにダメージジーンズ。髪はちゃんとクロっぽく染めてて、天使の輪ができてました。
押尾さんは胸に黒いエンブレムの入った白いボタンダウンシャツ、下は黒いパンツ。
三浦さんは恐竜ギター。押尾さんは当然ながら、しょっちゅうギターチェンジしてました。

*コラボフードなど

オリジナルフード2種。

Letter from DEPA ¥1500
炙った愛媛県産シマアジと
国産のはっさくを使用したカルパッチョ。

DEPAPEKO ¥1400
フレッシュなオレンジをアプリコットと
チョコレートのタルトに。
塩アイスと共にお召し上がりください。

塩アイスは「押尾さん」にかけていたようです。タルトに「。」は誤植かな?

*当日の流れ(ふんわりと。台詞は三浦さんがM、徳岡さんがT、押尾さんはOで書きます。)

★第一部

三浦さん、投げキスで登場。

1)Diary(EVOつきで)

M「はっぴーばれんたいん!」
T「なんで、ええバラードの後に笑かそうとするん。発音悪すぎる」
M「DEPAPEPE Valentine sweet LIVEへようこそ。2DAYSソールドアウトです。ありがとうございます。今日はスーパーゲストをお呼びして、3人で、ギターの音色でメロメロにしていきたいと思います。それでは次の曲は、久しぶりの曲です」
T「(一曲目の)タイトルいってへん。昨日、おしゃべりで時間が惜しすぎて、今日はまいていこうと思いますが、ハイドーモも言ってへん」
M「ききたい?」
T「省くとこ、ちゃう」
M「ハイどーもDEPAPEPEです、よろしくお願いします。お久しぶりの曲をやります」
2)always(三浦さん、とちって「もう嫌や」と徳岡さんに怒られる)。

押尾さん単独にチェンジ。

3)Birthday
4)Brilliant Road(押尾さんは「START」がうらやましいといって、客席はイントロから手振りをさせられる)

二人が戻ってきて、ゲストと言うよりジョイントですね、と三人でのライブ開始。
三浦さんが「バレンタインなのでスイートなライブにしたい」というと、徳岡さんが「三浦くんの口からsweetとかあってない、日本酒のアテか」と言われたり。押尾さんが、お互いインストを盛り上げてきたことをしばし語り合って。徳岡さんが弾いていたメロディーから、、チョコレートの曲をやろうと。歌詞を考える押尾さん。「デパペコ、デパペコ、チョコレイトは……いや、DEPAPEPEは明治じゃないから、昭和?」と。

5)デパペコのうた(ここから三人。チョコレイトは明治♪のメロディーで DEPAPEPEは昭和♪)

6)FLOW

7)Letter from the forest

ここらへんで、チョコの話から下駄箱に入っていたかどうかという話になりますが、DEPAPEPEの二人は、下駄箱そのものがなかったという話に。
徳岡さんは机の中に入ってたそうです。もらえなかったという三浦さんは、机に教科書入れっぱなし派だったそう。
デビューしてから、いろいろともらうようになって、三浦さんは一年で10キロ太り、ダイエットをがんばらなければいけなかったそうなので、よしあしですね……。

ここらへんでスペシャルメニューの説明があって、塩アイスは「お(しお)」さんにかけているそうです。
三浦さんがいろいろカルパッチョについて話すのですが、徳岡さん、自分が釣ってきたんじゃないし、築地で選んでもないですとツッコミで返します。前日はあっという間に売り切れだったらしいので、今日は多めにつくってますとのことでした。

そして三人で、押尾さんの曲を。

8)Together!!! 9)Landscape

15分ほど休憩。

★第二部

M「お食事楽しんでますか。昨日、今日と、こんなスペシャルなライブにたくさんのお客さんがきてくれて、本当にありがとうございます」
T「次は押尾さんの曲を。一人で成立してる曲に僕らが入るという。すごく難しい曲で」

10)Carnival

演奏が終わって感動する押尾さん。DEPAPEPEの曲のイメージでつくっていたそうです。それから、二人が「シュプール」のようなバラードがやれるのもうらやましいと。
O「雪が降るイメージがロマンティックだし、メロディーもドレミファソラシド弾いてるだけなのに」
M「disってるんですか」
T「ほめてる」
O「僕一人で演らせてください」
T「二人分を一人で」
M「聞かせてください」

11)シュプール(押尾さんだけで。ずらせるカポ使用)

押尾「これローリングカポっていって、つけたまま動かせて、いくらでも転調できる」
徳岡さん、同じ人間として理想、とべた褒め。そして二人で尾崎豊のカバー演奏へ。

12)I LOVE YOU(押尾さん+徳岡さん)

M「素晴らしいアイラブユーでした。二人に大きな拍手を」
O「ロマンティックな曲の後ってやりにくいね。三浦くんのロマンティックは何」
M「僕、ボイスパーカッションで入りますよ」

13)I Wish(スティービー・ワンダーのカバ-。三浦さんのボイスパーカッション+押尾さん)

次の曲はなんでしょう、とクイズ形式っぽく問いかけていって、三浦さんがヒントを弾いて。

14)チョコレイト・ディスコ(ここから三人で。三浦さんがピコパコ部分を担当。楽しかったといっていました)
15)BE UP!
16)Big Blue Ocean(終わったら客席がウェーブをさせられました)

M「最後はみなさんと一緒と言うことでこの曲を」

17)ONE

★encore

クリスマスライブぶりで楽しかった、という二人。押尾さんの曲からアンコールを。

1)翼~you are the HERO~

2)START(当然、手振りあり。押尾さんのソロあり)

M「来てくれてありがとう! Happy Valentine !」

3時間の長丁場でトークも多いので、本当に雰囲気だけですが、こんな感じでした。楽しかったですが、初日のお客さん、終電は大丈夫だったんでしょうか……?


★2017年


●12/23 CLUB EX SPECIAL CHRISTMAS LIVE 2017 ~WINTER WONDERLAND~ DEPAPEPE@品川プリンスホテルClub eX 行ってきました。


*セットリスト

風見鶏
シュプール
Color
Girl
Letter from the forest
スミレ
Snow Dance
悲愴(2人で)
ノクターン(2人で)

クリスマスメドレー(サンタがママにキスをした→ジングルベル→サンタが町にやってきた→Swingin' Happy Xmas)
三浦さんの歌メドレー(クリスマス・イブ→いつかのメリークリスマス、クリスマスキャロルの頃には、ロマンスの神様)

旅立ちの日
S.E.L
DUNK
J.D.P.
START
Kiss

encore

ONE

●服装とメンバー

三浦さん、髪は短めに整えて、茶色に白いチェックが入ったシャツに、紺色のスーツ。足下はコンバースかと思いきやカンバス地でなく黒の合成皮革、靴下も黒。
徳岡さん、白いUネックのTシャツに黒のジャケット(右腕をまくりあげて)、中に黒のTシャツ(intelligence?ってロゴの上に白い模様がついてました)、黒のパンツ、はだしに黒の布靴。髪は黒髪。

+バイオリンの村田泰子さん(やっちゃん)、
+いつものバンメンでキーボードがノッチさん、ベースが紺野光弘さん(コンちゃん)、パーカッションがノッチさんの3名。

*当日のふわっとした流れ

開場はリハーサルが押して15分遅れ、スタートは5分遅れ。
今回はテーブルがまったくなく、ワンドリンク用の飲み物は紙コップかプラスチックの入れ物。
真ん中のステージだけをくりぬいて椅子をびっしり並べた構成。

風見鶏(+村田さん)
シュプール(さらに+ダブルノッチさんと紺野さん)
Color

M「ハイ、メリークリスマス、DEPAPEPEです!」
T「こんばんは」
M「メリークリスマス、スペクタクルエブリバディショウ、メンバー紹介、まずはリーダー、ヨシナリ・トクオカ・ヨシナリ!」
T「ヨシナリトクオカです」
バンメン紹介しても自分は紹介しない三浦さん。

T「今年一年で上品なペットボトルの飲み方になった。15年一緒にやってるけど飽きない」
M「次はちょっと小粋な曲をやります」
T「本当に小粋な人は自分で小粋っていわない」
M「ある人はいいました、小粋な曲だと」

Girl
Letter from the forest

M「カラーズから2曲。2017年に出したアルバムですけど、一年が早い」
T「毎日曲作りにはげんでるのに」
M「CD、ライブ、チケットで僕らは回ってるので、自分の曲がこの先も世界から必要とされるよう、万国に届く、ピースフルでパーフェクトになるようがんばります」
T「あと5年後ぐらいに立候補してます」
M「ねらってません」

M「クリスマスライブってことで、タイトルは後ほど」
T「やりにくい」
M「お花の曲です」
T「タイトル言えや!」

スミレ
Snow Dance

T「この曲冬の曲で夏場演奏できないんですけど、早く弾くから大変」
M「若い頃は早く弾きたい。寒くなくなるから」
T「ストリートだから」

T「クリスマスの思い出といえば」
M「僕はDEPAPEPEやってからずっと二人ですから。サンタさんの思い出とか。いつからいないとか」
T「まて。会場にお子さんがいるかも」
M「いないでしょう。いるか。じゃあ、僕の場合の話をします。小3の時に、サンタはいるいないになって、ちょっと自分でも高いなと思うものをおねだりした。東京マルイのゴジラのラジコン。10万ぐらいするお高いやつ。その年からぴたりとこなくなりました。つまりサンタさんにお願いするには相応の値段のものにすること、高額なおねだりをしないというのが大切です」

中央の回転ステージへ二人だけで移動。

M「せっかくクリスマスなのでクラッシックも。デパクラでやりましたので。ベートーベンさんの悲愴を」
T「「さん」かい。この板の上だとおしり向けてしまって、ギリギリ一周するかですけど、ごめんなさいね」

悲愴

M「ありがとうございます、悲愴でした」
T「なんで三浦と向かい合わせ」 M「いろいろキモチ悪いですよね。悲愴なのにメリーゴーランドとコーヒーカップにのってるみたいな。徳岡さん、回ってて酔いませんか」
T「酔ってきた」
M「この曲むずかしいので、徳岡さんの練習が終わりましたら始めます今日はバタついてたから……」
T「無駄なことが多すぎて」
M「それお客さんわかんないんで。いや、演し物が多い方がいいかなって。徳岡さんの復習はおわりましたか? 僕6月にお休みいただいて海外に行ってきたんですよ。オーストラリアのウィーン、チェコのプラハ、ドイツのミュンヘン。みんなクラシックが日常で、ギターよりバイオリンとかフィドル。すごくダンサブルで王族のための音楽ってだけでなく、ワルツとか庶民のために書かれたものなんで興味深くて、歌のない楽曲をやっている身としては、面白かったです。デパクラから次の曲はショパンさんで」
T「だからさんつけるな、さんは」
M「ピアノの曲ですけども。パーツ入れて2人用にしました」
T「ギターでも一人で弾けるんやけど」
M「足したり捨てたりね」
T「はやくしたり遅くしたりにもついていきますから。僕はいつもメロディー弾いてるからなれてるけど、三浦くんの技術はすごいよね」

ノクターン(2人で)

T(最初をとちる)「ごめんもう一回」
M「ショパンもそういう日があったと思いますよ」
そして再演。

M「ありがとうございました、クラシック2曲でした。(ステージに)戻ります、メリクリスマスクリスマス」
T「クリスマスなんでね、自分たちの曲だけでなくメドレーを」
M「なんの曲かあててください」

クリスマスメドレー(サンタがママにキスをした→ジングルベル→サンタが町にやってきた→Swingin' Happy X'mas)

M「ありがとうございます、メリメリクリスマス、ハピメリクリスマス」
T「次からは三浦くんの歌メドレーです。まずですね、山下達郎さんのクリスマス・イブ。それから三浦くんの大好きなB'zの、いつかのメリークリスマス。それからクリスマス・キャロルの頃には」
M「皆さんキャーっていってますけど僕が歌うんですよ、本人が後ろ出てくるのとちゃいますよ」
T「そして最後は、原曲キーで歌うロマンスの神様。高音域のキーです」
M「ここからはクリスマスライブのチケット代金に入ってませんよ。アナザークリスマスメドレーをどうぞ」

歌詞の表示されるタブレットを持ってセンターステージに行き、回転するステージの上で熱唱。B'zの歌い出しがやや安定しませんでしたが、ロマンスの神様も金切り声で熱唱。

三浦さんの歌メドレー(クリスマス・イブ→いつかのメリークリスマス、クリスマスキャロルの頃には、ロマンスの神様)

M「えー、僕からの楽しいクリスマスメドレーでした」
T「(タブレットを見ながらなので)スティーヴ・ジョブズみたいやったな」
M「ここらへんに円グラフが出る?」
T「ロマンスはどうにかしてやりきりましたね。原曲キーはすごいよ」
M「(声をかすれさせて)喉をいわせてしまったので次の曲は皆さんに歌ってもらいます。えー、今年もいろいろあって全国を回った旅芸人ですが、毎日ほんとうに本当に旅でしたので、この曲をやります、旅立ちの日」

旅立ちの日(みんなでコーラス)

M「次は手拍子をいただきたいと思います。ココで倍速、ありがとうで元のスピードに、ありがとうございます」

S.E.L
DUNK
J.D.P.
START
M「ありがとうございます、早くも次の曲でラストになってしまいました。今後も皆さんに楽しくお届けできたらいいなと思います今年はCDもだせてライブもたくさんできて二人を見に来てくださったたくさんの皆さんありがとうございます、人に見てもらって反応をもらえてこそのライブなので、皆さんと素敵な人生を共に歩んで行けたらいいと思います。徳岡さんは」
T「ないです」
M「いわずに音で語るタイプですね、僕はみんな言っちゃうけど」
T「そうです」
M「この曲に愛を乗せて送ります、キス」

Kiss

ありがとうございます(バンメン紹介)でいったん退場

enore

アンコールありがとうございます。
M「10年やってて、出てきて「HOO!」って言われるのが嬉しいです(徳岡さんに何か耳打ちする)今日、今この瞬間に告知解禁です。12月28日、忘年会ライブやります。この後チケットとりますので、近くに予定のある方は、二回やりますのでよろしくお願いします。あと、少し先ですが、来年7月22日、品川インターシティでやります。会場で前売りもありますのでご予約お願いします。では、最後の曲」
(突然「ロマンスの神様」が流れる、ワンフレーズだけ歌う三浦さん)

ONE

M「ありがとうございました(バンメン紹介)、そして僕らデパペペでした。サンキューメリークリスマス、クリスマスの日にありがとうございました。本来は明日明後日ですけどお楽しみください」
T「ありがとうございました、いいクリスマスを!」

ほぼ2時間でアットホームな感じで終わりました。来年があるかどうかわかりませんが、これは悪くないですね。


●10月~11月のライブレポは書きかけです。


書けるかどうかの保証がないのですが、ある程度書き上がったら過去ログに追加したいと思っています。ファンクラブの会報もきちゃってますし、そちらを見た方が正確ですが、ボンゴで物販とかメモしておきたいので……


●10/21 DEPAPEPE Autumn Color 2017@Billboard LiveTOKYO 2nd stage、この稿書きかけ、MC抜け


*setlist

白い花
シュプール
キミドリ
Letter from the forest
diary
Memories
結婚行進曲
バタフライ
哀愁バイオレット
ONE
This way

START
*当日のスペシャルドリンク

  両方1300円
Letter from the forest
桃とカルピスとフルーツミックスが入った青いドリンク。ノンアルコール
Autumn Color
芋焼酎をベースに、カシスとパインジュース、ジンジャエールが入ったフルーティーなカクテル。

*当日の服装

三浦さん、グレーのボタンダウンシャツ(薄く横縞が入ってる)、グレーのパンツ(裾を折り返し)、ベージュの靴下、グレーのバッシュ。
徳岡さん、ベージュのワンボタンの上着(演奏時はもちろん右腕をまくりあげて)、中に黒のTシャツ(intelligence?ってロゴの上に白い模様がついてました)、黒のパンツ、はだしに黒の革靴。髪は黒髪。

三浦さん、最初のギターは恐竜ギター、ずっとストラップをつけていますが、最後のONEだけレインボーストラップでした)

*MC

最初にサポメンの四人が入場。演奏を開始して、そのあと三浦さん徳岡さんが入ってきます。
白い花
シュプール(三浦さんカポ2,徳岡さんカポなし) 曲終了時に三浦さんが指揮者のようにくるりと腕をまわしてしめる)

三浦さん(以下M)「Ladies and Gentlemen、DEPAPEPE Autumn Color 2017へようこそ。DEPAPEPEです、よろしくお願いします」
徳岡さん(以下T)「よろしくお願いします」
M「ビルボードライブへようこそ。Autumn Colorツアー、たくさんの方々に来ていただいて、僕等の曲と、秋の夜の思い出をつくっていきましょう。2曲初めに演奏しましたが、Autumn Color というタイトルですけれども、僕等の曲からいろんなスタイルで季節を表現していこうと思います。今日は僕等2人だけでなくて、素敵なメンバーをお呼びしてますので、ちゃんと紹介したいと思います。On K, On P、 この前田さん
キミドリ
Letter from the forest
diary
Memories
結婚行進曲
バタフライ
哀愁バイオレット
ONE
This way

START



●9/2 Daiwa Sakura Aid presents「DEPAPEPE 雨男 vs 野外 2017」この稿書きかけ、後半のMC抜け


*setlist

第一部

1)Sky! Sky! Sky!
2)SUNSHINE SURF!!
3)ラハイナ

4)Color
5)Special Lady~the wedding anthem~

6)ひと夏の恋

7)さざなみ

8)S.E.L

9)Quarrel
10)START
11)桜風

(休憩中に裏から「ボンゴで物販」)

第二部

1)きっとまたいつか

2)白い花

3)Girl
4)J.D.P.

5)旅立ちの日

6)DUNK

7)VIVA! JUMP!
8)KATANA
9)SUMMER PARADE

encore

ONE

*当日のコラボメニュー

1、沖縄FOOD ASHIBIUNA
☆コラボメニュー:「Girl」 シェイブアイス 500円
2、SWEETS★MOUNTAIN
☆コラボメニュー:「Color」 ドンドルマアイス400円

*当日の服装

三浦さん、大きなチェック柄の茶色のシャツに黒いパンツ、コンバースも黒。徳岡さん、紺のTシャツに黒いレギンス、裸足に黒の靴。

*MC

第一部

1)Sky! Sky! Sky!

三浦(以下M)「ハイどーもDEPAPEPEです、張り切っていきましょう!」

2)SUNSHINE SURF!!

3)ラハイナ

M「上野野音へようこそ、ハイどーもDEPAPEPEです♪ ありがとうございます。晴れ男、もう雨男VS野音へようこそ。まずますのお天気ですよね、もう、雨男っていわなくていいんじゃないでしょうか。どうです?」
徳岡(以下T)「ちょうどいい気温ですよね」
M「暑くもなく寒くもなく、ほどよい温度。ここちよくやっていけますね、DEPAPEPE」
T「昨日はどうなるかと思いましたけどね。豪雨と風で」
M「台風なんで停滞してたんですかね」
T「そんなにはね、また降る可能性はありますけど」
M「ずっと雨ふらなくていいです。過酷すぎました。ここずっと晴れですもん。雨にもかかわらず、応援してくださる皆さんのおかげです。せっかく晴れて気持ちいい空気の中、やっていきたいと思います。Colorから、空青いですもんね、音色でなくて言葉でいうとブルーですかね。天気の色を音色に……」
T「この10年、何の意味もないことをペラペラと楽しそうに……なにかええこというんかなと思いきや」
M「素敵な音楽を表現する、Color」

4)Color
M「サンキュー! 続けて少し違う曲を……歌ってください」

5)Special Lady~the wedding anthem~

みんなでコーラス。

M「Special Ladyでした。どうもありがとう」

最初から徳岡さん座ってましたが、ここで三浦さんも座ります。

M「Colorは新譜ですが、久しぶりの曲もいいですね。大人っぽくていい曲だと思います」
T「いつぶりだっけ」
M「いつぶりでしたっけ。だいぶ前。10年とか。8年7年とかじゃないですよね。コーラスありがいいですよね、メロディーラインのところですけど、自信をもってやって音程をはずしたので、三浦歌うなっていわれました」
T「ノッチさん、フクチョーさんいるから歌ってもらうのいいね、やりたいね」
M「僕はやらなくていいんですか」
T「そんなことないよ、歌ってみ」
M「ララララ~(徳岡さんが演奏して邪魔する) やめてもらっていいですか。やぱり僕等は歌わない方がいいんですかね、インストでよかった、あらためて」
T「歌うの楽しそうじゃない。歌おうと思って書いてない。きいてない」
M「今は水かけない! ……ナナナナナ、She is my lady,ややこしいんや」
T「頭から違うとこ歌ってる、ごっちゃになってるぞ」
M「まあ、こんな感じで野音でバンド編成なんですけども、9月に入ったので夏の気分じゃないかもしれませんが、一夏のアバンチュールで出会った人との運命の」
T「絶対ないやろ。運命とかやめて」
M「決めつけないでくださいよ。夏は多いってききますよ」
T「なんでなん」
M「なんとか調べ……夏にぴったりな曲をやりたくて。皆さん恋とかしてますけど、恋にはいろんな形があって、次に演奏するのはDEPAPEPEの一夏の恋……恋って心の会話、僕等の音楽に乗せて気持ちを奏でていきまっしょう、それって恋……誰とも恋をしたくない人に、恋したい人も、してない人も大好きです。聴いて下さい、ひと夏の恋」

6)ひと夏の恋

M「どうでした、ひとはみな恋する、僕等とできるみたいな」
T「さみしいんか」
M「実らんものと」
T「残るんじゃないの」
M「僕、女の人といい夏を過ごしたことないです、あ、女の人以外ともですよ」
T「その話、興味ある」
M「ありがとうございます、ひと夏の恋でした。こんな感じで日比谷野音も雨降りませんでしたし、上野も続けて晴れでいい感じですが、彩りを加えてくれるバンドメンバー紹介します。オン・キーボード、ノッチ! オン・ドラムス、福長雅夫ことフクチョー、ご存じオン・ベース、紺野光広、紺ちゃん! このメンバーに加えて、リーダー、DEPAPEPEギター、徳岡慶也! そして司会進行、たまにギターの三浦拓也です、よろしくお願いします。今日は物販もね。ツイッターとかで話題になってる(二人の顔がついている推しウチワ。三浦さんのには「三浦くんLOVE」、徳岡さんのには「手を振って」と書いてあります)」
T「あれ村井の嫌がらせなんです。帰りの電車で出さないで下さいね。ジャニーズ?」
M「いろいろあれですよね」
T「誰やねんって言われて無駄に傷つくので、外で出さないで下さい」
M「二人目のウチワ、MC中に出すと手を振ってくれるかもしれませんよ。今回、一部二部形式でやりますので、お手に持っているものを飲みながら、素晴らしい夜を、良質な音楽と共にお楽しみください。話が長いんで、みなさん買いにいってもいいですよ」
T「飲みながら聴いてください。少しタイミングがね。やってもらいましょうか。ウチワ出して(手をふる方を振る客席)。バカにしてるのかって感じですね」
M「水辺って浮かれますね。暴れたくなるというか。水、海、夏のビール、スペシャルなひととき。不忍池に海がやってきましたね……(カモメの鳴き真似をする)飛んできましたね」
T「俺の気分がひどい(三浦さんの鳴き真似をかき消すように、曲へ)」

7)さざなみ

M「カモメがとんでいきましたね。毎年毎年お願いしてますが、この曲の徒労感というか恥ずかしいというか、ありがとうございます。では、皆さんの手拍子をフィーチャーして、S.E.L!」

8)S.E.L(二人ともスタンディング。三浦さんがフクチョー、カモン!と煽ります)
M「とんと変わって次の曲。クワレルです。カタカナで言ってますがネイティブじゃないので(徳岡さん笑う)。もう行きます、Next song is Quarrel!」

9)Quarrel

M「まだまだ行きますよ!」

10)START(終わると徳岡さんが座る)

11)桜風

(休憩中に裏から「ボンゴで物販」)

第二部

1)きっとまたいつか

2)白い花

3)Girl
4)J.D.P.
5)旅立ちの日

6)DUNK

7)VIVA! JUMP!
8)KATANA
9)SUMMER PARADE

encore

ONE



●7/17、DEPAPEPE TOKUOKA YOSHINARI Birthday LIVE@eplus LIVING ROOM CAFE & DININGに言ってきました。


徳岡慶也バースデーライブということで、PRIME 5Fで行われたバースデーライブに行ってきました。
このライブのレポは意味不明なところが沢山あると思いますが、どうぞご容赦下さい。会場のキャパがとても少なく、席が遠かったこと、他にレポを書いてる方を発見できなかった上、メモおこしができたのがライブから一ヶ月以上たっていたこと、バンメンが酔っ払っているので会話そのものが意味不明だったりするということで(わかる~っていう繰り返しギャグとか)……。

●メニュー

オリジナルカクテル2種
BLUE OCEAN \900(ノンアルコール)
FISHING BLUE \1200(アルコール)
スズキと夏野菜のカルトッチョ レモン風味のポン酢ジュレ添え \2000

●服装とメンバー

三浦さん、赤いチェック柄シャツ、紺のパンツ。徳岡さんはアロハ+黒のパンツ。
バンメンは、紺野さんとWノッチさん。略称はパーカスP、ベースB、キーボードKで行きます。

●セットリスト

スミレ
Over the Sea
星の数だけ願いは届く
Quarrel
S.E.L
ラハイナ
KATANA

diary
Color
SUNNY
Girl
(More!) Letter from the Forest
Happy Birthday(KAN)
Happy Birthday
J.D.P.
ONE

encore

START

●当日の流れ

18:40スタート

1)スミレ
2)Over the Sea

三浦(以下M)「粋なハッピーバースデー!」
徳岡(以下T)「雑!!!! しきりなおして!」
M あらためまして、ハイどーもDEPAPEPEです。徳岡さんの40歳アニバーサリーです。珍しく40歳の徳岡さんの誕生日を祝えると、区切りなので」
T「珍しく?」
M「(徳岡さんの誕生日の)15日が無理で、17日になっちゃって、すでに過ぎちゃってるんですけど、それなりに祝おうと思います」
T「おかげさまでSold Outで。ありがとうございます。祝われてたいです」
M「どんな、唐突ですね。この頃どうですか?」
T「別に何も」
M「不惑になって」
T「惑いますね。次の曲どうしようかとか」
M「迷いすぎ。主役の呈で……徳岡さんの意向によりリラックスモードでやりたいと思います。今日のお客さんを酔わせます。僕等の方も飲み物いいですか?(ビールをもらう三浦さん) 今日も素敵なメンバーがきてますので紹介します。Onパーカッション、ノッチ! Onベース、紺ちゃん! Onキーボード、ノッチ! そして僕、ミウーラ! そして徳岡慶也!(メンバーで声を揃えて)おめでとー!」
T「あと、夏やから……って唐突! 早い! 何ではやくすまそうとする。でも皆さんに祝ってもらえるのは幸せです」
P「立とう!」
M「だんだん分別がなくなってくる」
T「忘年会ライブみたいにやりたい。自由に楽しく演奏したい」
M「僕、あれ大好きなんですよね。自ら祝ってもらおうとする、そして止めない。最近やってなかったと思って、徳岡さんのお祝いを代表して…… ある人が言いました、人の愛は、一人一人違って、無数の星空のように、そういう曲が書きたいと……」
T「俺、そんなかっこわるいこと、ゆうてへんがな!」
M「うそか……少し遅れましたが、七夕」
T「えっ」

3)星の数だけ願いは届く

M「ありがとうございます。早々に皆さんの願いが叶うよう、と徳岡がもうしております。徳岡さんの抱負を一度いってみたいと思います」
T「今、そんなこと言わなあかんの? DEPAPEPEやってくことはぶれないでいくと思います」
M「何か個人的な抱負は」
T「ほぼ一緒にいるから」
M「そうですね」
T「身体にガタがきましたね。お互い様かな」
M「少し早いですかね。今日の飲み物、素敵な青いのが2種」
T「素敵な青?」
M「ポン酢の魚のも。スズキのカルトッチョ。もともと川魚ですけどね。カルトッチョのトは、徳岡のトからです。限定50食だそうですよ」
T「5食、俺らで食べちゃったけどな」
M「僕らもお祝いするので、飲んだり食べたりで二部構成です」
T「飲み物の追加、食べ物とか……きいてる?」
M「ゆっても今日は7月の17日、もう2日も過ぎてるのに、何故祝わな?」
K「また次の曲の準備を」
T「悪いと思ってんのよ。いや、ほんま(祝ってももらって)申し訳ない」
M「それだと僕らが悪者に……もう一回行って良いですか? また、こうやってみんなで集まって……」
T「今日はナシでいいます」
M「それだと僕が悪者」
T「(突然ドスをきかせて)祝えや!」
M「イェーイ!(音楽スタート)これが(徳岡さんの)素です。おい、お茶いれろや、ドア開けろや」
T「お茶はゆうてへん!」
M「こらしめようとおもって、口喧嘩でなくて、ギターとギターでキレます、Quarrel。よくも祝わせやがって、この野郎!」
P「がんばれ!」
M「普段から思う、やりたいこと全部話して、全部話してって思ってるわけですけど」
T「俺がやりたかったことをやってる、こんなに素敵なBLUE……」
M「バーカバーカ!」

4)Quarrel

M「On Guitar、徳岡慶也、お誕生日こんちくしょう!」
T「祝った後に唐突のお祝い感」
M「初めての徳岡さんのお祝い会ですので、ロングトークがききたい」
T「ほんま、サプライズの用意をしようと思ってっていいながら、俺がいるところでやる。意識しながら、しゃーないな、出て行こうかと思ってると、20分出て行けっていわれた。もう演奏せんでいい?」
M「サプライズなしで行きたい。他のもので祝う」
T「歌うの?」
M「きっと喜んでくれる。本人、喜ぶと思います。たいしたことないって思わせてドッキリ」
K「嫌われるから、行かせて」
M「1stセクションから盛り上がっていきましょう。手拍子を協力してもらって、僕のやるとおりにやってください。こんな感じに激しく」

5)S.E.L
6)ラハイナ

M「どうもありがとう! 次が1stセクションの最後の曲、徳岡さんが描く日本の心!」

7)KATANA

M「Onベース、紺野光弘! ここで20分休憩します、19:30~再開です」)

ゾロゾロと退出するメンバー。

休憩が終わって。

M「飲んでますか~? じゃんじゃん飲んでくださいね、もうできあがってる人も(Pノッチさんを見る)」
T「飲みながら演奏。お酒入るとラフになりますね。僕も三浦もお酒は飲むんで」
M「時すでに遅しで二日酔い」
T「俺もおまえも酔っ払っい……仕事できてる?」
K「上手! ずっとぐーっとして、わかるっていうか、それわかるって」
T「めっちゃやる。しれバロメータや」
M「嘘やん。でるかもしれませんね。まじかー。やめときますね。二部は、最近ずっと演ってる、今後のDEPAPEPEのスタンダードになると思われる、心の日記を……diary」

が、徳岡さんがイントロでとちります。

M「また弾くのか」
T「それわかるー」
M「オー! 聞こえない。マイクがおかしい」

8)diary

M「徳岡さんと、わかる、それって」
ぺこりと頭を下げる徳岡さん。
M「おめでとー!!!! ハッピーバースデー!」
T「違う!! それ違う!」
M「完璧ですよ、なかなかないですよ」
T「ああ、恥ずかしい、はじめて失敗した」
M「徳岡さん、酔っ払い」
T「そんなにのんでない。何を弾いてるのかわからなく」
M「新しい素顔ですね」
B「ほんとに間違えてやんの」

演奏を終え、EVOをつける徳岡さん。
T「無事演奏できてよかったです」
M「ギターチェンジしますね」
T「食ってる時は一番……きいてへんな。紺ちゃん、きいてくれる? 40歳ってことであんまりやらない感じの曲をやりたいと思って、このメンバーでやってきたんですけど、大きいライブはこれでやってきてるというか、飲んだ時もこんな感じで、今夜も終わっても飲む」
M「たまに(自分だけ)呼ばれない」
T「なんでなん」
M「呼んでないくせに。公私ともに仲良いんです、普通に飲んでる。本当に酔っててリバーブがかってる」
P「個人的に飲む時は地味なんだけど、今日、リバーブかかってる? お酒を飲みながら打楽器演奏すると酔う。もともと弱いから……シンバル1枚あるっけ、みたいな、そんな酔ってない……」
T「S.E.Lで中途半端に一気したから?」
P「飲んだ意識はあるんだけど、一気って社会的にダメ。徳岡さんもあの日から」
M「それは、40歳で二日酔いはよくない」
B「レモネードなんちゃらかんちゃらっていうカクテルを」
T「ノッチさんは飲んでも変わらない、いい人。人としてギリマイナスぐらい、人として」
B「ミュージシャンじゃなくてヤの人みたいな感じに」
M「では、各々方、ColorsからColor」
T「もうきいてもらえる予定」
M「行きますよー!」

9)Color

M「Thank you! 最近は生まれ変わって、晴れますね。晴れ男と思ってます」

10)SUNNY

M「Onキーボード、ノッチ!」
K「徳岡さん、40歳、サイコーだね!」
M「Onキーボード、ノッチ、サプライズ、Yeah!」
T「なにゆってんのかわからない」
M「わかりません? 呼び捨てしてない」
T「ひとつ上?」
M「徳岡さん、サプライズとかしてもらえて、大人気。サプライズするかどうかどうか、次の曲。このメンバーで演奏しているので、意味なく完全再現です。誰も抜けてない」
B「やったことあるっけ? ない? 完全ってなによ?」
K「かぶせてきはる、皆」
B「三浦さんが機嫌悪いのは、二人でやっちゃ痛い奴? ほんとにさ」
M「Colorのツアーのセトリで一番最後にやる曲」
P「メガネ曇ってる。何かなこれ」
M「仕事してください」
P「飲んでますね」
T「今日は効いてる」
M「不完全な状態でお届けします」
P「ベロベロ」
M「全員おしゃべりになってていいなあと、次の曲は夏らしい曲」

11)Girl

M「不完全なGirlでした。このメンバーでやることに意味がある。僕だけ年が離れてるから……」
B「何か嘘くさい」
M「やめてもらっていいですか。わかるー」
B「このまま飲みに行くと、三浦くんだけ置いていかれる、ばっちりいじられる」
M「ヒヤヒヤしますよ、いろんなところで、火のないところで実害が、危ない」
T「僕は幸せですよ、こうして皆さんに聴いてもらえて」
M「人のつながり、仲良しの絆、信頼が好き」
T「いいすぎ、それ」
M「つなげようと思って」
T「人は好き」
M「徳岡さんはいいですよ、クールな一面があって。こうやってフィーチャーされて、しゃべってもオイシイし。熱い一面やつながりを見せてみたらどうでしょう。つながり、絆、仲間、家族、親戚」
T「親戚まで言うかと思う」
M「この場を借りてお礼を言いましょうよ。ビールをひとつ下さい」
T「真面目な話、二人だけのギターであるより、バンドで音を足すのって大きい。二人でできることの楽しさもわかるとともに、違う瞬間をみんなと共有できて、バンドも好きです。前の週、自然にそういう気持ちになったんだけど、なんかうしろに変な人がいっぱいいる(笑)。音楽とついやしてきた時にこそというか、二本のギターでいろんな時間を居られるのが音楽の良さかな」
M「徳岡さんのありがたいお言葉でした」
B「あれー」
T「だいぶ酔っ払ってる」
M「次の日にニューアルバムの録音ってかなりうっとおしいですよ。次の曲は森からの手紙です、森からたくさんきますよ。More! Letter from the Forest」

12)(More!) Letter from the Forest

M「More! Letter from the Forestでした。えー、沢山いい話をきいたところで、そろそろ、なんというか40歳とかゆうて、それにちなんだ曲をやりたいですよね。ということで、僕からの徳岡さんへのサプライズは曲のプレゼントです。この日のために、徳岡さんが好きな曲で祝いたいと思います」
T「何やんの」
M「なんの曲やるかは言ってなかったです、いろんなアーティストやルーツの中から、徳岡さんが、めっちゃ好きだって言ってたKANさんの曲を」
T「覚えてへん! 何個もある」
M「曲とリアルで歌ってみようと思います」
T「あ、あれか」
M「今日にちなんで」
T「よければみなさんも一緒に。でも、ハッピー・バースデー!って難しいやん」
M「知らない人はオリジナルと思っていただいて」
T「KANさんの曲きいて、自分もつくろうと思った」
M「KANさんでなくてタクさん、ですけどもね。ここでお休みいただいて、徳岡さんに向けて1曲。女性に向けての曲なので気持ち悪い感じがするかもしれませんが、それをやります。実は一回もあわせたことがなくて、一回逢わせようと譜面書いてライブの前にと思って、デモ音源も送って」
B「きいてないそれ。それで20分ぐらい出てってくれっていったのに、してくれなかったらあわせられなくて」
T「へー、それで!」
M「超ドキドキしましたよ。心をこめて歌います、ハッピー・バースデー!」

13)Happy Birthday(KAN)

M[こういうの可愛いですね、じゃあ、普通のハッピー・バースデーを歌います、トクサン40歳♪ おめでと40歳♪」
ケーキが登場します。
M「おめでとう、Yeah!! ご静聴ありがとうございます」
T「40歳、大台にのりました。顔が入ってるんだねこのケーキ。お客さんに見えへんやん。まあ、TAKUさんありがとう」
M「でました、ありがとう」
T「ほんま、感謝してます。でも、もう一回はいいです」
M「めっちゃ好き?」
T「俺、食ってるから、もういいです。新曲を三浦くんが即興であわせてくれます。ノッチさんが素敵なリフを……で、まだ、サプライズあり?」
M「ほしがりますね。この曲やらんと楽しくないみたいな」
T「この曲はセットリストに入ってた、DEPAPEPEのHappy Birthday!! これは年の数だけ弾くので40回弾く」
M「向けてこの私めのバッキングで演奏したいと思います」

14)Happy Birthday(40回弾いて)

M「おめでとう!」
T「三浦くん、タイム、明後日誕生日のベーシストがいる。何歳ですか」
B「45歳になります」
M「素晴らしい、45! おめでとう」
ケーキが運ばれてきます。
M「これはここのオリジナルのケーキなんですよ。サプライズにつぐサプライズですね。では次にノリノリの曲をやります」

15)J.D.P.

M「Yeah! 長らく楽しんできましたが、最後の曲でONEです。皆さん、サビのところを「おめでとう~おめでとう~おめでとトクさん~♪」って歌って下さい」

16)ONE

M「Onキーボード、ノッチ! Onベース、紺ちゃん! Onパーカッション、ノッチ! AND拓也! Onギター、徳岡慶也! どうもありがとうございました!」

encore

M「アルコールが入ってますね。クリスマスライブとかいつもこんな感じで酔っ払いモードなんですけど、大好きなキーボード、ノッチさん!」
T「S.E.Lを書くために生まれてきたような人ですけど、人格はサイテーですけどね」
K「愛してるよ、トクさん」
T「てか、パーカッションがベロベロに飲んでて。三浦とは19歳の頃からやってるわけですが、もう34歳なわけで、今さらだけど、自分の年をとるわけだなあと思って。紺ちゃん45歳になるんですね、結構きてるなと」
B「尿酸値とか高くなって、低くとだるくなるっていう。朝ぐらいから飲んで」
T「食べよっか。こんなに飲んだくれてていいんかな。リズムとか。すみません、ファンクラブの方とかひいてる」
P「DEPAPEPEのファンクラブイベント、いいよね、Yeah! 三代目J SOUL BROTHERSとか、大きいイベントとぶつかることが多くて」
T「きてくれてありがとう」
P「早め早めに教えて欲しい。DEPAPEPE大好きだから出たいのよ、連絡ちょうだい」
T「村井さんが……」
P「DEPAPEPEとやるの楽しみで。わかってて行かないと後悔するから」
T「ノッチさん、永遠に」
P「もう飲みながらは無理」
T「しらふでやってください。あと一人やな。愛すべき相方、三浦!」
M「ほんとーに安い呼び方ですね。よかったです。昨日ライブの後のんで8:00出発で、フクチョーさんと一緒で、ノッチさんもいて」
P「イケメンサイコー。三浦君はそういうとき絶対のまないんですよ、僕を送るために。わかる~♪」
M「徳岡さん主役のライブですからね。いても主役、特に主役、恥ずかしがりやな徳岡さんについにしゃべらせましたからね。サプライズは成功したのかな。今度は何にしましょうかね。表記ワンマンライブで二人のはずなのに五人のバンドにするとか」
T「個人的にはいい刺激になるので、たまにはと思ってやるとか……これからもいろいろやるんで楽しんでください、そしてついてきてください。楽しんでもらってなんぼなんで。eplusでやるとか無理無理と思ったんですけど、こんなに大勢の人がきてくれて。これから7月22日にも三浦がユニットライブあるんで、飲みながら楽しんでもらえれば」
P「はじまりおわる大宴会」
M「あと9月2日の上野もありますので、音源もいろいろ用意してますので」
T「皆さん、本当にありがとうございます。ほんまに」
M「それでは最後の曲、皆さんに手を降っていただいて」

START

M「きてくれてありがとう! Onキーボード、ノッチ! Onベース、紺ちゃん! Onパーカッション、ノッチ! AND拓也! Onギター、徳岡慶也! 握手とハグを」
T「長いことおつきあいくださいまして、ありがとうございました。気を付けて帰って下さい」
メンバー同士でハグしておしまい。




●5月3日、DEPAPEPE LIVE TOUR 2017 ~COLORS~@EX THEATER ROPPONGIに行ってきました。


*二人の服装

三浦さんは、淡い青と白の大きなチェックの、ゆったりしたボタンダウンシャツ、下はブルーのパンツ、靴はたぶんいつものコンバース。髪は普通に撫でつけてました。
徳岡さんはいつもの金髪。白い丸首Tシャツの上にブルーのシャツを羽織って、下は黒のジーンズ、靴もたぶん黒。
アンコールの時は、ツアーグッズシャツに着替えてきていて、三浦さんはペンダントをしていたのが見えました。三浦さんが紺、徳岡さんが白。三浦さんは半袖が寒そうで、腕を抱いて震える仕草をしてました。

バンメンは2人。
パーカスもキーボードもノッチさん。
そして、ゲストに梶原順さん(2曲)。
アンコールも含めて、二時間半ぐらいでした。

*セットリスト

1)START
2)FLOW
3)さくら舞う
4)COLOR
5)Letter from the forest
6)Girl
7)Diary
8)小鳥のキャロル
9)Soda
10)旅立ちの日
11)Reflection
12)J.D.P.
13)SUNNY
14)S.E.L
15)バタフライ
16)T.M.G.
17)ONE

アンコール

1)どうですかね~
2)My hometown

*当日の流れ

この会場は毎回、入場の不便さを無視して入場時間が30分しかない、という例によって不親切な設定ですが(物販どころか、ドリンクをもらうヒマさえない)、予想通り、10分遅れで始まりました。
まだ、ステージが暗い、BGMが流れたままの状態で、DEPAPEPEの二人とバンメンが入場。三浦さんが、もう準備ができたので、BGMを終わらせてくださいと手振りしても、なかなか終わらない。何度か手をあげて、やっと終わったところで、照明が明るくなりました。

三浦(以下M)「ハイどーもDEPAPEPEです、LIVE TOUR COLORSへようこそ!」

1)START(手振りの指示がでます)

M「ありがとう!」

2)FLOW(オン・キーボード、ノッチ!、のかけ声あり)

3)さくら舞う(徳岡さん、EVOつけてましたかね?)

M「改めまして、ハイどーもDEPAPEPEです、LIVE TOUR COLORS、ファイナルへようこそ! やっと来ましたね、非常に楽しくて、三曲やりましたが、すでに僕、口角があがってまして。みなさん、自分のペースで楽しんで下さい。初めての方もいらっしゃると思いますので、自己紹介をさせてください。オン・ギター、徳岡慶也!(徳岡さんに自己紹介をしてもらおうとする三浦さん)」
徳岡(以下T)「これは、パジャマ姿で登場した……」
M「パジャマじゃないし、私服でもない、衣装です」(ファッションショーのようなポーズをとる)
T「三浦拓也ー! なんやろな、このパジャマ感。サイズ? 中身かな」
M「服じゃない……徳岡さんは何ですか」
T「いつも通り」
M「同じような色を着てるのにステージ衣装がパジャマ感……。さて、デビューして12年、干支が一周するぐらいやってまいりましたが、この4月、オリジナルアルバムの8枚目をリリースすることができました。COLORSといいます。今からこのCOLORSの曲をやっていきます。今までのアルバムの中で、一番優しくて、あったかいアルバムになりました」
T「おまえがしゃべるたびにクスクス笑いがおこる」
M「顔かな? 笑って良いんですよ。楽しんでいただければ。徳岡さん的にはどうです」
T「やさしいアルバムかな」
M「日常で聞いてもらって……自分で聴いてもほっとします」
T「いま、三曲やりましたけど、START、FLOW、さくら舞う、と。こういうDEPAPEPEらしさはあると思うんだけど、今までの良さは引き継ぎつつ、次の一歩にもなりえるアルバムにしたかった。今まで、かわりになる曲みたいのを考えて、ロック調な曲を入れたりしてたけど、それも考えないでつくりました。マイナー調の曲を入れてないとか、でもいいアルバムになったと思ってます」
M「自分だけ思ってるんじゃなくてね。このアルバム、買った人!(挙手させる) 今から聞いて、ご購入いただけたらと思います。一枚だけじゃなくて、二枚あっても使えると思いますから、聴いてね」
T「どんな用途あるん。めちゃくちゃいう」
M「いろいろあるでしょう。最初はタイトル曲のCOLORから。この曲からふくらませていったので、COLORSってタイトルなんですよね。アルバム収録順に最初の一、二曲をやります」

4)COLOR
5)Letter from the forest

M「ありがとうございます。曲順に二曲やりました。COLORという曲は、一つのメロディーの繰り返しなんですけど、高さとかテンションとか変えていっています。今までは途中で転換して、メロディアスになったりしてましたけれど、あえてしないでやってます。最初はギターらしく細かく刻んで、サビのところだけDEPAPEPEぽい感じにして、両極端な感じにしたり、全部いれてつくってます」
T「CDを買わせにかかってる(笑)。Letter from the forestは比較的前につくった曲なんですけど、ちょっとマーチっぽい二拍子で(パーカッションのノッチさんに叩いてもらう)、三浦君は八分の六拍子で(ノッチさんが拍手で煽ってくれる)ありがとうございます。で、あわせると」
三浦さんが弾いてあわせて曲にします。
M「僕への合図が手抜き過ぎ、扱いの差がひどい」
T「まあ、こいういう感じで、アコースティックギターらしい、DEPAPEPEらしいこともやってると思います。ハモリも多いしね。ギターらしい楽しい感じがだせてるアルバムだと思います」
M「あらためて素敵なバンメンを紹介します。オン・パーカッション、ノッチ! もう一緒にやりはじめて六年ぐらいですか、もうDEPAPEPEの歴史の半分ぐらいはノッチさんとやってる。息のあった第三のドラムです。僕の扱いもうまくなってて、楽しみにしてます。そしてもう一人の素敵なメンバー、オン・キーボード、ノッチ! 三年ぐらいですなね。六年、三年と半々で、それでも四分の一は一緒にやってる。プレイも頼み即手、素敵なフレーズをもってきてくれる、立派な僕等のアレンジャーで、サウンド面をささえてもらてます。オン・キーボード、ノッチ! ダブルノッチ体制って、響きもいいですよね。一緒にやっててメンバー間で音が強くなってて。そういうベースのあったところで、バンドとして楽しめるGirlという曲をやりたいと思います。この曲はレコーディング最後の曲で、この日に録音が終わらないと4月12日にでない、ギリギリのところで、この曲ができたんですよね。仮のタイトルは「バンドでGO」でした。最後の仮タイトルは「おつかれサマー」で。あやうくそうなるところでした。夏っぽいから。水辺で女の人が水音をたててはしゃぐ感じです。キャ~♪」
T「気持ち悪い」
M「僕で想像しないで聴いてください」

6)Girl

M「ありがとうございます、Girlでした、ちょっと女の子っぽい感じがありますよね」
T「ちょっとジャズっぽいコードもあるよね。あと、ハイハットが活きてる」
M「ね。って困ってますよ? ちょっとチューニングさせてください」
T「大丈夫? 次の曲ですが、関東圏ですからお話しをしとかないとね。僕等がお世話になった番組のために書いた、Diaryという曲をやります。関東でインディーズのころから出させてもらっていたsakusakuという番組があって、僕等のその終了にあわせて書いた曲です、デビュー前から出させてもらって、毎日毎日、一週間やってて、神奈川の人に知ってもらえて、それで東京に出てくることができた、あれがなかったら僕等はいてない。毎日やるのが日記みたいやし、12年間の記録、日記でもあると思って。sakusakuも僕等も、過去を振り返るんじゃなくて、未来を迎える前向きな気持ちをこめてつくった曲です。どうですか?」
M「ハートを込めて弾きたいと思います」
T「サクサクを知らない人は、自分の中にあるものに振り替えて聴いて下さい」

7)Diary(EVOつき)

M「ありがとうございました。Diaryでした」
T「ためだね」
M「僕の声で台無し? これから徳岡さんがやったらいいじゃないですか」
T「ていうかさ、そーゆーのが台無し感なんじゃない」
M「台無しにしないよう台本考えてるんですけど……ここから少し、二人でやります。二人で弾ける曲ということで、小鳥のキャロルを。ちょっとまだあまり、人前で弾いてないんですけど」
T「Diaryはよく弾いてるんだけどね」
M「曲として大事にしていけたらと思います、次の小鳥のきゃ(噛む)OKー」
T「おまえ、噛むなよ。歯だして」
M「歯は元から出とんのや、すげー失礼な!」
T「おまえ以外の人に、そんなこといわんわ」
M「気をつけてくださいよ。僕が悪いんですか? 準備しましょう」

8)小鳥のキャロル

M「ありがとうございます。曲の中で一緒に鳥の声がしましたよね。聴いてたら、何の鳥かわかると思います。ここで、カッコー♪って。一緒に歌えますね」
T「カッコー? ハトでもいけるんちゃう」
M「ポッポー♪ いけますね」
T「ニワトリでもいけるんちゃう。ちょっと早めに入って」
M「できますかね。なんでもいいですね。コケ、コッコー♪」
T「これいいね。コケ、コッコー」
M「好きな小鳥でどうぞ」
T「次の曲はSodaという曲です」
M「これ、徳岡さんが、こういう曲つくったっていってフレーズを聴かせてくれたんですが、僕すごく好きで」
T「ありがとう」
M「徳岡さんが好きな曲ですよね。安心してきける、僕も愛されたいですね、曲より」
T「めっちゃ好きやで、おまえ……照れるな、ふっといて、逆に照れる」
M「顔を見て弾かれへん」
T「どこみて弾いてんだ。パジャマ姿のくせに。またまたギター弾くかっこうじゃない」
M「アンケートに書いておいてくださいね(水を飲んでむせる)気管に入った」
T「家か、おまえ」
M「すみません」
T「もう大丈夫? こういうことになっちゃいそうな曲。Soda」
M「僕のひどいことしかいってない……!」

9)Soda

M「Sodaでした。このフレーズが泡のはじける感じがしますよね。凄いギタリスト、ツイッターでも大人気のDEPAPEPEが送る……(徳岡さんに)無視?」
T「たまに君のことが恐ろしくなる」
M「間があきましたね? 実は発売日に横浜でインストアイベントがありまして。楽屋で反応を見てたんですけど、このSodaをコピーして動画をあげてる人が居て。僕等よりうまかったりして、ほんとやめてもらいたい(笑)嬉しかったです。発売日当日ですよ。コピーしてくれる人ね、一人二役でやってる人もいるし、ギターもいろんなの使ってたりして、もしよかったらこれからもコピーしてください。ただ、くれぐれも僕等よりうまくやらないでくださいね。では、二曲続けて演奏します。一曲目は皆さんに協力してもらう曲で、歌を歌います。旅立ちの日という曲で、テーマのところを歌ってるんですけど、それを皆さんにも……五月に入って、新生活にもそろそろ慣れてきたぐらいの頃だと思うんですが、春って出会いや別れのタイミングなので、応援歌みたいな感じでつくりました」

10)旅立ちの日

M「旅立ちの日でした。新生活用にもう一曲つくりました、一番元気がでる、ブラスセクションのある曲です。Reflection」
バンメン復活。カズーもプラスして曲開始。

11)Reflection

M「イエイ! Thank you, Thank you, Thank you, Thank you, Thank you, Thank you, Thank you, Thank you, Thank you, Thank you!!!!」
T「(拍手に対して)あったかいお客さん……ほんま君は、ドキッとするMCをするね」
M「迷走中ですね。しかし一番激しい曲なので、アガリますね。ドーンと盛り上がったところでやりたい曲があります。次にとりあげる曲で、COLORSからは9曲目なんですが、全部で10曲なんですが、ぜんぶやらないでこれぐらいにしておきましょう。今からやるのは、DEPAPEPEにとってもの凄く意味のある曲です。なぜかというと、僕等が結成するきっかけになったからで。次の曲はJ.D.P.といいます。梶原順さんと演っている曲です。JとBを見て、こんな凄いことができるのかって結成したのがDEPAPEPEなんで。この曲は、自分たちなりのアンサーなんですが、梶原さんに一緒に演奏して欲しいですってお願いしたら、ぜひ、という話になって、それで一緒にやることになりました。JUNのJ、それにDEPAPEPEで、J.D.P.です。でもね、ライブでは梶原さんがいないので、Jの部分をいれるのってどうなんだろう、別のJをあてようか、なんて今までやってたんですけど、それは後でちょっとお話しますけど、今日は本当に、梶原順さんが応援にきてくれました……!」

梶原さんが下手から登場。

M「いない時のJは大変だったんですが、今日は本当のJDPです。ずっとJDP大喜利をやってたんですが、本物がいます! JをJet、それからDeep Pepperとか」

梶原さん、ニコニコと二人の間の席に座ります。

梶原順(以下J)「それDAIGOのパクリじゃん。もう立ってもいいのかなって……Japan Dynamic Power Parkingとか」
M「めちゃくちゃでしたよ。Jodan Joke Daisuki Peopleとか。その時の名作があって、僕の一曲は……」
T「Johnny DEPPA」
M「今日思いついた、Judas Priest」
J「JFKとかあったよね。Jo Danyu Perry……ペリーにセコムメール」
T「梶原さんい新しいの、考えてもらおう」
M「思いつけば今日もやりましょう、アンケートとかにも書いてもらって。ものすごく書くのが、Kノッチさんで。住所は何処ですかピーターパン、とか」
T「のってる車の中で考えたりしてね」
J「あれ、増えてるよね」
T「路肩にとめて16名分とかから選ぶ……除菌できないポロシャツとか」
J「僕も考えようかな。Pがむずかしいな」
M「もう一つの名作が、寿命でポックリ」
J「ハイテンションでいられたらいいんだけど、今日、起きたら声が出なくてね。これでも出るようになってきたんだけど、MC休もうかと思ったぐらい、テンションが低くて。そっくり、胸を借ります」
T「この曲をつくって、梶原さんに聴いてもらって、アレンジを引き受けてもらったんですが、そしたら惜しみなくアイデアを注いでくれて、電話一回じゃわからないはずなのに、これをこうやってって……同じギタリストの先輩として、おそろしいぐらいでした」
J「これやって」
T「やってます」
M「できれば全部、梶原さんのアイデアで、JJJでもいいぐらい。じぇじぇじぇになりますね。ほんと後輩として、みられるのが嬉しい。プレイもそうですけど、人柄が好きで」
J「Jun Daisuki People? 嬉しいな。女子大生パワーとかあったよね」
M「ありましたね」
T「今頃のってきた、何か気持ちが」
J「そうだね」
M「負けすぎ、まかれすぎです。正しくやります、J.D.P.初披露です!」

12)J.D.P.

梶原さん、本当にこの曲のためだけに来ました、といって、退場します。

T「おい」
M「おいー」
T「梶原さん、ほんと、ガットギターでもすごい」
M「スチールギターとは思えないかっこよさでずるい。パワフルで。浅野さんとの二人のプレイを僕たちはみて、ドラムみたいな使い方も覚えた」
T「ピック弾きで弾くやり方しか知らなかったから、ほんとにかっこよかった。ポップだし。いろんな人と共演したりソロで弾いててもいいし、皆さん是非聴いてください。梶原さんの後ってちょっと弾きにくいな」
M「JJJは嬉しいですね。プレイが匂い立つというか。盛り上がりましたね。それではこのまま、夏っぽい曲と言うことで、SUNNY!」

13)SUNNY(Kノッチさんのコールあり)

M「次の曲は、手拍子をいれてもらうんですが……」三浦さんが説明を始めると、徳岡さんがさっさと曲へ入ろうとします。何度もリハーサルを邪魔されるので「まだやってない!」とキレてみせる三浦さん。そして曲へ。

14)S.E.L(Pノッチさんのコールあり)
15)バタフライ

M「T.M.G.……! 今回のコール&レスポンスは、ウン、COLORS!!でお願いします。ペンライトをもってる方はそれを使って下さい。いつもどおり、何度とめても、僕はすぐ止められますよ」(と三浦さんがいっている間にイントロを何度も止められて、翻弄される演出)

16)T.M.G.
(ソロは、徳岡さん、Kノッチさん、Pノッチさん、三浦さんの順)

M「ありがとうございます、最後は大好きな曲、ONEで」

17)ONE

M「皆さんありがとうございました!」(徳岡さん、Pノッチさん、Kノッチさん、自分の順で紹介しなおして、いったん退場)

アンコール

三浦さん、ツアーシャツの紺に着替えて。ペンダントしてました。
徳岡さんは、白いシャツの方。バンメンも戻ってきます。

M「ありがとうございます。終わってしまいましたね。楽しかったです。いいアルバムになりました」
T「これが終わったら、僕やっと休める」
M「まだアンコールがありますよ。楽しんでいきましょう。初日とファイナルとで同じことを言ってますけど、ちょっとしんみりしますね。梶原さんがかけつけてくれて、嬉しかったので、もう一曲ぐらい一緒にやりたいですよね? というわけで、On Guitar、梶原順!」

梶原さんが白いシャツの方で登場。

M「梶原さんは野音の時に来てくれて……」
J「あの時、お父さんとの方が年が近いとかいう話をしたっけ。あいかわらずですみません。じゃあやりますか、Judendo Daily Power」
M「あれはカッコイイですね。何を吹き出してるんですか」
赤くなっている梶原さん。
M「僕らが……じゃ、じゃじゃじゃじゃん? 僕たちはJとBありきで始めたんで、自分たちでもカバーしてたりしてたんで、JとBの曲をやります。これです。どうですかね~。」
T「どうですか? 梶原さんもブッチャーさんも本当に大きい存在で影響受けてて、MCが多いのもJとBの影響なんですよ。早く演奏しろっていわれるぐらい、でもめっちゃおもろい。僕らはバイトでみられて幸せでした。二人が演奏する時はシフトにいれてもらって。好きな人、ほんとかっこよくて。お金払わないで……もちろん、チケットも買って入って、プライスレスですよ、夢かと思うぐらい」
M「自分たちの原点で尊敬する順さんと演奏できるっていうことで、どうですか」
T「俺にいわんといて。この演奏、もつかなって。最高だけどついていけるかなって。どうなりますかねって」
J「じゃあ行きます、どうですかね~」

1)どうですかね~

M「梶原順!」
T「嬉しいです。皆さん、もう一度大きな拍手を」
M「あれです。あれが原点。一番圧倒される。それで育ってきた。(バンメンも一通り紹介し直す」
J「今日は楽しませてもらいました、二人との絡み具合も」

梶原さんが退場。

M「今日は素敵なゲストと五名の構成で。スタッフの皆さんも本当にありがとうございました。グッズ沢山もってきたので紹介させてください。CD、グッズを買って下さった方はサインしますので、よかったらおつきあいください」
T「時間がかかりますが、参加してくれたら嬉しいです」
M「今日が情報解禁ですね。今年も」
T「俺もしらんかった」
M「雨男、今年もやります」
T「安全策の方で」
M「2017年、9月2日土曜日」
T「計画的にとるのが難しいんです」
M「立ち位置的に僕等では……でも大丈夫、晴れると思います、安心して下さい。それから先ほど、ちらっと触れましたが、義援金ピック、もってきました。地震から何年もたってくると風化するのは実体験としてあるので、引き続きやっていきたいと思います。いくらでもいいので、ピックもらってください。活動として賛同してくださる方は、玄関の方でやってますのでよろしくお願いします。さて、最後にアルバムの10曲目の曲、My hometownを。神戸もホームです。帰るの大変なんですけど、故郷だけじゃなくて、人や場所がいろんなところがホームだと思うんです。でも、僕等にとって北海道やtvkも帰ってきたい場所なんで、東京にもこうやって、来たいので」
T「自分の家族とか、場所とか想像して聞いてもらえたら」
M「僕は、ホームは場所のことだけじゃなくて、その人、その人との関係がホームだと思ってて……笑うのやめてもらえます? みんなのところへ帰るのが、僕の、My hometown……(シリアスになりきれず)駄目だった。楽しいホームを楽しんで欲しい、僕等がホームになれるように、伝わりますように」

2)My hometown

最後に三浦さん、あらためてバンメンを紹介して(徳岡さんは「ヨシナリ!」で)
「DEPAPEPEでした、ありがとうございました……!」

全体的な感想として。

アルバムのトーンと同じく、すべて優しい感じで進行していました。時間がたってもある程度のメモおこしができたのは、ある程度のMCがききとれた、メモがとれる余裕があったということだと思います。曲の派手さは少ないけれど、いいアルバムツアーになっていたと思います。
次は、チケットがとれればですが、徳岡さんバースデーライブ、それから野音に参加する予定です。レポはこれからも期待せずにお待ちいただければ。あまりにメモおこしが遅すぎて、公開よりもファンクラブの会報の方が、先に来てしまいました、今回は……。


●2/11、Acoustic Friends会員限定「リハーサルスタジオライブ」 2/11(土) 第一回公園@東京スクールオブミュージック&ダンス、行ってきました。


*二人の服装

三浦さんは襟付きのシャツ(背中が紺、全面がトルコ系のグリーンに、イヌとかの黒い動物のシルエットがついてるシャツ)、下はジーンズ。
徳岡さんは紺のキャップを後ろ前にかぶって、モスグリーンのUネックシャツに下は黒いシャツ、黒のパンツ。最後の挨拶で帽子を一瞬とってましたが、髪はじゃっかんプリンになってたかな。

ゲストは2人。
パーカスが前田sharaku卓次さんで、キーボードがノッチさん。
トータルで一時間半ぐらいでした。

*セットリスト

1)FLOW
2)哀愁バイオレット
3)UNION
4)SUNNY
5)木漏れ日の中で
6)スミレ
7)Starry Night
8)Letter from the forest
9)S.E.L
10)KATANA
11)ONE
12)KISS

アンコール

START

*当日の流れ

リハーサルスタジオのため、目の前が全面、鏡のある環境です。
四人、奥からキーボードのノッチさん、三浦さん、徳岡さん、前田さんと入って、後ろ向きに座ります。
三浦さんだけ立つけれども、マイクの向きも逆なので客席に背を向けないとしゃべれない。

三浦(以下M)「ここ。お気づきかと思いますが、リハーサル室なので鏡張りになってます。今日のライブは、リハ室にファンクラブの皆さんが遊びに来てくれた呈でやりたいと思います。まったくリハーサルと同じようにやるか悩みますが、なんかこれ、くすぐったい感じですね。(徳岡さんに)がんばりましょう!」
徳岡(以下T)「おまえリハで、そんなこと絶対、言わへん!」
長いイントロから曲へ入っていきます。ありがとうございます、と曲紹介のブリッジを交えつつ。

1)FLOW
2)哀愁バイオレット

M「あらためましてDEPAPEPEです。よろしくお願いいたします。本番でない感じでやりましたが、初めてのことで弾きにくいです。どこへ目をやったらいいのか。恥ずかしい。お客さんがいる状態でリハの実験みたいな、不思議な空間でいきたいと思います。せっかくですからメンバー紹介を。オン・キーボード、ノッチ! オン・パーカッション、前田sharaku卓次! オン・ギター、リーダー徳岡慶也! 帽子似合いますね。目の前の鏡に描きたくなる」
T「(すごむ)描いてみろよ!」
M「二人、こんな感じですがよろしくお願いします」
T「三浦の紹介はせんでええの。もー、リハとかいってリハじゃないし」
M「徳岡さんに、してもらっていいですか。ききたいなあ」
T「今日はちゃんと歯がある話とか」
M「長くなる」
T「何日か前から歯がなくて」
M「今はある」
T「とってみたら?」
M「そうもいかない。朝四時から口の中に歯がないとか……これで二回目なんです。つけてますけどね。日にちが悪かったんですよ。どうしても、朝、出かけなきゃいけないのに、気合い入れてたら」
T「ソニックアカデミーでギターレッスンをやってるんですよ」
M「そのレッスンの収録日に、ライブやった日に歯がない。ハハハ、っていう。かけてるん(だじゃれ)じゃありませんよ」
T「ハハハハ!」
M「映像作品に出るのに」
T「三週分、まとめて3日でとって、その全部の日に歯がない。真剣にしゃべっててもおもろい。歯抜けなのにスーツ姿。ミスマッチすぎ。優しくして欲しいとか言ってて」
M「可哀想だと思ってくれないと。人を幸せにはできるはずなんですけどね。その時は歯が間に合わなかった。今日は歯を入れてるんで、完全体です」
T「つけてる時より、前の方が」
M「えーと、そこでレッスン曲としてやっている曲を」

3)UNION

(途中で席の方を向いたりする三浦さん)

4)SUNNY

M「UNION、つづいてSUNNYでした。こんな感じでやっております。普段のリハーサルではこういう風にライブに近い状況でやるんですが、僕の華麗なステップも確認できます、本当に」
T「チェックするほどのことはない。DEPAPEPEにはいらない。カカトがどうとか」
M「動かないかな、そんなに」
T「やってみせたい? 僕は自分の指の動き方とかは見ますね。前日とかに」
M「あんま見ない」
T「みない? 自分は一回見て記憶するようにしてる」
M「質問されたんですけど……お客さんも鏡みてますよね。自分の顔、わかる、めっちゃ恥ずかしい」
T「自分チェックするけどな。見てる? 見ない? そう?」
M「いろんな人がおると思いますが、立って座って見てみたりとか。ここから二人だけのコーナーになります(バンメンの二人が去る。客席の方を向いて)。あー。お客さんの顔をみて癒やされよう。どこみていいのかわかんないのイヤ」
T「リハの時にそんなことしない」
M「ほんまのリハではしませんけど、そのテイで進めてきたいと思います。お客さんはいるけど透明人間だと思って」
T「普段通り?」
M「普段のように」
T「みせれるかなあ」
M「(自然をよそおって)今からリハーサルです。二人のコーナーに入ります」
T「大根役者」
M「自然でしょ」
T「前ふりもなし、いきなりじゃん」
M「ハハ」
T「俺にもいってよ。何やるの」
M「昔の曲を」
T「覚えてるかな」
M「なんでそういうこと」
T「だってセットリスト決めてるんだから、やりとりせえへん。あれやこれや。何がしたいの」
M「僕らのリハーサルのあり方を」
T「すすめて。リハしたい」
M「前の曲、バラードを……インディーズの頃の曲で最近のライブでもちょっと弾いたりしてて、凄く懐かしい曲なんですけど、もう、ちょっとした……どこがバラード」

徳岡さんがROSYを弾き始めています。

M「ROSYはやりません」
T「バラード(風に弾く)」
M「やらへん。おいー!!!!」
T「やりたい。お互い助かるでしょ」
M「Bメロまで。これええんか」
T「なにが伝えたいの」
M「あなたがつくった曲でしょう。寒い時、心が寂しくなった時、神戸の芝が目に浮かびます。外のストリートで演奏した思い出、この曲をやってる日のことをあたたかく思い出します。木漏れ日の中で」
T「スベったで? しかも音がずれてる」

5)木漏れ日の中で

客席から拍手。
M「(そしらぬ顔で)どこからか拍手が聞こえてきましたね」
T「うん」
M「気持ちを込めていると聞こえてくる。二人、昔のことを思い出しながら」
T「思い出さない」
M「ほら、リハはリハじゃないと」
T「だって家で曲作ってる時ぐらいしか一緒にやらないやん。個人個人で練習するし」
M「昔の曲もちょっとずつやると蘇ってくるものがありますね」
T「普段そんなにしゃべらんやんか。しゃべることないし。リハーサルなんて」
M「しゃべらなくても、言わなくても重みでわかるとういか。やりたい曲をきめたら、終わり方とかは決めないでやったりね。昔はよう決めてましたよね。違ったら怒られてた」
T「ちゃうわ。怒ってたかな」
M「というか僕が覚えてなかった。徳岡さんが難しい曲つくるから。(アルバムの)曲づくりは間に合いそうですか」
T「間に合うかな。いろいろあって。追い詰められてる」
M「今日は楽しいふりをしてますが」
T「寝てても曲作ってたりする」
M「もう頭が痛い?」
T「なる。今まで考えてなかったのかな」
M「もうレコーディングは進んでて、曲的にはもうね」
T「スピードとしては悪くない。良い感じの曲ができてる。ちょっと」
M「ここで(新曲演奏)できるかも?」
T「コード入る前ぐらいのところまでなら」

徳岡さん、さわりを弾き始めます。三浦さんもあわせて。

T「……みたいな」

客席から「おー!」と歓声が。

T「僕らにとっては楽しい感じの……遅めになってますけど、ラハイナに近いかな。それを違う風に。良い感じにレコーディングできてるんですけど、練習できてない」
M「いつ出るんですかね」
T「タイトルが決まってない」
M「どうな感じですかね」
T「おうてる? Aメロ弾ける? これ難しいね。俺がつくったのになっていう。追い込まれてるな俺も。でもカッコイイ、いいなって感じで曲はできてるので、早く出せたらいいなと思います」
M「楽しい感じでね。二人でやれる日があんまりなくて」

6)スミレ

M「ありがとうございます、スミレでした。もうできた時から素晴らしい曲で。あれ、声も少し聞こえてきますね」
T「いい意味で割とすんなりできた。お互いがわかってくると、そういう風にできる。DEPAPEPEが楽しくなってくる」
M「イヤイヤやってたんですか」
T「難しいから」
M「決めフレーズが多くてね」
T「多いほうやと思います」
M「次は立ってやった方がいいかな。また懐かしい曲を」
T「不安しかない」
M「こら、不安ていわんと」
T「リハだし」
M「そこかい!!」
T「照れるよね、自分の顔見て弾くの。わかってても、DEPAPEPE弾けんわなみたいな。つくったの俺やったわ、みたいな。あれ。俺チューニング間違えたかな」
M「次に演奏する曲は、いま、冬まっただ中で、晴れてる時は空気も澄んで、冬の夜空とか夏より綺麗に見えるかもしれないんですけれども、星に願い事をするには、お昼ではございますが、この蛍光灯のもと、夜空の星を演奏しますので、お客様はどうぞ楽しんでください」

7)Starry Night

いったん演奏が始まりますが、徳岡さんがとめます。

T「言い方があるやろ。もう何を話してんだか」
M「徳岡さん、前説ぜんぶやってくださいよ」

7)Starry Night

M「ありがとうございます。Starry Nightでした」
T「良い曲なんだけど演奏するたびに、なにかあって緊張する。3日ぐらい前から」
M「願いごときいてくださいよ」
T「好きな人、きれいな人のお願い事はきくよ。おまえのはやらん」
M「もう一曲ぐらい行きますか」
T「そうですね。新しい曲やる?」
M「じゃあ、(バンメンの)二人呼びましょうか」

スタッフさんがドアの外に呼びに行きますが、時間的に、そこに待機している状態ではなかった模様。

T「まだ楽屋にいるみたいですね」
M「じゃあ僕の歯の話……あのね、前歯って保険がきかないらしいんですよ。少し奥の歯は大丈夫なんですけど。だから皆さんも気をつけてくださいね。歯が出てるって可哀想なんですよ。風邪もひきやすいし。気をつかってもらう存在なんですよ。可哀想な人として」
T「俺もなんでこの子(三浦さん)を選んだんだろうと思う」

二人が戻ってきます。

M「オン・キーボード、ノッチ! オン・パーカッション、前田sharaku卓次! 素敵なメンバーを再び迎えてやっていきたいと思います」
T「素敵やな。おまえ以外は」
M「そんなにイヤですか僕のこと」
T「イヤではないよ。けっこうガチャガチャするから。お客さんが入るシステムは否定しない。こんかい、TSMとOSMで演奏するんですけど、ここ出身の人、多いですよね。キーボードのノッチさんもそうだし。トムさんも。黒田晃年さん、ギターの人、有名人いっぱいいる。僕も学校行きたかったなあと思う。ノッチさん、音大中退して入り直してるんですよね」
M「徳岡さんも音大いってるじゃないですか」
T「最初に入ってみたんだけど、違かったと思ってやめた。民族音楽をやろうと思ったんだけど週一しかなくて。違う、ここで遊んでたら違うって。なんていうか、みんなが切磋琢磨する場面に身を置きたい」
M「いやー、僕すでに仕事してますけど、今から入ってもいいんですかね」
T「仕事休むのは無理やろ、でも行きたい」
M「二つのこといっぺんには無理ですか」
T「やりながらやれるなら入りたい」
M「ここ、定時制とかないんですかね。(スタッフさんを見て)ないって。ないけど行きたいって気持ちが大事」
T「来年ぐらい、入るか」
M「そういう予定で?」
T「一緒に入る?」
M「同級生になっちゃいますよ。おい、トクオカとか呼びますよ」
T「この建物の中でならいい」
M「同期でため口きいてもいいんですか」
T「この建物の中での話、限定」
M「マジ切れしてる……素敵なメンバーと一緒に新曲を演奏します」

8)Letter from the forest

M「続きまして、お手を拝借。手拍子をください。S.E.Lという曲です。僕がココっていったらスピードを速くしてください。今回はメロディーにあわせて、コ・コとかいうかもしれません。では、S.E.L」

9)S.E.L(途中で前田さんソロ紹介)

M「ありがとう、次は武士の心、KATANA」

10)KATANA

M「続いては、僕らはファンの皆さんと一緒という気持ちで」

11)ONE(客席も歌わせる)

M「ありがとうございました。リハーサルスタジオということで、特殊な空間でやってきましたが、残すところ、あと一曲となりました。この時期hのビッグなイベントとして、二月のメインイベント、バレンタインがありますね」
T「マネージャーの村井さんの誕生日なんですよ。絶対忘れない。迷惑な日」
M「クリスマスとかお正月にうまれた人は可哀想ですよね。徳岡さんは715なんで、いたって普通」
T「そうそう。7月15日、語呂合わせない」
M「皆さんにあの、僕らの気持ちをのせて、一緒になって、それも楽しい気持ちで……日本では女性が男性に贈る日になってますが、僕らの愛の気持ちをこめて、おくります、KISS!!(鏡に向かって投げキス) 見えましたか?」
T「見えてるような見えてないような。見せるか、だいたい?」
M「徳岡さんが曲紹介してもいいんですよ? やります(客席に向かって投げキスをして、KISS!!」

と演奏に入ると三浦さんがストップをかけます。

M「ストップ、チューニングがあってない」
T「おまえなあ(怒)なんでこの曲を微妙な空気で弾かせようとするの」
M「この、ロマンチックな気持ちを込めて」
T「だから、おもろいならおもろい、で決めろ」
M「今日は」
T「おまえにロマンチックとか無理」
M「今日のうきうきした気分をファンクラブの皆さんとわかちあって、僕、僕らの愛の気持ちをこめて、特別な日におくります、DEPAPEPE、KISS!!」

12)KISS

M「本日はファンクラブの皆さんありがとうございました。DEPAPEPEでした(バンメンを再度紹介して)気をつけてお帰りください」

アンコール(一分ぐらいですぐ戻ってくる)

M「いや、リハ室でのライブ、楽しかったですね。ファンクラブライブは奇をてらってみてますが、他にも何か面白い企画がありましたら、メールやラインなどでお寄せいただければ反映したいと思いますのでよろしくお願いします」
T「そっか。俺こっち側(客席に向かって左側)か。いつもと逆やな。そういうの違和感ある」
M「お尻向けてましたからね。上手、下手とありまして、僕が上手側です。じょうずと書いて上手といいます」
T「上手か」
M「下手が徳岡さんです」

マイクを正面にむきなおして。

M「今日は、来てくださってありがとうございました。START」

START

M「また会いましょう! オン・パーカッション、前田sharaku卓次! オン・キーボード、ノッチ! オン・ギター、徳岡慶也! そして三浦拓也! ありがとうございました!」

以上。

以下雑感。
ファンクラブのイベントで特殊な設定のせいで、じゃっかん冗長な感じがしました。
でも1時間半でこの曲数なら、まあまあなのかな。
ところで、三浦さん、どうして歯が折れたんでしょうか。事故で折った私としては歯の話は他人事じゃなくて、笑えませんでした。



★2016年


●12/25、Club eX Premium Christmas 2016@品川プリンスホテル、行ってきました。


品川プリンスホテルのディナーショウなのに、ディナー抜きで行って参りました。
なのでディナーについては別の方のレポ(があればご参照ください)。
品川プリンスホテル、高輪ウィングをつっきって入っていくのですが、あまりわかりやすくありません。会場のClub eXは更にわかりにくいです。
正直、入り口は閉められっぱなしで、待っていられる場所が戸外同様なので、寒いです。
トイレも近くにありません。
着る物はクロークに預けられます。これはホテルっぽいです。
ワンドリンクはあらかじめチケットに含まれていて、ドリンクチケットと交換で入場です。
会場は、センターに円形のステージがあり、その頭上にモニターがあります。奥に本来的なステージがあり、機材などはそこに集められています。私は入り口近くで遠かったので、奥のステージはよく見えませんでした。

*二人の服装

三浦さん、黄色のシャツに紺のスーツ姿にいつものバッシュ。
徳岡さんはグレー系のシャツ(右袖をまくって)と同系色のパンツ、おそらく裸足にスリッポン。
今回の応援メンバーは、キーボードがノッチさんで、パーカッションが前田sharaku卓次さん。先にステージに出ていたようです。

*セットリスト

1)シュプール
2)UNION
3)FLOW
4)Four
5)Letter from the forest
6)ありがとう
7)スミレ
8)Snow Dance
9)クリスマスメドレー(ママがサンタにキスをした~ジングルベル~サンタが町にやってくる~Swingin' Happy X'mas)
10)S.E.L
11)START
12)KATANA
13)ONE

アンコール

1)This Way
2)HAPPY XMAS (WAR IS OVER)

*当日の流れ

奥のステージから、中央の円形ステージに、椅子とマイクが二つ運ばれてきます。
ギターをもった二人が、そろそろとステージにあらわれ、向かい合わせに座ります。
時々向きを変えながら一曲目開始。ステージもゆっくり回転します。

1)シュプール

そろそろと、二人とも、奥のステージへ戻ります。

2)UNION

三浦(以下M)「ハイどーもDEPAPEPEです。クリスマスライブへようこそ」

3)FLOW

M「あらたまして、DEPAPEPEです。ようこそいらっしゃいました」
徳岡(以下T)「こんばんわ」
M「メリークリスマス! Club eXへようこそ! 最初の一曲だけ中央でやりましたが、びっくりしました? 毎年クリスマスライブをやってますけど、素敵な会場ばかりですね。せっかく毎年、クリスマスの一日を僕たちと過ごしてくれるわけですから、僕はロマンティックを伝えたい。演奏とトークでメロメロにしたいです」
T「よろしくお願いします。早い人はもう、仕事おさめなんですかね。三連休あるし」
M「仕事おさめしてライブに来てくれてるんですかね。僕、仕事おさめしたことないですけど」
T「28(日)からと違う?」
M「どうなんでしょう」
T「ライブ来てる人にそれを訊いても。関係ないし」
M「とにかく楽しんでもらわないと、と思って……クリスマスですからね。僕はどっちかっていうとコンプレックスがあって、アンチクリスマス派だったわけですけど、今はどうやったらムーディに過ごせるか、皆さんに協力しないと」
T「君がムーディとか言っちゃう」
M「ロマンティックな感じを出すためにゆったりした曲をやります。この曲は素敵なメロディアスな曲です。さて、お久しぶりの、オン・パーカッション、前田sharaku卓次さん。非常にメロメロなパーカッションをきかせてくれるので、皆さん、陥とされてください、Fourという曲です。録音した時、四人編成だったんでFourとつけました。ちょっとカポの位置、かえますね。メロウなFourをお聞き下さい」
T「一時、通りすがりのコーラスが……」
M「だいぶ薄くなんですけどね」
T「練習しとかなくていいの」
M「静かに? フー・チュッチュッチュー」
T「まあまあやね。えっ?てなると思いますが、今ぐらいの感じなんで。すぐに入りましょう」

4)Four
T「コーラス、どうでしたか? 俺はダマされないよ。罰としてアカペラで歌ってみ? ムーディとかいってますけど俺の曲ですから。今年一年、アルバム用にたくさん曲をつくってきました。もう公開されてるのが、次の曲、Letter from the forest」

5)Letter from the forest

T「タイトル通りね、森のイメージなんですけど、森や自然をイメージして、大自然をあらわそうとすると、リズムと面白くしたいと思って。ケルトとか北欧のリズムのこれと、マーチっぽい拍をあわせる。三浦のほうがこうマーチをやって、八分の六拍子をあわせる。こういう曲をつくって、歌えそうな感じにして、それでも歌える部分はとってしまって、こういうハーモニーで聴かせるみたいなね(某さんのブログによれば、ここは「歌えないけどキャッチーなところと、歌えそうなサビを組み合わせる」という意味だったようです。全然違う……)」
M「背中合わせになっても、いい感じで、あう曲を十年以上つくってきた徳岡さんは大変ですね」
T「それをわかってくれたら」
M「後は何曲、できるかなってところですが。今日は本当に、クリスマスライブにきてくれてありがとう、と思います」
T「はやい(いきなり切り替えすぎという意味)」
M「ありがとうございます」
T「やっていいですかね(イヤホンをはずす)」
M「すごい久しぶりにやる曲なんですけど。背中向けて弾きます?」
T「だから不安、こんなにハードルあげて」
M「この気持ちを伝えたい。MCの中での思い、今年もこれから何年先も聴いてくれて、ありがとう」

(ここらへんで、再び中央ステージへ再びでてきてるはず)

6)ありがとう

M「ありがとう、でした。息、あってましたね。気持ちよく弾けた」
T「返答に困る」
M「目をみて弾くの、照れますね。手元をみてしまう。こっぱずかしい。お客さん、僕の視線に耐えられますかね。徳岡さんの側の人はラッキーかもしれないけど(振り返る)、入れ替わりましょうか。後ろ向いたまま、弾きます?」
T「僕(の顔を見るのが)がイヤなねんな?」
M「チューニングからもう1曲行きます。アルバムから続いて、徳岡さんの曲」
T「スミレという曲をやります。これは難しい。後ろ向いたままでは、ちょっと怖い」
M「(自分の背中側の人に)こっちはお尻で弾きます」
T「その台詞で入る曲じゃない」

7)スミレ

M「どうもありがとう。スミレでした。二人きりで弾くの久しぶりですね」
T「緊張感がすごいね。家みたいな感じで大丈夫かな」
M「次の曲はパーカッションが入るんで、奥のステージへ戻るんですけれども。今年は初心にかえって、ほろり二人旅のライブをやりまして、その時のことを思い出しましたね」
T「あんまない」
M「記憶が無い? 僕のことがあまり好きじゃない?」
T「(三浦さんのことが)好きか嫌いか二択できいて」
M「グラデーションもありでしょう。好きに近いなんとかとか」
T「厭!」
M「こんな二人ですが、戻って四人でやります。おしりだけむいてた人申し訳ありませんでいた。どうもありがとうございました。さてクリスマスライブですので冬の曲を。1曲、代表的な冬の曲を。これもできるまでのあんなことかこんなことを思い出しますが、皆さんの前を真っ白にしていけたらと思います、ホワイトクリスマスな感じで、Snow Dance」

8)Snow Dance

M「少しクリスマスなメドレーをやりたいと思います。ごめんなさいね、曲名いわないで弾きますから」

9)クリスマスメドレー(ママがサンタにキスをした~ジングルベル~サンタが町にやってくる~Swingin' Happy X'mas)

M「クリスマスメドレーでした。僕がサンタクロースになってメドレーをお送りしました。最後に僕たちの曲も入れて」
T「タイトルにクリスマスっていれたから、アレやね」
M「二人の音があわさってクリスマスっぽいですけど、これ途中で暑い感じにもなるので、夏の日でもいいですね。波の音、サーフィンっぽくすれば。インストはそこがいいんです。夏の思い出にもできる。今のところは期間限定になっちゃってますけど、それはそれとして。アレンジ次第でね。さてライブももう半分をすぎました。ここから先は手拍子ももらって、心をひとつにしていきたいと思います。僕が合図をしますから、そこ、で倍の速さにしてください。ありがとう、でもとの速さに。では、S.E.Lという曲をやります」

10)S.E.L(曲中に前田さん紹介)

M「このままずっと手拍子をください」

11)START

M「ありがとう! 次はカッコイイこの曲を」

12)KATANA

M「皆さん、ありがとうございます。クリスマスライブに集まってくださった皆さんとヒトツになって、ONEをやりたいと思います」

13)ONE

アンコール

M「クリスマスライブ、楽しんでいただけたでしょうか。なんか安心したので、今年の回想なども」
T「すでに完売してますが、年末に恒例のライブありますので、よろしくお願いします。クリスマスもまたやりたいですね」
M「また特殊装置みたいなのを……今回は回りましたので記憶に残して下さいね。ところで来年、2017年春、全国ライブツアーが決定しました。北海道が4月15日、大阪が4月22日、名古屋がその翌日、近いですから遊びに来てくださいね、それから福岡がゴールデンウィークに入って4月30日、そして5月3日、祝日ですね、東京でやります。2日の夜にもライブ入るみたいなので……いろいろやります。情報をチェックしておいてください」
T「たぶんアルバムの発表に間に合うと思うんですけど、アルバムツアーって名前つけるのがこわくて、新曲も用意できてると思うんですけど、今回は、そのまま、DEPAPEPE LIVE TOUR 2017っていう。出てると思うんですけど、ちょっと怖い」
M「久々の全国ツアーなのでフルバージョンでやりたいと思います……(ギターをもたないで出て行く)」
T「おまえ、歌いたいんやな」(徳岡さんがギターを弾き始めるので、三浦さん、あわてて戻る)
M「クリスマスライブに~ギターを忘れた~ライブの告知に夢中になって~そしらぬふりで~弾かせてください~♪」
T「アルバムに入るかな?」
M「適当です、徳岡さんが頑張ってるのでお楽しみに。すでに自分たちでも楽しみです。この一年、ライブやってきて、一本ずつ、2016年を、駆け抜けてきましたが、あわてずにギアを戻して、一本の道を、歩いて行きたいと……ありがとうございます……」
T「ヘタクソ!(MCが何をいってるかわからない!)」
M「This wayという曲を……フー!」
T「最初からやりなおし」
M「では、どの道を行く? この道を行く、This way」
T「やめてください、ほんとに、こういう空気で人に弾かせる曲じゃない」
M「弾きます! This way」

1)This Way

M「今日はですね、もう一曲、クリスマスソングをやりたいと思います。カバーをやってきましたが、いろんな人とやることがおおいんですけど、最後なのでこの曲を」
ウロウロする徳岡さん。
M「素敵な曲なので歌詞を紹介します、HAPPY XMASという曲です。これを皆さんと歌いたいと思います。"War is over , if you want it, war is over, now." 戦争も愛があれば終われるはずなんですが」
T「これ演出しづらい」
M「小さな争いも、国と国との争いも、お互いを認め合って、角をまるめていけばおさまる、そういうこともなくなる、ちょっと考えて見てください、争いをやめて平和を望んで祝福を」

コーラスの練習をして、曲へ。

2)HAPPY XMAS (WAR IS OVER)

M「一年間、どうもありがとうございました。楽しんでくれましたか」
T「ありがとうございます、よいクリスマスを! 新曲、楽しみにしていてください」

メンバー紹介をして終了。

以下、雑感。
疲れていた&席がすごく後ろの方だった&暗かったというのがあって、トークがよく聞き取れない&メモがよくとれませんでした。
やっぱりこの二人は近くでみてこその魅力だよな、と思います。
暮れのライブはだいたい行けないので、クリスマスちょっと前ぐらいのライブがありがたいです……!



●11/19、DEPAPEPE ビルボード・ブルーノートツアー DEPAPEPE Autumn Color billboard LIVE Tokyo 2nd 行ってきました。


*二人の服装

三浦さん、金ボタンの黒スーツ上下。中は赤と白の小さなチェックのシャツ。靴下は白と黒の横縞、靴は黒のコンバース。髪は脇を刈り上げのオールバック系。
徳岡さん、ブルーグレーのシャツに、長い黒の細いネクタイ、ダークグレーのパンツ。素足に黒い布のスリッポン。髪はど金髪のまんま。


*セットリスト

1)ONE
2)バタフライ

3)あの橋を渡ろう
4)Letter from the forest. (新曲。KTS鹿児島テレビ「 かごニュー」で流れている曲 )

現在、つくっている曲のさわりも

5)I Need To Be In Love (青春の輝き CARPENTERSのカバー)
6)Georgy Porgy(TOTOのカバー)

7)Happy Birthday
8)S.E.L.
9)Quarrel

10)START
11)シュプール

encore

1)Kiss


*当日の流れ


ビルボード東京、いつもは時間の関係で、二度回しだと初回を申し込むのですが、今回は諸々の事情を考えて、21:00からの2nd stageを選択しました。品川駅で切り替え工事があり、電車のダイヤが乱れる日でしたのし、たぶん正解でした。

今回、オリジナルカクテルが2種類ありました(それぞれ1200円)

・「Only One」カクテル

麦焼酎+カシスシロップ+ジンジャエール。ウィスキーみたいな色ですが、オレンジが入ってるので酸味が強め。

・「ラハイナ」ノンアルカクテル

豆乳+パッションフルーツ。青いカクテルで上が白い。小さい薔薇の花が浮かんでます。

せっかくなので、カクテルの方を頼みました。

21:05頃、いつもの階段からメンバーが登場。
DEPAPEPEの二人と、サポートメンバー三人の5人構成。サポートメンバーは、キーボードがノッチさん、ベースが、紺ちゃんこと、紺野光弘さん、パーカッションがノッチさんで、Wノッチさんです。

三浦さんは最初から最後までスタンディング状態(トークの時にすこし座ってたかな?)


三浦(以下M)「Ladies and Genntlemen, Welcome to Our Autumn Color Show! WE ARE...(客席から笑い) DEPAPEPE!!」

1)ONE

M「Thank you!」

2)バタフライ(曲中に「On Guitar、徳岡慶也!」と紹介。

M「Thank you! ……こんにちわ、こんばんわ、デパペペです、よろしくお願いします。Welcome to Our Autumn Color Show! 本日はビルボード東京なので、大人な感じでやっていきたいと思います、今の気持ちを表現するナンバーをやりたい……本日二回目ですが、皆さんを癒やしたいと思います」
徳岡(以下、T)「(苦笑)もうこれで終わりみたいやん。めちゃくちゃやな」
M「毎日、初日、千秋楽と同じ気持ちで、同じMCでやっていきたいと思います。それでですね、最初にやった出ばやしいたいのは、あれは本人じゃなくて、ライブハウスの人がアーティストを紹介しながら、Please welcome…とかやるじゃないですか。あれを自分でやってみたくて。では、紹介してみたいと思います。Japanese Most Famous Guitarist.」
T「(苦笑(そこまでいうと気持ち悪い」
M「He writes lovely songs, TOKUOKA YOSHINARI!!」
T「(三浦さんが紹介を期待する目に対して)イヤですよ。紹介したくない。今年も、ライブいっぱいやってきましたが、なんでこの子と組んだかなって常々考えてます」
M「えー、紹介してもらえないみたいなので、初めまして、三浦拓也です、よろしくお願いします。今日も素敵なサポートメンバーがきてくれています。Onキーボード、ノッチ! Onバーカッション、ノッチ! Onベース、紺野光広、コンちゃん! 5人編成でお届けします。ビルボードでバンド編成って久しぶりですね。懐かしい曲をお送りしましたが、新曲も交えて2曲ほどいきたいと思います。懐かしい方の曲は「あの橋を渡ろう」。僕、思ったんですけど、ステージと、前の方、すごく近いじゃないですか。ステージと客席の境界をとっぱらっていきたい。架け橋をかけて、近くしたい。あの橋を渡って」
T「ほんと、ゴメンナサイとしか言い様のないレベル(のMC)」
M「僕はダメージを受けました(水を飲む)」
T「自由人か!」
M「ちょっと渡って行きたいと思います」
T「そんな曲紹介って」

3)あの橋を渡ろう

(カポ1から2にずらして)

4)Letter from the forest. (新曲)

M「どうもありがとう!」
T「Letter from the forestという曲です。鹿児島の地方の局の天気予報の曲。桜島の雄々しい姿とか屋久島の絵像とか、皆さんからのお手紙を読むみたいな番組で、ポップスを意識して。歌える曲にしたいなと」
M「たくさんいろんなアイデアをつめこんで、楽しいのと、がんばってて。Aメロとかも(弾いてみる)。身体が動きますね」
T「そんな弾き方はしてない。気持ち悪い。僕のフレーズを弾きたいですね、マーチみたいな感じに、三浦くんのバッキングがあうと。フレーズもね、今から出るアルバムに入ると思いますので、楽しみにしてください」
M「いつ(リリース)? 絶賛、曲をつくってる最中です」
T「どうやって、つくってるんですかね。落ちてくる?」
M「人間、良い時もあれば、悪い時もある」
T「(いや、新曲)できてるよ(ひとしきりフレーズを弾くと三浦さんがついてくる)あわせてくれた。何も言ってないのに。爽やかな朝番組のOPなんで、わかりやすくつくりたいと思って」
M「そういうことを考えてるから、できない。って感じなんですかね」
T「はい」(見つめあって、すこし沈黙)
M「二人だけの世界? 全然いいんで、皆さん話しかけてください。飲んで下さい。えー、ビルボードなので、二曲ほどカバーもやってみたいと思います。一曲目は徳岡さんが選びました。二曲目もだいたいの人が知ってると思います。僕がギターをもちかえます。徳岡さんが好きな曲は、曲名いわないで、バンド名だけにしてあててもらいましょうか」
T「女子みたいなこと言うなや」
M「わかりますかね」
T「青春の輝き、カーペンターズです。みなさん、絶賛つっこんでいいんですよ。二人でやっといてなんですけど」
M「愛が芽生えます?」
T「おまえと? もう、芽生えてるじゃないですか」
M「肯定的な言葉の方が恥ずかしいですね」

5)I Need To Be In Love (青春の輝き)

M「I Need To Be In Loveでした」
T「いい曲でしたね」
M「ギターチェンジします。ちなみに今の青春の輝き、知ってました? 次こそ言わずに行こうとおもいます。TOTOの曲」
T「曲名いわな」
M「わかった人はニヤニヤしてください。TOTOの……Say you!」

6)Georgy Porgy

T「Georgy Porgyでした」
M「半分ぐらいで、わかりましたかね」
T「あっちの方が有名」
M「ナナナ~ナナナ~(歌う)」
T「メロディーやん」
M「二回目といいましたが、一回目と違って、二回目はもう最初から、外に明かりがもうついてるんですね。美味しいお酒とお食事、特別な環境で演奏していると、あっという間ですね。ここから後半戦に入っていきますが、皆さんも一緒に参加してもらおうと思います。今日は11月19日、今日、誕生日の方っていらっしゃいますか」
(客席から、息子が三歳で今は家、という方が)
M「ここには来られなかったんですね。よろしくお伝え下さい。後々お客さんになっていただくということで」
T「(お客さんが)困惑してる」
M「3歳ぐらいから記憶ってありますからね。(お酒がのめる)20歳になるまで、17年間ファンになってもらえる」
T「そやね」
(会場には、去年やってもらった人なども。範囲を今週まで、と順にひろげていくと、54歳、58歳の方が。他に36歳の人も)
M「112になります?(計算できない)」
T「足すなや。150ぐらいになってまう。一人ずつ、3歳、36歳、54歳、58歳のところで「おめでとう」っていって、58でカウントアップ」
M「じゃあ、58まで数えましょう。人が多いですね、4人分。息子さんには後でよろしくお願いします」

7)Happy Birthday

M「皆さんもカウントアップありがとうございます。この世の中には、いろんな人が居ますね。世界中の人におめでとう!(バンメンの後ろ二人が爆笑している)毎日がお楽しみ、この曲をお送りします、みんな、ハッピーバースデー!」
T「どうやって」
M「OK! そのまま手拍子を下さい。次の曲は手拍子で参加してもらいます。ここ、でこの(倍の)速さに。ありがとうございます。さっきのペースに戻してください。いいですね。じゃあ、次の曲、S.E.L.」

8)S.E.L.(曲の最中にバンドメンバーを紹介)
9)Quarrel

M「残り2曲になりました。今日は、どうもありがとうございます。楽しんでいただけましたでしょうか。では、この曲を」

10)START
11)シュプール

M「今日は本当にありがとうございました、DEPAPEPEでした!」

encore

登場と同じ場所から戻ってくるメンバー。

M「どうもありがとうございます。えー、本当に、セカンドステージってことで、21時からでね。こんな深い時間まで、どうもありがとうございます。たくさんの人に、棒の愛を届けてみたいと思います。今年で(ビルボードは)3回目になりますが、こんな空間は他にないですね。素敵なところで、危険な感じで、特別な人達と共演できて嬉しいです」
T「愛はどうしたの」
M「今日は初日ですが、千秋楽と同じ気持ちです。これから大阪、名古屋とやっていきますので、お時間のある方は来てください。このツアーに来た方についでに、お知らせを。12月25日、品川プリンスホテル、クラブexで、ワンマンライブをやります」
T「来てください」
M「徳岡さん、告知、こんな感じで大丈夫ですかね」
T「うん。いいんじゃないかな。演歌の人みたいになってるけど」
M「降りてきましたね、マジでやばい、ビルボードナイト(ステージの後ろは窓になっていて、夜になるとカーテンがあがって夜景が見える)」
T「夜景もね」
M「アリーナの方、食事もおいしいし、ここにふさわしい夜にしたいですね。僕らは歌を歌いません。楽器を使って気持ちを込めています。歌詞に愛だの恋だののせれば、すっと入るんでしょうが、僕等のこの思いを一途に、音色にこめて、ギターに恋を載せて、皆さんの、ああ……(最後で噛んで、うまく終われない)」
T「なんや!!」
M「(投げやりに)最後にきいてください、Kiss」
T「もうちょいやったな。(最初から)やったら?」
M「僕らは歌を歌いません。歌の人ならこめられるところを、しかしながら、愛やら恋やらを気持ちをギターで伝えます。今日お集まりの皆さんの耳元に、僕等の愛が届くように……できました。僕等の愛を受け取ってください、ありがとうございます、Kiss、きいて下さい」

1)Kiss

M「今日はどうもありがとうございました。。Onキーボード、ノッチ! Onベース、コンちゃん! Onバーカッション、ノッチ! Onギター、DEPAPEPEでした!」

全体で1時間半。思ったより長くて、終電に間に合うかヒヤヒヤしました。次回はやっぱり最初のステージにします……。

あと、紺野さんが、三浦さんのMCで、後ろでしょっちゅう爆笑してました……客席よりウケてましたね☆




●6/11、DEPAPEPEワンマンライブ 日比谷野外大音楽堂 THE MUSIC CIRCUS ~雨男VS野外2016~ 行ってきました。


*二人の服装

三浦さん、髪はサイドを刈り上げて、残りはなでつけるスタイル。白いシャツに重ねて、ピンクに黄色い絞り染め的なアロハシャツ、白いゆったりしたパンツ(チノパン? カーゴパンツ?)、足下は紺のバッシュ。
(アンコールの時は茶色の方のDPシャツ。限定ペンダントが見えていました)
徳岡さん、襟元に限定ペンダント。白い長いシャツの上に、群青と赤と白のチェックのシャツを重ねて。下はジーンズ。足下は素足に黒の靴。
(アンコールの時は白いDPシャツに着替えて。タオルを羽織って。ペンダントはつけてないようでした)
ギターは割と(三浦さん)めまぐるしく変わったような。
ちなみにファンクラブの予告ムービーでは二人ともペンダントをつけてました。

*セットリスト

1)FLOW
2)ラハイナ
3)哀愁バイオレット
4)SUNSHINE SURF!!
5)SUNNY
6)DAYS
7)白い花
8)風見鶏
9)UNION
10)いい日だったね。
11)Wedding Bell
12)ROSY
13)星の数だけ願いは届く
14)Quarrel
15)Happy Birthday
16)バタフライ
17)S.E.L.
18)SUMMER PARADE
19)ONE

encore

START


*当日の流れ(メモなので正確ではありません)

今回は入場口で、ピエロのお姉さんたちが立っていて、テンション高く、お客さんとハイタッチをしています。
(私も、腕が上がれば「イエーイ!」ってやったかも……やらないかも?)
くばられるチラシに、今回は、シャボン玉の液とストローのセットが入っています。
今回はステージがキラキラした風船で飾られていたり、ジャグリングする人がいたり、竹馬に乗った人がパフォーマンスをしていたり、ちょっと不思議な雰囲気。

諸注意のアナウンスがながれ、開演時間18:00ちょうど、ギターを抱えた三浦さんと徳岡さん、登場。
三浦さんは立ったまま、徳岡さんは着席。
バックにいつものサポートメンバーが三人(舞台向かって左から、キーボードがノッチさん、ベースが紺ちゃん、パーカッションがノッチさん)。

三浦(以下M)「晴れましたね! 完全勝利と思っていいんですよね。皆さん、どうもありがとう!」

1)FLOW

M「サンキュー! ありがとう!」

2)ラハイナ

M「サンキュー! ありがとう!」

3)哀愁バイオレット

M「サンキュ-! ああ、いいですね。改めまして、ハイどーも、DEPAPEPEです、日比谷野音へようこそ! やーもー、初めてですね。ようやく」
徳岡(以下T)「ようやくです」
M「完全体となりまいた。長かった」
T「長かったね。一階、晴れたことはあるんですけどね。朝からずっと晴れてるって、こんなに気持ちいいもんかなって。お客さんも心地いいかな。野音は4年ぶりなんですよね。4年に一回なら降らないのかな。オリンピックみたいに4年にいっぺんにしようか。あとは上野に戻って。どっちでもいいけど。ほんと、気が気でないし」
M「今回は、晴れ祈願をたくさんしましたからね。皆さんの力と僕のおかげです。もう、晴男ってゆっていいですよね」
T「ピンポイントでいい天気になったからね」
M「雨が降っても楽しいライブにしようと思ってましたが、晴れたからには、格別に楽しくしたいと思います。ところで、開場中、サーカス団がいたと思いますが、今回のサブタイトルは、雨男VS野外2016たけじゃなくて、THE MUSIC CIRCUSっていうのがついてるんですね。このおしゃれなサーカス団は、DEPAPEPE団ミュージックサーカス団ですので、一緒に盛り上がりましょう! サーカスを観に来るお客さんみたいに楽しんでください」

4)SUNSHINE SURF!!(ふくらまされたピエロのバルーンに、アピールする三浦さん)

M「(カポを1にはめて)もう一曲、晴れの曲をやります、SUNNY」

5)SUNNY

M「SUNSHINE SURF!!から、SUNNYでした。もう、座ってええかな? ハー、気持ちいいですね。いいですね、あったかいっていうのは。6月にやるって決まった時、梅雨に入るんちゃうかって話をしてて、マネージャーが、梅雨には入りませんって断言して。何の根拠があったんでしょうね。梅雨入りは、地軸のずれの関係で遅れていて、7月に入るからって。うのみにしたくても6月11日ですよ。数日前、梅雨入りしたばかりなのに」
T「リハーサル初日が梅雨入りの日だったもんね。数日前まで週間予報で雨マークついてた。僕ら少し前に前に、ウェザーニュースっていう番組にお邪魔させてもらったんですけれども。専門の人が「今日はほぼゼロパーセント」って。僕が今言えるのは、晴れます、ってことですっていわれて」
M「これで降ったら、もう(野外)、やめるしか」
T「もう、降ったら、科学の範疇をこえてる。ゼロパーセントらしいから」
M「なかなかね、科学の限界をこえてみたくもありますが、こえる予定はありませんので、久しぶりに、僕らの音楽を楽しみに、注文……? 楽しんでください」
T「注文? 三浦くん、今日はおしゃれやな、そのピンク。僕らが三浦君のバックバンドみたいになってる。大丈夫? その大御所感」
M「僕がこの中で一番若い。のけものにしようとしてる」
T「一緒にいたいわけではないけど(笑)」
M「12年目に突入したわけで、ふだんやらない、やってない曲にもチャレンジしてみようと思います。DAYS」

6)DAYS

T「えー、次の曲は白い花です。僕たち歌詞ないので、皆さんの想像でいろんな色の花を咲かせてください……カッコええ、俺」
M「ちょっと待って待って。こんなんしゃべって「カッコイイ」? えー、次は白い花です。皆さん想像してください。カッコイイ?」
客席から「ガンバレ!」の声が。
T「ガンバレゆわれてるよ、リーダー。大御所。むしろサルサバンド? ブエナビスタ?」
M「(片言で)ニホンジンのミナサン、キイテクダサイ、シロイハナ」

7)白い花

M「グッドリズム(?)」
T「ぶちこわす気まんまん。気持ちいいのね?」
M「皆さん、どんな花を想像しました?」
T「できないんちゃう?」
M「?」
T「ハイビスカスとかさ。だって沖縄のタクシー会社の社長みたいな人が演奏してるんだもん」
M「そういうノリでやってたわけじゃないですけどね。急にやってこういう色に。(ドラムが鳴ったので)on パーカッション、ノッチ! ハイビスカスとはまた違う話をするんですけど。桜ね。もともとは白い花なんですよね。ピンクのイメージがありますけど。ソメイヨシノはピンクですけど、山桜っていうのは白でね。葉が赤いからまざってピンクに見えるんです。今日は野外でやってますが、野外はぜんぶ、Daiwa Sakura Aidの協賛でやってます。桜、木を植えるのだけじゃなくてね。桜って日本のアイデンティティというか。桜の曲も多いですよね。桜の芸術とか伝統とか風化させずに次世代につなぎたいっていう活動をされているので、Daiwaのブースが後ろのありますので、詳しくは冊子とかパンフレットとかにありますので、よかったらのぞいてみてください。……今から、雰囲気、つくります」
T「雰囲気をつくる人は、そうは、言わない」
三浦さんたち、カポを2につけて。

8)風見鶏
9)UNION

M「どうもありがとうございます(ギターチェンジ)。風見鶏、UNIONと続けて演奏しました」
T「気持ちいいよね、外で晴れてて、UNION弾くの。僕らPOPだったりPOPでなかったりしてますが、こういう外でガッツリ弾くことってあんまりない曲なんで、印象深い感じになりましたね」
M「僕も徳岡さんも二人とも見事でしたね。自画自賛ですけど、すばらしい。しかし、ギターを弾き始めた頃、誰か他の人が、ギターをコピーしてくれるなんて考えもしなかったですよね。考えないでしょ?」
T「え?」
M「思ってましたか?」
T「(スルーしてお客さんに手を振る)」
M「カバーとかしてくれる皆さん、本当にうまくて、Youtubeとかにあがってる動画みてますけど。僕より巧い人は、消していく方向で」
T「めっちゃうまいもんな」
M「というのは冗談で、参考にさせてもらってます。日比谷野音は、実は、ほろり二人旅というツアーの途中に入ってて、前半が終わったところです。16カ所やって、これから後半に入ってくところです。普段やらない、倉とか。カフェとか、距離感がめちゃくちゃ近い、小さいハコでやってます。たまにライブハウスとかもあるんですけど。人肌が触れあう距離でやってます」
T「あのさ、ちょいちょい滑ってるんだけど、大丈夫? 押し切ってるけど、いいかげんにせえな」
M「ツアー中なんで、ほろり感を出したいと思います。皆さんの近くに行こうと思いますので、後ろへ移動します。歩きますけど、いっていいかな」

三浦さんはギターをおいて、徳岡さんはもって後ろのステージへ移動。花道を歩く二人。

M「というわけで、ここからはほろり二人旅出張版です。大きいステージとかホールとかも凄くいいんですが、どうしてもこのふれあい感を出したくて。前の方にいる方は、こっちを向いてもらえれば。腰をいわせない程度に。あー、歩いたら、ハァハァ息が切れますね。もっと運動しないと」
T「ギターつなぐよ」
M「その手間がありましたね。ここからは徳岡さんをフィーチャーします」
T「俺、ずっとされてなかったの? まあ、三浦君のバックバンドだからいいけど」
M「またこんないじられて大変ですよ。これから徳岡さんはイーボウで弾きます」
T「ボウっていうのは、弓って意味です。ボウガンとかレインボウとかのボウ。それにエレクトリックがついて、イーボウ。バイオリンみたいな音がします(弾いてみせる)」
M「これ手が弦に触ってないですよね。つまり弾いてないんです。さっき録音してましたもんね(笑)。ね、全然弾いてないでしょう。これ凄いですよね」

10)いい日だったね。

M「トクオカヨシナリ!」
T「では、次の曲に。ウェディング・ベルって曲ですけど、これはジューンブライドとかだからじゃなくて。ご結婚されてる方も、予定の方も、されていない方も、新婦が両親に手紙を読むシーンを想像して書いた曲なので、ここのシーンだなと思って聴いてください」
M「それではWedding Bell、聴いてください」

11)Wedding Bell

M「ありがとうございます。ちょっと自分らの音に酔いしれてました。ここのステージは何年ぶりですかね。一回だけここで演奏しましたよね」
T「浴衣着てて、夏祭りの時だっけ」
M「いやー、いいものですね」
T「月が出てますね(客席の人たちが顔をあげる)。見過ぎですね」
M「ええ感じになって。こんな風に近くに集まってきてくれた皆さんに、手拍子を頼んでもいいですか。きいてください、ROSY」

12)ROSY

M「いい感じですね、ばっちりです。すばらしかった。凄い手拍子の中でやらせていただいて、どうもありがとうございました(ギターチェンジ) さっきの月で、いい感じで夜になってきましたけど、晴れてるから、いい星空が見えますね。……ある人がゆうてたんですけど、星に願いとか言うけど、願いをかけるのは流れ星ですよね。流れる星だけだったら、願いってあんまり、かなわないんじゃないかと。どうせなら空に輝く星が一個一個、願いを叶えてくれれば、ということでこの曲をつくろうかと、この人が……」
T「それ、めっちゃカッコ悪い。ある人がゆうてたって、なに。それ俺でしょ?」
M「風な? いろんな願いがかなうといいなと。ペンライトをもってる方は振っていただいて」
T「シャボン玉は? 今日はないの?」

皆さん、チラシの袋からごそごそシャボン玉セットをとりだし、吹き始めます。
ステージの方に残っていたバックバンドの三人も演奏を始め、後ろのステージと前のステージと合同での演奏開始。ペンライトと無数のシャボン玉が夜空に流れます。

13)星の数だけ願いは届く

M「星の数だけは、願いがかないます。タイトル間違えた……」
T「勝手に増やさんで」

花道をステージの方へ戻ってくる二人。三浦さんはハイタッチなどを繰り返してきて、なかなか戻ってこないので、徳岡さんに催促される始末。

M「みなさん、シャボン玉でベタベタですね。愛されてると思います。僕のお願いは、今日の晴れです。叶いました! ここで素敵なメンバー紹介を。Onパーカッション、ノッチ! サーカスなのでハットをかぶってきてくれました。ナイスガイです。Onベース、紺ちゃん! 衣装を新調してきてくれました。Onキーボード、ノッチ! 帽子はないですけど、今回のデパTを着てくれました」
T「ノッチさんは衣装を家に忘れてきたんで、白いシャツを買って、それからデパペペのシャツも買ってくれた」
M「Onギター、徳岡慶也!」
徳岡さんが反応しないので、三浦さん、
M「(紹介)あるやん、もう一人」
T「嫌です」
M「二人組なのに」
T「Onギター、三浦拓也!」
M「いつもこういう扱い。いつまでこうなんですかね。不満を言っていいですか。日頃の僕の恨みというか、リベンジ」
T「はい、いいです」
M「僕の方がカッコイイ」
T「カッコイイよ。いい。好きです」
M「そこは、くいついてくれないと。(徳岡さんのツッコミ待ちで)晴れたのも僕のおかげです」
T「うん。今はめっちゃカッコイイと思うよ」
M「違う。今は、それじゃなくて」
T「なんで、家に帰ってから、おまえをカッコイイと思わなあかんの。今や。一日晴れて嬉しい」
M「もう! 僕ひとりでプンプンします。次は口げんかの曲です。ああ、腹立つ」

14)Quarrel

M「さあ、夜も更けてきましたね。徳岡さんも立ちましょう。今日の天気は本当に当たりでしたね。平行して楽しくなってきました」
T「平行?(両手を水平に、平行してあげるポーズ)」
M「右肩上がり? 平行?」
T「君は本当にポンコツやな」
M「僕ももう33になったんで、ポンコツですね。徳岡さんなんて今年39じゃないですか。もうすぐ誕生日ですね。おめでとうございます」
T「なんでや、もうちょっと先や。先で、祝って」
M「だって徳岡さん、僕の誕生日に何もくれない」
T「(あげるの)やめた」
M「7月15日、どうしましょうかね。ギブ&テイクにしたくても、もらってないし」
T「そういえば三浦君に、のみにつれてってもらったことあったな。一杯9000円ぐらいのお酒。全然、味がわかんなかった」
M「本当にやりがいのない……7月にお祝いするとして、次はHappy Birthdayって曲をやります。誕生日をお祝いする曲です。この会場にいらっしゃるみなさんを、オンステージでお祝いしようという。つぃの数だけ、最後のところを演奏します。50歳の方がいらっしゃれば50回。100歳だったら100回。年齢が高い方が盛り上がりますから、多めの数を言っていただければ」
T「嘘でもええの?」
M「たとえば今日で23歳になる人でも、60歳ですって申告していただければ60回で。ところでいらっしゃいますか? 手をあげていただいて。あ、いる? どこ?(ひとしきり探す三浦さん)。おいくつですか? (客席から女性の声で「48!」)いい年ですね。すばらしい。他にもいらしゃいますか? いる? どうぞ」
T「おいくつですか(客席から男性の声で「37!」)」
M「えー、足すと……」
T「足すは足さなくてもええやろ。37の人もちゃんとお祝いしますよ」
M「初めての80越えですね。えーと……計算します(暗算が不安らしく、水をおいているテーブルの上でペンで計算する三浦さん。そんな計算もできないのかと冷ややかな徳岡さん)。85ですね。お二人の年を足して演奏します。客席の皆さんも一緒に数えるんですよ? あと、一番最後にこんな感じで、おめでとう!って声を出してくださいね。練習します。はい、そのタイミングで」

15)Happy Birthday(85回の繰り返し演奏)
16)バタフライ(三浦さん、ちょっとメロを歌っている)

M「さあ、どんどん盛り上げていきましょう。皆さん、そろそろ立ちましょうか。次の曲は手拍子をやってもらう曲です。そして僕が「ここ」っていったら倍の速さにして、「ありがとう!」っていったら元の速さに戻してください。じゃあ練習します。ここでMUSIC CIRCUS団のみなさんにも出てきてもらいましょう!(全員で手拍子のパフォーマンス。曲中は、ジャグリング他のパフォーマンスに戻る)では、次の曲、S.E.L.」

17)S.E.L.
18)SUMMER PARADE

M「次の曲が最後です。みんな会場が一つになった気持ちを演奏します。ありがとうございます、DEPAPEPEでした!」

19)ONE

encore

グッズに着替えてバンメン全員、戻ってくる。

M「ありがとうございます! みなさん、愛してます」
T「おまえのありがとうございます、は、心がこもってない」
M「心をこめていってますよ。口調だけじゃだめなんですよ。まあ、こんなこといってますが、僕はまたここで演奏したいと思います。皆さん、スタッフの皆さん、ゲストのみなさん、今年もいろんな会場でやっていきますので、よろしくお願いします。それで、いろいろな会場でライブするために、グッズをつくってきました。まず、Tシャツ。僕と徳岡さんが着てるこれですね。あとピック。あと、雨が降った時用につくった(フード)タオル。雨降りませんでしたけどね」
T「(フードをはずして)日よけでいいやろ」
M「タオルは一家に何枚あってもいいですからね。これ、いいタオルですよ。Tシャツはこれ、名前が入れられて、デパペペ3人目のメンバーになれます。もう着てくださってる方もいるようですけど、今日注文していただければ、後日発送もできますので、記念に一枚どうぞ。ピックもあります。えー、そして、今年も義援金ピックをやっています。東日本大震災の義援金で続けてきましたが、今年は九州でも大きな地震がありました。日本に住んでいるからには、地震とつきあっていかなきゃいけない。それをネガティブに考えず、地震が起きたら、その後、どうするかっていうことを考えないとと思うんです。支援したいっていう気持ち。美しい日本……海外からもですけど、助け合いの気持ちが寄せられる。今回も義援金ピックをやってますので、1円とかでいいんです、ピックをもってかえって、自分もこういう活動をしてるなって思い出してもらうのが一番なんです。賛同していただける方、ご協力いただければ嬉しいです。それから、今日解禁になったライブ告知。秋ですが、ビルボードとブルーノートでツアーやります。日時は、11/19がビルボード東京。日比谷にこられる皆さんなら徒歩圏内ですね。で、11/26がビルボード大阪。これも2時間半でいけますね。そして安心してください。11/27、名古屋もあります、1時間半でいけますね。あとですね、自分、三角関係.feat三浦拓也っていうユニットやってて、CDもってきてますので、よかったら聴いてみてください。そのまま……」
T「完全勝利やね、今日は」
M「ええ、その思いをラストの曲にのせて。次の曲は皆さん、手を振ってください。最悪な時も、決断しなければいけない時も、リセットして今日からっていう気持ちに……START」

1)START

三浦さんがあらためてメンバー紹介。全員で万歳。「ノッチさん、紺ちゃん、ノッチさん、サーカス団、それから三浦拓也、徳岡慶也、そしてお客さん!」と。
T「晴れて本当によかったです。4年後また野音でお会いしましょう、気をつけて帰ってください」

ピック投げなどして、20:30ぴったりに終了。

天気がよかったのもありますが、進行がスムーズ(たぶん予定時間通り)で、演奏している皆さんも、聴いているこちらも心地よいライブでした。いつもこうなら野音もいいですね。毎回降られてきた身としては(笑)。
あと、雨対策のポンチョは必須として、虫除け対策もしっかりやっておいた方がいいと思います。東京都でも駆除は積極的にやっているとは思いますが、はやり野外ですし、長丁場ですからね。
今回、初めて丸の内線からでなく、千代田線とか日比谷線を使って霞ヶ関駅にいきました。日比谷野音に入場するのに一番わかりやすいのは、丸ノ内線から上がることだと思いますが、東京駅の変貌ぶりを考えると、別の路線も選択肢にいれてもいいな、と思いました。




●5/15、「ほろり二人旅 2016」@静岡・GARDEN CAFE LIFE TIME、いってきました。

怪我のため、2月のアルバムツアーを欠席しましたので、今年初のデパペペワンマンライブです。
手が不自由な状態のため、メモはかなり、不完全です。
トータルで2時間半弱のライブでした。
登場は、外の庭園からで、かっこよかったです。

*二人の服装

三浦さん、前面が赤に白いドット、腕と襟と後ろが紺の切り替えになっているギャルソンシャツ。ボタンは一番上までしめて。ロールアップのジーンズ、靴下に黒いズック靴。
徳岡さん、ペンダント、白い半袖Tシャツ(for the shake of furture days)、腰に黒のチェックのシャツを巻いて。黒のズボン、裸足にフラップつきの黒靴。

*セットリスト

1)風見鶏
2)UNION
3)風
4)FLOW
5)Howl of the Wolf
6)notes for Flora
7)How Deep Is Your Love?(The Bee Gees)
8)Quarrel
9)いい日だったね。
10)Wedding Bell
11)KISS
12)Lady Madonna(The Beatles)
13)SUNNY
14)S.E.L
15)ROSY
16)JAC(K) IN THE BOX
17)KATANA
18)ONE

encore

START

*当日のMC(メモなので正確ではありません) イントロをしんみり弾き始める二人。
三浦さん、徳岡さんを見ようと身体の向きをかえると、小さなテーブルにのせていた水のペットボトル二本を、ギターをぶつけて落としてしまう。
前席のお客さんがひろってくれるが、クスクス笑い声が起きて中断。
徳岡(以下T)「どうやって入れと? 三浦君。ちょっと!!」
テーブルの下に置き直す三浦さん。
T「どうも、DEPAPEPEです、よろしくお願いします。おまえ、帰りの飯おごれや」
三浦(以下M)「昨日の徳岡さん、遅刻の分を払ってませんよ」
演奏しなおし。

1)風見鶏

2)UNION

軽く三浦さん、「ハイどーもDEPAPEPEです」

3)風

M「サンキュー、ありがとう! どうも、改めましてDEPAPEPEです。やってきました静岡・GARDEN CAFE LIFE TIME。素敵な会場ですね。今日のチケットはソールドアウトだそうです、ありがとうございます、この会場は初めてですね。水は置き直しましたから大丈夫です」
T「一番前の席の人が笑いを耐えてるのに、目をつぶれるんだ。大変だね、生きていくの」
M「どうせ徳岡さんは、うまく生きてるんでしょ」
T「そうです」
M「今日は、ほろり11本目です。東北と回ってきました。二人きり、二人だけのライブなので、生な感じと、カバーなどとあわせてやっていきたいと思います、普段に近いというか、家に遊びに来てくれた感じというか、リラックスで豪華な感じを」
その後、軽いやりとりと自己紹介。

4)FLOW

M「FLOWでした。一曲目から紹介すると、「風見鶏」がファーストアルバム、次が「UNION」で、これはAcoustic&Diningからなので5,6枚目? 三曲目の「風」はインディーズの頃からやってた曲ですね。昔めの曲が多い。二人だけなので、自然とそうなりますね」
T「そうですね」
M「聞いてばっかりで任せきりにしないでくださいよ。まったりしてしまう」
T「崩してんのはおまえや。君一人」
M「そんなつもりないんですけどね」
T「人のせいにしない」
M「僕は崩してないですよ」
T「マイクが遠いんじゃない。歯とかあたるから?」
M「ちゃんと、おしゃれもしてきましたよ」
T「おしゃれ?」
M「こういうところだから、ギャルソンの服。COMME des GARCONSのシャツですよ。徳岡さんは何のTシャツです? for theなんとかとか」
T「俺ぐらいになるとTシャツでいいんです。ほら、拍手もらってる」
M「やってられませんな。あとで暴きましょう。次の曲はHowl of the Wolfです。ハウルは共鳴? 吠える。二匹のオオカミの遠吠えみたいな、縄張り争いで戦闘するというか」
T「俺がオオカミなら君ネズミじゃないの」
M「食物連鎖」

試し弾きする二人。ネズミとオオカミの入れ替わりを表現していると。二人がだいたい同じぐらいの分量になるようにバランスをとっている。無駄なテクニックに思えるかもしれないけれど、バンドだと自然に補ってもらえるところができないので、それを楽しんで欲しい、と。
最後までネズミ扱いされつつ、吠える宣言をする三浦さん。

5)Howl of the Wolf

曲のフォローと軽いやりとり。
M「次の曲はnotes for Flora。すごくストーリー仕立てがありまして、フローラ姫が主人公。お城在住。居住地お城。出ることができない。治安が悪くて外へは行けないけれども、何不自由なく暮らしている。でも人というのは欲深くて、無い物ねだりをする」
T「そんな曲じゃない。それじゃ、すごいダメな姫」
M「自由にあこがれて自由恋愛にあこがれて、そんな姿を想像している、妄想癖のフローラ姫の曲です」

6)notes for Flora

M「ありがとうございます。晩餐会? 舞踏会かな、ここで?(客席から拍手) チークタイムに好きな人と踊りたいけれども想いはかなわない。城下町の人を見つけて、素敵と思うんだけど」
T「あかんやつやん」
M「いいなと思うから妄想する。そういうもの」
T「大丈夫?」
M「フローラ姫がしっかり生きようとする続編が……」
T「想像力のいる物語をつくるな、やめといてください」
M「ギター返して」

M「スチール弦のギターだけじゃなくてガットギターを持ってきているので、違う曲もやってみたいと思います」
T「ガット好きなの、俺。ジャズとか向いてる、柔らかい音がする」
M「優しくしてください」
T「(俺は)優しいから、音に出る」
M「あかん人がいる……。自分らの曲でなく、カバーをやってみたいと思います。サタデー・ナイト・フィーバーで流れた、Bee GeesのHow Deep Is Your Love?です。愛の深さですよ。甘い音色で女性もメロメロ。男性もメロメロになっていんじゃ」

7)How Deep Is Your Love?(The Bee Gees)

M「How Deep Is Your Love?でした」
T「これ、実は三浦くんのギター」
M「そうなんです、徳岡さん、ガット持ってるのに、なんで僕の使う」
T「え、はい」
M「どう思います~?」
T「三浦くんが持ってきてくれたん。自分は弾くつもりがあまりなくて」
M「そこから何公演やってるんですか」
T「三浦くんが返して欲しい時に」
M「ありますか。歌うんでもないのに。そもそも僕ら、歌が嫌いなわけじゃないんです。同じテンションでできれば。もっとやっぱ、訊いて欲しい歌もある。歌ってしまえばいいんじゃないか」
T「歌ってみたいですよね。声が一番、楽器だから」
M「一番身近な楽器じゃないですか、プロフェッショナルでなくても感情が敏感に乗せられる。ギターを弾くより」

M「話は変わりますが、大河ドラマの真田丸が凄い好きで。昨日、長野でやってきたんですが、真田押しで。ここ(のライブハウスの入っている建物)は、徳川慶喜の陣屋跡なので、(真田の)ライバルですね。リアルタイムで。大河はネタばれ見てないので楽しめてる。次の曲はQuarrel。戦闘状態ですね。武将になりきって」
T「どういうこと」
M「徳岡さん、どっちやります」
T「徳岡だから徳川? なんで嫌? じゃあ真田にする」
M「僕が徳川やります。攻めてきてる感じで」
T「それがやりたかったの」
M「とっかかりです、ソロではマジで戦います、クワレル、for the shake of furture days」
T「何やそれ」

8)Quarrel

M「われ、徳川、いざ尋常に勝負せい、成敗! テーマ、成敗! やあ楽しかった」
T「なんか演奏中に仲良くなってた」
M「歩み寄ってソロしてましたもんね」
T「男二人が顔を近づけて近寄ってくるのはやめてほしい」
M「冷静にゆうから恥ずかしくなる。家康の……徳岡さん、僕のこと好きですか」
T「うん。考えてみて、好きではないと思う」
M「僕はみんなを愛してます」
T「フフフって笑われてるよ」
M「僕の愛は深いですよ。皆さんにまたあえて嬉しい、この仕事しててよかった。デパペペをやっててよかった、聞いてもらえて、皆さんに出会えた日がいい日だったなと」
T「今の、ライブDVDで全部カットされる。まだゆうの?」
M「ベストアルバムに収録されてる、いい日だったねの前、全部カットされてました。あれは愛、入ってるやつ」
T「大きな力で消されました」
M「メンバーが替わってしまう」
T「曲に入る前に、紹介いいですか(取り出して)。これ、イーボウ。Electoric Bowでイーボウです。ホチキスみたいなこれを弦にあてると、不思議な音がでます。電気音になるんです。(イーボウを当てて弾く)費弾いてますよ!」
M「リハで音源が……」
T「これやるとPAの人が大変です」

9)いい日だったね。

10)Wedding Bell

M「これは、新婦が親に手紙を読む時に弾く、よく。愛つながりでウェディングベルと2曲続けてやりました」
T「俺らのこの形態、結婚式に呼ばれやすいんですよ。レコード会社からどの曲を、っていわれるより、最初から曲をつくっといた方が楽。慈善事業ですよ、お祝い渡して緊張して。でも一生に一度のことで、二人には大切な思い出になるから、2曲ぐらいは最低いるよね。一生ね。癒やされる結婚式でないと」
M「普通によばれると、結婚式っていいもんだと思いますね。いやに友達がくる人、段取りちゃいますみたいな」
T「進行する人がいなかったら、えらいことやん」
M「披露宴と二次会もテンションが違うので。披露宴はホテルで緊張してるけど、二次会ではどうも、どうも、それか、さーっと」
T「僕らを呼んでくれる人は僕らを好きでファンでも、式ってそうじゃない。あいつら誰やねん、って知られてない」
M「デビューの年あたりだと、いちいち言ってくれるけど、こんなん出ました、ってなると、えーって」
T「(三浦は)不動産屋顔だから」
M「アジアでも、ぴっとしたスーツ着てても、晴れっていうよりだいぶ衣装の雰囲気」
T「だって文句でるでしょ。声じゃないから。けっこう弾くし。電気の機械を頼りにしないで簡易的なアレでやる。ベストな客にとっては、お祝いの席なのになぜ歌わない?」
M「新郎新婦の分も飯くわないと」
T「断りはしないんですけどね」
M「結婚式ヒストリーを考えると、ほんのりアップテンポですね。もったいぶったシーンも必要ですし、2種類要る。ウェディングベルとSTARTを浸透させたい」
T「次の曲は何」
M「愛がテーマのセクションなので、みんなと愛をはぐくんで行きたいと、次の曲はぶちゅっと、KISSを演奏しようと思います。アルバムでは最新の曲ですね。ちょっと準備させてください(イヤホンつける)」
T「2本だけだからね。バンド入ってるのに2人だけでやる。カラオケで呼び出すと他の音の入ったデパペペが聞けます」
M「愛をこめてキスを届けます。イチャイチャしてる、結婚式スタイル」

11)KISS

M「ありがとうございます。KISSでした。徳岡さんからメールで届いた時、ええ曲やなーと思いましたね。たいていええ曲なんです、自分もやりますけど、徳岡さんの曲は」
T「弾いててぐっとくる、時々」
M「こういう感じで来てるから、しない、とかあるんですか」
T「ギターやから、おんなじ音だと、二本でやるとグッとくる。ただサビが細くなる。歌ならこのキーでOKなんだけど、オクターブあげといて2音にしたり。自分の中で歌ってみて別の時にまわしたり」
M「そういう風に曲を書いてるんですね。僕も書いてますけど」
T「なかなかうまれないんですよね、新曲」
M「できてはいるんですよ、難しいところはあっても、もう100曲ぐらいあるし」
T「いよいよ無理って時もあるんです、アコギでは」
M「もう無理かなって感じで。聞いてもらってありがとうございます。では、次は日替わりコーナー、ビートルズのカバーです」

12)Lady Madonna(The Beatles)

M「さあ、次の曲からノンストップです。ベストアルバムからSUNNY。6.11に日比谷の野音で野外ライブをあるわけですが、雨の降る季節で、ほろり中でもあるので、晴れを祈願して」

13)SUNNY
14)S.E.L
15)ROSY
16)JAC(K) IN THE BOX
17)KATANA(ソロはスタンディングで演奏)

M「それでは次で最後の曲になります、これでみんなでひとつになりたい、ありがとうございました」

18)ONE

(外へ退場)

encore

M「楽しい時間はあっという間ですね。僕は相当楽しみました。素敵な出来事がたくさん。徳岡さんも、何か一言」
T「いやもう、僕は、態度で」
M「徳岡さん、どうぞ」
T「ありがたいと思ってます。毎年、毎日、僕らみたいのが10年も続けてこられて、考えずにやって、今までこられたなら幸せです。音楽に対して癒やされたり幸せだったり、ほんとうに、ありがとうございます」
M「少しだけ物販の宣伝を。Tシャツとピック、10周年記念もあります、ペンライト。それから、ほろり初登場、オルゴールです。オルゴールは音色が切なくていいですね(グッズをならす三浦さん、STARTが流れる)」
T「今、しまったの何」
M「大切なものを入れるんです。今日のこととか思い出を。晴れてたとか、あ、ここは、とか、よかったなと思ったことをたらふく入れるといい。オルゴール聞けば大丈夫、僕はいつだって大丈夫、嫌なことはこの箱の中に、詰め込んで~あるから~♪」
T「やなこと詰め込んであるの」
M「ぜひお買い求めください。CDも持ってきてますのでサイン会もあります。東日本大震災の義援金ピックは引き続きおこなってます。九州をはじめ、日本中が地震がおきてますね。復興にはすごく時間がかかります。ただ募金するより、ピックをもってかえって、こういうことをしたって言う意識をもってもらいたい。風化させないでピックと思い出して欲しいので、賛同する方はよろしくお願いします。ほろりも今日で11本目、3分の1が終了しました、他の公演も、旅行で行くよなんてところがあれば、また遊びに来て下さい。あとは6/11の野音。これはぜひ。会場大きいので。皆さんの力で晴れさせてください。会いに来てくれた皆さんに……名残惜しいですけど、次の曲で最後です」
T「演奏、じゃ」
M「この曲で。I love you. We love you. 終わりの曲ですが今日のこの日が始まり」
T「えー、おまえまさか、これでいっていいの」
M「じゃあ徳岡さん、最後に」
T「もうやめとこ。弾きたいなら、あかん……えー。たしかに10年たちましたが、まだ息があいません。皆さんにそれも含めてDEPAPEPEを応援してくださって、ありがとうございます」

START

T「ありがとうございました。今(BGM)流れてる曲、新曲です。聴いてってください」




★2015年


●12/25、「DepaChrstmas2016」@東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE、行ってきました。

クリスマスライブ会場、暗いので、メモがまともにとれません。
そして指に力が入らないので、まともに字が書けません。
平日夜なので、脇から出入りする人が多かったりで集中力が切れます。
寝不足なので、記憶もすでにおぼろだったりします。
この会場は、開場前に階段に並ばせてくれるので、6階まであがっても、最後尾に並ぶために何階も降りて行かなければならないのです。膝がつらい時や息切れしてる時は結構つらいものが。

開演は5分ほど遅れました。18:35頃スタート、21:00終了。

*二人の服装 三人全員、黒スーツ。
三浦さんは中に青いボタンダウンシャツ。靴はいつものコンバース。
徳岡さんは中は黒のUネック。袖はまくり上げて、裸足に靴を履いてました。
三浦さんは最初からサンタ帽。クリスマスメドレーで、タキガワさんにも帽子を。徳岡さんにはトナカイのカチューシャをつけさせて……。

*セットリスト

1)START(2人のみ、アレンジバージョン)
2)SUNNY(キーボードのタキガワセイゴさん登場)
3)恋水
4)Snow Dance
5)シュプール
6)晴れ 時どき 雪(徳岡さんが「俺の楽器」イーボでイントロ)
7)Three Minutes Cooking
8)クリスマスメドレー(Jingle Bell→Winter Wonderland→Happy Xmas→Swingin' Happy Xmas 三浦さんの歌付き)
9)スミレ
10)哀愁バイオレット
11)KATANA
12)Happy Birthday
13)S.E.L.
14)ONE
15)Kiss

encore

1)THIS WAY

*当日の大まかな流れ

1)START(2人のみ、アレンジバージョン)

三浦さんだけサンタ帽子。徳岡さんは着席で。

2)SUNNY(キーボードのタキガワセイゴさん登場)

三浦さんの簡単なイントロ挨拶と、タキガワさん紹介あり。三浦さんだけスタンディング。

3)恋水

三浦さんの長めの挨拶。「25日のクリスマスの夜に集まってくださってありがとうございます。今宵は大人でお洒落でムーディーなライブを」と言いつのると、徳岡さんが「もうしゃべらん方がええ」
M「いつもはパーカス加えるんですが、今日はキーボードを」とタキガワさんを再度紹介。「一応、徳岡さん。僕が三浦です」
T「最近、俺の扱いが雑やな。陰でトクオカとか呼び捨てしてやろ」
M「ゆうてません。あのトクオカがとか。陰口たたいたら噂になるでしょ。きいたことあります?」
T「そやな。村井(マネージャー)とグルならできるけどな」
M「10年もたつと何となく雑にもなります。12月は10周年記念のベストアルバムがでて、例年以上にクリスマス関連のイベントも沢山やってます、これからもみにきてください」
T「よーしゃべるな」
M「ずーっとクリスマスライブやっててわからなくなってくる」
T「一緒にやってるけどな」
M「クリスマスなので皆さんを冬の世界へ誘おうと」
T「あの、MC、うっとおしいっていっちゃってもいいですよ。長いし。君はお客さんをクスクスさせてどうするの」
水をのんで取り合わない三浦さん。
T「なんでのむん?」
M「まずは冬の曲を、この曲のPVは夏に意外な場所で撮りましたという、この曲から」
T「イク時は早いねんな。いわへんの? 石垣島で撮りました」
M「どんな曲かあててください」
T「おまえしゃべるな」
M「いいですよ、もういきますよ」

4)Snow Dance

M「いいですね。では次も冬ならではのこの曲」

5)シュプール

M「Snow Dance、シュプールでした。さて、もう一曲、冬しかやらない曲をやるんですが。徳岡さんが、ついにですね、自分の得意かもしれない楽器というか奏法というか、自分にあっているかもと認めたものをフィーチャーして弾きたい、と無理を言ってきたので、ここで弾くところをふやします。曲は、晴れ 時どき 雪」。
T「イーボっていいます。こないだの押尾さんとのセッションで、イーボを俺が担当して、めっちゃうまくいって。俺、出会ってしまったと」
M「めちゃくちゃ可愛い徳岡さん。ギターケースになんかシール貼ってるんですよ。なんだと思ったらイーボのシールだった」
T「電子だか、マグネットの力だかで、誰でも倍音が出せる」
M「なるわけない。誰でも弾けるとか嘘くさい」
T「それは三浦くんが下手」
M「壊れてますよ」
T「じゃあ、三浦くんのギターで」腰を浮かせて、ギターをチェンジするのかと思いきや、三浦さんの後ろに回りこんで、そっと後ろから三浦さんごとギターを抱えて、イーボをあてて倍音を出す徳岡さん。拍手が起きます。
M「これは僕への拍手」
T「ちがう」
M「どうしてもこの奏法でということで、晴れ 時どき 雪」
T「ロマンチックにやりたいから、俺とセイちゃんだけで最初やらせて。三浦は後ではいってきて」
M「ききました? 3曲続けて演りかたったのに。この仕打ち」(ふてくされたフリをして椅子に座り込む)

6)晴れ 時どき 雪(徳岡さんが「俺の楽器」イーボでイントロ。銀色のものをギターに当ててフワフワした音を出しています。様子をみて、途中から三浦さんも参加)

M「ありがとうございました。晴れ 時どき 雪でした」
T「イーボいいでしょう。弦を移動すると音が切れてしまうんで、一本の弦でやるといいです」
M「ちょっと、やらせてくださいよ」
T「オマエは手の脂が多いから嫌や」
M「まあいいや。徳岡さんがこの楽器、これが俺のすべてや、っていうんですから」
T「すべてとはいってない」
M「ほら一緒にエレベーターで二人っきりになった時、《俺。ようやく見つけた。俺のもの、イーボ》って。可愛いなーって思った」
T「教則DVD出そうかと思った」
M「徳岡イーボ慶也。イボニィと呼んで下さい」
T「全部つけんでも」
M「イボ兄」
T「やめとけ」
M「ソロで徳岡さんが」
T「絶対いややわ」
M「ピアノを入れる構成で3人でやるのは初めてですかね。セイちゃん久しぶりなんで。なんかしゃべりましょうよ」
タキガワ「こんばんはー」
M「セイちゃんと演るのは一年ぶりぐらい、ひさしぶりですね。ツアーが終わって面白いことやりたいなってことで、Three Minutes Cookingをやりたいと思います。この曲は久しぶりにやりますが、簡単に説明すると、CDではタイトルどおり、ぴったり3分で演奏しているわけです。僕らは、プロですから、それを完全再現したいと思います。ちょっと、大阪では惨敗しまして」
T「CDではクリックにあわせてるから。メトロノームね。だからあうんですけど。大阪は3:05だったっけ? リハでもできなくて。ここの(徳岡さんの最後の)ハーモニクスでとめてください、ってお願いしてるんですけど。今晩、皆さんが歴史の証人になってください」
M「これでぴったり3分でできたら。できますよ。きっとできる」
T「できるかな。大阪では悔しくてアンコールでもやったんですが、散々で」
M「3:01だったかな。タイムロスも考えないと」
T「(カウンターの)数字は(右手で控えている)松山さんが止めてくれるんですけど。僕らからは見えないんで」
M「基本的に徳岡さんのリズムにのってくんですよ」
T「だってバッキングが入れ替わるやん。最初のリズムだけ、セイちゃんに出してもらおうか」

セイちゃんが機械でクリック音を出してくれます。
それにあわせて弾こうとする徳岡さん。
手を叩いて邪魔する三浦さん。手をひらひらさせる三浦さん。

T「やめなさい。踊るのもやめなさい。失敗してまう」
M「(小声で)集中して」
テンポを倍速にするセイちゃん。
T「おまえらやる気あるんか!」
M「では、皆さんの歴史の証人になっていただいて、一回で成功させたいと思います。ぴったり三分でやりたいと思います。Three Minutes Cooking」

7)Three Minutes Cooking

ハーモニクスと共に、松山さんがカウンターをストップしてくれて、ぴったり3:00。

M「やりました! これはみんなの力のおかげです!」
T「やあすごい」
M「これは出来ない。あわせられなくて悔しいなあと思ってたんで、初めてできて、ちょっと感動しました」
T「嬉しいな。これで眠れる」
M「どんだけ睡眠不足だったんですか。Three Minutes Cookingでした。ここまで冬の曲だったわけですが3分間クッキングとか入ってきてるんで、ここでクリスマスカバーをやっていきたいと思います。しかし(残りの)二人からはやる気が感じられない。普通」
T「かぶるか」
M「僕、用意してきましたからね」
前回のグッズ(dpのロゴ入りバッグ)から、サンタ帽子を取り出して、セイちゃんに渡す三浦さん。そして、トナカイの角のカチューシャを取り出して徳岡さんに。
T「いややわ、それ。引く側やろおまえ。これ、せんとくんか(ぶつぶつ言いながら前後を確認している)。こっち?(かぶる)」
M「可愛いトナカイですね」
T「それなりに見える?」
M「なんか出そうですよ。声のトーンも特別で。(金)髪の色とお似合いですよ、サンタ二人をトナカイでひっぱっていってください」
T「ロープなしやからな。おまえら置いてくぞ」
M「暴れん坊ですね。では、クリスマスメドレー」

8)クリスマスメドレー(仮装付き。Jingle Bell→Winter Wonderland→Happy Xmas→Swingin' Happy Xmas)

2曲目で三浦さんが歌い出します。適当な歌詞をつけて、さびのところで「なんとかのウィンターワンダラン♪」と繰り返すので、徳岡さんが「それずっとやるの」とツッコミをいれます。三浦さんが「トナカイイーボソロ!」と叫ぶと徳岡さんがイーボを使用。「on イーボ徳岡!」と声をかける三浦さん。

M「サンキュー、トナカイ! あとサンタ!」
徳岡さんがカチューシャを外します。「首ふられへん」
M「セイちゃんと僕はかぶってますね。でもあの、クリスマスライブが出来るのって本当にいいですね。学生の頃はこの時期、恐怖しかなかった。いろんなクリスマスイベントがあって、それをこなさなきゃいけないっていう強迫観念みたいのがあって、徳岡は充実してたかもしれませんが、そういうのがない僕としては、メジャーデビューしてクリスマスライブやって、ここで皆さんにお会いできるのが嬉しいです。そもそも誰のためのイベントなんですかねって。日本人でもないおっさんの誕生日なだけじゃないですか」
T「誰もきいてない」
タキガワさんがネタをふられて困る。
M「そういう一人で困ってる人を助けたいと、大丈夫ですよ、クリスマスっていう」
T「なんとかしたいって、みんなは予定あるでしょう、慰めあう会ってこと?」
M「よくない」
T「いったいどんなクリスマスを過ごしてきたの」
M「さみしくはないですよ。バイト入れてましたもん、24、25日は。みんなどっちか出られないっていうんですけど、僕は両日いれてた」
T「俺、一緒に(チキンジョージで)バイトしてたよな?」
M「徳岡さん来てませんでしたよ。そういうのなくても楽しいっていうか、デパクリスマスに来てくれた全員が楽しいっていうか、そういうライブにしたいんです、皆さんありがとうございます。僕は恵まれてます」
T「そうやな、自ら楽しんでいくのも大切やな。子どもの頃、家にひとりいても、一人では何を出してもな」
ギターでツッコミを入れてくる三浦さんに「やりにくいわ」とツッコミ返す場面も。
M「そろそろ次の曲に行きたいと思います。徳岡さんはたくさんの名曲、キャッチーな曲を書いてますが、これぞ平成のセツナ王という曲を」
T「勝手に命名するな。いい曲ですけど」
M「イボ兄あらためセツナ王。大好きな三人で、セツナ王の曲を」
T「セツナ王ってイジメやな」

9)スミレ

10)哀愁バイオレット

11)KATANA

三浦さんが、恒例の刀アクションをして終わり。
M「Thank you! Thank you! KATANA、ごめんなさい、もりあがりすぎて。スミレ、哀愁バイオレット、KATANAと3曲続けてお送りしました。ハードな感じでその」
T「アコギはな!」
M「その昔、僕、フライングVの形をしたアコギを使ったりしてたんですけど、あれ、もう、チャリティで売ってしまったんですけど、可愛いのがお店に残ってて、僕が買わなきゃと思って。今は昔と比較せず、今日の日を楽しめば。何もたいしたこといってないですけど(マイクにコーンとぶつけてしまう)おじいちゃんか。12月25日なんでね。12月25日ってキリストの誕生日のことなんですよね」
T「誕生日だったと思う。2015歳か。2016? 生まれる前? AC、BC?」
M「AC/DCってロックバンドがありますけどね。2015歳? ハッピーバースデー? 誕生日おめでとうな曲をやりたいんですが。ご存じの方もいらっしゃると思うんですが、サビのところを年齢の回数。弾きます。今日、生まれた人は? 親戚とかはだめですよ」
T「それいったら来てる人ほぼ該当するやん」
M「僕の友達で12月25日誕生日の人いますよ。クリスマスってよくないと思うんですよね。バースデープレゼントかクリスマスか一つしかプレゼントもらえない。バレンタインの人もチョコレートしかもらえないんじゃないですかね。とりあえず、今日誕生日の人、いますか?(挙手させる)では、前日は?(挙手有り。年齢をきくと40歳)40回でいいですね」
T「2015回弾いたら夜があけてもおわらない」

12)Happy Birthday

M「おめでとう! 次の曲は手拍子が入ります。ココっていったら倍の速さにしてください。ありがとう、で元の速さに戻して下さい。練習します。では、本番いきます!」

13)S.E.L.

14)ONE

M「S.E.L.、ONEでした。楽しい時間はあっという間で、次の曲で最後になります。僕らも今年2015年にお世話になった皆様に、愛の曲を送りたい。この曲を、徳岡さん、DEPAPEPEを応援してくれる皆さん、ツイッターでたいこもちとかいわれましたが、今日は2015年を振り替えて、10年を一緒に過ごしてくれた皆さん、そしてイボ兄に、キスという曲を」
T「やめてください」
M「だめですか」
T「クリスマスでしょう」
M「あわないですか」
T「個人的にやってくれるのは構わないけど、目ぇあわせられん」
M「ある程度クリスマス感を出したいんです。徳岡さんにも皆さんにも、届けたいんです、音の愛撫を届けたい。僕のクリスマスを……」
T「変な空気感になってる」
M「僕のせいですか」
T「もうちょっとロマンチックていうか、色気を出して」
M「耳元に僕の愛の口づけを届けます。メリー・クリスマス!」

15)Kiss

M「ありがとうございます、タキガワセイゴ! On ギター、徳岡慶也&三浦拓也でいた。ありがとうございました!」

encore

そのまま戻ってくる3人。

M「今年は少し早めにもどって来ました。皆さん、楽しい時間をありがとうございました。皆さんに会えて良かった。ベストアルバムもリリースできましたし、10周年ってこともあって、毎日人と会ったり」
T「楽しかったよな、ライブが多くて。人前に出られて。去年もライブ沢山やったんですが、来年は、ほろり二人旅みたいな大きめのツアーをまたやりたいと。行ってない街に行きたいなと。海外のライブの話もきてますし、その中でまた曲も作らなきゃいけなくて、あれ大変ななかでやってたね」
M「名曲ぞろいですけどね。皆さん知ってると思いますが、徳岡さんは集中してくると頭が痛くなってくるんで、僕は一緒にいる時、早く頭が痛くならないかな、と思ってます」
T「ミニアルバムをつくりたいと」
M「楽しんでますけどね。ライブもあります」
T「あります、明日はレイクタウン」
M「埼玉のレイクタウン、森ステージで13:00と16:00。インストアなんで5曲が限界ですけど。父親がブログ書いてて、文句垂れてたりするんですよ」
T「こわいな。あえて5曲なんですよ。あと28日に二回まわしで、今年もやります忘年会やります。あと三浦君は30日にあんみつさんのライブセッションに参加します」
M「そして2016年ベストアルバムツアーが2月に行われます。東京は2/21で日本橋三井ホールですがソールドアウトしてます。2/16と2/26はまだ少し残ってますので、知らない人がいたら教えてあげてください。なんばハッチのチケット持ってきてます。そのあたりに大阪に行く用事のある方は是非。今日CDも持ってきてますしサインもやりますので。あと、デパクリスマスの公式グッズとして、二日間しかないのにタオルつくっちゃいました。売り切れる数しかつくってないので、ぜひ持って帰って下さい。残ったら通販もあるかもしれません。来年もよろしくお願いします……きっと、これから、楽しいこと、つらいことがあっても音楽が支えてくれる。少しずつ歩んでいく僕たちに力をくれる(伴奏を弾き始めた徳岡さんに)すみません、メジャーのコードにしてもらってもいいですか。欺瞞かもしれませんが、復興には時間がかかります。神戸も10年ぐらいかかったかな。風化させないように僕らもがんばっていきますので、それでは今日は最後に、この曲をやりたいと思います、THIS WAY。歩んできた道のり。その意識が一つになって、同じ道へと続いていく、歩いていけたらいいと思います……」

1)THIS WAY

曲終了後、「メリー・クリスマス! 気をつけて帰って下さい」の声のもと、サンタ帽やトナカイのカチューシャが客席に投げられて終幕、でした。

三浦さんの愚痴がやや長めでしたが、時間たっぷりの演奏で良かったと思います。
第二ほろりツアー、行けるかな……?




●11/12、OTODAMA 空FES 2015 ~冬、空に一番近い祭~「冬だ!祭だ!空FESだ!」行ってきました。

出演は、ダイスケ/吉田山田/DEPAPEPE/の順。サイトの告知通り、デパぺぺの出番は20:40からの40分間のみ。

山田さん、高所恐怖症だそうで、ステージ上で怖がってました。途中で前列の女の子たちからストールを次々に奪っていったのは、寒いからでなく、低いところに来たかったに違いないよ(あとで「追いはぎするんじゃない」と吉田さんに怒られて返却してました)。

というか、それ以前に、あの会場はどうなの……元々スケートボード場なんで、ステージまでがすごく遠い。照明も逆光状態で、ステージ上が全然見えない。 (H.L.N.A SKYGARDEN 野外ステージ (お台場ダイバーシティ東京プラザ 7F))
ライブとしては良かったですけど(珍しく二人きりのライブでしたし)、もう、ダイバーシティ、行きたくないなーと思うわかりにくさ。もう少し、案内板が欲しいです。特に行きは、なんかの撮影してるところをつっきるハメになりまして、非常に申し訳なかったです。

*当日の服装

三浦さん、たぶん黄色っぽいボタンダウンのシャツの上に、濃紺の三つボタンのスーツ着てて、靴下はボーダー、靴はコンバースだったと思います。

徳岡さんは丸首のグレーっぽいトレーナーで、赤い大きな×と白の四角を組み合わせたものの下に、グレー系のレギンス姿? ペンダントが光ってるのは見えました(寒くないのかアレ)。

*セットリスト

1)FLOW
2)Route 128(ゲスト:メトロノーム)
3)SUNNY
4)S.E.L
5)ONE
6)Kiss

*当日のMC

徳岡(以下T):DEPAPEPEです。演奏させてもらいます。よろしくお願いします。

二人とも座って。

1)FLOW

三浦(以下M):ハイどーもDEPAPEPEです。空フェス来場の皆様、こんばんわ。盛り上がって行きましょう。イイ感じですね。空フェスの初日で光栄です。そのトリをつとめさせてもらえるなんて、いいですね。
T:いつもあれだね、ダイスケさんと吉田山田さんの後がいいね。あったかい。
M:音霊ならではの雰囲気ですね。
T:夏も盛り上がったしね。
M:ありがたいお客さんですよね。手拍子もいただいて。楽しくやっていきたいと思います。一応自己紹介を。徳岡慶也! トクさん、もしくは王子とよんでください。
T:王子はない。殿で。
M:殿でいいんですか。僕は三浦拓也といいます。よろしくお願いします。ここは非常に空が近いですね。天気もいいですし。時間も遅くなってきましたが、演奏してて楽しい。絶景を眺めながら。さて、今日は一人、素敵なメンバーを紹介したいと思います。(後ろからスタッフさんが白いものをもって登場)メトロノーム! 後ろの人みえますか。非常に大切な人がきました。メトロノーム。(客席、反応する)すごいキャーキャーいわれてる。ええなー。非常に正確なリズムを刻むので、仲良くやっていきたいと思います。
T:ピアノとかギターとかやってる人はおなじみだと思いますが、慣れてないと弾きづらい。こいつは、と思いますが、これも笑いをとれると思うと。
M:僕は、寒いから手が、かじかんできてるんですけれども、いいビートを刻んでくれると思います。

2)Route128(途中で三浦さんが「ん、ぱ」と歌い出す。音量をさげていくと、メトロノームに対して「これうるさいですね」という)

T:(メトロノーム)いいメンバー。楽しい。歌うのね?

三浦さん、演奏しながら、「ん、ぱ」と合いの手をいれて歌い続ける。メトロノームの速度を速くしたり、遅くしたりして、三浦さんの歌の速度を変える。最終的に三浦さんが止める。

M:ありがとうございました。素敵なメトロノームに大きな拍手を! いま、汽笛も鳴りましたね。さすが野外。
T:楽しいね。メトロノームはデビューの頃は嫌いだったんですよね。あわせられなくて。
M:そうなんですよね。チューニングマシンとかもね。
T:次の曲は新曲で、SUNNYという曲です。サビがB'zみたいな曲です。
M:他に言い方あるでしょう。パクってるとか!
T:転調がB'zっぽいだけ。パクってるのとちゃうで。
M:気持ちのいい曲ですとか、そういう。
T:いい曲やけどな。
M:それでは、SUNNY。

3)SUNNY

M:サンキュー! そろそろ皆さんもあったかくなるように、手拍子を下さい。普通にやるだけじゃなくて、ひとつお願いが。僕が途中で「そこ」っていったら倍の速さにしてください。ありがとう、っていったら元の速さに(練習)ばっちりです。では、次の曲、S.E.L。

4)S.E.L
5)ONE

M:ありがとうございました、ONEでした。(座る)次で最後の曲になります、なのでお知らせさせてください。ベストアルバム2枚組が出ます。僕たち、メジャーデビュー10周年なんで、さっきの新曲SUNNYも入ります。よかったら訊いてみてください。また、このアルバムをひっさげて、ワンマンライブツアーも予定してます。東京では2月21日、日本橋三井ホールです。気に入っていただけたら、今日は物販もありますので、よろしくお願いします。さて、このベスト盤の前の、今の最新盤から、表題曲kissをやりたいと思います。いわば、口づけです。
T:いわば、っていうほどのものでは。
M:男女間とか好(噛む)
T:噛む場所ちゃうで。三浦くんはキスしたことあるの。
M:徳岡さんはキスしてそうですよね。いっぱい。
T:なにをゆーとんの。
M:男女、親子、同性同士で、してもいいんですよ。愛情表現ですからね。音霊一番のキスを、耳元に、愛を……会場がザワザワしてる。
T:これ、新手の嫌がらせ?
M:愛と愛情を皆さんへ。いやでも聴いてください。DEPAPEPEでした。

6)Kiss

M:寒い中最後までありがとうございました、DEPAPEPEでした!




●10月11日、DEPAPEPE Acoustic & Electric @Billboard Tokyo 1st Stage、行ってきました。

*セットリスト

1)UNION
2)ラハイナ
3)ROUTE128
4)FLOW
5)白い花
6)Life is a Journey
7)Light of Hope
8)Happy Birthday
9)S.E.L
10) ONE

encore

1)Kiss

注意:セカンドステージは曲が違う(もしかしたら増えてる?)かもしれませんので、行かれた方のレポをご覧下さい。

*二人の服装

三浦さん、ワイシャツのボタンをきっちりしめて、シングルの黒のスーツ(銀ボタン2つ)、ただし足下はいつもの黒のコンバース。髪は黒でショートカット。
徳岡さん、紺のUネックの上に黒のスーツ。袖も腕もまくって。襟元からいつものペンダントが見えています。裸足にストラップつきの、スエードっぽい黒の靴。

アコギは二人ともカッタウェイ。
エレキは、徳岡さんが三浦さんの私物の、ペールグリーンのテレキャスター。
三浦さんが、サンバーストなレスポール。

*当日の流れ。

舞台左手の階段から降りてくる、当日5人のメンバー。
位置について、まず2曲。メンバー全員、スタンディングです。

1)UNION
2)ラハイナ
三浦(以下M)「Billboard東京へようこそ! ハイどーもDEPAPEPEです。今日はよろしくおねがいします。今回、Acousitic & Electricツアー、大阪から始まって三日間なんですけれども、今日東京が最終日です」

徳岡さんが椅子に座ります。

M「いわば脂ののりきった状態で演奏ができると思いますので、美味しい料理や飲み物を楽しんでもらって、大人の空間を演出していきたいと思いますので、よろしくお願いします」
徳岡(以下T)「お願いします」
M「それでは、次の曲に……」

徳岡さん、いきなりイントロを弾き始めている。 M「入ってると思いつつ」

演奏が続く。

M「タイトルを……ルート……」
T「(弾きながら)むりくり紹介しなくてもいいんじゃない(笑)」
M「128っていいます」

3)ROUTE128(途中で、三浦さん、「ラーララララ♪」のコーラスを入れる)

M「どうもありがとう! ROUTE128でした。今、歌ってましたけど、巧いこと歌えませんでしたね。インストしてると」
T「三浦くんの声、枯れてたよ」
M「喉の調子がよくない」
T「歌わなくていいんじゃない、インストなのに」
M「今回のAcousitic & Electricツアーでは、エレキギターを持ってエレキのDEPAPEPEをお見せしようと思います」

後ろに用意していたギターをそれぞれ持つ二人。徳岡さんも立ちます。

M「これがエレキギターです」

客席から、「カッコイイ!」「ギター素敵!」と声が。

M「僕はたまにエレキ持つんですけど、徳岡さんは、持つことが稀ですね。レア、on Electric Guitar 徳岡慶也!」

ストラップを調節する徳岡さん。

T「立ち姿がおかしいね。ロックな人は、もっと下でこう弾く」
M「上かな?(自分の位置を確かめる)」
T「これじゃ弾きにくいんで、この位置がスタイルってことで。こうすると(位置を低くして身体からギターを離すと)届かない。(三浦さんは)バタやんみたいやな」
M「格好から入らない、というか。お腹がひっかかるというか」
T「(お腹が)B.B.Kingみたいやな」
M「お腹が隠せるというのもありますね。エレキではこの曲を用意してきました」
T「慣れないですね……」
M「Yeah!! やりましょう」

4)FLOW

M「Thank you, everybody!! Yeah! Yeah! Yeah! Thank you! いいですね、デパペペの曲で」
T「エレキも凄いっていってもらえると嬉しいね。普通に弾いても雰囲気かわるし。チョーキングとかできるし(やってみせる)。音を延ばすのが楽なんですよ。アコギだと弦が硬いんで」
M「楽できるってことばっかりですか! えー、激しい曲をやったんで、今度はバラードをエレキでやってみたいと思います」

5)白い花

M「on Electric Guitar 徳岡慶也!」
T「エレキから、中学入った時にエレキ弾いてて、DEPAPEPE始めてから10年~13年、ほぼアコギだったんで。でもエレキもロックじゃなかったね、後半から柔らかい音を弾くようになったんで、持ち替えてもあまり違いはないかと」
M「なら、弾くんやなかった、と思ってる?」
T「ハァ?(怒)」
M「楽や、とか思ってる?」
T「やらかい音で弾けるって話、してる」
M「テレキャスターって、パキパキした音なのに、徳岡さんが弾くと甘い音になりますね。ちなみに、これ、僕のギターなんですけど、徳岡さんが、これを使いたいっていうので、お貸ししました。僕のは、高校の時に弾いてたレスポールです。落ち着けって修正液で書いてあるようなギターですけど、ずっとメンテナンスしてて、弾ける状態にしてありますので、Billboardでも使えるようにしました。これでもう成仏できると思います(笑)。次の曲もエレキでならではというか、二人でツインギターなんで、ツインリードをやりたいと思います。XJapanみたいな、徳岡さんの好きな」
T「X、そこまでではない」
M「(XJapan)好きではない?」
T「好き好き、弾けますよ」
M「というわけで、Leadでハモります。次の曲は、邦題「人生は旅だ」」

客席から「Life is a Journey!」の声が。

M「素敵なお客さん!」
T「(苦笑)この空気のまま、いっていいの?」
M「いっていいです」

6)Life is a Journey

M「Thank you, everybody! いかがでしたでしょうか。楽しんでいただけてるでしょうか」

徳岡さん、着席。

M「今日、Acousitic & Electricツアーを一緒に彩ってくれるメンバーを紹介します。On Drums、シラネヨシタカ! On Base、コンノミツヒロ! On Keyboard、トミタユズル! On Guitar、徳岡慶也」
T「さらっといったね」
M「徳岡さん、僕も紹介してくださいよ」
T「(きっぱり)イヤです!」
M「(仕方なく自己紹介)三浦拓也」
T「上の方の方、見えますか? あの角度だと、こっちからあんまり見えない」

二階席に、「T」という文字の入ったウチワをひらめかす方が見えます。

M「それは徳岡さんのTですか。それとも拓也のT?」
T「どっちも名前にTが入ってるんで、三浦ファンの男性の方?」

腕をクロスさせて×マークをだすお客さん。

M「嘘でもいいのに×を出されました! いいですよ、みんな徳岡さんのファンなんですよ」
T「Billboardなので厳かでシュッとした感じでやりたかったんだけど」
M「シュッとやります。素敵なメンバーと一緒に。このメンバーでやると決まった時に、この曲をやることにしました」

7)Light of Hope

M「ありがとうございます! 楽しんでいただけましたか?」

なぜか譜面台が徳岡さんの前に(曲終了後、はけます)。

M「次やる曲は、質問をしなければならない曲です。今日、誕生日の方?(客席から手があがります)おめでとうございます、ハッピーバースデー! 嬉しい、ありがとうございます。今から大事なところなんですが、年の数だけ弾くところがあるので、年齢を訊いてもいいですか?」

客席から「25!」の返事。

M「お若いですね。イイ感じで弾けます。25回これを弾きます。若くて短くてすむから、僕たちの10周年をたして35でやりましょうか」
T「いつ声かけするの」
M「10のところで10周年って、もう一人ききましょうか。昨日うまれた人? 明日生まれの人? 今週うまれた人……」
T「それやっていくと、今年うまれた人まで行く。ほぼ全員」

客席から「(今月)4日!」の声が。

M「4日ですか。ちょっと前ですね。それで、年齢をおききしてもいいですか」
客席「54!」
T「おう。ちょっと待って下さい」
M「そーゆーことゆわない」
T「いや、足すといった、俺がわからん」
M「25+54=79です」
T「2曲分ぐらいになる」
M「一緒に数えていきますからね。おめでとういうの、足さんでいいです。54で行きましょう」
T「足したらあかんもんな。79歳の人がおらんのやから」
M「おめでとうを2人にいうってことで。25と、54でおめでとうで。10周年は僕が10周年、っていいます」

8)Happy Birthday

M「次の曲は、手拍子下さい。こういう感じで。で、僕が「ここ」って合図を出したら倍の速度にしてください。ありがとう、で、元に戻して下さい(練習)」

9)S.E.L(曲中にドラムのソロあり、再度メンバー紹介)

M「今日はこの曲でお別れです。皆さんと一緒にすごしたこの時間、一つになれたこの晩に捧げます。デパペペでした、よい夜を!」

10) ONE

一度はけて、次の回まで時間が無いので、すぐ戻ってくる5人。

encore

M「アンコールありがとうございます。Acousitic & Electricツアー、デパペペのライブでは、1曲だけ、5年前にエレキでやったことがあるんですが、このツアーはお楽しみいただけましたでしょうか。またこんな感じで、今年で10周年ですが、ずっと弾いていきたいと思いますし、チャレンジしていきたいと思いますので、末永くよろしくお願いします」

二人とも着席。

M「で、ですね。10周年を記念しまして、12月2日に、ベストアルバムを出すことに決定いたしました。このアルバムは、日本以外のアジアでも発売予定で、収録曲がそれぞれ少しずつ違います。それぞれの国で好きな選曲でつくっていこうと。それをひっさげて、来年2月、ワンマンライブをおこないます。東京では、2月23日……」

客席から「21日!」と訂正の声が。

M「僕も変だと思ってました。2月21日、日本橋三井ホールで行います。先行予約が、本日お配りしたチラシの裏に書いてありますので、この会場に来た方はそちらで申し込んでいただければと思います。それでは、最後に、皆さんに、愛を届けたい、この曲を……」

会場から失笑が。

T「普通のこといってるのに、笑われる。普通、ファンの人、愛を届けたいで笑わんよ。俺、そういうことあんまりいわないけど」
M「言わない徳さん」
T「絶対いわない。皆さんに愛を届けてあげて、生きて下さい」
M「(さだまさしの歌を引用して)さださんにそういう歌があるんですけど、みんな僕のせいです。最後にKissという曲を」
T「さださんの曲じゃないですよ」

1)Kiss

M「最後にもう一度、メンバー紹介をしたいと思います。On Keyboard、トミタユズル! On Base、コンノミツヒロ! On Drums、シラネヨシタカ! On Guitar、徳岡慶也! On Guitar、三浦拓也! みんなでDEPAPEPEでした。どうもありがとうございました!」

以上。

退場時、徳岡さんがケーブルにつまづいて転びかけてました。珍しいですね。

NAOTOさんとsakusakuから花が来てました。




●9月18日、DEPA"NA"PEPE 初日横浜O-site、行ってきました。

*二人の服装

三浦さん:黒の上下、黄色いボタンダウンシャツ。シャツインしていないので腕を上げるとお腹とベルトが丸見えです。靴は黒のコンバース。ギターはYAMAHA。
徳岡さん:黒の上下、白のUネックシャツ。ペンダントが時々こぼれてました。裸足に革靴、裾はロールアップ。ギターはMorris。

*当日のメンバー

バイオリン、NAOTOさん、ピアノ、ただすけさん、パーカッションがnocchiさん。
ただすけさんの髪が赤、他の三人は金髪、三浦さんだけ髪が黒いのを、後でからかわれることに。ただ、三浦さん、今、髪が短いので、むしろお父さんとそっくりになっていることの方が問題なような。

今回のオープニングアクトは伊藤詩織さん。ピアノインストで2曲。カホンとベースのサポートで15分ほどの演奏でした。

*セットリスト

1)FLOW
2)哀愁ヴァイオレット

3)バッハ「カンタータ147番」
4)パッヘルベル「カノン」

5)スミレ
6)Sanctuary

7)夏の終わりのハーモニー(歌有り)

8)新曲(NAOTOさん作曲のコラボ曲。タイトル発表されませんでした。いずれつくかな?)

9)Remember

10)START

11)HIRUKAZE

encore

1)ONE

*当日の進行

今回のトーク部分、ものすごく面白いんですが、NAOTOさんが弾丸のようにしゃべり続け、メモを見ても正しく再現できない状態です。後半は力尽きていてメモを読むこともできず、尻切れとんぼです。前半も、事実誤認などが多いと思うので、そこは目をつぶってください。

三浦「ハイどーも、デパナペペです、よろしくお願いします!」

三浦さんとNAOTOさんがスタンディング。徳岡さんは座ってます。

1)FLOW
2)哀愁ヴァイオレット

三浦(以下M)「えー(笑)。えー。あらためまして、ハイどーも、DEPA"NA"PEPEです。よろしくお願いします。NAOTOさんとは初ライブです」
NAOTO(以下N)「ついに出させていただいて」
M「NAOTOさん、NAだけで少なすぎますね」
N「三つしか音がないからNAだけでいいんじゃないですかって」
M「そんな素敵なNAOTOさんに共感あります。でしょ?(会場から拍手) 今日は皆さん、優しいな~」
N「会場は味方でしょ?」
徳岡(以下T)「いつも僕の味方」
N「そうなの?」
M「みんな、よそよそしくなって」
N「それは可愛がってもらってるんだよ」
M「いつもからかわれてる。今日は、NAOTOさんのファンがきてるんで」
N「ユニットだからね」
T「立ち位置返して」
M「自己紹介からいきましょう、でぱなぺぺ……(噛む)」
T「一音しかないとかいって、バンド名、噛むとか、サイテー」
N「立場がない」
M「バンドメンバーを紹介します。DEPANAPEPEのデパ担当、三浦です」
N「NAOTOです」
T「僕がPEPE、ってぺぺじゃないんですけども、ぺぺ担当の徳岡です。よろしくお願いします」
N「ショッピングモールみたいだね」
T「新宿のところにあるね」
N「わかる人しかわからない。(三浦さんに)ちょっと、進行してください」
M「ちょっと楽しそう。NAOTOさんとは10年ぐらい前から知り合いで」
N「デビュー同期だよね」
M「同志ですよ。10周年です」
N「よくもったよね」
M「歌わないのにね」
N「アイ・ラーブ・ユー♪とか歌わないのにね」
M「みんなラブソングばっかりつくって」
T「別にラブソングをつくるのはええやろ」
N「楽しい?」
M「自分たちで楽しんでもらえれば。情景を思い浮かべる、小説のような音楽をやってる」
N「お客さん、ポカンとしてるよ。(徳岡さんに)いつもこうなの?」
T「今日はひどい」
M「楽しくてテンションあがりすぎてて。これから盛り上げていきますんで」
N「けっこう楽しい?」
T「もうちょっとすでに面白くない」
N「お客さん、あったかいなあ」
M「ぼくダメダメですか」
N「もともと早口で何言ってるかわからない」
T「それある」
M「僕の芸であっためます」
N「説明して。そろそろ、あれをやりましょう」
M「今からやろうと思っているのは、僕たちは、もともとオリジナルやってるんですが、クラシックのカバーも、してるんですよね」
N「バイオリンやってるので、もともとクラシックなんです。二十歳ぐらいまでずっとクラシックやってた」
M「それで今回、カバーを2曲ぐらい」
N「説明してよ!」
M「NAOTOさん、お願いします」
N「バッハね。(髪が)伊達巻きな人。あれズラだからね。毎日仕事行くのに髪を巻いてられないでしょ。だからズラ。お仕事行く時にすぽっとかぶる。あの人、音楽の先生だからね。曲書いて、かぶって、オルガン弾いて、子だくさん14人……どうせいゆうの、この時間! バッハさんが面白くなかったみたいじゃない!」
M「楽しー!」
N「(三浦さんのツッコミ下手に)……大変やな、徳岡さん!」
T「ムラがありすぎて。手放しで褒められない。今日は神やって時もあるんですけど」
N「あっちも、おもろいや(笑) これからやるのは宗教曲カンタータ147番。芸術大学附属高校のころに定期演奏会でやってたことがあります。なので、今更あれこれしなくてもささっと弾けるというか、僕の肌とあっているというか」
T「めっちゃカッコイイ」
N「天国と地獄とかもいいけどね。天国でバッハに会ったら、《俺の曲に何してくれてんねん》って怒られそうで不安になる」
T「僕もバッハと一緒にのみたい。僕も駄目な目で見られそうだけど」
M「すごい面白い」

3)バッハ「カンタータ147番」
4)パッヘルベル「カノン」

T「弾くのが速すぎて指がつります」
M「ギターだと難しい」
T「バイオリンの速さについていけない」
M「すぐバテてしまう、すごいなーと」
N「とりあえずこの曲は基本なんで誰でも弾ける」
M「ロックやってる人がSmoke on the waterを弾けるのと同じで。勉強になります」

T「NAOTOさんと一緒にやれるの楽しい。一緒にカレー食べたりとかもできるようになって」
M「押尾さんと一緒にやってでデパペコっていうのやってるんですけど」
N「インストってあるのは一緒だもんね。フェスとか。ジャズフェスとかあるけど、嫌われてるよね」
M「僕らもあんまり」
T「ジャズとかもやりますか」
M「インストフェスはないですね。ジャズフェス」
N「やっててよかったとおもうわ、同志ががいてありがたい。余裕でてきたんじゃないの。今回、一曲用意してきました。それをやろうと思います」

M「五人でデパペペです、実はNAOTOさんはアルバムに一回参加してもらってたことがあります。その時はフルートでした。大知くんにお願いしたら、フルートでもいいですかって」
N「謎の依頼を受けまして。そこから数えると15~6年なのかな」
M「ツーカーですね。ただね、言わないとわからない」

N「ノッチさんの頭、日本人の色じゃない。このライブ、金髪与党かもしれない。舞台上、1赤髪に3金髪。相当なものですよね」
M「(髪の)色が変わらない僕の気持ちは」

M「五人居ますが、三人だけの曲をやりたいと思います。皆さん、スミレは好きですか。スミレという曲をやりたいと思います」
T「(進行)へたくそやな」
N「十年の経験はどこへいったの。舞台の上で変な汗をかいちゃったよ」
M「お花好きですか、から始めようと思ったんですけど」
N「こんなトークでいっちゃっていい曲なの?」

5)スミレ
6)Sanctuary

M 「NAOTOさんのデビュー曲でした。しびれました! さて、僕たちも、デビューして10年。歌も歌わずやってきましたが歌いたい気持ちはありました。なので歌を歌ってみたいと思います」
N「喉を潤してから」
M「余興でなく、本気です」
N「一番時間をかかりました」
M「ここに一番時間をかけましたよね。デビュー10年目にして」
N「お客さんに怒られそう」
M「ステージでやるものかって」
N「みなさんに優しい気持ちをもって聞いて貰わないと」
M「十年以上やってきているので、ちょっとぐらいはやってみてもいいかなと」
N「凄いことやりますね。何をやるの」
M「安全地帯と井上陽水さんの、この時期にふさわしい名曲です」(といってサングラスをかける)
N「なにそれ。ラッスンゴレライの人?」

物まねする三浦さん。もうええわ、とツッコむNAOTOさん。

7)夏の終わりのハーモニー

M「やっぱり大変ですね」
N「うまくできんじゃない? 今日一番の力のいれどころだよね。そろってすごいとか、三人たつとか」
T「まさにそれ」
N「次、歌おうよ(徳岡さんに)」
T「来年あっても、僕は歌わない」
N「(三浦さんに)今日のそのスタイルはジュリー?」
M「壁際に……でていってくれ……(曖昧)」
N「知らんのやんけ!」
M「でていってくれー」
M「やらな、返し、いい。Take Sixとかやろうか。アカペラとかハードに。ボイパとか。まあ、やるなら歌は、ちゃんとハモらないと」
T「募集します、ハモる歌。ハモる前に、男子の歌。ゆずとか」
N「全員楽しそうなのがいい」
T「むりくり終わらせてる」
N「徳岡くん、立たなくていいの? 夏の終わりのハーモニー歌おうよ。明日とか」
M「なんと、NAOTOさんが、新曲をつくってくれました。三人用の楽譜を書いてくれて」

(以下、メモの読めるところからざっくり)

和音と曲の作り方の話。ハードルあげすぎないように的な。

8)新曲(NAOTOさん作曲のコラボ曲。タイトル発表されませんでした。いずれつくかな?)

NAOTOさんはクラシックの人なので、ギターの曲をつくったことがない。二人の楽譜を書くために、ギターのソフトシンセを買うハメになったそうで。とりあえず徳岡さんにあわせて、マーチンのソフトにしたらしいですが、三浦さんのためにヤマハ(2台目)の音色のものまで、買うことができなかった、と。
デモ音源にそれを入れて、送ってくれたのをきいて、二人は練習した模様。鍵盤楽器と違うので、科学の力を借りた、今の時代の文明の利器をつかわないと、と。

9)Remember(NAOTOさんの、客席参加型曲。コーラスの練習をして4部合唱しました)

10)START

11)HIRUKAZE

encore

「楽しい」「明日もあるんでよろしく」的な挨拶あり。

ここらへんで、三浦さんが、「大阪とか金沢とかもあるんで、来てくれるかな」とタモリの物まねをして、「いいとも!」と客席からもらって、「いいとも」は番組が終わったので、タモリさんからもらいましょうよ、という大胆な台詞があったような。
会場との一体感的な、いつものMCから。

ONE

*総評

すごく楽しかったですが、トーク部分が長すぎて、あの長時間で12曲しかやっていなかったということが、じゃっかんショックでした。

素直に楽しめばいいのですが、わからないネタも多くて……。

楽しいユニットなんですが、ちょっとお腹いっぱいでした。




●8月30日、DEPAPEPE 雨男 vs 野外 シリーズ 2015@上野水上音楽堂、行ってきました。

*二人の服装 三浦さんは、黒地に白の菱形模様を抜いたシャツに、薄いジーンズ? 靴は黒のコンバース。髪はショート。
徳岡さんは、下に薄いシャツを着た上に、赤と紺のチェックのシャツを重ねて。下は紺のレギンス。靴下をはかずに黒い靴。髪は金髪。

*セットリスト

1)START
2)FLOW
3)Life is a Journey

4)HighRock!!
5)哀愁バイオレット

6)寝待ちの月
7)スミレ

8)パステル通り
9)Light of Hope

10)four

11)Quarrel
12)SUNSHINE SURF!!
13)S.E.L
14)SUNNY
15)Wind on the Coastline
16)ラハイナ
17)ONE

アンコール

ボンゴで物販

1)Kiss
2)SUMMER PARADE

*当日の大まかな流れ

物販、1時間前に事前販売が行われましたが、開場時も、まだ残っていたような?
バンド構成でのリハが聞こえていました。

開始はぴったり16:30で、いつものJ&Bで入場。赤と白の風船がかざられたステージ。
5人のフルメンバーで登場。途中退場は、なし。今回のサポートは、ダブルノッチさんと紺ちゃん。
最初は二人ともスタンディングで向かい合い(傘をさして入ってきた?)。徳岡さんはぶつからないよう、マイクの位置をずらしてスタート。

1)START

三浦(以下M)「雨男VS野音へようこそ。最初から負けてます!」

2)FLOW
3)Life is a Journey(タイトルコールあり)

「あらためまして、ハイどーも、DEPAPEPEです。雨男デパペペ・ワンマンライブへようこそ! 雨が降っております。10年活動してきましたがが、そうとう雨ですね。まあ、雨が降っても晴れても何も考えず、雨を忘れるぐらいの勢いでライブをやっていきたいと思います。しかしこの調子。ほぼ雨。雨乞いデュオになっちゃってますね」
徳岡(以下T)「日比谷から上野に移動して、日付がバラバラなのに、雨が降る。去年は晴れたけどな。毎回同じ景色で」
M「気にしてた」
T「上野にうつしてよかったよ。客席がレインコートでなくて」
M「10年、雨なんて屁でもないって、いうお客さんばっかりですよね、いわなくていいようにしたいです、すみません」
T「すごいよね、確率的にこれは」
M「雨が降ってるのでロックっぽい曲で吹き飛ばしたいです。久しぶりに演奏する曲です、カウントいきますよ(徳岡さんがわざとタイミングはずす)おっしゃ!」

4)HighRock!!
5)哀愁バイオレット

息切れして座る三浦さん。徳岡さんも。

M「ロック、いかがでしたでしょうか」
T「HighRock!!は、久しぶりやな」
M「正直、雨が降ってたの忘れてた、って方、手をあげて(パラパラ)まだ足らへん」
T「訊くのはやい」
M「雨が降ったら負けっておかしいですよね。だって、雨男VS野外なんだから、勝ったから降るんじゃないんですか。賛否両論?(客席の反応待ち)」
T「否、の方が多いな。三浦くんはトシをとったら屁理屈をいうようになった」
M「はなから負け試合っていうのが納得いかない」
T「野外やめなあかんな」
M「雨ふってもあったまるっていうか、こうなると拍手がくる、徳岡さんは受け入れられてる」
T「何っていうか、石垣島のタクシーの運転手さんみたいなこと(三浦さんが)言う」
M「なんくるないさ~?って。アハハ。髪も短くしました」
T「短い方がいい。会話が増えた。バッサリいった方が爽やかで良いよ」
M「見た目で判断するんですね? まあ10周年も終わりましたし、次のフィールドに行くには徳岡さんと同じように、と思って」
T「一緒にせんといて、ものが違うから」
M「人前に出る自信がなくて」
T「違うところに自信があるでしょう。でるところでてるし」
M「歯が?」
T「まさか自分でいうとは」
M「雨男VS野外、来年もよろしくお願いします」
T「日比谷に一回戻りたいね。この中、よく見えるけど。雨降ってるとき、バラードやると、心が痛む。上野でやってるから楽しい」
M「そんなんゆって、日比谷戻ったらどうするんです。キャパも大きくなって。皆さん、友だちを一人ずつ連れてこないといけないですよ」
T「ネズミ講?」
M「せっかく早い時間から始めたんで、夜になるまえにクールダウンを」

6)寝待ちの月
7)スミレ

M「スミレでした」
T「ええ曲やな、自分でつくっといてなんだけど」
M「人気あるみたいですよ」
T「何が人気あるんやろな。ファンの人の期待としては。三浦くんは良い曲書くんですよ。一発が大きい。激情メランコリックとか、ROSYとか」
M「2曲しかない。いいですよ、僕のことは」
T「水面に浮かぶ金魚鉢」
M「僕のことはいいですから。徳岡さんは、スミレとか白い花とか、何かあったら花の名前にするんですよね。花言葉とかあったりするから。スミレと言えば春。五月ぐらいの季節の色。春のことを考えたりして、いろいろつけるんですが。このライブはダイワハウスサクライエイドといいまして、協賛が大和ハウスなんですね。桜も春。日本人来意。意外と寿命が短いので、植樹したり、次の世代に引き継げるように世話をしたりっていう。物販横に募金箱がありまして、僕たちがコメント寄せてる冊子をもらえたりするので」
T「三浦君はほぼ同じ事いってるけどな」
M「なぜけなす。同じでいいでしょう」
T「僕も短めですけど(冊子開いてのぞく)ええこと書いてんな、俺。三浦は同じ事かいてますけど」
M「ではですね、桜、春、カラフルな、淡い色、パステルみたいなかんじの、ハチミツとクローバーのアルバムにいれてもらった」
T「パステルってもう、ゆってるやん」
M「パステルな色合いを感じてもらえたらと思います。パステル通り」

8)パステル通り
9)Light of Hope

M「らいと・おぶ・ほーぷでした(変なイントネーション)」
T「あ?(怪訝そうに聞き返す) 今日はちょっと、大人っぽい曲を多くやってます」
M「徳岡さんがもってる要素ですね」
T「大人だもん」
M「二人、年齢差がだんだん、なくなってきてるじゃないですか」
T「三浦は大人になってへん。そういうところとか」
M「敬語じゃないとだめなんですね。おい、とか、タメ口で仲良しをアピールするのとかできない。って、きいてない」
T「うん」
M「という感じでやってますが、デュオといいながら今日は五人もいるので、五人でデパペペです。オン・キーボード、ノッチ! オン・ベース、紺ちゃん! オン・パーカッション、ノッチ! オン・ギター、トクオカヨシナリ! オン・ギター、三浦拓也! 今日はこの五人と次の曲、fourをやろうと思います。五人だからFiveか」
T「Fourやろ、俺、紺ちゃん、ノッチ、ノッチで」
M「それで全部入ってる?」
T「入れて欲しい?」
M「MCがデパペペなのに? 選抜メンバー?」
T「何も入ってない、選考にも」
M「(正面を向いて)デパペペのサポートできました。三浦拓也です。4人でやったからfourって曲をやるらしいです。歌の部分があるらしいですよ。みなさん、歌をやるらしいですよ。練習しましょうか」
みんなで練習。
T「いきなり入るから難しいね」
M「僕と徳さん、やってへん」
T「へりくつ多いね」

10)four

M「五人でやってfourでした。歌、うまくなってきましたね? 僕たち?」
T「歌う?」
M「大丈夫」
徳岡さん、いきなり尾崎豊を弾き始める。
M「何、この曲。……アイラーブユー♪(いきなり音程を外す)今は誰のことも~・ききたくないよ~(演奏がやんではしごをはずされた三浦さん)アカペラ?」

立つ二人。

M「僕ね、あかんと思って。全員デパペペなのに。先に立っていうてるのにこんな目に遭わされて、いいたいこともいわれない。僕と喧嘩したいんですか。ちょっとカッコイイからって。僕が空気をあっためて、最後のおいしいとこだけもってって。徳岡さん面白かったって、アンケートで書かれるんですよ」
T「めっちゃ早口やな。ごめん、ほんま」
M「それ以外もですよ。太ったとか、髪を切れとか、どう思ってんですか」
T「他も気になってるところがあるなら直す」
M「イライラする」
T「次に口げんかという曲に行きます」
M「その金髪を僕みたいに黒くしてくれるんですか」
T「黒くする」
M「しなくていいですよ。そんな、シュッとして」
T「そこまでいう」
M「イラが立つっていっちゃう」

11)Quarrel

三浦さん万歳して「喧嘩両成敗!」そして「手拍子お願いします」

12)SUNSHINE SURF!!

M「Yeah! 日頃の不満を凄い吐き出しました。徳岡さん、どうですか」
T「全部きいてなかった」
M「黒髪にしますか」
T「するわけないやろ。おまえは、しもべです」
M「ひどいこという」
T「ゆうても、やから、うっとおしい。さもしい」
M「そういえば、雨降ってたなと思った人、手をあげて」
T「なんでそうなる」
M「普通にいわれると恥ずかしいけど楽しんでもらってればと。野音でライブをするのも一年で一回限り、風も感じるし、気持ちが良いし、楽しい。早い時間なんで皆さんの顔も見られるので、気を抜いてるのもわかります。座ってないで、そろそろ立ってもらいましょうか。次の曲は手拍子があります、僕がココっていったら早くして、ありがとう、で元に戻して下さい(練習)、では次の曲、S.E.L」

13)S.E.L

M「雨が降ると思ってなかったら、こんな曲を用意してきちゃいました」

14)SUNNY
15)Wind on the Coastline
16)ラハイナ(メンバー紹介をあらためて。Kノッチさん紺ちゃんPノッチさん徳岡さん三浦さんの順番)

M「最後にはこの曲、会場がひとつになるように」

17)ONE

M「ありがとうございました、デパペペでした!」

アンコール 三浦さん、白い方の野音Tシャツに着替えて登場。「ボンゴで物販」のコーナーです。
M「ボンゴ、カモン!(セットされる) 一年間封印してきました(試しに打ってみる)OK! それでは物販を始めたいと思います。昨年、相方をしてくれた人が、今年の物販で引退することに決まりました。引退公演です。相方、マネージャー・村井洋亮!」
(いとしのエリーのフレーズで替え歌。歌詞は曖昧です。ナンボの後は村井さんとの掛け合い)
M「売らせたこともある~売れなかったこともある~売りたい物があるのさ~これが最後の物販、村井さんの~物販~! デパペペTシャツ両方、これなんぼ、3000円♪ デパペペピックセットなんぼ、ひとつで600円♪ デパペペナップサック、これなんぼ、ひとつで1500円♪ オリジナルポーチはなんぼ、ひとつで1500円♪ 村井さんの~物販~♪ む~ら~い~♪」
M「どうもありがとうございました!」

ボードをもった村井さんがハケて、三浦さんが他のメンバーが入ってくるのを待つが、なかなか入ってこない。ボンゴを片付けて呼ぶと、ようやく入ってくる。他のメンバーは、全員黒Tシャツ。

T「すごいな。そんなに愛されてた人とは」
M「村井洋亮引退セレモニーですからね。ありがとうございました。……ところで、近々、お知らせできることがありまして、今日告知しようと思ったんですが、いろいろありまして、今日は言えません。いろいろ何とかあると思いますが、9月ちょっと入ったら言えると思うので、何かあると思って何とかしておいてください。期待をもたせるような言い方をして言わないでくれって難しいですね」
T「ムーラーイ~♪って何。どういう意味? そこを教えてくれ」
M「エリーですよ。エリーが村井さんだから、エーリーイー♪のところを、ムライって」
T「そこはちゃんと元の曲を大事にしとるんやな。すっきりした」
M「改めて訊かないでください、恥ずかしい。来年は徳岡さんがメンバーに」
T「俺、それやったら死にます。お互いにトシ考えようよ。50歳になってもコレやるつもり?」
M「僕、30過ぎてからやりましたよ?」
T「いろいろあるけど」
M「こんなデパペペですけど応援してくれますか」(拍手)
M「ありがとうございます。愛されてるなー、ありがとうございます。僕たちから愛を返そうと思います。くちづけ、という曲を。愛を……(客席に)目をそらすの、やめてもらえませんか。一人見るのもあれだけど。キスを」
T「テレるもんな、おまえ」
M「前の方の席にいる、男性の方と目があってしまいまいたが、ごめんなさいね、送りたいと思います、Kiss」

1)Kiss

M「Kissでした。次で本当に最後の曲です。楽しい時間はあっという間で、忘れたくないと思います。次回も楽しんでもらいたいと思います。もう8月も30日で、夏の思い出ということで、この曲を送ります。(徳岡さんにイントロのキューを送るが、二回無視されて二回MCを繰り返す)徳岡さん!(やっと曲に入る)」

2)SUMMER PARADE

M&T「気をつけて帰って下さいね」
M「来年こそ勝とうと思います。来て下さいね!」

総評として、夏の曲や新曲も多めの構成でしたが、ちょっとマンネリっぽい感じ? お知らせをしちゃえばよかったんじゃないかなーと思ったりします(アルバム? ツアー?)
本編が終わったのが18:10頃、全体が終わったのが18:50ぐらいかな?
体調がよくなかったので、楽しみきれなかったというのもありますね。
あと、子供用の椅子を持ってきて、座席に載せてた方がいらしたんですが……ちょっと。もやっと、しました。




●8月6日、OTODAMA SEA STUDIO 2015 浜辺で過ごす日々2015'、行ってきました。

それぞれのアーティストが、30分から45分ぐらいのステージ。
開場は遅れました。
由比ヶ浜海岸は、今年の夏からアルコール禁止になったそうで、アルコールは中だけで、という悲しいアナウンスが再三、流れてました……私は、いろはすを飲んでました。
暑いので、前半戦は立たされることがありませんでした。水分補給を充分に、というMCがしょっちゅう流れます。充分にしすぎるとトイレが……!
ちなみに、デパペペは13:30頃にリハーサルをやってたようです。
この暑さでは、リハまではきく体力はないな……。

●本日のメンバーと流れ。

1)FUKI.(Opening Act。ナワッチがキーボード参戦)
2)Rihwa
3)DEPAPEPE(途中、吉田さん参戦あり)
4)吉田山田(アンコール「夏のペダル」でデパペペ参戦。ノッチさんがパーカスで残留)

というわけで、3)メインで。

三浦さん、紺色の甚平(下は切り替えでパンツ形式)、縦に白抜きでより糸模様? モスグリーンのビーチサンダル。ペンダント(徳岡さんとおそろい)。たぶん下にシャツは着てませんでした。腕は綺麗にしてましたけど、ちょっと臑が。髪を切ったらお父さんそっくりな感じになっちゃってましたね。サッパリしてて、いいですけども。ギターはヤマハみたいでした。
徳岡さんは例年通り?の青い浴衣に黄色い帯。ど金髪。ペンダント(お辞儀すると見える長さ)

キーボードはナワッチ、ベースが紺ちゃん、パーカッションがノッチさんという構成(ちなみにノッチさんは吉田山田でも続けてでてました。他の人達は甚平で揃えてたかな)

●セットリスト&MC

1)UNION

二人ともスタンディング。

三浦「DEPAPEPEです、今日はよろしくお願いします。手拍子お願いします!」

2曲目突入。

2)FLOW

三浦「あらためまして、ハイどーも、DEPAPEPEです。音霊、今年も帰ってこられました。ひゃー。暑いですねえ。気温の下がってきた頃に出番かと思ってたんですが、暑いですね。例年通りということで。暑さに負けない熱いライブをやっていきたいと思いますので、ご協力よろしくお願いいたします」
徳岡さん、座る。
三浦「今日の素敵なメンバーをちょっとずつ紹介しようと思います。徳岡さん!」
徳岡「よろしくお願いします。暑いですね。しゃべりません。前は、30分でセットリスト5曲だったのが、今は5曲で35分になる。長くなってる」
三浦「(水を飲んで)僕のせいじゃありません。Onパーカッション、ノッチ! Onベース、紺ちゃん! Onキーボード、ナワッチ!(観客席から歓声がひときわ大きい)」
徳岡「ナワッチ、人気あるね。FUKIさんときからでてたから? 元々?」
三浦「そして僕、三浦拓也! 勢いのある曲を2曲やったんで、涼しい世界をお届けしようと思います。冬の曲を」

3)シュプール

三浦「ありがとうございます。涼しくなりましたか? 客席は涼しい?」
客席「暑い!」
三浦「暑い。OK。まだ元気、残ってますか?」
客席「イエーイ!」
三浦「毎年でて、ゆうてることですが……」

突然、席を立ち、キーボードのナワッチさんに近づいていく徳岡さん。

三浦「毎年同じことをいってるんですけども。音霊で演奏すると、夏っていう感じが……」

完全に打ち合わせモードのナワッチさん徳岡さん。

三浦「自由空間や。Onギター、徳岡さん!」
席に戻る徳岡さん。
三浦「次の曲は協力してもらいます。手拍子をうってもらうんですけど、リズムが……ノッチさんが叩いてくれるので、それにあわせてください。で、僕がココ!っていったら倍の速度に、ありがとう!っていったら音に戻してください。(練習する)いいですね。じゃあ、次の曲、S.E.L」

吉田山田の吉田さんがギターを抱えて乱入。一緒に拍手の音頭を取る。
阿波踊りみたいなインチキな手振りをしては、ギターがずり落ちそうになる。

4)S.E.L

曲が終わると、去って行く吉田さん。

三浦「出番、まだやのに。全部もっていかれましたね。なんか、振り付け、変わってた」

5)ラハイナ

三浦「次の曲で最後です。最後は会場の皆さんと一つになりたいということで、この曲」

6)ONE(自然にサビのコーラスが発生して、三浦さん笑顔)

三浦「ありがとうございました、デパペペでした。音霊サイコー!」

で。この後、吉田山田が演奏したわけですが。

トークの中で。

山田「僕、去年と同じく、1時間ぐらい早く来て、バイトしたんですよ。皆さんが座ってる砂地のところを綺麗にした。釘とかガラスとかないかなって。あと、皆さんがしてるリストバンドの裏側についてるフィルムを一枚一枚はがす。これが結構大変だったんですけど、ライブ前に一仕事済ませました。って、こっちも一仕事済ませたような顔をしてますが。弾いてないし」
吉田「いや、聴いてると弾けそうな気がするんですけど、デパペペ、難しいんですよ。それで、手拍子だけ」

アンコールがかかって、戻ってくる吉田山田。

吉田「これは、今日全員のメンバーに対するアンコールだと思って、デパさん、ぺぺさんをお呼びしたいと思います。いいかな?」
デパペペの二人が召還されます。
吉田「僕、よしぺぺですから。あのね、DEPAPEPEの二人は、僕の数少ない友だちなんで、ゆがんだ甘え方をしてしまうんです。一緒に遊んでもらったり。たこ焼きパーティーとか。たこ焼きパーティーとか。たこ焼きパーティーとか。で、焼きながらお互いの曲を演奏したりね。してね。では、真夏の曲をやろうと思います」

「夏のペダル」を吉田山田+キーボード+ノッチさん+DEPAPEPEで。

最後にS.E.Lのイントロも演奏して、おしまい。

ところで、夏のペダル、いい曲だと思いますけど、振り付け難しくて、数回じゃ覚えられません……! そしてタオル振り回す場面があるなら何かもっていけばよかった!

以上、簡単なレポでした。

追記:山田さんがリストバンドのいくつかにサプライズメッセージを書いていたようで、退場口で「確認してください」という声かけがありました。「サンキュー!」みたい何かが書いてあった人が居た模様。




●5月17日、メジャーデビュー10周年感謝ライブ@国際フォーラムC、行ってきました。

セットリストは公式発表がありまして。
私の記憶もこのとおりなので、そのまま書き写しておきます。

1)星の数だけ願いは届く
2)Sky!Sky!Sky!
3)哀愁バイオレット
4)UNION
5)Night & Day
6)ラハイナ
7)いい日だったね。
8)風
9)キミドリ
10)Hi-D!!
11)どうですかね~
12)Light of Hope
13)Over the Sea
14)FLOW
15)シュプール
16)Big Blue Ocean
17)白い花
18)Kiss
19)Charge & Go.
20)DUNK
21)S.E.L.
22)バタフライ
23)SUMMER PAREDE
24)START

encore

1)This way
2)ONE

●服装

三浦さん、一ヶ月前にあてたパーマ。白いTシャツの上に、臙脂とブルーグレーの、ペイズリー柄の上下をあわせて。下はハーフパンツ。裸足に紺のバッシュ。ペンダント、してました。
徳岡さん、髪はやや金髪程度。グレーのシャツの上にデニムっぽいシャツを上着がわりに重ねて。下は白いだぼっとしたパンツ。靴は黒。ペンダントしてましたね。
(押尾コータローは花柄のシャツに細身のジーンズ、黒っぽい靴)
アンコールの時は物販宣伝のため、三浦さんが10周年記念の白いシャツ、徳岡さんが紺のシャツに着替えていました。

●全体の流れ

最初は6人構成。最大時ストリングが入って10人。押尾兄貴とのセッション(デパペコ)は2人。最小2人(当たり前)

三浦さんの一張羅が、ハーフパンツのため、ずり落ちてきそうになり、「見えちゃったらそっと教えてください」というネタを前半でかましていたのですが、押尾兄貴が出てきた時、三浦さんがいつものクセで身体を斜めにしているので、押尾兄貴が「俺に見せたいの?」「いや、三浦くん下ネタいってたから、ずっと見てたから」と苦言。三浦さんが「僕の下ネタきついみたいで」と苦笑しつつ、「僕のは、見せるほどのものじゃないですよね、徳岡さん」といきなりふって、徳岡さんを困らせる場面が。
なんでそれを、徳岡さんにいうのか。
いつも見せてるのか。
そうなのか。
倦怠期のカップルか、君たちは。

3時間の長丁場でした。
というか、国際フォーラムC、なんで入場時間を30分に設定してたんだろう。
全員入りきれず、入場がほぼ1時間近くかかったことを記しておきます。
待ってるのがつらかった。

DEPAPEPEなりきりの皆さん、さすがに上手でしたが(ぜんぶ聴いたわけじゃないです)、音のクリアさが、やっぱり、ね……メロディーを聴かせるデュオなんで、音が濁ってしまうとなー、と思ったことです。

ただ、ホンモノ2人も初期の曲は結構忘れてるな、と思ったりもしました。「あ、とばした」とわかったところが、何カ所か。

ところで、三浦さんがデビュー当時から14キロ太って62キロ(脂肪肝なので鮭を食べて肝臓をいたわっているそうです)、と自己申告したのも凄いですが、徳岡さんが49キロと自己申告して、三浦さんに「女子!」といわれていたのもすごいです。
あのね、37歳で49キロの女子って、たぶん、そうとう痩せてるか、背の低い方ですよ……。

あと、先行販売のあったムック。先日のFCイベントに行けなかった人は、これのロングインタビューを読むといいと思います。かなりトークの内容がかぶってます。
会場での販売は、三浦さんがつくったフィギュアを写真にとったものが缶バッチとしてついていました。




●4月4日、Acoustic Friends Live Vol.2~潮風香る港町 de Talk&Live~横浜一回目に参加してきました。

ライブから一ヶ月以上たってからのメモおこしをしましたので、意味不明な部分、欠落がかなりあります。おかしなところはスルー、もしくは正しい流れを教えていただければ幸いです。

ギターは二人ともカッタウェイ。
「潮風香る港町de Talk & Live」のフリップあり。
村井さん、三浦さん用ギター、カポしたままチューニングしてました。

*二人の服装

三浦さん。ゆるふわパーマ、襟足ぐらいで。紺色の綿っぽいスーツ上下。ポケット縁に処理あり。黄色いボタンダウンシャツ。靴は黒のコンバースっぽかったですが、ズックではなさそう。おろしたて? 靴下が白と青の細い横縞、徳岡さんとおそろいでペンダントしてたようです。指輪はここへ移動した模様?
徳岡さん。ひよこ金髪。黒っぽいスーツ、内側は襟ぐり広い、模様ありの白っぽいTシャツ。靴下は赤、靴は黒っぽい革靴系。ペンダントは鎖がよく見えてました。

*セットリスト(横浜第一回目。二回目は、ライブコーナーの4曲目に「Light of Hope」を二通り演奏したそうです)

1)風見鶏
2)FLOW

新曲公開コーナー「Charge & Go.」

☆カバーコーナー

You've Got A Friend
Lady Madonna
やさしさに包まれたなら

☆ライブコーナー

水面に浮かぶ金魚鉢
木漏れ陽の中で
Quarrel
S.E.L.
バタフライ
ONE
Kiss

*全体の流れ

三浦さんの登場が、芸人っぽいと冷やかす徳岡さん。

T「今日はゆるくトーク&ライブっていうことで、ガチャガチャやらずにいきますので気楽に楽しんでください」
M「ハイ、どーも、DEPAPEPEです、今日は存分に楽しんでってください!」

1)風見鶏
2)FLOW

M「改めまして、デパペペです、今日はようこそいらっしゃいました。ゆったりまったり、素敵な時間をギターとともに」
T「早く(トークを誰か)とめて」
M「普段も半分ぐらいしゃべってる気がするんですが、ここでしかしゃべれないこととか、聞いてもらいたいことがあるので、長丁場になりますが、おつきあいください。今日はいい日ですね。今回のファンクラブイベントのタイトルは、神戸のチキンジョージと横浜のオーサイトでやることになりまして、神戸も横浜も港町なので、これにしようと。村井さんと相談したら「潮風香る」をつけたらパンチがきくんじゃないかといわれて、こうなりました」
T「僕、いっさい関与してませんから。三浦くんに一任してます」
M「失敗したら、自分関係ないっていう。成功したら、DEPAPEPEの手柄っていう」

三浦さん、席を立って、フリップめくって、「10年をふりかえって」。ハンドマイクでしゃべりだします。

M「今年の5月18日で、DEPAPEPEはメジャーデビュー10周年なんですね。10年って僕らにとってはあっという間で。10年だけ年をとっただけっていう。でも、中学の頃聞いてました、とか、お父さんが聞いてました、とか。この10年間で、若いバンドと対バンすると、昔から聞いてましたって。STARTとかね。いっぱいいっぱい、ありがとう。いい思い出しかありません」
T「なんで、立ってんの」
M「じゃ、座りますか」
T「なんですか?」
M「徳岡さん、デビュー当時の思い出とか」
T「しんどかった」
M「何が一番、しんどかったですか」
T「制作、ライブで、あっという間に3年たった」
M「仕事入るから、休みなしに曲つくってる。脇で見ててわかるんですけど、徳岡さんのフラストレーションがどんどんたまって、僕が八つ当たりされる。僕もどか食いして、当時6キロ太りました。最大10キロ太りました、徳岡さんのせいで」
T「俺のせいか。めっちゃ楽しかったけどね」
M「じゃあ、今日から激ヤセします」
T「ぶっちゃけ、あんまし覚えてないんだけど……2002年11月に知り合って、2003年に結成、2005年メジャーデビュー? アイデアが出切っちゃうの。ずっとつくってるから」
M「たまに僕もつくってたんですけど。その一年でわかったことって、メジャーデビューって凄い。途中でソニーさんに決まったんですけど、一枚目のミニアルバム以降、ストックがゼロ。Chao! Bravo!出して、その他にサントラもあって、アルバムも抱えての二周目」
T「あたってたね」
M「次のHop! Skip! Jump!」
T「覚えてない」
M「Do!はよかったですね」
T「余裕が出てきた」
M「ゆとりが……どうでもいい?」
T「おまえは黙れ! みんなの声代表! しゃべらんといて」
M「徳岡さん最高ー!」
T「ライブで演奏できる曲って意識するようになりましたね。ONEが転機になった。単音で弾けるメロディーで」
M「僕も横にいて、いいメロディーだなって。ふっきれた感じ」
T「没になってたのも多い。リードトラックでオクターブ奏法をやめたとかね」
M「次がAcoustic&Dining」
T「機嫌良くなった」
M「僕が可愛いから」
T「今言う」
M「最近は、そういう言葉にも愛を感じるようになりました」

背後のテロップをめくって。「デビューして何がよかった?」
二人にそれぞれハンドマイクが渡されます。

M「ヌーノ・ベッテンコートと一日いられたことですかね。アコギの人とコラボするのは面白いって声かけてくれて。徳岡さんがEXTREAMが好きで、Mr.Bigとか。レコーディングスタジオでセッションすることになって」
T「ソニーのスタジオを一日。シビアにやりなおすんで、ヌーノが5、6回録りなおす。僕らはミスしてないとおもうんだけど」
M「僕らからするとOKなんですけどね」
T「もう最後の方、ピリピリしてて、急にとめるから。何の音っていわれて。自分の雑音だった。おまえか!」
M「インタビューの冒頭、誰コレわからんっていう」
T「それが変わった」
M「優しかった、無二のピュア」
T「ヌーノ、細かくて、次の日になって2時3時になって。ヌーノが練習して、バンドメンバーが待つ、マネージャーも入れない。ヌーノ一人が練習してね」

T「僕(の思い出)はMステ。一番緊張したね」
M「一日拘束で、朝から眠いんですよね」
T「Yuiちゃんにもらった」
M「初めて出るもの同士で。でも僕らの方が緊張してて、ピックのお守りもらった」
T「さすが。僕の10年はこれぐらいです」
M「まずまずの10年でしたね。30年やるしかないでしょう。最近、徳岡さんは疲れてるみたいなんで、応援よろしくお願いします」

フリップめくって。「新曲発表」

T「テレビ東京の朝の番組なんですけど、画面にシンクロするように、とかいろいろ要望が多くて。8秒で引きつけて開ける感じのメロディーを影像にあわせてっていう。テンポも120で小節数を数える、みたいにつくれないので、自分の注意する場面が多くて。あわせて書いてくれって、絵コンテもらって、CGの空の絵が3つぐらいあって、それでメロディーって」
M「徳岡さんが、がんばりました!」
T「ワンコーラス練習しておこうか。予告するかな」
M「たまってきたなり」
T「クマムシ」
M「あったかいんだから~♪ テンポはどれぐらい?(あわせて)OK!」

新曲公開「Charge & Go.」

T「フルで聞いてもらうと……メンバーはKISS TOURの時と同じで、ダブルノッチです」
M「いきなりかかりましたね」
T「キーを下げるのって面倒なんで。UNIONとか。この新曲はすぐ転調でBメロに入る。キーはA。ちょっと自己満です」
M「途中で転調する」
T「デパペペのタメ」
M「徳岡さんのタメとり」
T「こうやって、はりあげている方があがる。段階を踏むために、最初の音を下げる。そんなに下がらないやり方で」
M「ギターを弾かれる方はわかると思うんですが、こうするのは簡単なんですけど、部分でガンとあげる。転調王子です」
T「王子? 殿、いわんの?」
M「トクさんない」
T「とってもしんどい」
M「殿、生きてんの?」
T「全否定、俺の好き」
M「僕は楽しい。FCならではということで、カバーをやります」

譜面台が運ばれてきます。カバーコーナーに入ります。

M「カバー、これは徳岡さんが選びました、ゆーらふれん(としかい聞こえない。「You've Got A Friend)」
T「最近、セッションなんかでやる機会が多くて(カポを2フレットにつける)」
M「ええ曲ですよね」
T「しめよう、10周年を」

「You've Got A Friend」

M「大丈夫ですか? 続けて。しゃべっても? 次もカバーです。斉藤誠さんとセッションしたんですけど、ビートルズを2本でやるのなんてあんまり聞いたことないねってことで」
T「レディ・マドンナやります。お昼前のライブハウスのテンションじゃないけど」
M「つか、初めてですね」

「Lady Madonna」

M「レディ・マドンナでした」
T「楽しかった」
M「曲名、忘れないでくださいよ」
T「もう一曲やりたいと思います。リハで一回やったらざわめきが。曲名は言わないでやってみましょうか。わかった人?」

「やさしさに包まれたなら」

T「おまえ、ソロでひっかかるなよ」
M「急にかわるからー! 部分転調で」
T「譜面あるやろ。いいよ、次の回、やめとくか」
M「僕のサビのアレでひきたつというか。改めまして、カバーコーナーでした」

フリップめくって。「フリートーク」

T「もうきめた?」
M「徳岡さんへの不満……いくらでもあるんですけど、遅刻が多いんですよ。たいがい遅刻するんですよ。大事な時ははずさないんですけど、なんとかなりませんかね、遅刻。新幹線とか、飛行機にのりおくれるとか」
T「三浦が、早く来て下さい、大変なんです、ってメールしてくる」
M「今、のぞみで品川です、とかね。徳岡さんは、遅刻、なおしてください」
T「なおしません!」
M「手におえへん!」
T「三浦くんのイイトコロ……誉められるところ? ノーっていわないことかな」
M「三浦はノーっていわないって、いいとこですか?」
T「ノーっていわんこと。迷ってる時に、否定的なことをいわへん。10年やってこれたのは、やってみましょ、いいんじゃないですか、って……ただの太鼓持ち」
M「超暴言! ご自宅で時給なんで、機嫌良く送り出したいわけじゃないですか 今日は三浦くんの誕生日だっていうのに、自分で仕切ってるっていう」
T「ちゃうねん、いいわけ言わせて」
M「さ、さ、お願いします。嘘でしょ、何にもないとか」
T「買う時間なかった」
M「休みの日、あったでしょ」

細いろうそくの乗った、ケーキが出てくる。

M「すすめて下さい、自分のなんで。僕が用意してたの、知ってたでしょ?(譜面台を平らにして、その上にケーキを置く) 譜面台、そう使う? しかも、次(の回)につかうんで食べられない」
T「合い間に買ってこようと思ったんだよ。渋谷とか」
M「なんとかごまかそうとしてる」
T「イタズラのネタが切れてきた。漫画の最初の一巻とか最後の一巻だけとか買って、よりお金がかかるような、長期にわたる嫌がらせネタがつきてきた」
M「そんなのいらないんで。プレゼントいらないんで、僕も渡さなくていいですか」
T「いらないから、僕もあげない」
M「体力いるんで。考えなきゃいけないのが面倒くさい。でも当日に買ってないって、説明になってないですよ。今から買いに行くって? こんな二人ですが、仲良くやってます」
T「何歳になったの」
M「32歳になりました」
T「よかったね」
M「より自分の殻をやぶいてきます。イイ年になったんで、あぶらの乗った、充分に(あぶらを)たくわえてきた(笑)、すばらしいDEPAPEPEになるよう、がんばっていきますので、応援よろしくお願いします」
(ケーキ撤収)
M「用事が終わったら、もう……キザなライブですね、次のコーナー行きましょう」

フリップ「質問コーナー」

M「FCのライブならではの。そのまま受け取りますので、なんでもいってください。お答えします。……徳岡さん、今日何時に起きました?」
T「寝坊した」
M「意図的でしょう」
T「ちゃんとアラーム10個かけて。でも起きたら2時間前」
M「絶対……!」
T「ぜんぜん起きられへん」
M「嘘や。ええけど。こんなんでも、いい曲書きますから」
T「この曲はなんとなくできました」
M「ただの寝坊! 好きな食べ物は」
T「トマトです」
M「トマト入りオムライスをつくると世界一」
T「おまえの焼きめし、めっちゃまずい。エビの味しかしない」
M「オキアミ」
T「オキアミは釣りにつかうん!」
M「隠し味にちょっと多くいれただけ」
T「ちょっとの量じゃあらへん。口の中エビだらけ、キツいやん」
M「オムライスおいしいですよね。徳岡さんの得意なのは」
T「食べ物の好き嫌いはないです」
M「ないんですか」
T「丸亀製麺とか渋谷で食べた、生しょうゆで食べるっていうの。スダチが入荷してないからやめた」
M「スダチが食べたかったんですね。レモンがだめ?」
T「ポッカレモンいっぱいでもおいしい」
M「あと、質問一個……会報誌に二人の絡みを追加して欲しい。パーフェクトな質問ですね」
T「基本、僕はやりません。三浦くんに特化したコーナーで」
M「パラメーターが……いろいろやりたいと思います。以上、ありがとうございました」

フリップ「村井さんから一言」

T「これ、コーナーもうける必要ある?」
M「本日はFCライブにお越しくださいましてありがとうございます。イベントの告知、説明をしたいというので、お願いします」
T「歌にのせてやる」
M「歌って説明するそうです、バーベキューとブドウ狩りをやります。オン・ボーカル、村井洋亮!」

クマムシの「あったかいんだから~♪」の曲に乗せて、替え歌を歌う村井ヒロアキマネージャー。

T「前回のイチゴ狩りも、村井が決めてきました。それが好評だったってアピールしたいみたいで。おれらとイチゴ狩りとか、たのしいのかなと思ったんですが。一人の人もいますし、僕らもいますし、男一人参加でも全然問題ないです」
M「楽しかったので、来て下さいね」
T「もっかい歌っとく? バーベキュー楽しそう」
村井「ウケるのやめてください」
M「何でも出来るようになりますね。ここからは」

フリップ「ライブコーナー」

M「ファンクラブならでは。やる曲名、あててもらいましょうか。楽しいライブにしたいと思います。古い曲から。三浦くんの作曲です」

「水面に浮かぶ金魚鉢」「木漏れ陽の中で」

M「(正解を言う)誕生日っぽいライブになりましたね」

「Quarrel」

T「久しぶりにやったね。年取った。焦っていいあってっていう関係じゃなくて、ブツクサ自分のこと文句いってる感じに。 M「次は、S.E.L.やります。空気読んで、あわせてください」

「S.E.L.」

「バタフライ」
「ONE」

M「ONEでした。楽しいですね。ファンクラブの皆さんには本当にいろんなイベントに来ていただいて、恩返ししていきたいと思います。本当に、皆さんがいてくれるだけで、僕はお得っていうか。利益ていうか。嬉しい」
T「サイテー。何をいってるんですか」
M「生きててこんな嬉しいことはない、いてくれるってことが」
T「三浦くんは、利益、だそうです」
M「いてくれて嬉しいっていう」
T「また、こういう楽しい企画はやりたいです。一緒に食事したり、バーベキュー。ライブも当然やりますし。4人とかの時と違って2本で久しぶりに演奏すると、お互い自由にやれて」
M「10年たったって実感がないんですよね。現実には10年が過ぎてて、年くったんですけど、そのぶん、違うこともできるようになったっていえるようになりたい」
T「だからって、利益、はない。俺、一切そんなこと言ってない」
M「同じ事ですよ」
T「利益が」
M「同じですよ。そんな面白そうにいわなくても」
T「ファンクラブの方にも連絡ください。だって、おかしいやろ」
M「よりよい、このファンクラブの集いを、Kissでしめくくりたいと思います」

「Kiss」

M「ほんと、利益とか思ってないです、大好きです」
T「本日は本当によく来て下さいました。気をつけて帰ってください」

義援金ピック、未年バージョンありました。 さっそくもらって来ました。これも続くといいですね!




★2014年


●12月20日、『saku saku』presents冬のプレミアムライブ2014 supported by BANPRESTO≪Tokyo Night≫@EX THEATER ROPPONGI、行ってきました。

*セットリスト*(DEPAPEPEのみ)

1)シュプール
2)SUNNY(新曲)
3)KISS
4)S.E.L.
5)KATANA
6)ONE

おまけ:メンバー全員で「Choo Choo TRAIN」

*当日の流れ* この日は、横浜と両方参加した人のみ出られるアフターパーティーがありましたが、横浜は行っていないので、本編だけの参加です。
登場は、Salley、NIKIIE、吉田山田、DEPAPEPEの順。
進行は、カンカン、あゆみくりかまき、トミタ栞。
カンカンは最初、白と黒のツートンの衣装でしたが、途中から青い上着に白い服モード。
手に、ポンモップをもってましたが、主にカンペをめくるときの補助で、ひどい時などあゆみくりかまきに持たせてました。もってる意味あったの?(苦笑)
あゆみくりかまきは、絶対領域的な学生服スタイルで、手や胸元に小さいポンモップをあしらって。
栞ちゃんは演出上、一人遅れて登場。頭にリボン付きの箱をのせ、黒いタイツ姿に、Merry Chirstmasと赤い文字をあしらった白い袋姿で登場。クリスマスプレゼントのつもりのようです。
会場の前方5列目ど真ん中あたりに、着ぐるみのポンモップさんが座っていて、サンタ帽子をかぶっており、本物より本物っぽかったです(横浜でも参戦した人だそうです。演奏中はじゃまにならないよう、かぶりものをとっていました)。
皆さん、実力派で、歌がお上手なんですが、ギター1本でボーカル2人の吉田山田が、一番直球でわかりやすいメッセージを伝えているなと思いました。パフォーマンス力高いですね。伊達にNHKで歌ってない。

それぞれの出演者の出た後に、カンカンによる、告知紹介などがあったんですが。
DEPAPEPEはトリだったので、最初に紹介がありました。

カンカン「8月21日に七枚目のアルバム『KISS』が出ましたので、それだけは告知しておいてください、とのことです。こういっておいてKISSを演奏しなかったら困りますね。sakusakuとDEPAPEPEは切っても切れない関係ですが、僕も、個人的にね」
そして、以前sakusakuにDEPAPEPEがゲストに来た時にした話を繰り返す、カンカン。
10年ぐらい前、駆け出しの頃、初めての進行で緊張していたカンカンが、三浦さんの手を見せてもらって何か言え、といわれて「チンパンジーの手みたいですね」といって後でディレクターから、こっぴどく怒られた話。あゆみくりかまきはその話をうっすら覚えていましたが、栞ちゃんは「初耳顔」でガッカリするカンカン。みんな、僕の話をきいてない、と。

そして、いよいよDEPAPEPEの番です。

恒例の、J&Bで登場。

ステージメンバーは4人。今回もキーボードもパーカッションもnotchさんのWノッチ。
三浦さんと徳岡さんは、6日のイベントとほぼ同じ服装だったと思われます。三浦さんの赤いシャツの後ろの裾が、上着の裾から出てしまっていて、ちょっと「うーん?」と思いました。

1)シュプール

M「ハイどーも、DEPAPEPEです、『saku saku』presents冬のプレミアムライブ2014 supported by BANPRESTO≪Tokyo Night≫へようこそ、トリをつとめさせていただくデパペペです、よろしくお願いします。今年も参加できて幸せです。トリをやれるってことは皆さんに愛されているということだと思います、これからもよろしくお願いします」
T「よろしくお願いします」
M「サクサクはホームや、と思っていいんですよね。帰って来たと考えていいんですよね? ただいまー!」
客席「おかえりー!」
M「こないだもワンマンライブをやったんですが、ワンマンなのにちょっとでも気を抜くとアウェイになってしまって。ここはホームで、皆さんには僕の味方でいて欲しい」
T「正直、気があいません」
M「やってても、徳岡派と三浦派がいるんですよね。徳岡派ですか、今日は?」
T「パンくんじゃ?」
M「誰がチンパンジーじゃ! どうも、チンパンジーの手を持つ三浦です」
客席「パンくん!」
T「すでにアウェイだ。パンくん」
M「パンくんちゃう」
T「(三浦さんの)パーマがきつすぎませんか」
M「よっちゃん風」
T「野村義男さんに謝れ」
M「徳岡さんだって金髪ー」
T「なんもいわんでいい。よっちゃん、めっちゃ男前やんけ」
M「三浦くんがそれ着たら変とか、吉田山田の山ちゃんは、ニコニコしながらキレのいいコメントをぶっこんでくる」
T「たっくん(拓也)て、よっちゃんを上から叩いたみたいとか」
M「叩いて横に広がったって意味ですか! いや、今日は恵まれた一日です、気持ちが大事なんで、楽しくやっていきましょう……あかんわ、いまだになめられとる。ホームか確認したかっただけなのに」
T「(客席の)てのひらの返し方が、リアル」
M「長いものには巻かれろってことですか。今日はDEPAPEPEは二人だけでなく、素敵な二人をお呼びしております。オン・パーカッション、ノッチ! そして、オン・キーボード、ノッチ! ダブルノッチでお送りします。それでは次は、新曲やります。近頃は寒いでございますね」
T「サムイでございますね?」
M「すっかり寒くなってきましたが、外が寒い時ほど、あったかい曲をやりたいですよね。次はSUNNYという曲を!」

2)SUNNY(新曲)

M「サンキュー、ありがとう! あったまってきましたね、ありがとうございます。まあ元々トリですでにあったまっていたわけですが、暑いぐらい盛り上がっていきましょう。サクサクはインディーズの頃からプロモーションしてもらって」
T「もう12年ですか。11、2年」
M「すごいですね」
T「なにその浅い(言い方)。もっと考えていって」
M「12年かーーーー!(感慨深く) 長く続いているように思いますが、明快に何年という目標もなく続いてきたので、あっという間でした」
T「三浦くん、ごめん、パンくんと12年も続いたというのが信じられない」
M「良いようにとります。本当はよっちゃんの方がよかった?」
T「今からでも吉田山田に入りたい。三人でやりたい」
M「僕どーする!」
T「君はどうでも」
M「そういえば、横浜ナイトの時、ツイッターで栞ちゃんが僕に「がんばって徳ちゃん」っていわれて。覚えられてない」
T「俺、拓ちゃんっていわれたよ(笑)」
M「あとで栞ちゃんから謝りメールが来ましたけど、おいしかったから大丈夫ですよって返信しました。MCのネタにできるし。ありがとうトミタ栞! ……要はですね、サクサクに出たりライブに出たりすると、こうして集まってくれる人がいて、それに愛を感じる。キスというのはつまり、愛情表現ですよ。男女の間だけじゃない、家族の間でもする。その人が愛おしい、大切という気持ち、それがキスですよ。たまたま、ニューアルバムのタイトルがKISSですけれども(声が小さくなっていく)……」
T「自分で心折れていくの、やめてくれる? 最後まで自信をもって!」
M「今日は、音楽という名のキスを皆さんに……パンくんいわんでください、お水飲みます。えー、それでは皆さん、僕のキスをうけとって、くれますか?」
客席「イエーイ!」

3)KISS

M「ありがとうございます、KISSでした。みんな優しいなあ。僕がキスするって話をしても無反応な時もあるのに、みんな優しくて大好きです、愛してます。12年間、サクサクでお世話になってきましたが、実は来年、メジャーデビュー10周年で、12年のおつきあいですが、メジャーデビューしてからは来年の5月で10周年なんですね。それで来年の5月17日、国際フォーラムCで、ワンマンライブやります。国際フォーラムは初めてです、今までの集大成的なライブをやりたいと思ってます。超大感謝祭と題しましてやります。大きな会場なんで、人手がたりません。ここにいらっしゃる方は、ぜひ、足を運んで下さい。いち早く申し込みしたい方は先行予約がありますので、チラシをご覧下さい、是非、よろしくお願いします。(椅子から立つ) なんか親しみやすいのかわかりませんが、急に話しかけられることが多いです。楽器屋さんでギターみてたら、お父さんぐらいの世代の人から話しかけられる。なんだと思ってきいていたら、もってる自分のギターの自慢だったり。あと、すごい、道を訊かれるんですよ、おじいちゃんとかから。わからん」
T「僕は(そういうこと)ないです」
M「近寄らせないオーラを出してるんじゃないですか?」
T「ようしゃべるなー。楽しい?」
M「できればずっとしゃべっていたい」
T「しゃべってはるよ」
M「次の曲は皆さんに協力してもらおうと。手拍子を打ってもらいます。リズムを(徳岡さんが基礎のリズムを刻み始める)普段はこの速度です。で、僕が途中で「ここ!」っていったら、倍にしてください。ありがとう、っていったら元に戻してください。曲中で、イエイ!」

4)S.E.L.(オン・パーカッション、ノッチ!)

M「そのまま手拍子ください」

5)KATANA

M「ついに、次の曲でラストになります。ラストは、ここにいる皆さんと楽しくひとつになりたいので、ONEという曲を」

6)ONE

M「ありがとうございました、デパペペでした!」

カンカン登場。「ありがとうございます。デパペペのお二人は、アジアツアー中で、来年の1月10日にジャカルタに?」
T「今月の26、27日に韓国に行きます」
カンカン「この間は?」
M「台湾いってきました」
カンカン「ジャカルタは○○でやりますからね、来て下さいね。では、デパペペの二人には、まだ残っていただいて」
栞「(デパペペ)素敵だったー! みんな楽屋で踊ってたよ」
あゆみ「ちょっとクマ肌(普段クマのコスプレをしているため)が総立ちでした。楽しかった」
カンカン「ここで告知を、あゆみくりかまき、2015年3月4日、メジャーデビュー決定しました、おめでとう。曲は「鮭鮭鮭」よろしくお願いします。では、本日のメンバーにゆっくり語ってもらいましょう!」

Salley、NIKIIE、吉田山田もステージ上に。「呼んでもらえてよかった、好きなイベントに出られて良かった、今日は本当に楽しかった」と挨拶。最後にセッションということになり、栞ちゃんの選曲で、「冬ソングなんで、DEPAPEPEのお二人に無理をいってこの曲を選びました。私のうまれる前の曲なんですけど、1991年の11月に、リリースされたこの曲、冬と言えばこの曲をやってみたいと思います。Choo Choo TRAIN!」

本日のメンバー全員で「Choo Choo TRAIN」。全員でZOOの振り付けの物まねでグルグル回転してみせたり。三浦さんと吉田さん2人で回転してみたり。

最後に進行メンバーの自己紹介をして、おしまい。

ちょっと選曲は謎でしたが、盛り上がりましたね。
トータル、3時間15分ほどの公演でした。

この後、サイン会、物販、握手会、アフターパーティなど企画が盛りだくさんだったので、早めの開始、早めに終わり、だったのかもしれません。
全体的にせわしない印象でした。



●12月6日、「ASIA TOUR 2014「Kiss」2014」@AiiA Theater に行ってきました。

*当日のセットリスト*

1)Life is a Journey
2)恋水
3)Circle of Love
4)Light of Hope
5)KATANA
6)Four
7)スミレ
8)Snow Dance
9)シュプール
10)SUNNY(新曲)
11)Howl of the Wolf
12)Leopard
13)S.E.L
14)Happy Birthday
15)バタフライ
16)T.M.G.(コール&レスポンスは「キッス!」)
17)ONE
18)Kiss
encore:START

*DEPAPEPE、二人の服装。

三浦さん、くりんくりんパーマ、黒のスーツ(金ボタン)、赤茶のボタンダウンシャツ、黒のコンバース。
徳岡さん、やや落ち着いた金髪をマッシュルームカット、黒のスーツ(黒ボタン)、黒のTシャツ(ロゴはよく読めませんでした)、黒の革靴(靴下なし)
ギターは二人ともカッタウェイ。

*当日の流れ*

最初から4人構成。演奏しない曲はありましたが、最初から最後まで、後ろのお二人はハケませんでした。パーカッションが能知祐輔(ノッチ)さん、キーボードは「雨男」の時と同じ、ノッチさん(どなたか正式なお名前を教えてください……三浦さんたちがtwitterでフォローしてる中にそういう名前の人がいらっしゃらないような?)。ステージ上に、なんか変な布だか紐だか垂らしてあって、ノッチさんたちがよく見えませんでした。

最初にダブルノッチさんが。その後、DEPAPEPEの二人が登場。

三浦さんは最初からスタンディングです。

三浦(以下M)「みなさん、Kiss Tourへようこそ!」

Life is a Journey
恋水

M「ハイどーもDEPAPEPEです、Kiss Tour東京、盛り上がって行きましょう!」

Circle of Love

M「何度も改めまして、DEPAPEPEです。AiiA Theaterへようこそ。座りますね。ヨイショ。今日はDEPAPEPE、Kiss Tourの日本ファイナル、千秋楽です。その気持ちを込めてやりたいと思います」
徳岡(以下T)「毎回毎回、三浦さんは同じ事いうね。土地土地で、いい風にいう」
M「ちょっと待って。今回ワンマンライブですよね。なのに、このアウェイ感はなんですか! 11月からまわってきましたが、この一ヶ月、いろんな気持ちを詰め込んできました。キスツアーっていうと、キスってきくと、ちょっと頬を赤らめる、みたいな」
T「それお前だけや。キスって言葉だけで、赤らめない。きょうび、おらん。むしろパーマきつめで、にあっとる」
M「誉めてんですか、悪口なのかわからない。ファイナルなんできつめにあてたんですけど、いかがですか」

M「キスっていっても男女の間だったり、家族の間だったり、愛情表現ですよね。僕たちは音楽でキスしたいと思います。たくさんの口づけを皆さんに送りたい。僕のkiss、受け取ってくれますか(客席、微妙)徳岡さんのkissだったら(客席、沸く)……受け取った!」
T「パーマのせいやと思う。フツー、ここまでコテコテにしない。昨日あてるとか信じられへん。だんだん決まっていくものなのに、取り返しつかなくなったらどうすんの」
M「気合い入れようと思って、この頭にしたんですよ」
T「師匠とか兄さんとか(客席から)ゆわれてんで」
M「皆さんは、自分のペースで楽しんで下さいね。手拍子とか、フー、ホー!とか好きに声を出してください。僕たちの口づけを味わってくださいね。寒いですね、鼻水でてきてしまいました(水を飲む)」
T「頭がオモロイから、何をやってもね」
M「人前に出る勇気が減っていく」
T「もういいw」
M「僕の頭、モザイクとかになってないですよね」
T「大丈夫」
M「卑猥なタイプの頭ではないですね?」
T「カッコつけるのはともかくとして、面白くなってるw」
M「楽しいからゆっくりしゃべってしまいますね。次は、アルバム「Kiss」から、Light of Hope」

Light of Hope
KATANA

M「サンキュー、ありがとう! Light of Hope、KATANAでした……なんかハァハァしちゃいますね。そういえば、今までの曲紹介をしてませんでした。Life is a Journey、恋水、Circle of Love、それから今のLight of Hope、KATANAでした。息が切れてるので、ここでメンバー紹介を。ギター、徳岡慶也。最近は殿、と呼ばれてます。殿、って呼んであげてください」
T「あんまり気持ち良くない。馬鹿にされてるみたいで」
M「そんなことないですよ。トノ、です。デパペペは二人組ですが、kiss tourは4人でやっています。オン・パーカッション、ノッチー! ここ数年ずっとお世話になっていて、欠かせないリズムになってます。ノッチさんです。Call him Nocchi!!!! 今日のツアーの鍵盤は、雨男VS野音の時からツアーに入ってもらってる、ノッチさんです。オン・キーボード、ノッチー! はからずも2人のノッチさん。こちらがソロをふって、どっちのノッチさんかやるかわからないこともありえます」
ノッチ「おしいね」
M「ノッチさん! 人となりはおいおい、ひもといていきたいと思います。で、私がDEPAPEPEの副リーダー、三浦です、よろしくお願いします。今日はkiss tourなんで、いっぱいするつもりです」
T「どういう意味ですか」
M「次はFourをやろうと思います。この曲はCDでコーラスをやってるので、今日は、再現してみたいと思います」
T「練習しとこうか」
M「ん、んー(喉を鳴らす)」
T「このコーラス、一瞬だけで、結構演奏してから、急にきてすぐいなくなるので、大目に見てやってください。ずっと演奏してからだから、ア、ア(って声出すの)意味ない」

Four(徳岡さん、途中までマイクはけたまま。スタッフさんが気づいて曲の途中で顔の前に動かしてくれる)

M「オン・キーボード、ノッチー!」
T「すっかりマイク、ハケてました」
M「歌う気ないんですね、あんなことゆっといて。僕は常においといてますよ、いつ何をしゃべってもいいように」
T「大沼さんがもってきてくれなかったら、俺、どうなってたか」
M「楽しいライブですね。オン・ボーカル、殿ー! 今日は満員ですね、ソールドアウト? 沢山来て下さってますが両サイドまで見えてます。(AiiAは)初めてのところですが、いいですね」
T「みんなの顔が、みんな見れていいね」
M「ニコニコ、笑顔なのがわかる。嬉しいですね」
T「嬉しいね」
M「(徳岡さんの返しが)浅いですね」
T「おまえの方が浅い。ニコニコ、笑顔で、嬉しいて」
M「皆さんの顔が、エネルギーになります」
T「それでみんなが信じてくれて、最後にONEになるとかゆーんやろ」
M「最後に向けて好感度をあげとかんと」
T「みんな無視で」
M「コラコラ。笑ってもらえんとやりにくい。自分のライブなのに、そんなんばっか」
T「面白いからね。トークは、楽屋の方が面白い。ステージではセーブしてる。可愛がられたくて」
M「めっちゃちゃんとしとかんと、あかんやないですか(ツッコミが入り)誰が兄さんや。さて、次はKissの中でも一番古い曲で、徳岡さんが好きだっていうスミレを。スミレ、好きですよね」

スミレ(6拍子?が入りづらいのか、三浦さんを何度もみてタイミングあわせて入る)

T「これいい。楽しい、好き。冬なんで次の曲はSnow Dance」

Snow Dance
シュプール

M「Snow Dance、シュプール、冬の曲を2曲続けてお送りしました」
(譜面をめくって捨てるTさん)
M「えーとですね、このkiss tourは、キーボードのノッチさんが入るので、ツアー用のリハーサルをいつもより多めにとったんですね。いつもは、直前の三日間ぐらいやって本番に入るんですが、今回はやる曲も、ワンマンライブで多いので、その一個前の週に、1日、曲あわせをやろうとスタジオをとったんです。パーカッションのノッチさんにとっては、いつもと違うわけです。イレギュラー。ところがその日は、ちょうど、ノッチさんの誕生日だったんですよ。人は、期待しますよね。ところが、僕、知りません。僕は責められにきたんじゃないんですよ。練習メインって思ってますから、何も知らないんですから準備してない。そしたら、徳岡さんが、誕生日プレゼント買ってきてて。そういう反応されて。何で(僕にノッチさんの誕生日だって、事前に)教えてくれないんです」
T「いい質問だね。僕に、得がないから(キッパリ)」
M「これは、デパペペからのプレゼントです、って、ゆってくれたらいいじゃないですか」
T「僕のDEPAPEPEと、三浦くんのDEPAPEPEは違うかもしれん」
M「僕、DEPAPEPEですよ」
T「これは青ですっていわれても、ちがう青を見てるかもしれん。むしろ、三浦くんのDEPAPEPEと違ってて、欲しい」
M「僕だけ知らんって、やな感じで終わって。あとでノッチさんにプレゼント贈りました」
ノッチ「素敵なプレゼントもらいました」
M「もともと人の誕生日って覚えられないんですよ。妹の誕生日、メールとかしてたんですけど、忘れて怒られました。違うんですって、忘れてたんですって」
T「なんの話してる」
M「ちなみに、今日、誕生日の方っていらっしゃいますか。あ、いらっしゃる。年齢をおききしてもいいですか。37歳」
T「おないどしや」
M「おめでとうございます。おないどしって、どう思います、こういう37歳?」
T「殿やもん」
M「バカとの」
T「いまバカゆーたな」
M「こわいこわい」
T「最近、ちょいちょい返してくるな。アウェイ感に耐えられない?」
M「いわないでええことを。他におられますか。あー。おいくつですか。24。おめでとうございます、いい日ですね、24歳と37歳に大きな拍手を! 誕生日の僕のライブに……」
徳岡さん、ギターストラップがひっかかって、手伝ってもらってなおす。
M「次はKissよりさらに新しい新曲をやります」
T「タイトル、サニー、とつけました。北海道の天気予報の音楽を書きました。Kissをつくりおわってプロモを撮ってる時にオファーが来て、10月6日から音楽をっていわれて、10月4日までに書いて、しかも僕らが10月5日のイベントで演奏しなきゃいけないっていう。パッツンパッツンのスケジュールで。アルバムのあとなんで、何も浮かんでこないんですけど、結果はOKだったね」
M「徳岡さんが全部つくってますからね。すごいですね」
T「B'zっぽい転調をする曲」
M「B'zですか。僕B'z好きなんですよ。好みやと思ってたんですがB'zですか。というかインスパイアされたっていうか」

SUNNY(新曲)

M「サンキュー、ありがとう! ええと、B'zっぽかったですかね? よかったですよね。徳岡さんがつくる曲、転調が多いですけど、好きなんですか」
T「好きではない」
M「(畳みかける)どうやって曲は降ってくるんですか」
T「しゃべらせてもらっていいですか。(三浦さんのせいで、会話に)間がない……家で」
M「どうやって降ってくるんですか」
T「顔に悪意を感じる。何でできたか、思い出せない。ただ、悩む」
M「僕はそばで見てるんで、降ってくるシチュエーションというか、僕はわかるんです、ふってくるタイミング。頭が痛くなるんですよね」
T「頭が痛くなる」
M「徳岡さんの頭が痛くなると名曲ができるので、早く、徳岡さんの頭が痛くならないかなと思ってる」
T「そやな。おまえはそう思ってんのやな。覚えとけよ!」
M「とのー! 殿はいっぱい曲をつくってますが、好きな曲も嫌いな曲もあるんですよね。嫌いな曲って?」
T「弾きにくい曲は嫌いだけど、見てて楽しい感じになると思うんで。だから、Hi-D!!とか嫌い」
M「Hi-D!って、最初からイヤイヤ書いてたんですか! でもそういう曲も演ると楽しかったり」
T「訓練みたいなのが必要かなと思って、そういうのを。デパペペやってなかったら、つくってない曲がありますね」
M「すすまない」
T「おまえのパーマのせいや。パーマの日、あわせんな」
M「では次、演っててやりがいのある曲を」
T「どっちかが弾いてて、途中で入れ替わる曲。種明かし的にちょっとやってみましょうか。Howl of the Wolf、Leopardと続けて。たとえば、Howl of the Wolfは、ここの次のフレーズとこの最後の音が、絶対に重なって出せないので、三浦くんに最後の音だけやってもらうわけです(実演)。こういうのがちりばめられてるんで、探してみて下さい」
M「はい」
T「おまえがオオカミか」
M「羊? 羊の皮を被ったオオカミ?」
T「(スルー)シー」
M「痛い」

Howl of the Wolf
Leopard

M「サンキュー、ありがとう! 2曲続けてやりがいのある曲で、盛り上がりましたね」

ストラップをなおす徳岡さん。

M「好きって弾いてもらえると嬉しい。ギター弾ける方から、カバーしてます、コピーしてますっていってもらえるの嬉しくて、時々動画とか見るんですが、素晴らしい。ひとつだけ困ったことは、僕より年齢が上で、僕より巧いっていう。これ、困ったなと思ってたんですが、最近は考えを変えました。参考にすればいいって。なのでぜひ皆さん、コピーしてください。いいものは採用させてもらおうと思います。弾かない人も簡単な曲を弾くきっかけになってくれたらいいなと思いますし、単純に楽しんでもらえたら嬉しいですね。Howl of the Wolf、Leopardでした」

立つ二人。またも裾がひっかかる徳岡さん。

M「今日(の徳岡さん)可愛い」
T「いつもや」
M「可愛い? 僕のこと好きやから、そんなことゆうんでしょ?」

M「次の曲はみなさんに手拍子してもらいます。普通のところのテンポのリズムを刻んでもらいましょうか」
T「イヤです」
M「段取りです!」
T「打ち合わせさして。ちがうとこ」

徳岡さんべースのリズムを弾く。

M「僕がここ、っていったら倍の速さにしてください。で、ありがとうっていったら元のテンポに戻してください(練習)。じゃあ、次の曲。S.E.L」

S.E.L

M「次はハッピーバースデーです。さっき会場に、37歳と24歳の人がいましたから、最後のところを61回繰り返します。もしよかったら皆さんも数えて下さい」

Happy Birthday
バタフライ

M「次は皆さんにコール&レスポンスしてもらいます。Kiss Tourなんで、1,2,3,4、キッス(投げキスの仕草)でお願いします(客席戸惑う)。じゃあ、女子の皆さんだけ、徳岡さんに。キッス! 次は男子の皆さん、僕にお願いします。ありがとう!」

T.M.G.(キッス! ソロは徳岡さん、パーカスノッチさん、キーボードノッチさん、三浦さんの順番。むいたリンゴの皮のように垂らされた打楽器をならします。徳岡さんはギターを平たく置いて叩きに。大きなスティックで叩くダブルノッチさん)

ONE

M「今日は本当にありがとうございます(座る)喉が渇いて余計に苦しくなってしまいました(水を飲む)。今日こんなに沢山の皆さんに会えて一緒に楽しんできました。やると楽しい時間は一瞬で、次が最後の曲です」
客席から「やだ!」
M「ありがとう! ライブというこの場所が、僕が唯一輝ける場所で……」
T「ちょっと待て。最後のこのMCいらん。三浦くんの人生を語られても」
M「最後に御礼だけいわせてください。DEPAPEPEは、来年でメジャーデビュー10周年で。こんなに長いこと演奏してこれたのは、こうして沢山の皆さんがライブに来てくれるからです。それがあったかい。いろんな人にあえる感謝を込めて、キスを送ります」

Kiss(メンバー紹介を再度。キーボードノッチさん、パーカスノッチさん、ギターは徳岡&三浦、デパペペでした!)

ここで2時間15分ぐらいでした。

encore

ツアーグッズに着替えてくるメンバー。三浦さんとパーカスノッチさんがベージュのシャツ、徳岡さんとキーボードノッチさんが紺色のシャツ。

M「トイレにいってるお客さんもいるので、長くしゃべらせてもらいたいと思います。今回のグッズを紹介します。まず、WeLOVE(ギターでハートマーク)DEPAPEPEシャツ。1枚買っていただけると助かります。Tシャツはお値段がちょっと、という方は、キーホルダーもあります。何かちょっと我慢していただければ買えるお値段です。それから、ピック&お守りセット。あと、こちら、何ともいえないサイズのタオル。お家にあるタオルとは一線を画するこのサイズのタオルはいかがでしょう。そして、そのすべてが入るトートバックもございます。ぜひ皆様、お買い求めください。で、ですね。他にもCDやDVDを持ってきてますので、何かしらお求めいただけますと、サイン会握手会に参加できます。そういう時に、皆さんからの感想をちょっといただけますと、参考になりますし、明日からの活力になりますので、是非、ご参加いただければ」
T「みんなパーマのことしか、いわんわ」
M「パーマっていってもいいんで、ぜひ何かお願いします。あと義援金ピックももってきてます。神戸で阪神淡路大震災を経験した身としては、すべて復興するまでほんとうに年数がかかります。募金箱、いくらかでもいれていただいて、ピックを持って帰っていただいて。ご協力お願いいたします。日本でのツアーはおしまいですが、これから韓国とインドネシアに行きます。日本でもイベントライブがありますので、ぜひお会いしたいえす。再来月?」
T「sakusakuのイベントが今月あります。吉田山田とか仲の良い皆さんとやれるので楽しみ」
M「あえる皆さんはよろしくお願いします」
T「あと、2月はNONA REEVES(ノーナ・リーヴス)とやれるんで。好きなバンドなんで楽しくやれると思います。こちらもぜひ」
M「あと、これが最後の告知になりますが、今日やっと情報解禁です。来年、DEPAPEPEメジャーデビュー10周年を迎えるにあたり、Let's Go!!!(ゴーゴーゴー)超大感謝祭!!を行います。日程は2015年の5月17日(日)、東京国際フォーラムCで行います。この日付けはデビューの前日で大切な日なので、いろんな企画盛りだくさんでお送りしたいと思いますので、是非お祝いに来ていただけたら嬉しいと思います。来てくれるかな?」
客席「いいとも!」
T「いいとも終わってるよ」
M「先行予約案内チラシを出口で配りますので、ぜひごらんください。じゃ最後の曲、皆さん全員立ってください」

2人もスタンディングで。

M「そろそろ皆さん、もどってこられたでしょうか。今日は本当にありがとうございました。心をこめて弾きたいと思います」

START

最後に、手をつないで舞台上にそろう四人。

三浦さんが、投げキスコントを繰り返して、おしまい(三浦さんが、サビにあわせて投げキスをやろうとすると、その都度、BGMが消えてしまう)。

以上です。

アルバム、ぜんぶやりませんでしたね。
むしろ今回のライブは来年の告知目的なのかな?
AiiA Theater、場所はわかりやすいですが、国立競技場の音が聞こえてきてしまうのがネックですね。
キャパシティの割にドリンクコーナーが狭い。会場内廊下まで列ができてしまうのはどうなんでしょう。物販ある時なんか外に並ばせるの、アレ?
あと、なぜかトイレが仮設トイレっぽかった。個数はあるんですが、あまり綺麗でない上に、なんか振動するんですよ。私以外の人も「なんでこのトイレ揺れてるの?」と怖がっていた。施設に対して何かおかしいような。急ごしらえのアレなんですかね。



●8月30日、「Daiwa Sakura Aid presents DEPAPEPE 雨男 vs 野外 シリーズ 2014」@上野水上音楽堂に行ってきました。

*セットリスト

1)ラハイナ
2)風
3)哀愁バイオレット
4)星の数だけ願いは届く
5)Life is a Journey
6)雨上がり
7)Light of Hope
8)Kiss
9)さくら舞う
10)JAC(K) IN THE BOX
11)ひと夏の恋
12)S.E.L.
13)Sky!Sky!Sky!
14)B.B.D(+雨男、晴男の歌)
15)DUNK
16)ONE
17)スミレ

encore

1)START
2)コンガで物販
3)SUMMER PARADE


*当日の流れとMC

16:35頃、J&Bの曲にのって、みなさん、上手から登場。

三浦さんは青い模様の散った白い甚平。足下は草履。
徳岡さんは前にも着ていた紺の浴衣に白い帯。草履。
(アンコール時は今回の雨男シャツピンクを上に着て)

ギターは二人ともカッタウェイでした。

今回のバンドメンバーは、バイオリンが村田泰子(やっちん)さん、ベースが紺野光広(コンちゃん)さん、パーカッションが能知祐輔(ノッチ)さん、キーボードもノッチさん、で、フルメンバーの時は六人でした。紅一点の村田さんは、いつもDEPAPEPEのストリングス担当をされているそうですよ。キーボードのノッチさんも、ステージ初参戦だそうで。皆さん甚平、村田さんが浴衣スタイル。キーボードはKORGでしたね。

最初は、スタンディングスタイル。
ベース、パーカス、キーボードを加えた5人構成でスタート。

開口一番。
三浦(以下M)「晴れましたね!」
徳岡(以下T)「どうせなら降って欲しかったですね」

1)ラハイナ

M「どうもありがとう!」

2)風

M「ハイどーも、晴男・DEPAPEPEです、今日は楽しんでいってください!」

3)哀愁バイオレット(ここでバイオリンを加えて6人編成)

M「ありがとう! 改めまして、ハイどーもDEPAPEPEです。Daiwa Sakura Aid presents DEPAPEPE 雨男 vs 野外 シリーズ 2014 へようこそ!」
T「ようこそー!」
M「ついに、ついに、この日がやってきましたね。晴れております。完全勝利です!」
T「まだわかりませんよ。ほら、あのコンサートで降る、前の人が終わってハケると晴れみたいなこと、繰り返してきたんだから。もし一滴も降らなかったら、勝利」
M「しかし今の時点では晴れている。ついにDEPAPEPE、記念すべき日です! 盛り上がっていきましょう! ではですね、楽しいバンドメンバーを紹介しようと思います。お馴染みの方から。オン・ベース、紺野光広、こんちゃんー! 甚平姿もお洒落で私服みたいに着こなしてますね。中では降った方が良かった、みたいな話もしてましたが、降りませんね」
T「雲が来ましたよ? 面白いという意味では降ってくれた方が」
M「そんなことばっかりいう」
紺野「ちゃんとフリたいですね」
T「MCの途中で雷がなる男だから」
M「今日は大丈夫。コンちゃーん! そして、オン・パーカッション、ノッチー! お馴染みのね。今日は晴れて……」
能知「朝、降ってたよ?」
M「大丈夫、安心してください、晴男ですから」
T「雨男はいうけど、あんまり、晴男とは、いわないよ?」
M「オン・パーカッション、ノッチー! そして、今日、初参加、オン・キーボード、も、ノッチさんです。初参戦、Wノッチー!」
T「Pノッチ、Kノッチって呼んでます。パーカッションのノッチさん、キーボードのノッチさん」
M「僕がノッチーって叫んだらどちらかなんで、演奏する方を見てください、楽しいですね。オン・キーボード、ノッチー! そして紅一点、バイオリンのやっちん。やっちんは、クリスマスイベントとかデパクラなんかで参加してくれてますけど、夏場の登場は初めてですね。よろしくお願いします」
T「CDに入っているバイオリンは、ほとんど弾いてくれてます。ムラタヤスコ、って名前でストリングスのところに書いてあると思います。ずっと、お世話になってます」
M「さて、せっかくガッツリ紹介したんですが、いったんハケてもらいます。ありがとう、やっちん! それでですね、今日はきれいに晴れましたので、夜にはきっと、綺麗な星が、キラキラと光ると思います。そんな星に願いを込めて、聞いて下さい……(曲に入ろうとする)」
T「ごめん。気持ち入らない。なんでかって、わかる? (三浦さんのMCで)笑いがクスクス起こってる」
M「それでは、もう一回(少し早口で繰り返す)、今日はきれいに晴れたので……ええ日やなと思います。星の数だけ願いは届く」

4)星の数だけ願いは届く

M「オン・キーボード、ノッチー! オン・パーカッション、ノッチー!」

5)Life is a Journey(客席コーラスはなし、ただし三浦さん本人はサビで歌っていた模様)

M「ニューアルバムから演奏させていただきました(次の曲のイントロ始まる)。続きましては、もうこの天気ですから、する必要はないんですけども、この曲は雨×××といいます」
T「(他のメンバーを煽って、小声で)あがりー」
M「雨降ると大変なんでね。(そのあと、ひるさがりー・さかあがりー・ぶらさがりーなどとコントをやってから)この曲は、雨上がり~」

6)雨上がり

T「やあどうも快適ですね」
M「えー(座る)、ではですね、お尋ねしたいことがあります」
T「お尋ねします」
M「8月27日にアルバム発売されましたが、もう聞いてくれた人~? まだやって人も、聞いてくれた人も、新曲も何曲かやるので、今日、聞いていただければ」
T「三浦くんはキスが○○な感じ……。誉めてる」
M「誉めてるのかな、それ。ありがとうございます。なんか押さえつけられて風呂に入ってるみたいな気持ちに。徳岡さんはどこを目指そうとしてるんですか」
T「下手くそな感じが。もちっと気合いいれて」
M「ではですね、アルバム『Kiss』ですが、オリジナルアルバムとしては七枚目。デパペペらしい音を追求したというか。ストロークに重ねてメロディーを乗せてっていうのがらしさだと思ってたんですけど、他のミュージシャンの皆さんにいろいろ聞いて見ると、メロディーが好きっていわれるんですよね。だから今回はかなり意識してメロディーを乗せてます。そういうメロディアスなものを。バラードとかばっかりじゃないですけど。ロックで決めてみたり。今回は全部徳岡さんがつくってるんですけどもね」
T「ずっとそうです」
M「実際つくってみて、どうですか」
T「どうなんすかね。さっきやった「風」も、オクターブのイメージがあると思うんですけど、そういうのにとらわれずに、単音のメロディーでもきいてもらえるよう、集大成というか」
M「徳岡さんらしい、切ないメロディーがね」
T「誰が切ないの」
M「あるじゃないですか、好きだっていう、それこそ、キス」
T「今からやる曲、Kissじゃないですよ。三浦くんは、してなさそうですけど」
M「僕がしたら、いけないんですか。歯が出てるからですか」
T「えええどさ、それは」
M「キスできないとか……いろんなものが入ってるアルバムです。今から新曲を2曲続けてやります。Light of Hope、Kiss」

7)Light of Hope(カポ2ですね)
8)Kiss

笑いがおこる。
T「(三浦さんに)何をしてるの」
M「Kissでしたー!」
T「キスが下手そう」
M「なんでですか」
T「おまえ、口の閉じ方が変なんやもん」
M「ライトに痛い話を……」
T「デパペペの大人げない話を……」
M「しかし、皆さん、どうも西日が眩しい? 見たことない光景ですね。太陽はありがたいです、野外ライブですから。さて、今回の Daiwa Sakura Aid presents DEPAPEPE 雨男 vs 野外 シリーズ 2014 ですけども、これはいったいなんだろうというのを、軽く説明しておきますね。ダイワで、桜の木のケアをしているんですね。そこ(舞台裾)に、冊子が置いてありまして、興味をもたれたら後で見て欲しいんですけれども、桜を植樹したり、植えた後のケアをしているんです。皆さんが知っている桜って、ソメイヨシノが多いと思うんですが、ソメイヨシノもいろいろ種類があって。寿命は60年ぐらいなですよね。僕らが毎年見ていると思っている桜も、そんなに寿命は長くない。それが戦後にいっぺんに植えたので、そろそろ一気に寿命が来てしまうんですね。それを植え替えたり……」
T「ソメイヨシノじゃなくて、その土地にあった原種の山桜を植えたりしてるんです。ケアできる本数も限りがあるんで、あんまりまとまった本数は植えられないらしいんですけれども」
M「桜の思い出はみなさん持ってると思うんで、それを続けていくためにも、よかったら募金してもらって、パンフレット見てみてください、では桜の曲を」
T「さくら舞う」

9)さくら舞う

M「ありがとうございました、さくら舞う、でした」
(二人になる)
M「ありがとうございます、久しぶりに二人になりましたので、ロックっぽい曲をやりたいと思います。この曲は楽しんでもらえると思うんで……なんか、鼻で笑われてますけども」
T「めっちゃ気持ちいい風が吹いてる」
M「ライブではよくやりますけど。JAC(K) IN THE BOX」

10)JAC(K) IN THE BOX

M「Thank you! Thank you! Thank you! Thank you! JAC(K) IN THE BOXでした」
T「みんな、なんで笑うん?」
M「楽しいですね。これ、CD完全再現版みたいのやろうかって話が出たんですよ。知ってる人、あんまりいないと思うんですが、CDではミスしてるところが、最初に入ってるんですよね。それをライブでやってみようと思ったんですけど、伝わらないと思われるので、却下しました。JAC(K) IN THE BOX! Thank you! Thank you! Thank you!」
T「大丈夫」
M「楽しんでいただけてますでしょうか。次は久しぶりの曲というか、ライブで演奏するのは初めてですね。この方をお呼びしましょう、オン・バイオリン、やっちん!(ステージ上は3人に) ありがとうございます、本当に。これからどの曲をやるかというと、映画「キャッチ ア ウェーブ」のサントラ用に書いた曲で、アルバムではデパ夏の中に収録されています。知らない人には新曲と同じかも。なにしろ、やりましょうって徳岡さんにいったら、「俺、知らん」っていわれました」
T「忘れてたんで、かえって、いい感じに。って自分でつくってて、自分でイイとかゆったらあかんな」
M「自分でつくってるのに。僕の方がつくってるみたいに語ってる。愛情もってくださいよ」
T「覚えてられない。たくさんつくってるから」
M「(つくってないって)プレッシャーをかけてきてますね。気にしてませんけど」
T「では、やっちんを迎えて、バイオリンと一緒に。ひと夏の恋」

11)ひと夏の恋

M「やっちんでした!(村田さんハケる)」
T「いいですねえー」
M「なんですかその言い方」
T「水曜どうでしょうの影響。いいすねー・スルーする、みたいなしゃべり方。てか、バラードのあとに、そんなツッコまなくていい」
M「ずっと、知ってる人とかいると思うんですけど。ほんまに一夏の恋とかってするんですか」
(後ろ、三人戻ってきて5人体制に)
M「夏ですからってアバンチュールとかってするもん?」
T「何をきいとんの」
M「そういうキラキラした生き方してる人のアンチですから、僕は。してたでしょ、徳岡さんは」
T「ひと夏じゃないよ。毎年毎年してたよ」
M「なんという勝ち組。こういうの最悪。ええんです、楽しくいきましょう。僕もこういう、脚光を浴びる仕事につけたし」
T「したことないでしょ(Kissを弾く)」
M「Kissですか」
T「ある?」
M「なんのいじりですか」
T「どこで?(Kissを弾く)」
M「会場の皆さんに、出来れば……!(投げキスをする)」
T「皆さんはしてるよ」
M「無理しました」
T「なにすんねん」
M「いいんです、そういういじりをしていい。可愛い一面もある徳岡さん。大きな愛の徳さーん。ひと夏の恋、徳さーん! 後が怖いんでここらでやめときます。さて、次はニューアルバムの中から、S.E.L.という曲をやろうと思いますが、新しいことをやりたいと思います。僕が「ハイ!」っていったら、パパパパパパンって拍手してくください。「ありがとうございます!」っていったらやめて下さい。練習します……皆さん、立ちましょうか」

12)S.E.L.
13)Sky!Sky!Sky!

M「Sky!Sky!Sky!でした、盛り上がっていきましょう!」

14)B.B.D

M「オン・ベース、こんちゃん! 雨男 vs 野外 シリーズ 2014、君たち、盛り上がってるかい! レディース&ジェントルメン、これは世界weather級タイトルマッチ、雨男 vs 野外、又の名をウェザー級! 東京公演は晴れたけど、いったい誰が晴男で、誰が雨男か、皆さんの声援で見つけたいと思います。(歌い出す)雨男は~誰なんだ♪ 晴男は、誰なんだ~♪ 徳さん? こんちゃん? ノッチ? Kノッチ? (ひとしきり歌って) 皆さんが、晴男!」

15)DUNK
16)ONE(ラララララーのコーラスを客席に歌わせる。そして、三浦さん、自分でサビでないところも歌う)

M「いや、もう晴れてるし、一滴も雨降ってないですしね。僕ら、デビューしてからずっと雨が降ってて、でも、皆さんずっと来てくれて。雨が降るなら支度をしてきてくれて、寒い時は上着を着てきてくれて。わかってくれて、みなさん、いつも大好きです。おかげで、こうしてライブができる。これからも雨が降っても、来て下さい! 記憶に残るこの日を忘れず、来て下さい!」
T「なんの演説?」
M「次で最後の曲です」
T「皆さん、ありがとうございます、晴れててね、空見なくていいのはいいですね。ゴリ押しですが。さて、最後の曲はスミレといいます。花のタイトルは、「白い花」とか「紫陽花」とかありましたけど、自由に想像してもらえると嬉しいです」(6人構成へ)

17)スミレ

M「今日は本当にありがとうございました、オン・キーボード、ノッチー!、オン・パーカッション、ノッチー! オン・ベース、コンちゃん! オン・バイオリン、やっちん、そしてオン・ギター、DEPAPEPEでした!」(18:25頃本編終了)

encore

着替えてでてくるバンメン5人。徳岡さんとキーボードのノッチさんがピンクのTシャツ、コンちゃんがブルーのTシャツ姿。下は甚平のままです。

T「アンコールありがとうございます」
M「まだ降ってないですね。もう9回裏ぐらいですよ」
T「雲模様が怪しい。ぽつっと来る。おもろいタイミングで」
M「そんなこというから七回も降られたんですよ」
T「楽しかったけどな。新曲もよかったですよね。パンパン叩くの」
M「ありがとうございます、10年やって、ずっと降られてましたからね」
T「降らないなら戻ってみようか、日比谷」
M「あれ、クジひかないといけないんで。やりたい人、いっぱいいるんで」
T「人気あるもんな」
M「皆さん、晴れても雨が降っても来てくれるかな?」
客席「いいともー!」
T「ベタなやりとりは好きやねんな」
M「気が合うんですよ」
T「客に対する態度がちゃう。俺は三浦と違うから」
M「いいんです。これからが本当の始まりということで、この曲から。DEPAPEPE晴男スタート、1,2,3」

1)START

M「あとですね、少し告知をさせてください。DEPAPEPE、アルバム「Kiss」が発売になりまして、全国とアジアをまわる、アジアツアー2014が決定しました。韓国、台湾、上海です。上海は万博で行きましたし、他も単発で行っているんですが、ツアーとして一緒に廻るのは初めてで楽しみです。日本で関東地域では、渋谷のアイアシアター、12月6日に公演を行います。今日は限定先行チケットもありますんで、チラシをごらんください。あと、8/27発売の『Kiss』、今回のみの雨男グッズもあります。購入してくださった方には、公演後サイン会を行いますので、よろしくお願いします。また、明日、ラゾーナ川崎で3時、15時から、インストアライブをやります。押尾コータローさんと一緒にやりますので、遊びにいてください。ぜひ来て欲しいです。あと、義援金ピックももってきてます。復興にはまだまだ時間がかかります、阪神淡路大震災を経験してきた僕たちとしては、引き続き応援していきたいと思います。あと、本番中にもいいましたが、桜の募金も、金額等きまってません、少しでも興味が湧いたらよろしく願いします。詳しくは……いろんなものはみんな、こちら(下手)のテントへ。……さらっと流してしまいましたが、グッズの紹介をしてもいいでしょうか」

コンガが持ってこられる。

T「こっから先は、僕はいっさい関係ありません。MCの何に対しても責任とれません(後ろへ下がる)まさかのアレをやる」
M「(セッティングされたコンガの前に立つ)OK!」
T「本当にOK? あれをやる勇気があるのが凄いですね」
M「すこし趣向をこらしまして、ボンゴで物販、を。練習しました。ラララーラララ、ラララー(「勝手にシンドバッド」の冒頭を歌い始める。以下、サザンの替え歌)」

2)コンガで物販

村井マネージャーがグッズをもって上手から現れる。
最初にタオルポンチョを出す。
M「これナンボ? そうね、だいたいね♪ これナンボ?」
村井「2800円」
M「わりと安い~♪(ピック付きうちわが出される) 1800円、わりと安い~♪」
Tシャツなども宣伝して、村井さん引っ込む。

T「なんやそれ。俺たちより村井との方が息あってるやん」
M「練習してくれたんですよ。一生懸命」
T「よかったね」
M「楽しい時間はあっという間で、本当に寂しいんですけど、でも終わるからこそ次が始まるわけで、少し足りないというかいいところで終わると……(長くなりそうなので、また後ろへ下がる徳岡さん)ずっと見ていてください。何度も足を運んでくだだった皆さん、今ここにいる誰一人が欠けてもライブは成り立ちません。しゃべってもいいよといってくださる皆さんが一人欠けてもうまくいかない。どうあがいても巧くいかない、そんな時はこの曲を、SUMMER PARADE。みんな、歌ってくれますね」

3)SUMMER PARADE

M「オン・キーボード、ノッチ! オン・パーカッション、ノッチ! オン・ベース、コンちゃん、オン・バイオリン、やっちん、そしてオン・ギター、徳岡慶也、しゃべり担当、三浦拓也! DEPAPEPE、今日はこの6人とスタッフ、そして皆さん、Team・Mix・Gutsとしてこの場全員のおかげで成功したと思います。最後にバンザイをしたいと思いますが、かけ声はなんにしましょう。「晴れたー?」あ、晴男がいいですかね。せーの「はれおとこー!」ありがとうございます、みなさん、愛してます、ライブに来て下さって、本当にありがとうございます」
徳岡さんが客席にピックを投げる。
M「いつもおり多目に飛ばしております。徳岡さんも一言」
T「ありがとうございます。今日は晴れたんで、言わなくてもいいかもしれませんが、気をつけて帰ってくださいね。晴れでも気をつけて帰って下さいね。夜ですし」
三浦さんが投げキッス。徳岡さんも小さく投げキッス。
T「またね!(手を振って退場)」


トークは、よく聞き取れなかったところも多いのですが、セットリストはあってると思います。
一滴の雨も降らなかったので、今回の雨勝負は、文字通り、デパペペの完全勝利でした。
適度に涼しくて、快適なライブでしたよ。
物販は事前販売で、ピンクのTシャツの方が売り切れでした。
ちょっと早めに告知して欲しかったですよね。
タオルと、ピックうちわセットを買いましたよ。
早めの19:00に終演して、あとはサイン会とチケット販売を行っていたようです。


●7月6日、「OTODAMA SEA STUDIO 夏の黄昏」@由比ヶ浜に行ってきました。

*当日の流れ

この日のメンバーは、opening actが丸本莉子さん。
1)住岡梨奈さん(「テラスハウス」出演一周年だとか)
2)DEPAPEPE
3)堂島考平(ゲストで住岡さん1曲参加。YAH YAH YAHの一部を歌に混ぜて「チャゲのぶんだけね」とコールしたり、最後を「SAY YES」でしめたり/笑)
4)吉田山田(ゲストでDEPAPEPEが1曲参加。3曲目の「夏のペダル」にサングラスをかけて。吉田山田は金曜日のMステに出るそうで、応援してほしいとのこと)

*セットリスト

他の皆さんの曲はわかりませんので、DEPAPEPEのセットリストだけ。

1)星の数だけ願いは届く
2)UNION
MC
3)KATANA
4)ラハイナ
5)ONE

三浦さんはパーマ姿(やや短め)に黒の浴衣、徳岡さんはど金髪に紺の浴衣。サポメンはキーボードがなわっちさん、パーカスがフクチョーさん、二人とも甚平。
(三浦さんは吉田山田にゲスト参加した時は、黒のアロハに着替えていました+サングラス。事前に吉田山田と食事してたそうですが、その時は黄色いアロハだったらしいですよ。ほんとに仲良くなってんですね)

*MC

三浦「音霊へようこそ、インストアコースティックギターデュオ、DEPAPEPEです。楽しんでますか。僕たちは歌を歌わないデュオです、もう2曲やりました。長いイントロですね、とかいわれますけど、2曲ですから。今日は楽しんでいってください。メンバー紹介です、Onギター、徳岡慶也! On パーカッション、フクチョー! On キーボード、ナワッチー! そしてギター&MC担当、三浦拓也です。今日は浴衣と甚平でそろえました。でも僕は前に着た奴が見つからなくて、ドンキで買ってきました。……しかし、こうして皆さんの前で音を出せるのはいいですね。なんでかというと、僕たちずっと、レコーディングで籠もってたんで、テンションがあがります。というわけで8月27日、ニューアルバムがでます。七枚目のアルバムで、タイトル「Kiss」がリリースされます、よろしくお願いします。ついでなので、今日はもう一つ告知を。9月6日、渋谷duo MUSIC EXCHANGEで、今日この後出てくる吉田山田さんと一緒にでます。盛り上がっていきましょう!」
徳岡「(ぼそり)俺、一言もしゃべってない」
三浦「リーダーなんで、しゃべってください!」
徳岡「よし、いこう」(一言で終わり)
三浦「では次は、勢いのある曲を」

「ラハイナ」前。
三浦「次は夏の曲を」

「ONE」前。
三浦「この曲で会場をひとつにしていきましょう、今日はありがとうございました、DEPAPEPEでした!」

曲後
三浦「On キーボード、ナワッチー! On パーカッション、フクチョー! Onギター、DEPAPEPEでした!」

DEPAPEPEの出番は、だいたい17:15~17:50ぐらいでした。

吉田山田とは、去年のsakusakuのライブで一緒にやってから仲良くなったそうで、二、三ヶ月でだいぶ、仲が深まったそうです。それで一緒に演奏することになったとか。
MCの最中に徳岡さんがサングラスを外したがります。どうやら吉田山田の二人にお借りしたもののよう。徳岡さんが小ネタをいったらしいのですが、よく聞き取れませんでした。
三浦「一緒だとほんとに楽しい。音霊でるの、ほんと楽しいです」

全体は、開演16:00の、終演19:40ぐらいで、ほんと長丁場でした。
ここのところ、じゃっかん無理していたので、DEPAPEPEの前に酸欠状態に陥り、眩暈を起こして、スタッフさんに、いったん外でつれてってもらって、少し休ませてもらうはめに。
その節はご迷惑をおかけしました。
熱さ対策・熱中症対策だけじゃダメなんですね。
寝不足だめ+貧血対策もしておかないとね。


●4月5日、「三浦拓也(DEPAPEPE)31st Birthday live ~今夜はトリオ de SHOW~@JIROKICHI」に行ってきました。

三浦さんの31歳の誕生日お祝いライブ、ベースの早川徹さんとドラムの福島紀明さんとの、三人ユニットのライブにいってきました。
今回の三浦さんは、エレキギターメインでした(アンコールはアコギで)。
この日はソールドアウトで当日券が出なかったそうで、「じろ吉 / JIROKICHI」自体が小さなライブハウスなので、ものすごい混み具合でした。
早川さんと福島さんは、ドラマー古澤良治郎さんのバンド出身。
一昨年、一緒にバースデーライブで演ったりしたこともあり、その時も面白かったので、今回のトリオ共演につながったようです。

開演は19時。整理券をもったお客さんが待っている中を、開場数分前に徳岡さんがお店からでてきました。打ち合わせをしていたのかもしれません。今回は出演者でないので、最後に入ってきて客席後方にいたようです。

*セットリスト

第一部

1)Steppin' Out(三浦さんが、ライブハウス「JIROKICHI」で初めて聴いた、故・浅野祥之さんの演奏曲)
2)Blue Water(アニメ「凪のあすから」サントラ曲、DEPAPEPE作曲)
3)Nightmare(新曲。マイナーのドミナント進行で、呻きを表現?)
4)激情メランコリック(sakusakuで初めて演奏した思い出の曲)
5)およげ!たいやきくん(三浦さんの十八番。「ギターは素晴らしいけど、歌はチケット代に含まれません」)
6)Dinosaur Dance(三浦さんオリジナル)
7)速いやつ(J&B)

第二部

1)不明(曲紹介がありませんでした。ご存じの方、お知らせ下さい)
2)雨のニューオリーンズ(福島紀明さんリクエスト曲。故・古澤良治郎さんのバンド「ね.」の曲で、彼がニューオリンズにいった時に雨が降っていたということで作曲したもの。替え歌なども交えて、三人で歌い上げ)
3)FTFS(早川徹さんの、スプーンに捧げる曲)
4)ROSY(DEPAPEPE)
5)Long Way(トランペットの山崎千裕さんと。山崎さんのライブに三浦さんが飛び入り参加したので、そのお返しに)
6)聖者の行進(山崎千裕さん、ボーカルにキナコさんを加えて、第二部終了まで、5人構成)
7)Hey Pocky A-Way(ニューオリンズっぽい曲ということで、The Metersの曲?)
8)I'll Fly Away(ニューオリンズの明るさをあらわす曲ということで。にぎやかにパレードしながらお弔いをする時、亡くなった人から、残された人たちに対して語りかける曲として歌う)

アンコール

1)Eでジャムセッション、ファンキーなブルース(客席後方で飲んでいた徳岡さんが、ロウソクを立てたケーキもって登場。一緒に飲んでいた森広隆さんと、紺野光広さんも登場。森さんはエレキギター、紺野さんはパーカスやら指笛やら。ベロベロ状態ながらゲスト参加。徳岡さんは、カタログギフトもプレゼント。三浦さんが痛風予備軍で食べ物に気をつかっているというのに、痛風によくないものばかり入っているというオチ。M「殺す気か! 徳岡さんは僕の贈ったものを使ってくれない」T「使えない物を贈るな」)。
2)Happy Birthday(三浦さんの誕生日なので、今夜は31回のリフ。三浦さんがソロでやるのに、自分が行かなかったら仲が悪いと思われるので、一曲弾きたい、と徳岡さんから言い出したとのこと。三浦さんは「信じられない。遅刻してくる人ですよ」 三浦さんが第一部から、早川さんたちに、業界人らしく「チャンタク」と呼ばれていたので、自分を「三浦チャンタク拓也」と呼び、徳岡さんを「徳岡ぺぺ慶也」と呼んだので「そのミドルネームやめて」)
3)HOME(元々のトリオに戻って。三浦さんオリジナル曲で、仮タイトル)

*MC

三浦(以下M)きてくれてありがとうございます!

1曲目

M:来てくれて、ありがとう! 今日はソールドアウトだそうで、ありがとうございます。いつ泣いてもいいように準備してます、今日は誕生日ライブなんでゆるめにやりたいと思います。オン・ベース、早川徹、オン・ドラムス、福島紀明。お二人とは、一昨年のライブ以来ですね。
早川(以下H):なんの日? 何じょう日だって? (ひとしきり繰り返し)これ、つまんないからいいや。ところで福島は、なんで三浦くんと、服かぶってんの?
福島(以下F):もらいもんなんですよ。ステージでそんな服じゃいかんっていわれて、この水玉シャツをもらった。ファンにならカッコイイ話だけど、親戚にもらったっていう。古澤さんにも怒られて、服、もらったことあります。
M:一曲目は、ステッピンアウトでした。この曲を、じろ吉でやりたかったんです。初めて見た時、ブルースパワーっていって、浅野さんが出てて、その一曲目で、思い出の曲なんです。続きまして、新しい曲を。海の曲です。「凪のあすから」っていうアニメのサントラ曲で。ブルーウォーター(エレキにカポをはめて)

2曲目

M:今日はエレキを沢山弾こうと思います。次の曲は「ナイトメア」、悪夢ってことですが、この半音ずつ下がっていくコード進行が、うなされてるイメージっていうか。あと、リフがいっぱいある曲をやりたいと思って。
F:ハードロックっぽいよね。ナイトメアって名前のバンドあるよ。

3曲目

F:三浦くんしってんの? オレ友達なんだよね。
M:大阪のバンドですよね、詳しいわけじゃないけど、知ってます。あー、ごっつ汗かく。ふたりともやること全力で、トリオ。最初、構成みせてたんですけど、どんなに細かくやっても変わるので、もうワンコーラスだけ伝えてやった方が面白くなる。もう、リハーサルからどんどん変わって、覚えてられないので。あ、水飲んでいいですか。
次はデパペペの曲を三人で。これは思い入れのある曲です。お世話になったsakusakuが、4月に新しくなって、屋根の上って形じゃなくなったんですけど、自分らも出させてもらってて。もし「激情メランコリック」をサクサクで演奏しなかったら、こんなに知ってもらえたかどうかってことで。

4曲目

M:JIROKICHIね、大人の感じがしますよね。そこでやってるっていう実感が。こういうハコでやれることが嬉しいし、光栄です。ちょっとした空間を楽しんで欲しいです。尊敬してるバンドをここで聴いてきて、自分がそこでやれるのがめっちゃ幸せです。
誕生日ってことで、すごく気合いが入ってて、早く寝て、6時ぐらいに起きました。徳岡さんが祝ってくれたんですけど、僕からのメールを先回りして、けなす。徳岡さんを誉めるとタイコモチって言われて、他の人を誉めると「いろんな人をヨイショして」っていわれる。それがすごい心外で。
早く起きてもやることないんでね、嘘です、このステージの準備をしてました。
H:徳岡さんのは、好意・好意。 M:徳岡さん、12時ちょうどに、おめでとうメールを送ってくれたんですよ。僕もう寝てましたけど。
野次:「タイコモチミュージシャン!」「失言サーティワン!」(お客さんの後ろに徳岡さんらがいて、酔いにまかせて騒いでいます)
M:野次も受け流します。さて、今日は誕生日なので、なかなかできないシリーズを。歌にチャレンジしようと思います。この歌は、チケット代に含まれません。ギターは素晴らしいですけどね。
ブッチャーさんの音楽、梶原さんの音楽。仏さんになっても、浅野さんは順ちゃん、嘘だろ、よしなよって囁いてくれる。ソロでアンコールやってくれて……歌は楽しいですね。梶原さんも歌っててね、その爪の垢をせんじてのみたいっていうんですか。

5曲目

M:この曲でこのアレンジってすごいですよね。決まってる?
ところでその箱は(と早川さんの目の前の箱形の楽器について尋ねる) H:ヨウカンです。
M:そうじゃなくて。
H:スリットドラムっていう楽器で、木の箱に切れ目をいれてあって、叩く場所で音が変わる楽器です(叩いてみせる)。福島くんのは、なに。
F:(首から大きなドラムをさげて)これはジャンベっていいます。アフリカの楽器で。早川くんのは木琴のパクリです。
H:パクリじゃない! マリンバとの中間みたいな楽器です。
M:太古の感じがする。原始の感じ。太古の感じがする太鼓。恐竜の感じを出したいと思います。僕もここにあるボンゴで参加します。

6曲目

小ネタコント交えて。
調子乗ってると野次がとんだり。
M:僕の実像って伝わってない気がしてます。おおらかだと思われてるけど神経質なんですよ。O型だから?
H:チャンタク、O型なんだ。
M:チャンタク?
H:業界人っぽく、ひっくり返してチャンタク。誕生日おめでとう。
F:古澤さんも5日うまれだ、だって1945って曲があるんだもん。1945年9月5日うまれだから。
M:梶原さんと4月1日に追悼ライブをやったんですけど、ブッチャーさんの命日が4月20日で。その、最後のセッションも、ここでみました。大好きな先輩達がやったハコで、ペーペーの自分がやることになるなんて。がんばらなきゃと思います。
次の曲で。ファーストセットの最後の曲です。これも思い入れのある曲で、J&Bの速いやつ。

20:35終了。20:55第二部開始。

1曲目

M:オン・ドラムス、福島紀明、オン・ベース、早川徹!
H:オン・バースデイ、31! なんかダーティな感じがするね。
M:僕は、ここで演奏するのが、ほんと気持ちいいです。大好きな場所で楽しいです。楽しんでもらえたらと思います。この間(2月のオフの期間)、僕、ニューオリンズに行ってきたんですけど、その日が楽しければいい、ちょっとしたことは、そういうもんだで。ニューオリンズ的な物を、「BIG EASY!」っていうんです。つまり、適当。路面電車があるんですけど、時刻表に、5分から28分の間に来るって飼いたる。途中で降ろされたりとかしたり。フレキシブルっていうのか。僕らはいい意味でビックイージーで行きたいと思います。ここから先は、この各トリオの一人一人をフィーチャリングしていきたいと思います。福島紀明さんをフィーチャーする次の曲は、「ね.」の曲で、「雨のニューオリーンズ」。

2曲目(サビの「雨のニューオリーンズ」が「ファイン(晴れ)ザ・高円寺」になったり、「ハピバスデ・チャンタク」になったり)

F:「ね.」の曲です。何日かぶりにやった。その時は、こんなにお客さんいなかったけど。
M:皆さん、古澤良治郎さんは知ってる? ドラマーの。知ってる方?(挙手がない)。そこの壁に写真もあるんですけど。小野さんのバンドと一緒にやった時かなんかに見に行って、あ、「(本日ドラムの)福島さん最高!」と思って、この人と演りたいと思って。
H:ハードルめちゃめちゃ上げてるね。
M:古澤さんはどんな思いでつくった曲なんですかね。
F:古澤さんは、何をみても曲つくる人なんだよ。この曲も、行った時に雨が降ってたから、雨のニューオリーンズで。水のイメージで、カラカラって曲や、とかいって始めて、おかげで他の人は全然わかんない。音を楽しむ人でした。
M:雨のニューオリーンズ、フロム、福島紀明でした!
H:ハピバス・チャンタク! この曲すごい、チャンタク最高。
(後ろから徳岡さんも「チャンタク」コール)
M:今日は、三浦チャンタク拓也でお送りします。さて、次は早川さんをフィーチャーする曲ですが、なんと新曲をつくってきてくれたそうです。
H:「FTFS」っていうんだけど。
M:これはどういう意味ですか。
H:僕……(モソモソしゃべって)いいや、オチがないから。ファンク・チューン・フォー・スプーンの略です。スプーンに捧げる曲ってないんじゃないかと思って、つくりました。
F:それ病んでない?

3曲目

H:2曲目からすっとばしてるけど、古澤さんからは誉められるかな。全然面白くないって叱られるか。
F:あの人、むちゃくちゃなんだよね。洋服とかいっぱい叱られた。そんな服でステージにあがるなって破かれたこともある。でも、あとで自分の服くれたりして。もうみんな汗だくでやってて、24歳ぐらいの頃かな、演奏してたら裸でやれって脱がされたこともある。
M:その話は、また。ここで演ってたんですよね。PAさんも知ってる人なんですよね。
F:おっかない人だったよ、もうずっと叱られるの、一日じゅう、ずっと。でも帰りには「今日はいろいろ言ったけど、おまえはそれでいいから」ってフォローしてくれたりして、優しいなって思った。
M:次はセッションでデパペペの曲を。手拍子、3・2の拍子を打って下さい。情熱の曲、ROSY!

4曲目

M:ここでシークレットゲストをお迎えします。やっと到着してくれました。その方、実はお昼に別のところでライブをしていて、かけつけてくれました。トランペットの、山崎千裕さん!

山崎さん、素敵なワンピース姿で金いろのトランペットをもって、お祝いのお花と共に登場(以下Y)。

Y:おめでとうございますーーーー!!
M:山崎さんはデパペペが好きで、北海道でライブしてた時、来てくれたんですよね。
Y:前からDEPAPEPE好きで、CD聴いてたんだけど、ちょうど自分もデビューして、近くでライブやってたんです。で、行ける、と思ってかけつけたんですよね。それからのおつきあいです。ソロでCDデビューする時、一緒にやって欲しくて、ソロでエレキで参加してもらったんですよね。
M:ほんと無茶ぶりでしたよ。初めてのエレキギターゲストなのに、オケなしで、ドラムのリズムしかないところで、ソロで演奏してくれって。でも、発売記念のそのライブに、僕が飛び入りゲストで参加したので、今日はそのお礼ってことで、飛び入りで来てくれました。ここから2曲はアコギで行きたいと思います。シークレットゲストのおかげで、いよいよ加速していきます。アルバムで僕が参加した曲、昼間も演奏してきたという曲をやります。「Long Way」

5曲目

M:しみわたりますね。いい曲ですね。でも、楽譜渡された時は、まだこのタイトルでなくて。ローマ字で。エム・エイ・ディー・エイ・ディー・イー・ケイ・アイ・ティー・イー・エヌ・エイ・アイって書いてあって。なんだろうと思ったら「まだできてない」だった。
Y:曲のタイトルって、難しいですよね。
M:厳しいですよね。僕はどういうわけか、自分の案はことごとく却下されますからね。しかしほんと森さん可愛い。ポップですごいですよね。一音だけずーっと出してるだけで、コードがゆるやかに下がっていくだけとかでも、ほんと凄い。この後、チラシ配りますけど、6月に森さんと三人でライブやります。渋谷でも。後で配りますのでもらってください。
ニューオリンズの話に戻りますけど、ギターよりもブラスバンドとか管楽器の街なんですよね、そのイメージ出、皆さんもよく知ってる曲をやりたいと思います。もう一人のシークレットゲストをお呼びしたいと思います。ボーカルのキナコーーーー!

6曲目

M:こう、女性陣が増えると、華やかでいいですね。キナコさんには、残っていていただいて次の曲も一緒に歌ってもらおうと思います。ヘイ・ポッキー・アウェイっていう曲です。ポッキーはあのポッキーと同じ綴りだと思います。皆さんもサビのところ、一緒に歌って下さい。
キナコ:拓さん、おめでとうございますー! こんな感じです(サビを歌ってみせる)

7曲目

M:次でラストの曲になります。楽しい仲間と過ごす時間は幸せであっという間ですね。31年間生きてきて、ほんと良かった。仲間と毎日全力で音楽ができる。高校時代は、自分がこんな風になるなんて、夢にも思いませんでした。幸せです。戻りたくないです。今日が一番幸せです。これからも年をとっていくたびにそう思うと思います。ブッチャーさんに出会えたこと、古澤さんに出会えたこと、大切な人達に出会えて、次の人達につないでいくこと。次の曲もJ&Bが演奏してくれた、大切な一曲です。ほんと幸せです、ありがとうございます。
ニューオリンズって、お葬式もパレードでやるんですね。踊って、天国の人に聴いてもらう、笑顔で送るみたいな歌があるんです。「I'll Fly Away」って曲です。

8曲目

アンコール

後ろの人も見てないで、の煽りに、徳岡さんが、ロウソクをたてたケーキをもって、客席後ろから登場。
すでにだいぶ酔っているので、ややフラフラ。客席間の狭いところを通り抜けていきます。
三浦さん、吹き消すと、その後、ハッピーバースデー曲が流れ、会場内は「ディア・チャンタク~」のコーラス。

M:うまれてきてよかった。
徳岡(以下T):はい、プレゼント。
M:ありがとうございます。なんやろこれ。いつ死んでもいい(開封)。
T:三浦くんは、いつ痛風になってもおかしくないので、食に気を遣ってるんです。なので、グルメギフトカタログ。お洒落でしょ。
M:いっぱいのってますね。ヤナギガレイ。梅干し。ワカメ。ウニ……痛風にダメなものばっかりじゃないですか。殺す気か! いたたたたた!
ええと、アンコール、自分で曲紹介かな。後ろに今日は、森広隆さんも来てるんですよね。森さんも来て下さい(髪が超ロングのゆるいカールで、美少女のようになっている森さんも登場)。ギターもってます? 僕のギターを貸しましょうか。コンちゃん、紺野さんも出てきてくださいよ。
紺野(以下K):プレゼント持ってきたよー。
M:オン・ベース、紺野光弘!
T:今日、ずっと後ろで見てたけど、かっこよかったよ。早川さんのベースもいい。おっきいこびとみたいなのも。だいぶお酒をいただいたんで、後がちょっと心配だけど。
K:僕もベロベロだけど。
M:飛び入りウェルカムですよ。面白くていいです。他の皆さんも来て下さい。

山崎さん、キナコさんも出てくる。
ジャンベを持つ紺野さん。福島さんらと、僕の楽器をとるな的なコントをやって。

K:僕にはこれがあります(手笛を吹く。音が出ない)。あれ、手が湿ってる。
M:えーと、じゃあ、Eから始まるジャムセッションってことで。ファンクっぽいブルースを。

1曲目(ソロは森→紺野さんの手笛→徳岡→キナコ→山崎)

M:大好きな仲間と、イレギュラーな演奏でした。
T:あれ、好きな物、コンちゃん、持って帰りたいでしょ。
K:僕の宅配便で。
M:次は用意した曲を……その辺で休んでてください。なんかどんどん時間が押してて、非常事態に。
T:おまえが、ふるからや。
M:本番になると、こわいことに。徳岡さんが、一言だけ言いたいことがあるそうです。
T:いや、いわせてもらいたい。一曲、ギター弾かせてって、僕からいったんです。ソロでライブやるっていって、弾かなかったら、仲悪いと思われる。
M:仲いいと思われてますよ。
T:そりゃ、来たからやろ。
M:こないでも。
T:三浦がいないと、オレも休めない。
M:遅刻してくるくせに。
T:一曲だけ演りたいってオレからいったのに、反応、微妙で。
M:だって誕生日ライブですよ、自分の?
T:むちゃぶりー!
M:人の力でこうしてデュオやらせてもらってて、誕生日を祝ってもらえるのは、嬉しかったです。
T:(このトリオ+飛び入り)いいバンドですよ。
M:次はデパペペの曲で、自分語りでなんですが、「Happy Birthday」をやります。誕生日の人の年齢の数だけ、リフをやります。今日、誕生日の人?
T:(挙手した人を見て)あの人、嘘やアレ(常連さん)。そんくらいの相手、いそうやけど……これは湿っぽい話やないんやけど、オレのオカンが死んだのが、オレが25歳の時で、三浦の誕生日だったのね。音楽についてはずっと応援してくれてて、その直後、三浦とデビューできた。逢う運命だったのかなと。
M ムーみたいな、スピリチュアルな話ですか。それはまた次回話すことにして。31回繰り返しますので、皆さんも一緒に数えてください。ありがとうございます。

2曲目

M:ヨシナリ=ペペ=トクオカー!
T:そのミドルネームやめて。
M:チッ(舌打ち)、ていった。いよいよ本当に最後の曲です。HOMEって仮タイトルをつけてます。家に帰って一人になる、一人は寂しいと思うかもしれないけど、また人に会える、そして帰る場所だって思いを込めて。

3曲目(三人編成に戻る)

M:一人ずつにお礼をいいたいぐらいです、ありがとうございます。ゆっくり楽しんでお帰り下さい。どうもありがとうございました。今日、義援金ピックももってきてます、ファンクラブの方はイチゴ狩りで一緒に楽しみましょう!

以上です。
3時間以上に渡る長いライブで、楽しかったですが、狭いのがつらかったです。
最後の方に飛び出していっちゃったお姉さんがいましたが、たぶんあれ以上長引くと、終電間に合わなかったんじゃないかな、と。

それにつけても、三浦さんの相方は徳岡さん、徳岡さんの相方は三浦さんなんだな、と改めて思った一夜でもありました。徳岡さんのツッコミがないと、三浦さんのボケが活きない。
二人揃ってDEPAPEPEとして完成されてるんだなーと、思います。


★2013年


●12月12日、DEPAPEPE 10th Anniversary Live 第4弾 Depachristmas Live 2013@東京・Billboard Live TOKYO 1st STAGE、いってきました。

*当日の服装とメンバー

三浦さん、髪はパーマ、ベージュのスーツ、黒地に白の水玉のシャツ、白黒の細い縦ストライプの靴下(ユニクロ)、ベージュ系の靴かコンバース? 指輪なし。
徳岡さん、ワイシャツに黒のネクタイ、黒のパンツ、黒の靴。お辞儀のたびにネクタイが垂れ下がるので胸を押さえていました。右腕は例によってまくり上げ。
二人ともギターは、カッタウェイ。エレアコでしたね?

バックバンドは、Drums:福長雅夫(フクチョー)さん、keybord:縄田寿志(ナワッチ)さん、Bass(ウッドベースとエレキと両方):山田裕之さん、Saxophone:藤田淳之介 (from TRI4TH)さん、Trumpet:織田祐亮 (from TRI4TH)さんでした。

*セットリスト

1)星の数だけ願いはかなう
2)シュプール
3)あの橋を渡ろう
4)Great Escape
5)DUNK
6)Snow Dance
7)クリスマスソングメドレー(ママがサンタにキスをした~ジングルベル~サンタが街にやってくる~Swingin' Happy X'mas)
8)START
9)Lion
10)ラハイナ
11)ONE

encore:白い花

*当日の、おおまかな流れ

全7人のメンバー、客席内の左手階段から降りてきて、ステージへ。
デパペペの二人もスタンディングで、スタート。

1)星の数だけ願いはかなう
2)シュプール

三浦(以下M)「ビルボード東京へようこそ、どうも、デパペペです」
徳岡(以下T)「こんばんは、デパペペです」(座る)
M「デパクリスマスへようこそ。一週間前に大阪でやったんですが、ほんと素敵な場所で。大人な感じでお洒落にやっていきたいと思います」
客席「無理!」
T「上(4階まで)までお客さんがいてはる。見えてますよ」
客席から様々なヤジが飛ぶ。
T「好き放題すか(笑)」
M「ビルボードでできるなんて、夢が叶ったような気持ちです。僕らも大人の雰囲気って認められた」
T「お客さんとして来るならともかく。外人、ジャズ、フュージョンの人とか来るところなんで……(客席が)思ったより近いですね」
M「気持ちいいですね。ツバとぶかもしれませんけど。ついでに譜面めくってもらったりして(笑)」
客席「馬子にも衣装!」「七五三!」
T「今日はずいぶんいじられてる、傷が深くなる」
M「大人なところを見せますよ。今日は素敵なメンバーを紹介します。(ステージ右手奥から)Onドラムス、福長雅夫! Onベース、山田裕之! Onキーボード、縄田寿志! それから今回初めて、ホーン隊がはいります。TRI4THから、Onトランペット、織田祐亮! Onサックス、藤田淳之介! それからOnギター、徳岡慶也!(そこまでいって、自分を紹介してほしげなジェスチャー)」
T「(しぶしぶ)Onギター、三浦拓也」
M「料理もお洒落で楽しい……(噛む)」
T「(苦笑)ちゃんとしゃべってよ」
M「次に演奏する曲は、あの橋を渡ろう」

3)あの橋を渡ろう

徳岡さん、椅子を立ちます。
M「あの橋を渡ろうでした。次の曲はホーン隊が入るということで決めた曲です。徳岡さんが、絶対やりたいと」
T「インディーズの前から、ホーンセクションのある曲をやりたくて、その前からやってみたかった、Great Escapeって曲をね。PE'Zみたいな。ホーンキャストでやりたいと思ってたのが次の曲です。夢がかなって嬉しい。息の入る楽器は、素晴らしい」
M「一度これをやっちゃうと、アコギだけで、できなくなる」
T「絶対、演りたくなくなる」

4)Great Escape
5)DUNK

M「非常に楽しいですね。一音一音載せてく感じで」
客席「キンチョーすんな!」
M「いつもどおりになってますね。かっこよくやっていきたいと思います。今からクリスマスライブにちなんで、冬の曲をやっていきたいと思います。冬の曲。僕たちは歌詞がないのでタイトルでイメージが決まってしまうんですけど、シュプールとか冬の名前では、春にできない。季節感をださないでやりたい、冬じゃないとできない曲……(噛んでワケがわからない状態に)」
T「(三浦は)ビルボードにでたらあかん人」
M「今日もかみしめて……盛り上がっていきましょう」
T「ゆっくりでいいですよ」
M「徳岡さんは、冬の曲、好きですか」
T「好き。冬は大嫌いだけど。きれいっぽいイメージだよね。雪が白でよかったね」
M「雪は反射して、色が見えないんですよね」
T「白好き?」
M「白はきれいですよね。カラスだってほんとはきれいな鳥なのに、黒だから。逆パターンですね」
T「せやなー……(知らん顔)」
M「(徳岡さん)しゃべらない」
T「しゃべってる」
M「では、冬季限定の曲ってことで、Snow Dance、それからSwingin' Happy X'masって僕らの曲と、クリスマスメドレーを」
座る徳岡さん。
M「思い残すことないすか?」

6)Snow Dance
7)クリスマスソングメドレー(ママがサンタにキスをした~ジングルベル~サンタが街にやってくる~Swingin' Happy X'mas)

M「ウキウキしますね」
徳岡さん、スルー。
M「しゃべらず心で語る男」
T「クリスマスは楽しい曲が多いけど、三浦くんは、浮かれ、られるんかい?」
M「学生の頃、ぜんぜん浮かれてませんでしたね。モテない人にとっては、ひとりのクリスマスは寂しいとか、恋人つくれとか、プレッシャーかけられて、生きにくい時期で。ちょっと、思い出したくない」
T「若い頃に戻りたいってよくいうけど、三浦くんは、今が青春だもんね。ほんと、よかったね」
M「ステージでがんばってるからいいです。大阪でも話が出たんですけど、人にはモテ期が3回あるとかいうけど、モテない人には、一度もこーへん。徳岡さんはずっとモテ期なのに」
T「(きっぱり)違う人生、歩んでますから。でも、最近、三浦くん、色気がでてきたよ、ホンマ」
後ろですかさず、フクチョーさんが効果音「ワーオ♪」
みんな苦笑。
M「インドネシアに行ってきたばっかりなんですが、10周年ってことで、たくさん楽しいことが。海外もそうですし、ツアーもやって、すぐにクリスマスライブ。ありがとうございます。(客席の反応に)ポジティブな野次は聴きます」
T「二人で○○○○(聞き取れず)とか観にきたもんな。変な感じする」
M「(徳岡さん)立ちますか? 立ちましょう。インドネシアのライブ、よかったんですが、トラブルが多かった。フェスティバルで野外なんですけど、リハーサルが前日にあって、夕方5時からってことだったんですけど、5時になっても、機材が届いてなかった。それで待って、9時に届いたんで、さあやろうと思ったら、電圧を変換する機械がなかった。日本は100Vなんですが、インドネシアは220ボルトとかいわれて。で、機械が夜中の2時ぐらいに届くっていうんで、晩飯すませてこようってことになって。すませて2時になって、さあやろう、と思ったら、土砂降りの雨で、結局できない」
T「さすがの(笑)。リハーサルするために前のりしたのに、6時になっちゃって、もう12時間ぐらい缶詰になってて、今日は無理ってことでホテルに帰ることに。出番の前にちょっとだけリハをやらせてもらって……日本がきっちりしすぎてるのかな。きっちりやります」
M「徳岡さん、よく寝坊するので、ハッキリいって僕は信じられません。さて、後半は、大人っぽい感じから、楽しい感じの曲へ」

8)START(手振りあり)
9)Lion
10)ラハイナ(曲中でメンバー紹介。ドラム、ベース、サックス、トランペット、徳岡さん、三浦さんの順)

M「ありがとうございます。最後は大好きな曲でお別れします。会場が一つになれる曲」

11)ONE(コーラスなし)

M「ありがとうございます、デパペペでした!」

アンコール

再び、階段を降りてくるメンバー。
M「ステージこそ我が人生。美味しい食事を食べて……」
客席「靴下かっこいい」
M「ありがとうございます、ユニクロで買いました。いろいろチャレンジしていきたいと思います」
T「年末の告知、しなくていいの」
M「クリスマスもまだなのに忘年会ライブです。毎年同じ、渋谷のカフェ・デュ・モンスター、12月29日、二回まわしでやります。80人ぐらいしか入れないんで。申し込み順なのでよろしくお願いします」
T「僕たちもこれでライブ納めです。アンコールは、白い花。僕たちは歌詞がないんで、何色の花を思い浮かべてもらっても」
M「徳岡さんはどんな色を思い浮かべてるんですか」
T「皆さんが思い浮かべてる色です」
M「それでいいんですか(苦笑)。僕もそう思います」

1)白い花

曲の途中で、ステージのカーテンが開いて、六本木の夜景が見えます。

終わった後、もう一度メンバー紹介をして、ふたたび階段から退場しておしまい。二度目の公演のため、入れ替えです。

*全体の感想

ビルボードは初めてでしたので、座席システムに、あらゆる疑問がわき起こりました……なんで最初に会計をすませる人と、そうでない人がいるの、っていう。17:30から呼びます、っていっておいて、17:20から入場させてたし(完璧に余裕持ってこないとアウトじゃないですか、開演まで1時間半以上あるのに)。
電話予約のみで即日完売、とるのがホントに大変だった自由席が7000円で、それには食事代どころかドリンク代も含まれておらず、少し離れただけのカジュアル席が、ドリンク付きで5500円っていう料金体系も、かなり不思議でした。会員制の老舗ライブハウスって、こういうものなの……? トイレに立つタイミングも、食事を頼むタイミングもなかなか難しく、コースで頼んでた人は、食べきれてませんでしたね。食事のお値段は、出演アーティストのレベルや、立地的に、こんなものなのかなと思いますが、ヒヤヒヤしながら頼んでました。

そんなわけで、最後に見えた六本木の夜景に感動、とか、できなかった……。
バブル経験世代ですけど、こういうのありがたがるように、できてない。
やたらに歩かせるエスカレーターとかも、ありがたくない。

ライブそのものも、時間が短いせいか、例年のクリスマスライブほどの充実感がなく、なんというか、不完全燃焼感が。DEPAPEPEには、Billboardは、早すぎたかなー、っていう。
年末は例年いけないので、参加される方、レポ、よろしくお願いします♪


●12月3日、『saku saku』presents 冬のプレミアムライブ2013 ~ふたりのスパイス~@関内ホール、いってきました。

*セットリスト(DEPAPEPEのみ)

1)シュプール
2)UNION
3)KATANA
4)ラハイナ
5)ONE

最後に「サクサカーの歌」に参加。

*当日のMCと、おおまかな流れ

ものすごく大ざっぱな全体の流れです。
DEPAPEPE以外のアーティストさんは曲名など、調べられなかったのでかなり不完全です。

最初、栞ちゃんが、諸注意を2回。けっこう噛む(笑)。

●黒幕さんと栞ちゃんで、コント「関内ホール」。

待ち合わせしている相手に、電話で関内ホールの場所を説明しようとする黒幕さん。
駅からのアクセスをまくしたてる黒幕さんに、ついにキレる栞ちゃん。
「わたしバカだから、わかんない。わ、関内。関内ホール」
今日は、チャラン・ポ・ランタン、カサリンチュ、吉田山田、DEPAPEPEの順番で登場します、とアナウンスして引っ込む二人。

●チャラン・ポ・ランタン

「前座です」といい、恒例の毒を吐きまくる姉の小春さん、マイクなしでも歌が後部座席まで届く、圧倒的声量の持ち主、妹のももちゃん。「サーカス・サーカス」「鍵穴」(「手切れ金」を歌いたかった?)「潮時」「おっぱいブギ」など、ぜんぶで6曲ほど。最後のシャンソンで、ももちゃんがステージを降りて、カメラさんを挑発、場内を駆け回ります。恋愛の毒で曲をつくってるので、皆さんもネタください、普段のライブはもっと豪華なのでよろしく、とアピールして退場。

●黒幕さんと栞ちゃんで、コント「関内ホール」その2。

さっき噛んじゃった、と反省する黒幕さん。プロテインもプロポリスも区別つかねーよ、とぼやきつつ、カサリンチュの事前コメントを紹介。
二人とも「サクサク大好き、楽しい」とのことで、「全国どこにいっても、サクサカーのファンがいるので嬉しい」「中華街に行けるのがたのしい」そうです。「ホショーのカレーおいしいよね」と盛り上がる栞ちゃんたち。

●カサリンチュ

「夏が終わる前に」「あなたの笑顔」「あなたがそばにいて欲しい」「やめられないとまれない」「New World」など6曲ほど。自己紹介とアルバム、ツアーのアピールも。兼業で3年間やってきましたが、2013年についに退職して、専業になったそうです。おめでとうー!

●黒幕さんと栞ちゃん、クリスマスコスチュームで登場。

トナカイのかぶりものをして「きよしこの夜」を歌ったり(栞ちゃんは「まぶねの中に」派なんですね)。 ベイスターズのファンの人、と挙手させる黒幕さん。少ないと嘆き、「きよしこの夜」の替え歌を。「きよし~、なかはた~、ほしは~ひからない~♪」
ゲーセンの「とるなび」で、12月20日から、ケータイの画面がぬぐえる、ヴィンセント縫いぐるみがとれるとか。「スマホ、何それ?」という黒幕さんに「ガラケーって汚れるんですか」と切り返す栞ちゃん。
山田吉田の事前コメント紹介。「サクサクは自由」「こんなの放送していいの?(山田)」「インストアラブでもサクサカー多い」「客席で人形アピールするの、やめてください」とか。

●吉田山田(+キーボードでブーニー?さん)

「ごめんやっぱ好きなんだ」「魔法のような」「日々」など5曲ほど。新しいシングルや赤レンガ倉庫でのライブ、クリスマスグッズの宣伝なども。チャランポランタンの「おっぱいの歌、よかったね」とも。最後の「日々」はNHKの「みんなのうた」で流れるそうで、自分の両親の思い出をベースに、家族の仲の良さを歌った曲だそうです。

●黒幕さんがトナカイ姿で、エレキギターを弾きながら登場。

サンタナの「哀愁のヨーロッパ」。ものすごく有名なイントロで、今まで弾きたかったんだけれども、弾くのは初めてだそうです。
栞ちゃんの配信限定シングル「モンスターガール」のミュージックビデオ、部分的には翌日から公式で見られるらしいのですが、そのフルバージョンを流すことに。会場内にはPVにライブエキストラとして参加したお客さんも多く、「ベイスターズのファンより多い」と黒幕さんが繰り返しコント。3時間もカメラ回しっぱなしで緊張しました、2月1日にワンマンライブをやることと、「とみたびと」というファンクラブができたことを紹介。

このあとは、デパペペ紹介。

黒「はい、次は、DEPAPEPEちゃんですー。昨日までインドネシアにいて、朝帰ってきて、成田からそのままきた」
栞「それで、インドネシアのお土産、くばってたんだ」
黒「徳ちゃんにもらったインドネシアのお菓子がまずくて食べられなくて、しおりちゃんのところもってった」
栞「高級な甘いクッキーですよね」
黒「日本人向けなのか、ビスシット、とか、書いてある」
栞「赤ちゃん用みたいな薄い味でしたけど、食べられますよ」
黒「インドネシアって一年中南国なんで、わりとのんびりしてて、リハーサルが12時間も押したんだって。で、現地の、ダンドゥッド・ボンゴとかいうのを買って、待ってる間、ずーっと叩いてたんだって。で、徳ちゃんが「うるせー!」ってキレたらしいよ。そこでは演奏できないんで、そのまま成田へ持って帰ってきた。あと、デパペペちゃん、インドネシアではインストですごい人気で、メロディーをみんなが歌ってくれるらしいよ。そんなわけで、デパペペちゃんの登場です!」

●DEPAPEPE

いつもの「Smiling」で登場。
拍手に迎えられて入ってくる、黒シャツ黒パンツ(三浦さんはジーンズ?)の二人。
バックバンドは、ナワッチさん、フクチョーさん。

照明が暗い中、サンタナの「哀愁のヨーロッパ」のイントロを弾き始め、観客席がわく

1)シュプール

三浦(以下M)「(曲の途中で)はいどーも、デパペペです、よろしくお願いしまーす!」

2)UNION

M「あらためまして、インストアコースティックギターデュオの、デパペペです、よろしくお願いします。会場、すごい盛り上がってますが、皆さん、まだ元気、残ってますか?(客席から歓声) sakusakuプレミアムライブに参加させてもらうのは、今回で三回目です。毎年、いや毎回、楽しみにしております。ええと、僕たちのことを知らん人、どうぞ挙手してください」
客席「ハイッ!(元気よく手をあげる男性)」
M「あの人は、僕らのこと、知ってる気がする(笑) えー、歌うようにギターを弾くギターデュオです。今回は「二人のスパイス」っていう題名でデュオの皆さんが呼ばれてて、こんな嬉しいことはないですね。みなさん仲良しで。特に男子の楽屋に行くと、みなさん、キャッキャウフフ、和気藹々で、僕らだけ、じゃっかん温度差が。徳岡さん、僕のこと、嫌いですか」
徳岡(以下T)「そこまで三浦くんのこと、好きじゃない。それに、三浦くんも。三浦くん、移動する時、ぜったい寝る。一分ぐらいで寝る。なんか、嫌なコトあると、寝るらしい。移動の時って、オレと一緒にいるのが一番長いわけで、三浦くんは、そんなにオレを、好きじゃない」
M「ピリリとした関係性ですね。今日は曲をどんどんやりたい。そんな感じで次の曲は、舌がキレてしまいそうな、カタナのような……」
T「ヘタクソが!(「KATANA」の紹介のはずなのに、そのまんま)」
M「いまの(ツッコミ)、ちょっと面白い」
T「三浦くんは、葉加瀬太郎さんになりたいの?(髪型を揶揄している)」
M「にあってますか?」
T「にてる」
M「葉加瀬太郎さんみたいってこと? ありがとうございます。じゃ、次の曲は、情熱大陸!(笑)」

3)KATANA

4)ラハイナ(曲中にメンバー紹介。フクチョーさん、ナワッチさん、徳岡さん、三浦さんの順でソロあり)

M「次の曲でラストになってしまいました。12月12日、ビルボード東京でクリスマスライブやりますので」
T「特別なライブになりますので、ぜひ、いらしてください」

5)ONE(コーラス要請はなし)

●アンコールの「サクサカーの歌」では全員参加。

黒「サクサクを見てたら~、チャンラン・ポ・ランタンに会えた~」
小春「みんな、ひどい恋愛してる? 情報ぜひ下さい、曲にするから、手切れ金よ~」
黒「サクサクを見てたら~、カサリンチュに会えた~」
カサ「ビフォー・アフターです。アフター、タツヒロ、ビフォーがボウズです」
黒「サクサクを見てたら~、山田吉田にあえた~」
山田「(虫?)」
黒「サクサクを見てたら、DEPAPEPEに会えた~♪ サクサクを見てたら~、さかなクンに会えた~♪」
M「(白衣を着て、頭にふぐの帽子をかぶって)ギョギョギョ! ハコフグ可愛くて大好きなんですけど、魚より恐竜の方がもっと好きです、ヴェロキラプトルとかいろいろ~(途中で遮られる)」

歌が終わって簡単に挨拶。
カサリンチュ「サイフ落とした人いるよ、気をつけて帰ってね~!」

*全体の感想

前回は、それぞれのアーティストに緊密な連携があって、それが一体感を出していましたが、今回は完全にバラバラでしたね。デュオ繋がりっていうのはちょっと弱いかも。
チャランポランタンの二人は、パフォーマンス力だけでなく、歌唱力もあって素敵でしたね。ももちゃんを、目の前十数センチの距離でみましたが、色気もあるしお肌もピチピチですし、あの朗々たる歌声でがんばって欲しいです。

DEPAPEPEは、もうちょっとインドネシア話(The 36th Jazz Goes to Campus Festival参加の話)があっても、よかったですね。
帰国が間に合っただけでも、ヨシとすべきなんでしょうけれども。


●11月10日、「DEPAPEPE 10Th Anniversary Live 第3弾 ワンマンライブツアー2013」~History of DEPAPEPE~@Zepp Tokyo、いってきました。

*当日の服装とメンバー

今回は、サポートメンバーを含めて、4人でスタートです。
左手のキーボードがナワッチさんこと、縄田寿志さん、右手のパーカッションがフクチョーさんこと、福長雅夫(ふくながまさお)さん。
三浦さんのスタイルは、きつめのパーマ、水色の縦ストライプのシャツに、黒のスーツ上下。靴は白っぽく見えました。
徳岡さんは、濃紺のシャツに黒ネクタイ、黒のパンツ、足下はベージュ系のサンダルを素足にはいてました。
アンコール時は、皆さん、10周年記念Tシャツ姿。三浦さんはグリーン系、徳岡さんパープルでした。
ギターは何度もとりかえあり。三浦さん、恐竜ギター、使ってましたかね? ちょっとわからなかった。徳岡さん、途中で二人きりの時に、リードマンオリジナルの、パープルのカッタウェイ使ってましたね。
譜面台がずっと出てましたが、なんのために出してあったんでしょう。セットリストでも載ってたのかな?

*セットリスト

1)START
2)FLOW
3)バタフライ
4)さくら舞う
5)ブラボー・マーチ(on 行進、徳岡慶也!)
6)GIGIO2(みんなでカズーを使って(三浦さんは「歯ズー」と揶揄されつつ)
7)ROSY(三浦さん、造花の大きな薔薇を口にくわえて)
8)FAKE

二人構成で。

9)Hi-D!!!(いい曲だけど嫌、面倒だけど練習になる)

榎田良子さんのイラストをバックに、TBSアナウンサー土井敏之さんによる、三浦さん作の、“DEPAPEPE10年の物語”太陽と月のお話朗読。

10)きっとまたいつか

四人に戻って。

11)スミレ(北海道テレビ用の新曲)
12)恋水
13)ONE

三浦さんの「コンガで物販!」応援は村井さん。で、前半終了。

14)Night & Day
15)哀愁バイオレット
16)KATANA(男臭い)
17)ラハイナ(バンメン紹介+ソロあり)
18)シュプール

encore

1)UNION
2)Happy Birthday(今日誕生日の57歳の人+10周年で67回リピート)
3)THIS WAY

*当日のMCと、おおまかな流れ

三浦(以下M、徳岡さんはT)「History of DEPAPEPEへようこそー!」
珍しく、二人とも立って演奏です。

1)START
2)FLOW
3)バタフライ

  M「(勢い込んで)あらためまして、History of DEPAPEPEへようこそ! ありがとうございます。千秋楽、Zepp東京です。来てくれてありがとうございます!!」
T「お客さんのテンションが、そこまであがってない。こっちはあがる曲やってるから、あがってるけど」
M「千秋楽なんで、今日は楽しくやっていきたい、全力をつぎ込んで盛り上げていきますので、ありがとうございます!」
T「(すわる)座ってイイですか。二日目からツアー立ってるんですけど、疲れる」
M「一人だけ座るんですか」
T「三浦君は、目立ちたがりだから。ハロウィンも終わったのに、葉加瀬太郎さんのコスプレしてる」
M「コスプレじゃないし、葉加瀬太郎さんに失礼でしょう! これは、気合いいれるために、パーマをきつめにかけてるんです。気合いの現れです。ライブの最後には、汗で髪が、もっとくしゃくしゃになってると思います。それでは二枚目のアルバム、Ciao! Bravo!!から」
T「さくら舞う」

4)さくら舞う

M「次の曲は、ブラボー・マーチです。マーチですから、行進しながら弾きます(足踏みしながら弾いてみせる)。徳岡さんもどうぞ(徳岡さん、首を振る)」

5)ブラボー・マーチ

T「(行進)やらない。ツアーの初日からいわれたけど、結局、一回もやらなかった」
M「期待したのに」
T「やれなかった」
M「なんでですか」
T「この曲難しいから、よう弾けない。演奏しながらとか」
M「僕だって、練習してたんですよ」
しぶしぶ、三浦さんのマネをして、足踏みしながら弾いてみる徳岡さん。
M「on 行進、徳岡慶也ー!」

M「続きましては、アルバム「HOP! SKIP! JUMP!」の曲。新しい楽器を導入します、カズーっていいます。徳岡さんもやってください。みんなも」
徳岡さんら、カズーを口にくわえます。
M「思いのほか、音がひずんでますね。普通の楽器と違って、穴をふさぐものでないので、声で出した音程、そのままでます」
T「歌の下手なウチらには、もっともむいてない楽器。三浦くんは常に、口にしてるけど」
M「常に、ってなんです。(客席から煽り)「歯ズー」? くわえてませんよ、そんなフォルムじゃない。いま笑った人、おぼえておいてくださいよ。人の顔見て笑うなんて、失礼な!(笑)」

6)GIGIO2(全員でカズーを吹きながら)

M「ジージョの事情、でしたー!(バンメンの名前をいおうとして、噛んでしまい、すぐでてこない)」
T「三浦のアホー」
M「普通にいいます、on パーカッション、フクチョー!」

M「次の曲は、情熱の薔薇の曲なので(造花の大きな薔薇を口にくわえてそのまま演奏)」

7)ROSY

M「センキュー!(くわえていた薔薇をなげる、重いのであまり飛ばない)」

8)FAKE

M「続きましては、二人でやりますので、一回、お二人にはハケてもらいますので、ご紹介を、on キーボード、ナワッチー! on パーカス、フクチョー!」
二人がステージから去り、DEPAPEPEの二人だけになります。
M「これから後半に向けて、前半もりあがったんで。そんな短い間に息があがって(声の調子を変えて)失礼いたしました」
T「誰だよ」

9)Hi-D!!!

M「インディーズの頃の曲で、これは奇跡の曲です。デパペペのすべてが詰まってる曲で、もう一回つくれっていわれてもできない。二人で何も考えずにつくりました」
T「久しぶりに弾きましたが、大丈夫でしたね。ちょっと疲れましたが」
M「疲れた、疲れた、って、本番中にいうことじゃない」
T「あんま、だって、弾かない」
M「立つのもチャレンジですよ。足腰強うなって」
T「嫌いではないけど、この曲、疲れます。こういう曲は、一番最初につくらないと。デパぺぺらしさが四つ入ってる、速さ、16ビート(あと二つ聞き取れず)、またいい練習になる」
M「オチ、つけないでくださいよ」
T「いい意味でそういう曲なんで、最初につくってよかった」
M「(言い方に)嫌いがにじみでてる」
T「いいなと思うけど。練習になるし」
M「冬のストリートとかでもやりましたねー、みにきてくれた人が、あったかい缶コーヒーおごってくれたりして、ありがたかった」
T「この曲は2コードだけだもんね、DとG。それしか知らなかった。インディーズの頃に、僕ら3枚、アルバム出したんですけれども、その時のアルバム」

インディーズ時代のアルバムを取り出して見せる徳岡さん。

M「アー写もとったんですよ。やけど戦略的にださない方がいい、雰囲気でいこうってことで」
T「悔しいかな、それが大成功しまして、よくライブとか行くと「もっと年のいった人だと思ってた、っていわれました。使えなかったのは主に、当時の三浦くんの顔のせいですね」
M「(苦笑)アーティスト写真とる時に並んでとるんですけど、「三浦くん一歩後ろさがって」、撮って「もう一歩さがって」っていって、どんどん後ろにさがっていっちゃう。正面もだめで、結局、横向きにされちゃう。サマパレのアー写もあんまりね。気になる方は、ネットで見てみてください。あ、「Acoustic & Dining」では徳岡さんもね」
T「いや、僕は前からで」
M「徳岡さん、ほんと、おいしいですね」
T「三浦、色気、出てきたよ」
M「そうですか、僕も30になりましたけど」
T「今までずっと、強化されてきたものが」
M「横顔から正面顔へ、そして色気も」
T「可能性有れば。このジャケットは四枚とも榎田さんで、ええと、この描き方は、版画で、かな?」
M「おおざっぱですね、あんまり適当なこといわないで」
T「そんな気がしたんだけど、適当で」

二人の後ろに、榎田さんの描きおろしの大きなイラストが飾られます。

M「みてもらえればわかると思いますが太陽と月の絵で太陽が僕で細い月が徳岡さんです」
T「みると太陽に、歯が出てる」
M「榎田さんまで!」
T「この絵はあとで、外に飾るので、みてください」
M「それで、このツアーでは毎回、僕がつくった物語を朗読してもらって、僕らがBGMを弾くんですが、東京はこの方をお呼びしております、TBSアナウンサーの土井さん」

実況アナの、土井敏之さん登場。

土井「今晩は、TBSの土井でございます、僕、実況アナウンサーですけど朗読していいんですか。今回も東京の雨を降らせたと恨み節をもうしあげます、ほら、会場の引くのが早い! 僕はDEPAPEPE最初のワンマンライブの頃から、野音いってまして、渋谷AXもいってます。行った人?(会場内挙手させる)僕も、同じです。自分でチケット買って行ってました。「シュプール」あたりの頃に、拓ちゃんと知り合いまして。パックンマックンのパトリックが、アーティスト紹介するって飲み会に連れてってくれたら、拓ちゃんだった。しかし、野音とか、服ほんとに濡れて、膝下浸水した。今年は会場が変わったからいいかと思ったら、そこでも降って!」
M「あれは(雨降りとしては)セーフ」
T「いや、土井さんがそんな最初から聴いててくれたって、僕らからしたら感動ですよね」
M「土井さん、座ってください、僕ら生BGMでやりますので」

動物の好きな太陽が魚とたわむれる月を誘って、二人とも好きなギターを弾くと、みんな楽しくなるという物語。二人が何曲か生演奏します。

M「10年間の物語でした、僕が書きました」
T「僕らの演奏がBGMで。ありがとうございました」

10)きっとまたいつか

M「もりあがりましたよね?」
T「感無量になりますね」
M「ありがとうございます、土井さん、僕らの音楽にぴったりあわせてくれて。さすがです。僕ら、10年間、いろんな人と出会って、何もいわずに支えられてきて思うんですが、素晴らしいです。いつも応援してくれて、ほんとありがとうございます。さて、そろそろお二人に戻ってきてもらて、新曲をやりたいと思います」

ナワッチさんとフクチョーさんが戻ってきて、四人構成に戻って。

11)スミレ

M「この曲は徳岡さんがつくりました、気持ちをこめて」
T「そんなに気持ち、こもってない」
M「なんでです」
T「この曲は、北海道の「水曜どうでしょう」とかつくってるHTBテレビの、天気予報用の曲として作りました。スミレってしたのは、天気を左右する題名だとあれなので、季節にあまり関係ない感じの花の名前に」
M「スミレにも思い入れない?」
T「思い入れはないけど、切ない感じに」
M「徳岡さんが最近つくる曲は、みんな切ない。そういう私生活なんですか」
T「誰がやねん」
M「ONEあたりから、切ない感じに」
T「せつなすぎないかんじで(弾いてみせる)」
M「ああ、切ないっていうのが最後のコードに。二人で切ない」
T「いや、結果は希望なの。マイナーのコードがメジャーに落ち着く。悲しいコードってこっちで終わる(最後までマイナーコードで弾いてみせる)、切ない。でも人生は最後、こう、希望で終わる」
M「そこで何かあって、オレは、なんとか、できるー、そうなってる感じ」
T「前向き、いいんじゃないですかね」
M「新曲も切ない感じで、ONEもよくないメドレーで。最後に希望があって非常にいいと思います。僕も曲作ってます、切なくないけど」
T「ブラボー・マーチは、三浦くんですからね、YOU前向き!」
M「若かったですから」
T「実はROSYも三浦君」
M「僕、音をいっぱいいれちゃうんですよ。たとえば(ROSYのメロディーのイントロにのせて)「君と君と君と君と」みたいな。気が多い(笑)。何人とどうしたいんですかっていう」
T「よかったな、歌詞ついてなくて、ついてたらノーいわれる」
M「切ないROSY」

12)恋水
13)ONE

T「僕の切なさ、伝わったでしょうか」
M「希望です。ONE、恋水、スミレ、ときて、みんな前向きでオッケー。えーと、なんかまったりしちゃいましたね。ここらで、今日は4人なんで、ちゃんとバンドメンバー紹介を。ナワッチー!」
縄「今日はパーマあててきました。三浦くんにあこがれて、この日のために、ゆるーく」
T「ゆるぱーですね、あててるかあててないかわからない」
縄「あててます」
M「ナワッチさんは、徳岡さんと仲いい」
縄「三浦くんとも、カラオケ一緒に行く。あの夜、三浦くんがスパークした夜を忘れない」
M「(苦笑)僕、カラオケ好きなんですよ。意外と歌うんですよ」
縄「三浦くんは、合いの手うまいんですよ。もりあがる、三浦くんがいると」
M「僕、バラードでも合いの手いれますからね」
縄「才能だよね」
M「同じというか合う、マックスのところで待ってくれて。深夜でも」
縄「無理しなくていいよ(笑)」
M「ナワッチー! そして、もうひとり、フクチョー!」
T「フクチョーさんは男前。福山雅治みたい」
福「(ガリレオの物まねで)実に面白い」
T「ちゃんと決め台詞がいえるようになった(笑)」
M「ボイスメモにとって、練習してましたもんね」
T「フクチョーさんは、カッコイイし、男前なんですが。突然おネエキャラがでる」
M「みんな、一番そこを気にしてる(笑)」
  福「今日は、弟子もいっぱいきてるからー(ネタなのに誤解されても困る)」
T「それが意外にハマるから怖い。他の人がいる時はともかく、二人の時は、ドキっとなる。どっちなんかなーって。バンザイとか手をつなぐ時、こうじゃなくて、こうつないでくる(恋人のように指をからめてつなぐ形を見せて)。僕にだけわかるのは意味がないので、やめてもらいたい。指をからめないでください」
福「(しなをつくって)今日もやるわよ!」
M「いったい何の話に(笑)。フクチョーさんは、パーカッションやってるっていうのも、かっこいいんですよね。きっと、僕もやれば、かっこよく見られる! なので、練習してきました。ドラムもやってるから、on パーカッション、ドラム、フクチョー! それから今更ですが、on ギター、リーダー、徳岡ー!」
T「(コールに応えて)三浦ー・ギター!」
M「皆さん、不思議に思ってたでしょうが、フクチョーさんが届かないステージど真ん中に、コンガがセッティングしてあるのは、僕が叩くからです」
T「ほんま大丈夫ですか?」
M「よくぞきいてくれました。on パーカッション、僕! これから「コンガで物販!」をやります。物販には応援が必要ですので、よびます、マネージャー、村井洋亮(あきひろ)ー!」

三浦さん、ステージ中央にいってコンガを叩きながら、「コンガで物販! コンガで物販! ピック! 500円! タオル! 1500円!」と叫びます。三浦さんがいったものを、村井さんが袋から出して客席に見せるコント。その他「Tシャツ、バック、ブックカバー、全部!」と、ランダムに叫ぶ三浦さん。
普段なら物販紹介はアンコール時のネタですが、今回は本編につっこんできました。
そして以下が、本当の後半戦。客席もスタンディングで。

14)Night & Day
15)哀愁バイオレット
16)KATANA(なぜか曲紹介で「男臭い」と形容詞をつける三浦さん)
17)ラハイナ(T.M.G.よろしく、バンメン紹介+ソロ)

M「楽しく盛り上がってきた今回のライブ、10年間応援してくださって、皆さん本当にありがとうございます、この曲でお別れしようと思います、シュプール」

18)シュプール

アンコール 1)UNION

M「(ムードを出して低めの声で)アンコールありがとうございます。楽しかったです。ええと、Zepp TOKYOでは、このしゃべり方でなくていいですね」
T「はい」
M「えー、徳岡さんにも、いろいろしゃべっていただいて。曲に行くまでの間(うながす」
T「(なにかいいかけるような感じだが、結局無言)」
M「(徳岡さんは)しゃべらなくても間がもって、いいですね」
T「しゃべりは、間をとらないと」
M「まるで僕が、とってないみたいな! えー、今日で10周年記念ライブ第三弾は終了ですが、第四弾として、クリスマスライブがあります。12月12日、ビルボード東京、通称(そこで噛む)デパクリー! 今回はちょっとふだんと違う感じで、ホーン隊とかいれて、食事もいれてゆっくり楽しめる的な感じにしたいです。もしかしたら、いつもどおりかもしれませんが」
T「ビルボードで、ハイどーも、は言えないんじゃないの」
M「声のトーンを変えればいいんじゃないですかね。(低く)はいどーも~♪ あと、榎田さんに描きおろしてもらった太陽と月の物語、ポストカードと手ぬぐいにして、受注生産でつくります。注文していただけると、クリスマスの頃に届きます。デパペペからのクリスマスプレゼントです、買って下さい(言葉の矛盾をにおわせつつ)。クリスマスライブも、盛り上がっていきます。よろしくお願いします。次の曲は、ハッピーバースデーです。今日、誕生日の、会場内の人の分を祝おうと思います。たとえば、5歳だったら5回これ(最後のサビの部分)をリピート。えー、今の声はビルボード用です」
T「その人の年齢+10周年なので、10回足して弾きます。誕生日の方、手をあげてください」
M「いますね(何人か手があがる中から一人選ぶ)。おいくつか、きいてもいいですか」
客席の女性「ここにふさわしくない年齢です」
M「そんなことないです、教えてください」
客「57です!(会場どよめき)」
T「若く見える。20代に見えます」
M「で、57から10ひく」
T「(苦笑)足す」
M「僕、数え間違うといけないんで、会場の皆さんも、一緒に数えてください」

2)Happy Birthday(今日誕生日の57歳の人+10周年で67回リピート)

M「おめでとうございます! 終わったー! 67回、できましたね」
客席「えらーい」
M「僕の声もかれてますが、数えられてよかった。会場全体がハッピーになって、祝えたと思います、ありがとうございました」

M「あのですね、僕、こんな声で真面目なこといても伝わらないんですけど、今日は真剣にいいます。この10年、いかに幸せだったか、身にしみました。僕たちは、絶対やろうと思って組んだわけじゃないんで、この先に道はあるのか、と思ってました。でも、いろんな人に助けられて、みんなが背中を押してくれて。今は、道がある。二人やったら歩けなかった、けど今日からこの先もある、道はある、と確信してます。 もし自分のためだけやったら、楽な方にいってしまう、辞めてしまえる。でも、僕らにはみんながいるから、つらい時も続けて行かれる。こうやって来てくれるお客さんが、一番、すごいんです。いつも感謝してます、ありがとうございます。それでは、最後にこの曲。THIS WAY」

3)THIS WAY

M「ありがとう!」
T「気をつけて帰って下さい」
(BGMは「Life is a Journey」に)

最後は恒例の、みんなで手をつないでバンザイですが、フクチョーさんが徳岡さんの指を恋人つなぎして、ナワッチさんが三浦さんを恋人つなぎ、最後に三浦さんと徳岡さんが恋人つなぎをして(客席の皆さんはお好きな形でつないでください、といいながら)、バンザイ!しながら、バンメン「History of」客席「DEPAPEPEー!!」で終了です。

*全体の感想

徳岡さん、スタンディング時間が長かったので、きつそうでしたね。

セットリスト、年代順の構成で最後はインディーズに戻る形でしたが、後半戦の曲はランダム気味でしたよね? 最初がSTARTなのは仕方がないとして、なぜラストがシュプールなのかな?

あと、今回、オープニングアクトが三田村千晴さんで、ギター片手に一人で、「ラブソング」「普通」「悲しくなることばかりだ」の3曲を熱唱しました。
曲は悪くないのですが、ワンマンライブの最終日に、オープニングアクトは、正直、いらなかったかな、と。特に「悲しくなる~」はネガティブな曲なので。
三田村さんは東京にでてきて9年目で、やっと去年メジャーデビューできたそうで、「それを考えると、アニキ達の10年間は凄いと思います。皆さん、今日は楽しんでいってください」と挨拶して退場していかれました。

ところで、今回、指定席でしたし、開場時間が早かったせいもありましたが、あんまり、開場前から並んでる人が、いなかった気が。
日曜日なので、他で時間を潰してから来られたんですかね?
私は電車が中途半端に遅れたために、開場20分ぐらい前についたのですが、そこには10人もいなかった気がする……ワンマンライブの最終日なのに、なんだろうこの寂しい雰囲気、と思ったりもしました。
物販に目玉がなかったからですかね?
義援金ピックの前は、閉場後、かなりのおしあいへしあいでしたけれども(おかげで歯が出てる太陽の絵を見そびれてしまった)

今回は微妙に構成のずらしなどもあり、三浦さんのコンガ演奏(上手でした!)など新たなサービスもあったので、楽しめましたが、この先の道はどうなるのかな、と思ったりします。セールスが落ちていくと、小さい会場も増えていくでしょうし……アットホームな感じは嬉しいのですが、もう三浦さんもだいぶこなれてきて、大きな会場に耐えられるMCになってますしね。


●8月13日、「Acousitic Friends Live vol.1 ~Live at sweet memories place~」@渋谷O-nestいってきました。

ファンクラブメンバーのみが応募できるサンキューライブ(チケット3900円+ドリンク代)、東京初日です(これの前に2回、尼崎でライブを行っています)。
本来的には内容を公開するものではない上、私が骨折中でライブ中によくメモをとれない状態でしたので、記憶の範囲で書きます。

*当日の服装とメンバー

三浦さん、サーフィンの先生にもらった、ハイビスカスのアロハ、ロールアップしたベージュのパンツ、足下は黒のサンダル。指輪あり。髪はパーマで襟足より長め。徳岡さんに、沖縄のタクシー運転手と冷やかされる出で立ち。
徳岡さん、ブルーグレーのボタンダウンを襟元まできっちりしめて。下は黒のパンツ、足は、裸足に黒のサボっぽい布靴。うちあげでは、横ストライプのUネックシャツに着替えていて、ペンダントがみえてました。
徳岡さんは川畑完之さんに押し売りされた(笑)エレキギター持参。三浦さん、打ち上げでは焼酎の水割りのんでました。
サポートメンバーは、これからちょっとお世話になるという、パーカッションの福長雅夫さん。本当は「ふくなが・まさお」さんだそうですが、漢字が独特なので、「ふくちょーさん」と呼ばれているようです。今風のイケメン的なお兄さん。ノリがよくて、当日は流れから、オカマキャラを演じてました。

*セットリスト

三人で、コード進行で「SUMMER PARADE」で始まるとみせかけて、

1)Horizon(三浦さんのひっかけで、徳岡さん、思わず最初でコケる)
2)UNION
3)MTMM
4)キミドリ
5)激情メランコリック
6)DUNK(メジャーデビュー前の演出つき。あの時は私、本気でハラハラしましたよ)
7)Hi-D!!
8)Route 128
9)恋水

二人だけで。

10)TIME
11)La tanta

ここから先は自由演目。

12)How Deep Is Your Love(ビージーズのカバー。徳岡さんが、川畑完之さんに押し売りされたwエレキでメロディーを弾き、三浦さんがアコギでバッキング)
13)いとしのエリー(三浦さんのソロ。サザンの25周年ライブにいってきたそうで、三浦さん、歌います。「エリー」でコール&レスポンス。途中で勢い余ってマイクに鼻をぶつける始末。徳岡さん、袖にはけてましたが、笑いがおきたので覗いてました。ほぼ完璧なコントでした)

三人編成に戻って後半戦。

14)Sky!Sky!Sky!
15)ROSY
16)(男の)KATANA
17)FLOW
18)T.M.G.(コール&レスポンスは「nest」「すっからかん(メジャーデビュー前に、アルバムを3枚もだして、曲のストックがすっからかんだったため)」「TMG」。バンメン紹介は、徳岡さん、フクチョーさん、三浦さんの順)
19)START

encore

1)ONE
2)SUMMER PARADE

うちあげ(6階ラウンジにて、ドリンク代+1000円)

歓談とじゃんけん大会と歓談、その後1曲、二人だけで。

3)シュプール

*当日のMCと、おおまかな流れ

最初、パーカスのフクチョーさんと三人で登場し、おもむろにイントロになり、三浦さんがそれらしいコードを弾いていますが、「SUMMER PARADEかな?」と思わせて、なかなか始まらない。
あげくの果てに、徳岡さんが苦笑して中断。
徳岡(以下T)「最初にその四つのコードくれとはいったけど、いつまでやってんの。それじゃ始まらない。SUMMER PARADEいくつもりか」
三浦(以下M)「すみません、いじわるしました。ちゃんとやります」

というわけで、一曲目のHorizonが始まりますが、徳岡さん、結局、テンポを崩してコケて、いったん停止。最初からやりなおします。三浦さんの意地悪成功?(笑)

1)Horizon
2)UNION
3)MTMM

M「はいドーモ、DEPAPEPEです。今日は、Acousitic Friends Live vol.1 ~Live at sweet memories place~へようこそ! ファンクラブのライブです、今年からの新シリーズです」
T「シリーズ? シリーズなん?」
M「楽しいライブにしていきたいと思います。Live at sweet memories placeと題しましたのは、思い出深い場所で、ライブをやっていこうかと。僕たち、神戸のチキンジョージからスタートして、全国でやってきたんですけど、大阪では、尼崎ブランドンでやりまして。今日は東京で、O-nestでやります。ここでの思い出はまた後で」
T「今日はパーカッションに、フクチョーさんをおよびしてます。かっこいいですね!」
M「僕の立場は」
T「ほんと男前で」
M「へこんでまう。顔はとらんといて」
T「リハの時から、ほんと楽しかったです」
フクチョーさんが小指たてて、なぜかオカマキャラアピール(笑)
M「いろいろ新しいことをやろうと思ってます。歴史的瞬間にしたい。普通のライブではできないこともやりたいと思います。みなさん、ゆるしてくれるかな? 今日は短い時間……短くないと思いますが、一日よろしくお願いします」

4)キミドリ
5)激情メランコリック

M「暑いですね。フクチョーさんも熱いですね」
T「三浦と同じような格好なのにな」
M「見た目は同じでも」
T「ロックっていうか」
M「あんまりフクチョーさんだけ、格好いい、いわないでくださいよ。グレてまう」
T「三浦、ジェラシー?」
M「分野が違うかっこよさっていうか(笑)」
T「フクチョーさんはほんま、のってくれるから」
M「神戸の出身なんですよね。だから前から知り合いで」
T「髪型とか同じなのに、おまえ、沖縄のタクシー運転手みたいやもんな。フクチョーさんとはちょっとの間、一緒にやる予定ですが、ほんと楽しい」
フクチョーさん「三浦くんとは目をあわせない」
M「(あまりいじめられるので)僕、徳岡さんと目をあわせないようにしますよ。(曲のタイミングで)目配せするのやめますよ。ところでここが、どうして思い出の場所かというと、ここの会場、メジャーデビュー前にでまして、デビューしますって発表したのもここなんですよ」
T「それだけじゃなくて、入場の時にみてもらったと思いますけど、ここの上のフロアにラウンジがあって、そこで演奏する機会がありまして。そこに、ソニーのお偉いさんが見に来てくれまして、それでデビューが決まったんです。メジャーになるってことは、お金をかけて宣伝するわけですから、一応、一度はみにくる」
M「うかってよかった。やから今がある。楽しい」

M「O-nestは、実はメジャーデビューを発表しただけじゃなくて、もうひとつ事件がありまして。DUNKの演奏中に照明が落ちて、真っ暗になったんですよね。ものすごく盛り上がったんですが、あれは半端ない。で、今日、あれをもう一度やろうと。一部分だけ照明を落とします。落とすタイミングさんは、照明さんにおまかせです」
T「フクチョーさんは暗くても大丈夫?」
フクチョーさんは演奏しませんよ?
心配になって、曲の難しいところを「ここで落ちたら大変」とおさらいする徳岡さん。
T「あかりが消えて、ついたら、三浦いなくなってたりして」
M「それやったらイリュージョンです」

6)DUNK(一カ所照明消えるバージョン)

M「イリュージョン、できなかったですね」
T「トラブルがあると盛り上がるな。あの時もあうかどうか、ハラハラしたけど」(当時聴いていた私もハラハラしました!)
M「そうですね。楽しかったです。10周年ふりかえってみると、いろいろありました」
T「10年間をいろいろ振り返ってみたけど、俺、三浦の家に一度もいってない。最初のワンルームの時に、一度いっただけ」
M「俺、いかんてゆわれて」
T「椅子にも座れないぐらいきたない」
M「今の部屋はきれいですよ。その時はワンルームマンションで」
T「お茶をだされてものめない」
M「その時、ぜんぶそなえつけのマンションで、冷蔵庫も小さいのしかなくて、備え付けで、前の住人の人がなんかいれてたらしくて、いくらきれいにしてもにおいがとれないんです。しかもよく故障する」
T「紙パックの飲み物って、開けると、開け口のところに、冷蔵庫のにおいがつくじゃないですか。紙パックのお茶で、においついてて、常温で。絶対にのめない」
M「もてなしですやん」
T「絶対にいかない」
M「22歳の頃で、そんなんっていう。そんな僕も、30になり、徳岡さん36になり。そういえば徳岡さん、今年の誕生日に僕のあげた水蒸気たばこは、つかってますか」
T「つかってない」
M「あかんて? (あきらめ口調で)無理に禁煙、とはいいません。すってる人もいますしね。さて、いいかげんセットリスト行きましょうか。僕らが初めて弾いた曲を」

7)Hi-D!!(徳岡さんが「Thank you!」)
8)Route 128(なぜか三浦さんが、曲紹介で、ルート1,28、とつっかえる)
9)恋水

M「三曲やりました。ここで、いったん、フクチョーさんがはけます」
フクチョーさん、なぜかおネエキャラ風のアクションで去って行く。
T「オネエキャラと違います(苦笑)」
M「今日は二人で、普段、演奏しない曲をやりたいと思います。インディーズの頃のタイム、あといれなおしたラタンタ。これ、ライブでやりましたっけ」
T「その頃は、曲がなかったから、演ったでしょう」

10)TIME
11)La tanta

M「センキュウー!」
T「むずかしいね(久しぶりに弾いたので、はやいパッセージを弾きなおしてみる徳岡さん)」
M「インディーズの頃で、それだけ昔ってことです。ここで演奏するのも緊張しましたね。もうCD2枚目でた後で、すっからかんで」
T「一年で、CD、3枚だしてたから、もう曲がなかった」
M「普通は、お約束で、メジャーデビュー前に、曲をかきためてるものなんですよね」
T「CDがないと、全国まわれないんで、短いタイミングで、三ヶ月で一回だしてた」
M「すっからかんになりますよね」
T「あかんわ」
M「すっからかんでいいんですよ。その時、旬の、自分らの曲をやればいいんですよ。ビバ、DEPAPEPE! さて、ここからはファンクラブライブならではの、好きなことをやります。自由演目ですので、チケット代にふくまれません」
T「なにやるかもきまってない」
M「昨日きめました」
T「三浦くんの脇にエレキがありますが、僕も今回ひきます」
M「いいタイミングでつくってもらったんですよね。僕のと同じタイプ」
T「ちょいちょい茶々いれんなや。僕のも、完之(かんじ)ギターです。こういう、フェンダーみたいな大きいヘッドで、ローズを指板にしてもらって、釣りすきやからって海の色で。川畑さんは金属の部分以外はぜんぶ自分で手作りで、塗装もこんなにしてもらってね。すごく時間がかかるんです。でも、つくってほしいって、俺、いってない」
M「押し売り?」
T「川畑完之さん、これ、徳岡さんのイメージでつくってみましたよって、持ってこられた。それが、めっちゃかっこいい。買うしかない。前に僕が、フェンダーのヘッド、かっこいいっていってたの覚えててくれてて」
徳岡さんが弾くと、ちょっとギターの音にノイズが入ります。三浦さんが伴奏すると音がきえますが。
M「ノイズも味わいですよね」
T「スイッチ、こうすると音が太くなって、丸くなる。ジャズとかこういうのでやる。チョーキングもできるし」
M「憧れの、希望通りのギター」
T「僕がメロディーひいて、三浦君がバッキングします。自分のやりたいほうだいやります」
M「ギター、こだわる人はこだわりますからね。ハンダが、当時のハンダでないと同じ音がでないとかで、当時ののストック、もってる人とか。僕、ハンダで音の違い、わからない。あと、エリック・ジョンソンの変な形のギターとか。あれ、エフェクターの位置にこだわりが。って、知ってる人しかわからないネタ。知ってる人しかわからないっていえば、物まね。スティーヴ・ルカサーがジェフベックとサンタナと共演した時、緊張してテンションあがった時の、口元の物まね、できます(舌を動かす三浦さん)。早びきと同じように舌が動いてる。どんだけ緊張してるのかっていう」
徳岡「ルカサー、えらいですからね、TOTOですからね?」
12)徳岡さんメロ、三浦さんバッキングの「How deep Is Your Love」

M「僕、別にお金もらってるわけじゃないですけどヤマハのTHRっていうアンプがいいです。第三のアンプ、スタジオ用でもライブ用でもない、自分用っていう。アンプを買ってみようと思う方は、どうでしょうか」
T「三浦くんはなにをやるの」
M「(マネージャー村井さんに)譜面台もってきてもらっていいですか」
T「ソロ? なんでそれをやるの?」
M「僕、先日、サザンの25周年ライブにいきまして。素晴らしいライブでした。みた人いらっしゃいますか(と挙手させるとお客さんの中にもいった人が)? で、これを知らない人はいないんじゃないか、という曲をやろうと思いまして」
T「ソロなら、俺、はけていい?」
本当に退場する徳岡さん。

13)三浦、うたいます。「いとしのエリー」。皆さんも歌ってください。

コール&レスポンスで「エリー!」。だんだん難易度があがってきて「エリエリエリエリ!」などと連呼するように。勢いあまって、マイクに顔をぶつける三浦さん。笑いが起こったので、フクチョーさんに教えられて、袖からこっそりのぞいて、笑う徳岡さん。

曲終了、三人編成にもどって。

T「おまえ、コール&レスポンスで、エリーはないやろ(苦笑)」
M「もう、今からはチケットとれないと思いますけど、ほんとよかったので、いってみてください。近況報告的な」
なぜかフクチョーさんが、しつこくオネエアピール。
T「フクチョーさん、めっちゃ、男ですよ?」
M「それはそれで、何か(苦笑)。じゃあ、ここから後半戦いきます」

14)Sky!Sky!Sky!
15)ROSY
16)(男の)KATANA
17)FLOW
18)T.M.G.(コール&レスポンスは「nest」「すっからかん」「T.M.G.」。バンメン紹介は、徳岡さん、フクチョーさん、三浦さんの順)
19)START(手振りあり)

encore

M「楽しいライブでした、楽しんでいただけたでしょうか。いつもそう思ってて、それが届けられたらと思います。曲にメッセージはないけど、何か伝えられたら。今後ともよろしくお願いします」
T「なに、大丈夫? この空気?」
M「なにがです?」
T「おまえの演説で、(会場)ざわついてるよ?」
M「まだいわなきゃいけない告知があるんで、続けます。今日もグッズ販売あります。義援金ピックもあります。よろしくお願いします。今年は、10周年アニバーサリーライブで、神戸2デイズもあって。五月に雨男野外もあって。秋にまたワンマンツアーやります。東京は11月10日です、よろしくお願いします。あと、今日はお土産があります。スタッフが写真とってるんで、皆さんにプレゼントします。帰りにチラシをお渡ししますので、それをみて、ダウンロードしてください」
T「あれ、自由に撮っちゃだめなの?(4月のFCイベントでは撮影自由でした)」
M「そしたらプレゼントにならないでしょう。皆さん、ほんとに素敵なお客さんで。これで全部、しゃべったかな」

1)ONE
2)SUMMER PARADE

T「やっと、最初のシチュエーションに戻ったね(一曲目のイントロのこと)」
M「ありがとうございました、みなさん大好きです、みんな、マイラブ!」
T「同じことゆってんやん」
M「よかったらこの後、6階で打ち上げやりますので、ご参加ください」

かなりの数の人が、6階のラウンジ移動。1000円でドリンクチケットを2枚もらい、手の甲に「O-nest」の四角いスタンプが押されます。
村井さんが「ドリンクの交換はおすませですか」(「おすみですか」じゃないんですか)と挨拶して、打ち上げ開始。
最初は三浦さん、徳岡さんがそれぞれのテーブルに回って、自由に歓談、質問。その後、商品がもらえるじゃんけん大会。もういちど、歓談タイム、最後に、ソニーのお偉いさんにみてもらったのと同じ形で一曲。

3)シュプール

T「こうやって僕たちが弾いていけるのも、ファンの皆さんがいてくれるおかげです、ありがとうございました!」

*総評

DUNKの再演は楽しかったですね。当時は徳岡さん側でスタンディング席で、暗くなった中、手に汗握って聴いてたものです。三浦さんたちが目配せしあってるのは今でもですからね。
曲数が多くて、それが一番嬉しかったです。デビュー前と違って、ほんとに安定した演奏ぶりになりました。4月のファンクラブイベントは交流メインなので、ほんとにシリーズにして欲しいです。平日で時間が遅いのは、ちょっとつらいですが。 


●7月12日、音霊「おかえり、今年も夏がきたよ 2013 」@逗子海岸いってきました。

この日のメンバーは、「chay(オープニングアクト)」「宮崎奈穂子」「DEPAPEPE」「川嶋あい」「K」さんの順。Kさんはアンコールに応えてました(音だし時間制限、ゆるくなったのかな?) Kさん、「お国のつとめ」で2年間音楽活動ができなかったそうで、その時、同じ部屋で暮らしてた同期の人をパーカスで連れてきてましたね。一緒のベッドで寝てたとか不穏なこといってました(二段ベッドのこと)

*セットリスト(DEPAPEPE)

1)UNION
2)SUNSHINE SURF!!
3)KATANA
4)ラハイナ
5)ONE(拍手とラーララー♪)

キーボードがナワッチさん、ベースが紺野さん、パーカッションがノッチさん、そしてDEPAPEPEの合計5人。
三浦さんは最初から最後までスタンディング。

三浦さんは縦縞の浴衣、徳岡さんは紺地の浴衣。前に野音で着てたセットですね? 足元はサンダルだったのか下駄だったのか? 三浦さんは右手薬指に指輪。髪はゆるふわパーマを襟足まで。徳岡さんは金髪ボブ。

*おおまかな流れ

1)UNION

M「ハイどーも、DEPAPEPEです、音霊へようこそ、楽しんでますか。僕らもまた音霊に来られて嬉しいです、今日はよろしくお願いします」

2)SUNSHINE SURF!!

M「あらためまして、DEPAPEPEです。楽しんでますか、素晴らしい。今年も帰ってこられて嬉しいです。しかし暑いですね、汗だくです。浴衣、失敗しましたね」
T「はだけてもいいように下に着てるから、なおさら(客席から「脱げば」の声)」
M「(徳岡さんは)脱いだら、すごい男なんですよ?」
T「こんな波の音を聴きながらできて、最高です」
M「今回はバンド編成なので、これから暑くいっても、いいですか!」
T「もう今から終わり(モードに入っちゃうの)? みなさん、楽しんでくださいね。でも他の皆さんがいて、30分しかないんで。久しぶりに、川嶋あいさんとかKさんとも会えて、嬉しい。さて、(三浦さんの)講釈で次の曲を」
M「(苦笑)この曲を弾くために和装してきました。日本の美、湿度の高い夏、日本人の心の風景を歌う、ギターでですけど、心の、KATANA」

3)KATANA
4)ラハイナ

M「次の曲で最後です、東京は秋にZeppにきますのでよろしくお願いします」

5)ONE(拍手とラーララー♪)

最後にバンメン紹介で終わり。他の人とのコラボもなし。

今年は他のメンバーとのからみもなく、統一性もない感じで(去年はインスト系パフォーマンスメイン)、残念ながら、あまりお得感のないステージでした。椅子が立派になっていたり、空調がきいていたりはありましたが。
来年は楽しめるといいなあ。

ところで、こんなのありましたっけ?? アレ?

http://otodama-beach.com/2013/live/07/#1313
※来場者に当日の出演者の名前入り音霊SEA STUDIO 2013限定ステッカーをプレゼント(数量限定)。お楽しみに!!

あと、来年は逗子海岸、音楽禁止になるとすると、もう音霊もなくなっちゃうんですかね?


●6月15日、「『saku saku』presents 初夏のプレミアムライブ2013@横浜BLITZ」いってきました。

*二人の服装

三浦さん、白の長袖ワイシャツ、黒のパンツ姿。指輪はしてたような? 髪はウェーブでやや長め。
徳岡さん、丸首の、白地に黒いヒョウ柄の半袖Tシャツ、黒のパンツ。髪は金髪ボブ。

*セットリスト(DEPAPEPEのみ)

1)いい日だったね。
2)UNION
3)LION
4)DUNK
5)KATANA
6)T.M.G.(コール&レスポンスは「初夏のプレミアムライブ」「僕はずっと練習してきたからいつでもいえます、この熱意をみてください!」そして本番は「サクサク!」)バンメン紹介(今回はナワッチさん・ノッチさん参戦)
7)ONE(コーラスなし)<

> 最後のスペシャルタイムに、他の皆さんと。

1)FLOW(→Pia-no-jaC←と)
2)台風(→Pia-no-jaC←と)
3)あたらしい朝のうた(トミタ栞ちゃんと)
4)サクサカーの歌(全員で)

*MCと当日の流れ

開演前に、ギフト☆矢野の前説が流れます。「本日の公演はカメラが入ります、ご了承ください」他、基本的な注意事項を。ブーイングに「ありがとうございます」。「帰れ!」コールに「まだ始まってません」。
開演と当時に、sakusaku番組MCの黒幕さんとトミタ栞ちゃん登場。黒幕は長髪のかつらを被って、栞ちゃんも黒い服でロックっぽさを強調。二人で一曲。「ロックンロール・サクサカーの歌」
黒幕が、今日は「近藤晃央」、「ティーナ・カリーナ」、「→Pia-no-jaC←」、「DEPAPEPE」の順でやります、とアナウンス。
その後も、黒幕がそれぞれのゲストを紹介。カンニングペーパーを取り出すたびに、「ニン♪(伊東四朗のモノマネ)」をしますが、栞ちゃんは知らないので怪訝そうな顔。
黒幕「近藤くんは、ゲストで来た時にいろいろやってくれたんですが、一番意味不明なのが、ラインのモノマネとか。最初、こっちにでてきた時、元住吉に住んでて、その後も神奈川と縁が深いので、今は東京に住んでますが、神奈川をホームにしたいとか」

近藤晃央さん、黒幕の紹介の内容をMCにまぜつつ、今まで発表したシングルを3曲歌います。

再び黒幕&栞ちゃん登場で「横浜BLITZ」の歌ということで「横ブリの歌」を演奏。

黒幕「ティーナ・カリーナさんは、本名、田中里奈さん。阪急百貨店でえびせんべいを売っていて、販売実績第一位に選ばれたすごい人」

ティーナさん登場。青いコスチュームをみせながら「皆さん、ティーナブルー着てますかー」。2曲目に行く時、「私、明るい曲この曲1つだけなんです」。3曲目は新曲の「あかん」。「相手のいる人を好きになったことありますか」とアピールしますが、会場の反応は今ひとつ? 内容はともかく、いい曲ですよね。

再び、黒幕&栞ちゃん登場。コント豆天狗。栞ちゃんの実家のラーメン屋「豆天狗」のTシャツを着てのコント。

黒幕「→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)は、ピアノのハヤトと、カホンのヒロの二人組。ユニット名はピアノとカホンを組み合わせたもので反対側から読むとカホンになってる。ヒロは雪見だいふくが好きとか」

→Pia-no-jaC←の二人が登場。さすがの実力派インストで、演奏のレベル、場の支配力、パフォーマンス力は、出演者の中でもピカイチ。新しめの曲がメインだったらしく、クラシックのカバー路線。

ハヤトが動きをとめてしまうと、ヒロが大きなねじ回しをもってきて背中につきたてて回すコントがあったり。ステージが突然真っ暗になり、蛍光塗料を塗った手袋をはめたハヤトが斜めに立ちあげたキーボードを弾き、ハヤトもカホンを叩き、二人の手だけが踊っているようなパフォーマンスも。MCはヒロの仕事で、「2013年、6月15日、この日、横浜ブリッツに集まった、サクサカーの笑顔が、サク、サク。」と独特の抑揚をつけてしゃべります。9月21日に野音もあるそうで、「ここにいる皆さんの笑顔が、一つでも欠けることなく、野音の空の下~」と誘い、告知までコント風。

ふたたび、黒幕&栞ちゃん登場。黒幕刑事コント。DVDでやったものらしいです。

黒幕「DEPAPEPEの二人は、2002年神戸で結成のインストアコースティックギターデュオ。徳岡慶也の趣味は、釣り。最近、世界最大の淡水魚、メコンオオナマズ、2mもあるのを釣った。写真みたらハトヤみたいだったよ。ちなみに、三浦拓也も釣ったが「だるくてキレた」とのこと。三浦拓也の趣味は、恐竜とサーフィン。最近、インドネシアのバリ島ビーチで久々にやったところ、あまりに波に乗れないので、現地の人からスクールをすすめられた……。栞ちゃんも、サーフィンするんだよね」
栞「子どもの頃少し。のるところまでは行かない、立つところまで」
黒幕「栞ちゃんとこは何がすごいって、父さんも母さんも波に乗れる。黒幕一家は誰も乗れないのに。え、MCのばせ? ええと、ステージ上にギターがありますが、専門のチューニングの人が居て、いいよね。自分もしてもらたったけど王様みたいな気分になる。カッコイイ。あ、なんか今日はベイスターズみたいなシャツ来てる人が居る……もういいですか? じゃ、デパペペちゃんの登場です」

DEPAPEPEの二人、ハイタッチで登場。

客席から「ヨモギダさん~(昔間違えられた)」「蜂蜜ペロペロ~(三浦さんのこと)」「黒幕~(サクサクのイベントで、暗い中、黒幕さんが三浦さんのパートを演奏、三浦さんに後ろからハリセンで叩かれた)」などと過去ネタの声がかかります。
徳岡さんが「古すぎ」と苦笑。
今回は最初から4人のステージです。サポートはキーボードがナワッチさん、パーカッションがノッチさん。
ピアノジャックとは違う、ゆるい雰囲気が漂います(それがデパペペの目指している「インストをポピュラーに」なわけですが)

徳岡「ピアノジャック、すごかったですね。こういう雰囲気になるとわかってたから、一曲目はバラードで」

1)いい日だったね。
2)UNION

三浦(以下M)「はいドーモ、DEPAPEPEですー。今年も出させてもらって、本当に嬉しいです。待ってる間も、みんな仲のいい人たちばっかりなんで、自分も早く出たいと」
徳岡(以下T)「早く出たいって、それ、仲がイイと、つながってない(他の出演者さんを押しのける的な意味で)」
M「えっと、楽しいから……。僕のいうことは、また伝わらない(苦笑)。あの、みなさんが、お客さんとコミュニケーションとってるがの羨ましくて、早く出たくて。そう思ってました」
T「必死すぎ」
M「じゃあ、クールにいきましょうか。(ヒロのモノマネで)2013年、6月15日~」
T「(苦笑)聞いたことある」
M「(ヒロのMCを真似し続ける)皆さんの笑顔が、この会場に、サク、サク~♪ でも、ほんとにみんな仲良くて、他のイベントのライブと違いますね。普通は、セッションあっても、「ああどうも」ぐらいなんですけど、ここはほんと和気藹々で。みんな、サクサクファミリーみたいな。前回も楽しかったけど、今回もよんでもらえて、嬉しいです」
T「僕たち、サクサクには、ほんと最初からお世話になってて。デビュー前から」
M「僕たち最初でたの、【失恋レストラン】っていうコーナーで、そこで「激情メランコリック」弾いたんですけど、みたことある人?(挙手させる) みたことない人も、どこかのサイトとかにいっぱいあると思うんで。ってそれを、僕がいっていいか、わからない(苦笑)。それでは前にサクサクのOPに使わせてもらってた曲を。ライオン」

3)LION
4)DUNK

M「ライオン、ダンクでした、あたたかい手拍子、ありがとうございました。サクサクは新しい曲をOPに使ってもらってるんですが、まだ流れてる部分しかしかなくて」
T「(OPを弾く)ここまでしかないので、ここをサビにして、AメロBメロつけようと。これも大事な曲なので、皆さんにこうやって聴いてもらえて、ありがたくて。がんばって仕上げますので、よろしくお願いします。ピアノジャックみたいなこと、俺たちもやってみたいね」
M「手袋してやったらどうですか。右手だけ。僕はブラックライトにされて、ぜんぜん手元が見えなくて弾けなくなる、みたいな。でも、ほんとに仲がいいんですよ、ピアノジャックは同郷なんで、ファミリーみたいで嬉しい。僕らもサクサクをホームだと思ってるんで(近藤晃央さんの真似)、これからもよろしくお願いします」
客席から「好きー♪」の声。
T「そんなに(三浦を)好きじゃない」
M「ノリでやってる? いいです、大丈夫です、僕そういう風に育ってるんで。演奏できます。心、折れてないです。えー、いつまでもしゃべってないで、曲行きましょう、そっちの方が大事です。男らしい曲で。男のKATANA」

5)KATANA
6)T.M.G(コール&レスポンス、最初は「初夏のプレミアムライブ」。長すぎて会場グダグダ。三浦さんは「僕はずっと練習してきたからいつとめられてもいつでもいえますよ。僕の熱意をみてください」というと曲をとめてもらえない、というコント。結局、本番のコール&レスポンスは「サクサク」で。そしてソロ演奏でバンドメンバー紹介)
7)ONE(コーラスなし)

いったんハケる二人。

黒幕&栞ちゃんがオーバーオール姿で出てきて、「ここからはスペシャルタイム!」とアナウンス。
黒幕「最初は、デパペペとピアノジャックのコラボです。あのね、みんな、ほんと仲良くて、楽屋でずっと盛り上がってた。あとさ、「ここに座んなよ」ってよんどいて、相手が座ると「じゃ、俺はこれで」去るコントを、延々とやってるの。やられた三浦くんはシャクに触るから、別の人にやって、最終的に8人ぐらい座ったね。しかし、オーバーオールおちつくね。俺、年寄りだからさ。さっきやってたけど、モモクロのポーズ、すごいと思う。静止画とか見て練習してるけど、真似しようとしても足があがらないよ」

MCの二人にハイタッチしながら、ピアノジャックとデパペペの4人が登場。

T「ごめんね、あんなパクって。楽しくやりましょうか」
M「4人もいると、頼もしい」
ヒロ「2013年6月15日~、ずっとこのキャラでやってきたのに~、そのキャラが、侵されようとしている~」
M「問題です……」

コラボ演奏が始まります。三浦さんはスタンディング。

1)FLOW

T「自分の曲なのに、手がつりそう」
M「曲が終わらないかと思いました。嘘です、ピアノジャックさんは……ええと、座りますね、僕」
三浦さんが座ると他の人が立ちます。三浦さんが腰を浮かせると座り、腰を降ろすと立つというコントをひとしきり。
そして、ハヤトがしっとりとピアノを弾きはじめ、それがとまった瞬間、ヒロが早口で「初夏のプレミアムライブ!」
M「セッションというより、戦いですね。パクリあい。でもお互い同郷で、サクサクで仲良くなって、ほんとにねー。ところで、お世話になってるサクサクに、ヒロさんがいいたいことがあるそうです」
ハヤトがBGMを弾き始めます。
ヒロ「6月15日~、ずっとサクサクにお世話になって~、いいたいことがひとつだけある~。俺の好きなものは、雪見だいふくじゃない。俺のキャラと違う。俺が好きなのは~、苺大福だ」
T「なにこれ(苦笑)」
M「ぜひ、いいたかったらしいです(笑)。ではつぎはピアノジャックの曲、本当に嵐みたいな二人ですけど、かっこいい曲、台風」

2)台風

T「人の曲弾けて、ほんと楽しい」
M「次は栞ちゃんとコラボです」

黒幕と栞ちゃん再登場。

黒幕「いやー、苺大福は意外だったな~! 栞ちゃんの6月26日デビュー曲「あたらしい朝のうた」をやるんですが、練習してて楽しかった」
M「やーもー最高。ばっちり。一緒にやってて楽しかったです、ありがとうございます」
栞「緊張してます。ものがたべれない。寝れないの」
黒幕「俺も眠れない、7時間しか」
栞「じゅうぶん寝てる(ハリセンツッコミ)」
黒幕「いや、リハ楽しいね。パンクバージョンとか、メタルバージョンとかも考えたんだけどさー」
栞「ええっと、6月15日発売……」
M「(間違いに気づいて)さっき僕たち(15日って)いいすぎましたね」
栞「6月26日発売、あたらしい朝のうた」

3)あたらしい朝のうた

黒幕「宴もたけなわでございますが、そろそろ締めを。みんなであの曲、サクサカーの歌。というわけで全員を呼びます。近藤さん、ティーナさん、ピアノジャック、デパペペ、黒幕、しーちゃん、タオル回しインストラクターのギフト☆矢野とカリフォルニアよね(矢野&よね組は呼ばれても舞台裏)」

4)サクサカーの歌

黒幕「サクサクをみてたら、ラインに新着メールがきた~♪ (近藤さん口に手を当てて擬音を出し)」
黒幕「サクサクをみなくちゃ~、ティーナ・カリーナに~♪ (ティーナさん早口で「サクサクをみなかったら、あかん、あかん、あかん、あかーん♪)」
黒幕「サクサクをみてたら、ピアノジャックにあえた~♪ (ヒロがエアカホンを凄い勢いで)」
黒幕「サクサクをみてたら、恐竜に興味がわいた~♪ (三浦さんがものすごい早口で「僕、羽毛恐竜でガッカリしましたけど、恐竜の研究は日々変化してて、僕は骨が好きなんです。今日も、大好きな化石のフィギュアもってきてます、楽屋いってとってきます(三浦さん退場、そして後で本当に大きい骨フィギュアをもって登場)」

これにて終了。
黒幕「今回の模様は、7月5日金曜日のサクサクで流します。(途中のコントでやった)江夏、とかうつりそう、ロックンロールとかね」


*総評

プッシュしてる新人さんたちがメインだったためか、前回よりもはるかにイベント全体を有機的に繋がっていて、面白かったです。レポ書くのは大変ですけど(笑)、5日にダイジェストが流れるらしいのでお楽しみに。
私自身が最近ちゃんとサクサクをみられていないので、わからないネタなどもありまして、本当におおざっぱに書きました。


●5月19日、「DEPAPEPE 10th Anniversary Live 第2弾 雨男 vs 野外 ~初夏と上野と空の下~」 @ 上野水上音楽堂 にいってきました。

今年の野音は場所をうつして、上野水上音楽堂です。
キャパシティとしては日比谷よりかなり少ないですが、開閉式の屋根がついていて、豪雨などでなければ問題のないステージ。
当日は両脇の席にいた人たちには、やや雨が降り込んだようですが、私は後方ど真ん中の席でしたので、公演中はまったく濡れませんでした。
今回はいろいろ制約があったのか、なぜかオフィシャルグッズ販売を公園内でなく、お向かいにあるホテルの二階で行っていたり、と変則的でした。「場内飲食禁止」とか「販売は会場外で行います」とか、事前に案内があってもよかったかな……?

今回のサポートバンドメンバーは、キーボードが、ナワッチ(縄田寿志さん)さん、ベースが、こんちゃん(紺野光弘さん)、ドラムは、ノッチ(能知祐輔)さんでした。


*二人の服装

三浦さん、青と白の縦ストライプのシャツに黒系ジャケット、袖をおって。靴は黒のコンバース、靴下は黒。(アンコール時は青のTシャツ。ペンダント、見えてました)。指輪は、してたかどうか見えませんでした。
徳岡さん、青いアロハ+同柄のハーフパンツ、裸足に白いスニーカー(アンコール時のシャツはサンドベージュ)。
三浦さんのカッタウェイ、最近、ヤマハの恐竜スペシャルじゃなくなった? と思ってたら、川畑完之さんにつくってもらった特製のギターだそうですね。

*セットリスト

1)UNION
2)Sky!Sky!Sky!
3)B.B.D
4)DUNK
5)さくら舞う
6)さざなみ
7)あの橋を渡ろう
8)青春カムバック
9)notes for Flora
10)寝待ちの月
11)シュプール(サマー・シュプール)
12)ウォーターサプライズ(新曲。仮題。今回は水上音楽堂なので)
13)Memories(cobaさんがいないので、なわっちさんのキーボードで)
14)Special Lady - the wedding anthem -
15)START
16)(男の)KATANA
17)SUNSHINE SURF!!
18)T.M.G.(コール&レスポンスは「雨男!」)
19)ラハイナ
20)ONE

encore

1)Life is a Journey
2)SUMMER PARADE


*MCと当日の流れ

まずはサポートメンバーとともに5人で演奏。
三浦さんたちはスタンディングで、向かい合って演奏したり。

1)UNION

三浦(以下M)ハイどーも、DEPAPEPEです! 次の曲は、スカイスカイスカイー!

2)Sky!Sky!Sky!
3)B.B.D
4)DUNK

MC1

M「ありがとうございます。以上、デパペペでした」
徳岡(以下T)「はやい!」
M「暑いですねー! 最初からロックスタイルで、もう息があがってます。今日は徳岡さんも立ってます。レアです」
T「一年に一回しか立たない」
M「上野の野音お祝いです」
T「立ちます。今から座るけど。今日は、天気がね。(客席に)降ってきました? ホンマに?」
M「演出ですよ。「雨男VS野音」ですから。(屋根があるから)不戦勝ですけど」
T「VS雨男、負ける予感が」
M「夜に降るんですよ」
T「降ってきた? いつ降っても可笑しくない? 確実に降る? あの、野音7回か8回やってるんですけど。そのうち、7回降った。一回しか勝ってない。ので場所を変えてやってみました」
M「勝ったも同然ですよ。雨があたってる方も、忘れるぐらいの熱気で」
T「こんなに降って、びっくりの自分、俺(のせい)なの? メジャーデビューして8年ですが、誰が雨男なの? 最初からずっとやってる人が居るけど。音響さんとか」
M「近藤さんもずっといる」
スタッフの近藤さん「ほんとごめんなさい」
T「村井。PA。他にもいる。僕らのせい? もしかしてお客さんの責任? 最初の野音から来てる方どれぐらいいらっしゃいます?(挙手する人がパラパラ)」
M「嘘ですよ、気にしないでください。初夏ですけど、春でもあるんで、続きはこの曲から」

5)さくら舞う

次の曲「さざなみ」の演出のため、カモメの鳴き声をはじめる三浦さん。カモメの効果音を僕がやってたんですよ、とアピール。しかし、徳岡さんが曲に入ろうとしない。他のメンバーも鳴き真似をしたりして焦らす。入ってもらえなくて、困ってしまう三浦さん。

MC2

T「入らなかったらどうするの?(からかう)」
タイミング良く、カラスが鳴く。
T「あれはカラス」
今度は赤ちゃんの泣き声が。
M「あれは赤ちゃん」

6)さざなみ
7)あの橋を渡ろう(譜面台でてました)

MC3

M「ありがとうございます。3曲続けて演奏しました。さくら舞う、さざなみ、あの橋を渡ろう、でした。僕たち、結成10周年記念ツアーをやってまして、神戸が第一弾で。今日は第二弾、関東のはじめてです。もう、結成して10年なんですね」
T「三浦くんは、人生の三分の一、俺と居る」
M「30歳になりましたからね。ちょっとゾッとします」
T「失礼やなー」
M「いやいや」
T「解散するまで、そうとうおるよ。一緒にいる時間、どんどん長くなるよ。まあ年上やから、俺のが早く死ぬけど」
M「いやー、そういうこという人に限って、なかなか」
T「死んでほしそう」
M「僕も、そろそろ年相応のキャラにならなきゃと思って、今回の衣装も大人っぽくしたというか。大人の色気を感じさせる服にしました。10年目にふさわしい」
T「いや(それ)違うやろ。三浦くんの青春っていつなの。現在って感じ?」
M「今でしょ(スベる)。えー、青春って、子ども時代って人が多いと思うんですが、10代20代の若い頃だけななくて、生きていく今がそうじゃないかと。それを表現した曲を、今日は……」
T「そんな大層な曲じゃないよ、メッセージ性ないよ。そうとう、語るね。三浦は、孫とかできたらすごい講釈しそう」
(ここでそっと、こんちゃん去る)

8)青春カムバック

MC4

T「ごめん、青春カムバックしませんでした」
M「徳岡さんの(「青春は」と問いかけようとして)」
T「(遮って)俺、中高」
M「青春はいつなんですか。その頃を思い出して?」
T「(三浦さんがまともに受け答えしないので怒ったように)アホか」

9)notes for Flora

ギターチェンジ。ここから2人だけに。

MC5

T「青春カムバックは、イントロとアウトロを、おっさんが弾いてる、っぽいぐらいのイメージでつくりました」
M「さすが天才、名曲たくさんつくってる。ぜんぶの曲を徳岡さんがつくってます」
T「すいません天才で、ホンマに」
M「天才徳岡!」
T「ほんまバカにしとるやろ。先生、先生っていうのと同じで。天才に天才って、いわない」
M「僕も30になりましたし、世渡り上手にならないと。ここからは、二人でお送りします。……これ、僕の新しいギターです。カワバタカンジさんにつくってもらいました。川畑さんにオーダーすると、2~3年かかってしまう。非常に待つんですけど、つくってもらいました。普段、エレキつくってて、アコギはあんまりつくらないらしいんですけど、つくってくれました。あと、ここの一本線(ギターの前面の周囲を指さしながら)、ワンリングっていうんですけど、くぼみだけあって。普通、プラスチックとかいれるんですけど、入ってない。なんか、深い意味があるんだろうと思って、訊いたら、今、川畑さん、台湾にいってて。で、プラスチックを入れるのに、シンナーが必要らしいんですけど、シンナーを中国語でなんていうかわからないので、入れられなかった、っていう」
T「(ギターの塗装)サンバーストっていうんですけど、いいよね。でも、黒(い色)いれた時、普通、脇から裏側まで、黒にするのに」
M「(ギターを裏返して、茶色のままの塗装を見せる)塗料が足りなかった?」
T「まさか(笑)。ギブソンみたいで、かっこいい」
M「小さめにつくってください、でもフレット多くて(高音域まで)弾きやすいようにってお願いしたんです、気に入ってます。皆さん、雨は大丈夫ですか? OK?(客席の反応を見る)」
T「ジャッジする人によっていろいろ。△の人もいる」
M「右手あげて」
T「昼間のうちはセーフかな? 月が、綺麗な時期になりましたね(すぐ曲にいこうとする三浦さんをとめて)。俺にもロマンチックな話させて。すごく三日月が綺麗な頃になりました。笑ってる口みたいに見えたり、泣いてる目に見えたり。片目だけどね。気分によって見え方が違いますね(あんまりロマンチックにならなかったことに気づいて)、そんな月の曲をやりたいと思います。

10)寝待ちの月

MC6

T「暑いですね」
M「季節外れですけど、この曲を」

11)シュプール

MC7

T「歌がなくてよかったなと思う。印象が変わるじゃないですか。歌詞がついてるといつの季節の曲っていうのがあるから」
M「二人でこういうのもいいかと思って。名づけて、サマー・シュプール。(客席の反応をみて)なんか。ドヨメキがきましたね? ……徳岡さんは5月の頭にリゾートにいったんですよね?」
T「曲づくりやん。三浦海岸に行きました」
M「僕を好きって事をそういう表現でする。神戸の須磨海岸でも、別の海岸でもいいのに、わざわざ」
T「釣り竿ももたず、ホテルに4、5日」
M「曲づくり合宿ですから」
T「ギターだけもって」
M「釣果は。成果?」
T「(即答)ない」(「成果をあげることができませんでした」のギャグじゃないですよね?)
M「なかなか、すぐにはできないもんですよね」
T「ソロの曲を、つくったよ」
M「僕、いらないじゃないですか! 1曲ですか」
T「一人で弾ける曲が欲しくて」
M「それは、何の準備ですか」
T「三浦くんが、動いたりする時。そろそろ、衣装直しかなって時、ステージの上で自分ひとりだけになって、しゃべりたくないから、じゃあ一曲やりますよって弾けば、他のことしなくてすむから」
弾いてみせます。
M「天才徳岡、拍手ー!」
T「ツイッターでも呟いたんですけど、三浦海岸でウクレレおじさんとか、逢った。砂浜で一時間ぐらい弾いてたら、一緒に演奏してくれたりして。いろいろ話しかけてきて、歌きかせてくれて、晩ご飯おごってくれて、翌朝も一緒にご飯食べて」
M「もう、完全に連れじゃないですか」
T「なんか、失恋して一人で傷心旅行してると思われてた。今時、そんな人おる?」
M「忘れかけた恋~♪ 俺はのりきる~♪(勝手に歌詞をつける)」
T「こんなんもあるよ(別のソロ曲も弾く)」
M「そう気づけばここで♪ 君と出会ってたのかな~♪(新たにアドリブで歌詞をつける)」
M「春の情報番組のテーマソングで、いろいろと新曲でてますが、それ以外の曲もできてます。ノリのいい曲で、新曲やります、まだ題名ついてないんで、ここで決めてください。水上音楽堂だから……ウォーターサプライズ?」

12)ウォーターサプライズ(新曲)

MC8

T「おまえほんと天才ちゃうか。ウォーターサプライズって」
M「雨が降るのもサプライズですよ」
他、3人のバンメン戻ってきて。
M「ここで、上野野音の素敵なバンドメンバー紹介を。まず、徳岡慶也ー! オンキーボード、ナワッチ。沖縄の縄に田んぼの田で縄田さんでナワッチです。蝿って読む人がいますけど、ナワッチです。ナワッチさん、声をきかせて」
ナワッチ「イエー」
M「次はオンパーカス、ノッチ! リズムのきめはノッチさんなんですけど、本番で練習と違うことをやってくれたりして、お互いニヤニヤしながら、せめぎあってます。ノッチさん」
ノッチ「ノッチです」
M「最後は紺野光弘、こんちゃんです。ベース入ると締まるんですけど、大きいところや年末のライブではいつも来もらってます」
こんちゃん「紺野です、よろしくお願いします」
T「楽しい仲間です。リハの前に一緒に飲みにいったりね」
M「公私ともに仲がいいです」
T「こないだも、のみにいって。矢沢永吉のDVDかかってて、それがかっこよくて終電のがした。でもあれは買おうと思ってる」
M「そして自分が三浦ー! って座ったままで(紹介)やめときます。徳岡さん、僕との思い出は、なんですか?」
T「(即答)いらない!」

13)Memories(コバさんのパートはナワッチさんが)
14)Special Lady - the wedding anthem -(「ラララララ~she is special lady she is my lady♪」」のコーラスも)

MC9

M「(空模様をみて)勝てそうですね」
T「降ったっていってるよ」
M「ダメージ少しですよ、濡れてない」
T「ダメージとかそういう問題なの?」
M「雨なんて吹き飛ばそう! 雨男VS野音ですよ。みんなで吹き飛ばしましょう、晴らせてください。よかったら、皆さんも立ってください」

15)START
16)(男の)KATANA
17)SUNSHINE SURF!!
18)T.M.G.(コール&レスポンスは「雨男!」メンバー紹介順番は、徳岡さん・ナワッチ・こんちゃん・ノッチさん・三浦さんの順)
19)ラハイナ
20)ONE(「ラララララ~♪」のコーラスあり)

アンコール

MC10

お約束の、ツアーグッズに着替え。
三浦さんはシャツの首から以前のグッズのペンダントが見えてました。傘はナワッチさんがアピール、ポンチョはノッチさんが着用してアピール。
M「6/1、京都でもアニバーサリーライブやります。その時にも販売します。ナワッチさんは、万能折り畳み傘ー! あとマグカップが好評で、今日は「START」のがあります。第一弾が「ONE」、第二弾が「Memories」、第三弾もよろしくお願いします。あと、ビーフオアチキンシャツ、復刻しました。これは僕が初海外でサイパンにいった時に、スチュワーデスさんに「Beef or Chicken?」っていわれてパニックで「meat!」って答えたシャツで裏側にそれが入ってます。これは、お客さんとより、ミュージシャンの方に復刻してほしいって声をもらって、今回つくりました。あと、ピックも会場の裏側で販売してます。見てってください。あと、ワンマンライブツアー、2013やります。10月5日の札幌を皮切りに。最後が11月10日のZepp東京です。会場先行有りますので、帰りにチラシ、もらってください」
T「いい風ですね。涼しい。野音、最初からここでやればよかった」
M「今日は(雨に)勝った」
T「帰るときに降られる……。僕らのこと、ほんとうに応援してくださって、ありがとうございます。こんなに沢山きてくださって。ぼくも年取って、三浦も大人になって。こうして聴いてもらえるから、曲をつくる意味がある。もちろん、好きだからギター弾いてるんですけど、聴いてもらうことに意味があるので」
M「アンコール1曲目はMBSのTeeuan Chuan Hewで流れている、人生はーLife is a Journey。もちろん、旅といっても、家の中にいても、旅ですし。ここに来ることも、旅です。徳岡さん、今でしょ」
T「(その流れで曲に)入れるか! アホか! どんな顔して入ればいい! もう今でしょ、は後1回しかつかっちゃだめ。使い処、考えて」

1)Life is a Journey

M「二曲目は続けて、サマーパレード!」

2)SUMMER PARADE(「ラーララー♪」のコーラスあり)

MC11

M「天才徳岡さん、十数年ありがとうございました(声がかすれて、裏返ってる)。デパペペのライブはいつやるの?今でしょ!」
そういいかけて、マイクをもぎ取られる三浦さん。×マークをだされて。
T「三浦くんはいつ飛び込むの? 今でしょ」(ステージと客席の間に堀があります)
M「いやいやいやいや(一瞬のぞきこんで)。いやいやいやいや。ライブ、できなくなっちゃいますから」
そしてメンバーみんなで手をつないで、バンザイしておわり。
退場時にはLife is a Journeyが流れていました。


*総評

今回は、10周年ということもあるのか、めずらしい曲も聴けてよかったです。曲数の多さもそうですが、ソロの曲などもサービスで楽しかった!
上野の水上音楽堂、徳岡さんのいうとおり、涼しいのはいいですが、音の制限があるのもわかる会場です。すぐそこに道路や飲食店やホテルのある立地なので。
そして雨男対決ですが、今回はほとんど降らなかったので問題ないですが、DVDになった野音の時ぐらい降ってしまったら、あそこでも、だめじゃないかな……?



●4月21日、DEPAPEPE FCイベント、Acoustic Friends PARTY Vol.05 @ 青山CAY にいってきました。

恒例、春のFCイベントです。
神戸で行われた回以外は、毎回申し込んで、参加してきましたが、今回は東京公演の第一回目。
東横線が他線と直通になり、渋谷駅に地下ホームが新設されたため、どこからが近道か迷いながら地上にでて坂をのぼり、スパイラルを目指します(表参道から行けばいいのに、は、いいっこなしで)。青天が続いていたのに、この日は朝から雨で、開場時間まで外で待つのはちょっと辛い感じでした。
開場の時間になると、入り口でドリンク引換券2枚をもらって、自分の番号の席へ。座席に置かれた番号札の裏は、DEPAPEPE二人からのメッセージカードになっていました。
三浦さんの席の方には、予備のカッタウェイが置かれていました(新しいギター? 恐竜スペシャルは最近みませんね)
開場前、マネージャーの村井さんが、諸注意を。
「最初に乾杯しますので、お手持ちのドリンクチケットを交換しておいてください。会場は禁煙です。チケットは二枚ありますので、良きタイミングで交換してください。えー。良きタイミング、で」
失笑がおきてました。良きタイミングって、結婚式?(笑)
音楽とともに、デパペペの二人が入場。
徳岡(以下T)「雨ですね(苦笑)。僕たちらしい10周年です」
三浦(以下M)「それではさっそく、乾杯の音頭をとりたいと思います。本日の成功を、祝って……」
T「(祝うのは)はやい」
M「だって、台本にそう書いてあるんですよー! それでは、本日の成功を願って、乾杯!」

三浦さんは水玉模様の入った濃紺のシャツ、下はジーンズ、革靴。右手の薬指には指輪が光っています。髪はゆるいウェーブがかかっていますがサッパリ系。徳岡さんは白いシャツの上にブルー系のショール。下は黒っぽいパンツ、裸足にサボ。髪は黒めで、こちらもさっぱり系。

M「今日は、こちらのCAYさんにワガママをいって、アルバム『Acoustic & Dining』のレシピから、パイナップル・ライス、ビーンズ・サラダ、パット・ブーン・ファイディーンの3種類を再現してもらっています。ビュッフェ形式なので、皆さん、どんどん食べてください」

用意された食事を食べている間に、恒例、デパペペの二人との写真撮影タイムです。CAYはもともと、アジア料理のお店なので、辛めの味付けのものが多かったのですが、定番系のパット・ブーン・ファイディーン(空芯菜の炒め物)は美味しかったです。デザートもあったようなのですが、数があまりなかったらしく、私は食べられませんでした。

撮影の後、休憩を挟んで、ここから第二部。
再び、音楽とともに二人が登場……のはずでしたが、三浦さんが遅れてきます。トイレに入っていたら、イントロの音楽が流れてきて、あわてて出てきたとか。 M「『Acoustic & Dining』の料理は食べられませんでしたが、僕たちも、CAYさんのまかないを食べました。美味しいですね。麺(レモン風味のさっぱり)と、チャーハン(パイナップルライス)と、唐揚げ(揚げレンコンつき)食べました。(客席から「それ!」と声がかかる)あ、あれがそうなんですか。すみません、食べてました」
10周年を迎え、僕も、神戸から青山の似合う男に……などとトークを挟みつつ、この後、3月に行われた、タイでのライブの写真(DEPAPEPE 10th Anniversary LIVE in BANGKOK)を大公開! プロジェクターに投影されます。
M「とりあえず、写真で振り返ってみたいと思います。まず、空港……これは村井さん撮影ですね」
T「この写真、何の意味あるの(苦笑)、どこの国かもわからんやん。コンテナぐらいしか……。タイはね、生演奏で出迎えてくれたファンの方がいて。インドネシアにも、私設FCがあるんですけど。タイにもあって、KATANAの生演奏で迎えてくれたんですけど、演奏中なんで、僕たち、通り過ぎるしか。向こうも、細かいパッセージ弾いてる最中なんで、話すこともできなくて、ちらっとこっち見て、それだけ、みたいな(笑)。あと、警察にもファンの方がいるとかで、これ、制服姿だから仕事中なのかな、かけつけてくれました」
ホテルの、ダブルベッドの写真が写ります。後方客席から突然、男性の声が「二人で(一緒に)寝たの!?」
T「(苦笑)あのね、僕たちも、外国に行くと、いちおう、外タレ扱いなんですよ……だから、すごい豪華にもてなされる。部屋も広いし、このベッドもめっちゃ広い。ソファーも広くて、だからソファーで寝ました。それで、充分寝られる。次の写真は、A&Dにも参加してくれた、シンクラーさんとの写真です。きれいですね。もう仲良くて、LINEとかで日本語でやりとりしてて、うっとおしいぐらいです。でも彼は本当に人気があって、素顔で街を歩いてたらファンに囲まれちゃう。次の写真は移動中の車の中ですね。ノッチさんとナワッチさんが、三浦に「グリーンカレー音頭を歌え」っていじめてるところです。そういう歌をつくって、三浦にことあるごとに歌わせようとしてた。次はテレビ局の写真です。朝の人気音楽番組にでました。これ、ライブの次の日で、向こうについたのが夜遅くで、翌朝が4時起き、4時45分出発で、朝の8時からの番組に出るってことで、疲れてて、眠くて」
M「次の写真は、インタビュー用に、プレジデント・スイートっていう豪華な部屋(広間風な部屋で二人で椅子に座っている写真)。ここ、有名人とか名前のとおり大統領とかが会見の時とかに使うらしいんですけど、普段はいったい、何に使うんですかね? 写真撮ってもらう用?」
T「アホやろそれ」
M「夜の生番組にも出たんですけど、車だと渋滞するというので、電車で移動しました。これは切符の写真です。それで、Channel Vに行きました」
T「この放送局は、新人賞の時にも呼んでくれて。その時、レッド・カーペットを歩けるはずだったんですけど、雨で流れて(苦笑)。バスが会場に到着したら、ウチワもってる女の子達が熱烈に迎えてくれて、バスを叩く勢い。すごい、と思ったら東方神起と間違われてた(苦笑)。ちょうどその頃だったんですね。しかし、あの時はひどかった。通訳さんが、日本語がぜんぜんできない人で、仕方ないから、一日でクビ」
M「しかたなく、僕たちだけでステージにあがったんですけど、言葉がぜんぜんわかんない。周囲で何いわれてるのか、まったく。それで、司会者の人が僕をつっついて、「コップンカー! コップンカー!(ありがとう)」っていうので(挨拶を催促された)僕が、「コップンカー!」って叫んで」
T「次のは、ファンの方からもらった手作り人形なんですが、これがすごい。これ三浦やない。さんまさんやな(ムエタイの格好をした二人の人形。デフォルメが凄すぎる)」
M「これは打ち上げかな。タイスキが美味しかったです。苦手だったパクチーも食べられるようになりましたし。あと、タイの人気番組「Teeuan Chuan Hew」で曲を使ってもらえることになって「Life is a Journey」を書き下ろしました。これはライブの時の写真。半パンだったりしますけど。徳岡さんなんか、今日は、石田純一なんですよ」
T「(靴下)はいてない(見せる)」
M「あと、これはファンの方が日本語でメッセージを書いてくれてたり。あと、村井さんの希望で夜景の綺麗なロマンチックなところに行きたいっていう話があったので、チャオプラヤー川を背景に。これはご飯もたべずに、ほんと、写真を撮りに行っただけですね。次の写真は、徳岡さんがどうしても行きたいっていうリクエストで、タイの有名なBUNG SAMRAN Fishing Parkというところに(看板の写真)行きました」
T「ここ、地熱であったかくて、アマゾンの魚とかも飼育できる。巨大魚の釣れる釣り堀なんで、一度釣ってみたくて。三浦がぶらさげてる(バスケットボールぐらいの玉のようなもの)は、餌です。とけて魚を寄せる餌なんで、巨大です。脇のコテージは1万円ぐらいで泊まれる、1時間でも1日でも1万円で、24時間OK、食事もとれる」
VTRがあるとのこと。
M「じゃ、写真、いらなかったですね」
3月21~26日のタイ紀行の模様が、引き続き投影されます。
眠そうな顔で電車の駅に向かう徳岡さん、切符をICカードだと思って改札をタッチし、通れなくなる三浦さん(切符なので通す)。ムエタイ人形の映像、ライブでONEを演奏する場面などが続き。
画面に「徳岡、世界を釣る」のテロップが(以前sakusakuで、こういうタイトルの番組やりたいといっていたのですね)。
徳岡さんが、自分で釣ったナマズ(18キロ)を持ち上げ、写真撮影をし、そのまま湖へ戻すカット。徳岡さん、画面内で放心した顔、「これ何の意味あるん」とぼやいてます。他のツアーメンバーも釣りに参加している様子。
次に「三浦、世界を釣る」のテロップが(笑)。
実はこの日、最大の獲物を釣ったのは三浦さんで、なんと33キロのメコンオオナマズ。一度目は逃がしてしまった三浦さんでしたが、竿をゆっくりあげさげして、根性で釣り上げました。ほんとうに辛そうで、湖に落ちないよう、時々徳岡さんが寄っていって、手を添えたり、タイミングを教えたり。
M「これ、ほんと辛くて。誰でも一回ぐらいは、釣れるんですよ。二回目以降は、かかるまで竿をたてておいて、かかったらひくんですけど、お店の人が「かかりましたよ」っていっても、みんな「どうぞどうぞ」って譲ろうとする(笑)僕、二度としません。もうこりごりです。めっちゃしんどい」
T「たしかにこれ、10分がね、1時間ぐらいに感じるんですよ」
M「徳岡さんは、また行きたいですか」
T「俺も、もう、オオナマズはええわ。違うところいきたい」

このあとは第三部ということで、ネタ音源公開のコーナー。
最初は「Life is a Journey」。線路をずっといく感じの曲。三浦さんが提案したタイトルがめずらしく通った曲だとか。「ONE」に近いかな、と徳岡さん。
T「この曲は、デモの段階で、三浦が歌詞をつけてまして、それが最高で。三浦、説明して」
M「えーと、この曲には設定がありまして、若い男二人が、人生は冒険だろって、夢をもって暮らしていたんですが、Bメロに入ったところで、年をとってくると片方が、日々を暮らすだけで精一杯だ、夢をもって生きるなんて難しい、あきらめるみたいなことをいうので、もう片方が「おまえがいったんだろ、人生は冒険だ」って。だから(サビのメロディーにあわせて)「ライフイズジャーニーだろ~♪ ライフイズジャーニーだったんだろ~♪」って」
T「ほんと、天才ですよね(笑)。さすがです。「だったんだろ~♪」って諭すのがね」
(↑たしかに一度聴いたら忘れられないサビなので、他の曲と間違えることはなさそうです)
T「次の音源は「スミレ」です。これはツイッターで題名を募集してつけたもので」
M「僕のは、なかなか一発採用されないのに」
T「元気な感じの曲で、FAKEとかに近いかな。エレキが趣味なんで、こういう音で録音してたりもするんですけども。この音は別の曲にもう使ってますね……3曲ぐらいつくって、やっと1曲になるっていうか。つくるのはいくらでもつくれるし楽しいんですが、二人で演奏するとなると、大変。でも、制限があるぶん面白いというか。ほんと、ずっと、修業です」
その他、「Share My World」の音源なども紹介されました。

第四部は、質問コーナーです。
Q「十周年おめでとうございます。今後やってみたいことはなんですか」
T「楽器をやってみたいですね。サックスとか。オルガンとかもいいな」
M「世界中で演奏したいですね。タイとか上海とかいってますけど、その他の国も」
Q「チキンジョージ2DAYS、お疲れ様でした。東京でもやってください(客席から「やって!」の声が)。ところで基礎練習はどんなことをしていますか」
T「三浦くんの方が真面目にやってる」
M「スケール練習をよくやってます。こういうの(弾いてみせる)。あとはクリックにあわせて弾いたり。あと、最近こういうのも練習してます(弾いてみせる)」
T「僕は曲つくってるだけです」
M「つくってることが練習」
T「そうね。でも練習したいと思う。あのね、左手はどうでもいいんですよ。運指っていうのは、練習すればできるじゃないですか(やってみせる)。右手が問題なんです。絶対、こっちの方は難しい。あと、あうピック選んだりとかも大事」
Q「他にも10周年記念ライブはないんですか。わかっている範囲で教えてください」
M「いきなりやるかもしれません」
T「告知タイミングというのがあるので、いえないんですけど、ある。あると思う」
Q「徳岡さん、免許をとってから、一番遠出したのはどこですか」
T「ほろりツアーで運転したんですけど、走ったのは高速だけ。あれから乗ってません」
M「どんな車がいいんですか」
T「釣りにいける車」
M「キャンピングカーとか」
T「キャンピングカーは住めるやろ。キッチンはいらん。釣り道具のせて忘れ物ない車なら」
Q「三浦さん、30歳おめでとうございます。30代の目標はなんですか。20代の頃、印象に残った出来事はなんですか」
M「30歳になったんで、健康に気をつけようと思って。太ってしまったので、ダイエットしました。痩せたでしょう(すらりとした下半身をみせる)。健康に気をつけて痩せようと思います。20代を振り返ると、デパペペとしてデビューして、初めてのことが多いんで夢中で、全部印象に残ってて。でも、もう30代になったんで、きたチャンスをいかせる、大人の男になれたらいいと思います」
Q「天気なんとかしてよ!」
T「質問じゃない(笑)デビュー前はずっと晴れ男だったのに。あとごめん、楽屋に忘れ物したんで、とりにいっていい? 今日は、三浦が遅れてきたり、ほんとゆるくてすみません(一度とりにいくために退場する徳岡さん)」
M「自分も(戻るのが遅れて)びっくりしました。……このあと、抽選でプレゼントコーナーがあります。僕がずっと被ってた帽子(黒い縁あり帽子)。10年前のアー写。これはレアです。サインいれてプレゼント。あと、ONEのプロモーション写真。これは一枚しかないので貴重です」
T「貴重やな。僕はこれ、遺影にしようと思ってる、ツイッターのアイコンの写真ですけども。あと、バンダナ」
抽選箱からクジをひき、あたった人は会員名を呼ばれて、プレゼントを受け取っていました(私は当たりませんでしたが、座席番号で呼ばれた方がいいかなー、と、ちょっと思いました。個人情報ですので。男性の方が多かったです)。プロモ写真があたった方は二人との記念写真も撮ってもらっていました。 なお、この日、ステージ写真撮影が可でしたので、少し二人を撮らせてもらいました。下手なのでうまくはとれませんでしたが……。

第五部は、ミニライブです。
M「楽しい時間はあっという間で、でも時間がおしているのでライブに入りたいと思います」
というわけで、二人だけの演奏で「UNION」。カポ2なんですね。
2曲目はカポ1につけかえて「あの橋を渡ろう」。
T「次は本日の目玉で、デモでもちょっと流しましたが、つくりかけの新曲やります。セッション形式でざっと完成させたいと思います。テーマは決まってるんで。タイトルを決めないと。で、最初はこうでこう終わる(パターンを弾く)」
M「こうですね(弾いてみる)」
T「おまえ上(のパート)な。ソロ練習して」
M「こうですか」
T「Gで終わる。うむ。で、タイトルを決めないといけないんですけど、今決めても。なにかいいのありますか」
会場から「flying bird」という声が。
T「じゃあ今日は、フライングバードで」
というわけで、三曲目は新曲「flying bird(仮)」。
T「T.M.G.みたいな感じでつかえるかな、構成を考えてね。アルバム用に曲まだたくさん書いてるんで、楽しみにしてください」
M「最後は2曲続けていきます。何にしましょう」
T「ONEはやるんですけど、風? Hi-D!!? Friends?」
客席から「風」「Friends」の声が。
M「じゃあ、風+Friendsで、「カゼンズ」」

ミニライブ終了後、最後のご挨拶。
T「これからもFCイベントはいろいろやっていこうと思うので、リクエストとか新しいアイデアとか、ツイッターでもなんでも、どんどんください、やっていきたいと思います。ライブもどんどん入れていきます。海外も予定してます」
M「いい年にしたいと思います、次に進んでいく感じで。10周年、がんばります」

以上。 全体として、三浦さんに近い席だったのもあって、楽しめました。
タイのライブは行けなかった人も多いと思うので、映像があってよかったです。裏話も楽しかったので、あっという間の3時間でした。第二回の公演の人たちは雨に降られずにすんだかな?
今年もDEPAPEPEをたくさん聴けたらいいな、と思いました。次は5月の上野!



★2012年←この年は忙しすぎて、メモすらおこせていないところがあります。


●12月25日、DEPAPEPE Depachristmas Live 2012@新宿FACEにいってきました。

渋谷に降臨したミナミの帝王は、ステージで2本煙草をふかし、かんでしまうたびにボタンダウンがひとつずつ進んで、ダンディズムがアップします。
脱いだらブルース・リーの人は、いざとなったら弱くて溺れます。
しりたかったら500ウォンください。

トーク部分をかいつまむとこんな感じで。
以下、セトリだけあげておきます。

今回はキーボードがナワッちさん、パーカスがノッチさん、ストリングスがデパクリカルテットの4人組。

最初はストリングスの「星に願いを」で全員入場です。

1)SPARK!
2)哀愁バイオレット

軽くMC

3)FLOW

MC(一年を振り返るので春の曲を)

4)キミドリ
5)ツバメ
MC

6)DUNK

MC(このあと2人だけで2曲)

7)always(おどりぐい、の題名のままで出したらニッポン放送の人に却下されたとか)
8)いい日だったね。

MC

9)クリスマスメドレー(ジングルベル~Walking In A Winter Wonderland~Happy Xmas~パッヘルベルのカノン~Swingin' Happy X'mas)

カルテットも戻って。

MC

10)UNION
11)Snow Dance

MC

12)Happy Birthday(当日ぴったり誕生日の人がいなくて、前日の52歳の方のために52回のED)

後半戦、ここからスタンディング?

13)START(手ぶり)
14)KATANA
15)T.M.G.(メリクリ、ジングルベル、メリークリスマス&ハッピーニューイヤー、などの練習をして、コール&レスポンスは「デパクリスマス」で。ソロは徳岡さん、ナワッちさん、ノッチさん、三浦さんの順番で)
16)ONE(ららららら、のコーラスはなし)
17)シュプール

encore

衣装替えなしで、当日販売品のブランケット「ひざかけ」を告知する三浦さん。
義捐金ピック、うさぎから始まって来年はヘビにする予定だとか。干支を一周させたいのでよろしくとのこと(今回は終演後のみの受付でした)

冬らしい曲といいながら。

1)ラハイナ
(三浦さんが、クリスマスプレゼントということで、似顔絵の描かれたオリジナルのデコチョコを投げまくり)
2)白い花
(最後の挨拶でもメンバーがチョコを投げるパフォーマンス)

T「メリークリスマス! あと少しありますけど気をつけておかえりください」
M「あいかわらずですが来年も楽しんでいただければ」
という感じで幕。

当日の服装ですが、三浦さんは赤い縦ストライプの上下に、下は黒いシャツ姿。ギターはカッタウェイでしたが、恐竜スペシャルではなかったようです。指輪も見えませんでした。髪はお父さんぐらいの長さです。

徳岡さんは黒いシャツに黒い細いネクタイ、下はサーモンピンク?のパンツ姿。ど金髪でした。

●11月15日、DEPAPEPE「アコースティック&ダイニング」ツアーファイナル@赤坂BLITZいってきました。

服装はPVと同じですが、三浦さん、あの長髪をバッサリ切ってきて、「気合いいれるために」髪にコテあててました。すごい頭。
徳岡さんに「日に日に親父さんに似てくる」と冷やかされる始末。
徳岡さんは、アンコールで上だけ、ざっとツアーTシャツに着替えてました。袖がじゃまだったんですね。
最初から4人構成。ずっとセイちゃんとノッチさんがサポートしてました。+ゲストの形でした。

1)UNION(イントロ、アルバムから曲がかかって、それからメンバーが登場)
2)恋水

軽くあいさつして曲紹介。

3)ROSY

MC1

M「あらためまして、アコースティック&ダイニングツアーへようこそ。ここまで前菜です」
「デパペペ初めての方は。あ、いらっしゃいますね。インストですが演奏とおしゃべりが半々ぐらいかもしれませんので、驚かないでください」
三浦さん、長々挨拶して、徳岡さんに「ちょっとこの人面倒くさいでしょ」とつっこまれ。
レストランのイメージのステージで、名シェフとして腕をふるう三浦さん。オンキーボードでウェイター見習いのセイちゃん、パーカッションでアシスト調理人見習いのノッチさん、と紹介されます。曲についたレシピについても軽く紹介。

4)ツバメ(ニッポン放送のステーションキャッチ。新入社員の皆さんなどに声をかけるための曲なので、春をイメージしてツバメだとか。T「イントロだけ使えるようにつくりましたが、縛りがあるところからつくるのも楽しいです」M「徳岡さんはMなんですね、縛りが好きって」T「あなたは何をいってるんですか、わからない」)

5)SPARK!!(M「この曲はどういう意味があるんですか」T「ふるな。ないです。全部意味があると思うな。弾いてて楽しいだけです」M「意味がある曲とない曲があります」)

MC2

サンキュー、ありがとうと連呼してかけあいする三浦さん。
徳岡さんが「徳さん!」と声をかけられて、三浦さん「いいですね、チューニングで後ろむいてる時とかに声かけられるの!」と、わざと客席に背を向けると、「アルディミウラ!」と声をかけられてしまい、徳岡さんが「三浦の親父の芸名です」

6)Three Minute Cooking(「これ三分間クッキングという曲で、さいしょにお湯をいれたらカップ麺ができあがる、というしかけがしてあるんですが、ぴったり3分で弾くのは難しい。今までのツアーではiPadで表示してたんですが、今回はこんなものを」と、デジタル表示板が登場。T「メトロノームかけながらやるわけじゃないし、実際はAメロは早くBメロは遅く、みたいになるものなんで、ぴったりはシンドイんですが、チャレンジしてみようと」M「初日、3:07で」T「その7秒間、ずっとクスクス笑われてるんですよ」M「大阪が3:01、福岡が3:00。名古屋が3:02、今日のリハが3:00で。ファイナルなんでぴったりやりたいんですが。プロだから大丈夫ですよね」T「カウントする人が責任重大なんですよ。3分ぴったりだったら飯おごってよ」M「みんなで演奏するのになんで徳岡さんに奢らなきゃいけないんですか」ノッチ「4人でデパペペですよ」セイちゃん「みんなで演奏するんですよ」M「ぴったりだったら徳岡さんに奢る、すぎたら徳岡さんがみんなに奢る、でどうですか」で、結果は、ハーモニクスの塩梅をまちがった徳岡さんのせいで3:01。みんなが「ごちそうさまです!」と)

7)Share My World feat.森広隆(タイのアーティストさんとのコラボレーションですが、アレンジが森広隆さん。こんなに難しいアレンジにしてくれて、けっこう噛む。このアルバムつくってる時、仮歌の際に森さんが歌っていて、それがセクシーだったので、ということで今回のゲスト。歌がないと演奏できない曲なので特別に来てもらったそうです。歌詞もタイ語がまざっていて、知り合いのタイ料理店のおばさんに発音してもらって書き取ったとか。ステージの上を右に左に動いてアピール。サビを一緒にララララ~と歌いました)

M「ここから先はちょっとバラードで」T「ごめん、ボリュームでてない(ギターを調整する徳岡さん)」

8)あの橋を渡ろう
9)ありがとう(徳岡さんギター替えあり)

MC3

M「ここまでの曲が、ええと、なんていうんでしたっけ、メインディッシュの前って」
T「ないやろ(笑)。なんかうまいこというのかと思ったら、なかったな」

10)Memories feat.Coba(今までのツアーでは、アコーディオンパートはキーボードのセイちゃんがやっていたそうで、「feat.Spa!」とか「feat.オバさん!」と呼んでいたそうで、「今日はコバさんで呼んでみましょう」という三浦さん。いったんハケるセイちゃん。そしてコールに応えてアコーディオンをかかえて出てきたのは、本物のCobaさん。コバ「今日はなに? 赤ブリは。ゴンチチさんがいて」T「そこ繊細なところなんで、いわないでもらえますか(苦笑)」コバ「結成して何年なの、10年、仲良くていいねえ」コバ節炸裂です。実は徳岡さん、この曲はCobaさんをイメージして1年半前に打ち込みでつくっていて、Cobaさんのライブにゲストで呼ばれた際、お願いして参加してもらったのだそう。「勝手につくって、こんないい曲つくって、声かけなかったらどうなってたんだ」とデパペペをいじりたおすCobaさん。「楽屋も気を遣ったんだか、大部屋一人で寂しかった。5分前にデパペペの楽屋に押しかけたから、開演が10分押したんだ」「さっきの3分間クッキング、タイマー押してた人、大沼さんていうの? 人柄はいいかもしれないけど、気が利かないな。ぴったりに押せばいいんだ。だって、ほんとうは3:03だったろ?」「なんでさっきのラッパー(森さん)はウロウロしてたんだ、おまえら、ほんとに動きのないステージだな(座りっぱなしなので)」「(セイちゃんに)仕事とっちゃってごめんな)」T「コバさんの話だけで2時間終わっちゃうんで」といって次の曲へ)

11)Happy Birthday(「誕生日の人」と手をあげてもらった人、この日はなんと50歳。M「高校生ぐらいに見えるんですけどね(苦笑)」イントロアウトロのメロディーを、50回繰り返す羽目になる二人。「後半もたないかも」)

12)FLOW
13)KATANA(包丁のような曲)
14)T.M.G.(「ゆうても僕は名シェフ」とウォッシュボードを胸にさげて、ナイフとフォークでリズムアクションする三浦さん。コール&レスポンスは「ダイニング!」。ソロの時は「セイちゃん」「ノッチ」で声かけ。セイちゃんはソロでピアニカを吹いてみたり。ここから客席はスタンディングです)
15)ONE(会場をひとつに)
16)かがやける日々(10周年ですけど、15年20年と皆さんと輝ける日々を)

encore(三浦さん以外は、アルバムツアーシャツに着替えて)

1)シュプール

M「楽しんでいただけて嬉しいです、胸がいっぱいです。しかしいわなければならないことが。告知。(紙をみながら、ニセ英語イントネーションで)アコースティック&ダイニング、Tシャツ2800円、エプロン2000円、ピックステッカーセット500円、プレート(お皿)1500円、カトラリーセット1700円、以上のグッズ、CDを買ってくださった方にはサイン会でー、サインします。あと、クリスマスライブのチケットも、今日特別に売ってます。クリスマスあいてるって方は、よろしくお願いします。ギターアクセサリーの予約もやってます。僕らのギター、3Dにしたもので、ほんとに素敵なので買ってください。あと12月21、22日、韓国でワンマンライブやります、たまたまその日韓国にいるわ、という方は遊びにきてください。Please buy.Please buy.Please buy.Please buy.Please buy.)

2)START(手振りあり)

4人で手をつないで、バンザイ。

M「楽しんでいただけましたでしょうか、またお会いしましょう!」
T「インストミュージックをポピュラーに、で頑張っていきますのでよろしくお願いします、またお会いしましょう!(「かがやける日々」BGMで退場)

●8月10日、ほろり二人旅ツアー2012、行ってきました。

8月に腕をいためてしまい、メモ起こしをするのが難しいので、セットリストだけあげておきます。
MCの内容などは、後日、アップできたらあげます。

*セットリスト

1)FLOW
2)Sky!Sky!Sky!
3)哀愁バイオレット
MC
4)Over the Sea
5)Hi-D!!
6)MTMM
MC
7)いい日だったね
8)寝待ちの月
MC
9)伯爵の恋シリーズ・メドレー(伯爵の恋・禁じられた恋・最後の晩餐・notes for Flora・伯爵の恋)
10)風
11)START
MC
12)KATANA
13)ROSY
14)T.M.G.
15)ONE
encore
1)Wedding Bell
2)SUMMER PARADE



●7/7「DEPAPEPE@音霊」行ってきました。

天気予報で雨が心配されていましたが、オープニングのカケラバンクさんが「僕たち雨男なのに、今日は快晴で嬉しい!」と喜ぶ天気。しかし、DEPAPEPEの出番の直前、雨が降ってきました……ほぼ1時間以上あった演奏時間ですが、彼らが終わるまで、雨が降っていました……村井さん、雨を呼ぶのはやめましょう(笑)

*二人の服装

三浦さん、黒のタンクトップの上に、赤と緑のハイビスカス柄のアロハ。下は青いバギーパンツ、黒のサンダル。右手に薬指。徳岡さんとお揃いの、銀色のペンダント。髪はゆるいパーマ、ヒゲ少し。ギターは恐竜スペシャルで、緑のチューナーがついてました。ステージドリンクはミネラルウォーター。携帯に金属の、大きめのネコのストラップがついていたのが目立ちました。
徳岡さん、ALISONAと書かれた白の半袖Tシャツ、縦ストライプのグレーのハーフパンツ。紺のスニーカー。髪は茶色のマッシュルームカット。ギターはカッタウェイ。三浦さんとお揃いの銀色のペンダント。ミネラルウォーターも同じだったと思います。
村井さんが髪を切って、けっこうサッパリしてましたね。開演前から一緒にいて、今回はステージでチューニングもやってました。

*セットリスト

1)星の数だけ願いは届く
2)哀愁バイオレット
3)DUNK
4)ラハイナ
5)きっとまたいつか
6)白い花
7)FAKE
8)FLOW
9)T.M.G(コール&レスポンスは「ウン、音霊!」「ウン、なわっち!」「ウン、ノッチ!」)
10)ONE
11) SUMMER PARADE(ラ~ララ~♪)

最後から二番目の出演だったため、アンコールはなしです。

*MCと本当に大ざっぱな当日の流れ

1)星の数だけ願いは届く

三浦「音霊へいらしたお客様、ハイどーも、DEPAPEPEです、よろしくお願いします。インストのアコースティックギターデュオです、よろしくお願いします」
徳岡「僕たち、雨男でね。降りましたね。晴れてたのに。僕たちの時だけ」
三浦「まあだから、環境はいろいろありますけど、楽しくやっていきたいと思いますけど、よろしくお願いします。次はちょっとアップテンポの曲にいきます」

2)哀愁バイオレット
3)DUNK
4)ラハイナ

三浦「暑いー!(汗びっしょりで、息も絶え絶えに、吐き出す感じ)皆さんに楽しんでもらおうと、毎年音霊にくるんですけれども、照明があって、めっちゃ暑くて、集中力を失いますね……(しゃべりがメロメロ)」
徳岡「関取かオマエ。試合後のインタビューか!」
三浦「DEPAPEPE、僕らは二人でインストアコースティックギターデュオやってるんですけれども、今日は四人でやっていきたいと思います。オン・キーボード、なわっち! この人は、徳岡さんのお友だちで、イカス兄さんで、トークとかめっちゃ多いんで、今日は、いってくれると思います」
徳岡「めっちゃ熱くて、面白いです」
なわっちさん「徳岡さん、今日は仲良くしようよ。よろしくお願いします」
徳岡「怒るとすごい、怖い人で」
三浦「オン・パーカッション、ノッチ! スーパープレイを聞かせてくれます」
ノッチさん「三浦くん!(いきなりハードルをあげられて焦る)」
徳岡「僕ら、歌いませんけど、結構トーク長いです。ギターと半々ぐらいです。で、今日はこの四人でやっていきます、よろしくお願いします」
三浦「でも、こんな風に紹介しておいて、次の曲、二人だけの曲ですよ」
徳岡「順番が(苦笑)」
三浦「ああ、呼吸ができなくて、苦しくて暑い(水を飲む)」
ノッチ「大丈夫?」
徳岡「なんか、楽屋裏でする会話になってきた」
三浦「暑くて」
徳岡「次は、「きっとまたいつか」「白い花」の2曲をお届けします。タイトルは白やけど、みんなの色を思い浮かべてきいてもらえたらと思います。特別ないろ、違う色、いろいろ想像して。まとまりのない二人ですが、ちなみにオマエは何色の花を思い浮かべるの」
三浦「青い花、ですかね。海の色。雨の音」

5)きっとまたいつか
6)白い花

三浦「青い花でした。ちなみに、徳岡さんは何いろを思い浮かべてたんですか」
徳岡「俺? 茶色(暑くて眼鏡を外して拭く)」
三浦「ここで告知があります。8月にワンマンライブでツアーやります、全国各地を回ります。ほろり二人旅2012というタイトルで、この二人でいろいろと、やりたいと思いますので、ぜひぜひ遊びに来てください。東京では8月10日、渋谷プレジャープレジャーでやりますので」
徳岡「暑いなー」
三浦「次の曲は、FAKEといいます。FAKEはニセとか、嘘……はLIERかな、ニセという意味です。徳岡さん、いい感じの人に見えますけど、それは、ニセです。こういうのをいいます(冷や汗をかきながら)」
徳岡「今の(口上)面白かったから、最初から、もう一度やって」
なわっち「やって!」
三浦「(ウッとなりながら)この流れ、つくるためにやってるんですから……次の曲は、FAKEといいます。ニセとか嘘……はLIERかな、ニセという意味です。徳岡さん、いい感じの人に見えますけど、ニセです」

7)FAKE
8)FLOW

三浦「楽しいな、音霊、イエーイ! ウェーイ! こうやって参加させてもらえて、感謝の気持ちでいっぱいです」
徳岡「いつもよんでもらって、最初の頃から来てるので、リラックスするというか。続けられたらいいなと思います」
三浦「音霊は、夏の風物詩ですよね。海と音楽と音霊と。もう、オトダマを、季語にしたらいいと思います。オトダマや~で、夏の句に入れたらいいです」
徳岡「一句つくって」
三浦「……おとだまや ねっきとともに もりあがる」
徳岡「もう一句」
三浦「……おとだまや うみはひろいな おおきいな」
徳岡さん、気に入らなかったようで、ギターをジャーンとかき鳴らして、悲しげな音を出します。
三浦「(ギターで伴奏しながら歌い出す)♪今年の夏は、虫よけ当番~」
徳岡「♪うちにもいます、虫よけ当番~ ってこれがやりたかったんです」
三浦「もう、やらへんのかと思ってました。切ないなあ。毎回、弄ばれて、やになりますね」
なわっち「(メロディーを弾きながら)♪こっちにもいます~ 虫よけ当番~」
三浦「みんな無理矢理、出番とってくの、やめてください(といいながら、ノッチさんに近づいて、ネタをふろうとする)」
ノッチ「♪誰でもできる~(途中まで歌って)わけじゃないよ!!(パーカスじゃむりですね)」

9)T.M.G.(コール&レスポンスは「ウン、音霊!」「ウン、なわっち!」「ウン、ノッチ!」他、ソロに入る前にっちゃんと徳岡さんも紹介してました、三浦さんは自分のことをサブリーダーとよんで、ソロに入ってました)
10)ONE
11) SUMMER PARADE(「ラ~ララ~♪」のコーラスあり)

以上、1時間10分ほどのステージでしたが、夏らしい曲をメインに、新旧とりまぜたセットリスト、好きな曲が多かったので、嬉しかったです。こういう回もいいですね! Gabezさんや、が~まるちょばさんなど、7日はパフォーマンス系のアーティストさんが多く、かなり盛り上がりました(海外から来たアーティストさんなども、スマホアプリを駆使してMCするなど、小技をきかせてました)。
なお、最後、カーテンコールで、当日の出演者が全員でてきたんですが、ラストのが~まるちょばさんが、途中で海に飛び込むネタをやったのもあり、最後はノリで、出演者全員でステージを降り、外へ飛び出して海へ飛び込んで終わるという、サプライズエンディングだったのでした。私は飛び込むところは見られなかったのですが、誰も戻ってこなかったので、そのままどこかへハケてしまったのでしょうか?



●6/3「tvk開局40周年記念 『saku saku』presents 初夏のプレミアムライブ2012」行ってきました。

今回はDEPAPEPEワンマンライブでなく、あくまでsakusakuのイベントでゲストも多かったので、ほんとにざっくりとしたレポで。
今回は「LIVE POWER」というシャツを着た若いスタッフさんが多かった印象でした。どこの会社なのかな? また、カエラちゃんから、青・白・赤の薔薇を使ったヴィンセント顔のお花が届いていたのが印象的でした。天気が悪いという予報だったので、リハーサルから聞くのは諦めて、時間ギリギリにいったのですが、開場時間になっても、まだRihwaさんのリハが終わっていませんでした。結局開場は20分ぐらい遅れたんだったでしょうか。
そして席について開演10分前、雨が降り出しました。さっそくカッパを着ましたが、ほんとに降ったのはこの時だけで、あとはなんとか、時間内はもちましたね。
あと、開演前と終演後も、DEPAPEPEの楽曲が流れていたと思うのですが……なんだったっけ(オイ)。

*最初は黒幕さんと、トミタ栞さんが登場。

トミタ「オーバーです」
黒幕「オールです」
二人「二人あわせて、オーバーオーラーです(二人ともお揃いのオーバーオール姿)」
黒幕「いや、今日はせっかくの野音なんで、雨降ったら大変だと思ってね、でもきのうまでヤフーの天気予報とか、降水確率60%、いや80%? それがこんなに晴れてね。俺のフォースの力ですね。いやでも、さっき少し降ったね。DEPAちゃんたちのせいだね。事前にマネージャーにも電話してたんですよ。降らせないように。ところで今日は、ゲストが多いんで、その間を俺たちが挟むっていう構成でね。ドリフの舞台が回転する時みたいに、なんか効果音を……ト・トロ♪トトロ♪に、合いの手入れてください、いきなり行くよ」
サクサカーの多い会場からは、とっさでも「フゥ!フゥ!」の合いの手が。
黒幕「じゃあ、トップバッターは、Rihwaちゃんで! ト・トロ♪トトロ~♪(退場)」

*Rihwaさんのターン。

ゲストギタリストさんと二人で。
1)愛×愛=80's
MC リファです。高校の頃にシンガポールに留学して、帰国後、シンガーソングライターになりました。今日はアルバムも持ってきていますので、よろしくお願いします。一曲目は「private#0」からでしたが、二曲目はsakusakuでも流してもらった「可愛いおねがい」を。
2)可愛いおねがい
MC ありがとうございます。次で最後の曲です。7月にでるデビューシングル、「CHANGE」。
3)CHANGE

*黒幕さんとトミタ栞さんのターン。

トミタ「サロです」
黒幕「ペットです」
二人「二人あわせて、サロペットでーす」
黒幕「オーバーオールのままだけどね。トミタ栞ちゃんのトレードマークなわけだけど、サロペットともいいますからね。しかし栞ちゃんは似合うけど、俺が着るとペンキ職人みたいだよな。ト・トロ♪トトロ~♪ さて、次は、カサリンチュの二人です。奄美大島出身で、中くんの後輩なんだよね。で、呼んだらメールきてんだけど、字があまりにちっちゃくて、老眼の俺は《なんも見えねー!》。ので、栞ちゃん読んで」

*カサリンチュのターン。

1)ボイパの曲。イントロ?
2)やめられない とまれない(コーラス要求されました)
MC 「ギター、とボーカルの、タツヒロです」「(ボイパをひとしきり)コウスケです」「僕たち、中孝介さんの後輩で、こういう、ヒューマンビートボックスやってます。よろしくお願いします」
3)High High High
4)あなたの笑顔
MC 「tvk40周年おめでとうございます。島から飛び出して、sakusakuに呼ばれて、ここまでやってこれました。6月17日からライブやりますんで、よろしくお願いします。では最後の曲、感謝」 5)感謝

*黒幕さんとトミタ栞さんのターン。

黒幕「女の子の声援、いいねー。ボイパ、カッコイイね。栞ちゃんは、なんて煽りがいいのかな。《高山うまれの田舎者!》? ところで栞ちゃんの名前って、サザンの曲からとられたんだって知ってる? お父さんがサザンの大ファンで、「栞のテーマ」って曲からとったんですよ(歌う黒幕さん)。今日、お父さんも会場にいるんだよね。どうなんだろう、そういう名前つけられるのって、恥ずかしいの?」
トミタ「私は別に。つけた方が恥ずかしいかどうか……」
黒幕「でもサザンのファンでよかったよね。これが長渕剛のファンだったら、順子になったかもしれない。順子。もしくは、トンボ(笑)。トミタジュンコって普通だな。さて、次はたむらぱんさんです。栞ちゃんと同郷なんだよね。直接の先輩じゃん。どんな印象?」
トミタ「すごく、大人の女性なんですよ」
黒幕「そうだよな。番組ではふわーっとした感じだけど、高価な服着てるよね。もう、岐阜県といえば、清水ミチコ、たむらぱん、トミタ栞だよね(笑) 今日は実は、俺の両親も来てる。もう栞ちゃんと違って、うちの親は先が長くないからね。長生きのいい思い出だよ」

*たむらぱんのターン。バックバンドで5人構成

たむらぱん「いま、後ろで聞いてたんですけど、私の悪口いってたでしょ。高価な服、着てるとかいってたけど。今日はですね、お客さんがたくさん来てくれるようにと思って、たむらぱん、ドットコム(どっと混む)で。(ドット柄の服をチラチラみせる。もう一人のボーカルの女性もドット柄)。こんなに人がきてくれて、今日はほんと嬉しい」
1)ズンダ
MC 「左目から涙がでて、とまらない」
2)ラフ
MC 「なんで涙がとまらないんだろう。嬉しいから? 会場に、お医者様はいらっしゃいませんか? 教えてほしい。晴れるといいなと思ってて、晴れて嬉しいと思ったら、爪ははがれるし、涙はでてくるし。いいことと悪いことというのは、平等にくるんですね。今が楽しければいいか。sakusakuバンザイ」
3)ジェットコースター
4)ヘニョリータ(現在のsakusakuオープニング曲)

MC 「これからもくだらない、面白い歌を歌っていこうと思うので、よろしくお願いします」

*黒幕さんとトミタ栞さんと歴代MCのターン。

トミタ「バカでーす」
黒幕「アホでーす」
二人「二人あわせて、バカとアホでーす」
黒幕「だんだん暗くなってきましたね。ところで、人形(ヴィンセントのパペット)を手にもってでてきたりとかしてますけども、これはいわゆる、アムロに対してガンダムというか。これで番組やってるわけなんですけれども、歴代MCの皆さんにもね、声をかけたわけです。初代のアカギアイさんとか、木村カエラちゃんとか。この機会に、何名かお呼びすることにしました。でも、カエラちゃんからは返信なしで。あいつ、偉くなって! で、この二人をお呼びしました。必殺技どうぞ!」
三原勇希「どうも、声嗄れ女です!(朝、とつぜん声がでなくなったとか。以下、ずっと高音の掠れ声)三原マジック!」
中村優「フルマラソン娘でーす」
黒幕「俺を通り過ぎていった女たち」
中村「元カノと元々カノだよ。女が集まると怖いよ?」
黒幕「元気でやってますか?」
三原「ヒマになったというか、時間があります」
黒幕「現MCの栞ちゃんに、なんかアドバイスすることある?」
三原「ペットショップトミタ、やってください」
黒幕「ジークジオン! しかし、中村優ちゃんから、だんだん、身長が下がってきてる」
中村「sakusaku、超楽しかったんで、恥ずかしい、やりたくないと思ったことでも、やっといた方がいいよ、なんとなく」
黒幕「優ちゃんは二十五歳だから、ひとりだけ昭和うまれか。仮面ライダーでいえば平成ライダーと昭和ライダーの差。あとでみんなで歌うけど、なんて紹介するか。仮面ライダー奈良、仮面ライダーネジ(?)、仮面ライダー飛騨? あ、必殺技やってよ。ショッカー呼ぶから」
途中まで客席後ろでスタンバイしていた、ギフト☆矢野さんがステージに登場してやられ役に。
中村「身長約170センチチョップ!」
黒幕「ほんとに死んじゃうから」
三原「ミノフスキー粒子!」
黒幕「つえー! かっこいー」
トミタ「ためパンチ!」
黒幕「ギフトは告知があるんじゃないの」
ギフト「単独ライブやります、7月3日に関内ホールでやるんで、よろしくお願いします」
黒幕「次は、中孝介ライブ、サポートにスペシャルゲストを迎えて。奄美の怪人、中孝介!」

*中孝介さんと、DEPAPEPEのターン。

1)花
MC 中「初夏ですね。バンドマン紹介します。パーカッション、ノッチ! ピアノ、タケモトセイボウ! そしてDEPAPEPEの二人です、よろしくお願いします。この、「花」っていう曲は2007年にリリースして、はじめてTVに出た曲で。sakusakuのイベントで歌えて嬉しいです。(ペコペコ頭をさげる三浦さん)初夏なので、夏らしい曲を」
2)夏夕空
3)ラララ
MC 中「40周年、本当におめでとうございます」(三浦さん、ギターチェンジ)
4)路の途中
MC 中「ほんと、これは一人ではできない。キーボードもね。初夏のプレミアムライブも、次で最後です。寒くなってきた? 日が翳って肌寒いね。次の曲は誰しも帰る場所があるってことで、家路」
5)家路

*黒幕さんとトミタ栞さんと歴代MCのターン、その2。

黒幕「雲がけっこう出てるけど、雨にならなくてよかった、祈りをこめた甲斐があった。ここで昔の曲を一曲。歌えたら、みんなも歌って。今日は気分いいから、二番まで歌っちゃうかな」
みんなで「♪宇宙をなめてると~異星人がやってきて~うってくるんだ、ビーム! ビーム! そんな時は~白いボックスを~♪ かぶっていれば~ 安全なんだ~♪ おーたのしみ! 宇宙ボックス! おーたのしみ! 宇宙ボックス!」「スピードをなめてると~警察がやってきて、きってくるんだ、青切符! いてっ! そんな時は~白いボックスを~♪ かぶっていても~減点なんだ~♪ おーたのしみ! 宇宙ボックス! おーたのしみ! 宇宙ボックス!」

*DEPAPEPEのターン。

MC 徳岡「晴れましたね。最初にちょっと降りましたけど、すごいですね。まったく降らない野音」
三浦「ハイどーも、DEPAPEPEです、今日は盛り上がっていきましょう! 今日の日を、かつてないテンションで!」
1)START
MC 三浦「野音はいいですね、今日はプレミアムライブ2012っていうことで、素晴らしい出演者ばかりで」
徳岡「いやあ、晴れてよかったね」
三浦「責任感じますもんね」
徳岡「天気がアヤしくなってきた時は、ね。ほんと、降らせてすみません」
客席から「もう慣れた!」
三浦「毎年やってて、七、八回やってて、晴れたの1日。全部、僕らのせい」
徳岡「複雑だよね。他の人のおかげで、今日は晴れて。二人の時に、晴れてほしいな。カッパ、もってきてますよね?(客席では、みんな挙手)」
三浦「愚痴はおいといて。sakusakuに関係ある曲を」
2)Lion
3)Sailing
MC 三浦「sakusakuのオープニングテーマに使ってもらいました。こういう機会がないと弾けないので、いかがでしたでしょうか。ここで告知です。ほろり二人旅2012、と題して、ワンマンライブ行います。8月2日スタート、9月2日まで行いますのでよろしくお願いします。あとホームページとかも見てください。今、CDつくってて、スタジオ入ってて、早く出したいなあ、と」
徳岡「何カ所か回りますから。関東も」
三浦「最近、徳岡さんがしゃべってくれるように」
徳岡「人をみてしゃべってるの。あなたみたいに関東弁使ってないで。って、関東弁って何?(笑)」
三浦「僕、立ってもいいですか?(肩からギターをかけてスタンディングに) 六月ですけど、暑いですよね。なので、夏の曲を(そして歴代MCたち4人をよびます)」
4)SUMMER PARADE(全員で「ラーララー♪」のコーラス)
MC 黒幕さんが三浦さんをひやかして、「ハチミツペロペロ」を連呼(太ってきてクマのプーさんみたいということ?)。
黒幕「野音、気持ちいいねー」
三原「夜も気持ちいい」
黒幕「今回、DEPEPEPEちゃんがやってる、義捐金ピック、sakusakuバージョンで作成しましたんで、山吹色のね。一円でも百万円でもおいんで、ぽろっと入れてもらってください。今日限定なんで、楽しんで協力してもらえたらいいかなと。ハチミツペロペロ」
三浦「(厭がる)それ、なんのことです」
黒幕「ハチミツペロペロ」
三浦「うるさい」
黒幕「楽しんでますかー。今日は一曲つくって、初披露しようと思って。新曲、黒幕作。CHAGE and ASKAリスペクトっていうか、野音だから、ヤーってつく曲がやりたくて。♪ヤーヤヤーヤヤーオンー♪(YAH YAH YAHの節で) なんというか、ギリギリで。歌詞は違うけど。今日、飛鳥さんのマネージャーさんも会場に来てるんですが」
三浦「あとで謝っときましょう」
5)野音の歌(全員で)
MC 黒幕「野音ー。パクったね。98%パクリだね。プレミアリーグ。どーも、CHAGE and ASKAです」
三浦「楽しい時間はあっという間で、次が最後の曲です」
会場「えー!」
三浦「皆さん、立ってもらえますか。ありがとうございます。ここでみんなが一つになって、ONE」
6)ONE(サビを全員で、ラララで歌います)
MC 黒幕「よかった。ハチミツペロペロやめてもいい(笑)最後の一時間は月もでて、いい感じで。我々も一緒に出られて、キャーキャーいわれて(三原勇希ちゃんに話しかけて無視される)。あいつ、中山秀ちゃんとつきあってるから俺のことは無視か! 最後に、歌えたらみんな一緒に歌って」
7)サクサカーの歌
MC 終了後、他のメンバーも呼びます。
Rihwaさんはデビューシングルの再度紹介あり、カサリンチュさんは「次回もよんでほしい:とアピール、たむらぱんさんは大人の魅力で「sakusakuをつくる世界の予告、Love&Peace」、中さんは「タオルもらった、みんな知り合いで仲良しで素敵です」とまとめ、黒幕さんがまた三浦さんをハチミツペロペロ呼び。
黒幕「いつも以上に幸せなエネルギーをライブでもらって非常に嬉しい。みんな、間違ったところとかはブログにアップしないように」
ギフト「ボンジョビ助けてー!」


*二人の服装

三浦さんは、襟足の長さのゆるふわパーマ。顎ヒゲ(似合ってないです!)。前半(中孝介さんとのユニット時)は、黒の長袖トップスの上に、グレーの袖無しジャケット、下も黒のパンツに革靴。ギターは時々変えていましたが、メインには緑色のチューナーがついていたような。後半は黒の袖無しトップスの上に、緑メインのアロハシャツ(1200円、私服だそうです)。
徳岡さんは、髪色はおさえめ。最初は真っ白の半袖Tシャツに下はジーンズ、黒っぽいサボ。後半はきっちりした、白い半袖ワイシャツにしていました。


●4/7「DEPAPEPE Acoustic Friends PARTY VOL.04@スペシャダイナー」行ってきました。

(この項目は書きかけです。メモ確認中につき、追加は後日アップできたらと考えています)

おおまかな流れ

誕生日ネタから乾杯→PV(「ONE」「KATANA」「SUMMER PARADE」「START」「桜風」「哀愁バイオレット」「シュプール」「激情メランコリック」「FESTA!!」「Night&Day(野音ver.)」「パッヘルベルのカノン」「ラハイナ」「Sky!Sky!Sky! B.O.R. ver.」「紫陽花」「第九」「SNOW DANCE」)と、徳岡さんがとった写真のスライドを流しつつ握手&撮影会→生演奏「FLOW」→千葉合宿での曲作り映像(食べてるシーンばっかり)→質問コーナー→FC会員とのギター演奏(徳岡さんライブ演奏の完コピ)→ギター講座→新曲披露



●4/5「三浦拓也(DEPAPEPE)29th Birthday live ~一夜限りの Special Party Night ~Acoustic Party」行ってきました。

(この項目は書きかけです。後日追加アップできたらと考えています)

公式セットリスト

1)Steppin' out
2)Weather
3)Dinasaur dance
4)Funky Birthday Night
5)およげたいやきくん
6)水面に浮かぶ金魚鉢
7)Gm ethno-picking
8)Smoke on the Water
9)Spain
10)Pastral
11)いいんだよ
12)Freaky Boogie
13)ゼロ地点
14)Lose control
15)Take a Break
16)星の数だけ願いは届く
17)FLOW
18)ONE
19)Ocean's Song
EN)T.M.G.

(1~5 with 福島紀明、早川徹)
(6~7 with 大竹研)
(8~9 with アル・ディ・ミウラ←三浦さんのお父さん)
(10~11 with 梶原順、安達久美)
(12~13 with 福島紀明、早川徹、森広隆)
(14~15 with 福島紀明、早川徹、梶原順、安達久美)
(16~18 with 徳岡慶也)
(19 三浦拓也ソロ)
(EN 全員参加)


★2011年


●12/24「2人っきりのDepa Chirstmas @ SHIBUYA PLEASURE PLEASURE」行ってきました。

今回は一階席だったのですが、ほんとに後ろの方で、しかも照明がかなり暗かったので、ほとんどまともにメモがとれませんでした。ステージまでも遠く、衣装その他もあまり見えない状態。
楽曲的には満足でしたが、今回のレポは、本当にメモ程度です。

*二人の服装

三浦さんは、襟足の長さのゆるふわパーマ。ヒゲはなし。焦げ茶の半袖トップスの上に、ファーが手首と襟についたモコモコの茶色のダウンジャケット。下はやはりベージュ系のパンツ。靴は赤の革靴。
徳岡さんはやや髪色はおさえめ。淡いブルー系の長袖で、下はジーンズ?
今回は二人っきりのデパクリですので、ゲストはなしで。
ステージ上にはクリスマスらしい飾りや、三浦さん(キャンドル・タクヤ)の演出で、キャンドルがあちこち飾られていました。

*セットリスト

1)晴れ 時どき 雪
2)Horizon
3)MTMM
4)哀愁バイオレット
5)Over the Sea
6)キミドリ
7)DUNK
8)START(三浦さん「手を振ってー!」と煽り。「中盤でも盛り上がってうれしいです」)
9)踊り食い(新曲 ~Dancing eat~。命名はスティーブさん。三浦さん不満げ)
10)Snow Dance
11)恋水
12)きっとまたいつか
13)THIS WAY
14)クリスマス関係なし・好きな曲メドレー(三浦さんの歌はチケット代に含まれません)
*ママがサンタにキスをした *ホテル・カリフォルニア *ホワイト・クリスマス *レイラ *スタンド・バイ・ミー *恋人がサンタクロース *ハッピー・クリスマス *Swingin' Happy X'mas
15)Happy Shine
16)ミウーラ(新曲。T.M.G.風に「ミウーラ!」のかけ声をいれる曲)
17)ROSY
18)FLOW
19)ONE

encore

1)シュプール(+パッペルベルのカノン)
2)風

*MCと本当に大ざっぱな当日の流れ

徳岡さんの第一声は、三浦さんに「(そのジャケット)暑くない?」

1)晴れ 時どき 雪
2)Horizon

三浦「ハイどーも、デパペペです。2人っきりのデパ・クリスマスへようこそ! 最初の曲は、初めて、ライブで演奏しました「晴れ 時どき 雪」、それから「Horizon」でした。ここまでずっとクリスマス・ツアーをしてきたんですけれども、今日が、いよいよ最終日です」
徳岡「疲れました。今日のためにがんばってきたのに、三浦が昨日、すっかり酔っぱらいまして。今日は厳しくしたいと思います」
三浦「その話はともかく(苦笑)、今日はクリスマスということで、いろんなところでクリスマスライブをやってると思うんですが、僕ら二人を選んでくださって、ありがとうございます。いろいろ考えてますので、皆さんに楽しんでいただければ。この衣装なんかもね、のちほどこのクリスマスライブのテーマをお話したいと思うんですが。僕たちのクリスマスライブは、なんていうか、おたのしみ会みたいな感じで。のってきたら声かけていただいて、ho!とかね」
徳岡「その上着、前にみたことある」
三浦「これ自前で。今から7~8年前に着てて、寝かせてました。実はインディーズの頃、ミュージックビデオで「激情メランコリック」という曲があったんですが、その時の衣装がこれ。21,2ぐらいの頃で、ちょっとワイルドにしようと思って着たんですが、ちょっと早かったかなっていう。しかし、今回のこの衣装は、自信作です!」
徳岡「(会場の)反応ない」
三浦「うすー」
徳岡「正直、おまえのいってること、ふつうの人には伝わらない」
三浦「では、そろそろ次の曲いきましょう」

3)MTMM
4)哀愁バイオレット

徳岡「演奏の途中で(三浦さんの衣装)みてたけど、ギャップありすぎ」
三浦「今回のクリスマスライブのテーマは、ギャップなんです」
徳岡「おまえのそのセンス、仲がいいと思われたくない」
三浦「それもギャップですね」
徳岡「アホ」
三浦「こういう音楽をやりながら、不良っぽい格好をする、そのギャップを」
徳岡「バカやん。どこがギャップ。三浦はほんと面白いというか、昼間からその格好せんでも」
三浦「今回のライブはほんとね、チケット・ソールドアウトってことで。本当にありがとうございます。イエイ!」
徳岡「僕ら選んでくださって、ほんとありがとうございます」
三浦「ええこという。これもギャップ」
徳岡「ギャップゆうたら、そもそも、三浦とギターがギャップ」
三浦「ギターは僕の仕事です! ギャップってどういうことです! まあ、皆さんは、僕の家に遊びにきたぐらいのつもりで、くつろいでください。Welcome to my home!」
客席から「おじゃましまーす!」とレスポンス。
三浦「いいですね、こういうの」
徳岡「三浦は声かけやすいらしくて、どこの国にいっても、「ミウーラ!」って呼ばれるんですよ」
三浦「男の人でもなんでも。徳岡さんは、トクさん!って呼ばれるんですが、なんでですかね」
徳岡「三浦は呼び捨てな」
三浦「さて、そろそろ次の曲を。海の曲です。昔「blue」ってタイトルだった曲です。「Over the Sea」」

5)Over the Sea
6)キミドリ
7)DUNK
8)START(「手を振ってー!」と煽る三浦さん)

三浦「メリー・クリスマス! 嬉しいですね。この曲はどっちかというと、最初とか終わりにもってきて盛り上がる曲なんですが、今はこんな中盤にもってきても盛り上がってもらえて、嬉しい。どうですか、徳岡さん?」
徳岡「三浦、俺がしゃべらん、ずるいっていうけど、(そうやって)すべてゆってから(話を)ふるから。僕は何をいえばいいの? 釣り好きな話? えー、次は新曲なんですが、仮タイトル「おどりぐい」っていいます。このタイトルは、スティーブンといって、僕の釣り仲間が、つけてくれました」
三浦「なんでそんな(タイトル)」←不満げ
徳岡「これがギャップやん(笑) 嘘。食いつく感じで、おどりぐいっていう」
三浦「じっくり聴くと聴き応えのある曲なんですけどね、テンポとか転調とかいろいろ、骨っぽいというか」
徳岡「おどりぐいってタイトルが、そんなにいやなの」
三浦「だって僕は曲名を好きにつけさせてもらったことめったにないのに、そんな、ね」
徳岡「だっておまえ、いきなり「アロハ」とか。Beginか、みたいなこという。スティーブは面白い人で、ツイッターもやってるので見てみてください。今日は来てないけど。あれもアホやで」
三浦「え、今日は会場におらんことになってる?(他のツアーの日は客席などで見ていたようです)」
徳岡「これも」
三浦「いわゆるギャップ?」

9)踊り食い ~Dancing eat~(新曲)

三浦「どこらへんがおどりぐいかっていう」
三浦さん、あくまで不満げで、
三浦「反対する理由ていうか、すぐ1個めのアイデアで採用っていう。僕は毎回毎回没になってるのに。ゆうなれば、嫉妬です。何でですか?」
徳岡「何だろうね。スティーブの方が好きだから。それに三浦、天然、時々ほんと天然だから。なんでそういうのにするのって」
三浦「「T.M.G.」は採用されたんですけど、あの時、アルバム名をミックス・ナッツっていって怒られたり」
徳岡「ミックス・ナッツなんて、まだいい。この人は、2枚目のアルバムに、よりによって、リフレッシュ、ってつけようとしたんですよ? まだ2枚目ですよ?」
三浦「(苦笑)それは10枚ぐらい出さないと、使わせてもらえませんね。さてここで、目から鱗というか、デパペペの演奏の秘密(?)を、ちょっと公開します。ここだけの話ですよ?」
徳岡「僕たち、デビューして7年になりますけど、こういうアコギのデュオというか、たくさんいらっしゃるわけです。押尾コータローさん、山弦さん、J&B、ゴンチチ、アンミツさんとか。ああいう、大人の音で、間を大事にする人たちはたくさんいるんですが、デパペペは歌に近いというか、J-POPというか、普通に流れてて好き、そこらに溢れている音というか、セッションというよりメロディーを大事にしてて。普通なら僕がメロ、三浦がリズムというかバッキングを担当すればいいんですが、それをいつ交代してもいいように、 メロディーをアレンジしてるんです」
三浦「僕らの曲で、「哀愁バイオレット」を例にとりますね。このAメロからBメロに移動する時に」
徳岡「急にきりかわると音が途切れてしまうので、たとえば、最後の音を少し残して、途切れないように……」
というわけで「哀バレ」でメロディーが徳岡さんから三浦さんへすっと移動するところを実演。
反対もやってみますが。
徳岡「こういう、一工夫が……ん、スカったな。今の俺、いらなかったな。まあ、一回、注意して見てみてください。これが僕ら、二人の色なんで」
三浦「次の曲はSnow Danceです。この曲も細かいところあるんでぜひ見てみてください。冬の曲です」

10)Snow Dance
11)恋水

三浦「……なんで、僕の真意っていうのは伝わらないんでしょうね。この、声のせい?」
徳岡「いい人っていわれるやん」
三浦「それ、どーでもいい人って意味の、いい人ですよ。はい、あの、クリスマスなんでね、クリスマスらしいことをね。この会場、僕がどの会場も、毎回自分で決めて、こうやってキャンドル・タクヤが、コーディネイトしてて。レイアウトも毎回変えて。こういうクリスマスの飾りもおいて。たとえば、こういうトナカイのかぶり物とかね。これにあわせて、この服を着てきたんです」
トナカイの帽子をかぶり、全身茶色、つまりトナカイのコスプレになる三浦さん。
三浦「ロマンチックに、ちょっと暗くしてね、告白の時間ですよ」
会場から「大好き!」のレスポンス。
三浦「では、ロマンティックになるよう、しっとりめの曲を」

12)きっとまたいつか
13)THIS WAY

三浦「しっとりしましたね。二人っきりのデパ・クリスマス」
おいてあるペットボトルの水をのんで、むせてしまう三浦さん。
徳岡「なんやの、大丈夫?」
三浦「気管に入った……いや、これから歌うので、その前に水のんでおこうと思って。普通のクリスマス・ライブなら、クリスマスソングをやると思うんですが、僕らは、今回、好きな曲メドレーをやりたいと思います。クリスマスの曲もやりつつ、好きな曲もやりつつ。この曲は、僕の歌は、今回のチケット代に含まれません。どんどん変えていきますので、ファンシーになったり、OH!って感じになったり、美しいライブになったりして、先生」
徳岡「なにゆーてんの。ツアーの最終日なので、いろいろやってみようと思います」
三浦「歌えるところは、皆さんも一緒に。好きな曲メドレー!」

13)クリスマス関係なし・好きな曲メドレー(ヌケがあるかもしれません)
*ママがサンタにキスをした *ホテル・カリフォルニア *ホワイト・クリスマス *レイラ *スタンド・バイ・ミー *恋人がサンタクロース *ハッピー・クリスマス(「War is over♪」のところは客席もコーラスで) *Swingin' Happy X'mas
14)Happy Shine
15)ミウーラ(新曲。T.M.G.風に「ミウーラ!」のかけ声をいれます。練習ののち本番)
16)ROSY
17)FLOW
18)ONE

「ありがとうございました!」で、いったんひっこんで。

encore

三浦「アンコールありがとうございます。今日もグッズ販売があります。タオル、ガンバッチ、マグカップ。マグカップは「ONE」のコードが、プリントされてます。スコア出てないんでね、みながら弾いてみてください。A、B#A、E、C#b9……」
徳岡「ほんとに弾けますね」
会場から「買えなかったー!」の声が。
三浦「え、売り切れ?」
徳岡「これ(ステージの上にある見本)が、最後の一つだって。これどうしようか、会場でじゃんけんやって、一番、負けた人にプレゼントしようか」
三浦「負けた人ていうのは、それは、難しい」
徳岡「そっか。じゃあ素直に、会場の人と僕らでじゃんけんして、勝った人に」
じゃんけんして、最後まで勝ち残った女の人が、ステージ前までいって、直接プレゼントをもらっていました。
三浦「義捐金ピック、今回もやってます。全部の会場で、募金を受け付けられるわけではないので、できるところで、やってるんですけども」
徳岡「ずっと、僕ら的には、続けていこうと思います。続けるのが、もっとも大切なことで。復興って、5年10年かなるんですけど、しかも今回の震災は、神戸の時より、さらに大きくて。今年はみんな憶えてますけど、でも、いずれ風化してしまう。それを、ピックっていう形にして、残して。いくらでもいいので、風化しないように、ぜひ、もっててください。ご協力、お願いします。柄は毎年、変えようと思ってて。今年はウサギだったんで、来年は辰にして。毎年かえて」
三浦「干支がそろいますね」
徳岡「それぐらい、やりたいと思います。あの日やったな、クリスマスライブやったな、大切な一日やったなって思い出してもらえたら」
三浦「今から、アンコールの曲やります。冬の曲で、まだやってない曲がありますね。「シュプール」。ちょっと別のアレンジもいれて」

1)シュプール(+パッペルベルのカノン)

三浦「ほんとはここで終わりなんですが、気分がいいのでもう1曲やります。みなさん良い年を、いいクリスマスをお迎え下さい。徳岡さんチューニング大丈夫ですか? ではもう1曲、「風」!」

2)風

徳岡「ありがとうございました。デパペペも今年のライブは今日でおしまい、演奏おさめです。みなさん、よいお年を、メリー・クリスマス!」

というのがMCのしめくくりでしたが、この最後の台詞が嘘なのだった!
12月30日に「そわそわ年越しライブ@サクラフルール青山」という年越しライブが発生、応募が殺到して二回まわしで行われたようです。どのみちそんな押し詰まった時期にライブ入れられても、行けませんでしたけどね。

今年のデパクリは、ほんとに最初から最後まで2人の演奏で、昔の曲や好きな曲が多く、気が散ることも少なかったので、照明のせいで会場が暗すぎたことをのぞけば、内容としてはほんとうによいライブでした。MCも、二人とももうちょっといろいろしゃべっていたのですが、行けなかった方にも、雰囲気だけ伝われば、と思います。



●11/6 DEPAPEPE「DEPAPEPE in 調布」行ってきました。

今回は家から遠い会場だったため(というか最寄り駅の電車の接続が難しい)、終演時間を気にしつつ出かけましたが、調布の公共開館のためか、明るいうちから始まり、時間通りの終演となりました。本当は、アンコール、もう1曲ぐらいききたかったかな、という感じ。
スタート時、徳岡さんの調子がすこぶる悪く(後でまた書きますが)、最初の数曲はけっこうハラハラしました。セットリストも、ちょっと不思議な感じでしたね。

*二人の服装

三浦さんは、襟足の長さのゆるふわパーマ。パープル系のタンクトップの上に、水色の半袖シャツを羽織って。下はベージュのバギーパンツ。足元はサンダル? 右手薬指に指輪。ギターは恐竜スペシャル。
徳岡さんはぜんぶ金髪でマッシュルーム(?)カット。白いTシャツ、黒の長袖カーディガンと黒ジーンズ。足元は赤い革靴。カーディガンはやはり邪魔だったようで、3曲目の後で、脱ぎ脱ぎしてました。
今日のゲストはパーカスのノッチ(能知祐輔)さん。

*セットリスト

1) Horizon
2) 風
3) Quarrel
4) 恋水
5) notes for Flora
6) さくら舞う
7) シュプール
8) La tanta
9) Route 128 (Special Version 「あいたかった」「あえなかった」ノッチさんコーラスでも参加)
10) START
11) Lion
12) DUNK
13) 激情メランコリック
14) T.M.G(「会いたかった」「うん、ノッチー!」)ここからスタンディング。
15) FLOW
16) ONE

encore

1) change the world(三浦さんの適当な歌詞バージョン)
2) 白い花

*MCと当日の流れ

いつものJ&Bをバックに登場。客席の拍手の感じからして、初めてのお客さんも多かった模様。
以下、三浦さんのMCはM、徳岡さんをTで書きます。

1) Horizon
2) 風

M「ハイどーも、DEPAPEPEです、よろしくお願いします」

3) Quarrel

M「改めまして、デパペペです。よろしくお願いします。この会場は段々になってて、皆さんの顔が全員、こちらからよく見えます。こういうところ初めてです。顔がよくみえて、楽しいですね」
T「はじめてですけど。こういうところ、いいですね」(カーディガンを脱ぐ)
M「ええとですね、かなり、しゃべります。歌のうまくない二人なんで、おしゃべりで一日楽しんでもらいたいです。今日このホールにきて、楽しかったって思って、帰ってもらえたら嬉しいです。今日はほんと、どんなライブにしましょうかね(会場に丸投げ)」

4) 恋水

不調が続き、焦っている徳岡さん。それを心配する三浦さん。
T「びっくりするほど、指板がぬるぬるする。ていうか、最初にツッコンで」
M「レッツ・エンジョイ・ミュージック!」

T「久しぶりに意味不明なこときいたわ。いってることは正しいけどな」

5) notes for Flora

M「こう、ギターから手を離す遊びとか」
T「なんかこう、指板がウォーというか、弾いててウォーってなって」
M「今日はぶわーとなってって感じすること、ありますよね。ほんとになるんです。弾けなくなる。いま演奏したのは「notes for Flora」といいまして、アルバム『ONE』からの曲ですが、僕が説明をすればするほど、よくわからなくなるといわれるので、ぜひCDのライナーノーツの、わかりやすい説明を読んでください。続いて「さくら舞う」という曲をやります。最近、よく演奏するようになりました」
T「一時期、演奏してなかったんですけどね」
M「その時の自分らにあう、あわないがあるんですよね。ずっとやっても楽しければいいんですけど」
T「そうかな(笑)。その当時、何日かやってみて、また最近になってやるというのは、よくやります。つくった時はあれっと思っても。僕らその頃、16ビートの曲が多くて」
M「いかにもこういう(ジャカジャカかきならす)アコースティックらしい感じの」
T「最近はまったり、8ビートの曲もやるようになったんで、この曲も、あうようになってきたというか」
M「『ONE』は8ビート爆裂してますからね」
T「なんていうか……(まだ動揺中)。一回、落ち着かせて。その間に小話でもして。俺を助けてくれ」
M「キャラかわってますね。えーと、僕は恐竜が大好きで、その話は今さらなんですけど、この間、韓国にライブにいったんですね。そしたら、ファン・ミーティングの会の時、僕のこのギターのインレイみたいに、恐竜のデザインの入ったギターをもってくる人がいたり、恐竜のぬいぐるみをもってきてくれたりして。国境を越えて聴いてもらえるのって嬉しいなと思いました」
T「汗ひいて、クールな感じになってきた」
M「もう、革ジャンの話とかしようと思ったのに」
T「やめやめ。あーあ」
M「ひどいですね」
T「次の曲」

6) さくら舞う
7) シュプール

M「2曲続けてお送りしました。早いもので、もう11月なんですね。仕事につくとなんでこんなに時間の流れがはやくなるんでしょうか。大人と子どもの差って大きいですよね、子どもの頃はなんであんなに、時間が長かったんだろうって。今日はけっこう早いですね」
T「長かったかな。わからない」
M「どういうことなんでしょうね。徳岡さんは、僕が音楽を始めたライブハウスの先輩で、上下関係がきっちりしてるわけですけど、出会った頃は、ほんとに優しかったんですよ。だから反対に怖かったです。こんな優しい人なんているわけない、絶対裏があるって。やっぱり、ありました。ほんとうに、悪い人でした」
T「そんなことない。今日のライブメニューは、「風」とか、懐かしい曲もやってるんですけど、次にやる曲も懐かしい曲というか。曲名をいわないので、あててください」
M「ラ・タンタです」
T「ゆっちゃった」

8) La tanta

M「久しぶりの「La tanta」でした。次の曲は「Route 128」っていう曲で、千葉のペンションで合宿してつくりました。こういうタイトルで、物語をつくろうとおもって。千葉から調布までの、出会い・出会われ・出会えないを」
T「なんの話や」
M「インストですから、世界観というか、設定をつくろうと。コーラスでみなさんに参加してもらおうと思います。「会いたかった・会えなかった♪」みたいに。サビのところのラーララー♪ってところにあわせて歌ってください」
ノッチさんにもコーラスしてもらいます。
T「会いたかった、はええけど、会えなかった、ってどうなの?」
お客さんたちもコーラスの練習をしてから、曲へ。

9) Route 128 (Special Version 「あいたかった」「あえなかった」)

M「みなさんに「会いたかった」っていわれるの、いいですね。一回やってみたかったんです」
T「なんかとばしすぎというか、無茶な」
M「なんか、徳岡さんも話してくださいよ」
T「最近、海外にいかせてもらってて、インドネシア、タイ、韓国、いろんな国にいってるんですが、面白い話もありました。三浦くん」
M「めっちゃハードルあがりました」
T「韓国って、あの人たちは男でもすごくメイクが濃いんですよ。撮影の前に、目のまわりとか、クッキリ縁取りする。びっくりして「僕らビジュアル系じゃないので、そのメイクはやめてくれ」っていったんですけど、三浦はやってもらって。「いや、僕だってまんざらじゃないですよ」とかいって。おまえはジョニー・デップかっていう。おまえにいわれたくない、おまえもウケるなっていう。一番いけてると思って今度はライブでもやってみたいとかゆって」
M「おしゃべりが長くなってきたので、ここからはどんどん行きましょう」

10) START
11) Lion
12) DUNK
13) 激情メランコリック
14) T.M.G(「会いたかった」「うん、ノッチー!」)ここからスタンディング。
15) FLOW
16) ONE

encore

M「アンコールありがとうございます。物販でいろいろ売ってます。グッズ、CD、DVD、よかったら買ってってください。買ってくださった方、そのあとサイン会もしますのでよろしくお願いします」
T「なんか今日は、いろいろアレだったんで、ちょっとサービスしたいと思います」(徳岡さん、急に立ち上がって、三浦さんに顔を近づけて、なにやら耳打ち。三浦さん、ちょっと動揺しつつもうなずいて)

1) change the world(三浦さんの適当な歌詞バージョン。時々鼻歌に)

冷や汗をかきながら、徳岡さんの伴奏で歌う三浦さん。
M「徳岡さんも、歌ってくださいよ」
T「おれはギタリストで、カラオケもひとりでいかんのに、人前で歌えるか」
M「株、めっちゃあがりますよ?」
T「いま、高いって? でも(ごまかしながら)「ラララ・ヘブン♪」はないやろ。おまえは天才やわ。会いたかった♪とか」
M「よし、今日楽しんでくださった皆さん、ありがとうございます。次で最後の曲です。「白い花」」

2) 白い花

M「ライナーノーツにも書いてありますが、この題名にとらわれず、恋愛とかね、いろんなことを思いながら聴いてください。今日はどうもありがとうございました」


以上、ライブから一ヶ月もたってからのメモおこしなので、記憶がかなりとんでいます。
間違いがあったらこっそり教えていただけると助かります。修正します。


●8/21 DEPAPEPE「夏の日比谷野音ワンマンライブ 2011~MUSIC CAN BRIGHTEN UP THE WORLD~@日比谷野外大音楽堂」行ってきました。

去年に引き続き、今年も晴れて欲しいという願いをこめての日程でしたが、やっぱり降ってしまいましたね(苦笑)。
開場時からカッパ着用、もってきた鞄はビニール袋へ入れての参加でした。

*二人の服装

遠くてよく見えなかったです……。三浦さんは短めの髪にゆるいパーマ、白地に柄の入ったアロハ、下が青いバギーパンツみたいなの。徳岡さんは、グレーに黒い模様の入った半袖Tシャツに、下は黒ジーンズ? アンコールの時は、野音のシャツを着てました。三浦さんが白、徳岡さんが黒バージョン。)
今回のギターですが、徳岡さんご本人が、twitterにて「昨日使ったエレキギターは『kanji guitar ST type blue ocean 』です。釣り好きな僕を想像して作ってもらったオリジナルギターです。いつもアコギのリペアでもお世話になっている @KanjiKawabata さんに作ってもらいました。素晴らしいギターです!」という発言をされていた模様です。

*セットリスト

1)START
2)High Rock!!
3)哀愁バイオレット
4)さくら舞う
5)FAKE
6)パステル通り
7)恋水
8)風見鶏
9)JAC(K) IN THE BOX
10)星の数だけ願いは届く
11)Pride
12)Lion
13)ROSY
14)FLOW
15)ラハイナ
16)ONE

encore

1)T.M.G
2)T ※新曲
3)SUMMER PARADE
4)白い花

某所のセットリストには、9曲目に「notes for Flora」とあるのですが、私は本番で演奏された記憶がありませんので、ここには書かないでおきます(後にFC会報で確認しましたが、上記のセットリストで正解のようです)。

なお、会場にはやめに到着したため、途中からリハーサルがきけましたが、「さくら舞う」「notes for Flora」「恋水」「星の数だけ願いは届く」「Pride」「Lion」「ラハイナ」「ROSY」「ONE」「T」「START」他をやっているのが聞こえてきましたので、本番でやる予定だったのを、なんらかの理由で1曲飛ばしてしまったのではないかと想像します。
リハの最後に徳岡さんが「毎度こんな天気で、みなさんすみません。スタッフの皆さん、よろしくお願いします。忘れ物のないよう、確認してください」三浦さん「よろしくお願いします」と挨拶している声が聞こえました。

今回、4人のサポートメンバーが少しずつ出たり入ったりして、二人っきりの演奏はあまりなかったような?
ステージ下手から、セイちゃん(滝本成吾さん)、パーカスのノッチさん(能知祐輔さん)、ベースが紺ちゃんこと紺野光弘さん、ドラムがツヨポン(宮川剛←つよし)さんでした。今年のバンメンは入れ替わりがあって、正しいお名前がよくわかっていません。
なお、スタッフさんも以前とは違うところが入っていたような?
恒例のノベルティ(タオルや手袋、メガホンやうちわなど)も、今年はありませんでした。

*MCと当日の流れ

三浦(以下M、徳岡さんはT)「ハイどーもDEPAPEPEです、野音へようこそ!(三浦さん最初からほとんどスタンディング)」
バンメンは6人。

1)START

M「みなさん、今年も、いっぱい、いっぱい、来てくれて、嬉しいです!」

2)High Rock!!
3)哀愁バイオレット

M「Thank you! 改めましてDEPAPEPEです。野音へようこそ!」
T「ようこそー」
M「ぶじ晴れてよかったですね(客席からブーイング)。すみません、いいたいことはわかってます」
T「これでこそ僕たちですよね。毎回、いろんな(雨具など)用意させてすみません」
M「この結論……僕らのライブの良い思い出ということでもって。では久しぶりの曲を」

4)さくら舞う
5)FAKE

バンメン5人に。
T「雨降ってるんですかね。(カッパの)フードかぶってるひとがいる」
M「(雨を)意識しすぎ」
T「ドキドキしますね。毎年野音やってて、7回目で。こんだけやっていつもいつも降られるって、どうなのっていう」
M「雨降らしてすみません、謝ります。去年降らないですんだのは、きっと皆さんのてるてる坊主の力だったんです、自分たちの力を過信しすぎたんですね。ところで、今回の野音のテーマは、後ろ(の垂れ幕)に書いてあるように、MUSIC CAN BRIGHTEN UP THE WORLDってことで。音楽は世界を輝かせることができる、っていう意味ですね。今から輝かせます。だから雨ぐらいもっと降れっていう」
T「そやね。僕は別に(ステージには屋根があるから)濡れないし」
M「BBSが炎上しますよ! この野音、7回目で、デビューしてから毎年毎年やってきてて、第一回からきてくれてる人もいると思うんですが、小学生は高校生になり、学生は社会人になり、その人生の貴重な7年間を僕たちと一緒に過ごしてきてくれて、その間に僕らはオリジナルアルバムを5枚だしたんですけど、毎回こうして沢山の人が来てくれて、幸せです。皆さん、愛してます! 一回一回かみしめてるんですよ。一回目はメジャーデビューの3日前で、お客さんどれぐらい来てくれるのか心配で、それがもう7回目となると、どうですか徳岡さん、感想は」
T「僕ですか。いつもありがとうございます。ただ、あなたとやってて、一回目から温度差ありますけど。皆さんは楽しんでください」
M「なんですか、そのとってつけたような」
T「毎回思うんですが、寿命が縮む思いです。雨に降られて」
M「それでは次の曲、今までライブでたぶん、一回もやったことのない曲、一回ぐらいはやったかな。Night&Dayの……いや、Night&Dayと同じアルバムに入っている、パステル通りを」

6)パステル通り(徳岡さんちょっとミスタッチあり)

M「次はアルバム『ONE』から」
T「私立DEPAPEPE学園!」

7)恋水(ここで2人? だいぶ日が暮れてきています)

M「恋水でした。もう、めっちゃ気持ちええですね、野音にずっといたいです。(客席から拍手)拍手強要してすみません。ほんと、時間があったら、このステージに皆さん、ひとりずつあがってきてもらいたいぐらいです」
T「そやな。三浦くんらしいMCやな」
M「(水をのんで、むせる)こぼしてもた」
T「ギターにトマトソースつける男やもんな」
M「それだけギターを、肌身離さずってことですね」
T「そやったら、かっこええけど(苦笑)」
M「僕たち、最近、いいことがありまして。つい先日、企業CM、イワタニのCMに曲を提供して、このあいだ、二人ともちょっと出演させてもらったんですね。イワタニはLPガスとかガスコンロとかで有名なんですけど、その他にクリーンエネルギーの提供もしていて、そういう流れで知り合って、インタビューを受けて、音楽でコラボレーションって形になったんですよね、徳岡さん」
T「(話を)そらしたいですか? そらそうやな。あなたの顔はみてない。きいてた」
M「僕のことよっぽど嫌いなんですね(苦笑)。義捐金ピックも、今回もってきてますので、そのまま……HOO!とか声かけていただいて。(客席からかけ声)HOO!! 嬉しい。ありがとうございます」
T「ひとこと、大変だな、と」
M「今回もカサイさんにデザインしてもらったんですよね」
T「震災の義捐金ピックなんですが、もう一円でもいいので、協力してください。前とデザイン変わってたりするんで、なくなったら、その都度切り替えていこうかなと。見てもらって、こん時はこれやったな、みたいな。ほんと、金額はいいんです。ずっと気に掛けてもらえることが、重要なので」
M「次の曲は、あまり頻繁にはやらないんですけど、アンケートをやるとブッチ切りでリクエストがくる曲をやりたいと思います。風見鶏」

8)風見鶏
9)JAC(K) IN THE BOX

M「やー、楽しいなー! では、曲紹介、徳岡慶也!」
T「いきなりどこでしゃべんねん! ちょっといきなりふるな」
M「やー、そーすかー」
T「ありがとうございます。次の曲は、星の数だけ願いは届く……この曲はライブのたびに毎回やってて、僕と三浦にとって、大事な時にやってきたんですが。それ以降、ひんぱんにやりすぎたと思うので、ここで一回封印したいと思います。自分がつくった曲の中でもベスト1だと思うんですけど、これから別の曲を育てていきたいと思います」

10)星の数だけ願いは届く(6人に)

M「続けてニューアルバムから、Pride」

11)Pride

M「ありがとうございます、Prideでした。このPride、僕ら、海外でライブすることが多くなって、アジア各国にいってるんですが、その国の紹介をされるとき、その国のエッセンスとかすごく大事にしてるのが伝わってきて、僕らも日本のインストっていうのを考えてつくったんですよね、徳岡さん」
T「半音というか。そやな。ペンタトニック?」
M「和の音というか」
T「曲の中にそういう部分がね(サビを弾いてみせる)ん、ちょっと違うな。こうだったらいいのか(ヨナヌキ音階で弾き直してみる)」
M「(投げやりに)うんうん」
T「俺のこと、そんなに好きじゃ、ないね?」
M「海外、どんどん行きたいと思ってます。アジアサーキットで何か1曲やりたいです。テレビでます。インドネシアは確定なんですよね」
T「インドネシアはね」
M「変なところつっこまんでくださいよ。無音になる」
T「無音になるって、僕、なにもしてないよ?」
M「そういうところをフォローしてくださいよ、過剰な期待ですか。しかし、雨がやみませんね。これ、村井さんのせいですよ」
T「あのね、メジャーデビュー前は、雨なんか降ったことなかったですよ、晴男っていわれてたんですよ。何故かメジャーデビューのあと、村井がマネージャーになってからこんなに降るようになったんですよ。たいだい、村井はひどい。この間ね、リハーサルが終わって、家が近いんで、村井の車で一緒に帰ったんですよ。もう12時ぐらいで、お腹がすいてて、でもラーメンはちょっとって感じだったんで、大戸屋でもいって定食食べようかっていったら、居酒屋どうですかっていう。でも、こいつ車運転してるし、一品で腹がいっぱいになるところでもないし、っていったら、じゃあ焼き肉屋、どうですかって」
M「大きくでましたね」
T「まあライブまであと二、三日だし、肉ぐらいいいかと思ったら、あそこ、いってみたい店があるんですよっていいだして」
M「自分が運転してるのに」
T「で、焼き肉屋に入ったら、村井のプライベートの相談にのって」
M「ライブ直前なのに?」
T「完全にプライベート。しかも食べ終わったら、“ごちそうさまです!”って。どうよ? 俺らしかいなかったのに」
M「肉をつついて、おごらせて、とんでもない奴ですね、しかも、村井さんの相談のって」
T「さんざんやん」
M「さらに腹がたつのは、僕はまったく奢られてないってことですよ。さて、後半戦をそろそろスタートしましょうか。tvk sakusakuのOP曲、Lionを。僕だって牙をもってるんです。僕、誰でも戦わなきゃいけない時があると思うんですよね。徳岡さん、どうですか」
T「それでは三浦くんやってみてよ」
M「すべりそうですけど、やります。百獣の王、ライオン、ガオー!(客席、シーン)。すみません、最初からもう一回やります。僕って牙を……(繰り返して)Lion!」

12)Lion

M「(パーカスのノッチさんから、拍手の導入があって)ROSY!」

13)ROSY
14)FLOW
(ノッチさん、紺ちゃん、ツヨポン、セイちゃん、と、三浦さんがさっとバンメン紹介。そのあと「ラハイナ!」のかけ声で次曲へ)
15)ラハイナ(両手でウェーブしました)

M「これで最後の曲になります。ONE、みんなの心をひとつに。皆さん、愛してます!」

16)ONE

encore

バンメン全員、ツアーシャツに着替えて戻ってきます。三浦さんは白ver.、徳岡さんは黒ver.で。
M「HOO! みんな、愛してます! 毎年こうして集まってくれる皆さんを、僕らはTeam Mix Gutsってよんでます。略してT.M.G。この曲をやります。皆さんのコールで入ります。今回は「MUSIC CAN BRIGHTEN UP THE WORLD」の“Brighten Up!”」っていってください。皆さんのかけ声で入ります。(何度か練習させて。三浦さんもいい発音で叫び)そんなに英語っぽい発音じゃなくてもいいですからね。大きな声で“Brighten Up!”」

1)T.M.G(コール&レスポンスは「Brighten Up!」)

途中でバンメン紹介+バンメンのソロ演奏。紺野さんはアピールタイムに、生年月日や血液型など含めてさらっと自己紹介(1972年7月19日生まれ、蟹座O型!」)。演奏の途中で、三浦さん「僕、野音で初めてのことをします」といい、オリジナルの水色のエレキとくす玉をもってきてもらいます。くす玉を自分でひいてポンとあけると「祝・エレキ」の垂れ幕が。「エレキギターデビューです!」といい、肩からエレキギターをかけなおしてソロ演奏。
終了後。
M「エレキデビューしちゃいました。せっかくだから、徳岡さんもエレキを」

徳岡さんもエレキをもってきてもらい、二人で立ち上がって、演奏を。

2)新曲『 T 』(二人ともエレキで)

終わったあと、三浦さんが腕をX字型にクロス。Xの曲調ではありませんでしたが、ロックっぽいことをしましたよ的アピール?

T「インディーズの頃はエレキ弾いてたんですけど、弾けてよかったです」
M「ついにやっちゃった、みたいな。……あ、徳岡さん、いいTシャツ着てますね」
T「(苦笑)おまえも着とるやん」
M「今回野音用にTシャツつくりました。後ろで同じのを販売してるので。これもカサイさんのデザインです。それ意外にもピック、タオル、パスケースなどもあるので、みなさん、ぜひぜひ、物販をご利用ください。ほんとにね、今日は嬉しいです。あらためて今日、7回目ってことで。僕たちがここにいられるのは、スタッフの皆さん、バンドメンバーのおかげですが、なにより皆さんが聴きにきてくれるから、僕たちはここにいられるんです。一回目からそうでした、初めてみた時、この客席に、T.M.G.の皆さんが広がってて、本当に感動しました。MUSIC CAN BRIGHTEN UP THE WORLD! MUSIC CAN BRIGHTEN UP THE WORLD!」
T「なんで二回ゆうの」
M「輝くと思うんですよ。そういうポジティブな気持ちで音楽やって、皆さんに伝わって、それがまた広がって、世界を明るくすることができると思うんですよ。じゃあ、皆さんも立ってください。次の曲、SUMMER PARADE」

3)SUMMER PARADE(ラーララー♪+両手ウェーブ)

M「もう、ほんとありがとうございます。徳岡さん」
T「もう、ありがとうございます。僕らはお客さんがきいてくれるからここにいられるので。ステージの上にいられるので。雨の中、たくさんの人が来てくれて楽しんでくれて嬉しいです。最後は、アルバム『ONE』から、白い花。曲紹介でいろいろ書いてるんですけど、いろんなこと想像できると思うんですけど、今日は、皆さんの好きな色に染めて、聴いてください」

4)白い花

M「全員で、(宣伝)写真撮ります。皆さん、〆のバンザイは、MUSIC CAN BRIGHTEN UP THE WORLDの“ワールド!”で」
と、誘導しようとして、三浦さんが一番大事なところで噛んでしまい、徳岡さんが片足をあげ、三浦さんのお尻を何度も蹴る真似を(苦笑)
T「皆さん、気をつけて帰ってください。いそいでフードかぶってください」
M「最後は徳岡さんに!(マイク押しつけて先にさっさと退場)」
T「今日はみなさん、どうもありがとうございました。風邪ひかないように、気をつけて帰ってください」


以上です。
今回のセットリストは、アルバムツアーの時に比べると、ちょっと不思議な感じがしましたが、全体的に粒ぞろい、耳馴染みしやすい曲メインでした(「notes for Flora」聴きたかったです)。
来年も野音がありますように。そして村井さんが何をしても、天気がもちますように(祈)


●7/11 「音霊~浜辺の音楽会 2011'~ 」行ってきました。

逗子海岸の「津波注意」の看板に、一瞬ドキリとしましたが、ありがたいことに雨も降りませんでした。
去年と違って、DEPAPEPE雨男伝説を払拭? しかし、そのぶん、とても暑かったです。
当日は、見田村千晴→DEPAPEPE→相川七瀬→寺岡呼人(JUN SKY WAKER(S))→宮田和弥(JUN SKY WAKER(S))→Skoop On Somebody→サンプラザ中野くんの順番だったと記憶しています。途中にKUREIさんがゲストで入ったりとか。出てくる人がみんなして「最後に、サンプラザ中野くん“さん”が」とネタにしてましたので。

*二人の服装

三浦さん、髪は黒のセミロング(愛されゆるふわカール系)。紺のタンクトップの上に、袖を折り返した青いシャツ、下はべージュのバギーパンツの裾を折り返して、足元は黒のビーサン。右手薬指に指輪。今日はペンダントも。携帯のストラップをあいかわらずジャラジャラさせてました(サーフィンネタは全くでませんでした。もうしてないのかな?)
徳岡さん、髪はど金髪ショート。グレーの地にオレンジと白抜きでLIFEのロゴシャツ。下は黒のジーンズ、足元は(たぶん)素足に黒の布靴。
今回はグッズ等がないので、普通のタオルと水が用意されてました。
三浦さん、ヤマハの恐竜スペシャルにストラップがついていて、最初から首にかけていたので、三浦さんは今日は立つんだなー、と思ってました。
いきなり村井マネがでてきて、ギターの調整を始めたので、「最初なのか!(←オープニングアクトの直後)」とびっくりしましたが、いい音でした! じゃっかんひっかかるところがあっても、大人っぽいテクニックでカバーしてました。

*セットリスト

今日のDEPAPEPEは全5曲。

1)きっとまたいつか
MC1
2)恋水
MC2
3)FLOW
4)T.M.G(盛り上がってきて、ここから三浦さん、最後までスタンディング。コール&レスポンスは「ウン、オトダマ!」。「僕は、音霊が大好きなので、徳岡さんが演奏をとめたら、即座にオトダマっていえます」というショートコント。徳岡さんがとめるたびに「オトダマ」連呼)
MC3
5)ONE(「ありがとうございます、DEPAPEPEでした!」であっさり終了)

*MC

最初はアイコンタクト。徳岡さん、じゃっかん迷ったような顔つきで演奏スタート。

MC1

三浦:ハイどーも、DEPAPEPEです、よろしくお願いします。今日も沢山のお客さんが集まって。楽しんでってくださいね。さすが音霊って感じですね。ちょっと心配だったんですけれども。
徳岡:バラードから初めてよかったのかって心配だったんですけど。
三浦:なんの問題もありませんでしたね。
徳岡:次はデパペペっぽい、アップテンポの曲を。
三浦:今日、DEPAPEPEは初めてって人はどれぐらいいます?(けっこう手があがる)。おー。Oh yeah!(客席からレスポンスあり。二、三度繰り返して) ああ、こんなにいるのにノってくれる。最高ですね。今日はノリノリでいきましょう。では、5月18日に出したアルバムから一曲、「恋水」を。

MC2

三浦:イエイ! 最高!
徳岡:僕たち、音霊の主催のキマグレンさんには、デビュー前からホントよくしてもらってて、何度も呼んでくれて。音霊だけでなくて、この間、大阪のチャリティーライブにも呼んでもらったんですよ。その帰り道の時、ちょっとハードなことがね。三浦くん。
三浦:え、僕がゆうんですか? ……キマグレンの、KUREIさんが、用があって一人で先に帰ったんですよ。それで、帰り道、新幹線の駅のホームにいたら、サイン書いてくださいっていわれたんですよ。もらった色紙をみたら、「キマグレン」って書いてある。で、KUREIさんのところが書いてない。このファンの人は、KUREIさんが一人で帰ったとは知らず、僕らがいたので……。しかたないので、「あの、僕、キマグレンさんじゃなくて、デパペペっていうんですが、サイン、いりますか」ってきいたら「あ、いらないです」っていわれて(苦笑)
徳岡:KUREIさんに、後でいったら、「カタカナで、クレイって書いといてくれたらよかったのに」っていわれました(笑)
三浦:僕たちはアコースティックギターデュオで。難しいことはしません、みなさん、好きな感じで、自由に楽しんでって下さい。次は、インディーズ時代からやってる曲を。手拍子とか、どんどんいれてってください!

MC3

三浦:ありがとう! 最後はこの曲でお別れします。「ONE」!

*その他感想

後に登場した寺岡呼人さんが、「デパペペさんが楽屋で、“今日のお客さんは、あったかい”といってくれたので、事前に伝えておいた曲と、ぜんぜん違う曲をやりたいと思います」と小ネタにしてました(宮田さんはジュンスカとJAYWALKはよく間違えられる、どっちでもいいですよねと自虐ネタも)。
まあ、最前列に去年の野音ウチワもってる人がチラホラいましたからね……デパファンは熱いと思いますよ、ほんと。
しかし、三浦さんと、キマグレンのKUREIさんって、顔つきも体型も傾向も、まったく違いますよ。ファンでなくても区別はつくでしょう……ほんとにファン? それとも誰かに頼まれて?

あと、音霊は客席とステージが近くていいですね。ほんとに触れそうな距離です。風が通らないので、アーティストさんは暑くてつらそうでしたが。私たちは下が砂地なので、立ちっぱなしが異様に疲れますが(苦笑) この日は特に、5時間以上立ってましたからね。
あと、小さいカメラが入ってました。DEPAPEPEの演奏などは、7月末の音霊の番組で流したみたいですね。
こういう時期なので、他のバンドさんは、メッセージソング系が多かったんですが(サンプラザ中野くんの「灯火」http://www.mukaiyaclub.com/music/tomoshibi/など)、悲惨な震災から復興していく故郷を目の当たりにしている二人が、今回はそういうメッセージを抑えていたのが、かえって印象に残りました。
野音でも、義捐金ピックやるんですよね?


●6/17 「DEPAPEPEニューアルバム「ONE」ツアー初日@Shibuya O-EAST、行ってきました。

5月発売のアルバム「ONE」の発売を記念して、各所で行われたインストアライブやフリーライブ。東日本大震災の義捐金ピックなどを販売しつつ、いよいよ、東名阪でのアルバムツアーをスタートです。今回は、その初日。私もようやく、義捐金ピックを買えました。セットリストも音もよく、とても楽しめたライブでした。以下、簡単ですが、当日のレポです。

*二人の服装

三浦さん、髪は黒、カールはほぼとれていて、長さは襟足まで。赤系のアロハシャツに黒のジーンズ。ポケットから、携帯の新しいストラップを、ジャラジャラみせてました。
徳岡さんはド金髪。水色のシャツの袖をまくって、青いジーンズに革靴は赤。ペンダントも見えてました。
ギターチェンジ、いつもの二本以外もけっこうありましたが、舞台が遠くてよく見えず。

*セットリスト

パーカスのノッチさんと、キーボードのセイちゃんさんをくわえた、4人でスタート。

1)星の数だけ願いは届く
2)START
3)さざなみ
MC1
4)恋水
MC2
5)notes for Flora
6)Lion

ここから2人で。

MC3
7)Starry Night
8)Route128

4人に戻って。

MC4
9)Interlude(三浦さんソロ)
10)白い花
MC5
11)Quarrel(三浦さん、この時はウォッシュボードも。「自分もできるところみせてやりますよ」「むりいうな」「ドヤ!」コントつき)
12)ROSY(客席に拍手を求めて)
MC6
13)Pride
MC7
14)Long Train Running
15)DUNK
16)FLOW
MC8
17)ONE

encore

MC9
1)THIS WAY
MC10 2)風
MC11


*全体の流れ

今回は、スタート時にごっつんこなし。普通に4人が着席してスタートです。
2人で演奏したのは、セットリストにあるように、7曲目の「Starry Night」と8曲目の「Route128」のみ。あとは、パーカスのノッチさんと、キーボードのセイちゃんさんとの演奏です。以下は、記憶と、当日とったメモからおこしていますので、間違い等もあると思います。気がついた方はこっそりお知らせくださいませ。三浦さんの発言はM、徳岡さんの発言はTで書いていきます。

MC1

M:ハイどーも、デパペペです。アルバムツアー初日、はじまりました! はやく出たくてうずうずしてました。出だしからテンションMAXです。幸せな気持ちでいっぱいです。ほんとに楽しい。
T:今日の照明は楽しい。客席の皆さんの顔が見える。
M:大変なこと、たくさんありますけど、そういうことをのりこえて、ライブの時間は楽しい気持ちを身体にいっぱいつめこんで、持ち帰ってほしいです。ライブにきてもらって楽しんで、寛いでみてほしい。なにかもりあがったら「ho!」とかゆってもらってかまわないですからね。なるべく、人と人とのつながりを。みんなのONEを。ライブとしてやってきたい。人間のつながりを。
T:みんなのONE? 俺、初日に(三浦に)目をそらされたけど。
M:そらしてないです!
T:アルバムツアーゆうても、三回しかやらないけどな。
M:その一回目ですよ、まだ。ONEっていうアルバムを、みなさんと一緒にやって(延々しゃべる)……で、徳岡さんも、ひとことお願いします。
T:自分がゆうだけゆって俺はひとこと? 今回は、いいアルバムになったと思います。そやね、今までつくってきた音楽を集めて、こういう曲調……たとえば「Harvest」みたいな(ポロンと弾く)。
M:こういう、お洒落な感じなのを。
T:お洒落で片づけないでください。
M:あと、ロックとかもやってきたんですけども、今回ははずして。
T:お洒落っていうのは、村井の服の形容だから、腹がたつ。いや、キーがCの曲で、サビがFっていう、切ない、日本人好みの。
M:きゅんとする。
T:(ツッコミの多すぎにイラッとして)おまえ、俺のことバカにしてるのか。いい意味で、いいアルバムになったと思いますので、今後も楽しみにしといてください。
M:じゃあアルバムの最初の曲で、「恋水」を。

MC2

T:この曲も、デパペペならではって感じですね。
M:アルバムでは期間限定で、教則DVDつけて、そこでギター弾いてるんですが、それぞれ別撮りしてカラオケバージョンなんかもあるので、弾いてみてもらって。それぞれ、いれかわって弾くのも面白いかも。
T:やるか? ライブで(それっぽい仕草をして、やっぱりやめる)。
M:ええと、二曲続けてやりますので、次の曲も紹介します。「notes for Flora」。これは王女さまがお城にいて、王女さまなのでお金持ちで、何もかも揃ってて、大臣とかもいて、大変恵まれてるんだけれども、自由がない。その王女さまを描いた……。
T:大臣はおらんやろ。そこだけひっかかる、なに、その登場キャラクター?
M:(すかさず)大臣はナシで。自由のない、フローラ王女のための曲です。で、その次は「Lion」。これはsakusakuのOPにつかってもらってて。森広隆さんにアレンジしてもらったので、面白い感じにしあがってます。聴いてみてください。

MC3

パーカスのノッチさんと、キーボードのせいちゃんがいったん退場のため、徳岡さん、二人をひとこと紹介して。

M:この「Lion」て曲は、森さんのアレンジなので、キメがあって。「ホウ!」とかかけ声かけられるのもあってる。でも、この2曲は疲れますね。
T:(さっと演奏してみせる)
M:歌うたってないのに、気分的に疲れるっていうか。トシのせいかな。
T:トシやもんな。
M:続いてはちょっと二人で、ワンマンライブってことで、「Starry Night」と「Route128」やります。
T:「Starry Night」は、ライナーノーツで、「曲の途中で三回流れ星が流れます、ハーモニクスのところで流れるので、願い事をしてください」といったら、「どこが流れ星かわからない」という意見を、たくさんいただきまして。三つめがどこだかわからないと。ここのところです(ポロロン♪)。(それから単音のハーモニクスを弾いて)これは違います。これは空にある星。今回は、割とアルバムどおりのところで弾きますが、ライブによって、場所を変えて弾こうかと。
M:みなさん、チャレンジしてみてください。
T:三回弾くので、たまに忘れる時も 三つめないってことになりかねない。鳴らなかったとか。もしくはまさかのタイミングで。
M:楽しみにしておいてください。
T:いきなりもあるかも(ポロロン・ポロロン♪)
M:もう2回弾いたから願い事の準備を。
T:三浦はなにを願うの?
M:何にしようかな。あ、恐竜のことを、勉強しないといけないんですよ、昔の知識のままでしゃべってて、これじゃいけないと思って恐竜検定を受けたら、3級で60点しかとれなかったんですよ。だから3級の合格を祈ります。
T:ふーん(興味なさげ)。 M:徳岡さんは?
T:僕の願い?
M:なんですか?
T:村井(マネ)に不幸を(苦笑)。いや、最近ほんとね。こないだも、スタジオで「何か買ってきましょうか」って声かけられて、こたえようと顔をあげたら、もう外へ出てっちゃってる。俺のいうこと、きく気ない。そんな仕打ちばっかりされてます。そういうわけで、願い事の準備をお願いします(ポロロン♪)
M:村井さんに、不幸を~♪(笑)

MC4

T:この曲は、スキャットいれようかっていってたんですよ。三浦の。
M:(いきなりネタをふられて、適当に)ラララ~♪
T:本当に笑っている人が居る。コラ!
M:(真ん中あたりの座席に向かって)いつも「ヒューヒュー♪」っていってる人と、同じですね。この曲は、千葉で合宿してできた曲です。二人きりでどんな雰囲気にしようか考えた曲で、今回も、かなり自由な感じで弾いています。次の曲は、「白い花」。
T:これはライナーノーツにも、イメージをつけすぎないように何も書いてないんだけど、よくいわれたのは「卒業」のイメージかな。
M:卒業とか。
T:それはもういったところ。あとは。
M:たしか、卒業とか。
T:おおい! いや、ソロとかギターでメロディー弾くのはほんとは反則だと思うんですが、そういうのがデパペペらしさだと思うので。自由に想像してください。
M:(急に焦れて)徳岡さん、なんで(自分に)ふってくれないんです。忘れてたでしょう! あんだけリハでやったのに! 僕からいわせないでください。
T:あ、「白い花」の前に、三浦くんがソロで弾いてくれます(とってつけたように)。

MC5

三浦さん、急に声をおとし、DJ風にエコーをかけて、ゆっくりとムーディーに。
M「今宵、渋谷O-EASTからお送りする、“みんなのONEでワンダフル”の時間がやってまいりました。お相手は、タク・三浦。今回はゲストをお呼びしております。On Keyboard、セイちゃん。On Percussion、ノッチ。On Guitar、ヨッシー。さて、今宵のONEは、皆さんのONEを、訊いてみましょう。みんなのONEで、ワンダフル!」
M:(声を普通にもどして)というわけで、僕たち自身のONEを語りましょう。他の人がみたらなんでもないものでも、自分にとって大切なものが、ONE。しかし急に訊かれても困りますよね。今回は、メンバー紹介をかねて、訊いてみましょう。On Keyboard、せいちゃん。
T:今回から参加してもらっていますが、実は、去年のアルバムから参加しててもらってて、ライブが初めてなだけです。
M:すごく優しい人です、リハーサルした後にすぐ「あれでよかったでしょうか」ってメールがくる。気遣いの人です。っで、セイちゃんさんの、ONEは?
S:ペットですね。実家でヨークシャーテリア飼ってて。実家ですけど。
M:ワンなだけに、ほんとうにワンですね。
T:その(ダジャレの)流れのままいくん?
M:いや、うまいことゆって、ってわけじゃ。犬を飼ってるんですよね。
S:三匹。
M:ヨークシャーテリア飼う人ってみんな三匹ですね。知り合いも三匹っていってて、床が大変だって。可愛いものですかね。次は、On Percus、ノッチ。ノッチさんはムードメーカーです。暖かくて。え? シーン、クスクス、ってなんです(客席に対してネタふりを)。
N:僕は空気読めてるから。ちょっとナニソレ。もうでてる? 僕のONEは、釣りです。実は、音楽やるまえは、プロになろうと思ってたんです。
M:また、釣りですか?
T:僕はスズキとかなんだけど、ノッチさんはヘラブナ。音楽でいったらクラシック。スズキとかは、ポップとかロック。ノッチさんは本格派。道具とかも本格的で。俺のはちゃらい。シーバスとか。27日に、みんなで一緒に釣りにいく予定なですよ。
N:もう、スケジュールあけてあります。
S:僕も。
M:なんで。初日なのにもう(仲間はずれ)? え、笑い事じゃないですよ、なんで僕だけ知らない?
T:三浦には、ゆってないもん。
M:(怒った口調で)やってられへん! 自分だけ仲良くなろうとして。僕と一緒にやってるのに! ……というわけで、次は口喧嘩の曲です。

MC6

今回、曲の途中で立ち上がり、「自分にもできるところ、みせてやりますよ」とウォッシュボードを演奏したりする三浦さん。演奏後、三浦さんの口からついに「どや!」が出て、ネタとわかってるんだけど、「ドヤいうなー!」と思いました(^^;)。まあどっちかっていうとドヤ顔は徳岡さんですが。三浦さんが「僕の晴れ舞台を」というと「オマエの晴れ舞台は、俺の晴れ舞台や」あたり、さりげない発言のつもりでしょうが、ツッコミどこでしたよ、徳岡さん。
それから三浦さん、「パンパパン、ンパンパン」と手拍子を要求して次の曲、「ROSY」へ。

MC7

M:時のたつのははやいもので。何曲やったと思います。もう12曲やりました、つぎは「Pride」。
T:海外とか行く機会が増えて、そのなかで案外、日本の音楽がつたえられてないと思って。洋楽とか、カバーじゃなくて日本の曲を他の人につたえたい。フレーズ的には、こういう、ヨナヌキで。
M:この曲は、デパペペでもあんまりない感じで。
T:アップテンポで、こういうね。
M:でも題名が、プライドって、英語。
T:おまえ、自分でグタグダな雰囲気にしてるな。
M:いまつくります。
T:おとせな?
M:もう、リハやって、こんだけやりとりしてるのに! 皆さんに立ってもらってね、と思ったんですけど、後ろの人も見えないんで、みなさん自由にしていてください。次は、カバーをやります。「Long Train Running」

MC8

M:みんなのONE、輝くONE。僕たちからしたら、皆さんがいる、このライブがONEです!

MC9

ツアーシャツに着替えて、再登場してくるメンバー。三浦さんとせいちゃんさんが、ベージュバージョン。徳岡さんノッチさんが、青バージョンで登場。

M:アンコールありがとうございます!
T:一言もしゃべらないで始めようっていったのにしゃべるし……あ、チューニングさせて(ギターを弾いてみて)。あ、半音さがってて(三浦さんのギターとあわなくて)気持ち悪い。あ、ちがう、三浦が気持ち悪いんとちゃうで。

MC10

M:ありがとうございます、今日は本当に初日なのに、皆さん、リラックスして楽しんでもらってうれしいです。
T:ありがとうございます。
M:デパペペのライブで、いい音楽でハッピーに。ハッピー工場。
T:(苦笑)ハッピー工場は、アレやろ。
M:ハッピーファクトリー?
T:英語にしただけやん。
M:さて、ここで物販です。まず(エコバックをとりだして紹介)、ふくろ。
T:ふくろか。さっき英語にこだわっといて、袋?
M:バック。イエーイ! これ、柄がハートにDPって入っててかわいんですよ。ピックは完売しました、ありがとうございます。ストラップは携帯クリーナーついてるんで、スマートフォンとか、ふきまくってください。あと、パスケース。これは新商品です。定期とか、鞄とかにいれてる人も多いと思うんですが、PASMOとかいれて、ここらへん(ジーンズの腰のあたりを差して)につけといて、さっと出すといいと思います。あと、CDとグッズ買ってくださった方に、サイン会ありますので、是非書かせてください。あと、僕たちのFCもありますので、入会を検討していただいて。あと、義捐金ピック。
T:もう、開演前に募金してくれてる人もいると思うんですが、今回、チャリティーピックで、つくりました。「MUSIC CAN BRITEN THE WORLD」っていう。ライブ行かれてる方、あちこちで、募金ばっかりやってると思うんですが、これはあえて違う形、ピックにしました。100円ぐらいのものですが、募金で買ってもらうみたいな感じで、ほんとに100円ぐらい、チャリンといれてくれればいい。ほんと、長い支援が必要なんで、軽い気持ちでやってほしい。ピックにしたのは、時々みて、思い出して欲しいので。今までに集まった15万のお金は、もう、赤十字に寄付しました。
M:風化させないことが大事なんでね。……さて、ライブ告知です。今年の夏も、日比谷野外音楽堂でワンマンライブやります。毎年恒例でやってて、去年ようやく晴れたので、同じ日にします。8月21日。先行予約もチラシにあるので、チケット購入よろしくお願いします。みんな、楽しんでくれるかな?
客席:いいともー!
M:いいノリ。リハしてても、こんなに(徳岡さんと)かみあわないのに、お客さんは! さて、本当に、ラスト1曲になりました。
客席:えー!
M:8月があるよ!
T:大阪はもうソールドアウトなんですが、名古屋まだあるので、よかったら。楽しんでください!

MC11

M:最後はバンザイで。かけ声は「ONE!」で。

以上、ツアー初日のレポでした。
平日の渋谷であの時間までライブがおしてしまうと、サイン会までいられないのが惜しいですが、楽しめました。よかったです!


●5/28 「DEPAPEPEニューアルバム「ONE」発売記念ライブイベント@ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場 グランドステージいってきました。

3月のイベントが中止になってしまったため、この日が今年の初・生DEPAPEPEでした。
川崎の駅前にあるショッピングモールの広場での宣伝フリーライブで、ここへくるのは二度目。台風の前線とかで、降り出した雨がやまず、傘をさして観覧する人たちの後ろからでは何も見えないので、上の階層にあがって、背後にある巨大ビジョンで見られるところで見ました。
HMVさんがCD販売と、義捐金受付をしていました。マネージャーの村井さんがなにかのチラシをまいていましたが、もらいそびれました……雨なのに傘もささずに歩いてましたけど、大丈夫だったんでしょうかね?

*二人の服装

三浦さん、髪は襟足の長さでパーマはほとんどなし、ヒゲなし。黒いシャツ、黒いジャケットにジーンズ、靴は茶色の革靴。おそらくいつもの携帯をポケットにつっこんで。指輪は見える距離ではありませんでした。ギターはヤマハの恐竜スペシャル。
徳岡さんは、完全金髪モード、黒地にピンクのロゴの半袖Tシャツ、ペンダントもみえてた気がします。演奏前はその上に、グレーのパーカー羽織ってましたが、演奏時は脱いでました。ジーンズは黒、靴は赤い革靴。

*セットリスト

1)FLOW
2)恋水
3)notes for Flora
4)Lion
5)ONE

*全体の流れ

リハーサルは、ほぼ開演30分前ぐらいから。
断片的に「Night & Day」(それとも「Long Train Runnin'」だったかな?)、「notes for Flora」「恋水」「FLOW」「Wind on the coastline」「Lion」を演奏していたような。開演5分前にちょっとだけ、三浦さんが煽りいれてました。しかし三浦さんが「雨で濡れる中、集まってくださってありがとうございます」というのに対して、徳岡さん「本当、どうもすみません」と例によって、しきりに謝ってました。
パーカスのサポートは、今回新人さんで「ロッキー(?)さん」と聞こえたのですが、立ち位置が悪かったのか、幕のせいなのか、今回MCがまともにききとれませんでしたので、間違っていたらごめんなさい。

ラゾーナのスタッフさんが爽やかに前説、それから二人がふらりと再入場。

1)FLOW

三浦「ハイどーも、デパペペです! アコースティック・インスト・ギターデュオで、いつもこんな感じでやってます。こんな時に来てくださって非常に嬉しいです。少しでもみなさんの気持ちが晴れたらと思います。5月18日に新しいアルバム「ONE」をリリースしまして、今日はその中から演奏していきたいと思います」
徳岡「はじめて僕たちの演奏をきかれる方もいらっしゃると思うんですが、こんな感じで、最後まで歌いません。今日のパーカスは、ロッキー(?)さんです、今日、はじめて一緒に演奏します」
三浦「では、今日は、アルバムから「恋水」。恋に水と書いて恋水です。みなさんそれぞれ、恋のイメージをしながら聴いてくださいね」

2)恋水

三浦「このように僕たちは歌いません。本当は歌いたいんですが、歌を歌えるほどうまくないので、このような形をとっております。皆さんの心の中でいろいろイメージしていただいて、自由に楽しんでください。次の曲は、notes for Flora。これは王女様が……(ライナーノーツにあった説明をそのまましていたと思うのですが、ほとんど聞こえませんでした)」

3)notes for Flora

三浦「しかしあの、徳岡さん、雨のネタ、ひきずりすぎです。皆さんも雨がふってることを忘れて、拍手とかも無理せずに、身体ゆすっていただいたりとか、自由に楽しんでください。傘もさしてるので、濡れない程度に、自由にね」
徳岡「あの、ステージ袖で僕たちのCDを売ってるんですが、そこで、震災募金をしてくださった方に、ピックをさしあげてます。いくらでもいいので、募金協力お願いします。あと、いくらいれてもピックは一枚です」

4)Lion

三浦「楽しんでますか、皆さん。僕らはインストなんでメッセージはありませんが、メロディーに心からメッセージをこめて、音楽を通して、楽しんでもらえたらいいな、皆さんに気持ちが届くといいな、と思ってやってます。次で最後の曲です、アルバムのタイトルにもなっている、ONEという曲です。一つという意味ですが、自分の大切なものについての曲です。徳岡さんのONEはなんですか」
徳岡「僕は釣りです」
三浦「釣り好きですもんね。僕にとってはどうでもいいですけど、他の人にとってはどうあれ、自分にとって大切なもの、みんなそれぞれもっていると思うんです、ONE。その大切なものを思って聴いてください」

5)ONE

三浦「どうもありがとうございます、DEPAPEPEでした、またお会いしましょう!」

このあと、恒例の、CDを買った人限定のサイン会という流れになったようですが、私は次の会場に移動するためにすぐ移動してしまったので、どんな様子だったかはわかりません。
今回、演奏中に「がんばれー!」と声援している男の子がいたんですが、その子が5センチぐらいの黄色い半透明素材のティラノのおもちゃをもっていて「可愛い。三浦ファンだ……!」と微笑ましく思ったことです。
ところで徳岡さん、あなたのONEは、三浦さんでしょ?(←公式サイトPVメイキングをごらんください。明言してますよ?)


★2010年


●12/21「DEPAPEPEクリスマスライブ2010~We wish a Depa christmas!!~」いってきました。

Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで行われた、クリスマスライブにいってきました。
ワンマンライブなので今回は二人ともノリノリ、三浦さんは、しっとりした大人のライブを狙いつつ、やたらに「メリー・クリスマス!」を連発していました(笑)
また、開演前、三浦さんが、戦場カメラマンの人の物まねでゆっくりと、ライブ前の注意のアナウンスをしていました。

*二人の服装(ネタバレあり)

三浦さんは、黄色い帯のついた黒いツバつき帽子、髪は後ろで結んで。ヒゲは少し整えられていました。ネクタイつきの黒いチェックのシャツ(途中着替え有り)、ジーンズ、靴は茶色の革靴。指輪は見えない距離でした。ギターは恐竜スペシャル。
徳岡さんは、茶髪、黒のVネック(最初は上着あり、途中で脱いでました)、下はジーンズ、靴は赤い革靴。ペンダントは見えませんでした。ギターは某L社の徳岡スペシャル。

*セットリスト

●第一部

1) 風見鶏
2) 星の数だけ願いは届く
MC1
3) キミドリ
4) 風
MC2
5) mint
6) ノクターン
MC3
7) グリーンスリーブスによる幻想曲
MC4
8) SNOW DANCE

●第二部

MC5
9) orange
10)Horizon
MC6
11) 恋に落ちて
MC7
12) クリスマス・メドレー(ジングルベル、Winter Wonderland、White Christmas、Happy Christmas、Swingin' Happy X'mas)
MC8
13) パッヘルベルのカノン
14) バタフライ
15) FLOW
16) ONE
MC9
17) シュプール

encore

MC10
THIS WAY

*全体の流れ(MC)

今回はパーカスに前田=写楽=卓次さん、キーボードに五十嵐慎一さんを加えてのライブでした。
二部構成で、途中15分の休憩がありました。トイレタイムということでしたが、みなさん行けたのでしょうか? 個人的には、平日なので、あまり終演が遅くなって欲しくなかったな、というのが私の本音だったりしましたが(田舎者なのであれより遅くなると電車が←)

●第一部

1) 風見鶏
2) 星の数だけ願いは届く

MC1

三浦「メリー・クリスマス! 本日はくつろいでいってください」

3) キミドリ
4) 風

MC2

三浦「はい、DEPAPEPEです、よろしくお願いします。クリスマスライブなので、いつもと違う雰囲気にしたくて、今回は二部制で行きます。一部と二部の間に休憩がありますので、お酒をのんだりして、リラックスした雰囲気で楽しんでください。あとはですね、こういうのやって欲しいというのがありましたら、どんどんいってもらって。今日は大人なライブをやりたいと思います。では、ライブ、メリー・クリスマス!」
徳岡「おまえなんやねん、ライブクリスマスって。まあ、今回は渋谷のど真ん中のね、お洒落なホールですけど、それをゆうたら、やらしいやろ。……まあ、今日はワンマンライブということで、ワタクシゴトもちょっと。おとつい、神宮前で行われた市民マラソンに出ました。みんな、仮装したりとか、にぎやかで。僕は仮装はしませんでしたけど、5キロを四人のチーム戦で走って、すごかったです。初めて、駅伝で興奮しました」
三浦「やったね!っていう」
徳岡「楽しかったです、本当に」
三浦「チーム戦なんてめったにやれないですもんね」
徳岡「それでね。疲れが出て。今日、筋肉痛で」
三浦「徳岡さんも、そういうお年頃」
徳岡「それもう二回ぐらいいわれた」
三浦「それで今日は、お疲れの駅伝用のセットリストで」
徳岡「二曲ぐらい、静かな感じのを演ってね。ああ、みなさん、お酒のんでください。後ろの立ち見の人も」
三浦「乾杯しましょう。かんぱーい!」

5) mint
6) ノクターン

MC3

三浦「mint、ノクターン、二曲続けてお送りしました。おー」
徳岡「mintも。それは希少価値ですよね」
三浦「クラッシックも前からやってますけど、聴かせるところを選ぶので、夏フェスとかでは演奏できないので、こういう大人な場所でしようと。今日の僕の服も、ネクタイついてます。て、さっき、センター街で買ったばっかりなんですけど。たくさん、こういうの売ってるんで、僕みたいのを買いたい人はぜひ。目をこらして見ていだだいて。今日はでも、アットホームな感じのライブをやりたいと思ってます。徳岡さんも、おしゃれな服で」
徳岡「韓流スターっていうか(笑)。素直にUネックとか着てもよかったんですが、断りました。なぜならマネージャーの村井が、お洒落を意識してUネック着てる。Tシャツとか。同じだとむかつくので、絶対に着ない、と(笑)」
三浦「今日は二部構成なので」
徳岡「変えてもいいんですけどね」
三浦「僕ね、汗かくんですよ。前からゆってますけど、僕、皆さんが思ってるより汗かくんですよ。なので服は変えたい」
徳岡「クリスマスライブにそういう話はやめて」
三浦「(大声で)メリー・クリスマス!」
徳岡「それいきなりなんやの」
三浦「クリスマスライブですから。次はちょっとロックな感じの曲いきます。ある有名な曲を」
徳岡「そやね。盛り上がるね」
三浦「やりましょか」
徳岡「やっていいんですかね、おい」
三浦「(三浦さん、タイミングはずしてしまい)では」
徳岡「でも、こういうクリアな音でギターでロックやるっていいよね。サイモン&ガーファンクルもよくやってる。サウンド・オブ・サイレンス? ミセス・ロビンソンか。僕はマイナーコードが好きなんですが、このコードどうアレンジしようとかがいいんです。楽しかった」
三浦「では、グリーンスリーブス、やります」

7)グリーンスリーブスによる幻想曲

MC4

三浦「わーっと暑くなりましたね、ちょっと疲れる感じ? ふだん、僕がちょっと皆さんにいろいろ要求しすぎてて、わーっと、いっちゃうんですけど。今日は静かに聴いてもらって、くつろいでもらえたら。あえて自分らのテンポで、楽しんでもらえれば。アットホームな、よりくつろいでもらえれば。立ち見の方も、自然に、わーって感じで」
徳岡「なんやの。せやったらどうしたらええの? ファーストステージからいつもと同じにして、どないすんの。結構、聴かせるライブになってると思うんやけど」
三浦「早いもので、もう第一部の最後の曲です。はやいって思ってるの僕だけですか、前半終了です、後半の前に8曲やるんですよ。クリスマスライブらしい曲を一曲。SNOW DANCE」

8) SNOW DANCE

(休憩のあとも飲んでくださいね、と三浦さんが締めて、全員退場。15分ほどのトイレタイムへ)

●第二部

MC5

三浦「(さっきと同じパターンで、色違いの赤いシャツを着て登場)第二部です。着替えてきました。同じ物をセンター街で二枚買ったんです。で、徳岡さんに、お揃いにしましょうか、っていったんですけど」
徳岡「お断りしました!(即答)」
三浦「神戸では何を着るか、検討中です(笑)」
チューニングを始める二人。
三浦「チューニングって、大事なんですよ。結構難しい」
徳岡「そりゃそうや」
三浦「弾き始めてから、ワーッ!ってなる。では。始めます。祝・初めての二部構成!」

1) orange
2) Horizon

MC6

三浦「orange、Horizonでした。orangeは、ライブでは初めてですよね」
徳岡「僕ら、はじめてですよね」
三浦「ピック弾きとかね、途中で口にくわえたりしてね」
徳岡「(三浦さんの口元を指さして)ピック」
三浦「歯です!」
徳岡さん、三浦さんの前歯を冷やかすように、自分のピックを口にくわえます。
三浦「みんな、笑って……なんの拍手なんですか? (徳岡さんを見て)あ! デパペペを結成して七年ですが、この歯がピックに見えましたか。デパさんいわれるの、好きなんですけどね(スネ気味に)。デパペペのデパさんですもん、しょうがない(苦笑)。まあ、新しい曲もやってみたりしてね。今回は12月のライブということで今年を振り返ってみようかと。すごい単刀直入ですが、2010年はどうでしたか、徳岡さん?」
徳岡「楽しかったです。CDは出せなかったけど、ライブいっぱいできたし、上海でライブできたし、タイも行けたし。みんな楽しかったです」
三浦「(ツンとして)いろんなとこ行きましたけど、DEPAPEPEで一緒でしたから知ってます」
徳岡「じゃあ、なんできいてんの!!」
三浦「ワンマンライブですけど、パーカスで参加してくださってる、前田=写楽=卓次さんは、2010年はいかがでしたか? 今年は三人編成も多かったですけど」
前田「ほんと、ありがとうございます、今年はけっこう、ご一緒させていただいて」
徳岡「双眼鏡で見てる人がいる。三列目なのに。どれだけ見えるんでしょうか。取っても、見える距離なのに」
会場から、いつも来てる、との声が。
徳岡「知ってます。この間、一列目でも双眼鏡でみてたのでわかってます、同じ人だって」
前田「(三浦さんに応えて)犬を飼ったことでしょうか。犬の一年でした」
三浦「ペットを飼うっていいですよね。前田さんは犬派なんですか?」
前田「両方好きなんですけどね、犬を飼い始めちゃったんで」
三浦「五十嵐さんが飼ってみたんでしたっけ、それから」
徳岡「イタグレを」
三浦「たしか最初、五十嵐さんが犬を飼って、それから犬をすすめて、徳岡さんが」
徳岡「三人とも同じ犬種で」
五十嵐「僕も犬を飼うのは、初めてで」
三浦「僕が四人目? 三人ともイタグレなんですよね。飼いやすいんですかね?」
徳岡「ドッグランとかね、チーターより足が速いんだから」
三浦「差し馬? さす? 先行? そうなんですか。五十嵐さんも犬派ですか。僕だけネコ派で、疎外感が」
徳岡「うん、犬派の三人で、いつも一緒にいたい」
三浦「僕って、存在価値が……」
前田・五十嵐組も、なぜか三浦さんにそっけなく。
徳岡「なあ。今夜、三浦以外と、ヤっていい?」
三浦「僕はいらんですか。仲良しこよしとやりたいですか。いいですいいです」
徳岡「だったら三人でやる。僕の好きな曲」
三浦「わかりました、僕は必要ないんですね。僕がいないことを後悔させますよ」
徳岡「するかな、するかな?」
三浦「じゃあ、徳岡さんソロプロジェクト、やってください」
三浦さん、ギターを降ろして退場。
徳岡「ごめんなさいね。じゃ、これから僕の好きな曲やります。『恋に落ちて』っていうんですけど、金曜日の妻たちへっていうドラマの曲で。僕の好きなペンタトニックが使われてて、日本の曲の中ではかなり好きな曲。不倫の歌なんですけど」

3) 恋に落ちて

MC7

二番に入ったところあたりで、客席の後ろから歌声が。三浦さんが登場、客席の真ん中をゆっくり歩きながら、歌詞カードを手に、ノリノリで「恋に落ちて」を歌います。そのうちステージにあがり、最後まですっかり歌いきる三浦さん。
三浦「メリー・クリスマス! 徳岡ソロプロジェクトでした!」
徳岡「普段やらないことってことで、ギターを降ろして」
三浦「後悔したでしょう? あの空気感?」
徳岡「なんとかうまくいったけど、いいかげん、フリが長かったよな。予定調和だけど。疲れた」
三浦「今回はいろいろ演出があるんですけど、全部やるかどうか。ステージの上にギミックがあるかもしれませんから、よくみといてくださいね。さて、おめでたいクリスマスライブですから、ここからは皆さんも一緒に楽しみましょう。クリスマスメドレーやります。有名な曲のカバーばかりなので、曲名、いいませんので、みなさん、なんの曲か、あててみてください」

4) クリスマスメドレー

MC8

三浦「メリー・クリスマス!(ざっと今やったメドレーの題名をいって)。せっかくこういう企画なので、ざっと今年を振り返るってことで、ここで、このあいだいった、タイの話を。面白かったです。二回目ですけど珍しいものいっぱいあるし、パクチーも食べられるようになったし。でも、前日まで冬だったのに、タイにいったら気温が30度もあって。真夏の暑さで、冬フェスって感じじゃなかったです」
徳岡「タイでは、本番中に電源が落ちて。10分間無音になって。僕は、タイ語もできないので困った」
三浦「僕の日本語でつなぎました。何やってるかわからないと思うんで、日本語でしゃべって、最後だけ、わかるように語尾をあげて。ありがとうございます、ここにこれて幸せです、みなさん楽しんでますか~?って最後をあげていって、そこでyeah!!って返事をもらって」
徳岡「マイクだけ、いきてたんで」

5) パッヘルベルのカノン
6) バタフライ
7) FLOW
8) ONE

MC9

三浦「どうもありがとうございます。We wish Depa Chistmas!ですけど、残りあと少しになって参りました。今年も思い出がいっぱいできて。僕、ライブ、好きです。ストリートの頃からそうでしたけど、みなさん、こうやって来てくれて、一緒にきいてもらえて、いろんな人にきいてもらえて、いろんな情報があるなか、こうやって生で会って、少しでも汲み取ってやろうと思って、反応もらえるのが本当に嬉しい、ありがとうございます。恥ずかしくないように、やりたいと思います。では、僕ら的にクリスマスの曲を、シュプール」

9) シュプール

encore

MC10

三浦「(タオルをもって戻ってくる)メリー・クリスマス! 今回は二部構成だったり、ソロプロジェクトがあったりで。これからもいろいろと面白いことをやりたいと思ってますので、(徳岡さんに向かって)こんなんどうやろっていう企画のアイデアがあったら、ください」
徳岡「(困惑)言う、俺に? みんなに?」
三浦「なにかあれば、ください。今回のグッズですが、オリジナルタオル、つくりました(サンタコスをした、デパとペペに別れたタオルを見せる)」
徳岡「これ、どっちかが売れのこったら……(人気の心配)」
三浦「大丈夫、デパ買ってください」
徳岡「なるべく二枚買ってください」
三浦「缶バッジもつくったんで、よかったら見てみてください。サイン会もやります、是非書かせてください、お願いします」
徳岡「タオル買ってくれた方にも、しますんで」
三浦「他のもの買ってくださってもしますので」
徳岡「最後になりましたが、お別れですっかり、平常モードに(笑) 今年はCDはだせませんでしたが、新曲は、ONEとかいろいろありますし、年末のライブが終わって、晦日になったら、三浦と合宿して、昔っぽい曲とか「風」みたいのとか、そういう曲調メインで新曲、というか、原点回帰とか。そういうつもりじゃないんですけども」
三浦「どういうのですか(ツッコミ)」
徳岡「そういう感じでやりたいと思うので期待しといてください。じゃ、これで本当に終わりです、最後の曲」

THIS WAY


最後、タオル投げやピック投げのあとに、舞台の上のツリーのところにあった大袋が投げられ 「おかしがはいってるので皆さんでわけてください」という告知が。回ってきましたが、私のところにきいたのはうまい棒でした(苦笑)。


……ご報告、以上です(メモからおこしたものなので、細部についてはご容赦を)。
今回の会場は、キャパは少なめでしたが、音響なども悪くなったですし、たしかにアットホームでいい感じのライブでした(個人的にはお隣のホールで夏に映画をみたばっかりだったので「あ、ここか!」的な感じでしたが)立ち見席がほんの一部で、大変そうでしたけれども。
あと、途中でマネージャーの村井さんが、ステージ写真を撮ってました。たぶん会報用だと思うんですが、今回ってカメラ入ってました? どこでもオンエアしないの?
フリーライブをたくさんうつのもいいんですが、こういうライブこそちらっと流したら、イイ宣伝になるのにな、とちょっと思いました。お予算の関係なのでしょうか。

●12/11「DEPAPEPE@Fmyokohama Merry Snow Christmas Live」にいってきました(日記再掲)

11日土曜日、横浜ランドマークタワーで行われた、クリスマスフリーライブにいってきました。

*セットリスト

MC1(挨拶)
1)星の数だけ願いは届く
MC2
2)FLOW
MC3
3)キミドリ
MC4
4)シュプール
MC5
5)ONE
MC6(後説)

ガーデンスクエアのスワロフスキーツリーの脇、雪が降るステージにて、というシチュエーションでしたが、このセットリストって、あんまり冬仕様じゃありませんね(笑)
リハーサルでは、「FLOW」「哀愁バイオレット」「ONE」なんかやってました。
ギターは二人ともカッタウェイ(三浦さんはいつもの恐竜スペシャル。徳岡さんはLEAD MANモデルだったでしょうか?)。 二人の服装ですが、三浦さんが黒に黄色いリボンのついたつばつき帽子、ピンクのシャツの上に黒い上着を重ねて。下はジーンズ、靴は茶色の革靴。指輪はしてたと思います。ヒゲもそれなりにはえてました(笑)。
徳岡さんは、グレーの半袖シャツ(リハの時は長袖きてましたね)、黒のパンツ、茶色の革靴。ペンダントはシャツの下にあったような?

*MC

MC1

三浦「ハイどーも、DEPAPEPEです。少しの間ですが、楽しんでいってください!」

MC2

三浦「アコースティックインストギターデュオのDEPAPEPEといいます。楽器で歌います。歌は、みなさんの前で披露するレベルでないので……インストですが、難しいことはやりません、楽しんでいってください。じゃ、次の曲は、最初のアルバムに入ってるFLOWという曲です。拍手おねがいします」

MC3

三浦「あ、つぎの曲もそのまま拍手お願いします」

MC4

三浦「では、ここらへんで自己紹介を。向かって右がギターの徳岡慶也。そして真ん中、パーカッションが、前田=写楽=卓次。そして僕が、 DEPAPEPEの三浦拓也です。……ランドマークタワーでのライブは、もう何回かやってるんですが、来る度に、いつも楽しい。今日は一層、その感が強いです。ストリートライブしてるみたいでね。僕たち、デビューする前は、路上でライブやってたんですけど、それはほんと出会いの宝庫で、その時の出会いがあって、今があるので……今日も、いつも来てくれる方も、新しい方もいて、その出会いがほんと、嬉しいです。今回は、僕の脇にクリスマスツリーもあって。スワロフスキー」
徳岡「そうですね。そんな近くにいて。で、価値がわかってるんですか?」
三浦「えっと、それは(つまる)」
徳岡「でも、すごいですよね」
三浦「では、クリスマスも近いことですし、冬の曲を1曲。シュプール」

MC5

三浦「次で最後の曲です。今日見てみて、インストもいいなと思った人は、また来てみてください。ホームページもありますし、ツイッターもやってます。あと、終わったあと、そこでCDも売ってるんで、よろしくお願いします。ってかなり、今日はストレートにいってますね(苦笑)」
徳岡「すみません、でも僕らもギター弾いてCD売ってなんぼなんで。あと、(CD購入特典の)サインも100枚ぐらいあるので余るとは思うんですけど、よかったら聴いてみてください。ほんまに短い間でしたが、おわった後に後説があるので、その時また」
三浦「では、最後の曲、ONE」

MC6

パーソナリティみつみ「シュプール素敵でしたね、あのシャンシャンって鈴の音で、すっかりクリスマス気分で、サンタさんが慌ててしまうような」
三浦「サンタさんを焦らせてしまった(苦笑)」
みつみ「これで、ひとりでクリスマスを過ごすのも平気ですね(?)」
三浦「こんな雪が降るようなステージでクリスマスムードで演奏できて、ほんとよかったです」
客席から拍手。
徳岡「ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」
みつみ「ほんとに短い30分でした。さて、次のライブですが、東京方面はもうSOLD OUTですが、兵庫県のクリスマスライブ、12月24日の神戸ウィンターランドは、まだわずかですけどチケットがあるということなので、金曜日の夜なので、そこが空いているというみなさん、是非きいてみてください。物販は後ろにあります。FMyokohamaのタイムテーブルと、特製ステッカーもそちら後方にあります。なお、今日の模様は12月16日、15時からFMyokoyamaでオンエアされますので、そちらもお楽しみに」

以上、簡単なメモでした。ほんとうにメモなので間違いはご容赦ください。
なお、この時の様子は、みつみさんのアナウンスどおり、12/16の「FM横浜 E-ne! ~good for you ~」で流されたそうなので、聴かれた方は補正しておいてください。



●10/10「DEPAPEPEワンマンライブ!!ただいまCHICKEN GEORGE、おめでとうCHICKEN GEORGE30周年」いってきました。

ふだんめったに旅行などもしない私にとって、神戸というのはライブのためだけに行くには、遠すぎる土地です。
しかし、CHICKEN GEORGEといえば、中学時代からその名を耳にしていた、関西の老舗ライブハウス。そして、DEPAPEPEの二人の出会いの場所。そこで彼らがライブをやる日がくるならば行こう、と常々思っていた私ですので、今回の30周年記念については、チケットをとりました。私と同じく、FC優先枠の抽選に漏れた方が相当数いたようで、きっと皆さん、同じ思いでいらしたのだと思います。
以下、立ち見席での非常に簡単なレポですが、FC会報が来るまでの間つなぎとして、お読みくださいませ。
(ところで、ステージの上には[The Live House / CHICKEN GEORGE / It has always been our policy to support / GREAT "ROCK" MUSIC.]と書いてあるのに、何故まかないコーナーの上に、「CHIKEN JEORGE」って書いてあったんでしょう? 「J」ってなにか意味があります?)

*二人の服装

三浦さんは、黒のつばつき帽子、黒のジャケット、ジーンズ姿でサングラスで登場。
徳岡さんは帽子なしで茶髪をさらしていて、シャツはRude Galley、下は黒のパンツ姿?


*セットリスト(いただいた情報で修正しましたが、不完全でしたらすみません)

1) ラハイナ
2) Night & Day
MC
3) B.B.D
4) 哀愁バイオレット
MC
5) Hi-D!!
6) キミドリ
7) MTMM
MC
8) 木漏れ陽の中で
MC
9) SNOW DANCE
MC
10)ONE
11) KATANA
MC
12) 星の数だけ願いは届く
13) FAKE
14) バタフライ
15) チキンジョージの歌(コール&レスポンスで「30周年」「おめでとう」)
16) START
17) Wind on the coastline
18) FLOW

encore

告知MC
1) シュプール
2) Sky! Sky! Sky!
アンコール二度目でMC
3) FRIENDS


*全体の流れ(MC)


バンドメンバーも含めて六人でスタート。ステージ上の人は全員スタンディングです。
三浦さんが「ただいま!」と挨拶してから始まります。

1)ラハイナ
2)Night & Day

MC
三浦「ハイどーも、DEPAPEPEです。改めまして帰ってきました、デパペペです」
徳岡「やー。やっと帰ってこられました」
三浦「こんな沢山のお客さんが来てくれて、チケットもSOLD OUTで、本当にありがとうございます。こんなに嬉しいから、ハイテンションモードに入ってますけど、みんなは自分のペースで楽しんでください。このチキンを、世界で一番の場所にしようぜ!」

3)B.B.D
4)哀愁バイオレット

MC
バンメンが去って二人に。着席します。
三浦「久しぶりにやりましたけど、ロックバンドの人は立ちっぱなしで本当に大変ですね(水をのむ)。まず、本当にあの、ここでライブができたことが嬉しくて。バイトとしてチキンに入って、凱旋ライブができて」
徳岡「凱旋っていうか、今でも僕らバイトで。社長が“おまえらバイトやから働いていけって”」
三浦「ホンマですか」
徳岡「お正月に(神戸に)帰ってきた時に、手伝わされた。ビール拭かされた」
三浦「え、僕は冷蔵庫から、ビール持ってきてくれましたよ? なんていうか、同じ扱いなんですよね。同じ場所で、あの頃と同じ仲間がいて。でも、デビューして、とてもチキンでライブなんかできなかったはずなのに、スゲーって」
徳岡「新しくなったけどね」
三浦「でも、僕らのいた頃と」
徳岡「違和感ない。ロックな場所で」
三浦「スタッフもいて……だいぶ、しゃべりが長くなってきましたね」
徳岡「半分トークライブになってる」
三浦「今晩はそうしましょうか?」
徳岡「え、そんな自信あるの」
三浦「(苦笑)すみません、ありません。じゃあ、次の曲の準備を。ここでよく弾いた曲です。Hi-D!!」

5)Hi-D!!
6)キミドリ
7)MTMM

MC
三浦「ありがとうございます、続けて3曲演奏しました。久しぶりですね、MTMM。すごく久しぶりです」
徳岡「なんかもう忘れてて、どういう風に弾くんだっけって適当になってる。俺のキーなんだっけ、Eマイナー?(あってるかどうか、ギターをかき鳴らしてみる)」
三浦「もし、楽器弾く人は、コピーする時、適当にしといてください(苦笑)。あの、このMTMMなんですが、この間、LOFTのエスカレーターで、すれちがった高校生に声をかけられて。“MTMMのブーン!っていうのはどうやって弾くんですか”ってきかれて、きかれたのでこっちも降りてって。このへんのことかな、こうかな、ブーン、って」
徳岡「エスカレーターで声をかけるって、勇気あるね」
三浦「僕は冷やかしやすいと思うんですけど、声かけるのって、そうとう勇気いると思います。で、ブーンってなんだろうって。ブリスダウンのことみたいなんですけどね。MTMMでした。これも、チキンジョージでつくった曲なんですけどね。えっとね、チキンジョージって二人がであった場所で、それからデビューもね、ここでの縁があって。二人でホールやってて、同じ時にね。それで二人でライブすることになって、チケット刷るから至急ユニット名を教えてっていわれて決めて。それからですもんね。それに、他にも共通の先輩とかいて」
徳岡「今日もね、松村さんがいるもんね」
三浦「その松村さんがいて、僕がいてる。僕らの先輩やのに、まかないのチキンライス出してくれる。感動しました。めっちゃ嬉しい」
徳岡「DEPAPEPEって大文字で書くの、大事やね。この子(三浦さん)はカタカナでもいいとかいってて。カタカナじゃダサイ。DEEP PURPLEみたいでカッコイイのに、カタカナって」
三浦「ひらがな案もありましたよね」
徳岡「こんなこと平気でいう、カッコイイかとか全く気にせんかった子が、今はサーフィンですよ。サイテーです」
三浦さん、「あー」と苦笑して水をのみます。
徳岡「何もカッコとか見た目だけでやってるんじゃないとかいうし」
三浦「じゃ、これも懐かしい曲を。木漏れ陽の中で」
バンメンが二人戻ってきて、四人に。

8)木漏れ陽の中で

MC
三浦「なんか今晩はほんと嬉しくて、半笑いになってる。常に半笑いっていわれそうですけど、決して怪しい人でもおかしな人でもないです、嬉しくて、こんななんです」
徳岡「無理」
三浦「徳岡さんはクールですよね。でも、つきあってみると、プライベートは熱い男です」
徳岡「なんや」
三浦「僕のこと、好きなくせに(きっぱり)」
徳岡「(ちょっと言いよどみつつ)ほんまに、嫌いでは、ないです。好きっていうより、家族みたいなもの」
三浦「そうですね。もうあの、皆さんは知ってると思いますけど、徳岡さんにはお酒もいれてもらって、いろいろ教わって。あ、お酒は二十代になってから飲んだんですよ(客席から失笑が)」
徳岡「次の曲も懐かしい曲です」
三浦「そうですね」
徳岡「Sabamba的な。存在知らない人もいるよね。これなんて曲って。きちんと演奏するのは久しぶりです」
三浦「SNOW DANCE」

9)SNOW DANCE

MC
三浦「ほんと久しぶりです、インディーズの頃にやった曲で。昔話ばかりもなんなんで、最近の話を。ここでいっておこうか的なものを」
徳岡「なに。なんなの、そのTVみたいな言い方は」
三浦「あのね、神奈川のTVで紹介されて東京でていって、東京者になったって責められるんですよ。サーフィンもそうですけど。でもね、戻ってきてもいわれる。そんな染まってない。関西の人にしてみたらそう聞こえるかもしれないけど、アクセント、東京弁になってないですよ。それに、責めるけど、最近、徳岡さんだって、めっちゃ東京弁じゃないすか」
徳岡「捏造するな」
三浦「みんなそういう、で、僕が負ける。いいです、FCサイトで愚痴ります。あー、Twitterで愚痴ります。……今夜はちゃんと曲を演奏します。人ってたとえば大切なものがあって」
徳岡「今夜はしゃべるライブにするの」
三浦「(苦笑)次の曲への流れにはいってるんですよ。人は誰でも大切なものがひとつはある、それを大事にするっていう曲を……LIFEって番組でテーマソングに使ってもらっている、ONEを」

10)ONE

バンメン全員戻ってきて、ここから六人のフルメンバーに。

11)KATANA

MC
KATANAの最後で、いつもどおり、三浦さん&バンメンがサッと徳岡さんに腕を伸ばす(刀を振り下ろす)アクションをしました。
徳岡「これさ、俺、めっちゃカッコワルイ」
三浦「僕はすごく、幸せです。ここに戻ってこれたってことが、どれだけすごいことかわかってます。はじめた時はこんなこと空想すらしてませんでいた。本当にいろんなものもらってます。今年でもうデビュー五周年で今夜ライブできるなんて。ライブの前にはちょっといろいろありましたけど」
徳岡「またやりたいね、チキンで」
三浦「それアリですね、その時はまた皆さんに来てもらって。ところで徳岡さん、最近いいたいことは?」
徳岡「マネージャーの村井が、腹が立つ!」
三浦「(したり顔で)ああ。顔か」
徳岡「今日も、車で東京からみんなと一緒にきたんですが、“車の中でビデオまわしますから”とかいっといて、自分が真っ先に寝てる。で、パーキングで泊まって起きて、やっと撮るのかと思ってたら、車はしりだしたら、一分もたたないうちに寝てる。で、結局俺が撮る」
三浦「寝てましたねー。あと、渋滞で何回も止まって」
徳岡「結局、ここまで12時間ぐらいかかって。今回、バンドメンバーもいて、みんなで車で来たんで。それなのに、マネージャーが寝るって(注:ここらへんは二人の当日のツイッターでリアルタイム報告がありました)」
三浦「あれはおかしい、無理です。そういうキャラとしても。さて、次は昔のアルバムから、そうとうアレンジした感じですけど、昔の曲を」

12)星の数だけ願いは届く
13)FAKE
14)バタフライ
15)チキンジョージの歌(バンメン紹介あり。「パーカス:なかむらゆうじ、パーカス:前田=写楽=卓次、キーボード:五十嵐慎一、ベース:紺野光弘」 そして、コール&レスポンスで「30周年」「おめでとう」) 16)START
(「ノリのいい曲なんで、皆さん立ってください」と三浦さん)
17)Wind on the coastline
18)FLOW(バンメンを最後にもう一度紹介)

ここから先はアンコールです。六人で戻ってきます。

告知MC
三浦「アンコールありがとうございます。ええと、いろいろ告知があります。まず、ライブのお知らせ。上海万博でライブをします。10月25日、26日の二日間」
徳岡「最近ちょっといろいろあって、どうなるかわかりませんけど、でもたぶん大丈夫やと」
三浦「海外は続きまして、12月4日にタイで」
徳岡「タイは二度目ですね」
三浦「行きたいですね。そして日本では、クリスマスライブを、東京と神戸で。12月21日が東京で、24日がここ神戸チキンで。今回、チキンでやるってことになって、どうするか考えたんですけど、バンメンは今までツアーとして参加してもらってたんですけど、今回のワンマンライブでやっぱり同じメンバーとやりたいなって。こういう人と人との繋がり、ツイッターとかもそうですけど、今までずっと僕たち、インディーズの頃から。バイト先で、そしてあの出会いがあって。人との絆でここまで来ました。こんな場所が今もあって嬉しい。この先も潰れないでほしいです。こういう絆って、つくろうと思ってつくれるものじゃないです。これからも嬉しい報告をしたいです。僕らが10周年の時はチキンジョージが35周年、15年の時はチキンジョージが40周年、僕らが100周年の時は……」
徳岡「(苦笑)そんな先はない! っていうか、なんでそんなパンパなところで祝うの」
三浦「おかしいですけど、あと5年はやくやってたら、あうんですけど」
徳岡「5年と10年て、無理矢理あわせて」
三浦「まあいいです、ずっとやっていけたらってことで。ではアンコールいきます。シュプール」

19)シュプール
20)Sky! Sky! Sky!(「もう一曲やります。最後はやっぱりこの曲! ここで演奏した曲、僕らの代表曲です!」のかけ声とともに。そしてバンメンを呼んで再度紹介)

三浦「本当にここにこれて、このメンバーでこれて、嬉しいです」
そして「チキンジョージのファンの皆さん! 30周年おめでとう!」でシメ。退場BGMにONEがかかります。

アンコールの拍手が鳴りやまず、再度、今度は二人だけで出てきます。
徳岡「ちょっと練習させて」
三浦「なんていうか、無言になりますね」
徳岡「これでいいのかな、誰か知ってる人いるかな。じゃあ」
三浦「では本当に」
徳岡「本当に最後の曲」

21)FRIENDS

アイコンタクトを微妙にずらす二人。
徳岡「今日はありがとうございました。本当に」
二人でぺこりとお辞儀をして。
三浦「ふたたび、このメンバーで、またお会いしましょう!」


以上です。だいぶ時間が経過してしまっているのと、あくまでメモから起こしていますので、記憶違いなどはご容赦ください。

今回は初神戸ということもあり、二人が住んでいるところがどんなところか(昔とはだいぶ違っているでしょうが)、駅周辺だけですけれども、さっと撫でてきました。楽器店があまりなくて苦労したこと、ライブハウスの側でストリートを始めたこと、海辺で曲をつくったり練習したりしてきたこと……二人はこの街でずっと頑張ってきたんだなあということが肌で感じられて、それについてはよかったです(LEAD MANで、徳岡モデルのアコギを気持ちよく弾かせてもらったりしましたが、当日は朝からお店に、東京勢がかなりの数、押しかけたようです。ご迷惑おかけして、申し訳ありませんでした)。
神戸はお金持ちの街、洗練された港町というイメージがあったのですが、むしろ東京の下町に近い、親しみやすい雰囲気を感じました。観光地なので多くの人でにぎわっていましたし、実際に資産家の人が多く住んでいるのは、ぱっと見てわかるのですが。あと、高台に海外の人のお住まいが多いですね、やっぱり。



●8/21「~デビュー5周年~ 夏のワンマンライブ 2010 夏祭り☆夏アコギ☆@日比谷野外大音楽堂」いってきました。

「夏祭り☆夏アコギ☆」本番、行ってきました。暑さ対策にクールバンダナと水分を用意の上……。

*二人の服装

三浦さんの服装:黒のつばつき帽子(髪は後ろで結んでいました)、白と黒の太い縦縞の浴衣にサンダル。途中から黄色い祭りはっぴとサラシ姿。前半はちょっと胸がはだけてて、後半は生足で、ある意味セクシーでした。
徳岡さんの服装:青い浴衣(セパレート)、帯は黄色みがかった白、サンダル。アンコールでは上をはだけて、白い野音シャツをかぶっていました(ターコイズバージョンは梶原さんが着てました)。
ギターチェンジが、一曲ごとにあるぐらい頻繁で、どれがどれだか状態。三浦さんはフライングVもつかってました。

野音全体が夏祭り仕様。
ステージ両脇には、二人のシルエットをかたどった、大きなのぼり。
後ろに、白と赤のちょうちん。二人の背後にはPATiPATiの企画でつくった提灯。
後部物販テントに蚊遣りぶた。
野音客席中央に、提灯飾りのついた低いやぐら。
向かって手前右手席に、てるてる坊主コーナー。
ステージの機材はよく見えず。五十嵐さんはペダルスティールとキーボードと両方用意してたんでしょうか?
ピアノジャックの二人の機材は、コルグ(?)のキーボードと「眞」と描かれたカホンでした。

(ちなみに今回のグッズは、ターコイズのシャツ(M)とタオルとピックを買いました)


*セットリスト

1) Sky! Sky! Sky!
2) HighRock!!
3) Over the Sea
4) La tanta
5) Harvest
6) ONE
7) 台風(→Pia-no-jaC←と)
8) Passion(「情熱JとDとP」梶原順さんと)
9) 水面に浮かぶ金魚鉢
10)星の数だけ願いは届く
11) START
12) FESTA!!
13) バタフライ
14) DUNK
15) Wind on the coastline
16) FAKE
17) SUMMER PARADE

encore

1) FLOW(ゲストとともに)
2) ラハイナ
3) FRIENDS


*全体の流れ(MC)

15:10頃から、リハーサルらしき音が。物販を待っている間にもいろいろ流れてきます。
「Sky! Sky! Sky!」「HighRock!!」「Over the Sea」「Harvest」「ONE」「台風」「Wind on the coastline」「FLOW」「ラハイナ」「FESTA!!」「ラハイナ」「Sky! Sky! Sky!」「FAKE」「La tanta」「星の数だけ願いは届く」「START」「ラハイナ」が、断片的に。
リハーサルは押しに押して、開場が17:30ぐらいになってしまいました。

開演は18:10頃。
J&B「AT THE RIGHT PLACE」で登場。おじぎとごっつんこで開始。
前半戦は、音がちょっと遠い感じでした(あれだけリハーサルしてたのに……緊張してたんでしょうか?)

三浦「(空を指さして)晴れましたね!」

1)Sky! Sky! Sky!(残念ながらもたつき気味、音消え箇所あり)
2)HighRock!!(ギターチェンジ)

三浦「ハイどーも、DEPAPEPEです! 夏祭り☆夏アコギ☆、はじまりました! 晴れましたね!」
徳岡「晴れたね」
三浦「やればできますね」
徳岡「ようやくね」
三浦「六回目でやっと」
徳岡「そやね」
三浦「GWからずらしたら、五月ぜんぶ晴れ。でも今回晴れましたから、はなからハイテンションで夏祭りモードでいきたいと思います。今回は浴衣も着てね」
徳岡「サマになってるでしょう、若旦那みたい(自画自賛)。三浦は帽子かぶってごまかしてますけど、帽子とると、幕内力士みたい」
三浦「力士(苦笑) 帽子でフォローしてるんですよ」
徳岡「帽子でフォローできてへん」
三浦「あの、“日照り乞い”スペース(右手後方を指さす)、みなさん、てるてる坊主ありがとうございます。おかげさまで、雲ひとつない」
徳岡「二人のつくったてるてる坊主が、なんかさらし首みたいになってるんですけど。二人のつくった時、お互いの顔を描こうってことになったんですが、三浦が描いた僕の顔、三本の線だけ」
三浦「(苦笑)シンプル・イズ・ベストってことで……では、ここらへんでちょっと涼しくなるような、海の曲を。Over the Sea」

3)Over the Sea

ギターを戻す三浦さん。曲の合間に、日比谷公園で行われている盆踊りの音楽がながれてきて、客席から忍び笑いが。
三浦「ん? なんですか? 盆踊り、やってるんですか? こちらも負けずに、盛り上げますよ! 次はリズムノリノリの曲で、みなさんに拍手もらって……」
そこで、ひたすら浴衣の裾を気にしている徳岡さんに気がつく三浦さん。
徳岡「いや、あの、演奏中、股の中、見えてるんちゃうかと……見えたら、手ぇあげてくださいね。なんかクスクス笑い声がすると、見えてるんじゃないかと、気になって。手ぇ、あがりませんね?」
三浦「そんな気持ちで演奏してたら(苦笑) まあ、チラリズムで。盆踊り対チラリズムで」

4)La tanta

ギターを変える間、また盆踊りの曲が流れてきます。
三浦「盆踊りに負けるもんかー!」(ここでキーボードの五十嵐さんと、パーカスの前田さんが静かに登場)

5)Harvest

三浦「NHKの「ふるさと一番」で使っててもらってた、ハーベストでした。さあ、だんだん夜の空になってきましたが、晴れてますね、こうも気持ちいいと、みんなも楽しそうな笑顔やし、演奏してても楽しいし、リラックスできて幸せです。楽しい空気出してくれて、ありがとう! やっぱ、夏やな!」
徳岡「せやな」
三浦「次はえーと、新曲やろうと思います。ずっと今年、ライブで育ててきてる曲で、ONEって曲です。この曲は思い入れがすごくあって、意味があってね、徳岡さん?」
徳岡「そうですね。特にないです(笑)。ウソです。誰でも一個ぐらいはいいところがあるってことで、ONEってつけました。俺のいいとこってナニ?」
三浦「いっぱいありますけど、しいていうならば、なんでも器用にこなすことでしょうか」
徳岡「素人以上、プロ未満ってやつ……俺、ギターもヘタやから」
三浦「プロでしょう」
徳岡「まだまだ」
三浦「可能性があるってことですよね、いろんなことやってますもんね、釣りとか」
徳岡「釣りね、でも、ギターはほんとに好きなんよ」
三浦「僕のいいところってなんですか」
徳岡「ないです(即答)」
三浦「ないんや(ガッカリ)。ええと、ひとつええとこあってっていう、そういう意味だけじゃなくて、ONEを演奏してる時にイメージしてることは、One for all, all for one.ってことなんです、めっちゃいいことば、ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために、そういう言葉で、懐が広い。演奏する時、会場がひとつになって、all for oneみたいになれれば……いま、微妙にええことゆった。(徳岡さんを見て)え、気にくわない?」
徳岡「やったら、そうでなくて、ONE FOR ALLってタイトルにしたらよかったやん。ONEでなくて」
三浦「(しょんぼり)僕の思いつきなので気にしないでください。それでは、ONE」

6)ONE

三浦「ありがとう! ONEでした。いい感じで暮れてきましたね」
徳岡「夏の野音って感じで」
三浦「五周年、六回目の野音で、ここで特別企画が」
徳岡「今回はゲストがいます。こういうゲストをよぶって初めてなんで、出てくれるやろかと不安に思ってたんですが、二組のゲストがかけつけてくれました。まず一組目紹介、ピアノジャック(→Pia-no-jaC←)です。ヒロ! ハヤト!」
ピアノジャックの二人がかっこよく登場。お揃いの青いつなぎ姿でキーボードとカホンの前に座ります。
P「五周年おめでとうございます!」
三浦「はい、ピアノジャックのお二人です! もともと、地元がいっしょというか関西で知ってたんですけども、対バンとかやる機会がなくて。ライブで一緒にやりたいと思ってたんですが、東京でてきてから、関西のライブハウスが東京でイベントやるんで、関西の人たちを集めてライブやりたいっていう企画があって、それではじめて一緒にやってね」
徳岡「いや、僕はヒロくんともハヤトくんとも交流あったよ」
P「一緒にね」
徳岡「のみにいったりしてるよね。もう何回目だっけ。仲良しだよね、三人。だからライブがどうとか、そんな説明はあえてしなくても」
仲良しっぷりをアピールする三人。
三浦「いやいや、なんで僕だけ(口ごもる)。いいです、好きにしてください」
徳岡「ピアノジャックってね、ピアノをジャックするんじゃないんですよ。→Pia-no-jaC←って、両方にやじるしがついてるでしょ。逆の方から読むとカホンって打楽器の名前なんですよ。ピアノとカホンなんですよね。ピアノジャックって完璧なグループ名ですよね。デパペペとはえらい違い(笑)。歯がでてるから、とか」
三浦「僕いまだに、呼ばれるのいやな時ありますもん(苦笑)。でもね、同世代のインストの人ががんばってて、かっこよくて、かけつけてくれて、ほんと嬉しいです」
徳岡「ありがとう!」
P「ほんと、五周年おめでとうございます! じゃあ、そろそろ一曲」
三浦「ある意味、デパペペの天敵な題名なんですけど……台風」

7)台風(二人のギター入りバージョン。ピアノジャックの二人の勢いもあり、盛り上がります)

徳岡「ハヤト! ヒロ! ありがとう! また飲みたいね」
三浦「今度は僕も、呼んでくださいね!(嫌味) ピアノジャック、初めての共演でしたが、すごいですね、パワーが。かっこいい。やってることも近いんで、今後も機会があったら、どんどん一緒にやれたらと思います。ありがとう! ……さて、次のゲストは」
徳岡「僕たちが、すごくすごく尊敬している……」

J&B SmilingのBGMが一瞬かかり、お祭りはっぴ姿の梶原順さんが、ひょこっと出てきます。

三浦「梶原さん、待てなくて、ギター持って出てきちゃった。このはっぴ姿、僕らよりずっとお祭りムードですね」
徳岡「梶原さんはデパペペとほんとに縁の深い方で、梶原さんがいなかったら、デパペペはなかったんですよね。梶原さんがJ&Bっていって、ブッチャー浅野さんと二人でやってるのを見て、僕たちもやりはじめたんですから。もろもろ考えると、梶原さんと一緒にやれて、ほんとに感激です。しかも日比谷野音でね」
三浦「JDPっていうユニットで音楽やったりもして、いろいろご一緒したりもしてるんですけど、すごいです、こんな隣でね」
徳岡「本当にあの、僕、ここにいてもいい?」
三浦「こういう時って」
徳岡「だってしかも、日比谷野音」
三浦「(雨の)記録更新しなくてよかった五周年野音でね、新しい気持ちでやっていきたいと思います。梶原さんとまわったJDPのツアーの中でつくった曲で、「情熱JとDとP」って曲がありまして、それが進化して、Passionって曲になったんですよ。これは梶原さんのソロアルバムにも入ってて、僕たちもゲストで参加してるんで、よかったら聴いてみてください。では、Passion」

8)Passion(梶原さんとともに)

「情熱」の名にふさわしい激しい曲を、三人で弾き終えます。
三浦さんは梶原さんとのユニゾンもあり、演奏前から緊張しまくりでしたが、
三浦「あー。難しい」
徳岡「ほんとに難しい。手がついていかない」
三浦「ひと息、はあ。梶原さん、ありがとうございました、Passionでした」
梶原さん、退場。
三浦「めちゃくちゃ難しい。僕、手が飛んでいくかと思いました」
徳岡「ぐったり感」

三浦「さて、今回の野音はお祭りがテーマってことで、いろいろ飾り付けしてあるんですが、客席の真ん中に、低いんですけども、やぐらをつくりました。皆さんの中で演奏したいと思います、移動しますので、よろしくお願いします」

向かって左手の通路をとおって、客席中央に設けられた櫓に移動する二人。三浦さんは客席とハイタッチしながら「イエイ!」と声をあげなから。

三浦「みなさん、声聞こえますか、ありがとう! じゃあ、準備しますね。あれ、なんか(櫓のまわりをみて)、緊張しますね。さて、インディーズの頃からやってた、水面に浮かぶ金魚鉢を」

9)水面に浮かぶ金魚鉢
10)星の数だけ願いは届く(徳岡さん、途中で音が消えて、いったん曲を止めて弾き直しました。ギリギリセーフ?←)

三浦「どうも、どうも。なかなかこういう雰囲気で演奏することもないので、まさかの関係者席がこんなところ(櫓のまわり)にあるとは思わず、緊張しました。やっと晴れた六年目の野音、みなさんもいろんな願いがあると思いますが、その願いも叶いますように。さて、まだまだあります、頑張ります、また聴いてください」
ステージへ戻る二人。ステージにはキーボードの五十嵐さんと前田さんと玉田豊夢さんが登場。
三浦「みんな通してくれてありがとう。後ろの方のかたもよくきこえましたか? 後ろがあんな関係者ばっかりだと思わなくて焦りました。さて、ここから後半戦にいきます。衣装変えます。(三浦さん、黄色いはっぴの下に白いサラシ姿で、腿から下の足をむき出しに)」
三浦「さ、次の曲はみなさんの手拍子ください。手を振ってもらうところもあります、よろしくお願いします」

11)START(みんなスタンディング。サビでは、配られたウチワを振ります)
12)Ready GO!!

三浦「サンキュー! 楽しんでますか! みんなで、野音をひとつにしようぜ! ひとつするつもり、あんのかい!(煽り) ほんと、音楽っていいですよね。ほんまに今日はゲストもきてくれて、いろんな意味で嬉しいです。インスト同士っていっても、いろんなタイプの音楽があって、いろんな人がおって。でもインスト仲間ってことでいろんな人に出会えた。応援ありがとうございます。さっきは、インスト仲間っていうつながりの話をしましたけど、この野音のステージには、いつものバンドメンバーが来て、サポートしてくれて、仲間です。この場、この大きな野音でやること、それは僕一人だけではできない。いろんな人の助けがあってできることで、仲間が必要なんです。客席のみんなも仲間です、みんなが聴いてくれるから僕たちは演奏できる。これはやっぱり、One for all, all for one.の精神で、みんなが一つになって、もっと盛り上げていきましょう!」

13)バタフライ
14)DUNK

三浦「次は新曲に行きます、配信されたばっかりのWind on the coastlineって曲です、海岸に吹く風をイメージしました。皆さん、もってるうちわをもって、ステージに向かって風をふかせてください!」
三浦さんだけ、大きなウチワをもって、再び櫓へ。残りのメンバーはステージで。

15)Wind on the coastline(三浦さんのギターはフライングV)

三浦「ありがとうございました、バンドメンバーを紹介しときます。on ドラムス、玉田豊夢! on パーカッション、前田=写楽=卓次、on キーボード、五十嵐慎一、on ベース、紺野光弘! 一緒に野音で前からずっとやってくれてるメンバーです、ありがとうございます、そしてon ギター、徳岡慶也! まだ物足りないですね。もっともっと、盛り上がっていきましょう!」

16)FAKE

三浦「楽しい時間はあっという間で、これが最後の曲です。夏アコギライブにふさわしい曲、SUMMER PARADE。サビのところで歌うところあります、僕が指示出したら歌って下さい」

17)SUMMER PARADE(コーラスいりで)

三浦「この野音、楽しい空気、ありがとうございました。次も出たいと思います。この夏祭り☆夏アコギに一日おつきあいくださいまして、ありがとうございます。途中で、後ろでやれたり、皆さんとふれあえて楽しかったです」
二人「ありがとうございました!」

encore

拍手なりやまぬ中、黄色いはっぴ姿で再登場する三浦さん。
三浦「あまりに嬉しくて、一人で先に出ちゃいました。時間的にもね(笑)。ええと、グッズ売ってます。Tシャツ……、あれ、お祭り気分で着替えてないのは、僕だけですか」
バンドメンバーが、今回の野音グッズを身につけてステージに登場。徳岡さんは浴衣の上をぬいで、白の野音Tシャツをかぶっています。
三浦「今回の、タオルのデザインをしてくれた笠井さんも、てるてる坊主をつくってくれて、額縁にいれて飾ってありますので、日照り乞いスペース、ぜひチェックしてみてくださいね。ツイッターでウラワザ的なことも書いたんですけど、あんまり役にたちませんでしたかね。あと、今日はお祭りってことで、CD買ってくださった方にサイン色紙をプレゼントするんですが、実はあたりがあります。僕たちのサインだけじゃなくて、裏に梶原順さん、ピアノジャックさんのサインが入った色紙が五枚有ります。ぜひ見てください。あと、ハズレもあります。マネージャーの村井さんのサインが」
徳岡「これは本当にハズレです。普通にフルネームでサインしてるだけです。残念賞です」
三浦「今日のステージを盛り上げてくれたゲストをもう一度お呼びしたいと思います。梶原順、ピアノジャック、ヒロ、ハヤト!」
ターコイズのシャツは、梶原順さんが着ていました。

1)FLOW(全員で)

三浦「ありがとうございました、梶原順、ピアノジャック、ハヤト、ヒロ! インストっていいですね! では次の曲、これは手拍子いれていきましょう、パン、パン、パーンパンパン、こうです」

2)ラハイナ

三浦「野音晴れたし、嬉しいから、おまけにもう一曲!」

3)FRIENDS

三浦「バンメンを改めて紹介したいと思います、on キーボード、五十嵐慎一、on パーカッション、前田=写楽=卓次、on ベース、紺野光弘、on ドラムス、玉田豊夢! そしてゲスト、梶原順! ピアノジャック、ヒロ、ハヤト!」
ハヤト「仲間、サイコー!」
三浦「梶原さんも、ありがとうございました!」
三浦さんが客席を向いている中、他のメンバーはこっそり退出していきます。
三浦「ひとりやったら、ほんとうにちっぽけで、やりたいことやれない。ひとりやったらみてくれるひともいない。One for all, all for one. みんながいてくれたから僕がいます。そして、何をおいても、隣にいてくれる、徳岡慶也……(くるりと後を振り向き)、って、おらへんやん!」
表情をあらためて客席を向き、
三浦「という、小芝居でした」
徳岡さん、舞台袖からすぐに走り寄ってきて、三浦さんの肩を可愛らしくつつきます。ふりむいてニッコリする三浦さん。徳岡さんは三浦さんの首に腕を回して、肩を引き寄せ、抱き合って仲良しアピール。
三浦「ほんとに、晴れの野音、嬉しいです(帽子をとって挨拶)。デパペペパワーを、次に会う時まで、ためておいてください! ありがとうございました!」

ONEがBGMで流れます。
最後に写真撮影と、「夏アコギー!」で全員バンザイでおしまい。


構成、曲などについては、申し分ないライブでした(インディーズの頃の曲でメジャー盤に再録してないのも出し直したらどうなんでしょうか?)。
ただ、ゲストを迎えて準備が大変だったせいなのか、やぐらの上での変則的演奏などがあったせいなのか、時々音が消えてしまったり、もたつく場面があったのが、ちょっぴり残念でした。ゲストの二組はどちらも素晴らしく、「これこそインスト!」的な迫力と巧さがありました。「インストをポピュラーに」なDEPAPEPEとは方向性がちょっと違うわけですが、こういうコラボレーションもいいですね。

雨が降らなくて、よかったですけど……個人的に、来年は、春がいいです。夏の野音は、つらいです。

ところで翌日、M-ON!!で野音の模様が流れたそうで、ビデオなどに録画された方もいらっしゃると思います。
もし、あきらかな間違いがありましたら、お知らせください。メモおこしも数日できない状態でしたので……。



●7/30「夏アコギ☆ライブ @ ラゾーナ川崎」いってきました。

DEPAPEPEデビュー5周年記念 夏アコギ☆ライブ~LAZONA Friday Music Night~ 場所:ラゾーナ川崎 ルーファ広場 グランドステージ 18:00 / 19:30(2回公演)に行ってきました。

*二人の服装

三浦さん、黒の半袖バンドツアーシャツ、ジーンズ、茶色の革靴、右手薬指指輪。右手に黒いバンド。髪はゆるくパーマがかかった肩までの長髪。あごひげは、もみあげからしっかり続いている状態。
徳岡さん、黒の半袖シャツ(胸に白抜きの丸の中に海賊旗あり)、黒いパンツ、黒の革靴。いつもの指輪のペンダントをさげて。髪はほぼ茶髪で短めにカット。リハーサルの時は、青地に黒で「Superstar」と描かれた半袖シャツを着ていました。
二人とも、キーホルダーや携帯電話をパンツの左ポケットからジャラジャラさせてました。

ギターは二人ともカッタウェイ。三浦さんはYAMAHAの恐竜スペシャルに黒のストラップ(ただし、首にかけても一度も立ちませんでした)。チューナーがあまり見たことのない、ゴツゴツした大きめのものでしたね。徳岡さんはK.Countryのカッタウェイ。sakusakuで紹介していた紫バージョンも試していましたが、ベージュの方で演奏。SEさんに北原さんという方がいらっしゃるようで、徳岡さん、何度も調整してもらっていました。リハーサル時は、三浦さんのギターもボリューム調整、難航してました(高音域がちょっと小さかった?)

タオルは白、飲み物は二人とも二種類あって、ひとつはポカリの500ml。ひとつは緑のラベルしか見えませんでしたがミネラルウォーターかな? 予備ピックなども用意されていました。

今回もサポメンなし、純粋に二人だけのライブでした。
ちなみに村井さんは黒の半袖シャツ(榎田さんの月星シャツ?)に、緑のラインが入ったハーフパンツ、黒いズック靴を素足に。

*セットリスト

18:00の回

1)FLOW
2)HighRock!!
3)Over the Sea
4)ONE
5)START

19:30の回

1)ONE
2)Hi-D!!
3)星の数だけ願いは届く
4)FLOW
5)START

*全体の流れ(MC)

リハーサル

16:40頃から、リハーサルをやっていました。
なぜか最初、三浦さんは控え室がわりの緑のテントの中にすぐひっこんでしまい、徳岡さんだけで、「ONE」や「Horizon」などのさわりを弾いてました。
しばらくしてから、やっと出てきて、音量調節などをしながら、二人で「FLOW」など。
徳岡「18時からライブやります、現在リハーサル中です。ジャカジャカうるさいかもしれませんが、よいお買い物を」
三浦さん、ボリューム調整がうまくいきません。
徳岡「晴れましたね!」(見ていた人から拍手)
三浦「(やっと口を開いて、仰々しく)ラゾーナ川崎におこしくださったお客様、18時よりライブを行います、DEPAPEPEです、よろしくお願いします、デパペペです」
徳岡「6時からやりますので、よろしかったら聴いていってください」
三浦「よろしくお願いします」

リハのあと、J&B「Smiling」が流れたり、新曲の「Hello」を流してました。
とりあえず、三浦さん&徳岡さん&村井さんの三人は、ラゾーナ川崎の施設の中にいったん消えていきました。

18:00の回

開演のアナウンス。恒例のJ&Bの曲で登場してくるのかと、手拍子の準備をして手ぐすねひいている客席。
しかし、なぜか流れてきたのは静かな曲。
戸惑いながら登場する二人。
徳岡「SEが、まさかのバラードで……よろしくお願いします、デパペペです」
三浦「では最初は、いわゆるデパペペらしい、ノリのいい曲で」

「FLOW」演奏。

三浦「あたたかい手拍子、ありがとうございます! 僕たちはアコースティックギターデュオです。インストですから歌はうたいませんが、難しいことはやりません、歌を歌わないかわりにギターでメロディーをうたいます、あんまり買うこともないかと思いますが、楽しい感じでやっていきたいと思いますので、今日は一日、よろしくお願いしまーす!」

「HighRock!!」演奏。

三浦「一曲目が「FLOW」、二曲目が「HighRock!!」でした。このような感じでジャカジャカ弾いているのがデパペペです。今日はね、天気がよくて、こんなに晴れて、うれしいです。これもきてくださった皆さんのおかげです、どうもありがとうございます。僕らね、外で演奏すると雨降る。みなさんのおかげです」
徳岡「朝から天気予報で、夕方から雨ってゆってたのに、こんなに晴れて。暑い。(三浦さんがチューニングに手間取っているので、間をおいて)暑い。みなさん、インストを聴く機会はあまり多くないと思うんですが、今日はお買い物のついでにね、聴いていっていただけたら、嬉しいです。あのね、僕、ラゾーナ川崎、よく来るんですよ」
三浦「へー。(興味なさげ)」
客席から、「オススメのお店は?」の声がかかって。
徳岡「オススメのお店? 全部ですよ! それに特定のお店いったら、二度とここでやれません(笑)」
三浦「客席のみなさん、うちわで扇いでる方もいらっしゃる。暑そうですね。少しでも涼しくなってもらうために、海の曲をやります。想像してみてください、皆さんの好きなビーチを思い浮かべて。「Over the Sea」という曲を。海をこえるところを想像してください。こえていくぞー。って徳岡さん、早くチューニング終わらせてもらえませんか」
徳岡「僕のチューニングのせい(でグダグダなMCになってるの)? いや、こういうデュオになるつもりはなかった。僕は、シュッとしてクールなものを目指してた。でも三浦拓也くんとやることになったので、そういう感じになった」
三浦「では聴いてください。「Over the Sea」」

「Over the Sea」演奏。

三浦「ありがとうございます、「Over the Sea」でした。ちょっとは涼しくなったでしょうか。海を感じてもらって、気持ちが涼しくなってもらえたらと思います。歌詞のない曲聴くこともそんなにないと思いますから、今日はたくさん聴いていってくださいね。あと、夏、今月? 来月の8月21日、東京の日比谷野外音楽堂でワンマンライブします。タイトルは夏アコギ☆夏ライブ、毎年僕ら、5月に野音をやってたんですが、今年は8月にやります。今日こられた方、また持ってない方は、ぜひチケットかって、8月に来てください。なお、CDや、チケットを買ってくださった方に握手会に参加できる券が配布されると思います。僕、握手したいので、買ってください、よろしくお願いします。さて、次は新曲、着アコギって名前で配信中です、「ONE」」

「ONE」演奏。

三浦「ありがとうございました! 次は最後の曲になります、「START」(手振りの指示一切無しでしたが客席は振ってました)」

「START」演奏。

三浦「ありがとうございました! 19:30の回もよろしくお願いします、デパペペでしたー!」

深く頭を下げてから、いったん退場、握手会へ。暑いので三浦さん、いったん髪をちょんまげにしてました。
一回目、後にいたのでよく見えなかったのですが、二度目の回を待っている間、四つのアンプ(?)にはられている野音宣伝チラシ、三浦さんの真ん前のだけ、はがれていました。

19:30の回

J&B「Smiling」で入場。客席から熱い拍手で迎えられます。
今回は演奏前に手かざしあり。ゴッツンコは、しませんでしたが、徳岡さんが三浦さんのヒゲをひやかすような仕草をして、笑っていました。

「ONE」演奏。

客席から大きな拍手。三浦さん、両手をあげて応えていましたが、少し手をさげて、ボリュームをしぼるよう合図。
三浦「ラゾーナ川崎に来られた皆様、ハイどーも、DEPAPEPEです、よろしくお願いします。今回は二回目の公演です、インストアコースティックデュオです。むずかしいことはなにもなくて、楽しい感じでやっていきたいと思いますので、今日一日、よろしくお願いします」
徳岡「なんかね、うちらだけ座ってて、お客さん立たせててね……でも、インストを聴く機会もあまりないと思いますので、買い物がえりのお客様も、座ってみていってください。なんか、弾きながら、あれ見るとね」
三浦「あの、後ろにうつってる(ステージ反対側のTOSHIBAのヴィジョンスクリーンに演奏風景がリアルタイムにうつっている)」
徳岡「僕らしかアレみてない(お客さんは振り向かないため)」
三浦「かえって緊張しますね」
徳岡「みてて、俺ってネコ背やな、とか思う」
三浦「では次に、二人がデビュー前に二曲目(?)につくった曲、「Hi-D!!」」

「Hi-D!!」演奏。

しかし、徳岡さんが途中でつっかえて、片手をあげて止めます。
徳岡「ごめん、ちょっといつもと違うこと(アレンジ)しようとしてて」
三浦「(客席に向かって手をあげ)これはCDには入ってないバージョンですから。では、次の曲はなんでしょう、どんな曲か予想もつきませんが、では次の曲「Hi-D!!」

「Hi-D!!」演奏。

三浦「バリッとした曲でしたね」
徳岡「俺、あやまっておく(すまなそうに)」
三浦「演奏をきいてもらったらわかるように、僕らはギターデュオなんですけども、今日のライブで初めて出会えた方もいらっしゃると思います。今日は天気がよくて、すごい晴れて嬉しいです。ほんとにありがとうございます。僕、雨男とかいわれてて、皆さんのおかげです」
客席から「野音も降らないといいね!」の声。
徳岡「野音、8月21日、東京の日比谷野外音楽堂でワンマンライブするんですけど、僕ら今回で6回目で、今まで5回降られてる。今年こそは晴れて欲しい。GWにやってたのに、今年夏にずらしたら、東京は五十年ぶりに、GWぜんぶ雨が降らなかった。今年はね、まだ台風きてないから、今年こそ中止にならないように……」
三浦「8月21日ワンマンライブ、沢山の方がいらっしゃるのをお待ちしております」
徳岡「僕らも楽しくやろうと思ってるんで」
三浦「なんかトンボが入ってきてて、それが気になって演奏に集中できない(トンボを逃がす)。降らないで欲しいですね。では、星に願いをこめて「星の数だけ願いは届く」」

「星の数だけ願いは届く」演奏。

三浦「「星の数だけ願いは届く」でした。皆さんも願いが届いたでしょうか(意味不明)。こんなデュオですが、今日はCDもってきてます。物販で買っていただけると、握手会参加できる券がもらえますので、あと、8月21日のチケットももってきてますので、せひ買って、8月21日にきていただければ。いろんな方と握手したいので、よろしくお願いします。では時間も少ないことですし、ノリのいい曲で、みなさんの手拍子をお願いします。これもインディーズの頃、ストリートでやってた曲で「FLOW」」

「FLOW」演奏。

三浦「あったかい手拍子、ありがとうございました。では終わりの曲は、メジャーデビュー曲「START」」

「START」演奏(今回は演奏中に「手振りの指示」あり。三浦さん、終わるつど「ありがとう!」)

三浦「ありがとうございました!」
二人とも立ち上がり、手を振って、丁寧にお辞儀。

終わった後、また「ONE」がBGMとして流されていました。

全体の印象ですが、いつもとアレンジが変わっている曲が多く、テンポは遅めでしたが、チャレンジングな感じの音でした。
あと、三浦さんが最初、ゆったりしててあまりしゃべらなくて、というか、徳岡さんがものすごくしゃべろうとしていて、何かあったのかしらと思ったぐらいです。デパペペを連呼するのは、お客さんに憶えてもらうため。ストリート時代というか原点にかえっているな、と感じました。
あと、三浦さんのあのヒゲはいやなんですけど、ちょっとウェーブかけた髪を垂らしているのはかっこいいですね。サーフィンのおかげで身体もしまってきましたし、カッコイイと思いますよ!



●7/27「DEPAPEPE @ FM yokohama 「THE BREEZE SUMMER SPECIAL in コットンハーバー」

FM yokohama 「THE BREEZE SUMMER SPECIAL in コットンハーバー」@ 横浜コットンハーバーボートヤード特設ステージ(ゲスト:DEPAPEPE)聞き書きです。テープ起こしではありません。

まず、新曲「ONE」が流れます。

DJ北島美穂「デパペペのお二人は、久しぶりですねー! 藤田(DJ:藤田優一)くんは初めて? 二人は神戸ご出身ですが、横浜は、海の近くっていうのが共通で」
三浦「そうですね、海のそばは、落ち着くっていう意味合いがありますね。神戸いたころ、ハーバーランドで曲作りしたりしてました」
北島「徳岡さんは、釣り」
徳岡「こーゆーところに来ると、竿をもってくればよかった、と思いますね」
北島「しかけとくと一曲やってる間に釣れる」
徳岡「一曲(苦笑)、それは難しいんじゃないかな」
北島「今まで大物は」
徳岡「僕はスズキを主に。80センチぐらいの釣ったことあります」
北島「シーバスですね」
徳岡「横浜ボートヤードでも釣れるんですよ。スズキはルアーで釣れるので、手軽で」
北島「三浦さんは、サーフィンを」
三浦「デパペペって、夏とか野外のイメージあると思うんですけど、個人的には超インドア派で、それをどう埋めたらいいのかと思ってたんですが、やっとうまった」
北島「ヘアスタイルとかもサーフィンっぽく」
徳岡「影響されすぎや」
三浦「それだけじゃなくて、ギタリストみたいでしょ? それを狙って」
徳岡「向こういた時、ボン・ジョヴィのTシャツ着てた」
三浦「この髪型。ボン・ジョヴィにいそうでしょ?」
徳岡「うわー、ボン・ジョヴィのTシャツ着てる人がおると思って、見たら三浦くんやった」

北島「ここ、ボートヤードなんで、豪華クルーザーとか並んでますが、藤田くんが、二人にプレゼントするとしたら、どうしますか?」
藤田「(動揺しつつ)そしたら、お二人に毎日演奏してもらいますね」
三浦「それで払えるものですかね?」
徳岡「僕は釣り三昧」
三浦「いろんな魚が釣れますね」
徳岡「そうかな(興味なさげに流す)」
三浦「なんで、僕の話は広がらない」
徳岡「(弁明)俺やって、クルーザーで釣りしたことないから」
藤田「世界のビーチハウスで演奏してもらいます」
北島「藤田くんのポケットマネーで」
藤田「いまサイフに86円しかない」
北島「心もとないですが、では、ここで生演奏を」

「星の数だけ願いは届く」を演奏。

北島「デパペペ、五周年ということですが、藤田くん、なにかききたいことは」
藤田「あの、男二人で、五年もやってたら……正直、ケンカとか、ないんですか」
三浦「年の差がすごくあって、上下関係がはっきりしてるのでケンカにならない」
徳岡「僕が六コ上なんで、なるとしたら、はむかってきた時」
三浦「喧嘩やなくて、はむかってくるっていう(笑)」
徳岡「はむかってきたらそのことにカチンとくる。なんやその口のききかたは、って。他にケンカになることはないですね」
北島「マネージャーさんとも仲いいんですよね」
徳岡「マネージャーの村井は、ずっと前からの後輩で、チキンジョージでやってたころからなので、10年以上なんですが、マネージャーとの方が喧嘩する。はむかってくる。車の中とかで。めっちゃ腹立つ」
三浦「あれは、はむかってる(同調する)。僕なんか、空気読んで、なるべくはむかわないようにしてるのに」
北島「微妙なトライアングルなんですね」
徳岡「普通のデュオより仲良く見えると思います。よくしゃべってるし」
北島「五年やってて、一番感動したことはなんですか」
三浦「もちろん思い出は沢山ありますけど、デビュー直前に日比谷の野音でやった時、デビューもしてないのにどんぐらい来てくれるんやろって思ってたら、沢山の人がまっててくれて、その光景にすごい感動しました」
北島「これからお二人に会える予定っていうと、一番近いのは、今週金曜日にラゾーナ川崎で、18時と19時半から。次が野音ワンマンで8月21日。どんな感じになるんですかね」
三浦「毎年春にやってたんですけど、今年は季節をずらしまして、夏に。タイトルも「夏祭り☆夏アコギ」っていう、今までとひと味違う感じで。今回はゲストありで」
徳岡「僕たちが尊敬している梶原順さんと→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)がくるので、楽しい感じになると思います」
北島「来月の21日、土曜ですね。その野音が終わったらやっと夏休みですか、夏らしいプライベートのご予定は?」
徳岡「僕は一週間ぐらい休めるので。でもその間三浦は、梶原順さんとツアーやる予定なんで、今回初めてひとりでオフ。僕は、前から予定たてられないので、今回は予約して、旅館にとまって。一切、連絡とれないように」
北島「三浦さんは、梶原順さんとのツアーが終わってから、遅い夏休みに?」
三浦「僕、夏休みもらえるんですかね?」
徳岡「そんなこといって、いつも休んでるやん」
三浦「徳岡さんがそんなこというから、そういうイメージが、僕の中では、あるのかなっていう。僕、湘南のほうでサーフィンしてるんで、休みなくても行こうと思います、僕がいくと低気圧よぶんですけど」
北島「では最初に新曲の「ONE」を流しましたが、最後にもう一回、三浦さんと徳岡さんにマイクをおまわしして、演奏曲の紹介を」
三浦「新曲で、「Hello」」
北島「徳岡さん、三浦さん、ありがとうございました」

「Hello」の演奏でおしまい。
出演時間は演奏など含めて、10時すぎから、25分ぐらいでした。
公開生放送だったので、客席の拍手も聞こえていましたよ!



●7/12「DEPAPEPE@オンガクのDNAゲスト」

まず、番組のイントロが、「星の数だけ願いは届く」DEPAPEPEの二人で生演奏。
三浦さんは白地に赤の模様のアロハ、ジーンズ、黒のスニーカー、ギターは恐竜スペシャル。髪はふわふわパーマ、あごひげ。徳岡さんはパープルの半袖Tシャツにジーンズ、黒の革靴。カッタウェイのギターは、K.Country?

まず、一発芸のコーナーで、三浦さんがギタリスト物まねを。
三浦「ハイ、では今から、ギタリストの物まねをしていきます」
徳岡「(紹介)マイケル・シェンカー!」
エアギターを前につきだして動かす三浦さん。
藤田「(ツッコミ)弱々しい」
徳岡「ザック・ワイルド!」
ヘドバンしてのけぞる三浦さん。
徳岡「スティーブ・ルカサーの、早弾きの時の口元」
直立不動でエアギターを抱え、舌を左右に動かしてほっぺたをふくらませる三浦さん。
藤田「ホントかなー?」

で、CMをはさんでトークコーナーへ。
藤田「さああらためてゲストをお迎えしましょう、デパペペ!」
三浦「ハイどーもDEPAPEPEです、よろしくお願いしまーす」
徳岡「しまーす」
藤田琢己「まあ、スタッフウケはよかったですよ」
三浦「ハハハハハ。いやいや、結構ね、似てるとおもうんですけどねえ」
藤田「スタッフウケはいいんですよね、これご覧の方はわかっていただけましたかね、それそれってゆっていただける方がいらっしゃるでしょうか」
徳岡「ジョン・ボン・ジョヴィの真似もできるんですよ」
三浦「そうですね、ジョン・ボン・ジョヴィが歌っているときの、なんかこう(張り手をする三浦さん)」
徳岡「イマイチこれも……」
三浦「いくつもあるんですけどね」
徳岡「いろいろある」
三浦「また次回来た時に」
藤田「今だしちゃった(笑) まあまあ、いっぱいあるんですね、引き出しが。ちょいとお久しぶりになるんですかね、ご登場でございます。えー、今年でデビュー五周年をむかえたということで、精力的にまた今年も活動しております。なんとシングル三ヶ月連続配信。つくってます、つくってます、まず「Hello」、絶賛着うた配信中です。またどんな楽曲をイメージして」
三浦「そうですね、朝に似合う、ちょっとビートがきいた、まああの、ちょっと勢いのある曲をつくろうっていうことで「Hello」っていうタイトルをつけてつくったんですけど。聞きどころっていうか、サビで転調するっていうキーワードを自ら決めてつくったんで、そういうのも、聴いてもらったら面白いかもしれません」
藤田「そして、7月21日着うた配信されるのは「ONE」でございます。これはどういう作品」
7月3日の音霊の映像が流れます。
藤田「これまたタイムリーですね」
徳岡「そうですね、これはなんか、デパペペといえば、すごいあの、オクターブでサビを弾くっていうイメージが、自分らの中でもあったし、お客さんの中にもあったと思うんですけど、あえてちょっとそれをやめて、単音でサビを弾いて気持ちいいものをつくりたいなと思ってつくってみました。あとはそれぞれ、人が輝いてる瞬間とか想像しながら、つくってます。誰でもひとは、ひとついいところがあるんじゃないかって、ゆう意味で、「ONE」にしました」
藤田「輝いている瞬間のBGMとして使っていただければと。この映像、音霊ですね。いちはやくパフォーマンスとして皆さんにみてもらってるってるいう」
徳岡「そうですね」
三浦「これ、メロディー弾いてるのは徳岡さんやのに、僕が一番感情豊かに、顔で弾いているっていう、ライブ中にね、いっさいメロディーのそこのサビを弾いてへんのに、こんな顔で弾いてる」
徳岡「これ、ホンチャンはレコーディング終わったんですけど。その前に、あのTV、関西の方のTVで、使われてる、使われるっていう話でこの曲をつくったんで、そんときのレコーディングは僕一人でやったんです。そのデモのやつはね。三浦くんがほかの、なんか、なんていうか、浮気をしてて」
三浦「ちょっとまってください、どんな、そうとう緊張できますよ」
藤田「ききずてならない一言」
三浦「しかも、浮気って。違うね……」
徳岡「僕らが尊敬する梶原順さんていうギタリストがいて、その人と一緒にツアー回ってて、どうしてもスケジュールが無理っていうので、僕ひとりで三浦のぶんも弾いて、メロディーも弾いて。やっぱ二人がいいなと思いましたね、そん時」 三浦「あ、よかった。ひとりでええんやっていわれたら、どないしようかって」
藤田「俺できるわって」
三浦「なりたったですねって」
徳岡「ただ、レコーディング時間は半分で終わった。一緒にやるより」
三浦「ああ。そういうリアルなことをいわれたら、つらいな(しょぼん)」
藤田「ちょっとへこんじゃってますけどもね。裏側の話もきかせてもらいました、でも、三ヶ月連続配信、二曲目までは紹介させてもらいました、このあとひかえてます、8月18日、えー、着うた配信の新曲がまたできあがるってことでお楽しみにしていただきたいと思いますよ。でも三部作とかってありますから、一部二部あって三部が一番楽しみですから、期待かかりますよ」
徳岡「なんでもおちどころですよね、三つ目っていうのはね」
藤田「二部ダウンロードして、三、いかないわけがないみたいな」
三浦「なんで人間て三が好きなんですかね、三とかね」
藤田「ホップステップジャンプ的なね。いくので期待がかかってます」
二人「そうですね、がんばります」
藤田「リリースになって配信になって、デビュー五周年、夏祭り☆夏アコギライブ。デパペペといえば野音。でも今までのイメージは春先にね、春のイメージが。夏にきましたね、恒例の六回目になるんですけども。夏にちょっとおひっこしですか」
徳岡「今までGWにほとんど、GW近辺で五年間やってきてずっと雨やった。五年連続雨で、今年はさすがにいややから、雨はいややっていってGWはずして夏にしたんですけど、東京、五十年ぶりにぜんぶ晴れ。僕ら、今からゆっときますけど、雨、降ります」
藤田「なんてこという」
三浦「断言せんでもええ、別にふらんかもしれないです」
徳岡「そうそう、もちろんね。ただ、今までデパペペのライブにきてくれた人で、五月に雨に濡れながらきいてた時よりも、若干、あったかいかな。気温的には」
佐藤帆乃佳「あったかい。そうですよね」
藤田「同じ降られたとしても」
徳岡「またみやすいかな」
佐藤「涼しいぐらいでね、丁度いいかもしれないですね」
三浦「そうですね」
藤田「ここまであるデータがね、きっちり雨を歌っていると、スタッフの方もじゃあ、8月21日押さえたぞってことになると、気象庁の過去何年分の、過去何十年のでーたをチェックした方いらっしゃいますか? ないのね? 不安になってきましたね」
徳岡「みんな結局、僕ら、でた僕らのせいだと思ってるんで、我関せずなところがありますね、うちのスタッフは」
藤田「参加していきましょう、前のめりにね! 雨、雨の話じゃなくて。毎回特徴のある何かが起きる。その一つにテーマというか、たとえば三浦くんがボーカルやったり」
三浦「そうですね」
藤田「手品をやったり。みんなで人文字で鯉のぼり作ったり」
三浦「やりました」
藤田「アコースティックギターがずらりと並んでみんなで曲を演奏したりという、なにかひとつ、みんなと楽しめることがありました、今年はきめたんですか」
三浦「今年は、ネタというか、いつもと違うのは、ゲストがいるんですよ」 
徳岡「→Pia-no-jaC←っていう。ピアノジャック、インストのアーティストなんですけど、梶原順さんていう僕らが大尊敬するギタリストと一緒に演奏してみようかなと。もちろんそれは、目玉におきつつも、まだ、ネタについては」
藤田「みんな参加型のなにかは」
徳岡「なにかは絶賛ね。会議中なんですけど」
三浦「そうですね」
藤田「そうなんですか。じゃあもう、僕らがアイデアだしちゃって」
三浦「そういうのはリアルタイムでだしてもらって」
藤田「毎年ニュースでお伝えしてますので」
三浦「はいはい」
藤田「やったんだって映像をご存じなので今年これやるぞっていうのも、僕らもきめときました」
三浦「きめてもらったんですか」
藤田「僕の、プレゼンって段階かもしれませんけど、今年は晴れるんじゃないかと。水芸(ギターから水が出る絵)」
三浦「なんですかそれ、扇子から水が出るみたいな感じ?」
藤田「これは、KISSとか」
三浦「ああ、データ光線みたいな」
藤田「びゃーっと、火花花火ーみたいのがあったりしますんで、今年は水が欲しいなと。暑い暑い、先端からじゃーって」
三浦「ホースとつながってるんですか」
徳岡「夏フェスとかで、お客さんがもう暑くて」
藤田「やりますよね」
徳岡「僕らね、雨降ってたら最悪ですからね? 水に水って」
三浦「まだかけるかって。これは、結構」
徳岡「これはけっこう。半々ですね」
藤田「半々か(笑) じゃあ、ほのかちゃん」
佐藤「はい、えっと、これを提案します。えー「会場全体で「雨乞い」ならぬ「雨よけダンス」をみんなで踊ってから、ライブをはじめる」
藤田「頼むぞ今日一日って」
佐藤「今日は持ってくれっていうダンスをしてからはじめる」
徳岡「これはもしかしたら、ちょっといいかもしれないですね、ただ、あの、その一応盛り上げ処でつかいたかったんで。これ、ライブ前にやることですよね」
佐藤「前にやる」
三浦「まず、まだあったまってない会場でダンスする空気をつくるっていうのが難しい感じですね」
藤田「前説そうとうプレッシャーかかる感じですね」
三浦「二回ライブしたほうがいいかな。でも、ええかもしれないですね。雨よけダンス」
徳岡「雨よけダンスはいいですね」
三浦「どんなダンスとかってあります?」
佐藤「雲をよけそうな、こういうなんか振り付け」
三浦「振り付け。なるほどなるほど」
藤田「考えそうだよ」
佐藤「ぜひよろしくお願いします」
藤田「どちらかが採用されたらいいなと我々は思ってます。……そして今日はですね、いろんな話をうかがいたいなと思っていた中にですね、あの、趣味が。熱い趣味があるということで、紹介してもらおうということで、それぞれお二人もってきてもらいました、ファンの方はご存じかもしれませんが、あらためてこだわりの一品をもってきていただいています。徳ちゃんからいきますか」
徳岡「僕はね、釣りですね」
藤田「すごく使用感のあるというか、普段コレつかってるぞっていう感じの」
カバンをだす徳岡さん。
徳岡「この中に……ちょっとごめんなさいね、おきますね」
藤田「釣りセット」
徳岡「これなんでしょう? なんでしょうか?(金属製のマジックハンドみたいなものを出します)」
藤田「クイズ? なんかつかむんですか」
徳岡「これで、魚の口をつかむんすよ(自分の口元で実演)。で、もちあげて。魚、切れるんで、エラとかで手が、危ないんで、暴れるんで」
藤田「これはふだん使ってる釣り竿」
佐藤「うわ立派なの」
藤田「しなりとか、自分のこだわりがあって」
徳岡「初めて買ったイイ竿を、誕生日に自分で買った」
藤田「こだわりですね、しなりぐあいですか」
徳岡「こだわりですね、軽さとね」
三浦「軽い方がいいんですか?」
徳岡「え(ふりむく)」
三浦「え、僕は入ったらだめですか」
藤田「ははははは。ものすごい嫌悪のある笑顔がありましたね」
徳岡「いろいろありますね、ルアー(ボックスをあけて中をみせる)」
藤田「使用目的にあわせていろいろつかって、あるんですね、こういうの」
徳岡「見てるだけで楽しいでしょ、釣り。あまり女性には人気のないスポーツですが。えへへ」
藤田「続いていきましょう」
三浦「僕は最近、去年の夏からサーフィンをすごい、はじめまして」
藤田「ここまで風貌にあらわれる人も珍しいですけどね」
三浦「だいぶ見た目も変わったんですけど、僕がもっているサーフィングッズってことで、ウェットスーツ(スーツだけテーブルに置きます)。これ特注です」
藤田「自分のボディにあわせて」
徳岡「普通さ、サーフィンの板もってくるんじゃないの?」
藤田「ハハハハハハ」
三浦「あのなんでウェットスーツかって言うたら、板もってないんですよ。先生に並んでて、習っててやってるっていうか……時間押してるみたいなんで、僕の話は」
藤田「三浦くんの時はウェットスーツ、いつの日かボードをもってきてもらえるっていう。段取りわかってくれてますね。じゃあ、パフォーマンスの用意をお願いします」
藤田さんもサーフィン経験が少しあるらしく、ボードのうんちくなど傾けつつ、生演奏その2へ。

「ONE」生演奏(やはり出だしでとまる徳岡さん)

最後にコントのコーナー「ホノカ音楽教室」

藤田さんが生徒で、佐藤先生にバイオリンを教わっている。しかし生徒が一人しかいない、というコント。
佐藤「バイオリンを触りたそうにしてる子がいる。拓也くんこっちいらっしゃい。生徒がひとり増えるかもしれない」
三浦「(よばれてバイオリンをもたされて、戸惑う)まず、持ち方が」
佐藤「はさめばできる(顎に挟んでさっと模範演奏)。はいどうぞ」
三浦「教え方がアバウトすぎる(模範演奏を真似て、むりやし音を出す)」
佐藤「指さばきだけすばらしい。先生と一緒に是非(黒板に文字を書く)デパオリン、やりましょう」
三浦「……ぜひ」
藤田「無茶ぶりにありがとうございました、すみません。ありがとうございました」

http://www3.tvk-yokohama.com/dna/「After DNA」

藤田「えー、今日のゲストはなんでしょうね、『月刊趣味に走ろう』の編集員のお二人です。そんな雑誌があったら確実に出てます、デパペペのお二人でございます、お疲れ様でした。いやいやいや」
三浦「(手を振る)ありがとうございます」
三浦さんは、ウェットスーツ姿で裸足、徳岡さんは釣り竿をもって立ってます。
佐藤「本編、着られなかったから」
三浦「ははははは」
藤田「わざわざ収録の終わった今、着て、もう一度登場してもらって」
佐藤「すごい時間がかかるんですよね」
三浦「そうなんですよね、あのね、なんかこう、番組の流れを崩してしまう」
徳岡「っていうか、確実にチョイス間違ってますよ。ボードですよね。ウエット着て、なかなかでる機会ない」
三浦「なんやろこの、全身タイツ感」
徳岡「今からサーフィンをやろうと思っている方、これを見てまず決めて欲しい。この立ち姿見たら、絶対釣りの方がかっこいいですよ、これだけ見たらね」
三浦「だからね、サーフィンてイコールお洒落感があって、そのお洒落っていうのを崩していこうと思ってるんですよ、お洒落じゃなくてもできる。僕、お洒落ちゃうから、イマイチいかれへんなって人に、勇気を与えるようなね。そういう」
徳岡「これ逆効果やと思う。やめとこうかなって」
三浦「まあね、そういう人が、サーフィンやればええかなっちゅー、思うんですけどね」
藤田「あはははは。サーフィンはこだわりのギアで買い集めるのがないので ウェットの何パターンかとあとボードがね、あるわけですけど、釣りの場合はね、ひとつひとつ、くすぐるグッズがあるわけですよ。これはこだわりですよ。色とりどり。これなんかアピール対決みたいになってますけど、それぞれ趣味がこう、ちゃんとあるということで。すごいよー、使いわけですかこれ、毎回」
徳岡「そうです。きれいでしょ?」
藤田「いやーあ、きれいです、これはさすがに」
徳岡「自分で見ても、いいなって思いますもんね。えへへ」
藤田「趣味紹介っていう」
三浦「(ルアーを手にとって)なんか、これとか、めっちゃ柔らかい。こんな柔らかいもので釣れるんですか」
徳岡「(一歩下がって)さあー?」
三浦「なんで僕こんな、アウェー感、なんですごいアウェー感、あれ?」
藤田「まあそれこそ、三ヶ月連続リリースもあって、そして夏はもう大きなイベントがひかえてるし、日比谷の野音もひかえてる。なかなかこの格好でね、家を出て、一日楽しむぞっていう時間が、今ちょっとないかもしれませんけども」
三浦「まあ、まずこの格好(ウェットスーツ)で家を出ることはないです」
藤田「そうだった。いってきまーす、ガタンガタン(つり革つかまる手つき)て、そりゃないね。さすがにね。趣味、なかなか時間ないですけど、それは音をまってるみなさん。いますんで。まあ、ちょいちょいいけたらな、ということで。みなさん音、パフォーマンスも楽しみにしていただければな、ということで、今日はですね、ギターと釣り竿。をもって、家を出るみたいなね、そういう感じでしたけども」
徳岡「今日家、出るときが、一番恥ずかしかったです」
藤田「近所の人はね、この人ほんとに趣味が多いなって」
徳岡「ただの遊び人。ギターも好きやし釣りも好きやし大変やなってみたいな感じ」
三浦「やりたい放題や、って」
藤田「そうか夏休みかー、って。違う、そんなことございません、働いております。えー。ということで今日ゲストに、デパペペの二人をお迎えしました、ありがとうございました!」
二人「(頭をさげて)ありがとうございました」



●7/11「夏アコギ☆ライブ@SHINSEIDO(ViNAWALK)」、いってきました。

DEPAPEPEデビュー5周年記念 夏アコギ☆ライブSHINSEIDOライブ 場所:海老名ViNA WALK 5番館1F ビナステップ  時間:14:00 / 16:00(2回公演)に行ってきました。

*二人の服装

三浦さん、濃紫(右袖だけ白いラインあり?)にモスグリーンの柄のついた半袖シャツ、ジーンズ、茶色の革靴、右手薬指指輪。あごひげはそのまんま。
徳岡さん、RUDE GALLERY MADE IN MUSICの文字を白抜きにした黒の半袖Tシャツ(http://www.rude-gallery.com/top.html)、ジーンズ、黒の革靴。いつもの指輪のペンダントをさげて。

ギターは二人ともカッタウェイ。三浦さんはYAMAHAの恐竜スペシャルに黒のストラップ。徳岡さんもカッタウェイでしたが、K.Countryかどうかわかりませんでした。二人ともチューナーつき。

今回はサポメンなし、純粋に二人だけのライブでした。
村井さんは黒のシャツに緑のラインが入ったハーフパンツ、黒いズック靴を素足に。さすがに今日はサーフィンしてないですよね? 「野音」の文字抜けチラシを配ってました。物販でもチケット売ってたようですが(ミニタオルは完売したっていってましたね)、売れ行きはどうだったんでしょうか?

*セットリスト

最初、インストのBGMが流れていましたが、どうやらカシオペアの新譜のようでした。

14:00の回

J&B「Smiling」で入場。
1)START
2)HighRock!!
MC1
3)星の数だけ願いは届く
MC2
4)ONE
MC3
5)FLOW(三浦さんヘドバン)

16:00からの回

(入場曲はなし。三浦さん、ストラップをかけて座ります)
MC4
1)Sky! Sky! Sky!(徳岡さんコードとちり)
2)HighRock!!(ありがとう、とあっさりいって曲紹介もせず二曲目へ)
MC5
3)ONE
4)FLOW(三浦さん、見えない人もいるからとここからスタンディング)
5)START(三浦「サビのところで手を振ってください、振れたら」←初回はいわなかったので。終わった後「みんなバッチリ、ありがとう!」と叫んでました)

MC1

三浦「ハイどーも、デパペペです、ここビナウォークにやって参りました、雨の中、みなさん来てくださってありがとうございます」
徳岡「ありがとうございます、お客さんすごいよ、(陸橋の下)向こうまで、向こうの建物の二階までいる」
三浦「雨もね、まあまあ大丈夫ですよね」
客席から「野音に比べたら!」の声が。
徳岡「(苦笑しつつ)毎年、野音でライブやってるんですけど、五年連続降られて、六回目は八月にやることにしました。あのね、ヤフートピックスであったんだけど、“自分を雨男・雨女と思いますか”っていう質問に、三分の一の人がそう思うっていう認識だそうですよ」
三浦「みんな私のせい(苦笑)。そういうこといわずに、どっちでも、降っても、その日そんなことあったなっていうね思い出が……。この後、握手会も予定されてるんですが、ぜひ皆さんと握手したいと思うので、よろしくお願いします」
徳岡「あ、ひとついっときます、僕たち最後まで歌いません。ずっとギター弾いてます。その理由は……歌ってみようか、三浦くん」
三浦「いっつも思うんですけど、そういうこと、いった方が歌うんじゃないでしょうか?」
徳岡「歌ってみる?」
徳岡さん、クラプトンの「Change the World」を弾き始めます。適当に歌い出す三浦さん。
三浦「……これ、英語だから、歌詞がわかんなくなっちゃうんですよ」
徳岡「今まで生きてきて、今の瞬間をなかったことにしたくなる?」
三浦「そうやってつっこまれて、成長していくんですよ。では、二曲ちょっと激しい曲だったんで、ちょっと静かな曲を……星の数だけ願いは届く」

MC2

三浦「僕たちインストなんで、こういうメッセージ性のある題名をね、つけて。でもインストって歌詞がないから、自分の中でイメージをつくれるんですよね、それで完成するんですよね。歌詞とかもつくって構わないと思うんです、“わたし、星を見てたのよ♪”(←まったく原曲の面影のないオリジナルフレーズ)みたいに、好き勝手に、楽しく、力をいれて聴いてもらえたら」
徳岡「何の話や?」
三浦「いや、たまにはいいこといわないと」
徳岡「力を入れて聴けってどーゆーこと?」
三浦「ですからメッセージをね、MCでやってみようと。……こんな感じでやってますが、CD買っていただけると握手会参加してもらえるので、是非買ってください、何か一つ買って。チケットくださいっていって、21日に日比谷に来てもらえたら嬉しいです。毎年野音年一回やって、春に、ゴールデンウィークにやってたんですけど、今年はもう降らないと思うので。あと、6月にHelloっていう曲を配信してるんですけど、7月に配信する曲を先取りしてやります。「ONE」」
徳岡さん、トチります。
三浦「今のは配信に入りません」
そしてやりなおし。

MC3

三浦「楽しい時間はあっという間ですね。楽しんでもらえたでしょうか。最後は僕たちがインディーズの頃からやっていた曲を。手拍子お願いします」
FLOWが終わった後、徳岡さん、タオルで顔ぜんぶを拭いてました。調子悪そうでした。

MC4

三浦「雨の中、たくさんの人がきてくれて……ありがとうございます」
徳岡「ありがとうございます」
三浦さん、ストラップを肩にかけて。
徳岡「(自分は)濡れないところにいてすみません」
客席から「野音と同じだから大丈夫!」の野次。
三浦「最後まで楽しんでってもらえれば嬉しいです、本当に。では、最初の曲、「Sky! Sky! Sky!」」

MC5

三浦「ハイどーも、デパペペです。本日二回目のステージです。こんなにたくさんの人に集まってもらえて嬉しいです。スピーディかつ楽しくやっていきたいと思いますので、皆さん盛り上がっていきましょう! ええと、ここで告知を少し。8月21日、日比谷野音でライブやります(客席「イエーイ!」)チケットもってきてるんで、CDも売ってるんで、買ってください。握手会やります、ぜひ皆さんと握手したいと思うのでよろしくお願いします。あと、6月から配信されているHelloに続いて、7月に配信される新曲ONEをやりたいと思います」
客席から「間違えないで!」の野次が飛びます。

ラスト曲後、三浦さん「みんなバッチリ、ありがとう」「雨の中ありがとうございました、デパペペでした!」でおしまい。

全体的に。
徳岡さんがすごく調子悪かったですね。
「え、どうしたの、うわの空?」って感じで。
「ONE」のイントロをとちるのは「ネタかな?」って思ったのですが(別に難しいところでないと思われるのですが、音霊でもそのネタやったから)、「Sky! Sky! Sky!」のコード間違うとか、他の曲も細かいところ、二、三回ひっかかってて。終わった後、汗びっしょりの顔拭いてたし、「具合悪いの? ギターが違う奴だから?(遠くてよく見えませんでした)」などと、いろいろ考えてしまいました。



●7/3「DEPAPEPE@音霊」、いってきました。

毎年恒例、夏に行われる音霊。
3日の出演順は、DEPAPEPE、古内東子、押尾コータロー、キマグレン、そしてアンコールは全員(「やさしさに包まれたなら」)でした。
みなさん、演出がうまくて飽きさせません。特にキマグレンの二人は音霊の主催者なので。久しぶりにナマの押尾弾きをみましたよ。片手弾きもやってました。時間がなかったので、デパペコはありませんでしたが。
最後、みんなでバンザイしたあと、ハグしあってたんですが、徳岡さんだけがさっさと楽屋にひっこんでしまい、客席からツッコミが。あわててノコノコ戻ってきてキマグレンとハグってました(ピックを投げて、カッコよく退場したつもりになっていたようですよ)
どういうわけかこの日も雨(三浦さーん!)。中は風が通らず、大変な蒸し暑さでした。

*二人の服装

三浦さん、白地に赤の細かい模様をちらした半袖アロハシャツとベージュのハーフパンツ(銀色の携帯ちゃらちゃら)、ビーチサンダル。髪はふわふわパーマ。顎にうっすらヒゲ! 右手薬指に指輪。
徳岡さん、青紫のリボンのついた麦わらカンカン帽、白地に青い細かいチェックの入った半袖シャツ(ボタンをきっちりしめてたんでペンダントは確認できず)、ベージュのパンツに赤い革靴。
ギターは、三浦さんが恐竜スペシャル+チューナー。徳岡さんがリードマン(?)のカッタウェイ(裏にサインが見えました)+チューナー。
タオルは白地に赤のDEPAPEPE野音タオル。飲み物は小さなペットボトルのミネラルウォーター。
(ところで、村井さんが黒と緑のハーフパンツ姿だったんですが、まさか今日もサーフィンやってたんじゃないですよね?)

*セットリスト

MC1
1)星の数だけ願いは届く
MC2
2)Over the Sea
MC3
3)ONE
4)コール&レスポンス 「I say 音 You say 霊!」「オト!」「ダマ!」
5)FAKE
MC4
6)FLOW
MC5
7)SUMMER PARADE(歌つき)

コール&レスポンスのところから三浦さんスタンディング。ヘドバンで髪ふりみだし。

*MC

MC1

三浦「今日は最初は、涼しい曲を」で、「星の数だけ~」へ

MC2

三浦「続けて涼しい感じの曲を」で、「Over the Sea」へ

MC3

三浦「ハイどーも、デパペペです! 夏と海で、ものすごいテンションあがってます。って、僕だけですかね。じゃ、ちょっとここで、デパペペの話を」
徳岡「今まで何の話をしてたの」
三浦「それは僕個人の話です」
徳岡「見てもらったらわかりますが、(三浦は)ちょっと変です。楽しい」
三浦「いつまでもしゃべってられないので、まかないと。ライブの告知をします、8月21日、日比谷野外大音楽堂でライブを行います」
徳岡「で、うれしくてチラシをまいてるんですけど、肝心の“野音”って書いてない。写真は載ってるんでわかるんですけど。確認しなかった僕たちも悪いんですが、スタッフも悪い(笑)」
三浦「今日は特別にチケットも、柱の向こうのところで買えるので、よろしくお願いします。あとですね、三ヶ月連続新曲リリースしてまして、6月の29日に新曲が配信になってますんでよろしくお願いします。では、新曲、ONE」
しかし、徳岡さんがイントロでとちってやりなおし(笑)
曲終了後、
三浦「みなさん、これは配信してください、ぜひ配信してください!」
客席キョトン。
三浦「(言い間違いに気がつく)あ、ダウンロードしてください(汗)」

三浦「いや、ほんと今日はテンションあがってて、ハーフパンツなんかはいてて」
徳岡「その格好で家から来たの?」
三浦「あー、家でて集合するまで……電車乗ってる時が、いちばん恥ずかしかったです(両手でペットボトルをかかえて水をのむ)」
徳岡「(その仕草を真似て、ひやかす)カワイイな、ほんまに」
三浦「えーと、こっからスタンディングで行きます」

MC4

三浦「僕らがインディーズの頃からやってる曲を。(手振り)踊ってください」そういってFLOWへ。

MC5

三浦「(「SUMMER PARADE」のサビの見本を歌いながら)練習したから、だいぶうまくなってきたんですよ」

*その他

音霊は、砂地の上に建てた会場なので、皆さん涼しげな格好でお越しになりますが。
いつもは履き替え用のサンダルをもっていくのですが、今回、普通の靴でもいいな、と思いました。砂が入っても出せばいいし、足が疲れるのは同じですし。
あと、リハーサルが聴けるような時間に到着しなくても、開場前に余裕をもって並ぶことが大事だなと思いました。体調不良で、途中でお手洗いにいきたくなってしまいました。やはりなんでも早めにすませておくことです、と思ったことです。

ちなみに、ツイッター情報によれば、徳岡さん、ライブ終了後、そのまま逗子で前田さんとサッカー観戦して二人して迷子になったようです。「逗子でサッカー観た御飯屋さんめちゃうまかった。今度は釣りで逗子に行ってまたその御飯屋さんに寄ろう」「東京方面戻るつもりが危うく 江ノ島に向かってた(笑)」前田さんがついてたのに、大丈夫? っていうか三浦さんはその時、どうしてたの??



●6/5「DEPAPEPE@スパイラルライフ」、いってきました。

前日の韓国フェスの公演から、とんぼがえりのDEPAPEPEの二人。
吹き抜け大階段、地下一階の踊り場での演奏です。
セッティングは一時間ぐらい前から行われていたようですが、今回はリハーサル演奏はなし(期待して早めにいったので、ちょっと残念)。
村井マネージャーが、水やタオルの用意(と片付けも。水もタオルも5月のランドマークと同じ。白地に赤いDEPAPEPEの文字の入った野音タオル)、バミったりセットリストをはったりとこまめに動いてました。一回黒い上着をきてましたが、あとはグレーの半袖シャツ姿で、かなーり地味目に(お洒落会場だから?)。
パーカスの前田卓次さんは、早めに到着して、セッティングに協力。ウィンドチャイムのスタンドに、いろいろと楽器をつるして、椅子はリズムボックス、小型のシンバルセットをおいて、左足に鈴を填めてました。「START」の時の煽り手拍子など、いつもどおりの大活躍でしたが、ライブの最後の最後で三浦さんが「前田=写楽=卓次!」と紹介するまで、サポートに徹しきってました。
吹き抜けのせいか、周囲が石畳のせいか、PAさんが優秀なのか、音響はかなりよかったです。
徳岡さん、いつもはいれない和音を、メインフレーズに重ねたりしてましたね。
ただ、マイクが遠い感じで、三浦さんが何をしゃべってるのか聞き取れないこと、多々。

*二人の服装

三浦さん、すそにゆるくパーマをかけて肩までたらした髪、黄色い帯(紐?ライン?)の入った黒いつばつき帽子。胸に赤系のチェックの切り替えが入った、ベージュの長袖シャツ(下になにを着ているかは見えませんでした)。下はジーンズ、茶色の革靴。左ポケットから携帯電話のストラップをはみださせて。右手薬指にいつもの指輪。
徳岡さん、夏らしくスッキリ整えた茶髪、帽子無し、RUDE GALLERY MADE IN MUSICの文字を白抜きにした黒の半袖Tシャツ(http://www.rude-gallery.com/top.html)の上に、いつもの指輪のペンダントをさげて。裾を微妙に折りあげたスキニータイプのジーンズ、黒い靴下、黒い革靴。
ギターは二人ともカッタウェイ。三浦さんはYAMAHAの恐竜スペシャルに黒のストラップ(首にかけてましたが、最後までスタンディングの曲はありませんでした)。徳岡さんは、K.Countryにチューナーつき。

*セットリスト

・15:00からの回

「FLOW」MC1
「Over the Sea」MC2
「星の数だけ願いは届く」MC3
「START(三浦さんの指示無しでみんな手振り、「ありがとう!」という三浦さん)

・17:00からの回

「(J&BのSmiling風イントロから)Sky! Sky! Sky!」MC4
「きっとまたいつか(音の調整のために、指弾きしてピックを口にくわえたり、ふたたびピック弾きに戻したりする徳岡さん)」MC5
「ONE」MC6
「START(一回目に同じ)」

*MC

ライブ前の、てかざし・ごっつんこ、はなし。
ただ初回、地下二階の階段からあがってきた二人が、途中で腕を組む仲良しパフォーマンスあり。
前田さんは遠慮して階段途中からそっと席についてましたね。
向かい合って演奏をはじめる二人。

MC1

「FLOW」の途中で、なぜか徳岡さんが上を指さすパフォーマンスあり。あれはなんだったんでしょう?

三浦「皆さん、はいドーモ、DEPAPEPEです、よろしくお願いします!」
徳岡「デパペペ、こんなお洒落なところでやれるなんてね。ここまで来ましたね」
お客さんから「お帰り!」の声が。
徳岡「(苦笑)昨日、韓国でライブしてきました」
三浦「昨日韓国でライブしてきて、エネルギーもらってきました、テンションめちゃくちゃあがってるので、ここで出していきたいと思います。……では、次は海にちなんだ曲を。Over the Sea」

MC2

三浦「今日はデパペペが初めての方もいらっしゃると思うので(手をあげるお客さん)、ありがとうございます、簡単に説明したいと思います。今2曲きいてもらったように、デパペペはインストです、歌いません。歌わないのは、歌いたくはあるんですけれども、人前で歌えるほどでないというか。歌うようにギターで演奏します。インストっていっても難しいものじゃないので、気楽に聴いていってください、歌がないからと引かずに、ヒートアップしてきたら、“ホウ!”とか声出してもらっても構わないんで、(客席からさっそく「ホウ!」が) ありがとうございます。そんな感じで楽しんでいただければいいので。しゃべったので喉が渇きました、水のんでいいですか(用意されていた水を飲むと客席から「フー!」とかけ声が)そこ、声かけるとこちがいます!(苦笑) もっと長い時間しゃべっていたいんですが、時間がないのでちゃっちゃと行きます(徳岡さん苦笑)。次は星にちなんだ曲です。星の数だけ願いは届く」

MC3

三浦「歌詞がないぶん、自分の気持ちをのせてもらって、あてはめてもらって、自分だけの聴き方をしてもらったらいいと思います。……告知があります。今年の夏、日比谷の野音大音楽堂で、ワンマンライブをやります。今年は夏祭りみたいな感じで、いろいろ企画も考えてますので、楽しんでもらえると思います。これが終わったあと、物販でサイン会やりますので、そちらもよろしくお願いします。今日は第二部もあるのでね、違う曲やりますので」
徳岡「僕、お客さんが、背中しか見えてないんじゃないかと」
三浦「僕はちらちら見てますよ、上とか、あっちとか」
徳岡「見えるんかな。こっち、むこう」
三浦さんと外側を向き、背中合わせスタイルになります(ただし演奏中、徳岡さんは三浦さんをチラチラ振り返っていました)。
三浦「では、第一部ラスト、ぼくたちの最初のアルバムの曲、START」

第一部終了後、帽子をとって頭をさげる三浦さん、きれいにお辞儀する徳岡さん。
そして物販で30分ほどサイン会して、退出する二人。
ステージは、一回目は片側に寄っていましたが(表参道通り反対側)、今回は階段中央に。
ただ、徳岡さんは椅子の位置がおかしかったらしく、せまくるしそうにやっていると思ったら、ついに2曲目で足を組み、その後、マイクと椅子の位置を修正していました。

MC4

三浦「ハイどーも、二回目です。一曲目はちょっとうるさい曲だったんで、次は静かな曲を。きっとまたいつか」

MC5

三浦「これは静かな曲ですけども、盛り上がってきたら手拍子とかしてもらっていいですからね。さて、僕たちはいま曲作りをしてます。今回、新曲をやります(徳岡さんに向かって)。ONE」
徳岡さんが、上に手をあげます。
三浦「あ、one for all, all for one. のONEってことですか」
徳岡「そうじゃなくて。僕じゃなくて、みなさんにゆってください。僕に、ONEってタイトルをいわれても」
三浦「ああすみません」

MC6

三浦「日比谷野音大音楽堂にでます。告知です。8月の22日に、日比谷野音大音楽堂でワンマンライブやります。夏祭りって感じで面白いことやります。今まで5月にやってたのを夏にやるので、今回、6回目で、デビュー五周年のライブになります、よろしくお願いします。あと、CD、僕からみて下の左側のところですか、物販あります、サイン会やりますので、よろしくお願いします。……もうちょっとしゃべりたいですけど、時間がないのでこれで」
客席から「えー!」の声。
三浦「なんか、微妙な、エー!ですね(苦笑) 最後の曲、START」

そして演奏終了後に前田さんを紹介、「DEPAPEPEでした、ありがとうございました!」と挨拶したあと、一度目と同じくお辞儀、サイン会、という流れでした。
最後のサイン会が終了したのは、だいたい15分後ぐらいだったでしょうか?



●5/1、DEPAPEPE @『ランドマークプラザ ゴールデンウィークフェスタ2010』 Fm yokohama 25th ANNIVERSARY Spring Wonderland 「MORE MUSIC MORE LIVE in LANDMARK PLAZA」、いってきました。

*当日の進行

・リハーサル(16:10~16:25頃)

1)「Horizon」
2)「ONE」
3)「バタフライ」
4)「FLOW」

通しでなく、部分を弾いて音の調整。
終わった後、スタッフさんに「(ギターに)ストラップつけてもらっていいですか」と頼む三浦さん。
水は早めにでてました。タオルは白地に赤でDEPAPEPEの文字が書かれたもの。あと、譜面台の上に予備のピックがありました。

・本番(17:00~17:30)

いつものJ&B「Smiling」で入場。

1)「Over the Sea」(カポ4で)

2)「FLOW」(三浦さん、イントロでピック落としてしまい、とっさに予備のピックをとって弾き続けましたが、徳岡さん、曲のあいだ、ずっとしかめっ面。三浦さんのテンションが気になっていた様子)

3)MC

それまで「インストですが難しくないです、ヘタだから歌いません」を連呼していた三浦さんたち。
徳岡「じゃあ、そろそろ歌おうか」
三浦「えっ、Change the Worldですか」
徳岡さん、曲の途中をいきなり弾き始めて。
三浦「♪アイウィルチェンジ~♪(音はずれまくり) って、そこから弾かれたら誰だって歌えません!」
徳岡「でも最初から弾いたら、ぜんぶ歌うことになるよ?」

徳岡「(今回のイベントの説明を)FM横浜は開局25周年ということで、三浦くんと同い年ぐらい」
三浦「ほとんど僕と同じで。僕は27歳ですから先輩ですね」
徳岡「(苦笑)同じぐらい、でとめておけばいいのに、調子にのって、すぐそういうことを」
三浦「すみません。FM横浜は親友ぐらいで。ここに来られたみなさん、せっかくお会いできたんですから、ここでみなさん、ポジティブパワーを受け取っていってください」

4)「ONE」
三浦「新曲いきます。これほんと、できたてほやほやです」
徳岡「当たり前やろ。新曲なんだから」

5)「T.M.G.」三浦さんはここからスタンディング。コール&レスポンスは「うん、ランドマーク!」ただ、ストラップがあわないのか、演出なのか、時々ギターがずりおち?ていました。

6)「START」例によって手振りの指示つきで。

7)演奏後もMC。
二人「ここでやったのはいい思い出です。Over the Seaもひさしぶりにやったしね。しかしいいお天気ですね。せっかく野音、八月にしたのに、五月ずっと晴れてる」
進行DJのMITSUMIさん「野音、降らないといいですね。みなさん、ポジティブパワーうけとりましたか?」
会場拍手。
三浦「明日、いいことあります」
MITSUMI「GWじゅう、きっといいことありますよ(笑)」

8)握手会(なぜか水をもって再登場。プレゼントなどもらいつつ、20分ぐらい握手会をやっていました)

*当日のお洒落

三浦さん、革ジャン、バンドTシャツ(SUMMER JAPANしかロゴ見えず。これ、なにかのツアーシャツ?→http://twitpic.com/1jwncf)に、ジーンズ、茶色の革靴。右手薬指に指輪。髪は長髪をちょんまげ。恐竜ギターに、白地に赤のチューナーをつけて。
徳岡さん、黒のつばつき帽子、黒縁眼鏡、ペンダント、RUDE GALLERY MADE IN MUSICの文字を白抜きにした黒の半袖Tシャツ(http://www.rude-gallery.com/top.html)、ジーンズ、黒のショートブーツ。髪はちょっと短くなってました。ギターはカッタウェイ。
あ、今日は村井さんはダークグリーンのシャツで、じゃっかん地味目でしたよ?

ちなみにこの日の模様は、3日の15:00から、FM横浜(http://www.fmyokohama.co.jp/onair/program/E-ne/)でオンエアされたそうです。




●4/3、Acoustic Friends Party vol.3 (東京C公演)、いってきました。

DEPAPEPEのFCイベント第三回、東京の、お昼の回に参加してきました。
三浦さんいう、「みなさんが僕らの家に遊びに来たような感じ」なイベントになっていたかどうかはともかく(笑)、今年初めて、二人が揃った姿を見られたので嬉しかったです。

●当日の進行

まず、スタッフさんに席に案内され、アンケート用紙(質問&好きな曲記入用)と名札を渡されました(名札はあまり、意味がなかったような? 交流する時間がそんなにあったわけじゃないので)

時間になると、村井さんが、「総合司会の村井です」と自己紹介。「神戸公演では三浦が総合司会で助手だったのに」とツッコミをいれる徳岡さん。
二人が立って挨拶をはじめると、なぜか、スライド用のライトが三浦さんにあたります。
徳岡さんが「なんか文字でてる。よく見えないから、後ろ向いて」と。背中に映った文字をみて「コンピューターの画面が表示されてません、って書いてある(笑)。しかし、こういう時も、(ライトが)あたるのは三浦くん(笑)」
(ちなみに三浦さん、お辞儀のさい、最初と最後はちゃんと前に手をやってましたが、その前のお辞儀の時は、いつものクセで、お尻に手がいっちゃってました)

*第一部:順番に窓際で写真撮影&食事会

食事の内容は、ラタトュイユ、テリーヌ、生ハム+苺、タコのマリネ、チキンのココット、卵とハムのキッシュ、ジェノベーゼ、ハムのサンドイッチ、あさりの入ったパエリアなどなど(詳細は会報にて)。説明の際、「ビュッフェ形式」がうまく発音できない三浦さん。たくさんあるので、遠慮して余らさないように、と注意する村井さん。
今回のオリジナルドリンクは、三浦さんが「OVERDRIVE」。エフェクターのOver Driveが黄色いので、そのペダルのイメージで、黄色いのをつくってもらったそうです。今回の中身は、アプリコット、チンザノ、ジンジャエール(+飾りにレモン)。徳岡さんのドリンクは「kuro」。黒のイメージでつくってもらったそうです。今回は、赤ワインのコーラ割り(+飾りライム)。神戸公演ではチェリーコークだったそうです。
徳岡「お酒弱い人でものみやすい、おいしいと思います」
三浦「神戸では僕たちでものめるようにノンアルコールだったんですけど」
ええと、徳岡さん、両方ともワインけっこう入ってましたから、酔いましたよ……。飲みにくいとはいいませんが。味としてはやっぱり、三浦さんのカクテルの方が好きですね。ほんのり甘くて、さっぱりめ。あえてオレンジジュースでないところがミソ?
撮影は、持参のカメラで行う形式。第一回目はプロの人がポラロイドで撮ってくれたのですが、今回はお店の人が撮ってくれるという形で。携帯のカメラで撮ってもらっている人もいました。待ち受けにするのかな? まだデジカメになれてなくて、フラッシュのたきかたがわからない私は、今回適当に撮ってもらってしまったので逆光気味という(汗)

*第二部:トーク&アコギーノ

三浦「めいっぱい楽しんでいきましょう。では開始します。レッツ、ゴー! ゴーだけいいますか?(これで、コール&レスポンス)」
三浦「さて、今回のプレゼントは、抽選といいながら、ほとんど全員にあたります。中身は、ポスター。昔のベンチシート……」
徳岡「ベンチシート?」
三浦「ランチシート? ピクニックシート??」
徳岡「事務所にあって邪魔なもの、ここで処分しようとしてるやろ?」
三浦「ちなみにぜんぶサイン入りです。インディーズの頃の、レアなポスターもあります。そして今回の目玉商品! ライブで使ったモノ。あの、2007年、ほろり二人旅、“アコギーノ”のホンモノです。これが、7名から10名にあたります!」
徳岡「僕がゆえるのは、それは確実にハズレということです(笑) だって、CD屋とかのポップみたいのは、今は手に入らないけど、アコギーノだけは、サイン書いてない」
三浦「いや、アコギーノ、いいですよね!」
客席から「ええー!」
三浦「いま エエーっっ!ていった人、誰ですか」
徳岡「その人にあたる(笑)。欲しいと思った人にはあたらないで」

というわけで、現物を取り出す三浦さん(ちなみに、アコギーノというのは、トツギーノというコントのパクリで、三浦さん自作の紙芝居コントです)
大きな画用紙に清水寺が描かれています。
三浦「これは、函館から京都に向かった時のです。ポスカの色数が限られてるので、大変なんですよ」
徳岡「いや、これが一番マシなんじゃないか」
おたべや唐辛子の絵なども出てきます。
三浦「おたべもそうです、限られた色であんこまで表現してるんです」
徳岡「これなんか最悪や(オデオン座の絵ですが、大きな青い四角にしか見えない図)。これ、家に帰ってみたら、ぜったい凹む。だっておまえさ、マイケル・シェンカーからこれもらったらどうする? サイン入りで」
三浦「卒業証書と同じ扱いにします。くるくる丸めてしまっておいて、節目節目であけて見る」

三浦「では、これから、“アコギーノ2010”やります。二人の出会い、今までのいきさつを」

であいーの、(CHICKEN GEORGEにいる二人)
気ぃあいーの、(二人で気をあわせるポーズ)
セッションしーの、(ギターを弾く二人)
アコギーノ!(ギター二本)

ライブしーの、
弦切れーの、
怒られーの(徳岡さんのギターが湯気をたてていて、三浦さんのはへこんでる様子の影がおちてます)、
アコギーノ!(三浦さんのカッタウェイがネックを曲げてしょげています)

あこがれーの、(ネックトップが梶原さんと浅野さんの似顔絵になったギターの絵)
アコギーノ、
アコギーノ
おわりーの」

徳岡「前よりうまくなった。レベル高いね。ところで、二つ前の。これ、梶原さんに怒られるやろ(似てない)。おまえ、一緒にツアーいって、近くで見てるのに、コレかと」
三浦「ブッチャー(浅野)さんは似てると思うんですけど。これグッズ化したいぐらいなんですけど」
徳岡「梶原さんは、ゆるさへんと思うで」
三浦「ゆるしてくれないかなあ」
まあ、ご本人はともかく、梶原さんの大ファンである徳岡さんがゆるさないでしょう(笑)

*第三部:質問コーナー&スペシャル(音源コーナー)

三浦「次は、皆さんからの質問コーナーなんですが。集計が遅れてる? ああ、好きな曲(の集計)とかあるんで……」
徳岡「じゃあギター持つか(弾き始める)」
三浦「質問早く来い♪の曲(質問、早く来い、と歌いつつあわせる)」
徳岡「これ、転調早いから、イヤや。もうちょっとテンポ早いほうが」
三浦「どれぐらいにします?」
徳岡「ここでなんとなく、ギターコーナー、的に……ギターのコードって、高さを変えると、同じコードでも、なんとなく曲ができてしまうんですよ。こういう風に(3コードをそれぞれ何パターンかやってみる)。違うコードでもあうんだけど。やってみますか(考え込む)」
三浦「どのコードがあうんです?」
徳岡「(あっさり)やめとこか。まあ、こういう風にコード講座するのも、(いい)ね」
三浦「続きはウェブで」
徳岡「こんなところで、“続きはウェブで”か。ギターテク習いたいという人は、買ってみてください」
三浦「では、Q&Aコーナー(ギターを降ろす三浦さん)」
徳岡「なんでギター降ろす。まあいい、紹介」
三浦「あ、読み係は徳岡さんで。……しかし、こういう質問って、書くの難しいですよね。僕なんか“好きな食べ物は?”ぐらいしか思いつかない。みなさんの質問みると、あっとおもう面白いのがあって。センスある、と思います」
徳岡「“Q:車の調子はいかがですか。”これは三浦くんやね。俺クルマもってへん」 三浦「“A:僕の車は、タイヤがはずれて、片方脱輪状態になりました。なおってきたので乗ってます。みなさん、中古車は、気をつけましょう”」 徳岡「“Q:好きな曲はなんですか”」 三浦「“A:けっこう、一番っていうのはないんですよね。その時その時で違って。僕は「FLOW」かな。ストリートライブの時に、この曲があったから救われた。勢いあるし、リズムも遠くからでも聴きやすいので、やってるって感じがあって”」
徳岡「“A:僕は、「星の数だけ願いは届く」かな”」(村井さん、助手として盛り上げろ、といわれて困る)
徳岡「“Q:今の髪型はいつまで続けるんですか。”その長髪」
三浦「え」
徳岡「三浦くんは短い髪の方がよかったと思う人、手をあげて(会場内、遠慮がちに手があがる)」
三浦「“A:人の髪型をいつまで続けるんですかっていわれても”」
徳岡「続けなくてもいいけど、徐々に短くした方がいいと思う人、手をあげて(前よりあがる)」
三浦「徳岡さんは?」
徳岡「この金髪は、村井くんに対抗して。村井くんの方が目立つから、デパペペと間違えられるんだよ。それで対抗して、金髪にして、こういう帽子もかぶって。そしたら、三浦くんに、“やくみつる的”っていわれた」
三浦「ええことですよ」
徳岡「的、って、その人しか、おらん!(笑)」
徳岡「“Q:野音は五回とも雨でしたが、今度は台風、こないですよね”」
三浦「かなり嵐だったら」
徳岡「野音が中止になるぐらいの雨。荒天につきっていう。野音、ほんと、どうしよう。雨降ったら、お客さんにお金かえそうか。それとも、晴れたら、にするか?」
三浦「晴れて、お金かえしてどうするんです。誰のポケットマネーから返すんですか」
徳岡「いやでも、雨はね」
三浦「お客さんは濡れて、こっちは演奏しながら、胃がいたい。お金返すこと考えて」
徳岡「野音、いい方法を募集します」←
徳岡「“Q:音楽をはじめたきっかけは?”」
三浦「“A:父親が、ヤマハギターのエレキギターの先生をやってて。子ども用の小さいギターを買ってきて、僕に弾けと。僕はテレビゲームとかしたいのに、家にいたら、父親が怖いんで、しぶしぶ練習。ふつうの家やったら、家に帰ったら宿題とかやらないと怒られるのに、僕はギター。ギター弾かないと、親が不機嫌になる。で、中二頃、自分も音楽に興味もつようになって、それまでの努力が実った。友達が、歌本、はやりの歌の、コードがついた本をもってきて。「ギター弾けるんやったらこれ弾いてくれへんか」っていわれて。知らない曲なんで、リズムは適当に弾いたら、「うわー、ホンモノみたいやー!」って喜ばれて、それからやるようになった。好きな音楽は、ハードロックです。”徳岡さんは」
徳岡「“A:俺はX。俺も一緒や。中二ぐらいでXみて、エレキギターが家にあって。父親がベンチャーズとか好きで。小二からピアノやってて、音楽はずっとやってたから。あとオカンも音楽好きで。ライオネル・リッチーの日本公演のビデオとか、朝食の時にずっと流してた。なんか、顔が好きなんやて。面長が。親も面長だから選んだらしい。俺も面長やし”」
徳岡「“Q:メジャーデビューして五年たちますが、変わったことは?”」
三浦「“A:徳岡さんはブレない男ですから。あと老けないですね”」
徳岡「“A:いやいや。最近ヤバイ。今年でもう、33やんか。もう階段とかヤバイ。座ってることが多いし、重いものっていっても、ギターぐらいしかもたんから。だから、腕は筋肉がつくんだけど、脚とかやばい。アカン、ホンマ”」
三浦「衝撃的な事実ですね(笑)」
徳岡「三浦は変わりすぎやろ」
三浦「逆に、変わってないことって、なんですか」
徳岡「サーフィンするし。さっきも楽屋で、あっちの波がどうとか話してて。ほんま腹たつわ。もし三浦が海で死んだらって、心配なんや。葬式で、サーフボードたてるか、ギターたてとくか、悩むやんか」
三浦「迷わずギター立ててくださいよ! まだサーフィン初めて一年ぐらいしかたってないんですから、ボード、立てないでくださいよ。どんだけサーフィン好きかと、思われる」
徳岡「だから俺が説明する。サーフィンが好きだったんですかってきかれたら、いや、三浦は一年ぐらいしかやってなかったんですけども、って」
三浦「もう、きれいに死なしてください」
そのトシできれいに死なせてとかいわないで三浦さん(苦笑) っていうか徳岡さん、なぜ葬式をしきる気でいますか! 身内すぎるその行動!

三浦「ああ、好きな曲ランキング、集計結果がでましたね。……(結果を見て)ものすごく割れてる。ベスト3にしようとしたら、第二位が三曲で、合計四曲になってる。では発表します。第二位。「哀愁バイオレット」三票。「SUMMER PARADE」三票。「Horizon」三票。そして第一位は、「シュプール」」
徳岡「神戸公演とまったく違うね。バラバラやん。「キミドリ」が一位だっけ?」
三浦「ちなみに二票の曲が九曲ありました。「MTMM」「キミドリ」「紫陽花」「Ready! GO!!」「Night & Day」「Snow Dance」「水面に浮かぶ金魚鉢」「Sky! Sky! Sky!」。非常にいい結果ですね。リスト替えのいい情報になります。野音までいろいろやっていくときに参考にします」

三浦「今回は、アットホームな、僕の家に遊びにきてもらったみたいな雰囲気のパーティにしたいと思ってたんですけど、僕の家はこんなにきれいじゃないですけど」
徳岡「FCイベントならでは、ということで。今回は、デモ音源を、公開します」
三浦「つくる過程の音っていうのは、芸人さんのネタ帳と同じで、ふつうは絶対に出さないものです」
徳岡「(脇のテーブルに置かれていた、自分のMac Bookを開いて調整しつつ)どの曲か考えながら聴いてみてください。けっこう難しいですよ」
三浦「僕、よくわかりませんでした」
徳岡「オイ!」
そして曲を2パターン流します。
徳岡「これは“Horizon”ですね。で、こっちの曲もリズムが一緒で似てるから、一緒の曲にしました」
次の曲をかけようとして、
徳岡「次の曲は“FAKE”……ってゆっちゃった。エレキで弾いたものです(流す) エレキもいいけど、それで出すのは早い、やっぱりアコギで弾いてみようってことになって。これ、後のサビは、“PaPaPa”になる。(そして完成バージョンを流す)ああ、やっぱりアコギで聴くと、DEPAPEPEっぽいですね。次は……」
三浦さんの歌声が流れ始めます。
「♪君を待つ それは俺の仕事 渚のバルコニーで待つ それが俺の仕事♪」
三浦さん苦笑。
徳岡「天才ですね。この、渚のバルコニーで待って、それが俺の仕事って終わるところが三浦くんらしいです」
三浦「ラララ♪でいいですっていわれたんですけどね」
徳岡「天才です。あと、これは“KATANA”のデモで」
三浦さんの歌が流れます(ぜんぶ聞き取れませんでしたがだいたいこんな感じだったと思ってください)。
「熱いのが好き♪ 私も♪ 熱いのが好き ねえ今日は 君の前まで そうだね すぐそこまできた 灼熱の恋 灼熱の恋 灼熱の恋♪  熱いのが好き 私も好き 熱いのが好き ファイヤー ファイヤー 熱いのが好き♪」
徳岡「Diggy-MO'さんに渡すためにつつくったものなんですが。練習一回もさせないで、一発でラップをって。……もうこんなデモ流したら、こんなおしゃれなとこでは二度とでけへんな。シャンデリアあるし、壁黒いし」
三浦「今日ここで聴いたことは、外に漏らさないでください」

*第四部:ミニライブ

三浦「では、ここからミニライブに入ります。懐かしい曲をどんどんやっていきます(一曲弾いて曲名を思い出してもらおうとする三浦さん)。まずは回答“さくら舞う”でした。パワーがあって爽やかな曲ですね。あと、徳岡さんが、ピックから指弾きになるところがあるんですけど、そこでピックをぱっと飛ばすんですよね。カッコイイけど、最初びっくりした」
徳岡さんのギターがちょっと不調で、村井さんがかわりのをもってきます。
三浦「徳岡さんはガットギターが好きなんですよね」
徳岡「僕好きですね、ガットギター」
三浦「ガットギターのふくよかな音色をお楽しみください。あとシールドも交換? 独特の音色を……」
ところがガットギターもうまく音がでず、結局元々のギターに。トラブルメーカーですね、なんて話もしつつ、次の曲へ。
三浦「“木漏れ陽の中で”でした。最初この曲は“木漏れ陽”だったんですけど、アルバムに入れる時に、それじゃ短いからってことで、“木漏れ陽の中で”になったんです」 徳岡「今日は押尾コータローさんのPAの人がきてくれてて。リバーヴがあついです。エンジニアさんが、すごくがんばっててくれてて」
三浦「僕らだけが、がんばってるのじゃなく、エンジニアさんだけでなく。それが、お客さんに伝わるようにね。……さて、次は目玉の」
徳岡「新曲です。関西でしかやってないんだけど、Lifeのテーマ。“ONE”これ、エフェクターの切り替えが必要なんだけど、この切り替えを村井くんにお願いしたいと思います」
ステージにあがって、二人の間にあるペダルの前に、膝をつく村井さん。
徳岡「こうやって入ると、(村井さんも)完全にデパペペやね。しかも。この派手な(パープル系の)上着。中は黒なんだから、脱げばいいのに、目立とうと思って(笑)。じゃあ、神戸の時と同じで、ワンツースリーはい、って、完璧(なタイミング)に入れて」
演奏しおえて。
三浦「僕、この曲大好きです。さて、残りの曲はフルスロットルで行きます。あ、僕立ちますね。前の人しか見えない。あ、立っても後ろの人、見えませんか?」
次の曲(“バタフライ”曲名はいわず)。そして続けて、次の曲「風」。
三浦「風でした。ありがとうございました。……一人ずつ会えるみたいな見せ方、アットホームな見せ方をしたいと思いましたけど、いかがでしたでしょうか? またいつかどこかで、楽しいことを、楽しく過ごせるように、やりたいと思います」
徳岡「あ、三浦がツアーに一人でいったんで、デパペペ解散するんですかって、心配してくださった方もいらっしゃるようなんですけど、解散、しません。本当に。ある意味、今が一番仲良しなぐらいです。こないだも、メシ一緒に食いにいったもんな」
三浦さん苦笑。
三浦「次もまた日本中で、またなにかやりたいと思います」
徳岡「これからもインストをポピュラーにを合い言葉に、がんばります。今日は本当にありがとうございました」
三浦「あ、みんな忘れてるけど、抽選会ありますからね」
プロジェクターがおろされ、懐かしい写真がうつされます。今回、全員プレゼントは後で郵送になりました(渡す時間がないからかな? ちなみに、ロゴ入りの折りたたみ座布団が後日送られてきました)。
今回は会員ナンバーによるあらかじめの抽選で、私はサイン入りデパナツのポスターをもらいました。

●二人の服装

三浦さん、New OrleansのバンドTシャツに、革ジャン、革パン。右手薬指に指輪。髪はゆるいパーマで、長いのをちょんまげ状態に。
徳岡さん、グレーのハンチング帽(の裾から金髪が見えてました)。黒縁眼鏡(これはかけて登場、とちゅうではずしていました)。ダークレッドの柄の入った、濃いグレー系の半袖Tシャツ。ジーンズ、革靴。ペンダントは中に入っちゃってて、よく見えませんでした。
ギターは、三浦さんは恐竜スペシャル。
徳岡さんは、途中でガットギターにしようとして、結局「いつもの」。

●会場

ええと、わかりにくかったです……。
地方の人の利便性を考えて、東京駅からものすごく近いところにしたんだと思うのですが、「うわーん、どのビルの中なの?」とけっこう迷いました(寝坊してたので焦ってたというのもありますが)。
帰りも違う出口から出てしまったので、けっきょく有楽町まで歩いてしまいました(方向音痴)

店内は、徳岡さんがいうようにお洒落でしたが、ちょっと狭かったです。でも、昼でも結構いい雰囲気かも。
窓には写真が貼られてました。古い写真や、ほろりツアーの写真などがメイン。浅野さんの写真がちょっと切ない。なぜか村井さんと2ショットの多い三浦さん(徳岡さんが撮ってるからでしょう)。これらが終わりに、スライドで流されていました。

なんといっても、目玉は「音源」コーナーだったと思います。二人がどんなカオして曲をつくってるのか、いろいろ想像しちゃいましたよ。ほんとアレは、徳岡さんの大事な宝物ですね!



●3/8、JK's Brothers & Sister@Thumbs Up、いってきました。

JKこと梶原順さんと、その仲間たちのツアー初日、行ってきました。お目当ては当然、DEPAPEPEの三浦さん。

* 服装

三浦さん、バンドTシャツに革ジャン、革パンツ、革靴でした。ギターは恐竜スペシャル。パーマはかなりきつめにかかってますが、髪が長くなっているので、特にうつむきかげんだと、ミュージシャンぽくてよろしいと思いました。うっすらヒゲも。
今回のライブは、梶原さんの後輩・教え子たちで構成されているため、カッタウェイが三本も並ぶという、不思議な光景が。考えて見れば三浦さんがMorrisのカッタウェイを買ってアコギ始めたのは、梶原さんの影響なんですから、当たり前といえば当たり前なんですが。

* セットリスト(曲名がわからないのもあります、ごめんなさい)

第一部

1)梶原さんの曲。ひとりでまったり。
2)梶原さんとNagachoさんと二人で2曲。「Smiling」と「夜桜」。
3)梶原さんと三浦さんと二人で2曲。「風(DEPAPEPEの「風」+どうですかVer.)」「Take a break」は、三浦さんがスタンディングでジャカジャカ。
4)梶原さんと安達久美さんと二人で3曲? 3曲目は「クッキーモンキー」。
梶原さんのちっちゃな「カッコー」みたいなハーモニクスが、観客席の笑いを誘い、ついに安達さんも笑い出してしまい、梶原さんが「ごめん」と謝ってました(ここまでで1時間15分ぐらい。休憩15分)

第二部

1)「Friends」(デパペペのではありません)。一曲目は梶原さんお休み、残りの三人で、仲良しをアピールする三浦さん。
2)「Green Earings」J&Bアルバム曲。ここからは四人で。
3)エルヴィス・プレスリーの「Don't be Cool」(視聴者参加型にしたいので、「ハイッ」のかけ声で後拍の手拍子を、「ありがとうございます」といったらやめてくださいと。梶原さんがお客さんの出来映えを誉めてました(みな、DEPAPEPEの「START」で慣れているのでこともなげ)。
4)「Ever」梶原さんの代表曲。
5)ツアーでずっと同じことをやるのもなんなので、一曲ぐらい、四人がそれぞれのソロをやってもいい、ということで一曲(Nagachoさんが「俺、じゃんけん強いです」梶原さん「お金払ってみてもらってるのに、じゃんけんで決めるの?」N「俺、チョキだします」三浦さん「じゃあじゃんけんで。グー出せばいいんですよね」梶原「わからないよ?」三浦「あー、チョキだせば、あいこになりますよね」梶原「いや、それもわかんないよ」三浦「ライヤーゲームですね」梶原「むずかしいこと、いうね」。そして四人全員じゃんけんをしたところ、他の三人はグー、三浦さんが一人チョキを出して最後に(笑)いい演出でした)。
6)「いいんだよ」

アンコール「あれから」


* MC

梶原順さん、一人で登場するも、どうも普段より朴訥な音。
一曲終わった後、「○○くん、業務連絡。楽屋の入り口に僕の眼鏡があるのでもってきてください」 どうやら楽譜が読みにくかった模様。「僕の後輩の、弟や妹たちとやって、僕が元気をもらおうという、ツアーです」と説明。ライブの進行につれて、梶原節が炸裂していきます(第九のイントロって、聴いた瞬間「あ、ここ梶原さん!」ってわかりますもんね)。
Nagachoさんと二人での時。「二十歳ぐらいの頃に「夜桜」なんて題名の曲をつくるのって、しぶいねえ」と梶原さん。
梶原さんと三浦さんと二人での時。「風(どうですかVer.)」は、二人で「ここをこうするとモロバレますから、こんな感じにしたらどうでしょう」などと、アレンジを楽しんだそうです。2曲目は、梶原さん「アコギでジャカジャカって感じの曲をやります」三浦さん「僕、たちます」とストラップをかけて「Take a break」でジャカジャカ。三浦さん、「バリューセットでなく、単品」というコントを繰り返します(なぜ徳岡さんが今回参加しなかったのかは語りませんでした。てか、バリューセットってなんなの!)。
あと、もうすこし後に、こんな会話も。
梶原「今日は物販に、このアルバムをもってきてるんですが。三浦くんとは、デパクラ2というので共演したんですが」
三浦「今日、持ってきてないんです。村井さんが忘れて!」
梶原「まあまあ、デパペペは、どこでも買えるから。僕のはそこらのCD屋さんにでは、なかなかおいてないから」

あと、「今回のツアー、ブラザーズ&シスターって銘打ってるんですが、実は三浦くんのお父さんって、僕よりひとつ下なんですね。もう、ファーザー&チルドレンですよね」
そんなわけで三浦さん、梶原さんを時々、「お父さん」呼びしてました(笑)。
安達久美さんの時は、「女性○○って形容、いらないよね? そんなのぬきで、すぐれてるんだから。男性アコースティックギタリストとはいわないんだから」と、お誉めの言葉。反対に安達さんは、桑名正博ツアーなどに参加しているので、客席にこんなに女性が多いのって珍しい、と喜んでいました。
第二部は、「お父さん、まだちょっと体力が回復してないので、僕らがまずやります。Nagachoさん、安達さん、そして司会の三浦です!」←自分でゆってる(でも梶原さんに「空気つくるのうまいね」と誉められてました)。
司会の三浦さん、梶原さんのツアーで、梶原さんの後輩同士で仲良くなれたらいいなと思います、と普通にMC。安達さんが笑って、「もう、はじめっからこんなかんじでずっと喋ってるんですよ。Nagachoさんと正反対やなー。しかもずっと恐竜の話、してるの」三浦「そうなんですよ。自己紹介で恐竜の話をずっとしてて……」(それはドン引きされますよ・笑)

梶原さんのトークは常に柔らかく、人をそらさない感じ。音大などで若い人に講義しているという話をきいて、思わず納得してしまいました。チルドレンも客席も教え子なんだよね。
演奏前にピックをおとしてしまい、「ピックってこれ一枚しか持ってないんだよね」ともらす梶原さん。「これ、もう二年使ってるんだけど、百円なの。でも、割れたり欠けたりしないんだよね。二千円のとか使えばいいんだけど」
それだけテクニシャンってことですね。あの激しいタッチでも、とけないなんて!

アンコールの後、「今日は遅くまでありがとうございました。平日の夜に、こんなに集まっていただいて、これからもやっていきたいと思います。もっと人数増やして、やりたいね。(三浦さんに)人数が増えたら、第九も演ろうか?」
J&Bの曲には、やはり浅野さんとの思い出があるらしく、その話がぽろりと出ると、聴いているこちらもしんみりしたりしましたけれども(梶原さんて、二人も相方、なくしてるんですよね。あの若さで。ショックだろうなあ)。

というわけで、三時間ちかくの長いライブでいたが、終始和やかで楽しい時間でした。
三浦さんもニコニコしていましたが、単品(笑)だったこともあり、実は緊張していた模様です。終演後、どさくさにまぎれて握手させてもらったのですが、掌、汗びっしょりでしたから。譜面台とにらめっこする曲も多かったし、ツアー初日で大変だったんでしょうね。

あと、ひとつだけアレだなーと思ったのは、ライブ申し込む際に、「ご飯は会場で食べてください」のアナウンスが欲しかった、ということかなあ。遅い時間だから、開場前に食べてっちゃいましたよ。ドリンク代を払うシステムには慣れてますが、ハンバーガー食べながらアコギ聴く会場ってそんなにないですし。というか、あの時間に女性にハンバーガーを食べろというのは酷です。セットメニューにしても、けっこういいお値段ですしね。そしていくら横浜でも、二十六時まではいられない……。



★2009年

●12/16、DEPAPEPE「sakusaku感謝祭~クリスマスしようZ~@横浜文化体育館」いってきました。

* セットリストと流れ

DEPAPEPEのコーナーはほぼ最後。
野音の模様を公開したインストde委員会のVTRを流したあと、以下の5曲を演奏しました。
二人ともデパクラスタイルでしたが、徳岡さんは最初から上着ぬいじゃってました。
ギターは、三浦さんは恐竜スペシャル、徳岡さんはエレアコだけどカッタウェイのじゃなかったですね。
入場曲は恒例のJ&Bで。ごっつんこもアリで(ちょっと遠目だったけど)

1) シュプール←冬の定番です。
2) トルコ行進曲←三浦さん、今回はとちらず、なんとか弾ききった!
3) FAKE←かなり盛り上がった!
4) FLOW←三浦さんは立ったまま、検定2級不合格の悲しみもふっきれてノリノリ!
5) きよしこの夜(with 中孝介)←MCをうまくまとめてました。

終わった後も、全員登場の歌のコーナーで、黒幕さんのギターで、二人とも拍手してました。

ってか、鈴もってこいとか番組内でいってたの、しりませんでした。
個人的に思ったのは、みんな、足ほそいなー、ということ。
三原勇希よりもカリフォルニア米の方が足が細いかもしれん。それより徳岡さんの方が細いかもしれん、ぐらいの。
三浦さんも痩せたよね。サーフィン効果? 日に焼けたのはそうでしょうけども。立って弾いてる時、ちょっとシルエットみてたけど、ほんにミュージシャンぽかったです(ミュージシャンだよ!)

* MC

会場に三千人のファンがいることに感動する三浦さん。
sakusakuの人気だよ、とさとす徳岡さんに、のっかっていきましょう、という三浦さん。
カンカンの前説が面白い、と誉める徳岡さん(ちなみに前説の中で、「サーファー気取りの発言はやめてください」というのがありました)
客席のあたたかいオーラを歓迎する二人。

三浦「はじめての人もいると思うんで。僕ら、難しいことやりません、歌えない二人がギターやってるだけなんで、好きなとこで手拍子、好きなところで、ホウ!とかいってもらえれば(合いの手でホウ!と入る)早々とありがとうございます。僕ら今年アルバム二枚だしまして、オリジナルの四枚目のアルバムDo!と、クラシックのカバーアルバム、Depacla2というのを出したばかりで、そのアルバムから、皆さんもよく知っている曲を、トルコ行進曲」

三浦「今日はほんと、やりやすいお客さんですね。僕らのトーク長いですね。いや、今までがまいてたんで、少し長くしゃべって、といわれまして。歌がないから、トークで、とっつきやすくね」
徳岡「おまえの服装がとっつきにくい。やることやってから……」
三浦「これは、クリスマスですよ、サンタカラーですよ」
徳岡「俺のが気合いの入ったシャツ」
三浦「sakusaku、火曜日にやってるインストde委員会というコーナーがあるんですが、その企画でウルトラ検定を受けまして、去年、3級に合格しました。今年、2級を受けたんですが、最近結果が届いて。ここで、インストde委員会の前に、結果発表したいと思います。ちなみ僕、まだ、見てません。封は切ったんですが、結果は知りません」
徳岡「発表するのはいいけど、不合格だったらどんな空気で次の曲いったらいいの」
三浦「その、不合格前提はなんですか! まず、合格だったら、その勢いで曲に行けばいいわけで、もし不合格だったら、僕が可哀相だから、みんな盛り上がってイエーイってやってもらえれば。どっちにしても大丈夫です」
徳岡「間をあけると大丈夫じゃないから。もう三浦くんはギターもってた方が。開けるタイミングが大事」
三浦「ギターもっとこ(ストラップをかけて)。立っといた方がいいかな(通知を開けて)。行きますか……(通知を読む)ウルトラ検定、2級、不合格! じゃ、ついてこれるかな? イエイ!(3,4曲めを続けて演奏)」

三浦「不合格、忘れられました。ふっきれました。えー、来年頑張りたいと思います。最後に、クリスマスソングをやろうと思うんですが、僕らが歌うとしまりがなくなってしまうので、今日はなんと、スペシャルゲストをお呼びしております。中孝介(あたりこうすけ)さんです!」
登場する中さんと、久闊を叙す二人。
中「僕もsakusakuで、ヴィンちゃんに天然とかいじられてますけど、番組はほんとうに楽しくて、ここでやれて嬉しい」
三浦「本当に楽しい番組で僕らも楽しいです」
徳岡「三浦くん、そんなにMC気取りせんでも。中さんは今、まとめてくれてたんだろう」
三浦「(苦笑)ではクリスマスにふさわしい曲を。きよしこの夜」

コーナーが終わったあと、黒幕さんが、「俺等のコントだけじゃ不安だったんで、16日ヒマか、ってきてもらったんだけど、ほんとよかったよ」と。
「マイライフ!」コントもやってました。
黒幕さんが「偽ハマっ子ブルース」を弾いている時はまだ舞台上にいて、一緒にタオルをふったりしていましたよ。
アンコールの「sakusakuのテーマ」の時には、中さんと共にはけてました。

イベント全体としては、「文化」のコーナーで勇希ちゃんがキーボードが弾けることを披露したり(ホワイトクリスマスと、sakusakuのジングルの2曲を弾いてました)、「体育」のコーナーで、レギュラーメンバーが学生時代にやっていたスポーツを披露したり(三原勇希ちゃんはバレー、黒幕さんはサッカー、カンカンが野球。カリフォルニア米さんは、水泳だったので、かわりにナックルボールを投げていました。浪人生NEOが帰宅部で、さっさと帰っちゃうというオチ)。
オチは、勇希ちゃんのミノフスキー粒子でした(後ろの席の女の子が「正しいのを教えてあげればいいのに」と憤慨していましたよ!)
カンカンの前説は、通常の注意バージョンと、野村克也モノマネ(最後の挨拶も)がありましたが、面白いかっていうと……普通に番組内でしゃべってる方が面白かったかもです、徳岡さん。

そういえば、会場のそばに味奈登庵がありました!
記念に、富士山もりを食べた人がいたりして(笑)



●12/4、DEPAPEPE「デパクラコンサート」@東京グローブ座、いってきました。

* 二人の服装など

三浦さん、徳岡さん、ともにデパクラのジャケットと同じ。三浦さんは赤いジャケットに黒の縦縞が入ったスーツ(通称:ミナミの帝王)、徳岡さんは黒のアンサンブル。

* セットリスト

1) Horizon(デパクラカルテットのイントロから)
2) キミドリ
3) 紫陽花
4) 哀愁ヴァイオレット
5) 悲愴(この曲だけガットギター)
6) トルコ行進曲(三浦さんがトチって、あとあとまでネタに←素晴らしい演出なり)
7) 威風堂々
8) Harvest
9) 半月
10)第九(with 19人のDDO)
11) FAKE
12) T.M.G(コール&レスポンスは「うん、デパクラ」。カルテットのご紹介あり、「写楽」「あっちゃん」「慎ちゃん」のかけ声も)
13) FLOW
14) シュプール

encore

1) 結婚行進曲
2) START

主にデパクラの曲は2人で(5曲目~8曲目)、それ以外の曲は弦カルテットとサポートメンバーのみなさんで。
今回のサポメンは、パーカスが、毎度おなじみの前田=写楽=卓次さん、最近加わった、横溝敦史さん、キーボードが五十嵐慎一さん(今回はローランドも弾いてました。コルグの方が好きかなぁ……)。
弦カルテットは、1stバイオリンがまきちゃん、2ndバイオリンがももちゃん、ヴィオラがみやちん、チェロがロビン、と紹介されていました。

* MC

この頃、耳が不調で、MCのオチが聞き取れないことも、しばしばで。
個人的にも一番忙しい時期で、当日のメモおこしもできませんでしたので、以下はほとんど記憶で書きます。
間違いなどはそっとお知らせいただけると助かります。

MC1

1曲目あと、挨拶のみ。

MC1

2曲目あと。グローブ座という場所の特殊性から、お客さんが比較的フォーマルな姿であることを指摘する二人。
二人も緊張していましたが、
徳岡「皆さん、かしこまってください」
三浦「(これ以上かしこまったら)MCができなくなる! いつもと同じ感じでクラシックをやっていきます」
そして、デパクラカルテットをご紹介。
三浦「いちばん大きいのは、ヴィオラ……って、みなさんも知ってますよね」

MC3

4曲目あと。デパクラカルテット、他のギタリストさんたちが、はけてから。
徳岡「ぬいでいいですか(ジャケット)」例によって、ぬぎます。
三浦「ここからは二人でデパクラの曲をやります」
徳岡さんも緊張しています。
三浦「徳岡さんは、口べたなんですよ」
徳岡「いいましょうか(おどかす)」←何を。
三浦さんと徳岡さん、クラシックをやることがおそれおおい、という話。
徳岡「やっぱりね、クラシックってすごいですよね」
三浦「もう、すごいですよ」
徳岡「もう、あなたの髪も、すごいですね(クルクルパーマのこと)」
三浦「いやいや。本当は最初からいいたかったのに、ずっと我慢してたんやと思うんですけど」
徳岡「クラシックをどう勘違いして、こんな髪型、三浦くん?」
会場から拍手が。
三浦「ちょっとまってください、なんで拍手してるん」
徳岡「三浦担当のメイクさんがびびってるんだけど。親分子分みたい。ミナミの帝王か」
三浦「ちょっとね、僕は浮いてる感があります(苦笑)」
クラシックが普段どのように聴かれているかについて話す二人。たとえばコマーシャルだったり。知ってる曲は懐かしく感じるはず、という話で。
徳岡「日本だけやろ、天国と地獄とか、徒競走の曲でかけるの。外国とかの運動会ではありえない」
三浦「パチンコ屋で、追い出す曲とかにも使われますよね。でも、もともと歌がないから、デパペペにはあってます」
徳岡「やってよかったんかな」
三浦「三百年から、五百年前ぐらい前の曲なんですよ。二百年とか耐えてきてる。インストってもしかししたら、音楽のもともとのあり方かもしれませんね」
徳岡「三浦くんはいいよね。そのかっこ」

MC4

「トルコ行進曲」の途中、タカタカ弾くところで、指がもつれてしまい、めずらしく、演奏をとめてしまう三浦さん。
徳岡「俺の緊張感を返せ。……っていうか、アキラメ、早かったね」
三浦「まあ」「ほんとは弾けるんですよ」(しきりに指を動かして、自己暗示)「できるんや」
徳岡「どこからいく」
三浦「最初から」
徳岡「俺の緊張感を返せ。高いよ」
そして、最初から演奏しなおして成功!
三浦「(会場のレスポンスに)人生で一番拍手もらいました」

MC5

「威風堂々」後。
徳岡「これもめっちゃむずかしい曲ですけど、めちゃ大切な曲です」
コードを弾いてみせると、なぜか客席で泣き出す赤ん坊。
三浦「泣きたくなるよね、ほら、鳥さんがいるよ。会場に三羽いるので、さがしてみてください」
ステージ前のアンプに、鳥の飾りがついていました。
三浦「こういう曲も、デパペペの二人だからできる曲です」
徳岡「よーゆー!(指を動かしている三浦さんに)サーフィンなんかやるからや!」
デパクラの曲の、オーケストラのスコアをばらして編曲しなおす作業がとても大変だったことを訴える二人。
サポートに入ってくれたギターの人たちのアドバイスがあってこそできたことですが、コードをばらす作業ひとつ大変で。
三浦「ゆうたら数学的な」
徳岡「(すかさずツッコミ)しらんがな」
それでも、今後もクラシックをやっていきたい意思表示をする二人。
三浦「それでは秋の曲ですが、Harvest」

MC6

「半月」の後。
三浦「この曲も懐かしいです。デパペペを結成してすぐにつくった曲で、インディーズの頃に弾いてました。たった、7~8年前のことなのに」
次に、「今日はこの曲をキメるためにきました」と、第九に入るため、解説を。
合唱パートの部分を合奏にしたこと。おそらく初めての試みだということ。Fride Prideの横田さん、押尾コータローさん、そして梶原順さんの三人にお世話になったこと(CDを聴いてもらったらわかります、とのこと。確かに梶原さんとか、超絶・梶原節ですよね)。アマチュアギタリストの人も含めて、総勢58名での合奏になったこと。今日も応援にきてくれているギタリストさんが19人いること。椅子が運び込まれて、みなさん着席。そしてご紹介と演奏。
(演奏後のコメントについてはメモ読めず)

MC7

「FLOW」の後、人と人との出会いの大切さを語る三浦さん。
三浦「もちろん相方も」
徳岡さんに、とってつけたようなと冷やかされても、クラシックと人との絆について語り続けます。

MC8

「シュプール」の後。「生音ならでは」を強調する三浦さんに、「トルコ行進曲」のイントロを弾いてからかう徳岡さん。三浦さんの髪型についてもひやかします。
徳岡「三浦はええよ。デッパ。ヨハン・アマデウス・デッパ。ウォルフガング・デパデヤンス・モーツアルトか」
会場から、可哀相、のツッコミ。
徳岡「いじめないよー」
三浦「へー(棒読み)」
それから、デパクラの告知などをする三浦さん。相変わらずからんでくる徳岡さん。
徳岡「ゆうぞ(おどす)」
三浦「何をですか」
徳岡「ええか、いうことあるぞ、いろいろ。たとえばこいつね、“トルコ行進曲やる”っていったら、“ドリフ”っていった」

MC9

アンコールがかかって、すぐにステージに戻ってくる三浦さん。
三浦「はやすぎましたね、戻ってくるの」

アンコール2曲目、「START」のイントロもちょっととちって、やりなおす二人。
あれはちょっとわざとっぽかったかな。


全体的な印象としては、頑張ってるけど、今回は、まだ、こなれてないなー、という感じがしました。
二人とも、譜面台おいちゃってる有様。
徳岡さん、足組むのも忘れて、新曲は譜面台とにらめっこでしたもの。いくらクラシックで難易度高いアレンジとはいえ、三浦さんを見てー!
あと、東京グローブ座が、あまり音楽向きではないかもしれないな、と感じました。私の体調不調もありましたが、徳岡さんのギターが、じゃっかん弱く聞こえていました。調整がうまくいってなかったような。



●11/3、DEPAPEPE@「聖学院大学ヴァリタス祭」いってきました。

* 二人の服装など

三浦さん、縦に細い白い線が入るグレーのジャケット(裏面パープル系のレザー?)、黒のTシャツ、黒のジーンズ、靴は茶色の革靴。右手薬指に指輪。髪はほどよくウェービーで襟足より長め。
徳岡さん、紫系のプリントTシャツ、黒のジャケット、黒のレギンスに黒のショートブーツ。いつものペンダント。前髪が伸びてきていて、下を向くと顔が見えない時も。最初から右袖はまくっていましたが、後半戦では黒のジャケットを完全に脱いでしまいました。

ギターは予備もふくめて、ぜんぶカッタウェイ(予備は使わず)。 三浦さんは途中から立ったので、恐竜スペシャルをストラップつきで弾いてました。シールドは赤いベルデン。三浦さんは予備もヤマハのカッタウェイ。
徳岡さんのカッタウェイにはいつものチューナーがついてましたが、やっぱりK.Countryだったのかな。パープルの新ギター(Lead Manの新作)は結局使用せず。

リズムをとる、二人の足踏みがよく揃ってました。三浦さんはどんどん徳岡さんの方むいてっちゃうし、徳岡さんはしょっちゅうチラチラ三浦さんを見るし、ほんとに息があってました。前田さんとも、こまめなアイコンタクトが、いい感じ。
音響も良かったですし(三浦さん、ギターパートが終わると、フットペダル?でこまめにスイッチ切ってましたね)、いいライブでした。
「天然リバーブ」と、三浦さんも気持ちが良かったようですね(←日記情報による)。なにがあったのかと思うぐらい、幸せそうでした。

あと、野音のDVDのコメントの時にもありましたが、三浦さんのおじぎって、手がお尻にいきますね。不思議です。
ギターを持っていたラストの時のみ、ギターを抱えてお辞儀してました。

* セットリスト

1)イントロ「主よ、人の望みの喜びを」とみせかけて Horizon
2) HighRock!!

MC1 自己紹介

3) Hi-D!!(三浦「自己紹介もかねて僕たちが最初につくった曲を」)
4) 紫陽花(徳岡さん、ピックを口にくわえて、1,2,3,4。曲の途中で一瞬落ちたように見えたのですが、目の錯覚?)

MC2 学祭のテーマの話

5) きっとまたいつか(三浦「出会いと別れ、いろいろある。この出会いも大切な出会いです。このチャペルは音が響くので、生音で演奏してみました」)

MC3 デパクラ2告知(徳岡さん、上着脱ぎ脱ぎ)

6) 哀愁ヴァイオレット
7)FAKE
8) T.M.G.(ここからスタンディング。コール&レスポンスは、うん「ヴァリタス!」うん「写楽!」)
9)FLOW(「デビュー前、ストリートの頃からやってる曲です」)
10) SUMMER PARADE(「僕は寒さに弱いので夏の曲を」。「ラーララー♪」)

encore
START (いつもの手振り)

以上、すべて、with 前田=写楽=卓次さん(5曲目はお休みしてました)。

以上のセットリスト、開演が遅れて時間がおしていたせいか、2曲ぐらい予定をカットしたようでした。床に簡易MCつきの進行を書いた紙が貼られたのですが、一部塗りつぶされてました(村井マネージャーが急いではがしてっちゃったので、なんの曲かはわかりませんでしたが)。

* MC

MC1

三浦「デパペペです。僕らは歌わず、ギターだけでやります。チャペルでやるのは初めてです。特別な感じがしていいですね。今日は晴れてほんとによかったです。でも外は寒いですから、帰ったらうがい手洗いを忘れないでくださいね。いや、僕も鼻声ですけど、元気ですから、心配せずに、気楽に。僕、しょっちゅう風邪ひくんで」
徳岡「三浦くんの声なんて、みんなそんな、わからないって。ていうか、いったら、心配するやん。心配してほしいの」

三浦「ちょっと(苦笑) ……では自己紹介がわりに、僕たちが最初につくった曲、Hi-D!!」

MC2

三浦「ありがとう! 今日はなんか、とっても幸せです(水をのんで)。歌えないからギターでやってきましたが、そんな難しい音楽ではないので。初めての方はどれぐらいいらっしゃいます? 適当に合いの手とか、ホーウ!とか叫んでいただいても。二階席の方もどうぞ。(「ホーウ!」とかけ声はいる)ありがとうございます」
三浦「このヴァリタス祭、テーマは「十人十色」、サブテーマが「現在しか出来ない事がある」ですが、ほんとに、世の中に同じ人はいない。それぞれに違っているから、素晴らしいんですよね(力説続く)」
徳岡「最近の三浦くんは、文化人になりたいの?」
三浦「いやいや」
徳岡「なんでそう、いい話にしたいの」
三浦「いやそういうわけではその、徳岡さん(をしゃべらせようとする)」
徳岡「いいよ、三浦くんのイイ話、ききたい。話して」
三浦「僕も、ミュージシャンを五年もやってて、もつべきポジションとかあると思うんですよ。で、ちかよりがたいオーラとかもってないと、と思うんですよ。で、こういうスーツ(ギャング系)着たりするわけなんですけど、歩いてても、横から突かれるんですよ、「サイン下さい」って。いや、サイン下さいっていわれるのは嬉しいんですけど、つつかれるんですよ。友達みたいに。で、徳岡さんは違うんですよ。徳岡さんのサイン欲しい人は、徳岡さんじゃなくて、僕にゆって……(徳岡さんに書いてもらうよう)」
徳岡「……ナンの話?(苦笑)」
三浦「まあ僕は、そういうキャラなんだってことです」
徳岡「まあ、俺はキケンな男だからね。仕方ない」
三浦「ブログもかかないし」
徳岡「ほっとけ。いや、インターネット苦手なんですよ。最初、録音とかする時も、Macない時はMTRとか使ってたんだけど、やっぱり苦手で。人のブログみるのも嫌なぐらいで。……やっぱり今日、書こう」
三浦「HPもありますので、DEPAPEPEで検索して見てくださいね」

MC3

三浦「今日はこうチャペルでやってるんですけれども、12月の2日に、『デパクラ2』が発売されます」
徳岡「いろんなことやってます。たとえば最初にやったこれ(弾き出す)」
三浦「主よ、人の望みの喜びを」
徳岡「これは(次の曲を弾く)」
三浦「トルコ行進曲」
徳岡「じゃ、これは(次の曲)」
三浦「ノクターン。ショパンの、第二番。チョピンじゃないですよ。しょぱん、ですよ。F.F.CHOPIN。えふえふもファイナルファンタジーじゃないですよ」
徳岡「じゃ、これは(次の曲)」
三浦「天国と地獄(声が枯れてきていて水を飲む)」
徳岡「これ、いいよね。エンドレスで弾ける。いつまでも。基本的に二本のギターでクラシック弾いてまして、こういうのもできるんだって思ってもらえると思うし、ポップな感じになっていて楽しめると思うので、ぜひ聴いてみてください」
三浦「12月4日にはそれをひっさげて東京グローブ座でライブを。来てくれる方もいらっしゃると思いますが、今日はじめて聴いたという方も、よかったら来てください。では、時間もおしてきているので、ここから先はノリノリでいきます。徳岡さんが脱ぎます」
徳岡さん、上に着ていたジャケットを脱いで、床へ。
三浦「熱い男です。筋肉がありすぎて、上着がきゅうくつで着れないんです。Tarzanに載る筋肉です」
徳岡さん、腕を曲げて筋肉を誇示。

以上、アンコールを含めて、1時間15分でした。
無料ライブであることを考えると、かなりの充実ぶりかと思います。 しかし徳岡さんとターザンってイメージあわない……釣り師はともかく、やっぱりアウトドア派に見えないですもん。セグウェイのった写真でさえ、違和感ありましたよ(笑)



●9/19、DEPAPEPE@「鎌倉・建長寺プレミアム奉納公演」いってきました。

* 二人の服装など

三浦さん、黒のTシャツ(緑のロゴ入り)の上に、裾が長めの銀いろの長袖シャツを重ねて、前はぴっちりとめて。スマートにみえて、けっこうカッコイイです。ふわふわパーマも、すそがだのびてきていて、ミュージシャンらしい素敵な髪型に(というか、少し痩せましたか三浦さん?)。ジーンズは黒、紐靴も黒(底の厚い運動靴系)。右手薬指に指輪。携帯のストラップらしいものが、右の方のポケットから見えて、きらりと光っていました。
徳岡さん、麦わら帽子、黒っぽい模様入りの青いTシャツの上に、七分袖の黒のカーディガンを羽織って、下はケミカルウォッシュ系の青いジーンズ(太ももが見えるぐらいのすりきれ系)。いつものペンダント。最後の挨拶の時のみ、帽子をとりました。

ギターは二人とも、予備一本を含めてすべてカッタウェイ。三浦さんは恐竜スペシャル(ベルデンの赤のシールドをつけてました)。徳岡さんはK.Country。それのみならず、赤いカッタウェイの予備がありました。「Harvest」の演奏時にカポ4(?)したのみで、ギターチェンジはなし。

即席のステージながら(終演後、あっという間に舞台が解体されていました)、音響は良かったです。特殊な会場のため、二人とも、いつもよりさらに丁寧に、優しく、弾いていました(一音ちょっと指が滑ったかな、ぐらい)。
三浦さんは、しょっちゅう右足を浮かせていて、もうちょっと動きたそうにしていましたが、場所が場所なので抑えめで、そのストイックな感じもよかったです。
徳岡さんの口はよく動いていて、「SUMMER PARADE」のコーラス部分では、口パクながら、必ず白い歯を見せてました。
ステージドリンクは500mlペットのミネラルウォーター。二人ともこまめに補給してました。この日は一気コールもなかったので、安心して(笑)。

三浦さん、長くした髪が垂れていて、あまり徳岡さんをみてる感じでなく、むしろ右後方(前田さん方向)を何度もふりかえってました。
むしろ徳岡さんが、ちらちら三浦さん見てる感じでした。
アンコールでは、サービスのために、背中合わせで演奏する場面も。

* セットリスト

ご住職の挨拶

1)Mint
2)Horizon

MC1

3)Quarrel

MC2

4)紫陽花
5)激情メランコリック

MC3

6)Hi-D!!

MC4

7)きっとまたいつか
8)最後の晩餐

MC5

9)Harvest

MC6

10)HighRock!!
11)哀愁バイオレット
12)FAKE
13)FLOW
14)SUMMER PARADE(「ラ~ララ~♪」コーラスあり)

encore

MC7

START(手振りつき)

MC8

今回のパーカッションは、いつものように前田=写楽=卓次さん。
(1~5、9~15曲目は前田さんと)
ただ、めずらしく「激情メランコリック」と「哀愁バイオレット」を両方やったので、「お、同じタイミングでカスタネットが入るー!」と思いました(「激メラ」ってカスタネットなしで成立する曲ですからね)。
あと、二人だけでやったので、6曲目は「Hi-D!」表示が正しいかな?

* MC他

ご住職の挨拶。

「実は、建長寺はまだ世界遺産ではありません。この公演は、世界遺産登録支援プログラムということでご理解ください。後ろに見えているのは、千手観音様です。千手観音といっても、手は千本ないのですが、この手で人々の悩み苦しみを救っているのです。皆様も、私の合図で、合掌、礼拝(らいはい)してください。さあ、これで皆さんのこれで皆さんの悩み苦しみも、少し軽くなったと思います。建長寺のキャッチフレーズは涼風です。今晩は、デパペペの歌で、涼しい風を感じていってください。」

この後、チューニングがあり、それからステージにあがってきて一礼する二人。
恒例の手かざし・ごっつんこの時、徳岡さんが、くわえていたピックをおとす事件発生。
しかも、なぜかまた、口にくわえなおし、無言でごっつんこ、身振り手振りのパフォーマンス。
実はあの時ってしゃべってないんですか、アイコンタクトだけでOKなの?

MC1

「ハイどーも、DEPAPEPEです」と、ひとこと挨拶のみ。

MC2

三浦「あらためまして、ハイどーも、DEPAPEPEでーす。今日は客席との距離が、近いですね。こんな、横からも(ステージを取り囲む形で、隅まで椅子が置かれていました。一番後ろは法堂外の軒下席までありました)。そっちの人、前田さんの後ろまで見えちゃいますね」
徳岡「レアですね。前田さんの後ろとか、僕らもみたことない」
三浦「今日、デパペペ、はじめての方。ああ、いますね。いつもこんな、ゆるい感じでやってますけども、今日はこういうところなので緊張してます」
徳岡「ありがとうございます。僕も緊張してます。こういう場所なので、今回は普段着じゃない方がいいんじゃないかと。で、村井マネージャーにそういったら、“じゃあ着物はどうですか”って。“着物って”っていったら。“じゃあ浴衣で?”って。夏じゃないんだから」
三浦「(浴衣は)むしろ、くだけすぎですね」
徳岡「“じゃあ、なに着たらいいんだ”っていったら、“こじんまりした服”って。こじんまりってなんだ(苦笑)。“小綺麗”っていいたかったんだろうけど。自分はキミドリとか派手な服着て、人にはこじんまりって、最低のマネージャーや。村井はほんと、ヒドイ奴です」

MC3

前田さんが曲の終了とともに、さっとステージ後ろへ消えます。
三浦「前田さんはここでお休み、ってもういない(振り返ってびっくり)。えーと、ここで、建長寺について、少しお話したいと思います。建長寺は、約760年前に建てられました。建てたのは、たてたのは北条時頼」
客席のリアクションが薄いので。
三浦「ピンとこない? えーと、北条時宗の一世代前。つまり、おとうさんです。ピンとこない?」
やはりリアクションが薄い。
三浦「知りましょうよ! いや、僕もピンときてない(苦笑)。実は、ライブの前に、建長寺に下見に来てて、はい。sakusakuの」
徳岡「インストde委員会で流れます」
三浦「毎週火曜日、みてくださいね」

三浦「えーと、面白い話があって。山崎和尚さんに案内してもらったんですけど、その中のお話で。建長寺には国宝の鐘があるんです。その鐘を、今でも使ってるんです。すばらしいでしょう。現役バリバリなんです」
徳岡「それで?」
三浦「つまり、ギターとかもね、高価なヴィンテージギターとかありますけど、それは、やっぱり弾いた方がいいんです」
徳岡「ああ」
三浦「山崎和尚さんがいいことをいったんですよ。やっぱり、国宝だから毎日使った方がいい。使わないなら、国宝じゃないって(力説)」
徳岡「いやー、どんな面白い方にいくのかなと。ここが一番大事なMCだし」
三浦「いや、めったにこういう場所でやることはできないので」
徳岡「こういうところで演って、二人も、いい思い出になるって」
三浦「この法堂は750年ぐらい歴史がありますが、天井の龍の絵(「雲龍図」。如意宝珠をつかんだ、龍の墨一色の絵)は、10年前に描かれたものだそうです。でも、それも古びて、歴史になる。ちなみにこの龍、優れた演奏をすると、おりてくるそうです。おろしましょう。では、僕たちが最初につくった曲を。Hi-D!!」

MC4

三浦「ちょっと龍、でてきましたかね」
徳岡「(天井をみあげて)あの、龍がもってる、あれさ、肉球ってわけ?」
三浦「(徳岡さんの発言にウケる)それめっちゃ面白いじゃないですか。でもあれ、なんなんですかね」
徳岡「水晶?」
三浦「水晶みたいなもんですかね? あのね、龍ってね、昔の人が恐竜の化石とかみて、これはなんだって、あれから、想像したんですよ!」
徳岡「(しみじみと)それは、そう思う。知らなかったら、ティラノサウルスの化石とかでたら、これは龍や、と思うやろ。……おまえのこと、認めたワケじゃないから(キッパリ)」
三浦「面白い。ひとことでもっていく。ほんと、妬けますね。でも、皆さんも、想像してみてください。きっと、いつか、また(むりやりつなぐMCに徳岡さん苦笑)」

MC5

前田さんがステージに戻ってきます。
三浦「あ、前田さん戻ってきました。……涼しくなってきましたね。もう、かなり秋。ってもう秋か。9月ですもんね。最近ずっと、スタジオで曲つくってて、外の空気に触れてなくて。外気が必要ですね。でも建長寺は、秋ですね。夏っていうより」
徳岡「なんで」
三浦「なんていうか、木々がお召し(つまる)」
徳岡「お召しってなんや」
三浦「色がつく、お召し物を着るみたいな」
徳岡「ああ、そうか」
三浦「慣れんこというと、こんなことに。でも、素敵な日々です。あ、野音のDVDが、9月30日にでます。最初から最後までライブのは、初めてです。……あと、スタジオ作業しながら、徳岡さんはなにしてます?」
徳岡「僕は釣りです。僕は釣りが好きです」
三浦「その麦わら帽子も、釣りキチ三平みたいな」
徳岡「(苦笑)これは(違う)。釣りが好きで、最近釣り堀いくんですけど、そこの人たちと仲良くなって、常連さんから、トクちゃん、とか呼ばれてるんですけど」
三浦「(なじむのが)はやいですね」
徳岡「釣り同盟のTシャツつくったからって、もらった。あのね、帽子、ロンT、Tシャツ、パーカー、ひとそろい」
三浦「あ、それ着てきたら、どうですか」
徳岡「いいけど、ナニモノかと思われる。全身釣り(笑)。三浦くんは、最近ね?」
三浦「あー。日に焼けました。サーフィンはじめました。鎌倉の海にきてるんです。ほんと、そこ出ていって、海の方(指さす)。鎌倉、大好きです! サーフィンは一年中できるので、これからも来たいと思います。うまくなったらサーフィン姿も公開したいです」
徳岡「三浦は、なんか、はじめたら夢中になって。サーフィンも、こないだ、スタジオきた時も、風邪気味で、今日はサーフィンいけない、とか。あと、村井と行ってるみたいなんですけど、“今日の波はよくなかった、前の方がよかった”っ二人で話してて。二度しかいってない奴が、波を語るな、と」
三浦「あ、前田さん? (お客さん)写真とりますか」
すでにギターにカポをはめている二人。
三浦「秋なんで、普段あんまりやらない曲を。“Harvest”」

MC6

三浦「こっから先は、いっきにいきます!」

MC7

三浦「アンコール、ありがとうございます」二人とも一礼して着席。
徳岡「みられない人もいるから、こっち(右手)むきましょうか(椅子を動かす)」
三浦「じゃあぼくはこっち(左手に。徳岡さんに背を向ける形で、すこし前方に椅子をずらす)。あ、それじゃ、徳岡さんが見えない?」
徳岡「どっちみち、どっちかしかみれない」
三浦「えーと、大丈夫です、こっち(前)もむきますから」

三浦「今日は、CDも売ってますので」
徳岡「(苦笑)このタイミングでいう?」
三浦「(曲のイントロに入りながら)じゃあ、建長寺のとっておき情報を。けんちん汁は、建長寺が発祥の地なんです!」
客席「しってる」
三浦「しってましたか(ガッカリする三浦さん)」

MC8

三浦「デパペペでしたー! (上を指さして)龍、おりてきましたね!」

以上。

記憶違い(台詞の話者間違いなども)、ヌケなどもあると思いますので、修正情報募集中です。


●8/26、「DEPAPEPE@音霊」三度目に行ってきました。

なぜ三度目かというと、一昨年に二日間出てるからですね。
久しぶりの逗子でした。でもさすがに道は覚えてましたよ。

* 二人の服装

三浦さんは、本日もふわふわパーマ。紫のポロシャツに、オレンジのハーフパンツ(でもむき出しのスネはツルツル!)、足元は灰色っぽいクロックス系サンダル。右手薬指の指輪が、白っぽく輝いてました。
徳岡さんは、脱色した髪に黒のリボンのついた麦わら帽子をかぶって。お気に入りのStussyのシャツ(白ベースで袖が黒)、いつものペンダント、組みっぱなしの足のハーフパンツは紺色、足元は黄色っぽいサンダル? 黒縁眼鏡をかけてましたが、4曲目の後にはずしてました。

三浦さん、恐竜スペシャルから赤いシールドをたらしていましたが、前の週のインストde委員会でうつったトモカプロショップで買ったベルデンではないかと。チューナーは黒っぽかったです。「二人の写真」の時に1カポしただけで、ギターチェンジ無し。
徳岡さんもギターはカッタウェイ(K.Country)。チューナーは白っぽいのが青く光っていました。
今回、グッズなどは特になくて、今年の野音で配布された5周年タオルが、ステージのあちこちにかけられていました。

ステージドリンクは、二人とも500mlペットのミネラルウォーター。

* セットリスト

最初から最後まで、パーカッションの前田=写楽=卓次さんと。
今回は砂の上にパイプ椅子が置かれてましたが、7曲目と8曲目は客席もスタンディングで。

0) 前奏(海っぽく。もしかしてこれ、新曲でしたか?)
ごっつんこ。
1) Horizon(三浦さん、水を飲むと一気コール。手を振って拒否。そして水を飲む徳岡さんにも飛び火)
2) FAKE
MC1
3) 紫陽花
4) 二人の写真
MC2
5) 星の数だけ願いは届く
MC3
6) FLOW(出だしをとちって、ごめん、と三浦さんを拝む徳岡さん)
MC4
7) T.M.G.(「うん、波乗り」←サーフボード上でバランスをとるような手振りつきで。「うん、音霊」。「うん、写楽」。)
8) SUMMER PARADE(恒例の「ラーラララー♪」コーラス)

* MC

MC1

「ハイどーも」と三浦さん、恒例のご挨拶。
「ホウとか声あげてもらってかまいませんよ。あんまりあれだったら、《うるさい!》っていいますよ」と毅然という三浦さん(笑)
「それでは、アルバム【Do!】から」

MC2

三浦「今年の夏は、皆さん、楽しみましたか?」
客席「イエーイ!」
三浦「皆さん、海につかりましたか?」
客席「……」
三浦「きくんじゃなかった」
さらりと流して、
三浦「では、暑くなってきたので、涼しくなる曲を」

MC3

三浦「涼しくしようとしたのに、蒸し暑くなりました(苦笑)。さて、今日DEPAPEPEが初めての人?(挙手させる) ありがとうございます。音霊最高です! バンザイ!」
徳岡「(いろいろしゃべろうとして呂律が回らない三浦さんに対して)ほんま、よう、しゃべりますよね?」
三浦「ええと、告知があります。5月にやった野音ライブのDVDが9月30日にでます。よろしくお願いします! あと、近況ですけども……」
徳岡「三浦くん、最近始めたこと、いってみ。その、ハーフパンツ(苦笑)」
三浦「ええと、僕、去年はメタルTシャツに長いジーンズだったのに、今年は海の男らしく、ハーフパンツにしてみました」
徳岡「なんと、サーフィン始めたんですよ。今まで恐竜大好き(三浦さん、ギターのインレイの恐竜を見せる)で、インドア派で、僕が釣りに誘っても出なかった子が、サーフィン! しかし26歳で、若いから、わかりやすい。こうやって短パンになる。しかし、なぜそのオレンジ(色)?」
三浦「オレンジって、最初(ステージに)入ってきた時にも、ヤジられました」
徳岡「それに、その紫(のポロシャツ)」
三浦「これ(ポロシャツをつまんで)自前ですから。いや、僕が尊敬するギタリストにアイゴン(會田茂一?)さんて人がいて、その人が、黄色のパンツで、上が紫のラメで、すごい、かっこよかったんですよ!」
徳岡「じゃあなぜ、黄色にしないの」
三浦「だってユニクロにこの色しかなかったんですよ」
徳岡「ユニクロでそろえてるのか(苦笑)」
三浦「だって、ぜんぶが4000円で揃うんですよ? ね?(客席に同意を求める) ……では、次は、インディーズの頃からやってる曲で、FLOW」

MC4

FLOWのでだしの高さをとちる徳岡さん。もっと後から入るつもりだったのかもしれません。片手をあげてゴメン、のポーズをとります。三浦さん、「盛り上がりすぎるとこういうこともあります」とさらりと流して仕切り直し。
これ以降スタンディングに。三浦さんも立ってヘドバン(赤いシールドはストラップにひっかけてました。徳岡さんは立ちませんでした)


以上。

三浦さんのサーフィンと、つるつるのスネがいちばんインパクトありました。サマパレでしめられるのも慣れてきた(え)

今回は開場1時間半前に会場についてたんですが、DEPAPEPEのリハーサルは終わっちゃってました。残念。本気だすなら三時間前かな(あの暑い中、それは無理)。
ちなみに私がついた頃は、最初の「tick」さんたちがやっていたようです。

あ、ええと、他二組のアーティストについても、ちょこっとかいときます。

前座ででてきた「tick」は、さすがEMI系という感じで、歌がうまかったですね。ドラえもんアレンジとか楽しかったです。ポールさんの名前と特技(指パッチン)も覚えましたよ。
後半戦の「My Little Lover」は、ボーカルの彼女+ギターとキーボードの二人編成で登場してきました。akkoさんもピアニカとかマリンバ(?)を駆使して、ヒット曲を熱唱。半分ぐらいは私もわかったので、かなりポピュラーなラインナップだったかと。

私の体調不良&7月のツアーライブがあまりに熱すぎた反動で、ちょっぴり不完全燃焼な夜でしたが(あと、前回みたいに、他のアーティストさんとコラボがあるかって、ちょっと期待してたのです)。

海は、いいねえ。


●7/15、DEAPAPEPE ZEPP TOUR 2009「Do!」@ZEPP Tokyoに行ってきました。

アルバムツアーの最終日が徳岡さんのバースデー、しかも東京で、となれば、私も行かずにおられません。
先行予約でチケットを押さえ、二ヶ月前から有給を申請して、行って参りました、ZEPP Tokyo。

ところで、話題の「お台場ガンダム」会場のBGMに、DEPAPEPEの新曲がつかわれているというので、今回は、ゆりかもめにのりこみ、ZEPPへ行く前に潮風公園に寄りました(じゃっかん割安になるので、いつもは、りんかい線でゆくのです)。
ついたのは日が傾き始めた頃でしたが、日差しそのものに倒されてしまいそう!な暑さで、ちょっとつらかったです。
で、アコギの「翔べ!ガンダム」とニューアルバム「Do!」の曲は聴けたんですが、書き下ろしの新曲「beautiful wind」は流れてなかったようです(しょっちゅうアナウンスがあったんで、消されてたんでしょうか?)。

さて、開演20分ほど前にZEPPに到着。物販でピンクのツアーシャツを買い、席を確認すると、今回も思いっきり徳岡さんサイド。「しまった、三浦さんが遠すぎる! オペラグラスも持ってくればよかった」と後悔しました(←ヒトケタ台の列で、文句いわないこと)。

さて、幕が切っておとされてからのライブですが。
バンドをまじえる場面では、パワフルな楽曲、夏のイメージの曲をメインにすえて激しく。
ツアータイトルになっている、ニューアルバム「Do!」の曲は、主に二人きりでしっとりと演奏。
三浦さんは写真撮影の成果か、ジャンプのこつを覚えたようで、ロックギタリストらしく飛びはねまくり、走りまくり。
徳岡さんも今回は頑張ってスタンディング、三浦さんと向かい合って演奏するシーンも数多く見られました。
いつになくツンデレな演出の三浦さんと、その三浦さんの顔色をうかがいつつ「誕生日、祝ってくれんの?」とおねだりする徳岡さんの楽しいトーク。
2時間半をこえるステージでしたが、楽曲の完成度も高く(非常にインストらしく)、例によって観客席も忙しく、ほんとうに息つぐヒマもないライブでした。

* 当日の二人の服装

三浦さんの髪は、ふわふわパーマ。えび茶いろのTシャツに黒のカーディガン、黒のジーンズに黒のリストバンド。いつもは半袖の三浦さんですが、寒かったわけじゃないですよね?(いつもは徳岡さんがこれ系なので、今回は意図的にコスチュームチェンジしたんでしょうか?)。ギターは数回取り替えてましたが、インレイがキラキラ壁に反射していたので、メインは恐竜スペシャルだったと思います。ちなみに今回のステージドリンクもお水でしたね。オレンジジュース、すっかり卒業しちゃったんでしょうか?
徳岡さんは例によって、鬼太郎よろしく、右の前髪を深く垂らしたスタイル。細い横縞のシャツの上に、黒いシャツを重ねて黒ジーンズ、黒のコンバース、いつもの指輪ペンダント。時々、真っ黄色のギターが登場してました。
アンコール時は、恒例のツアーTシャツにお着替え。三浦さんはピンクに黒、徳岡さんは白に緑のバージョンでした。
三浦さんが終演後の日記写真をあげてましたが、その時の「Do!」のシャツはもっと黒っぽかったですね。あれはツアーメンバー用の特注なのかな?

* セットリスト

1~5曲目、14曲目~ラストまでは、サポートメンバーと(物販MC時は「春風」で←笑)。
バンドメンバーは、向かって舞台左から、バンドマスコット・キーボードの五十嵐慎一さん、パーカスの前田・写楽・卓次さん、ベースの紺野光弘さん、ドラムの玉田豊夢さんという、恒例のメンツ。バンド演奏の曲は、観客席もほぼ立たされました。
6曲目~13曲目までは、二人で演奏(除く「Mint」の徳岡さん独奏)。

1)Night & Day
2)DUNK
3)B.B.D

MC1

4)Sailing
5)SUNSHINE SURF!!

MC2

6)Quarrel
7)High Rock!!

MC3

8)紫陽花
9)二人の写真

MC4

10)最後の晩餐

MC5

11)Mint(徳岡さんのみ)

MC6

12)KATANA

MC7

13)旅の空から、

MC8

14)哀愁バイオレット
15)真夏の疑惑
16)ラハイナ(「D!」「o!」「Do!」手で文字の形をつくり、「Do!」のところで手をあげる手振りあり)
17)FAKE
18)FLOW
19)START(恒例、サビの手振り)
20)Special Lady(「Special Lady~♪」のコーラス)

encore

MC9

1)T.M.G(ジャンプだけでなく、この曲ではステージから飛び降り、一階席通路をぐるっと走りぬける三浦さん。拳をあげて「ウン、TMG!」コール)
2)SUMMER PARADE(「らーらららー♪」コーラス)

MC10

最後はみんなで手をつないで、「バンザイ、どぅー!」をやりました。

* MC

・MC1

三浦「(恒例のご挨拶)はいどーも、DEPAPEPEです」
徳岡「今日、僕の誕生日なんですけど(祝ってくれ、とさっそく催促がスタート)」

・MC2

三浦「えー、今日、DEPAPEPEを生ではじめて見る人ー?(恒例の挙手。けっこういます)」
徳岡「あのさ、こんな、催促して、自分でも嫌なやつだと思うけど、誕生日、祝ってくれんの?」
三浦「えー、MCすべっても、がんばります。えーと、すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、今日、徳岡さんが(演奏時に)はじめて、立ってます!」
徳岡「気持ちいいし、一体感あるけど。体力の問題が」
三浦「立ってやるの、いやですか」
徳岡「いややー。三浦くんはそうやって飛んで、キャーキャーいわれて。でも、僕は、32歳で」
しばらくごねる徳岡さん。そして、次の曲へのMC切り替わり時に。
三浦「なあ徳岡(わざと呼び捨て)」
徳岡「これね、“口喧嘩”って曲(Quarrel)があって、その前に必ずいうんです(呼び捨てにする)。でも、本気じゃないかな、この人(苦笑)」

ちなみに、「Quarrel」のあとも、キャーキャーネタをひっぱってました。

・MC3

三浦「僕たちね、PVの時に、いろいろ演技に挑戦するんですけど、今回は、妖精になるっていうのがあって。これは、初めてですね」
徳岡「いつ、お祝いしてくれるん? まさか“紫陽花”で、じゃないよね」

・MC4

三浦「そーそー。そうかな? そうかなって(相づち)、いいんじゃないですかね」
三浦「東京の人は、やさしい。滑っても、こうやって笑ってくれる。大阪は……(何かあった模様)」
徳岡「そうかいな」
三浦「僕、Mっけあるんで、放置プレイよりは笑われた方が」
徳岡「こう、インストっぽいのをね」
三浦「徳岡さん、そうかな、ってやってみてくださいよ。かな、ってところを、強くいうといいと思いますよ。今日、徳岡さんの誕生日ですね?」
徳岡「そう、かな?」(会場、失笑)
三浦「えー、次の曲は、伯爵三部作最後の曲で。えー(詰まる)」
「えー!」そこをつまっちゃいかんだろ、と観客席からつっこまれれて、「うるさい!」と返す三浦さん(笑)
三浦「“最後の晩餐”です。“伯爵の恋”“禁じられた恋”ときて、“最後の晩餐”。いや、この曲は“伯爵”ついてなかったなと思って」

・MC5

徳岡「この曲(最後の晩餐)ね、結構、難しいんですよ、普通だったらこうやるところを、ここを開放弦にして。こう(実演してみせる)。他の人はこういうことをやらん。僕たちは他の人がやらんことをやる。それで、えーんやん」
三浦「(話の途中で不自然に)あの、僕、水たくさんのんだんで、トイレいきたくなりました」
徳岡「え、このセトリで(この箇所で祝うの)?」
三浦「徳岡さん、僕がトイレいってる間にひとりで弾ける曲が「Do!」にあるでしょ。それ、弾いててください」
さっさと下手に消える三浦さん。仕方なく、不安そうに「Mint」をポロポロ弾き出す徳岡さん。この曲は、徳岡さんのブログで、間をつなぐための徳岡さんの独奏用と紹介されており、まさしくその状態に。
細いロウソクがたくさんたったバースデーケーキをもって、戻ってくる三浦さん。

・MC6

三浦「(ハッピーバースデーの伴奏が流れて)さあ、みなさんで歌いましょう。“ハッピーバースデー・トクサン♪”で(会場合唱)」
徳岡「でも、まだ、ネームプレートをみるまでは、油断できない(苦笑)」
ロウソクを一気に吹き消します。
徳岡「ありがとう。……あの、三浦くんが最近、大人びてきたんで、僕はむしろ明るく、やりたいと思います」
三浦「さて、次の曲は、徳岡さんのイメージ。君の心に刀はあるか!(手をサッと出す)」

・MC7

三浦「DEPAPEPEもメジャーデビュー5周年で、野音からも、もう二ヶ月です。早いです。ほんと、いろいろありました。徳岡さんの誕生日ですけど、7月15日って、他にもいろいろあるんですよ。たとえば、ミニアルバム二枚目の「Sky! Sky! Sky!」のリリース日でもあるんです! いろいろあって、ずるいです」
徳岡「(苦笑)三浦くんの方が、いろいろ祝われてるやろ。あとさ、ハッピー・バースデイ、祝ってくれたのはいいんだけど、朝、車の中で無言になるの、やめてくれます? おめでとうっていわんでもいいけど。(マネージャーの)村井さんに愚痴ったら、“半分(のメンバー)は知らん顔してるんでしょうけど、半分は知らないんじゃないですか?”っていわれて、ショックでした(ほんとにショックをうけてる顔。さびしかったんですね!)」

・MC8

三浦「このアルバム、原点回帰という名の進化、と銘うってるんですけども。このアルバムのタイトル、「Do!」には意味がありまして。この「Do!」は動詞なんですけど、なにか新しいことにチャレンジすることを「Do!」ってね。徳岡さんが初めてステージで立ったみたいに、新しいことをやる。……たとえば、今までいったことないけど、今日は隣町のスーパー行ってみよう、みたいな。新しいことやるのって怖いですけど、なんでもいい、ほんとにささいなことでいいんで、なんかひとつ新しいことを「Do!」とやってみてください。そのパワーを、うけとって、帰ってください(受け取らせる身振り)」

・MC9

三浦「(ツアーシャツに着替えてでてきて、今回のツアーグッズを紹介)恒例、物販のコーナーです。(バンドメンバーがそれっぽい音楽を流し始めます)さて、DEPAPEPE通販のお時間です。……(品よく、シャツ、タオル、ストラップ、デパ缶を紹介)あめちゃんの缶は、砂をいれたらシェーカーになります(写楽さんが実演)。そしてこれがぜんぶ入る、エコバッグまで取り揃えております。どうぞご利用ください。以上、“春風”がお送りしました(笑)。ねー(ちょっとスネた風に)、僕だけのけものにして、ユニットくんで!(注:「春風」は徳岡さんが、以前ブログで展開した冗談ユニット。バンドメンバーと路上写真を撮って、架空のバンドとして紹介してました。三浦さんはそれに入れてもらえなかったので、根に持ってます、の意味)」

三浦「あと、大きな告知が二つあります。もう、行ってこられた人もいると思いますが、お台場にあるガンダムと、DEPAPEPEがコラボレーションしております、ぜひ聴いてください! あと、今年の野音のDVDが、発売されます! 9月の……何日でしたっけ? 20日?」
徳岡「あれ、村井さんは?(きこうとするが村井マネがいない)」
三浦「あ、紺野さんが30日っていってます。30日ですね」

・MC10

三浦「みなさん、手をつないでください。ね。最後、Do!って言いながら万歳して締めたいと思います」
徳岡「これからも、インストをポピュラーに、を合い言葉に頑張っていきますので、みなさんよろしくお願いします、あ、最後のこのBGMは新曲“beautiful wind”なんで。きいてくださいね」

以上。

三浦さん「パワーを受け取って帰ってください」と繰り返し、「最高です!」という声が、最後はすっかり掠れてました。
あと、プレゼントのピック投げもだいぶ上達してましたね、三浦さん。
徳岡さんはさかんに年寄りぶり(笑)をアピールしつつも、やっぱりがんばってました。

今回のツアーは、会場によって少しずつ演出を変えていたようですが、二人の仲良しぶりはかわらずで、さまざまにアピールされていた模様です。皆さんのレポも見てみたいです。

あと、三浦さん、たしかに大人っぽくなったし、今回はお誕生日演出もあって、ツンデレ度、あげてましたが。
なんというか、ものすごく可愛かったです。がんばっている様子が、けなげっぽいっていうか。よかったです、ほんとに。ライブ後も4、5日、「三浦さんをギューしたいー!」とあらぬことを考えてましたよ!(笑)

*追記:

三浦さんの日記によると、徳岡さんのお誕生日ケーキは、ツアーメンバー全員で食べたようですね。
そして誕生日プレゼントは、熱海温泉に強制一泊二日だった、と徳岡さんがブログで書いてましたね。
新婚旅行じゃあるまいし(笑) 今さらね(笑)



●5/5、DEPAPEPEデビュー5周年記念W野音ライブ「Merry 5 round」@日比谷、行ってきました

当日は雨が物凄く、まったくメモを取れる状態でなく。
以下は、FC会報によるセットリストです。

*セットリスト

01) 風
02) キミドリ
03) Hi-D!!
04) 雨上がり
05) JAC(K) IN THE BOX
06) FRIENDS
07) 悲愴
08) いい日だったね。
09) FAKE
10) KATANA
11) START ~DとPとTMGG 27人のアコギ弾きたち~ ←sakusakuの企画でオーディションに受かった人たちと合奏
12) Night & Day
13) B.B.D.
14) 哀愁バイオレット
15) Special Lady ~the wedding anthem~
16) シュプール
17) ラハイナ
18) 5年目GO!GO! (三浦さんはフライングV使用)
19) FLOW
20) Sky! Sky! Sky!

encore(ツアーシャツに着替える二人。徳岡さん白、三浦さん赤。白は完売のアナウンスが)

1) SUNSHINE SURF!!
2) SUMMER PARADE
3) START


追い出し曲が、現在sakusakuのOP「Sailing」でした。「聴いてってくださいね」とアピールしてました。

雨のせいで、全体のリハーサルは早めに行われたのか、私がついた頃は、TMGGの皆さんが練習しているらしい音が、何度か小さく聞こえてきたきりでした。仕方ないといえば仕方ないのですが、ちょっと残念。

ちなみに、9曲目まで&最後の「START」はDEPAPEPEの二人だけ。前半は、二人っきりでガガッといってくれて嬉しかったです。
「KATANA」は前田卓次さんがパーカス参加。玉田豊夢さんと、五十嵐慎一さんがシェーカー隊で参加。
12曲目からアンコール2曲目まではバンド編成。
ドラム:玉田豊夢さん
ベース:紺野光広さん
パーカス 前田卓次さん
キーボード:五十嵐慎一さん

徳岡さんのギターは、真っ黄色のが印象に残りました(どのギターも、しょっちゅうスプレーかけて、ふいてました。錆び防止? 濡れてひっかかるのを防ぐため?)。
途中で入ってきた紺野さん、前田さんは後ろの方で比較的濡れずにすんでたようですが、五十嵐さんのKORGはビニールカバーに覆われ、豊夢さんのドラムはビニールテントで覆われてました。
今回の三浦さんは、ジュースをのんでなかったです。他の人と同じく、ミネラルウォーターでした。大人化への第一歩?

* 全体の流れ&MC小ネタ。

とにかく雨。最初から最後まで降りっぱなしで、寒いこと。荷物の上からカッパ着てましたが、開演前に指がふやけてしまいました。
濡れた座席に座りたくなくて、トイレ前で雨をさけている人も。開場直前になってから、しかたなく席につくお客さん多数でした。ほんと、高気圧には、もうちょっと頑張ってもらいたかったです(前日、ブログで徳岡さんが「おい! 高気圧頑張れよ!」と書いたんですが、残念ながら彼も雨男の模様)。
DEPAPEPEの二人も雨がかからないよう、ギリギリまで下がってるので、後ろがつっかえて苦しそうでした(微妙にそっくりかえってたような?)。

三浦さん、小ネタで、最初と途中に手品をやってましたが、コントの元ネタがわかんなくて……(関西の芸人さんのネタですか?)←お笑い詳しくないんです
今回、三浦さんのモヒカンがものすごくて(雨だからかためてたのかな?)、ヴェロキラプトルというよりステゴザウルスかと思いましたよ、最初。

曲をやって、最初のMC。
徳岡さんは、開口一番、「すみません!」
それに対して三浦さん、「この雨の中、本当にありがとうございます!」
思わず、「ほんとだよー!」とツッコミいれたかったです。
三浦さん、「雨乞い営業ができるかもしれませんね」と付け加えてました。

三浦さんが話していると、消防車(と救急車?)のサイレンが鳴り響くという一幕も。
雨が降ってるのに、なぜ消防車!
「近いですね」と顔をみあわせていた二人は、内心「またか」と思っていたに違いありません。

曲のMCで。
「雨上がり」の時は「こんな中でこの曲ですみません」と謝る三浦さん。申し訳なかったのか、観客席に「ラ~♪」のコーラスは要請されなかったです。

「KATANA」のラスト、三浦さんが、さっと徳岡さんに手を伸ばしてポーズを。「それやめよう」という徳岡さん。この曲は、二人のギターを刀に見立ててやりあっているというイメージなのだそうです。ラストは三浦さんが先に弾き終えるので、徳岡さんが勝った、というのを表現するために、三浦さんが手を伸ばしたらしいのですが。
「勝ちを譲られたみたいで、気分よくないです」

「START ~DとPとT.M.G.G.~」これは雨の中、参加者のみなさん、ほんとにお疲れ様でした。
総勢27名を電気で増幅するのが不可能と判断した徳岡さん(?)、この雨の中では正解だったと思います。
ステージの最前列に、オーディションで選ばれた25人の人たちが二列で並び、全員で大合奏。
アンプを通さないぶん、音は小さいのですが、みなさんめちゃくちゃうまい。三浦さんの隣に、クラシックギターで参加している小学生の男の子がいるのですが、ギターを立てて弾く姿は大人顔負け。「僕より目だったらあかんよ」なんて、三浦さんがギャグをかましてましたが(ほんとはそんなこと思ってないでしょ・笑)、あの人たちはDEPAPEPEファンの中でも精鋭というか、ほんとすごいと思いました。たぶんみなさん、ギターもろともすっかり濡れてしまわれたと思いますし、新曲の演奏を見られなくてガッカリだったと思いますが、あれは一生の思い出になるだろうなあと思います。ほんとに。

「Special Lady ~the wedding anthem~」は、「Wedding Bell」同様、結婚おめでとうソングだそうで。徳岡さんの弟の結婚式用の書き下ろしで、当然のようにその日(5月3日)、結婚式に三浦さんを連れてっいって演奏したそうです。
なんていうか、もう完全に親族扱いですね(野音と野音の合間に結婚式っていうのも忙しいでしょうに)。
この曲はコーラスを要求されまして。「Special Lady~♪ She is my Lady~♪」と歌うんですが、これ、むずかしいですー! あと、大切な人ってことをいいたいのはわかるのですが、スペシャルって響きがそのー(汗)

「シュプール」の時は、これを弾かないと、とけっこうアピールがありましたが、シュプールってなんか思い出の曲でしたっけ? あれ? 二人にとって?

新曲ラッシュあたりで、三浦さんがニューアルバムを宣伝する際、「原点回帰しつつ、進化したアルバムです!」と決め台詞を。徳岡さんは苦笑して「三浦くんは、押しつけすぎ」とコメントしてました。話しすぎで、お客さんがひくだろう、と(笑)。
たしかに新曲の数々は、原点回帰っぽい感じでした(FAKEとか好きな感じです。なぜ題名が「偽」なのかアレですが)。あと、ちょっと大人っぽくなってきていて、進化というか、インストらしいインストになりつつあるかな、と思いました。

ラストの方(シメに近い挨拶)で、三浦さんが「徳岡慶也がいてくれて(呼び捨て)」と持ち上げると、徳岡さんが「俺は、いわへんよ(さらりとツンデレ炸裂)」と、いつもの名コンビぶりを発揮してて面白かったです。

雨のひどさに、まったくメモがとれませんでしたので、さらっとですが、まあ今回のレポは、こんな感じで。
ほんとうに雨ふりっぱなしでしたが、最後の方、少しやんできて、カッパのフードをぬぐ人が増えてきたので、「最後まで、てるてる坊主だったら、どうしようかと思って」と、徳岡さん、少しほっとしてたようです。

恒例の野音が終わって、DEPAPEPEの二人はさっそくアルバムツアーに入るわけですが。
三浦さんがまたいろいろネタを仕込んでるらしいので、それを楽しみに行ってきます。


★2008年

●11/3、DEPAPEPEフリーライブ@東海大学建学祭に行ってきました。

野音から、約半年ぶりのライブ。
しかも、東海大の伊勢原キャンパスで学祭ライブ決定!
ときたら、サクサカーとしてはいかないわけには参りません。早々に職場に休暇届けを出し、妹と二人で行って参りました。
会場は、東海大の奥のグラウンド内(野外なので雨天中止の可能性がありました)。
熱心なファンは早めから並んでおり、その列に気づかなかった私は、14:40頃ついたにもかかわらず、入場が遅れてしまいました。なんとか席を押さえることができましたが、ギリギリで焦りました。学祭後半は屋台なども入り、グラウンドがいっぱいになっていましたので、数百名の方がいらしたと思います。
リハーサルは、「キミドリ」「Hi-D!!」「Horizon」「Night & Day」「星の数だけ願いは届く」「シュプール」「DUNK」MCの練習などで、30分ぐらい、みられたかな?

●セットリスト
(3曲目~5曲目が二人で。あとは、パーカスの前田卓次・写楽さんと一緒に。)

1)Horizon
 デパペペです、と一言挨拶のみ。
2)Night&Day
 MC-1
3)キミドリ
4)Ready! GO!!
 MC-2
5)Hi-D!!!
 MC-3
6)シュプール
7)星の数だけ願いは届く
 MC-4
8)哀愁バイオレット
9)DUNK
 ここでみなさん、スタンディング
10)T.M.G.(イエイ! ウン、建学祭! ウン、写楽!)
11)FLOW
12)Sky!Sky!Sky!

encore
 MC-5
START

*補足

遠いのでよく見えませんでしたが、ごっつんこの時、徳岡さんが手をあげてました。
シュプールで、三浦さんのギターチェンジあり。
三浦さんは、T.M.G.ソロも、今回はめずらしく、恐竜スペシャルでやっていました。
三浦さんは革ジャン姿、徳岡さんは黒いカーディガンを羽織っていましたが、アンコールで脱ぎ、下はグレーのシャツ。
全体的に音がよく響き、コードは軽め・明るめにアレンジされていました。
ただ、徳岡さんがすこし調子が悪かったというか、いつもの技の冴えがちょっと。「星の数~」でワンフレーズ間違ったりしていて、大丈夫かしらとちょっと心配になりました(「Sky!×3」でも三浦さんに割と投げていたけど、それは関係ないかな?)
MCの際、「(冗談で)寒くしてすみません」と何度も三浦さんが謝っていましたが、あそこは山の中ですから、寒いんですよ。ほんと(知っていたので厚着して行きました)。

●MC-1

M:ハイどーも、あらためましてDEPAPEPEです。「Horizon」「Night&Day」でした。東海大建学祭、学祭でテンションあがりますね。僕のテンションにみなさんがついてこれるかわかりせんが。
T:寒い中、きてくださってありがとうございます。寒いですね。
客:(ステージが)遠いー!
M:なんかVIP扱いですね(ステージからすこし離れたところに板が張られて、近づけないようになっており、さらにその板とステージの間に、学生さん達が等間隔で立って、お客さんがまったく近づけないようになっています)。暴れても大丈夫なのに。今日はじめての方は手をあげてください。ああ、いますね。では、自己紹介を。こちらがリーダー徳岡さん。僕は、しもべ的な三浦です。
T:実行委員長が三浦一也さんっていうんですよね。
M:楽屋で打ち合わせの時に、ずっと気にしてました、僕のことかなと。(水をのむ←ジュースがあったのにのんでいない)
僕らは歌は歌わない、ギターで表現しますが、むずかしい、と引かずに、歌なしでも楽しんでください。

●MC-2

M:二曲続けておおくりしました。これで、どんな感じか、わかってもらえたかと。アコギ二本でもバラードでなくてジャカジャカやってるので、好きなようにノってください。後ろの方の方も。デパペペです!(叫ぶ)ところで建学祭。けんがくさい、めちゃくちゃ広いですね。
T:大学やろ、ひろいのはキャンパス。
M:デカさはディズニーランドと同じぐらいらしいですよ。広いし、きれいやし、自分が学生だったらここに在学したいと思いました。
T:二万二千人の学生さんがいるそうですよ。市ができますね。一万人からできる。
M:そんな豆知識をありがとうございます(苦笑)。
T:学生さんがいろいろ教えてくれた。中央通りに創立者の像があるんだけど、それにのぼったら退学なんですって。
M:(苦笑)そりゃだめでしょ、のったら。
T:あとね、この大学にはないものがある。あてたらすごい。町中にある。
M:……ベンチ?
T:お客さんが(グラウンドのベンチに)座ってるやん。
M:今日だけ特別に置いたのかと。
T:電柱がない。地下に通してる。お金持ちの住宅街みたいに。
M:広いし、ディズニーランドみたいやし、夢の世界ですね。
T:そうとう好きなの、ディズニーランド?
M:そうすね、就職したい(?)
T:(ボソリ)アホや。
M:これから真剣に演奏するので、よろしくお願いします。次はデビューアルバムに収録されている、というか結成の時につくった曲です。Hi-D!!!

●MC-3

M:CD、リリースします。11/26、「デパフユ」、ニューアルバムでます。このデパペペ、じゃない「デパフユ」、冬というか秋冬にあった 新曲もありますので、ぜひ店頭で手にとってみて、きいてください。インストはメロディに自分の好きな歌詞をつけてきいていいので、一応タイトルついてますけど、自分の好きなかたちで聴いてもらえたらいいなと、初めての方もインストにこれからチャレンジして、曲を、察してイメージしてくれたら。
T:はい。素晴らしい演説ですね、はい。
M:徳岡さんもしゃべってください。本屋で『O型の説明書』っていうのみたら、O型は身振りとか手振りが大げさなんですって、それで。
T:俺もO型。二人ともやろ。
M:(いいよどむ)ああいうのはね、ちょっとね。……喉が渇いたので水を。(のむと一気を煽る拍手)その間に徳岡さんに話してもらって。(一気拍手。)無茶ぶりせんといて。
T:これが三回目の(一気拍手)
M:だから無茶ぶりせんといて。あ、徳岡さん、結局しゃべらない。あー、後でね、くわしくはBBSで。では、「デパフユ」の曲からシュプール。あ、ギターチェンジ忘れた。

●MC-4

M:みなさん、シュプール、イメージできましたか?(微妙な反応)はーい。ごめんなさい、微妙な空気にして。そんなインストですが、海外に。韓国のライブにいきました(客席から拍手)。韓国の野外フェスは面白かったです。、海外行くと文化の違いというか。日本だとバラードだと、ジャーン、って弾き終えると「おおー」って感じなんですが、韓国では「よっしゃー!」みたいな感じで、面白いとこやなと。
T:そんな感じでしたか?(疑問形)
M:誇張?
T:しすぎ。どうも。楽しかったです。食べ物のおいしさはね。
M:おいしい
T:水キムチ。水餃子みたいの、おいしかった。
M:どの料理にもキムチが。日本の漬け物みたいに。漬け物か。
T:まあ、東海大まできて、韓国の話せんでも。
M:やっぱしゃべりたかったんで、「アニョハセヨ」とか「カムサハムニダ」とか覚えてしゃべってました。しゃべると楽しくなって。韓国ではデパペペとして仕事でいったんですが、個人的にニューオリンズに行きまして、英語をね、通じるようにしゃべる、センキューとか。英語は聴くことが多いので、それっぽくしゃべっていこうと思って。徳岡さんがいないのでツッコまれることもないので、それ風にいったらけっこう通じる、これは行けるんじゃないかと、「This one.」とか英語使ってたんですが、二人でいったんで、ライブハウスでチケット二枚っていおうとして、カウンターで、「チケット、フタ~リ!」って、日本語でいってしまった。
T:この空気で、次の曲行くの? やめよう。これで三日目なんですけど、三回ともこれいってるんですけど、この空気で行くのやめよう。なにしろ三浦は「Beef or Chicken?」「Meat!」って答える男ですからね。
M:そんな僕らですが、演奏であたたまってもらおうと思います、ちょっと激しい曲を。

●MC-5

アンコールで徳岡さん、カーディガンを脱いできました。
T:嬉しすぎて上着をを脱いでしましました。
M:それは嬉しすぎ。
T:半袖でーす。
M:これてよかった。楽しいライブでした。
T:実行委員会の皆さん、ゆっくり休んでください。楽しんでください。
アンコール後、深々と礼をしておしまい。

いやまあその、学祭最終日ではなかったんで、委員会の皆さん、休めなかったと思うんですが(苦笑)

以上、ざっとのご紹介でした。
基本的に好きな曲ばかりだったので(アルバムも意識していたとは思いますが)、楽しいライブでした。
二人だけの曲も聴けましたし、前田さんもさりげなく出入りして、お客さんを盛り上げる時も、ごく自然に合図を送ってくれて、観客としても楽でした(三浦さん要求レベル高いんですもの)。
楽しかったです。
次にナマで見られるのは、いつのことかなあ。


●5月3日、HOP! SKIP!! JUMP!!!ツアーファイナル@日比谷野外音楽堂に行ってきました。

よこすか芸術劇場とあるていど内容が重複しますが、同じツアー内なのでご了承ください。曲順・セットリストは、微妙に違っています。

*服装

三浦さん、青紫の七分袖開襟シャツ。黒のジーンズ。髪型はモヒカン。ステゴザウルスとアンモナイトをイメージしてつくってもらったとか)。右手のみ指輪。「VIVA! JUMP!」「ラハイナ」の時のみ、三浦さんはビバジャンを着ていました。
徳岡さん、白い半袖Tシャツ(四角い黒の模様にピンクで文字が入っていたような)に黒っぽいパンツ。ペンダントはあり。

アンコール時は三浦さんがツアーのグレーのTシャツに黒のワークシャツを重ねて。徳岡さんは天使Tシャツ。

最後の投擲はマフラータオル(徳岡さんのみ)とピック。
三浦さん、投擲力がかなりましていましたが、客席でないところにも落ちてましたよ?

三浦さんのステージドリンクはトマトジュース(4分の一ぐらい残してました)
徳岡さんはいつもどおり水(豊夢さんも水のんでたかな?)。

ギターは途中で何回かかわりました。スコアにあるように三本ずつ使っていたようで、それをとっかえひっかえ。一人だけ変えたり二人とも変えたり。覚えていたところだけメモしています。ギターの種類や詳細については、スコアおよび、詳しい方のブログをご覧下さいませ。
最初のギターは、三浦さんが恐竜スペシャル。ギブソンは赤いので目立ちました(「ジムノペディ」はこれだった気が)。「VIVA! JUMP!」の時のみ、アコギのフライングV。
徳岡さんの最初のギターは、裏にサインがみえたような気がするので、ヤイリだったかな?
チューナーは最初からギターにつけてあったりすることが多く、曲によっては片方しかつけてないことも。
雨のあがった直後にしては音の狂いも少なく、いい感じでした。
交代のたびに走ってた(三浦さんの着替えも手伝ったり)スタッフさん、お疲れさまでした。

*セットリスト

会場についたのが3:20頃。
すでにリハーサルが始まっており、「FESTA!!」「星の数だけ願いは届く」「キミドリ」「a bottom」「Marine Drive」(三浦さんの「海を走る」という謎のMCが聞こえました)「VIVA! JUMP!」「ラハイナ」「FESTA!!」「Hi-D!!」「Ready! Go!!」「a bottom」「ジムノペディ」「Horizon」「START」(徳岡さんがまとめている?声が聞こえてきました)といった感じの流れで少しずつやっていました。
(外で録画&録音してるっぽい人がいたけど、リハはいいのかな?)
直前まで雨だったせいか、16:00すぎまでリハ。
結局開場は15分すぎ、開演も15分ほど遅れました。
入り口で、DISK GARAGEのチラシと、新しいアルバムジャケットのロゴが白抜きされた水色の軍手を渡されます。
スタッフの人が客席の間をまわって、開演前に鯉のぼり大作戦用のパネルを配るのが大変そうでした。工作用紙の裏側に色がついてるだけのものですが、リハーサルでも使ったのか、すでにヨレヨレの紙も多かった模様。

以下、本編。

まず、バンドフルメンバーと共に(玉田豊夢さん、紺野光弘さん、五十嵐慎一さん、前田=写楽=卓司さん)で。

最初のごっつんこの時には空を指さしていました(天気のことを話すつもりで、かな?)。
そしてバンドメンバーとも。

1)Horizon

MC-1

2)Sky! Sky! Sky!
3)Great Escape
4)JAC(K) IN THE BOX

MC-2

二人に戻って。

5)Hi-D!!(三浦さんギターチェンジ)

MC-3(鯉のぼり大作戦)

6)キミドリ(二人ともギターチェンジ。三浦さんは恐竜スペシャルに戻って)

MC-4

7)Ready! GO!!
8)a ボトム(三浦さんギターチェンジ)

MC-5

9)激情メランコリック
10)ジムノペディ(三浦さん、ギブソンにチェンジ)
11)いい日だったね(三浦さん再びギターチェンジ。カポ2)

MC-6

フルメンバーにもどって。

12)FESTA!!(三浦さん恐竜ギターにチェンジ。徳岡さんはコールクラーク?)
13)Marine Drive(徳岡さんギターチェンジ)

14)DUNK
15)VIVA! JUMP!(コール&レスポンスは「ビバ」「ジャン」。三浦さん、徳岡さん以外のバンドメンバー紹介)
16)ラハイナ(「パンパン、パーンパンパン」のリズムで拍手するよう三浦さんから要請あり。「できる人のみでかまいません」)

MC-7

17)桜風

encore(これもフルメンバー)

MC-8

1)星の数だけ願いは届く
2)FLOW
3)START(配布された水色の軍手をはめされられて、タオルのかわりにふります。拍手がくぐもること!)

最後の写真撮影で、三浦「HOP! SKIP!」客席「JUMP!」のコール&レスポンス。
文字が「デパペペ」と読めるように手袋をはめるのに苦労する客席(含む私)。バンドメンバーの中にも困惑している人が(なぜ)。
二人が最後に残って、いろいろと投げたあと、「Marine Drive」をBGMに、深く頭をさげて退場。
退場後は「Ready! Go!!」などもかかっていました。

今回のセトリは、会場入り口に貼られていました。中じゃ撮影禁止だからかな?

*MC内容

MC-1

三浦「はいどーも、DEPAPEPEです。今日は晴れてよかったです。この空へ向けて!(「Sky! Sky! Sky!」の前振り)」
いきなりスタンディングさせられます。

MC-2

三浦さん、ペットボトルのトマトジュースを、いきなり四分の一ほど飲み干します。
「血液をさらさらにしないとね」
とりあえず自己紹介をという時に、「ヨモギダさん」と声をかけられる徳岡さん。
徳岡「それは去年の野音です(←スタジオで某芸人さんと間違えられた話を去年した)。最近、まちがわれてるのは、堀さんかな(←誰?)。あんまり僕がしゃべらないんで、最近のアンケートでは、【右の人】と書かれることもあります」
三浦「右の人、徳岡慶也です! とりあえずみなさん、着席してください。ここから先は二人でやります」

MC-3

三浦「野音はほんとに僕たちが大事にしてる会場で、はじめてのフリーライブもここでした。今日で四回目です。四回目の正直で晴れました」
徳岡「オリンピック並ですね」
三浦「一回目なんて雹が降りましたもんね」
徳岡「「雨上がり」を弾いたら雨が降り出したり」
三浦「曲の意図が伝わってない」
徳岡「寒かったですもんね。ほんと晴れてよかった。今日、僕、半袖です(と見せる。徳岡さんはわりといつも半袖ですけどね)」

三浦「さて、鯉の話を。今日は【鯉のぼり大作戦】といって、お手持ちのカラーボードで、野音に二匹の鯉のぼりを泳がせようという企画です。みなさんボードいってますか? ない人はスタッフさんが回っているので声をかけてください。ぜんぶで6色。みなさん入場の時に配られたチラシをご覧になっていただければわかるんですが……僕のがない(汗)。えー、白の方、ボードをあげてください。白は、キャンパスです。土台です。次に緑の人。緑は小さい緋鯉の胴体です。オレンジ。オレンジは小さい鯉の鱗です。赤は大きい鯉の胴体。黄色は胴体についた鱗。青の人は目です」
徳岡「なんでこんな途中でやるかって不思議に思ってるでしょ? 暗くなる前に撮らないと写らないんで」
三浦「では撮ります。ボード45度に傾けてください。あ、いっせいに持ち上げた方がいいですか? はい、よくできました、おりこうさん(会場から笑い)」
徳岡「実はもうひとつサプライズが。みなさん、空をみてください」
高いところを鳥が一羽飛んでるだけです。
三浦「あの鳥も、徳岡さんが用意したんですか?」
徳岡「(苦笑)違います。実はセスナが来るはずなんですが」
三浦「あれがそうですか?」
徳岡「セスナは羽ばたかない。おかしいな。(客席からの声に)さっき飛んでた? 飛んでましたよね。ついに空撮を行うまでになりました。今回のチケット代はほとんどセスナの借り賃です。セスナをとばすと決まったときにこの値段に……」
三浦「あんまりいうとほんとに暴動おきますよ(苦笑)」
「雨上がり」を弾きながら、「セスナこい~♪」と歌い出す三浦さん。「あんまり長く飛ばしてるとガソリン代が」と心配する徳岡さん。右左に揺れたりのパフォーマンスを提案しているうちに、「セスナ係から説明があるようです」という展開に。
セスナ係(?)山中さん「すみません。もう撮れたということです。さっき皆さんがポーズ撮った時に完璧だったので、もう帰りました。後ほどサイトにアップしますので。すみません」

MC-4

会場から「髪型カッコイイ」の声が。
三浦「これは一応、ステゴザウルスの鱗と……恐竜のイメージでつくってもらいました。前の(お団子状の部分は)アンモナイトです。(会場反応にぶく)……ヤヤうけぐらい?」

三浦「さて、「HOP! SKIP! JUMP!」ツアー、これは4月2日発売のオリジナルアルバムの題名と同じですが、皆さんもう聴いてもらえましたか?(客席で手があがる) ありがとうございます。ただ、なんでそうなのか肝心なところはわかっていただけてないと思いますので、一応説明しておきますと、なぜ「HOP! SKIP! JUMP!」なのか。「HOP! STEP! JUMP!」と意味は同じなんですが、あえて変えてあるんです。これは三枚目のアルバムで、ぼくたちは三枚目だからぴったりなんで。あと、SKIP!の方が躍動感がありますよね。(小声で)「STEP」……(声をはりあげて)「SKIP!」ほらね?」

MC-5

三浦「「Ready! Go!!」は、こうやってみなさんと一緒になって、応援ソングです。「a ボトム」は、六弦のAの音をボリボリ出す曲で、アコギでは珍しい。ロックっぽい曲。……まあ、タイトルはね、曲ができてから、客観的につけるので。僕が出した案はとおりません。「HOP! SKIP! JUMP!」の中で、これいけてるなって題名だしても、100%とおらなかった。徳岡さんは?」
徳岡「えーとね。ないかも」
三浦「僕らに権限ない」
徳岡「僕もつけてない」
三浦「だいたい一緒につくってる人たちがきめて、僕の声ははなから採用されないのでいつも悔しい思いをしています」
三浦さんがトマトジュースを飲むと拍手が。煽られることなく、途中でとめて、白いマフラータオルで丁寧に口元を拭きます。空をまた鳥が飛んでいたりして(だいたいここらへんで18:00)

そして次の三曲を紹介。
三浦「昔からやっている曲と、デパクラから一曲と、それからこんなレパートリーもありますよ、という曲を」

MC-6

三浦「(徳岡さんに)ジムノペディなんてね、デパクラやらなかったらやらなかった。こういう曲がレパートリーにあって嬉しいですよね」
徳岡「うん」
三浦「うん、だけですか。思ってますか?」
徳岡「そう。そうな」
三浦「ほんと、うんしかいわない(苦笑)。後でみると徳岡さん、ほんとしゃべってないですけど、これ、あえてしゃべってないんですよ。個人的な時はけっこうしゃべる」
徳岡「うん」
三浦「ああもういいです」
会場から「お昼なに食べたの?」
徳岡「お昼はお弁当です。フライはいったの」
三浦さんがトマトジュースを一気。ペットボトル半分飲み干して。 三浦「なんか豊夢さんが(一気を煽るドラム)ロールやってましたね。ツアー中の恨みかな?(←なにか恨まれるようなことしたの三浦さん!)」

三浦「さて、次はsakusakuのオープニングの曲を」

MC-7

三浦「僕らがこうやってライブして、皆さんにパワーを持ってかえってもらいたいんですよね。生活してたらやなこともあるけど、昨日DEPAPEPEのライブいったから頑張れる、とか。なんでもってかえってもらいたいかといえば、僕たちがライブでみなさんからパワーをもらってるから。そして僕らがかえす。そういう絆、人との絆、この会場はそういう絆でむすばれているんです。……では最後の曲「桜風」」(ここらへんで19:15ぐらい)

MC-8

三浦「アンコールありがとうございます」
二人とも着替え済み。徳岡さんは天使Tシャツです。
徳岡「実はスタッフTシャツで悪魔の柄のもつくったんです。好評で、欲しいという声が多かったので、今日からサイトで売ります。どんな感じかというと、マネージャーの村井、僕の後輩なんで村井ってよんでるんですけど、着てもらいましょう。だ来ない? 走ってる?」
黒のスタッフシャツを着た村井さんが袖から登場。配布された軍手も填めています。
さっさと去ろうとするので引き留められ、ひととおり見せてから去ります。
その後、寸劇開始。
三浦「あらためてバンドメンバー紹介しましょう。あれ、豊夢さん、そのかっこいいTシャツ(天使の柄)はどこで買ったんですか」
豊夢「(会場の左手奥を指さして)たしか、そこ」
前田さんはデパクロスでパーカッションをふいて。
三浦「あれ、みんな話をきいてない。あれ、それは」
前田「パーカッションもみんなピカピカ」 三浦「どこで手に入れたんですか」
前田「たしか、あそこ(奥を指さして)」
紺野さんはパンフを開いてちらちら。
三浦「あれ、また話きいてもらえてない。あ、紺野さん。どうですか、ツアーパンフの出来は」
紺野「すっごいです。濃厚です。二人がくんずほぐれつ」
三浦「(苦笑)「風」のスコアも入ってますからね。どこで買えるんですか」
紺野「たしか、あそこ」
五十嵐さんはVIVA!ジャンを着ています。
三浦「僕のを勝手に着てる!」
五十嵐「いや、今の隙に買ってきたんですよ」
三浦「五十嵐さんはバンマスなんですよ。みなさん、バンマスってなんのことは知ってます? バンドマスターじゃないですよ。バンドマスコットです。ところでジャンパーはどこで買えるんですか」
五十嵐「たしか、あそこ(奥をさす。そしてGreat Escapeの時につかっているピストル音を鳴らす)」
三浦「(撃たれたフリをして、一瞬ガックリ前のめりに)ほんと、長くてすみません。で、あと告知?(渡された紙をみて)僕のはほんまの告知やん。えーと、入り口で今日、スコアとアコギマガジンを売っております。スコアは先行販売です。あと、CDも売ってます。会場でお買い上げの方にはDEPAPEPE直筆サインを」
徳岡「ほんとに書きました。昨日4時までかかりました……嘘です(笑)」
三浦「ほんとにたくさん書きましたのでまだ間に合うと思います。ぜひ出口でお買い求めください。……最後に徳岡さん、挨拶を」
徳岡「MCばっかり長くてはやく曲やれって思われてるでしょう(苦笑)。やーね、ほんと、みなさんこの会場に来てくださって、いや全会場、ありがとうございました。インストをポピュラーにって始めて、こんなことになって、昔の自分は想像できなかった。ありがとうございます。あと、野音ではいつも天気でみなさんにご迷惑をおかけして、ごめんなさい。でも僕が悪いのか? なにかの陰謀かと思います。でも、皆さんにも、スタッフにも迷惑かけて。来年も(野音)やります」
会場から拍手が。
徳岡「来年は降ります(断言)」
三浦「なんとかならないんですか」
徳岡「降るっていっといた方が、晴れた時ありがたみあるやろ。めっちゃ晴れるより」
三浦「ヤンキーがちょっといいことするとめちゃめちゃいい人に見えるようなもんですか」
徳岡「僕はやりたいけど、思ってるだけではできない。みなさんがチケットを買ってくれて、足りないとやれない」
三浦「みんなで。自分らも頑張って」
徳岡「いや、お客さんはお金だしてるから(立場が違うからね)」

*総評

二人の発言通り、今回の野音は雨が上がってほんとうによかったです。
湿気はありましたが、雨上がりにしてはいい音でした。ツアーファイナルで、こなれていたというのもありますが、バランスのいいステージだと感じました。楽曲もわかってたのでノリやすかったというのもありますが。ジャンプは野音なら安心して飛べましたし。
「a ボトム」なんかもダンスナンバーにしていいんじゃないかな、と思ったりしました。

しかし今回、特別チケットみたいなものをもっていた人が多かったような?
ライブ後、「こちらに並んでください」と並んでいた人たちは、FCの楽屋ツアーではないですよね? それとも何か買った人たちで、足りないサインでもしてもらっていたのでしょうか? 訊く余裕もなかったので、想像でしかないのですが……。


●3月30日、HOP! SKIP!! JUMP!!!ツアー@よこすか芸術劇場に行ってきました。

だいぶ時間がたってしまっていますので、記憶違いもあるかと思います。おかしなところはご指摘いただければ幸いです。

*服装

三浦さんは、黒いTシャツに紫っぽい長袖ジャケット。パンツは黒。靴は赤いコンバース(「VIVA! JUMP!」の時のみ、三浦さんビバジャンを着ていました)。
徳岡さん、白い半袖Tシャツに黒っぽいパンツ。ペンダントはあり。

アンコール時は三浦さんが白地に黒の模様シャツ、徳岡さんは赤い模様のシャツ。

最後にマフラータオルを首にかけていたような。
徳岡さんが投げてましたね。

三浦さんはトマトジュース(最後でついに一気のみ)
徳岡さんはいつもどおり水。

ギターは途中で何回かかわりましたが、三浦さんの恐竜スペシャルのインレイが、会場右手の壁にきらきら反射してたのが印象的でした。

*セットリスト

まず、バンドフルメンバー(二人+玉田豊夢さん、紺野光弘さん、五十嵐慎一さん、前田卓司さん)で。

ごっつんこ長め。いきなりトマトジュースを飲む三浦さん。

1)Horizon
2)Sky! Sky! Sky!
3)Great Escape
4)JAC(K) IN THE BOX

MC-1

二人に戻って。

5)Hi-D!!

MC-2

6)Ready! GO!!
7)a ボトム

MC-3

8)激情メランコリック
9)ジムノペディ
10)いい日だったね

MC-4

11)キミドリ

フルメンバーにもどって。

MC-5

12)Marine Drive
13)DUNK
14)VIVA! JUMP!

MC-6

15)ラハイナ
16)桜風

encore(これもフルメンバー)

MC-7

1)FESTA!!
2)FLOW
3)START

*MC内容

MC-1

・初めての人も多いので自己紹介など。

MC-2

三浦「(徳岡さんのツッコミに)MC長いですか? 冷たいコメント以外は、どんどん声かけてください」
三浦「3rd Albumはなぜ「HOP! SKIP! JUMP!」といいますと、HOP! STEP! JUMP!と意味は同じだけど、こちらの方が勢いがあるから。3は区切りの数字だし。つきあって三日で別れるとか」
徳岡「はやすぎでイヤや(苦笑)」
三浦「はりつめてるけど、自由な感覚で聴いて欲しい」

MC-3

三浦「「a ボトム」ってタイトルは、ギターで最低音のE音をバリバリ出してるから。アコギでは僕たちぐらいですね。元々エレキですからね。原点に立ち戻っているともいいます」
徳岡「(アルバム制作のために)こんなに長いことおまえと一緒に過ごしたのは久しぶりやな(嬉しそう)。ほんま、ようしゃべる三浦くん」
三浦「気負いがある」
三浦さん、トマトジュースを再び一気させられそうになって、煽られて心配されたため、「やったらのますな」
三浦「アルバム制作中はほんと大変で、スタジオに昼の1時にいって夜の12時までやって、その後徳岡さんの部屋にいって翌日9時ぐらいまでいて、曲をつくってました。もう、完全に意識がとんでた」
徳岡「その間、僕は実は2時間ぐらい寝てた(笑)。起きたら三浦はギター弾いてた。僕が先輩だから起こさなかったんでしょうね。2時から4時ぐらい。ああ、寝かせててくれたんだなと」
三浦「だって、徳岡さん寝ながらギター弾いてるんすもん。ちょっと休もうかと思うといきなり弾き出すから、僕もさぼっちゃいかんと。こんな風に変わってる人、徳岡慶也さんです」
そして次の三曲を紹介。古いの、デパクラ、こんな曲も、と。

MC-4

三浦「こうして演奏してると、間(ま)の姿が見える。気? オーラ? みなさん集中してますね。集中力がすごいですよね」
徳岡「僕の?」
三浦「フレキシブルに楽しんで欲しい。咳もがまんしないでほしい。むしろ咳して、そのあとは曲に集中してほしい。横須賀に来られて、うれしいです。初めて三浦半島に上陸しましたからね。子どもの頃から、社会科の教科書でずっとみてた。徳岡半島はないですもんね」
三浦さん、ギターチェンジ。赤いギブソンD-45を自慢。
三浦「音色の違いをきいてほしくてしょっちゅう取り替えている。カッタウェイは高音がでますから」
徳岡「僕は嫌いです。僕は低音を弾きます」
三浦「艶っぽく(笑)」
三浦「春なのに寒いですね。いつになったら春になるんでしょうか。サイトのダイアリーの更新が最近、気温の話ばっかりで」
徳岡「気候じゃなくて、気温か(笑)。僕はブログは苦手で、ほんとに不定期更新になってる」
三浦「そのぶん(中身が)凝縮してる。3行に5時間ですもんね」
徳岡「それじゃアホやろ」
三浦「曲で春にしてしまいましょう」

MC-5

三浦「春になりましたか? じゃあ夏の曲を」

MC-6

三浦さん、「VIVA! JUMP!」で専用のジャンパーをはおって、ムーンウォーク披露。フライングVギターもみせて。
観客もジャンプさせられます。
コール&レスポンスは「あんたあのこの」「なんなのさ」
恒例のバンドメンバー紹介も。
三浦「もう四年やってるわけですけどね。(この会場ではもう)オペラ歌手の気分です(歌ってみせると声が裏返る)」
徳岡「とんでもない声がでましたね」

MC-7

三浦「アンコールありがとうございます。みなさんチームミックスガッツですから。あらためてバンドメンバー紹介しましょう」

ここで寸劇開始。
三浦「あれ、豊夢さん、そのかっこいいTシャツ(天使の柄)はどこで買ったんですか」
豊夢「DEPAPEPEブランドですよ」
三浦「どこで買えるんですか?」
豊夢「入り口、脇(脇をおさえる仕草)」
前田さんはデパクロスでパーカッションをふいて。
三浦「話きいてくださいよ。あれ、それは」
前田「鍋つかみ以外でも。なんでもピカピカ」 三浦「どこで手に入れたんですか」
前田「入り口、脇(脇を押さえる)」
紺野さんはパンフを開いてちらちら。
三浦「どうですか、ツアーパンフの出来は」
紺野「だいぶ、ヤバイ」
三浦「どこで買えるんですか」
紺野「入り口、脇(脇を押さえる)」
五十嵐さんはVIVA!ジャンを着ています。
三浦「僕のを勝手に着てる! でも五十嵐さんはバンマスなんですよ。みなさん、バンマスってなんのことは知ってます? バンドマスターじゃないですよ。バンドマスコットです。ところでジャンパーはどこで買えるんですか」
五十嵐「入り口、脇(脇を押さえる)」
三浦「ほんと、長くてすみません、寸劇やろうって話になったら、メンバーの皆さんが協力してくださって。では、会場のみなさんでアンコール盛り上げていきましょう!」

*総評

アルバム発売前にもかかわらず、新曲の曲名がわからないまま進んで、ちょっとヒヤヒヤしました。
あと、オペラハウスの二階席以上で「ジャンプ!」を要求されるのは怖かったです(落ちそうな気がして)。
なにせ今回はオペラグラスを使っても遠かったので、けっこう距離感があってさみしかったです。
ツアーパンフが買えたのは嬉しかったのですが、「野音でなくても雨だなんて」と、内心ガックリしていたのが現実でして。横須賀駅前ってけっこう寂しいしね。

せっかくFC入ってるんだから、じゅうぶんアンテナはりめぐらしてチケット押さえなきゃなあと思ったことです。


★2007年

●12月18日、Premium meets Premium ~One night DEPACLA Concert~に行ってきました。

この日、朝日新聞社浜離宮ホールで行われた、DEPAPEPEライブに行って参りました。
少し早めにでかけて、手前のタリーズで簡単な夕食をとりましたが、奥までよく探索して、社食(レストラン街)で食べればよかったかな、と後悔したりも。庭園には猫が何匹も歩いていて、ちょっと癒されました。
今回は後ろから数えた方がよっぽど早いような席だったので、せっかくの生音もいささか遠かったのですが、様々なアレンジあり、サプライズありの、楽しいライブでした。
いろいろ前後しますが、当日のメモから、以下、ライブレポをおこしてみます。

*衣装

三浦さん→革ジャン、焦げ茶のシャツ(柄見えず)、黒のジーンズ。
徳岡さん→INKというロゴの入った白い半袖Tシャツ、黒のジーンズ。コンバース?

途中の「デパクラ」演奏パートで、例の半ズボン姿に衣装替え(しかし靴はそのまま)。
徳岡さんはほんとにこの衣装が嫌いらしく、途中でどんどん脱いでいきます。ついに前立てにまで手をかけようとして、「会場には女の人も多いんですから」と慌ててとめる三浦さん(笑)。
徳岡さん、退場の際も、サスペンダーを(またも)あげずに退場。そこまで嫌ですか?(笑)
アンコールの際には、元の衣装に戻していました

*当日のギター

三浦さん→恐竜スペシャル+コーグ。
徳岡さん→いつものヤイリ。アンコールでは、アルバム録音用のマーチン(実はこのギターには秘密が←後述)。

*セットリスト

1)SE「桜風」で登場。
(いつものごっつんこ、手かざしは三浦さんの掌が上でした)
2)半月
3)キミドリ
4)雨あがり(この日のイントロの三浦トークは、ちょっと滑ってました)

MC

5)Hi-D!!!
6)DUNK

MC

7)ありがとう
8)激情メランコリック(めずらしく、徳岡さんが最初をとちってやりなおし。パートわけが昔と違う!)
9)Sky! Sky! Sky!(パートわけが元に戻りかけてる!)

MC(音声のみ。オールナイトデパクラ)

10)ジムノペディ
11)G線上のアリア
12)パッヘルベルのカノン

13)FLOW
14)風
15)T.M.G(「ジングルベルジングルベル」「鈴が鳴る」&ウン「デパクラ!」。ところで「ウン、ラムジー」はともかく、「デパクラカルテット!」は早口すぎて無理です、三浦さん!)
16)シュプール

encore

1)生音のみで「きっとまたいつか」
2)全員で「START」(手振りの案内なし)

*構成

2)SEと共に登場し、ここまでがデパクラカルテット(上里はな子・佐田大陸・上保朋子・松浦健太郎)と二人。
3)から4)までそれにプラス、パーカッションで坂井ラムジーさん。
5)から9)が二人だけ。
10)からカルテットとラムジーさん。
11)から中村太知さんがプラス。
(徳岡さんが、めずらしく太知さんをちらちら見ていました。“徳岡派”だから?←MC参照。後述)
13)から16)はスタンディングで。
アンコール一曲目は二人だけの演奏、二曲目は全員でてきて演奏。

*MC

・「雨上がり」のあと。

三浦「ワンナイトデパクラコンサート。やっと二人になれましたね」
三浦さんがオレンジジュース一気。煽る徳岡さん。
三浦「無茶さすな!(笑)」
徳岡「最初はこんな(相方と組む)つもりじゃなかった」
三浦「出会ったのは、金髪の頃ですもんね」
徳岡「あの頃(の三浦)は可愛かった。しかし、メタルの人でモヒカンみたことない(三浦さんのモヒカンを揶揄して)」

↑「やっと二人きり」とか「金髪の頃は可愛かった」とか、二人してどんな惚気っぷりですか?(笑)

・「DUNK」の演奏あと。

三浦「僕らはこんなふうに(“DUNK”はROCKなので)、癒しません」
徳岡「モヒカンって、普通怖い。しかし(三浦さんの)顔が人なつこい。あわせると、面白い方向に」
三浦「癒しませんといいながら、次はバラードです。“ありがとう”」

・「Sky! Sky! Sky!」のあと、衣装替えのため、ステージが暗くなって、音声のみに。

三浦「オールナイトデパクラの時間がやってまいりました。ゲストは徳岡慶也さんです」
徳岡「俺たちはどこに向かってるんだ」
三浦「徳岡さんは最近いかがですか」
徳岡「三浦はなに」
三浦「僕の最近のニュースは、恐竜のミイラですかね。ロマン溢れる!」
徳岡「捏造ですね(笑)」
三浦「捏造違います!」
徳岡「僕は三浦みたいに恐竜やウルトラマンみたいに、しゃべるものはないから」
三浦「僕はなんでも人並以下ですから。みんなが思ってるより腹黒い。みんなが好きっていってくれても、そんなのはブラックホールへポイ、です。嘘です(笑)。で、最近、徳岡さんがハモってることは」
徳岡「ハモってる(笑)」
三浦「はまってること」
徳岡「釣りプロのトークショーにいった」
三浦「トークショーってなにやるんですか、いけすとか用意して?」
徳岡「いけすって(笑) 僕が面白いからいくんです、ほっとけ」

↑徳岡さんが好きっていってくれたら、他はどうでもいいんですね、三浦さん(笑)
ちなみに正式な題名は「オールマイティニッポン」だったようです。

・「ジムノペディ」の後。

徳岡さんが「この衣装はどう考えてもコスプレ」と。そして、FMの公録でネクタイをお客さんに投げた話をします。「投げたらもう着なくていいと思ったのに、ネクタイが大きくなっただけ。そして三浦が、アメリカ化(蝶ネクタイが星条旗柄になったの意味)」。
三浦「いよいよ芸人に」

三浦「“G線上のアリア”は、アルバムでは音を重ねて録音してるんですが、せっかくのステージなので、生で音を重ねてみたいと思います。今日のゲストは」と、中村太知さんを呼びます。髪型が変わったせいか、今までと印象が違うかな?
三浦「太知さんは、長ズボン(ネクタイもなし)」
徳岡「太知さんに半ズボンはかせてどうする」
三浦「カッコイイですからね」
中村「僕は、徳岡派ですから(笑)」
三浦「僕より徳岡派。まあいいですけど」(さびしそう)
太知さんが調べてきた、“G線上のアリア”情報を読み上げる三浦さん。
三浦「G線だけで演奏されているため……」(リハーサルと違って間違えずによみ、誉められる)
『ゴルゴ13』の漫画に、コンサートでバイオリンのG線をゴルゴが撃つ話があるという徳岡さん。
三浦「えっ、殺さないでG線だけを撃つ? 難しい(ギターで実演しようとしてみる)」
中村「そう、ティンパニを鳴らすときに」
徳岡「太知さんも、ゴルゴ13知ってる。さすが徳岡派(笑)」
三浦「G線だけなので、簡単に弾けるって……? でもテクニックいりますよ? この曲って、ニックネームの方が有名なんですね」
徳岡「そうだ、デパ伝! 三浦がこの間、“バッハの小フーガ”を“トッカータ・フ短調”って(笑)」
三浦「その時、慌ててて、とにかく“フ”をいわなきゃと思って」

・アンコール前

ツアー告知の後、客席の子どもから、なんでステージにギターが沢山ならんでいるのか質問され。
三浦「(なんとか説明しようと)それは、徳岡さんが買ったギターで……」
徳岡「(あっさり)ギターを変えるのに意味はない。ただ、並べてるだけ」
そして、アンコールで使ったマーチンが、ピックアップをつけるのを失敗した穴あきバージョンであることを暴露。三浦さん「そんなこと、ここでいわんでも」。(←子どもの夢を壊す大人ですね・笑)

最後は徳岡さん、タオル投げてました。
三浦さんは頑張って、ピックを2階席まで投げてみたり。

*感想

いいホールとはいえ、やっぱり前の方で聴きたかったです。
生音の「きっとまたいつか」は、ほんと、遠かった。耳を澄ましてきくのも、味わいがありますが。
あと、デパクラコンサートなので、デパクラからもう一曲ぐらい、あと新曲も一曲ぐらい聴きたかったかも。
“ジムノペディ”は徳岡さんのハーモニクスがいつもどおりきれいに決まって、とてもよかったです。
あと、インディーズの頃の曲、パートチェンジの部分を再び変えはじめましたね。もっと実験して欲しいです。30分以上のステージだと、二人きりでやるのはもう難しいかもしれませんが、でもインストギターならではの意地を、今後も見せてほしいなあと。
次はホールイベントで、しかもまだ座席がわからない状況なんで、後ろの席でも楽しめるライブを希望するものです。

●12月8日、Fmyokohama WINTER CAMPAIGN 2007 YOKOHAMA SANTA LAND『LANDMARKPLAZA Merry Snow Christmas 2007』@ランドマークプラザ1Fガーデンスクエア、みてきました。

FMヨコハマの番組の公開録音でもある、このフリーライブ。
観覧券も応募したのですが、こういうのは狭き門で、はやりあたらず。
しかし誰でも見られるフリーライブですし、外ですからリハーサルから見られるはず。
以前、夏のイベントで電車をのりまちがって遅刻し、うんと後ろになってしまったことを考え、早めにでて、開演一時間半前から、最前列に陣取っていました。
熱心な人は、もっと前から来ていて、その前にやっていたINSPiからいらしてたようですが。

前の人たちがはけてから、セッティングは一から。ゲストのパーカス、前田卓次さんがかなり早くから調整に入っていたり、いつもどおり三佐尾卓也さんがギターのチェックをしていたり(村井マネージャーらしき声などもしていましたが、どこらへんにいたのかな?)。
ちなみに前田さんは一曲目から登場、最後の曲でお約束どおりの退場。

16:20ぐらいに、DEPAPEPEの二人がおもむろに登場。
三浦さんは、三浦さんは革ジャン、灰色のTシャツ、革パン姿。徳岡さんは黒の半袖Tシャツにジーンズ姿。「シュプール」「FLOW」「カノン」「Jack~(?部分的)」「FLOW」「START」の順でざっと流して様子見。トータルで15分ほど。最初三浦さん側が強くて、調整していました。
何故かリハーサル時のMC(「デパペペです、5時から本番を演るのでみていってください」)は二度とも徳岡さん(本番はいつもどおり三浦さん)。

今回のギターは、三浦さんがヤマハカスタムDinosaur Special、徳岡さんはいつものヤイリ。遠くてよくわからなかったのですが、三浦さんはいつもどおりKORGの焦げ茶色のチューナー、徳岡さんは白銀のチューナーをつけていたように見えました。
タオルは黄色い地に、青い文字でDEPAPEPEの文字が入ってるもの。
三浦さん用に、500mlペットボトルのオレンジジュースも用意されました(本番中、一回のんでました)。

開演予定10分まえぐらいに、観覧券があたった人が順番にステージ前に入ってきて、腰を下ろします。なんか用意された面積に対して、人数が少ないような。歩留まりを考えて、もうちょっと募集してくれてもよかったのになあ、などとも思ったり。
本番は、二人とも着替えて、「デパクラ」ジャケットの姿で登場! 実はライブでは初めてとのこと。

以下、セットリストです。

1)サティ「ジムノペディ第一番」
2)シュプール
3)クリスマスメドレー(ホワイトクリスマス・ジングルベル)
4)パッヘルベル「カノン」
5)FLOW
6)START

ジムノペディのハーモニクスが、すべてぴたっと決まって、とても美しい曲にしあがっていました。
クリスマスメドレーの編曲も、凝りすぎず、しかしDEPAPEPEらしいアレンジでよかった。 今回は初めてのお客さんより、元々のファンが多かったので、ラスト「START」の手振りも慣れた様子で行われました。

今回のMCですが、時間が短めだったため、そんなに長くはありませんでした。

1)一曲目の後、三浦さんがステージにある、スワロフスキーのクリスタルのツリーについて触れ、「こんな綺麗な場所でね」「この後、降雪ショーもあるので是非みていってください」
2)二曲目の後、デパクラの衣装について語る二人。三浦「二人とも、すね毛見えすぎですよね。僕はまだ靴下はいてるからいいですけども」。徳岡「僕、もう三十にもなって、こんな格好させられて。しかも今回、マネージャーが、この、中のシャツを忘れて、裸タキシードになるところだった」。三浦「どんなプレイですか(笑) 僕ら、普段からこんなかっこじゃないんですよ、クラッシックにあわせてこういう服装をしてるだけで、いつもはもっとガンガン」
4)クリスマスメドレー(三浦さん、“クリスマスメロディー”とのたまい、徳岡さんにツッコミをいれられます)の後。徳岡さん、用意されたタオルで顔をぬぐって、「暑いので脱ぎます」と宣言。
その言葉どおり、上着をぬぎ、蝶ネクタイをとって客席に投げ(三浦「そんなことしてええんですか」徳岡「うん。これ投げたら、もう着なくてもええかと思って」)。徳岡さん、例によって両袖をまくり、両方のサスペンダーもおろし。三浦「ちょっと待っててくださいね」
すべての演奏が終わったあと、立ち上がった時にサスペンダーはさすがに直してましたが、ほんと、眩しいような白シャツ姿のままでした。というか、冬場の吹き抜けで汗かくって、徳岡さん、どれだけ暑がりなの!(笑)

この模様は、翌日の「ズームイン!」や週明けの「オンガクのDNA」、そして予定通りFM横浜で流れたようで、残念ながら当日みられなかった方も、それなりに楽しめたのではないでしょうか?
演奏もそつなく、個人的には18日のライブにかなり期待のもてた日でした。

なお、今回は演奏中にメモがとれませんでしたので、記憶違い等もあるかもしれません。あきらかな間違い等ありましたら、こっそりお知らせください。

●9月25日、渋谷CLUB QUATTROで行われた「JとDとP」、みにいってきました。

今回のDEPAPEPEライブは、残念ながら立ち見席しかとれず。しかたなく手すり近辺で三浦さんがよく見える位置に陣取ります(正直徳岡さんはよく見えない時もありました)。
今回は、二人の憧れのアーティストである、梶原順さんとの合同企画。ほんとうは春のツアー同様、Bことブッチャー浅野さんと一緒、四人でのステージのはずだったわけで、ちょっとしんみりしてしまう箇所も(梶原さんは「しんみりしないでくださいね」っていってましたけど)。
MCはゆるい感じ。三人一緒に演奏したり、二人になってみたり、組み合わせを変えてみたり、で、飽きさせない、あったかいステージになってました。

★セットリストと、トークメモ(だいぶ時間がたってしまっているので、間違っているところもあるかと思います。そういうところはこっそり教えていただけたらありがたいです)。

1)JDPの三人で「Opening」(作曲:J&B)

ここで一回梶原さんがはけて、《DEPAPEPE》セクションへ。

2)DPで「キミドリ」

三浦さん、ほんとにMCを練り込んできていないのか、曲紹介で「yellow green!!」と。徳岡さん苦笑して、「次になにくるかわからないと、俺だけでなく、お客さんも困るよ」と。
梶原さんとの共演がほんとにハッピーなので、この気分を伝えられたら、と続いて。

3)DPで「きっとまたいつか」

徳岡さん、「緊張してる。武者震いしてます」と。「漫画で言ったら“ワナワナ”って効果線がでるところ」(?)
三浦さん、「最近徳岡さんはなにしてるんですか? 僕は毎日、サイトの日記で近況報告してます」というと、徳岡さん「あの日記は俺が書いてる(笑)」と。「嘘です。曲つくってます」と訂正し、「その新曲をご紹介します」と。二人、視線をあわせ、三浦さん「コードはCで」で始めます。

4)DPで新曲アピール「C(笑)線上のアリア」「カノン」

最初は真面目にきいていたお客さん、なんの曲か気づいて笑い始めますが、実際にクラッシックのアレンジをしていることを話し、「デパペペらしいことをしたいと思ってます」と(11月発売の「デパクラ」のことですね。

5)DPで「MTMM」

徳岡さんが、三浦さんの革ジャンにハンチングスタイルを「暑苦しい格好」と非難。「口調もおっさんみたいだ」と。三浦さん苦笑しつつ、「“ほろり二人旅”のDVDでの成長を見て欲しい」と。
徳岡さん、「DVDの見どころですが、二人が気持ち悪いぐらい仲良くうつってる。フィクションでない、リアル編集で」とのこと。「どこの会場も、一瞬は必ずうつってますが、二人の意外な素顔をお楽しみに」だそうで。
↑って仲がいいのは意外じゃないですよー!

6)DPで「START」

ここでDEPAPEPE二人セクションは一区切り。再登場して、「この曲は、この二人ならではの音だよね」と誉める梶原さん。以下、梶原さん一人舞台セクションへ。

7)Jで「GIFT」(作曲:梶原順)
8)Jで「Change the World」

梶原さん、ぽつぽつと語りかけるような音。そして「一人で弾ける曲がこれしかない」といって、徳岡さんを呼びます。

9)JとP(ぺぺ)「I Will」(ポール・マッカートニー)

梶原さんと徳岡さんのペアで。
徳岡さん的には最大の山場なのに、なんとなく盛り上がらないという(笑)
梶原さん、「徳岡くんとか僕たちって、ぼーっとしてるっていうか……二人で話してるとテンポが遅くなるよね。ぼーっとしてるって、言葉悪いか。徳岡くんを形容するなら……ぽやっとしてる?(笑)。

10)デパJ「リフ!リフ!リフ!」

次は梶原さんと三浦さんがペアで、有名なロックの曲のリフだけをつなげて弾く、という企画。
アンケートで全問正解した人は、三浦さんから粗品をプレゼント(「だけどメモに夢中になって曲をきかないのはあかんですよ!」とのこと)、ということで。
三浦さんは日記の写真で公開していた、フライングV型のアコギをもって登場。この曲のために革ジャンをはおった梶原さんと、大いに弾きまくります。

ちなみに、10月の三浦さんの日記による正答は、3日間、微妙にかえつつも、こんな感じだったそうです。この曲名だけみて、楽譜なしで弾いていたとか。

・二人:サティスファクション
・三浦:Walk this way
・梶原:スピニングトーホールド
・三浦:ハートブレイカー
・梶原:天国への階段→ブラックナイト
・三浦:スモーク オン ザ ウォーター
・梶原:サンシャイン オブ ユア ラブ
・三浦:Burn
・梶原:Rockn' Roll is Dead
・三浦:Superステイション
・二人:サティスファクション

二人の演奏が終わったあと、このメドレーを通して初めてきいた、という徳岡さん、曲目をメモってきたものを梶原さんに見せて、「“Walk this way”ありますよね?」と。
梶原さん、笑いながら三浦さんに「(徳岡さんに)粗品あげなくていいよ」。
徳岡さん、不服そうに「俺はリハーサルですごく緊張してるのに、三浦は、何の曲をつなげましょうかってそのつなぎ考えるだけで、一日いきいきしてた」と。
梶原さん、「そのフライングVいいよね、今日のためにあるようなギターだよね」と。
三浦さん、「これ、39800円だったんですよ。だから買った。これで三日間演奏したら、元とれます」
梶原さん、「しかし、アコギであることの意味がまったくないよね。それ足にはさんで弾くしかないわけで、そうすると姿勢が正しくなる。それって実は、クラシックギターを弾く姿勢なんだよね」
三浦さん、「ほんとだー」
梶原さん、「そんなに頑張って、日本メタル協会とかから表彰されるんじゃない?」
三浦さん、「あるんすかね」 梶原さん、「日本鉄鋼協会とか(笑)」

以下、三人での演奏セクションに。

11)JDPで「Cheers!」(作曲:梶原順)

梶原さん、12月に新しいアルバムを出すそうで、その収録曲。二枚組になるという話に感嘆する二人に「だって、二十五年でこれだよ?(そのキャリアから考えたら作曲数少ないよ)」と。
12)JDPで「いいんだよ」(作曲:Bさん)

語りが三カ所に入る曲なので、それぞれ三人で「いいんだよ」を担当。
梶原さん、「デパペペっぽい曲なんだけど、絶対きいたことあるんだと思ってたら、二人はきいたことないんだってね?」と(私的感想からすると「MTMM」風かも?)

13)JDPで「FLOW」

梶原さん「じゃあ、元祖“アコギジャカジャカ”な曲を」
三浦さんが梶原さんと仲良くしてるのに、ジェラシーを感じる徳岡さん。それをきいた三浦さん「僕はハッピーです」。梶原さん、「二人のかけあいを間できいてるのが楽しいです」(そのとおり!)

14)JDPで「どうでSky!」(「どうですかねえ」+「Sky! Sky! Sky!」メドレー)

ここで公演はいったん終了。梶原さん「また、よんでもらえれば。あと、CD買ってね、二人も」と。

アンコール

1)DP「Hi-D!!」 JDPの三人ででてきましたが、今回は梶原さんは弾かないで見てます、と。しかし徳岡さんら「後ろから見られてる」と意識しまくり。そう言われて、顔を隠して目隠しする梶原さん(笑)

2)JDPで「Benjamin」(デビッド・サンボーンの名曲)

梶原さんいわく「ジェイムス・テイラー作曲なんだけど、デビット・サンボーンで有名になって。それを、大村憲司さんが、これはいい、って弾いて。それをまた浅野さんが、これやろう、って」

3)ラストはJDPで「T.M.G.」。

かけ声は、「うん・JとDとP」(いいづらい)と「順さーん」。
梶原さん、「(T.M.G.って)お客さんに名前つけてるの?」と不思議そう。
ぜんぶで三時間弱、さいごまであたたかい雰囲気で終わりました。

★当日の三人の服装は、こんな感じ。

三浦さん:GRAND FUNKと白抜きされた黒のシャツ。黒っぽいジーンズ。白と黒のハンチング。足もとはコンバース。腕輪。指輪は右と左にひとつずつ(多すぎ!)。途中、「リフ!リフ!リフ!」以降、革ジャンを羽織って。アンコール時は、「KEKT」の白シャツ。
ギターは、フライングVの時以外は、いつもの恐竜スペシャル。

徳岡さん:後ろがEに見える文字に抜かれてる白シャツ、紺のジーンズ。ウケ狙いで、「Cheers!」の時、一度だけ皮ジャンを着て登場。アンコールは灰色の「KENT」のシャツ。ギターのチューナーが銀か白かすら、よく見えませんでした。

梶原さん:Vネックの、白黒たて縞シャツにジーンズ。「リフ!リフ!リフ!」では革ジャン。アンコールでは黒の「KENT」Tシャツ(三人おそろい)。

★印象に残ったこと。

1)梶原さんの音の美しさ! ギター一本だと素朴な音に聞こえるのですが、他の二人とのバランスをものすごく考えていて、時に激しく、時に優しく、曲にメリハリと奥行きが! さすがベテラン。そして緊張する徳岡さんを、それは優しく気づかっていました。

2)徳岡さん、内気な十代の女の子みたいな風情! いつも三浦さんに対しては女王様(笑)なのに、今回は梶原さんの前にいるせいか、ほんとうにしおらしく、可愛らしい感じ。ちゃんと梶原さんが気をつけているのに、無邪気な三浦さんを本気でやっかんでます(笑)
そういう意味でも見物でした(どこ見てるの)。

●7月19日、DEPAPEPE×Skoop On Somebody@音霊レポ

DEPAPEPE@音霊2DAYS、初日に参加してきました。

私にとっては初めての会場ですし、方向音痴なので、公式サイトの地図を事前にプリントしてから出かけたのですが。
JR逗子駅で降りると、指定された「南口」がなくて、駅員さんに地図を見せて「あの、ここの出口でいいんですよね?」と尋ねる私。
駅員さん「ええ、当駅には東口と西口しかありませんので、こちらであっています(苦笑)」
あの様子じゃあ、今まで音霊に来た人たちにも、何百回何千回と訊かれてるんだろうな……と想像しつつ改札を出ます。
さて。
地図の写真と説明、その後もわけがわかりません。「こんな景色じゃないじゃん」とブツブツ呟きつつ、海と思われる方へ進んでいくと、逗子市役所を通り過ぎ、京浜急行新逗子駅にぶちあたります。「こ、これじゃつくまでに何分かかるかわからん」と焦りつつ、「まあこの道を海へ向かって歩いていけばなんとかなるはず」と歩き続けます。
ちょっと安心感が出てきたのは、下校時間らしい逗子開成高校の子たちが、ゾロゾロと駅に向かって歩いてきた頃。うかつに道もきけないような閑静な住宅街なので、もう、万が一のことがあったら、彼らに「海はこっちでいいですか」と訊けばいい、と歩き続け。
……あってました。つきました。
もう午後四時半、予想到着時間よりかなり遅くなりましたが、よかった。
以前の音霊に参加した方のblogに「砂地なんで、サンダルに軽装の方がいい」と書かれていたので、ここでサンダルに履き替え。
みるとビーチにシートを敷いて座って待っている人たちもいます。台風の後で、天気もよくないせいか、海で泳いでる人はいませんでしたが、ビキニ姿の方なども(あのまま会場に入らないよね、とちょっと焦ったりも)。
馴染みの曲が聞こえてくるので、そちらに向かっていくと、なんと中ではリハーサル中のよう。「さざなみ」「ありがとう」「START」を聴くことができました。海岸に建っているトタン屋根のバラックですから、期待してはいなかったのですが、音響は予想していたよりも、ずっとよく。「さざなみ」も一瞬CDを流しているのかと思ったのですが、アレンジが微妙に違っていたので、思わず再入場口のすだれごしにのぞくと、二人の姿が見えて、ちょっと感動。
入場、結構時間がかかりました。
ぴったり五時から入場させてくれたんですが、すごく丁寧にいれている感じ。左手の手の甲に再入場用のスタンプをおされ、プレゼント用Tシャツの引換券と、ドリンクチケットになっているピックを渡されます。
今回はオールスタンディングなんで、いつもどおり三浦さん前のポジションをキープ。
体調が今ひとつだったんでのまないでいるつもりだったんですが。
暑い。窓も出口もあけっぱなしなのに、風が意外にとおらないのです。
しかも下は砂。立っているだけでも疲れてきます。しかたなく、レゲエ・パンチを注文。のみながら開演にそなえます。その間、床にセットリストが貼られ、小さいペットボトルやタオルが置かれます。
三浦さんの席にオレンジジュースがないことがちょっと気になりつつ、午後六時。
いつものJ&Bをバックに、二人が登場!
お約束のごっつんこ、をしますが、曲のボリュームが大きすぎてお互いの声がよく聞こえなかったらしく、一度解除(?)して顔を近づけてから、やりなおし。

・二人の服装&ギター

三浦さん→SLAYERの黒のTシャツ、革パン、黒のコンバース。モヒカンは寝かせてました。いつもの指輪つき。
徳岡さん→Kという文字が、鎖で囲まれてるデザインの黒シャツ、黒いパンツ、黒の運動靴。 硬い丸いつばつき黒帽子(いつものくたくたのじゃない)。いつものペンダント。

三浦さん→YAMAHA Dinosaur Specialに、茶色のKORGのチューナー。
徳岡さん→某バンドのサイン入りS-Yairi。チューナーは銀色。

・セットリスト

1) Sky! Sky! Sky!
2) FLOW
3) さざなみ
4) ありがとう
5) DUNK
6) T.M.G(ウン・音霊~そして客席でウェーブ!~)
7) START

encore(with Skoop On Somebody)
1) Banana Pancakes(Jack Johnson)
2) 少年時代(井上陽水)←これをリクエストしたのは三浦さんだそうです

・構成:最初から六曲は、パーカスに前田卓次さんを加えて。最後の「START」のみ、二人だけ。アンコールはSOSの後に呼ばれて、丸椅子をもって登場。総勢五人で。

ここの会場は、午後八時以降は音を出してはいけないそうで、最後は五人でハイネケンで乾杯。お客さんと「乾杯」をやって、終了。

・MCその他。

*一曲目の後。
徳岡「久しぶりに海でやれる、ってことで、三浦、テンションあがりすぎて。前日のリハで“伊豆へようこそ、伊豆へようこそ!”って。どこでやるんや(笑)」
しかし徳岡さん、椅子にコードがひっかかったり、動くとポケットがひっかかったりで、もじもじ。途中で椅子を変えてもらうと、三浦さんより低くなり「段差コンビ(苦笑)」。

*「さざなみ」の前に。
いつもの効果音で海の音が流れてきます。
徳岡「せっかく、(本物の海が近くて)音が聞こえるのに、人工的なのはどうか(苦笑)」 いつもより腕によりをかけて、カモメの声を出す三浦さんに、客席から笑いが。そして客席でもカモメの声を出す人もあり。
三浦「あ、つがいになった」

*「DUNK」の前に。
三浦「アコギっていうと、いやしそうなイメージがあると思うんですが(「癒し」のイメージがある、といいたい模様)」
徳岡「(ぎょっとして)いやしそう、は違うやろ」
三浦「(気づかない)いや、いやしそうと思うんですが」
徳岡「(苦笑)いやしいのか? 俺、三浦と組むようになってから、いやしくなりましたか?」
三浦「いやしい? こう、食べ物かこいこむイメージ?」
徳岡「(笑)」
三浦「(気にせず?)というイメージがあるかと思うんですけど、僕たちロックっぽい曲もやってるんですよ、元々エレキギターやってたんで(いつもの口上へ)」

・ハプニング?

*三浦さん、MCの途中で喉が渇きましたが、なぜか三浦さんの席には水すらありません。スタッフがあわてて持ってくる前に、さりげなく徳岡さんが、自分のを手渡しします。
*三浦さん、足でとってるリズムが曲とあってません。徳岡さんはチラチラ足をみてますが、あまりに違っているので、ちょっと困り顔。
*三浦さん、「START」のサビの後で客席にかける「ありがとう!」の声、二度目はかすれていて、出ず。
*三浦さん、「ほろり二人旅」の頃のクセが残っているのか、アンコールの一曲目が終わったら、一枚目の譜面を下へわざと落としました。いいんだよー、単にめくれば。

・おまけ。

最後のTシャツプレゼントの時、二人の初代マネージャー(?)の太田さんが出てきてました。残念ですが、私はシャツはあたりませんでした。今回、物販もなにも買いませんでした。
音響はほんとよかったんですが、「Sky! Sky! Sky!」の二回目のAメロは、完全に徳岡さん担当になっちゃったんだなー、と、ちょっと寂しい気持ちにも(音が行き来するのが楽しいのに!)。
アンコールの際、三浦さんはいつもどおり、共演者であるSOSをみていますが、徳岡さんもいつもどおり、三浦さんだけ見ています。十年選手であるSOSも、若い三浦さんが可愛いらしく、でぱさん、でぱさん、と呼びかけて、徳岡さんはちょっとだけ、しかもぺぺさんよばわり(笑)。
ほんと、この二人の目線&組み合わせは面白いなあ、と。

なんというか、浜松のライブの時より、良かったです。曲数はともかく、音響も、二人の息のあった感じも。秋以降もみていきたい、と思えた夜でした。
次回参加予定の、JとDとPも楽しみです。
ただ、砂地を歩いた足がその後、何日も痛かった……情けない。

●5月27日、DEPAPEPE~ほろり二人旅@浜松「窓枠」~レポ

以下のレポは、完全にネタバレです。
これから「二人旅」ツアーに参加する予定のT.M.G.の皆さんで、ネタバレがいやな方は、読まないでください(反対に、ツアーのネタバレを積極的にご覧になりたい方は、「その○○」さんのネタバレ掲示板などをごらんください)。

まずはセットリストから(今回、各会場すべて同じ、ではないようです)。

1)風
2)真夜中の怪盗
3)DUNK
4)雨上がり
5)La tanta
6)激情メランコリック
7)半月
8)ありがとう
9)キミドリ
10)Hi-D!!
11)哀愁バイオレット
12)JAC(K) IN THE BOX
13)T.M.G.
14)FLOW
15)Sky! Sky! Sky!

encore

1)SUMMER PARADE
2)START

以下は、個人的なメモと当日の流れです。記憶から起こしてますんで、細部や前後関係に誤りがあるかと思いますが、あくまでご参考まで。

新幹線が遅れる可能性も考えて早めに出発。開演は五時なんですが、当日午後三時頃、浜松駅に到着しました。
浜松在住の某さんに案内していただいて、さっそくライブハウスの場所確認に向かいます。
巨大地下道を抜けて外へ出ると、道路右側に大きな「八百徳」さんといううなぎ屋さんが(三浦さんが昼にウナ茶を食べた店らしいです。後述します)。時間的に中途半端だったので、スルー。
駅からほど近い「窓枠」は、上にモータープール(立体駐車場なんですね)がのっかっている、老舗の小さなライブハウス。到着した頃はさすがにお客さんの姿はまばらでしたが、そろそろ物販用の机の上に、スタッフさんが品物を並べつつある頃で。
「何時から販売ですか?」「四時頃からです」「その頃から並んでていいんですかね。整理番号順で?」「えーと、ちょっとわかりません」と、そこまで確認して、いったんその場を離れます。暑いので、外で二時間待ち続けるのはちょっと、ね(苦笑)。
某さんの案内で、三浦さんが前日の公式日記で「行きたい」書いていた、駅前の楽器博物館へ(会えるかな、と半ば期待していましたが、実は三浦さん寝坊してたらしく。後述参照)。
日本の楽器、世界の楽器、楽器が触れるコーナーなどがあり、遠征してきたT.M.G.らしいみなさんもチラホラ。土地柄で、展示品はピアノが多かったですが、ミニハーモニカなども展示されていて、以前DEPAPEPEの二人が「こんなのプレゼントされてたなあ」と興味をもって見ました。しかし最近楽器を触っていない身としては、まともに弾ける物がなく(さびしい)、開場三十分前には博物館を出まして、駅地下で軽く腹ごしらえ。
開場十分前には戻りまして、物販でツアーグッズをみます。今回はTシャツはパスして、旅セット、ストラップ、ピックを購入。みなさんすでに、整理番号順に並びはじめているので、番号を確かめて、某さんと二人で並びます。
ひとつだけ気になったのが、ライブハウスの列のつくらせ方……実はそこ、目の前がバス停なんで、そこにも人が並んでいるわけなんですよ。まぎらわしい。もちろん、道にそって人の列を曲げてはいたけど……もうちょっとなんとかならないのかなあと思ったり。普段、そんなに並ばないんでしょうけれども。入場の時も、ずいぶんゆっくり人を入れてるなあと思ったのですが、手際が悪いというより、キャパが少ないから、ゆっくりでいいのだということに気付きました。実際、立ち見含めて二百六十名のお客さんが入りきるのに、十分かかってなかったように思います。
ライブ前、黄色いほろり号の姿を見ることができませんでしたが、web拍手でいただいた情報によれば、裏手に停めてあって、後から入り口へ出てきて夜の街へ消えていったとか。終わってからさっそく移動だったんでしょうか。二人+スタッフの皆さん、長い旅暮らし、大変ですね。

おそらく二人の選曲と思われるBGM(例によってサンタナとかラリー・カールトンだったと思います。登場時は、もちろんいつものJ&B)を聴きつつ、ドリンクをのみながら待ちます。その間、有志でサイリュームを配布している人あり、アンコール用の声かけ表を配布する人(←野音の時と同じ方のようでした。ライブハウス側から「そういった企画はきいていないので配布しないでください」と注意されて、おやめになってましたが。しかし徳岡さんたち、野音の時は事前に知ってて、あのアンコールしてもらってましたよね?)あり。
榎田さん描くところの、月と太陽の絵とDEPAPEPEのロゴのついた垂れ幕はともかく、なぜか舞台の真ん中に、黒い布がかけられたものが設置されています。その後ろから出てきたローディの三佐尾卓也さんが、ギターを最終調整。そしていよいよ、J&Bの曲とともに、二人が後ろの黒い幕の間から登場。
三浦さんはモヒカン頭、裏が赤い革ジャンに白Tシャツ、灰色がかったのジーンズに、灰色っぽいバッシュ姿。徳岡さんは半袖のシャツ、帽子ともに黒でまとめてました。細みのパンツのみ、ちょっと灰色がかってたでしょうか。
一礼して、いつもの手かざしとごっつんこ(今回も長めでしたが、何をいっているかは聞こえず)をして、一曲目「風」からスタート。
舞台の中央にあったものの布がさっととられると、そこに題名の「風」が書かれた、長いめくり紙が。客席、拍手喝采。
三浦「(興奮気味に)いいですね、浜松。みなさん高テンションで」
徳岡「高テンション? ハイテンションやろ? なんで高いとテンションくみあわせる?」
MCもそこそこに、どんどん演奏していきます。一曲終わると、三浦さんと徳岡さんが、曲名がかかれた紙を一枚ずつはがしていきます。「真夜中の怪盗」「DUNK」……。
今回のステージドリンクは、三浦さんがカゴメのトマトジュース(ラベルははがされてましたが「ケチャップの味がします」と自己申告してました)。徳岡さんは例によって、クリスタルガイザーかと。
いきなり徳岡さんが「どじょう」などと口走って三浦さんを動揺させ(「だんどり違ってるんで慌ててます」と笑う徳岡さん)、かみかみのMCから「雨上がり」。
今回、浜松ということで、三浦さんは近所の「八百徳」さんでウナ茶を食べたそうで、そして徳岡さんは、和食チェーン店の「里」でひつまむしを食したとか(なぜ二人バラバラに食べているのか?)。
徳岡「あの、ひつまぶしとひつまむし、両方書き方あるみたいなんですけど、どっちが正しいんですかね?」
客席「ひつまぶし!」
徳岡「じゃあ店が間違ってるんですかね。まさかマムシ入ってるんじゃないですよね?」
三浦「別にマムシでもええじゃないですか。おいしかったんでしょう?」
徳岡「まあマムシならわかる(笑)」
そして曲は「La tanta」「激情メランコリック」へ。
三浦「今回のツアーは初めてのお客さんも多いだろうということで、曲名を書いためくりを用意しました」
徳岡「この習字は、三浦が書きました」
三浦「後ろの方、見えますか? さんずいだけでも見えますか? ならええです(笑)」
三浦さんの習字、なかなか上手だと思いました(「Hi-D!!」の横棒がそのまま横棒だったのが気になりましたが)。
さて、「激メラ」が終わった後ですが、突然。
徳岡「(ぼそりと)なんで俺の目を見てくれへん?」
三浦「え?」
徳岡「はじまってからずっと……」
ごめん徳岡さん、あんまり笑わせないで。別に三浦さんは徳岡さんの顔をみんでも、ギターみとればええやん(笑)。
三浦さん、ちょっと声のトーンを落とそうとしますが、客席はニコニコしたまま。
三浦「“半月”の前に笑わない雰囲気をつくれっていわれたんですけど……半分の月で、“半月”」
徳岡「おまえ、そういわれて、半分の月で半月って。なんやそれは(苦笑)」
三浦「(困って)……暗い曲です」←そこまでいう?
そういったわけで、「半月」。カポをつけかえて、「ありがとう」。

そしてたぶん、ここらへんだったと思うのですが、企画コーナーその1!
三浦さん、準備のためにいったんひっこみます。
徳岡「今までいろいろ企画はあったんですが、どんどんなくなってって、これしか残ってないんですが」といいつつ、“早く出てこい”コール。
そして三浦さん、紙芝居を持って幕の後ろから登場。
「アコギーノ」と題して(「バカリズム」のネタの真似だそうですね)、浜松にやってくるまでの道のりを描いた絵を次々とみせていきます。お城の絵などはそれほどでもないなと思っていたのですが、途中で出てきた「うなぎいぬ」の絵がめちゃめちゃうまい! 三浦さん、赤塚ファンなんですか? うなぎいぬとアコギをあわせたアコギいぬの絵も、グロテスクでなく、笑えました。
三浦さんが「徳岡さんもあとでしゃべるコーナーありますからね」といって、再び曲に戻ります。
「キミドリ」「Hi-D!!」と演奏してから、企画その2。
三浦「いった先で毎回、ご当地ソングをつくってるんですけども。……みなさん、浜松といえばなんですかね?」
客席「ヤマハ!」
三浦「ヤマハ?」
ヤマハらしい曲とは何か、と悩む二人。
三浦「ヤマハといえば、B'zはヤマハなんですけど……僕、B'z好きなんですけども」
B'zっぽいさわりを弾く徳岡さん。
三浦「じゃあそれで」
徳岡「これはヤマハじゃない、B'zだから(意地悪)」
三浦「そんなこといわれても」
結局B'z風なイントロから曲をつくり、そのメロディーを歌わされる三浦さん。ほんとよく、徳岡さんが一回弾いただけのメロディーが復唱できますね。さすが相方。
そして客席から「楽器博物館にはいった?」と声をかけられる三浦さん。
三浦「昨日は到着したのがおそかったんで、行けてないんですよ。今朝はいこうと思ってたんですけど、寝坊したんで。行きたいです。ね、ほんと、もうちょっと遅くまで、やっててくれてたらいいのに(徳岡さんに同意を求める視線)……でもまあ、遅くまでやってても行くのは二人ですからね。だめですね。徳岡さん、なんとかなりませんか?」
さらっとスルーする徳岡さん。
っていうか、二人きりで行くこと決定なんですか、三浦さん(笑)。
どんな贅沢なデートですか。そして徳岡さんになんとかしてもらうって何(笑)

ちょっとした混乱のまま、「哀愁バイオレット」へ(めくり紙、曲の途中でちぎられる時もありましたが、この時は最後までギリギリ「ありがとう」が残っていて、ついにまくり忘れか、とヒヤヒヤしながら見てました)。
三浦「さて、そろそろ客席もあたたまってきたことですし、皆さん立っていただけますか」
その声かけの後「JAC(K) IN THE BOX」。
それから「T.M.G.」。
「うん、ホロリ!」だけかと思いきや、今回は「ホロリホロホロ・ホロリホロホロ、ヨイヤサーヨイヤサーヨイヤサーヨイヤサー!」のかけ声とともに、涙を流す振り付けと腕を左右にふる、よさこい音頭を踊らされました。あいかわらずハードな要求。あのね三浦さん、右が最初か左が最初か、せめてそれだけは指示してくださいな。腕、ぶつかるんで(汗)。
三浦「さて、次の曲は、えふ・える・おー・だぶりゅーで、フロウ!」
というわけで「FLOW」と、ラストの曲ということで「Sky! Sky! Sky!」
ここでいったん、二人はひっこみます。
ちょっと長めのアンコール拍手の後、再登場した二人は、ツアーTシャツ姿。三浦さんが白、徳岡さんが赤で、これにも榎田さんのイラストが印刷されています。
三浦「恒例の物販案内です。ここに来られている皆さんも、今回だけでなく、何カ所か旅している方もいらっしゃるかと思います。そういう時、タオル忘れた、歯ブラシ忘れた、という時に是非これを!(と旅セット他、続けてグッズの紹介)」
そして、アンコールの二曲。
一曲目の「SUMMER PARADE」では、三浦さんのDinosaur Specialの弦が切れるハプニングが。とっさに客席から「ラーラララー♪」のコーラス。ローディの三沢さんが、すかさず替えのギターを持ってきて演奏続行。弦をはりかえてもう一度持ってきてもらって、さらに演奏続行。
三浦「みなさん、さっそく歌ってくださって、ありがとうございます」
三浦さんの笛の合図で、あらためてサビをコーラス。
アンコール二曲目では、三浦さんちょっぴり図々しくなっていて「手を振ったあとすかさず拍手に戻してください」と指示した後、「START」を演奏(それが一番難しいんじゃないですか・笑)。手振りの後には、三浦さんのいつもの「ありがとう!」の合図がありましたが。
こうして全十七曲+αを演奏をおえ、ピックやグッズを投げる二人。
ただし笛は投げませんでした。徳岡さんは帽子をとらされて、投げさせられそうになりましたが、さすがに投げませんでしたね(笑)。
その後は恒例の写真撮影。全ツアーでビデオを撮っているそうで、今回のキーワードとして「リ」と発音してください、といわれました。
隣の人と手をつないで、恒例のバンザイ。徳岡さんは例によって、三浦さんがのばした掌をするりとかわし、何度もかわしつづけて、なかなか握手させません。
それでも無事に撮り終えて、三浦さん「浜松楽しかったです、すぐ戻ってきます!」と挨拶(その後すぐに、静岡ラジオでの収録があったらしいので、それを意味しているのか、また全国ツアーをする、という意味かわかりませんが)。めくり紙の最後の紙をとると「終」の文字が。
五時半開演でしたが、その頃はほぼ八時近かったです。
CDを買った人は握手会に参加できるということで、セットリストを写真に撮る人と待つ人とアンケートを書く人で、会場内は混み合ったまま。私は新幹線の時間が気になりましたので、そのまま退場。
終電の三本前の電車で、帰りました。

全体の感想として。
今回のツアーは二人だけ、ということで、曲の演奏スタイルやアレンジが、原点に戻っているというか、シンプルで、そういう意味では大変よかったです。全体的に曲調は落ち着いていて、ゆっくりめでした。多少乱れや失敗があっても、目立つほどでなく。ツアー三分の一終了ということで、慣れもあったかもしれませんが。
ただ、三浦さん、Morrisの頃よりちょっと音が硬いかな、という気も。Dinosaur Special、まだあまり、こなれてないかもしれません。
あと、気になったんですが「Sky! Sky! Sky!」のパート、前と違ってませんか?  野音の時も気になってたんですが、「あれ、そこ徳岡さん弾いてたとこじゃなかったっけ」「え、そこが三浦さん?」と思うところが何カ所か。変更して、弾きやすくしたんでしょうか?
まあ、私の目もいいかげんなんで、たとえば「ありがとう」のカポ位置が、三浦さんと徳岡さんで違う(三浦さんが1で、徳岡さんが3か4に見えました)のにも気付いてなかったわけで。
でもなんかちょっと、気になってます。
あとですね。
「あとで徳岡さんがしゃべります」コーナーがありませんでした……。
徳岡さん。しゃべりましょう。
練習しないとうまくならんし。お客さんに、覚えてもらえないですよ?

●4月28日、DEPAPEPE野音レポ(日記再掲)

28日、日比谷野外大音楽堂で行われた「春の野音ワンマンライブ 『FRIEND SHIP~輝く瞬間~』、行ってきました。

ちょっと新宿に寄る用事があったので、野音の前に情報誌を求めて、「TSUTAYA」「新星堂」「TOWER RECORDS」をハシゴ(←この迷走ぶり。なんたる方向音痴)。
新星堂では情報誌のバックナンバーだけでなく、お姉さんが、DEPAPEPEポラ場所まで案内してくれました。好感接客!
霞ヶ関の駅を降りたのはもう四時近くで、雨は本格的に降っており、「こんなじゃ今日はリハーサルは、早めに終わらせてるな。もうきけないな」と絶望的な気分で出口の階段をのぼっていくと、ギターの音が。
「風」「Sky! Sky! Sky!」「La tanta」「START」「ラハイナ」「星の数だけ願いは届く」「真夜中の怪盗」「桜風」「さざなみ」「夕焼けサイクリング」「JAC(K) IN THE BOX」……結構きけました。雨でむしろ、リハーサル自体が遅れていた模様。
なかでも面白かったのが、三浦さんが「桜風」のコーラス部分を「雨あがれ~♪ 雨あがれ~♪ ララララ ララララ ララ~♪」と歌っていたこと。外で待っている女の子たちがかけあいでコーラスしてました。
この願いが通じたのか、天国の浅野さんの好意か(もしくはキューピーちゃんやヌーノの御利益か?)、入場時には雨はやんで、最後まで本降りになることもありませんでした。

今回の物販は、タオル、Tシャツ二種(白と青。榎田さんのイラストですね)、記念ピック、傘。
Tシャツは「青の方が可愛いな」と思って買ったら、アンコール時の三浦さんも青い方で、ちょっと満足(あてるのも楽しみなんですよ)。傘はもっていたので買いませんでした(荷物が増えすぎる)。タオルとピックは完売したらしいですね。ほんと、次の野音はポンチョ出しましょうよ。絶対売れますよ?

入場時、中途半端な時間に並んだせいか、お兄さんが配っていた企画物の紙(アンコールのかけ声表)をもらいそびれました。けど、三浦画伯が表紙にサックスを吹く恐竜を描いた「Di:GA」と、公式日記で三浦さんが事前予告していた、赤い紙製のメガホンはもちろんゲット。席で組み立てます。

「あの雨の中を、どうやってリハーサルしてたんだろう?」と思ってたら、機材が濡れないように、それぞれ小型の透明なビニールテントで覆ってたんですね。やんだので、開演二十分ぐらい前にはテントがはずされ、床もモップで拭かれていました。演奏中は床も機材も、ほとんど乾いてましたね。三浦さんはどしゃ降り用のMCも考えていたらしいですが、ホントよかったです。

イントロは、いつもどおりJ&B。
登場時の三浦さんは、革ジャン(裏地は赤)に白のTシャツ、パンツ灰色っぽいもので(革パンではなさそう)、バッシュは白っぽく見えました。
徳岡さんは、半袖の黒いTシャツにジーンズ、ベージュの靴。ペンダントも下げてました(アンコールの白いシャツの時の方が目立ってましたが)。
ギターは二人ともチューナーつき。三浦さんは焦げ茶のKORGの、徳岡さんが白いやつ。三浦さんのギターはヤマハのDinosaur Special。

で、今回のセットリストですが。

いきなりバンドスタイルで三曲。

1)ラハイナ
2)夕焼けサイクリング
3)真夜中の怪盗(むしろ原曲バージョンで嬉しいかぎり)

ここから二人に戻って。

4)START
5)La tanta
6)ありがとう
7)激情メランコリック
8)JAC(K) IN THE BOX
9)風

ここからまたバンド編成。

10)桜風(今回のコーラスは二部構成でなく、三浦パートのみ)
11)さざなみ(久々、三浦さんの“カモメ”SEいり)
12)DUNK
13)FLOW(みんなで立って、「チャ、チャ、チャ」の部分でダンス!)
14)T.M.G(with 三浦応援団長の三・三・七拍子。コール&レスポンスは「うん、フレンドシップ!」曲のあと、第二ボタンのプレゼント)
15)SUMMER PARADE(コーラス+メガホン振り。三浦さんの要求はいつもハイレベル!)

encore

「三浦、アンコール、徳岡、カムバック、DEPAPEPE、最高!」の声に呼ばれて再登場。二人とも今回の物販シャツにお着替え。

16)星の数だけ願いは届く
17)Sky! Sky! Sky!(もしかしてパート、前とちょっとチェンジしてませんでした?)

このセットリストは、サイン入りCDを売ってたテントで公開されていたものをメモしてきたので、たぶんあっていると思います(~バージョン等は略してます)。

バックバンドは恒例のメンバー、ベースは「紺ちゃん」、パーカスは「ラムジーさん」と「トムさん」、キーボードは「慎ちゃん」。
ラムジーさんはシンバルまで素手でひっぱたいてましたね。なんであんな音が出せるのか。三浦さんはカールトンに負けてなかったし、慎ちゃんはパット・メセニー・グループに負けてなかったですよ(誉めすぎかな?)
アンコールの二曲は、なんとなく追悼曲に思われ、私はちょっとホロリとしてました。

さて、野音のMCですが、どこらへんで話されたのか思い出せないものが多いので、だいたいこうだったかな、という順番で、改めて並べてみます。セットリストと重複してるところもありますが、ご容赦を。

・またも「インレイ」話

三浦さん、自分のギターを、例の恐竜のインレイがついてるものとアピール。お客さんからの喝采に、徳岡さん「ちっともよくない。俺が釣り竿いれるようなもんやん」。
三浦さん「別に釣り竿じゃなくても、魚とか」
徳岡さん「魚もイヤや」

ここらへんはFCイベントなんかでも語ってましたが。
魚でもいやなのね、徳岡さん。

・「右袖が邪魔らしい」

徳岡さん、登場時には黒の半袖Tシャツ姿。
室内ならステージは暖かいかもしれませんが、ここは野音。雨の後、日も暮れてきており、お客さんもみな上着を着ていても震えがくるような寒さ。
「寒くないんですか」とお客さんに問われて「寒いです。手が震えてます」と答える徳岡さん(あとでクシャミも)。「着たら?」と声をかけられて「せっかくここまで半袖できたんで」と返答。「革ジャン貸しましょうか。でも僕もぬいだら寒いし」という三浦さんを当たり前のように断る徳岡さんに「いじっぱりー!」との声。しかし演奏に支障があっても困るので、楽屋から黒の上着を持ってきてくれるスタッフさん。
いっけんモコモコで暖かそうでしたが、なぜかそれが袖なしジャケット(笑)。
「これじゃ意味ない」と苦笑する徳岡さん。新たにもってこられた黒いパーカーを着て、右袖をまくります。
客席から「結局半袖じゃん!」と声がかかり、それには「(演奏に)邪魔なんで」と答える徳岡さん。そして途中まで、そのパーカーをずっと着ていました。そういえば徳岡さんて、上着を着ると右袖まくりますよね。三浦さんが全然気にしないのと、好対照です。

・「ヨモギダさん」

徳岡さんがMCの際「僕ももっとがんばらなきゃ、と思ったんですが」という話を一度しかけて、その後「もっと後でいいます」といったん話を中断。
後で「そうだ、ここでいうんだった(台本あったのかな?)」と切り出したその話は、野音のリハーサルでの話。

吉祥寺のスタジオに、二人だけでリハーサルにいったある日、徳岡さんは休憩時間に煙草を吸うためにロビーに出たそうです。そしたら、数名の高校生らしい子たちが、徳岡さんを見てヒソヒソしている。こっちから「DEPAPEPEです」と挨拶するのもおかしいなと思いつつチラチラ意識していたら、突然「ヨモギダさんだ!」と囁かれているのに気付いて、ショックを受けたとか。
徳岡「めちゃイケのヨモギダさんと間違われてたんですよね。あの人最近、音楽もやってるし」
しかし徳岡さんがショックだったのはその後のこと。
次の休憩の時、三浦さんも外へ出てきたら、その子たちが「あ、デパペペの三浦さんだ! じゃあさっきの人はデパペペのもう一人の人だ!」と反応。
徳岡「三浦は一発でわかってもらえるのに、俺はもう一人の人。そんな特徴ないんか、どうしたら覚えてもらえるのか、と。もっと頑張らんと、と思った」
三浦「僕はほら、モヒカンとか特徴出してますから。いやこれは、恐竜をイメージしてるんですけどね(笑)」←さすが恐竜博士!
徳岡「上半身裸とかでステージやらないと、覚えてもらえんのかと思ったんですが」
三浦「それの弱点は、いくらステージでインパクトあっても、普通の時はTシャツ着て歩いてますから、結局わかってもらえないことだと思います」
客席から「タイツは?」という声もとんでましたが、「タイツはちょっと」と苦笑してました。

おかげでライブ後半、徳岡さん、かなりの頻度で「ヨモギダ!」コールをされてました(たぶんいつものファンの人だと思いますが)。
徳岡さん、ほどよく髪がのびてて、ちょっと女の子みたいでしたが、可愛かったですよ?
外見で無理するより、むしろしゃべりを頑張りましょう(笑)

・「オレンジジュース」

今回は徳岡さんが先にミネラルウォーターを飲んでいて、三浦さんがオレンジジュースをのまないでいたので、客席から催促が。
さっそく蓋をあける三浦さんに「一気」コール。
「お約束ですね」と笑う徳岡さん。
三浦さん、2リットルのいつものを開けてがんばって飲んでましたが、そうですね、コップ一杯分ぐらいは一気にのんでたかな。
例によって「仕事場であるステージでジュースをのめるのは最高ですね」といってましたが、徳岡さんは苦笑。客席もあまり賛同してなかったかも?

・「応援団長」

「T.M.G」の直前、三浦さんはいきなり革ジャン(赤い裏地)を脱いで、さっと楽屋に走り込んでしまいました。
「あれ、またミウラップ?」と思っていたら、赤い裏地の長ランに、左腕上部に、赤い腕章をつけて登場。
三浦団長「応援団長として、客席を指導しにきた。ついてくるように!」
配布されていた赤い紙製のメガホンで、拍子を叩く練習をさせられます。
まず、一拍から十拍まで。そして二十八拍子まで。
その後は三三七拍子。
ところで、「どうも三浦さんの長ランの第二ボタンが見えないな?」と思っていたら、「第二ボタンをプレゼントします」と三つぐらい投擲。例によってあまり飛ばず、前の方の席の人がひろってましたが。
せっかくの第二ボタンですが、三つもあったら台なしですぜ、三浦団長。
(プレゼント用が余ってたわけじゃないですよね?)

・「船じゃないんじゃ」

三浦さんが、ライブタイトルの「FRIEND SHIP」を「フレンドとシップ。友達と船。みなさんと僕らはひとつの船にのって、夢に向かって大航海にでるんです」と何度も力説。
徳岡さんも「インストをポピュラー島へ向かって?」等と合いの手をいれていましたが、アンコール一曲目が終わった後、「今更こんなことをいうのもなんだけど、FRIENDSHIPってひとつの単語で、友情って意味ですよね? 船じゃない」と暴露。
「え、だって野音のチケットでも二つの単語になってたし。じゃあいいです、これは船じゃない。皆さん、空に向かってこいでいくんです。最後の曲は“Sky! Sky! Sky!”」と半泣きの三浦さん。
確かに船じゃなくて、「スポーツマンシップ」とかと同じで、語尾につけて名詞化する「シップ」なんですけどね。
だけど徳岡さん、「大航海なだけに」の後はいわないで欲しかったのです。「いわないでー!」っていったのに「大航海なだけに大航海」ってニッコリした徳岡さんは、オヤジでしたことよ。いくらもう30になるからって(笑)
「こんな着地点(音楽をやってるのにお笑いコンビのように扱われること)を予想してなかった」っていう徳岡さんですが、三浦さんのコントを笑えないと思いますよ?

ところでライブのサブタイトル、かがやく「とき」だと思ってたんだけど、「しゅんかん」って読まれてましたね。アナウンスのお姉さんが、「せっかく傘を売ってますが会場内でささないでください、帰り道ではご自由にお使い下さい」って何度も念を押していたのが笑えました。アナウンス台本、どうなってたの?

・「いつも雨男って決めつけられてるのね?」

三浦さんが、「この雨は誰のせいなんでしょうね」といいつつ、「野音に三回目のお客さんは手をあげてください」といって、手をあげた人たちのせいにしてました(笑)
三浦さん、雨男って断定されてるんだろうなあ。
徳岡さんが「ごめんなさいね、いすが濡れてて」と謝ってましたが、まあ途中で降るよりずっといいです。今回はほんと、よかったですよ。

・「カムバックってなんや」

私はもらいそびれてしまったんですが、野音の開場時の列に、お兄さんが小さな紙をくばっていました。
「身内でやることなんで、ご協力いただければ」と囁いてましたが、それはどうやら、「三浦、アンコール、徳岡、カムバック、DEPAPEPE、最高」とメガホンをつかって叫びながらアンコールするという指示書だった模様。
三浦さんがライブ中「アンコールの時はすぐ呼んでくださいね」といってましたが、その指示が通っていたお客さんは、客席が暗くなると同時に、メガホンで二人を呼びはじめました。
販促用のTシャツに着替えて、戻ってくる二人とバンドメンバー。
三浦「メガホン、いいですね」
徳岡「裏までよく聞こえてきます。だけどこの(指示書を拾い上げ)、“三浦、アンコール”はわかるんですが、“徳岡、カムバック”ってなんです。僕、いなくなってないですよ」
それは確かに、徳岡さんのいうとおりかと。

以上。

次に参加するDEPAPEPEライブは、「ほろり二人旅」@浜松です。
二人きりを見られるのは久しぶりで期待してますが、先行のファンの声によれば、今回もかなり盛りだくさんの模様。
次も頑張らねば!(なにを?)

●2月21日、【Acoustic Friends Party vol.1】に行って参りました。

DEPAPEPEFCイベント、第一回です。
二人の服装は、三浦さんがピンクのTシャツの上に黒いシャツに革パン。靴はコンバース。徳岡さんは、黒いラグラン七分袖のついた灰色のTシャツに、黒パンツ。帽子はつばつきの黒。

マネージャー(元チキンジョージで二人の同僚で、一緒に上京してきた)村井まさひろ(?)さんの進行で、おおまかに全体の流れはこんな感じでした。

*ドリンクをもって着席しているファンの間を、いつものJ&Bの曲で登場。乾杯でスタート
*ファンの一人一人と写真撮影。
*質問票かきこみタイム&軽食。
*DEPAPEPEの二人が選んだ曲をBGMに、マネージャーさんが二人の丸秘情報公開。
*二人のギター紹介
*貴重な音源紹介
*質問回答コーナー
*ミニミニライブ(15分弱)

*「写真撮影」

みなさん、かなり工夫してました。身長の高い人低い人、男性やお年を召した方、ギミック(ヴィンセント)をもちこむ方、顔芸ができる方……ファンの皆さんにあわせて二人も即座にポーズ! 私は考えたあげく、三浦さんの腰に手を回させていただきました(そこ、「イヤラシイ!」っていわない! ちゃんと「手を回していいですか?」って確認してからですよ?)。
結果として、なかなか女の子らしく撮れたと思います(おまえトシいくつだ)。

途中、三浦さんの肩にご飯粒がついていたことが判明し、徳岡さんに揶揄されてました。
「ギターにミートソースつけるやつですから」とか。

*「質問票&軽食。」

二人が選んだBGMをききながら、軽食です。ロコモコプレートでした。
基本であるハンバーグ+卵に、ビーンズサラダ、野菜のごま和え、ガーリックシュリンプ。私は三浦さんおすすめの「俺ん家のオレンジ果ぃ汁 100%ジュース(単にフロリダ産オレンジジュース)」を飲みつつ食べましたが、結構おなかいっぱいに。同じテーブルでは、徳岡さんおすすめ、ゆずの香りの「ポンスティー」を飲んでる方の方が多かったです。
徳岡さんの選曲は無難っぽいですが、三浦さんの選曲が渋かった。「Room335」はともかく「涙のラナウェイ・ボーイ」とか「Centerfold」とか……これむしろ年齢的にお父さんの趣味では?
FCサイトで曲は紹介されてますので、詳しく知りたい方はそちらをご覧下さい。

*その、DEPAPEPEの二人が選んだ曲をBGMに、マネージャーさんが二人のマルヒ情報公開。

ぜんぶメモしきれた訳じゃないです&間違ってたらすみません。

Q:初めて飼ったペットは?
A:徳岡→イモリ 三浦→カメ

Q:初めて買った原付は?
A:二人ともDio

Q:初めて触ったギターは?
A:徳岡→モズライト 三浦→フェンダーのストラト

Q:初めて買ったCDは?
A:徳岡→katsumi 三浦→王様

Q:初めて補助輪なしの自転車に乗ったのは?
A:徳岡→小三~小四(光GENJIが好きだったので、はちまきにローラースケートで町を走っていたらしいですよ) 三浦→小三

Q:小学一年の時、何組?
A:徳岡→一年四組(担任のマエダ先生が大好きだったそうです) 三浦→一年一組

Q:はじめてのブランド
A:徳岡→マクレガー 三浦→アビカ(お母さんが買ってきたアディダスの偽物)

Q:初めての海外
A:二人ともサイパン。Beef or Chicken! みんなTシャツもってます(笑)

Q:最初についたあだ名
A:徳岡→トクーン 三浦→たっくん

Q:中学校の時の委員は?
A:三浦→学級委員 徳岡→三年間、美化委員(村井さんが「楽だったからと思われます」とコメントしたら徳岡さんににらまれて、あわてて「環境をよくしたかったんだと思います」とコメントしなおしてました。徳岡さんたらいじめっこキャラなんだから)

Q:小学校の時のクラブ活動
A:徳岡→忘れました 三浦→オセロ・トランプクラブ。大富豪をやってました

Q:子どもの頃、好きだった食べ物
A:徳岡→よっちゃんイカ 三浦→コロナ(「コロネ」の間違いだと思います、と村井さん)

Q:中学の時のスポーツの成績で一番良かったのは?
A:徳岡→三段跳びで、阪神大会ベスト8 三浦→卓球市大会ベスト64(二回戦まで)

Q:その頃、おこづかいはどれぐらいもらってた?
A:徳岡→五万六千円(フカシですと手を振ってました) 三浦→なかった

Q:はじめてのおつかいで何を買った?
A:徳岡→お父さんの煙草 三浦→ガチャガチャ(自分のじゃ?と村井さんのツッコミ入ってました)

Q:初めてつくった料理は?
A:徳岡→忘れました 三浦→お母さんに手伝ってもらって卵料理(?)

Q:成績が一番よかったのはいつ?
A:徳岡→中一 三浦→中三

Q:寿司のネタで何が好き?
A:徳岡→赤貝 三浦→ハマチ

Q:好きな動物は?
A:徳岡→チーター 三浦→ネコ

Q:ドラえもんで好きな映画は?
A:徳岡→「のび太の結婚前夜」 三浦→「日本誕生」

Q:反抗期はいつ来ましたか?
A:徳岡→忘れました 三浦→二十歳(会場にどよめきが)

Q:サザエさんに出るとしたら自分は何のキャラ?
A:徳岡→伊佐坂先生 三浦→マスオさん(「すみません、と気ぃつかってばっかりいるので」と添え書きが!?)

Q:好きな色は?
A:徳岡→オレいろ(ツッコミ入りまくってました) 三浦→キミドリ

Q:はじめて買ったファミコンソフトはなんですか?
A:徳岡→ギャラガー 三浦→僕はスーパーファミコンの世代なのでありません。でも中古のカセットはもってました

Q:二人の口癖は?
A:三浦→「すいません」 徳岡→「おい、おい」(三浦さんを呼んでいるらしいです)

Q:がんばってることは?
A:三浦→日記です

Q:ファンから貰った手紙やプレゼントはどうしてますか?
A:徳岡→「ぜんぶとってあります。三浦はアンケートなんかは三浦LOVEって書いてあるのしか読まない」 三浦→「嘘ですよ(苦笑)」 徳岡→「嘘ですよ。全部みてます」

余談。
三浦さんは酔ったらすごいらしく、平地でも坂みたいに歩く、文字通り千鳥足になるそうです。
三浦さんはスーパーのレジ打ちをしていたころ、かかっていたのはサンタナ。「哀愁のヨーロッパ」とか。

*二人のギター紹介

ローディーの三沢たくやさんがチューニングして待機。それを村井さんが「三浦拓也です」と紹介してみたり(この時ライブを乱舞といってみたり、完全にカミカミ)。PAで照明も担当している安藤さんもご紹介。

二人で交互にギターを紹介してました。まず、三浦さんが「YAMAHA」のカスタムメイド。なんと恐竜のインレイが入っていて、十日にできてきたばっかりだそうです。カッタウェイが深くて、なんと通常20フレットのところを、22フレットにしてもらったとか。できたてなのでまだこれから弾きこまないといけないようですが、三浦さんが「このギターの特徴は」というとすかさず徳岡さんが「音が悪い」「音がでない」とツッコミをいれまくり(笑)。
次に徳岡さんが、東京に出て初めて買ったという66年~67年製のヴィンテージギブソンを。古いギターなので機械をつけたり改造したくないので、もっぱらレコーディングに使っているとか。あと「もうカッタウェイはみんな三浦に見えてくる。三浦モデル。好きじゃない」と愛情たっぷりのコメントを。
三浦さんに戻って、こんどはタカミネのギター。何本か貸してもらったらしいのですが、本体にチューナーがついているのがあって便利で、もっぱら家の中で使っているそうです。チューニングしなくていいし、古いテープなどで音がさがっている曲などの耳コピに便利だとか。あと、わざと弦の端を丸めたまま飛び出させているので徳岡さんにツッコミいれられてましたが「マイケル・シェンカーがこうやってるんですよ」と言い訳する三浦さん。
徳岡さんに戻って、S-Yairi(4-2っていってたっけ?)。「いつも使ってるヤイリが実は故障していて、14日のイベントには間に合うのですが」と代替品の模様。たしかにチューナーついてませんでした。いつもより2ランクぐらい上ですが弾きやすいそうで、「12万ぐらいしますがすごいいいです。アコギは難しいからこそいいギターを買ってください」と。「今は、一期一会とかで有名なK-Yairiの方が高くなってますけどね」とも。
三浦さんに戻って、KORGのチューナーをつけた、メインギター・弦さんことMorris S-106をご紹介。弦五郎さんも連れてきていたようです(あれが何度も弦が切れたり、ブリッジがはがれたギターだと思うと、私は個人的に感慨深いです)。買った理由ですが、エレキをやめるつもりがなかったので、ハイポジションを忘れず弾けるように、「めちゃめちゃカッタウェイ」を選んだそうです。たしかにこれでJ&B弾いたらかっこいいでしょう。
最後は徳岡さんが、セカンドギターともいうべき、ギブソンJ-45(演奏はこれでやってました)を紹介。「アコギしか弾かないんですか?」と訊かれて「家では時々弾いてます。三浦にもらったの(Pignose)もあるし」とのこと。

げんさんとげんごろうの実物を目の前で説明されるのは嬉しかったですね。

*貴重な音源紹介

ここで、「Sky! Sky! Sky!」の裏バージョンを公開。リリースの予定はなかったものの、音源として残しておいたそうです。
結構いろんな曲がまざっている印象です(7曲ぐらい?)が、主に「SUNSHINE SURF!!」とまざってるかな。
「これがアコギの自由度ですよね」と徳岡さん。

*質問回答コーナー

今度はファンから寄せられた質問に答えるコーナー。
これは私のいった回のものなので、別の回の質問とはじゃっかん違うと思います。

Q:好きな中華は?
A:徳岡→「すっぱいやつ」(三浦さんに「酢?」といわれてましたが、どうやら「サンラータン」のことのようです) 三浦→「天津飯」(徳岡さんに「そういうイメージやな。陽の食べ物」といわれてました)

Q:オレンジジュースを飲んで、ステージ上でこれは、と思った時はないですか?
A:三浦→「今のところはないです。ちょっと、と思った時は一度ぐらいありましたが、大丈夫です」

Q:目玉焼きは何で食べますか?
A:徳岡→しょうゆ 三浦→ソース(「うちはソースでした。別にしょうゆでも塩でも食べます」と。徳岡さんが「半熟卵をパンにつけて食べるのが好きです」というと、三浦さんすかさず 「お洒落や」徳岡「何想像してんのや」三浦「だからナイフとフォークで」徳岡「(苦笑)普通につけて食べるんだって」

Q:冬のツアーでおきたハプニングは?
A:三浦→「名古屋で弦が切れたことでしょうか。久しぶりで」 徳岡→「ハプニングではないけど、ライブのあとブラジル人バーにいったら、ラムジーさんがノリノリで踊って、叩くのもお店の人よりうまくて。五十嵐さんまで踊り出したのでこれはいける、と思いました(笑)」

Q:はまっている食べ物は?
A:三浦→「塩ラーメンうまかったですね。うどんも好き。麺類ですね」 徳岡→「ポン酢です。なに食べるにもポン酢かけます」

Q:初めて弾いた曲は?
A:三浦→「smoke on the waterです(と弾き出して「王様」を歌い出す)」 徳岡→「ジュンスカの「START」ですね。コードはたぶんGだったと思うけどCで。(「最初から転調してたんですか」と驚く三浦さんに)ピアノやってたんで、ドレミでしか音がわかんなくて。親がベンチャーズが好きでモズライトがあったんで、それで」

Q:DEPAPEPEの曲で、どの曲が一番弾きやすいですか?
A:徳岡→「Hi-D!!かな。DとGのツーコードだし。だけど早いか」 三浦→「FLOWもEm7とDm7で2コードですからね」 徳岡→「Hi-D!!で」

Q:甘い物は大丈夫ですか?
A:三浦→「甘い物は大好きです。ダイエットしてるけど。差し入れのお菓子は全部食べます。だからふとっちゃう。でもカカオ99パーセントはダメでした。よくもこんな苦い物を、と。徳岡さんはお酒だめだから、甘い物は得意なんじゃないですか?」 徳岡→「お酒と関係あるのかわからへん」 三浦→「あ、両方いいのか、ウィスキーボンボンとか、大人の味ですよね。僕、ちいさな頃からお酒は強くて」 徳岡→「おまえ根本的に勘違いしとる。バーでウィスキーボンボンは食べんよ」

  Q:ハイコードで人差し指が押さえにくいのですが、どうしたらいいですか?
A:徳岡→「ギターを変えましょう」 三浦→「別のコードで代用しましょう」 徳岡→「デュオにして、相方にハイコードを弾かせましょう。カッタウェイに(笑)」

Q:切ないコード、クールなコードってなんでしょう?
A:徳岡→「こんな感じ?(と「半月」っぽく弾いてみせる)」 三浦→「Emとか? クールってどうしたらいいんですかね? カッティング?」 徳岡→「最近はクールっていうけど、昔はこういうのはホットっていってたよな」 三浦→「なんでいわなくなったんでしょうね」 徳岡→「外人に訊いてみな」(つめたーい、という声に)徳岡「冷たくないですよ」三浦「ええ、冷たくないですよ。むしろ僕の場合、投げっぱなしにされる方があぶない」

Q:足のサイズは?
A:三浦→「25.5」 徳岡→「26.5……25.5かな。26かな」

Q:東京にきて、行ってみたいところはありますか?
A:徳岡→「浅草かな」 三浦→「浅草寺に正月にいきましたよ。あれ、ソーセンジ?」 徳岡「それじゃソーセージと間違う」 三浦→「あとは上野とか……あと、せっかく東京にきたので、円谷プロにいってみたいです」

Q:女の人に生まれていたら何をしたいですか?
A:三浦→「女の人にしかできないことをしてみたいけど(考える)」 徳岡→「明るい……今の三浦が女になったらって考えてみたら?」 三浦→「女でギターデュオかな。今よりガーンといけそうな気がします。徳岡さんは」 徳岡→「女の人にしかできないことをやってみたいけど」 三浦→「それ僕がいいました」 徳岡→「機織り?」 三浦→「(爆笑)それ女の人にしかできないこと違う。じゃあ開けたら鶴になってる」 徳岡→「どういうコントや」

Q:ギター以外の楽器だったら、どんなものがやりたいですか?
A:徳岡→「ドラム」 三浦→「シェーカー?(苦笑) あと、タンバリンぐらいできたらいいですかね」

Q:ツアーでいって、好きになった町はどこですか?
A:三浦→「神戸の雰囲気に近いので横浜……ここが横浜っていうのもありますけど。あとは九州、北海道、広島、ニューヨーク(?)……ツアーと関係ないですけど、福井の恐竜博物館!」 徳岡→「僕は北海道……食べものが」

Q:チキンジョージ時代の事件について語ってください。徳岡さんは三浦さんの。三浦さんは徳岡さんの。
A:徳岡→「三浦の……ああ。三浦に手裏剣が刺さったこと(笑)。ホールのチーフにあたる人が、(おみやげやさんの?)硬いの買ってきて投げたら、三浦に刺さった。みんな笑ってたんだけど、実はすねが切れて血が出てた」 三浦→「徳岡さんは無難な人ですから、ないですね……よく寝てたぐらいかな。後ろでさぼってた」 徳岡→「よく三浦にかわってもらってた」 三浦→「徳岡さんはいいんですよ。それ以外の人も三浦くんかわって、っていわれて、毎日かわってて、バイト23日ぐらいしかないのにずっといってて、だけど二人からいっぺんに頼まれる時あって、さすがに、二人分は無理です、って断ってた」

Q:一番いってみたい国は?
A:三浦→「スペインとか。ニューオリンズとか。ギター弾くなら。だけど普通にいくなら地中海がいいです。なんか日本人の絵描きの人がすごく優雅な暮らしをしてて、ああいう空気がええなあと」 徳岡→「僕も、スペインかな。だけどもういっかいタイにいきたいですね。パワーもらえる。いい国です」 三浦→「パクチーさえなければ」

ここで徳岡さんがポンスティーはうすいですか、とファンのみなさんに質問。飲んでる人はおいしいといいますが、「まだ改良の余地がありますね」と。三浦さんも徳岡さんから渡されて、同じストローで飲みます。あまり反応がよくない(好みの味でないらしい)。三浦さんのオレンジジュース、かいじゅうひゃくぱーせんとも、徳岡さん、三浦さんからまわされて、同じストローで飲んでました。珍しい。

FCの人と一緒に即興で曲をつくってみましょうということで、三人の人からコードをいってもらってつくる場面も。Dm G とリクエストがでたところで、残りはCですね、とつくりだす二人。 三浦「つくりやすいコードでよかったです」 徳岡「おまえ三人きいてないやん。今度ギターもってきてもらって、一緒にやりましょうか」 三浦「いいですね。だけど僕らよりうまかったりして」 徳岡「それはいかん。もってこないでください」 三浦「教えてもらうというのも」

*ミニミニライブ(15分弱)

情けないことに、メドレー曲「Acoustic Friends version Party vol.1」(←三浦さんはこのように題名を唱えたと記憶していますが、語順がおかしい気がしますね)の内容ですが、正しく思い出せません。
あちこちサイトめぐりをしてみて、たぶんこれが正解と思われる物を貼っておきます。

1)T.M.G.
2)激情メランコリック
3)La tanta
4)メドレー用新作フレーズ
5)TIME
6)桜風
7)Snow Dance
8)真夜中の怪盗
9)T.M.G.

ミニミニライブはこれの前に「Happy Shine」、この後に「START」でシメでした。
ってか「Happy Shine」って、あの「Happy」のアレンジバージョンなのか。聴いてびっくりしましたよ。ほんとBメロ足しただけですね。
徳岡さんが津軽三味線風にギターを弾いて「これは簡単なんですよ」っていったのもこの前後だったでしょうか。

このあと、春にJ&Bとのコラボレーション企画「JとBとDとP」の告知がありました。

* ファンにプレゼントコーナー。

座席の下に「あたり」がついていた人がもらえるコーナー。
三浦さんは、あのKORGのチューナー。箱付きでもらわれていきました。ギター弾かなくても音程が不安な時は、といって(そんな時あるかって徳岡さんにツッコミいれられてました)。
徳岡さんは、ツアーバックに豪華4点?セット。黒いメトロノーム、CreamのTシャツ(一度着たらしいです。洗濯済み)、黒のマフラータオル、それから昔インディーズでCDを出した時に、徳岡さんがウィンドウズで自作したラベル。それこそ「Hi-D!!」「半月」 「FRIENDS」の頃のです。「きれいなんで」と手渡し。
最後に、全員プレゼントである、紺色のミニバックいりブランケットを、二人で肩にかけあって、おしまい。

「桜風」をBGMに、退場していきました。

●余談:

三浦さんが「寝る子は育つって嘘ですね」っていったのがいつだったか思い出せません。
牛乳も嘘ですっていってたかな?
徳岡さんがギターをコーン!とぶつけてしまったのがいつだったか思い出せません。いつも狭いなかで「よくぶつけないな」と思ってみてるので、珍しいなあ(三浦さんも一回しかみたことない)と。

ここのところ、バックバンドつきのステージが多くて、二人きりの姿をあまり見てなかったので、新鮮さがありました。司会の村井さんも身内なわけで、徳岡さんいばりつつも心細そうな感じで。
毛布のかけあいの時も思いましたが、DEPAPEPEは二人でやっていることが、とても重要だと感じました。いたわりあいとか、心の通いあいとか。二人の内向きさと外向きさのバランスが絶妙だからこそ、素敵なサウンドがうまれるんだと。

そんなわけで、五月からの「二人旅」に期待が持てた日でした。

●だいぶ古くなりましたが、1月27日、【サタデーライブ缶】記録を(日記再掲含む)

曲については略します。服装もほぼ略します。
そんなわけで、以下は途中にはさまれた二人のインタビューで、拾えたところだけです。あくまで個人的に聞き取ったとったものなので、正確さは求めないでください。そのかわり、余計なコメントも極力排除しています。

大阪厚生年金会館の時の、本番直前の映像。

「緊張しすぎて眠たくなってきました」と壁に向かって手をついて、全身を伸ばす三浦さん。
バンドメンバーと二人「チーム・ミックス・ガッツ!」と気合いをいれて、拳をぶつけあいます。
挨拶で「ただいま戻りました!」と叫び、「泣いたらあかんで」声をかけられて目頭をおさえる三浦さん。
ライブ後。
徳岡「知ってる顔がいっぱいあるんで緊張しますね」
三浦「緊張しましたね。地元だけによけいに。でも、あったかかったです」

大阪の翌日、神戸は三宮へ戻る二人。

「ねえ、親戚たくさんきてましたね」と呟く三浦さん。
二人は工事中のチキンジョージ跡に。
徳岡「あらら。わ、ほんまにないんや」
三浦「あー。ていうか、なんかなってんのやな。(工事現場を見上げて)ほんまに建てるんやな」
徳岡「ここはあの、僕たちが出会ったところです。神戸のチキンジョージってライブハウスの、今はなんもないんですけど、跡地ですね」
三浦「ここで二人ともアルバイトしてたんですよね」
徳岡「ここらへんに、あの、ライブハウスの裏につながるドアがあって、そこからでて休憩中に二人でギター弾いたりしてました」

――出会った時の印象は?
三浦「とりあえず徳岡さんは愛想がよかったんでね、この人は一筋縄ではいかんのじゃないかな、と凄いうたぐったんを覚えてますね。ものすごく愛想がよかったんです、なんていい人なんやろって、すごい不安ですよね、逆に」
徳岡「おまえ人を信じるってことをしらんな」
三浦「すごい怖いなと」
徳岡「信じなあかんよ。やっぱ優しい人はね。……僕はもう、このままですね、ほんとに。入ってきた時からこんなんですね。でも高校卒業したてやったから、髪の毛金髪にしてみたり。高校の時はまあ、できんかったんやな、なんも」
三浦「ひっこみじあんやったんで」
徳岡「まさしく高校卒業して、楽しんでる感が伝わってきて、すごい可愛かったすよ」
三浦「フリーターデビュー」
徳岡「六歳差なんで、年齢が」

チキンジョージの思い出を語る二人。
三浦「ほんまに家みたいな存在だったんですよ。月、23日ぐらい入ってて、昼の十二時から夜の一時ぐらいまでいたし。ほぼ毎日いたんで。で、すごいスタッフの人も温ったかくて。PAさんも照明さんも、もちろん全部のスタッフの人が好きやったし、ほんとにね、家族みたいな雰囲気があった、すごいいいライブハウスだったんですけど」
徳岡「なくなってみたら、こんなにでっかかったんや、と思いますね。家ひっこすときと一緒で、あれ、オレんちこんなに広ったっけ、なんもなかったらさ。……入ってる時がそんな感じしなかったからさ、バイトに。ま、ここがなかったらDEPAPEPEはなかったですね。確実に」
三浦「ね、ちょっと時期ずれてたらないですもんね。今。切ないですね」
徳岡「そやな」 三浦「早く建たへんかな、建物」

三宮のハンズ前。

徳岡「ここが、閉店時間になると、ストリートミュージシャンがすごい集まるんですよね、あの前に。僕らもデパペペでそこを目指してたんですが、僕らはまだちょっと最初の頃は恥ずかしかったんで、東急ハンズの裏で、ストリートやってたんですね、人目につかんとこで。まあ僕らがバイトしてたチキンジョージからすぐ近くっていうのもあるんすけど。懐かしいすね」
三浦「ちょっといってみましょうか」
ハンズの裏、生田神社の外へ移動。
徳岡「ここですね。ここで、バイト終わって、そのままギター持ってきて、そこでやってましたね、ほんまに」
三浦「こう、なんかね(ベンチでなく奥の石の上に座る)、こんぐらいいってたかもしれません。こっちとか」
徳岡「オレそんなとこやったっけ、オレここやった」
三浦「徳岡さんがそこだったら、僕このへんじゃないですか、じゃあ?」

三浦「酔っぱらいの人に、弾き出すとねちょっと不機嫌になって帰っちゃうんですよね。僕、こっちから人を見てた気が記憶があるんですけど。で、あんな感じでタクシーの人にこう声かけられて」
徳岡「長渕ひいてやとか」
三浦「いわれましたね」
徳岡「いろいろいわれましたね、リクエスト……歌わへんっていってるのに」
三浦「きく気ないんですよ」
徳岡「通り過ぎたらまた回ってきて、みたいな」

徳岡「見られたいけど見られたくない、みたいなすごい恥ずかしい感じやったけど。ずっと見られたらやる曲がないんでこまるみたいな。あいつらギター弾いてんのやぐらい気にしてもらえたら、みたいな感じやったな」
三浦「外へギターを持つだけでちょっと快感な部分はありましたね」
徳岡「最初の、僕らがつくった「Hi-D!!」って曲があるんですけど、ここでできました。ほんとに、ここで夜中やるようになってから曲づくりも遊びながらここでやってて、だんだんだんだん人通りが多いとこにうつっていくようになったな」
三浦「いい宣伝できる場所、みたいな感じでしたね。とりあえずこう、デパペペちゅーのをを広めようと必死でしたからね。一曲ひいては、デパペペですって。しゃべるとね、帰っちゃうんですよね。おまえのトークをききたいんやないって帰るから、弾き終わったら、デパペペですってって、でまた、聴いてくださいって」
徳岡「ストリートやってなかったらバラードとかも多かったろうし。でもストリートでバラードをやったら人が集まってくれなかったんすよ。なので激しい曲をつくるようになったし、より伝わるようなメロディにしようと思ったし。うん、なので、ストリートやってなかったら、今のデパペペの感じは無かったかもしれないですね、うん」

神戸某所の下りのエスカレーターを降りていく二人。

徳岡「あー。懐かしいな。(ショップの掲示板の前で)ここでバンドメンバーさがしましたもんね、僕」
三浦「んふ」

ギターショップ「Lead Man」に入っていく二人。
徳岡「お久しぶりです」
店員「お久しぶりです」
徳岡「お久しぶりです」
店員「お久しぶりです。これはこれは」
徳岡「これはこれは、ハハ……。デパペペがインディーズ時代にずっとアコギをリペアしてくれたり、アコギのことを教えてもらったりした中山さんです。「Lead Man」の中山さんです」
中山「どうも中山です。よろしくお願いします」
徳岡「僕は、中山さんがいなかったら、今つかってるギターはできなかったですね」
三浦「うーん(大きくうなずく)」
徳岡「ほんまに、ほんまに無理なこといっぱいゆって調整してもらったんで。次の日ライブやから明日までになんとかしてくださいっていって、夜もってきたりとかもしたし」
中山「どこが悪い、音がでえへんようになったって」
三浦「原因がわからへん、ものすごい、どうしてもっていって。やっと気づいて、自分の手の汗やったって」
中山「それでかけこんできた」
三浦「そうとう相談して、おかしいって」
中山「今も?」
三浦「今もそうです。エレキさえ無理なんです」
中山「半分悩みそうな、みたいな感じやったね」
徳岡「もうずっとそうです」
中山「ギター以外のことも。いろいろ話して。まあでも真面目な感じの。頑張ってやってはるな、という印象でした」
二人笑って。
徳岡「ほんますか?」
中山「ほんますよ、ほんまにほんまに」

――中山寛さんが語るDEPAPEPEの魅力
中山「徳岡さんが男前なところ」
徳岡「やっぱり」
三浦「え、ちょっとまって僕はなんも?」
中山「いや、あれですね、ギター二人が歌を歌わないところでしょうね。だいたい二人ギターもってたら歌を歌うじゃないですか。弾き語りじゃないという、ギターだけで弾き語りをしているっていうところが魅力じゃないかなと思います」

――ギターのこだわり「三浦拓也」
三浦「もともとはね、ハードロックが好きで、やっぱりこんな感じの(smoke on the waterを弾く)リフもんとか好きなんで、そういう要素を、エレキとかアコギとわずになんか、ロックっぽいことを出せていけたらな、っていうのは、デパペペの中でも思いますね。今でもやっぱりそういう音楽をいっぱい聴いてるので、ひずんだギターも好きやし。だからこそなんかその、アコースティックギターのきれいな響きもあるんですけど、さっき弾いたみたいのとか、こういうパーカッシブな部分もすごい好きなんですよね。一個だけでドラムっぽくもきこえるし、そういう面でアコギが好きなのかもしれないです。アコギのロックな面を出していけたらいいな、と思っとります」

――ギターのこだわり「徳岡慶也」
徳岡「僕はそうすね、できるだけ優しい音で弾くとか、歌うように弾くっていうこだわりは、すごいありますね。歌詞がついてても歌えるように弾きますね。だから、息継ぎのタイミングでギターを弾くとか、ギターリストっぽくないかもしれないんですけど(弾いてみせる・三浦さんがすかさず伴奏)、ほんまのカラオケのガイドラインじゃないですけど、それに近くなるような感じで、歌詞がのっててもいいような感じで弾く努力はしてますね。ギターとかだったらよくチョーキングとかいれたりするんですけど、ていうよりかは、メロを大事にする弾き方」
三浦「なんでもねほんと、そんな大きくわけんでも、もっと細かくジャンル分けて、それを全部できるようになりたいですよね。アコギで二人のギターでどれだけのジャンルに手をつけていけるか、すごいなんかチャレンジやし、楽しみでもありますよね」

神戸・メリケンパークを歩く二人。
三浦「ここはなんかね、ストリートちゅうよりは逆で、なんかその、やっぱりカップルがよくいるので、ムーディな奴を弾いたりしましたね、あえて。聴いてるけど集まりはしないんですよ、みんなひたってるから。邪魔にならないBGMみたいに」
徳岡「ほんまに人を集めようという感覚よりか、ここでギターを弾いてるのが。ほんまに、ほんまに気持ちいいですよ」

徳岡「僕らの「Sky! Sky! Sky!」っていう曲があるんすけど、その曲はここで、できあがりました。ここの、あっちのベンチで。で、そのできあがったのが、僕らはま、ま、ストリートライブをやるつもりはなかったんすけど、新曲を一応披露やって弾いてたら、あるカップルの人が見てくれて、「その曲誰の曲ですか」っていって「めっちゃいい曲ですね」っていわれて、あ、もうこれで完成やなって。そこで自信がついたっていう。そのカップルのおかげですね、ここで聴いてくれた」
三浦「ちょうどここで座ってやったんかな。カップルがいたとこ」
徳岡「ここで「Sky! Sky! Sky!」って曲をつくりましたね」
三浦「こんな感じで座って」
徳岡「大空に向かって突き抜けていくっていう感じの曲で、メロディーもすごい上がっていく曲なんで」
三浦「インディーズ時代の曲なんですけど、インディーズ時代からここぞというときにバシバシ決めてって、メジャーになっても弾いてますし、大好きな曲です」

――曲タイトルについて
徳岡「やっぱり言葉がないぶん、聴いた人がほんとに自由に受けとめてもらって、発想してもらえたらと思うんですけど。最初ね、題名をつけずにやったこともあったんですけど、ライブで。ただ、題名はあった方がすごい想像がしやすいっていわれたんで、題名だけは、一応な、つけるようにして」
三浦「題名決めがやっぱりすごい難しいんですね、いつも。あまりにも限定するタイトルやと、せっかくねインストで、それぞれのイメージで聴けるものを狭めてしまうから。かといって投げっぱなしやとボウダイすぎて今度、定まらへんっていわれる。むずかしいですよね、いつも。たいがい僕らの中だけでは決まらないですね、他の人の意見とかいっぱいきいて一番いいのをあてるから、って曲名がイメージわきますっていう意見とかもらえてすごい、そん時嬉しいですよね。伝わって良かったって」

羽田空港から札幌公演へ向かう二人(2006.12.6)。

三浦「(通路移動中)寒いんで。そこをなんとかせんとあかん。ちょっと頑張ってきます」
徳岡「(飛行機の中で)すごいライブ自体は楽しみなんすけど、降りた気温がどうなのか、すごい不安ですね」
飛行機の中、先に三浦さんがぐっすり。後で徳岡さんもぐったり。
小樽行きの快速エアポート。雪が積もる平原を電車で移動する二人。
三浦「あんまこんな晴れた日に北海道来ることないですよね。あとね、結構澄んでるっていうより、灰色の空のイメージがある」

ライブリハーサル場面(2006.12.14)。

ビリヤード台のある場所で、押尾コータローとHighway Starを弾く二人。
押尾「すごいね、考え方がすごい僕にてて。インストでなんかやりたいっていうのが、うん。僕もなんで歌うたわへのってきかれるねんけど、デパペペもたぶん同じこといわれてると思うんですけど。まあでもギターの、楽器だけで伝えたいって気持ちが一緒なところがすごい共感して。またその、デパペペなりのその、ノセ方っていうのがあって。ライブ見てても、ホウっていつも感心することが多くて、これもうちのライブにとりいれようとかね、いい感じで刺激しあえて、いいなあ、と。僕からみたらなんか弟のように可愛らしくて。「インストやってるのって、もしかしてあの、俺たちだけ?」みたいなところもあって。もっともっとね、僕もデパペペもこれぐらいで満足してる訳じゃないので、まだまだいきたいな、と思ってる訳ですよ」
三浦「押尾さんがCD出して、CD屋さんにこう、並ぶじゃないですか、店頭に。その時のPOPに「デパペペよろしくね」って書いてくれるぐらい、すごい、優しいです。(押尾さんが暗いメロディを伴奏する)めっちゃ暗いですよ。めっちゃええ話なのに、騙されんで。(演奏の最中に、押尾さんと徳岡さんにギターの弦をひっかかれる)なんやねんそれ」
徳岡「楽しかったですね。リハステの気分じゃなかったですけど。ゆっくり話するのが久しぶりで。もうほんまに兄貴、もう兄貴って呼んでるんですけど、兄貴ですね。ほんとに優しい。嬉しいです、いつも」

12月7日の、実際の夢チカライブ。

楽屋で「いってきます」といったら「フライド・プライド?」と問われて「デパペペです」と言い返す二人。
終わった直後の楽屋で。
徳岡「やー、いいすね、人となんか一緒にやるのはいいですね。ほんまに、先輩やからな。胸を借りた形です」

打ち上げの飲み会シーン。また来年、と乾杯シーンから。

――福屋渉が語るDEPAPEPEの魅力(←二人を雪山に登らせて演奏させたプロデューサーさん)
福屋「ひとことでいうと、まあその時点ではインストだけっていうのは、ありえないなーと思って見に行った時に、いきなり空気がハッピーだったんですね。この人たちのつくる音はなんてハッピーなんだ、と思って。しかもこれは北海道の人にすごく届くっていう気が、直感的にして。それはインストアライブの彼らの空気感をみて、ほんとにそう思いましたね。それをきいてるうちに、すごくいろんなロケに出てったらすごく素敵な音を奏でるだろうなーと思って、実際に一緒にロケにいった、と」
徳岡「こんなに暖かく迎えてくれたとことはないんで。僕ら歌なくて、実際きびしい状況でやってたのを、インディーズにも関わらずそうやって布教してくれて、北海道で広めよう、といってくれた気持ちがもう、ありがたかったんで、厳しいロケにも耐えれましたね。へへへ」
福屋「たぶん軽い感じのロケだと思ってたんでしょ? 俺も思ってたんだよ。やってみたらひどかったんだよね」
三浦「すごいなんすか、それのおかげで北海道ですごいお客さんも。ワンマンライブもできるようになったし。ほんとにそっからちょくちょく出させてもらってるんで、ほんまよかった」

札幌・二条市場を歩く二人。

三浦「これすごいすね」と大きなタコの足を指さす三浦さん。
徳岡「北海道きたら、ひとりで市場いってこうやって見て、味見とかして。試食して、なんかおみやげかって、丼たべて帰るんすよ、朝」

試食の蟹を渡される三浦さん。
三浦「すごい。とれたて」
店員「どっからきたの」
三浦「東京です。ん、おいしい!」
鮮度のいいホタテを渡されて。
三浦「でっかいすね。ちょっとおひめさま出てきそうすね」
ほおばってみて。
三浦「あ、おいしい! フルーツみたいですね。こりゃあ、海の中の魚はホタテに目がないすね」
徳岡「ハハハ、魚ちゃうよ、ホタテ。あざらしとかじゃ」
三浦「あ、あざらしが食うんか。魚は食わんか。こりゃうまいわ」
ぶらぶら歩きつつ。
三浦「こうなるとなんか、丼物とか食っていきたいすね、せっかくやから」
徳岡「いいすね。食います?」
三浦「食いましょう」
徳岡「僕、あの、北海道きたらいつも、いっこだけ決めてることがあって。贅沢をしていいって決めてるんすよ」
三浦「あ、自分の中で?」
徳岡「自分の中で、絶対みんながケチるようなとこも、僕は絶対ウニ丼を食おうと。食ってないでしょ」
三浦「食ってないすよ僕」
徳岡「いや、俺オレ」
三浦「食ってないんすね」
徳岡「おまえ、あんまオレのことに興味ない?」
三浦「いや違、ぜんぜん」

お店に入ってメニューを見つつ。
三浦「この、なんか鉄砲汁みたいのが」
徳岡「蟹味噌焼きってなんなんや。……僕、ウニ丼、うん」
三浦「じゃあ僕、蟹丼にします。てっぽう汁も」
運ばれてくる。
三浦「(見せながら)蟹丼です。この蟹の身は贅沢ですね。じゃあいただきます」
手をあわせる二人。
三浦さん、自分の丼を徳岡さんの醤油さしから死守。しかたなく受け皿に醤油を注ぐ徳岡さん。
三浦「素材の味が……ありがとうございます」
徳岡「おまえが素材とかいうな」
三浦「(ごっそり蟹をもっていこうとする徳岡さんに)でかいでかいでかい。ほぼメインすよ、それ」
徳岡「ほんま怒るんですよ、食いもん」
三浦「(ひとくち食べて)あー、幸せ。(真顔で)やっぱりこの場の寒い中で食うから、この味がでるんやろなと、食でも音楽でも一緒ですたぶん。絵とかでも一緒なんでしょうね、わかんないですけど。この空気ちゅーのも含めて音楽になってるんでしょうね。会場ごとでぜんぜん違うし、ライブしてても」
徳岡「結果的にはいろんなものが、ひとつのものをつくってくれるんじゃないですか?」
三浦「そうすね」
徳岡「食おうぜ。へへ」
三浦「まとめときましょう」

北海道、雪の降る札幌大通公園で。モコモコなコート姿の二人。

――初恋の思い出。
三浦「恋はね、あの、人なみにはしてるんですけどね、もしかしたら少ないかもしれないですね、恋自体は」
徳岡「猪突猛進やもんな」
三浦「猪突猛進なんですよね。思いとどまれないタイプなんで。よし、行く!」
徳岡「(笑)」
三浦「そうそうそう、小学校の時にほんまに好きやった子がね、たしかね、雪、スキー合宿みたいのがあった時に」
徳岡「何系?」
三浦「何系って、人ですからね。ホモサピエンスです」
徳岡「(笑)」
三浦「こうなんか、座って、雪かきみたいのでパーっとやってたんが可愛いな、と思ったのを覚えてます、なんか。ひゃーとかいいながら」
徳岡「やってみて」
三浦「なんかこう、ふわーと(しゃがんで雪を両手でまいあげる)」
徳岡「あほや。そんな子おらんやろ」
三浦「いたんですよ」

――恋の曲について。
三浦「一曲だけ、伯爵の恋という曲があるんですけどね、それドラキュラ伯爵の恋の話で、あんまり人のやつはないですよよね」
徳岡「そうですよね。あんまり。なんでやろな」
三浦「うーん」
徳岡「一回はつくってみたいと思うんすけど、どうしてもなんか景色なり、その状況、まわりの、とか、気持ちの部分であるほうが多いかもしれないですね。歌詞がないぶん、なんか情景が浮かぶものが。恋って歌詞があった方が、俺、伝わる気がする」
三浦「そうすね。ちょっとぐらい具現化、じゃないな、なんかその言葉で」
徳岡「共感できるのって、やっぱ歌詞ってすごいと思うので。僕も家ではほんまに歌詞のある曲ほとんど聴いてたり、して、なあ。失恋した時には斉藤和義さんに慰められたりとかね」
三浦「うたうたいのバラード?」
徳岡「(苦笑)……聴いてね。たぶん恋のことより、命の危険を感じてる(寒さに震えつつ)」
三浦「ちょっとふぶいてきましたね。鳥も暴れてますからね、キャーキャーいうて」
徳岡「すげえなあ、これ」

札幌ドームへ行く二人。

三浦「(中に入りながら)流線型のボディ」
中にある日ハムの展示などを見ながら、
三浦「名前、なんてよむの?」
徳岡「(立ち止まる)これは?」
三浦「これは(新庄の)コスプレじゃないですか」
徳岡「ちがいますよ、これ。これはグレート牟田の(服)。さすがに新庄にしちゃちゃう。ガタイが違いすぎますよ」
来日アーティストの展示をみつつ。
徳岡「エアロスミスはマイクスタンド」
ドームで公演したアーティストの手形も並んでいます。
三浦「(手をくらべて)第一関節ぶんぐらいないすもんね。あ、GLAY。あ、HISASHIさん、手ぇ、僕と同じぐらいや。あ、B'zや。稲葉さんデカいな。あ、松本さんちっちゃい。おんなじぐらいや」
徳岡「これ稲葉さん」
三浦「稲葉さん」 徳岡「なんか稲葉さんぽいな」

羊ヶ丘へ。

三浦「結構絶景ですね。ボーイズ・ビー・アンビシャスですよね。(銅像前で)でかいな、意外に。銅像ってこんなもんか(ポーズをとってみる)」
徳岡「重みが、ない。ぜんぜん重みがない」
徳岡さんも銅像の前でポーズをとってみます。
徳岡「(三浦さんに)ほら、これぐらい?」
三浦「そんぐらいですね」
徳か「ちょっと反ってる?」
三浦「(気がそれてる)あ、羊がいますね」
徳岡「ははははは、クラーク博士、クラーク博士は?」
三浦「羊がいる、寒そう、めっちゃ。すごいな」

――冬の曲について。
徳岡「僕ら歌がないんで、わかりやすい季節っていうのは、やっぱりどうしても曲になりやすい。夏であったり……冬っていうのは、雪をイメージしたり、寒いってことよりかはきれいな曲? 夏はね、元気がいい曲が多いんですけど。冬はそういう曲が多いな」
三浦「そうですね。なんか、その、ギターのフレーズを細かく、いっぱい音を重ねることによってその、雪がキラキラする感じを出したりとか。そういうの表現しやすいんでしょうね、たぶん」
徳岡「アコースティックギターに冬はあってるかもしれないですね、すごい」
三浦「意外と」
徳岡「この気温ではぜったい弾けないですけどね」
三浦「そうそう。想像の世界です」
徳岡さんの指示で、走ってきて、雪の上で前のめりに倒れる三浦さん。
三浦「(雪を払いながら、年齢的に)今年いっぱいやな、これできるの」
手を叩いて笑う徳岡さん。

舞台はがらりと変わって、鷹匠中学校へ(2006.11.19)。

神戸市立鷹匠中学校・合唱部は、全国規模の実績を誇るというテロップが流れ。
二人とスタッフ(含む太知さんだね)が、いつものバンで学校にのりつけてきます。三浦さんは、赤と白のジャージの上に黒いジャケットを羽織っています。徳岡さんは、中は黒いTシャツ姿。ペンダントの指輪が目立ちます。
三浦「(見上げて)なつかしいですね。なんかはずかしいですね」
教室に入って。
徳岡「おねがいしまーす」
三浦「(真面目に)デパペペの、三浦です。よろしくお願いします」
徳岡「(早口で)デパペペの徳岡です、よろしくお願いします」
生徒「よろしくおねがいします」
三浦さんが中学生の前に立つと、さざなみのように笑いが。
三浦「在籍してました」
さらに笑いが。
――新曲「桜風について」

合唱部のコーラス練習を見ている三浦さん。
二人が神戸の港にいるシーンにカットバックして、コメント。
三浦「曲自体が卒業だったりとか、出会い別れとか、そういう、なんかこう、いろんなことを経て、でももっとこう強くいきていこうみたいなの、輝いていこうみたいな、次のステップへの、なんかこう、明るい未来を、ちょうどその中学生のコーラスをあわせることで、曲で表現できるかなと」
先生に「先輩の、三浦くん」と紹介されて、助っ人で呼ばれてきた陸上部の男子生徒達が「よろしくお願いします」と挨拶。
徳岡「先輩。よう、先輩(何度もひやかし続ける)。(カメラに向かって)三浦も偉らなりましたね。僕がずっとデパペペでは先輩なのに、先輩よっていわれてます」
苦笑しつつ、生徒に「がんばってください」と頭をさげる三浦さん。

神戸の港にカットバックして、コメント。
徳岡「僕はぜんぜん知らない中学校だったんですけど、すごい、三浦は緊張してましたね。なんか後輩、まあ後輩やもんな、後輩やけど、三浦自体があの、若いんで、23歳で、まわりが年上ばかりなんで、いっつもあの、いじられ役なんですね。なので、後輩の前でそれをいじると、ちょっと怒るんすよ(笑)。あの、後輩の前ではかっこつけたがるんすよ。のくせに、できへんねんな、あんまり、うまく」
三浦「指揮やってみたんですよ」
徳岡「指揮とかやってみてもうまくできんから、中途半端な三浦拓也になってましたね」

学校の録音風景に戻って。
三浦さんの指揮のタイミングに指導をいれる先生。
徳岡「みんな元気よくね」
先生「笑うなよ、笑うなよ」
徳岡「笑うなよ、は三浦のせい」
三浦「ターン(と太知さんの脇で腕を振ると、やはり笑い声が)」
歌う子たちを脇でチェックする徳岡さん。

港にカットバック。
徳岡「ほんとにバッチシな子たちに歌ってもらえたな、と。しかも三浦に関係のある三浦の母校ということで、なんか、いろんな意味でつながって、よかったですね、うん。やっぱり僕らが歌うよりはるかに透きとおってましたね、声は。歌詞がなくて、ラララであろうが。僕らはインストだけど、すごいありやな、とほんとに思えたんで。なんかぜんぶ歌ってる訳じゃないけど、一体感がうまれる感じはやっぱ、声をだしたり一緒に歌うってことは、すごいするんで。うん、ライブでもずっとやっていけたらいいなと思う曲になりそうな予感は、しますね、すごい」
三浦「でもね、いざね、コーラスをとってもらって、完成したのきくと、あーやっぱいってよかったなっていう、すごい、自分の中の心の中の思い出にもなりましたし、よかったなって」

合唱部の子たちと一緒に記念写真をとる二人。
歌ってくれた子たちの爽やかなコメントも入ります。

神戸の港を歩く二人のカット。

――神戸で生まれて…
徳岡「この空気感があったから……すごい神戸、あのジャズとかもさかんで、僕らがストリートでインストやっても、うけいれてもらえるのが早かったんで。この空気のおかげかなと思うんで、神戸には戻りたいなとは思うんです、ゆくゆくは。……でも、その頃は東京にそまってるやろな、おまえはな(三浦さんを指さして)」
三浦「僕はね、いま染まってます(笑)。いや。染まってる僕が、神戸戻りたいと思うのは」
徳岡「(さえぎって)ほんまに東京弁になったもんな」
三浦「だよねって?(笑) ほんまに、あの、すごい染まりやすい僕がこんだけやっぱり神戸戻りたいって、そんだけ好きだからでしょうね、とは思います」

再び歩くカット。
――DEPAPEPE これから…
徳岡「ほんとにあの、デパペペ、僕と三浦はすごい自由に始めたんで、ほんとに遊びではじめて、メジャーデビューも、するつもりもなく、なんかその感覚を大事にしたいなと。ほんとにずっと遊んでできたらな、と、思いますね。あとは、おじいちゃんになるまでデパペペができてれば、すごい幸せかと、うん」
三浦「あの、とりあえず、一番、ライブとか演奏してて伝えたいのは、なんせその、音楽ってこれだけ楽しめるものなんだよ、とか、もしくはね、その、なんかこのいい気持ちであったりとか、幸せやとか……ほんとね、そういうなんか、いい、ポジティブな気持ちがね、曲からね。楽しい曲をきいても、なんか前向きになれたりとか、すべていい方向につながるような流れのものをつくって、それを伝えていければいいなといつも思います、うん」

以上です。
いろいろ見づらいところがあるかと思いますが、あくまで記録なのでご容赦を。

★2006年

●12/21、【冬のワンマンライブツアー2006~Team Mix Guts~@渋谷C.C.Lemonホール】行ってきました(日記再掲+α)。

DEPAPEPE、今年の冬のツアーは、渋谷2DAYSで締め。
FCの皆さんは、二日両方押さえていた人が多かったようですが、ただでさえ忙しい年末、私は休みやすい初日の方のみ参加しました。おかげさまでオペラグラスのいらない距離。早くから並んでいた人は、余裕で会場限定パーカーが買えたみたいですね。
三浦さんは、FC会員専用の白のT.M.G.シャツ+黒ジーンズ姿。徳岡さんは胸にLIFEと書かれている、青いラグラン袖つきの白いシャツ姿。ステージドリンクは、三浦さんがいつもどおりオレンジジュースの大型ペットボトル。徳岡さんが普通のミネラルウォーターです。三浦さんも徳岡さんも薄型のエレアコで蓋つきでした。徳岡さんはチューナーをつけてなかった気がしますが、演出上、暗い場面が多かったので、ピックアップが赤く光っているのが目立ってたかも?
ステージの上、いつもどおり手かざしとゲンコをごっつんこから始まりますが、今回は徳岡さんがごっつんこの前に、三浦さんを指さす場面が。何を確認してたのかな?

以下、セットリストに補足を加えていきますが、あくまで記憶で、私もあまり耳のいい方でないものですから、間違いはご容赦ください。NHKBSが見られる方は、1/27にオンエアされるので、そちらもご覧下さい。

★ ★ ★
1.風見鶏
2.哀愁バイオレット
3.風
4.JAC(K) IN THE BOX

以上、最初の四曲。コアなファンが来ることが想定される、ワンマンならではの渋いイントロといえましょう。ギター二本の「哀バレ」が、かなり頑張っていて良かったです。
それまでも簡単に挨拶を挟んでましたが、ここでようやく正式にご挨拶。
三浦さんはオレンジジュースを飲みますが、徳岡さんにあおられなくても一気の拍手が入り「できるか!」と。
徳岡さんはミネラルウォーターを飲みますが、これにも一気の拍手が。「できません(してどうするんですか)」とキッパリお断り。

5.キミドリ
6.Hi-D!!!
7.雨上がり

ここでまたMC。「雨上がり」の時も、三浦さんが「難しいんですよ」と弾き語りをしていましたが(徳岡さんいわく「アコースティックギター界のロナウジーニョ」)。
徳岡さんが、デパ伝についてちょっと語ります。
「Beaf or Chicken?」「Meat!!」は天才的だけど(間違ってないので)、はいてるジーンズをなんやっていわれて「ブリジストン」はないやろ、と。「タイヤです」と三浦さんもすかさず自己申告。
三浦さんは本当にブランド名にうとくて、徳岡さんがきくとほとんど間違えるそうです。今回、徳岡さんはわざわざリストをつくってきて読みあげてましたが、三浦さんが正しく言えたのは「ポール・スミス」だけ。徳岡さんが「ブル?」と訊いて「ガリア?」と答える三浦さんは明らかにわざと滑ってますが、それを聞いた徳岡さんが「惜しい、ブルガリ」っていうのはこっちも明らかにコント(笑)。あと「ベルサーチって、ジャンニってつくんですか」って、なんでそこだけ反応するの三浦さん、とニヤニヤしているのは、人の悪い(というか腐っている)私だけでしょうか?
あと、徳岡さんが、Xの「爆発寸前GIG」について触れ、「自分がここに来るとは、相方がこんなとは」と感慨を述べましたが、客席から「(私もXを)見た!」と声がかかって、びっくりしてました。同世代のファンの方でしょうか?

8.半月
9.きっとまたいつか

ステージが暗くなり、バラードが二曲続けて演奏されてちょっとしんみりしたここで、バックバンドメンバーが二人投入されます。キーボードの五十嵐慎一さん(髪を切ってさっぱり!)と、パーカスのラムジーさん。
この後、インディーズ時代の懐かしの2曲が演奏されました(哀バレをやったので、激メラは聴けないと思ってました)。まあこの2曲はPVが発売されているので、メジャーデビュー後しか知らないファンの人でも大丈夫だったかな?

10.Snow Dance
11.激情メランコリック

「Snow Dance」の前に、「皆さんにプレゼントが」といって袋を開ける三浦さん。「伯爵?」と声がかかると(私もちょっとコスプレを期待しましたが)、出てきたのは赤いサンタさんの帽子。ちょっと小さいらしく、かぶるのに苦労してました。「徳岡さんは?」と声をかけられて、「そういうキャラ違う。僕の立ち位置は」と苦笑いする徳岡さん。「機会があったらかぶりたいと思います」と適当なお愛想をいったあと、なんか言葉を濁してました模様(結局かぶらなかったんですよね?)。
ここで、バンドメンバーがさらに二人追加。パーカスの玉田豊夢さん、ベースの紺野光広さんが入って、総勢六名の豪華なステージに。

12.Night & Day
13.DUNK

この二曲は本来的にはギター二本の曲ですが、バンド構成でもだいぶこなれてきていて、安心して聴けました。
この後、三浦さんが各メンバーを簡単に紹介。五十嵐さんは最近、携帯電話をなくしたとか、ラムジーさんはツアー先でサンバを踊ったとか(後でいろいろまわったら「サウナに入った」だったと書いてらっしゃる人も。私の聞き違い?)。近藤さんは卓球がものすごくうまくて、三浦さんとラバーの話で燃え、オムライスの得意な豊夢さんに影響されて、三浦さんも最近オムライスをつくるようになったとか。

ここで、今回のツアータイトル、「T.M.G.」について、本格的な説明が。
「実は二点理由がありまして」と切り出す三浦さん。まず、B'zのタック・マツモト・グループがかっこよくて、自分もそういう軍団をつくりたかった、というのです。TAKUYA・MIURA・GROUPでもいいし、徳岡・三浦グループの頭文字でもいいな、と。あと、デビューアルバムのタイトルをガッツがたくさん、という意味でMIX GUTSにしたかったし(徳岡さんにミックスナッツからとったんですよ、とチャチャを入れられつつ)。で、結局却下されたんですが、いつか使いたくて、最初をチームにして、会場の皆さんをそういう軍団にしたらいいんじゃないか、と勝手に野音の時に、「Team Mix Guts」にさせていただいたんですよね、と。
三浦さんがなんどもチームという言葉を連発するので「おまえのTの音、耳に響く」と徳岡さんが苦笑。「PAさん、調節してください」と三浦さんも苦笑。
この後、恒例のコール&レスポンスで、会場全員総立ちで、T.M.G.に入ります。

14.T.M.G.(この時のみ三浦さん、サイレントギター)。

コール&レスポンスは「ハチ公」「モヤイ」「西郷どん」で、最後が「T.M.G.」。
改めてメンバー紹介があり、「しんちゃん」「らむちゃん」「こんちゃん」「とむさん」のかけ声でそれぞれのソロに入ります。最後は三浦さんがスタンディングでソロを。
今回はダンスもあって、手振りで「TMGC(最後のCはホール名の頭文字)」をやる、というもの。ご指名でラムジーさんも踊りましたが、なんと徳岡さんも加わって、会場全員でダンスしました。

15.ラハイナ

音楽って、楽しいとか、いろんなものを伝えるものですよね、と三浦さんの感慨深いMCが入ったのがここらへんだったかと。

16.星の数だけ願いは届く
17.シュプール(泡でつくられた雪がステージ上から会場前列まで降り注ぎました)

encore

拍手がやまないのに、二人はめずらしく、なかなか戻ってきません。
まずバックバンドのメンバーが、ツアーTシャツと黒いタオルマフラーをかけて戻ってきます。
その後やっと、二人が再登場。
三浦さんが黒バージョンTMGシャツにチェンジ(この黒バージョンはあまり売れなくて、大阪でだけ15枚売れたので、徳岡さんが「家内制手工業」←知り合いに買わせたの意と思われますが、揶揄してました)。徳岡さんはD&Pのロゴの入った黒Tシャツ。マフラータオルはオレンジ。
勢いにのってアンコール一曲目。

18.FLOW

落ち着いたところで、来年2月に出る新曲と4月末の野音の告知が。

19.桜風(新曲)

これが2月に出る新曲。曲名は、この日初めて明かされたそうで、コーラス入りの曲。サマパレの春バージョンって感じでしょうか。節目節目の曲ということで、わざわざ三浦さんの出身中学、鷹匠中学校の合唱部の子たちに歌ってもらったんだそうです。会場を半分にわって、DEPAとPEPEにわかれてコーラス練習をさせられましたが、お手本で三浦さんだけでなく、徳岡さんも歌いました。DEPAチームが主旋律でやや多めに配置されましたが、チーム分けの後、三浦さんが「どっちのチームかわからない人?」ときいて、わざと手を挙げたDEPAチームの人の方に「わかってるやろ!」とツッコミ入れてましたね。
それにしても、二人がハモりながら歌っている場面は、ちょっと感動しました。
徳岡さんは「僕ら本当に下手なんですよ」っていってたけど、二人で声をそろえて歌う場面なんか、めったに見られるものじゃないですからね。徳岡さんの声の、いい部分が出てました。
何度もリハーサルをしたので、本番では三浦さんの合図なしで成功!

バックバンドはここで退場して、恒例の二人だけの例の曲。

20.START

いつもの手振りで締め。
最後に会場の皆さんと、恒例のバンザイポーズで記念撮影。真ん中が徳岡さんと三浦さん。今回は三浦さんがすごく客席を気にしていて、写真撮る直前に、徳岡さんから三浦さんの手をとりにいってました。

★ ★ ★

曲数の多さ、アレンジの工夫あり、音量の調整もほぼ良好(ダブルパーカッションにギターが消されないか、ちょっと心配な場面もありましたが)で、今までのライブの集大成という感じで、良かったです。
最終日はこの後、「Sky! Sky! Sky!」の演奏があったそうですが、それ以外の会場ではほぼ同じセットリストだったそうですし。
気になったのは、バンドが入る前の徳岡さんがちょっと走り気味だったこと(はっきりしたミスではないのですが、指がころぶ感じ?)、後半やたらに水を飲んでいたので、もしかしてあまり調子がよくなかったんでしょうか?
あと、シュプールの効果の雪なんですが、あんまり客席に降らせないで欲しかったです。当然無害なものとは思うのですが、小さいお子さんも参加してるのに(ずっと「三浦くん!」って声援を送っている男の子が)、泡みたいなものって……スタッフじゃなきゃ成分がわからない訳で、なんか怖かった。
あと、新曲のコーラスですが、その音域、私にはつらいわ……。
裏声にするかしないかの高さで、しかも途中で半音あがるし。
男だったらオクターブ下で歌えばいいんですが、私はテノールに限りなくかぶるアルトなので……まあ、喉の調子が悪かったんで歌えなかっただけかもしれないので、次のライブでは頑張ってみます。練習を積んだ中学生の澄んだ声は、どうがんばっても出せないけど(苦笑)

●DEPAPEPE学祭ツアー、2連続!(一部、日記再掲)

去年は行けなかった学祭ツアー、厚木と目白の二カ所を押さえて行って参りました。

*まずは10/29、東京工芸大学の「第39回 工芸祭 素敵on live by DEPAPEPE」から。

今回、同行のSさまに早めに学内チケットをおさえていただいたので、ほとんど目の前といっていい席で堪能することができました(Sさまにも初デパペペを楽しんでいただけたようで、私も嬉しいです)。
三浦さんは赤地に白い細い横縞のポロシャツ+黒のパンツ+赤いスニーカー(?)。指輪あり、限定ネックレスあり、腕輪は二本。徳岡さんは緑のTシャツ(Eleと白抜き)+茶色のパンツ+いつものペンダント。毛糸の黒帽子。髪のすそは脱色ずみ。
二人ともギターは蓋つきで、いつものより薄い奴。徳岡さんは白のチューナーつき。いきなり後ろにバンドセットがあるので、後半にバンド構成になるのが丸わかり。初めての人たちには、ギター二本で勝負してきたってわかってもらえたのでしょうか? たぶん工芸大の学生さんよりは、外から来た人の方が多かったと思いますが、名前とか、インストである意味とか、もうちょっとアピールしてもよかったかなって。せっかく「(インストは)癒しじゃないです!」って宣言してたんだし。
いつもどおりの物販はともかく、なぜか体育館の外までスモークがモクモク。DEPAPEPEにスモークはいらない、とかそれ以前の量です。物販はほとんど持っているものでしたのでスルー。Sさまとバカ話をしながら開場を待ちます。
イントロはいつものJ&B。手かざしは心持ち長めで。
セットリスト、学祭ツアーは共通だったようですが、一応あげておきます。MCの順序などは、メモしていた訳でないので曖昧です。

1)キミドリ
2)MTMM
3)JAC(K) IN THE BOX
4)きっとまたいつか

*ここらへんのMCで、二人がクラプトンや王様を弾いたりしてみせた記憶が。

5)哀愁バイオレット(ここで五十嵐さんがそっと参加)

*ここらへんのMCで、ギターで綾戸智絵の歌まね(震える感じのメロディーを弾いて)をしたり、CMソングで煽ったり。

6)Night & Day(ここでドラムの豊夢さんと中村太知さん乱入)
7)DUNK

*ここらへんのMCで、徳岡さんが新しいでぱ語録を暴露。
三浦さんが「チューニング」と「チョーキング」がごっちゃになって「チョーニングお願いします」と楽屋で言ってた、とか。「M-1目指しましょうか」とひやかしたりも。
あと、太知さんを「あれだけ才能あってうらやましいです」と二人で大絶賛。しかし三浦さんが「自分にも良いとこ無いかな」と呟いたとたん、徳岡さんが「おまえは人に好かれる才能があるやん」とサラリと付けくわえて。うらやましいの? それともつい「カワイイ」と思っている本音がポロリ?(笑)

8)T.M.G.(ここでお客さんをスタンディングに。コール&レスポンスは「工芸」「サタディ」と「わんつーさんし、ン、工芸!」。工芸大の歌は長くて早くてぜんぜん覚えられませんでした。ごめんね三浦さん)

*ここらへんのMCで「皆さんにエネルギーもらいました、今日うち帰って新曲つくります!」と、ものすごい宣言をする三浦さん。言い間違いじゃないよね、働き過ぎだよ、とびっくりしましたが、たしかにエネルギーのある時につくった方が楽だよね?
いちおうニューシングルと、年末のワンマンの告知なども。

9)START

encore

1)FLOW
2)SUMMER PARADE

この日、最後のタオル(青)投げは、三浦さんだけだったような気が。

三浦さん、最初っからオレンジジュース(Qoo)ごくごく(一気コールかかる前にいってました。あれじゃお客さんに「大丈夫?」っていわせるヒマもない!)。
ソロ演奏時は、相変わらず楽しそうでした(T.M.G.の時は、蓮沼以降のお約束か、完全に太知さんの方を向いちゃってました。心なしか徳岡さんが寂しそうに見えたり)
徳岡さんは、いまいち音が出てない時があったような。ツッコミも若干にぶめ。というか「哀バレ」の時、徳岡さんの方がちょっと走ってて、手に汗握っちゃいましたよ。三浦さんがきっちりついてってたからいいけども。
バンドの音量は、割といい感じになってました。「Night&Day」の時にちょっとハウって「せっかくギター二本の曲なのに!」と思わないでもありませんでしたが、今回はまあバンド構成でも許せるというか、こなれてきたというか。
最後は徳岡さんを真ん中に、五人でバンザイしておしまい。
あいかわらず三浦さんのMCはカミっぱなしでしたが、ご愛敬、ということで許される範囲内かと。

*次に学祭ツアー最終日、11/5、学習院大学・目白博 at 百周年記念会館。

トレードマークである榎田さんデザインの「月と太陽」の黒い垂れ幕のさがった講堂(前回も同じものがさがっていました。今回の学祭はツアー名などがないために、デフォルトにしたと思われます)に、バンド構成のセット。
工芸大の自由席の時と違って、開演直前になっても席はぜんぶ埋まらず、二階席もガラガラでちょっと寂しかったです(ヴィンパペもってた人が見えました。関係者じゃないよね?)。
学内チケットが優先されているのか、私は常連さん(と思われる皆さん)は、えらい端っこの席で。
そんな訳で初DEPAPEPEのお客さんも多かったようですが、みなさんノリはよかったです。

いつものJ&Bの曲で入場、手かざしもいつもどおり。
服はよく見えなかったんですが、三浦さんが、白いTシャツの上に、緑に細い白い横縞の半袖ポロシャツ、ジーンズ、赤いスニーカー(靴の裏が赤く見えた)。徳岡さんは白いTシャツ(蓮沼のスタジオリハーサルで着てた奴の色違いに見えましたが、ほんとうにぜんぜん見えなかった)、白と青と赤のキャップ、ジーンズ。デフォルトの指輪とペンダントは二人ともきちんとつけてました。
三浦さんのギターには、例のKORGのチューナー。徳岡さんはいつもの白いチューナーつき。
前述のとおり、セットリスト、学祭4公演、ぜんぶ同じだったようです。アレンジなんかは結構変えられてましたし、ロック調の曲が多くて、デパペペらしさも新曲もあって、いい構成なのでこれはこれでよいとは思いますが(川越の時はドラムの人が違ってたという話もききましたし)、相愛大学の時のギター二本バージョン、今更「ちょっと、見たかった!」
三浦さんは5回ぐらい、オレンジジュースペットボトルをラッパ飲みしてました。徳岡さん、「なにかしゃべって」と投げかけたお客さんに「こんな(三浦が)一気してる時にしゃべれません」と苦笑してみせたり。三浦さんは「曲の時以外は、いつでも話しかけてください」。徳岡さんは「僕もしゃべりますよ」と相変わらずの好対照っぷりでした。

以下、当日の流れですが、あくまで記憶なので、多少前後しているかもしれません。

1)キミドリ

*自己紹介の簡単なMC。「ハイどーも、ごきげんよう、DEPAPEPEです!」の後、“インストをやっておるんですが、難しいものでないので楽しんでください”的な。学習院ということでちょっと緊張している、のかな? 曲もキミドリに限らず、全般的に、走り気味な気が。ハウリングはラストの曲まで出ませんでしたが。

2)MTMM
3)JAC(K) IN THE BOX

*長めのMC。
学習院大学の雰囲気についてなど。なんかやっぱり、スゴイすよね、と。
三浦さんがよく着ている緑のポロシャツが、徳岡さんに「その緑は学習院に合わん」と揶揄され「ステージ衣装じゃないですか」と抗議する場面も。ちなみにあの服は、下北沢で1000円だったそうです(相変わらず自腹なのね)。

4)きっとまたいつか
5)哀愁バイオレット

*例によって、キーボードの五十嵐慎一さんがすうっと入ってきて開始。アレンジで上手に補ってますが、だから寂しいのは最後のサビなんだってば(汗)
*曲の後、ドラムの玉田豊夢さんと、ベースの中村太知さんが入場。

*MC。「何食べた?」とお客さんに訊かれて「タコス」と答える三浦さん。学習院の屋台はどこも本格的で美味しかったです、と言う二人(私もタイラーメンのお店で、三浦さんの嫌いなパクチー入りのラーメンを食べましたが、おいしかったですよ)。
実は中南米研究会にいって、メンバーみんな、小さいマラカス(?)をもらったらしい。豊夢さんが「これ演奏に使おう!」と喜んだとか。結局アンコールの後、バンドメンバー全員で投げてましたね。

*あと、こんな問答も。
徳岡「行けたらどこの大学に行きたかったですか」
三浦「……学習院(苦笑)」
徳岡「その歯と眉はあわん」(って眉もかい!)
徳岡さん、再び“二人は仲悪い”アピール。
三浦「(苦笑)最近こんなことばっかりゆってるんですよ。いや、仲悪いけどちゃんとDEPAPEPEはやってますから、ご心配なく」
徳岡「そんな言い方したら、本気で悪いみたいやん」(やっぱり本気で言ってないんじゃん・笑)

6)Night&Day(バンドバージョン)

*題名を言う時、三浦さんがちょっと噛んで。「ないでー」ならよかったけど、ちょっと「悩んでー」気味に。痛恨の表情で耐えている三浦さんに徳岡さんが無言のツッコミ。会場内では笑っていいものかどうかな微妙な雰囲気。結局正しく言い直して、スタート。

*曲が終わったあと、ライブの告知をさらっと。
昨日、旧・渋谷公会堂、現・渋谷C.C.Lemonホールを見てきたという三浦さん。
三浦「(看板に)ものすごいおっきなレモンが(大きさを腕で示す)」
徳岡「Xの、X、みなさんご存じですよね。最近懐かしくてDVDを買ったんですが、“爆発寸前GIG!"”というライブが渋谷公会堂であって。中学の頃は、あのXと同じステージに立てるなんて思ってなかったですからね」
三浦「みなさんを爆発させます!」

あと、三浦さんがお客さんから「お酒のんじゃだめよ」って声をかけられて「飲みません。おわったら飲みます」って返事した場面があったんですが、ここらへんだったかな?

7)DUNK
8)T.M.G.(+コール&レスポンス)

*ライブではラップもやってたんですよ、と某CM曲のメロディーにのせて、三浦さん恒例のラップ。「ここ学習院、Hey come in、みんな目白に総動員、ここにCheck in、そしてPit in、我ら学習院!」てな感じでした(ぜんぶ「イン」で韻を踏んでる)。
ここらへんでお客さんをさっと立たせ、目白祭のキャッチコピー、「NO 祭 NO ライフ ~ボクらは気付いてしまった、安らぎよりも大切なモノに~」を踏まえて、
三浦さん「ノーまつりっ! ノーらいふっ!」
お客さん「ノーまつりっ! ノーらいふっ!」
三浦さん「ガガガ、ガガガ、ガクシュウインッ! こここそわれらが」
お客さん「学習院!」
コール&レスポンスは一番簡単。
三浦さん「ワン、ツー、わんつーさんし、ウン」
お客さん「学習院!」
三浦さんによるメンバー紹介は、徳岡さん→五十嵐さん(シンちゃん)→中村さん(たいち)→玉田豊夢さん(トムさん)の順。なぜか太知さんだけ、今回呼び捨て。太知さんとヘッドバンギングも。エレキ時代が懐かしくなっちゃったかな?
ところでメンバー紹介の時、徳岡さんのことを“愛の伝道師”って紹介してたらしいですね(私は聞きとれませんでしたが・汗)。三浦さん、いったい何を伝道されたの!(笑)

9)START

*恒例の手振り。お客さんは立ったまま。なんか前進守備の人が結構いた気がします。

encore

1)FLOW

*先に五十嵐さん、豊夢さん、太知さんが入ってきて、二人を呼ぶ形でスタート。

2)SUMMER PARADE

*三浦さんがコーラスのお手本をやりましたが、最初の一音を外して「自己申告」。あのね、いつも音痴のふりしてるとああなりますよ(笑)。三浦さんが歌えないのは、音がとれないんじゃなくて、歌詞を覚えないだけでしょ!
「次は渋谷公会堂で、みんな友達、TEAM MIX GUTSとしてお会いしましょう」という三浦さんの挨拶がしめくくり。
最後のバンザイは、今回は向かって左から、太知さん、三浦さん、豊夢さん、徳岡さん、五十嵐さんで整列。例のミニマラカスや、ピックが投げられます。タオルも一枚ぐらい飛んだかな。笛は今回も投げられませんでした。
終わった後のBGMは「Night&Day」。

入場の時に二人が持ってきたロゴ入りタオルは、畳まれたままステージに残ってました。
今日のセットリストは、ちゃんと印刷されたもの。五十嵐さんの入場が「key」他の人が入る曲は「BAND」と、ハケるところ、参加するところにマークがついてました。
あと、ステージドリンクだけでなく、三浦さんの手書きのセットリストノート(水色の表紙のリングノート)もしばらく舞台に残ってましたね。あれにラップの歌詞も書いてあったのかな。
出待ちする時間も体力もなかったけど、あまりにも三浦さんが遠くてよく見えなかったので、そんな感じで余韻を味わせていただきました。

ところで「T.M.G.」で太知さんのソロの時なんですが、この回、太知さんの方から三浦さんにすっと近づいていったんですよ。二人がギターとベースを斜めに交差させるようにして見つめあいつつ、インプロヴィゼーションする姿は、ハッとするような艶めかしさがありました(笑・なんか文教大学の時は、勢い余って、楽器をぶつけたらしいですね?)。この夏が終わってから太知さん、可愛いというより、ちょっと大人っぽい仲良し度を強調しているような? 徳岡さんとえらい違いです(笑)ってか寂しそうな顔するぐらいなら、もうちょっと三浦さんに飴をあたえましょうよ、徳岡さん。

●9/23、蓮沼行ってきました(日記再掲)。

9/23、蓮沼@日比谷野音、行ってきました。
出演13バンドのうち、もちろん目当てはDEPAPEPE。
開場一時間前についたんですが、もうもの物凄い行列。立ち見でも結構見える会場ではありますが、入場制限がかかったらアウトなので、ヒヤヒヤしていました。
結果、C席の真ん中らへんに入れたことは入れたんですが。
贅沢いっちゃいかんのですが、やっぱり遠かった!
  私の目が悪いのもあるんですが、オペラグラスを使っても、三浦さんの右手の指輪が確認できなかった(一瞬光ったようにも思うのですが、ピックかもしれず。してなかった?)。シャツの柄も見えない。あとでオンエアされることがあったら、皆さんチェックしてみてください。
一応、三浦さんが黒シャツ+黒パンツ+白のスニーカーで、徳岡さんが白シャツ+黒パンツ+ネックレス+黒い帽子、めがねなし。徳岡さんのヤイリは例のチューナーつき。ギターは二人とも蓋つきでした。
だいぶ日も傾いた16:50頃、マイクが横にされて椅子が二つ出てきたので「ああ、ついに!」と舞台に集中する私。
キーボードの五十嵐さん、ドラムの玉田豊夢さん、ベースの中村太知さんは、先にさっさと出てきて音あわせ。そして三浦さんのモーリスと徳岡さんのヤイリ登場。二人もなにげなくステージに出てきて、さりげなく音あわせの曲に参加。そのままスタートしたので、いつもの手かざしはありませんでした。
この日のセットリストは。

1)Night&Day
2)DUNK
3)T.M.G.
4)START

以上4曲。他のアーティストさんも長くて4曲ぐらいだったので、妥当かなと。
バックバンドにあわせるために、ちょっと音は重め、ロック調。
久しぶりの「DUNK」は嬉しかったですし、凝ったアレンジは良かったですが、あれだったら「MTMM」でも良かったかな、とチラリと思ったり(もっと合わせづらいだろ!)。ステージドリンクはさすがにありませんでした(あ、あれ、オレンジジュースがあった、って書いてる人がいる……一気しなかったから気づかなかったのか?)。
「拓ちゃーん!」と声をかけられて「三浦です」と答える場面も(珍しいですよね、こういう返事の仕方)。
「Night&Day」はやっぱり、思ったより明るい曲になっちゃってましたね。三拍子で展開してないし(笑)。ギター二本バージョンで聞きたかったです。
一番の見どころは「T.M.G.」だったかもしれません。あったまりつつある会場に「は・は・は・蓮沼~!」でコール&レスポンスしようとして、あんまりうまくいかず(いや、いきなりアレは難しい!)、三浦さんの「1・2・3・4」のカウントにあわせて、普通に「ウン・蓮沼!」でやってました。
メンバー紹介は、徳岡さん→五十嵐(しんちゃん)さん→中村(たいっちゃん)さん→豊夢さん→それから自分、の流れで。
五十嵐さんの弾く「KORGのTRITONは、面白くて僕も好きな楽器です」と紹介する三浦さん。
太知さんを紹介するところらへんで、徳岡さんが三浦さんに声をかけようと、大きく円を描くように腕を伸ばしたのが可愛かったです。それまで太知さんを見て、音をあわせていた三浦さんがハッと気づいて近づいて、耳打ちされて。それから「みなさんご起立下さい」と言ったので、実はもっと前から立たせるつもりだったんでしょうか?
「START」ではサビにて、恒例の手ぶり。やっぱりみんな「ありがとう!」って言われないと手を振りやめないような気が?
ニューシングル、学園祭と冬のツアーの告知を挟みつつの三十分。
あきらかな三浦ファンやT.M.G.の皆さんを二十人以上見ることができましたし(私もでぱ伝シャツを着ておりました)、待っただけのことはある時間でした。
ただ、徳岡さんがほとんどしゃべらず、いつもの毒舌?がなかったので、物足りない方もいらしたかも(笑)
ちょっと日焼けしちゃいましたが、雨降らなくて本当に良かったです。東放学園の皆さん、お疲れ様でした。

●8/29、sakusaku夏祭り、行ってきました。

関内ホールで行われた『sakusaku夏祭り~関内でキャッチ ア ウェーブ・一生を変える夏に僕らは出会ってしまった~』、抽選通ったので、妹と参加してきました。
日記の方でも感想を書きましたので、ここではちょっと、苦言なども。

TVKのスタッフ様。
1000人の人が集まるイベントで、ああいう入場のさせ方は、勘弁してください。
当日の整理券配布が午後三時から、というのに、朝早くから並ぶファンもどうか、といわれたらそれまでですが、あれは事務局にも問題があると思うんです。
実は私、前日に「会場のどこに並んで待てばいいんですか?」と事務局に電話したんです。そしたら「さあ?」って言われたんですね。「行けばわかるでしょう」って、投げだされた。
なにかサプライズイベントがあるのかって、一瞬疑っちゃったよ!
そりゃ、始発で来る人がいる訳だよ(不安になるじゃん)。
予想通り、整理券配布の一時間前についた時、長い歩道を半分もふさぐ大行列だったし。
そして一番びっくりしたのは、整理券配布して、解散させた後です。
早く来た人は早い番号の整理券もってるんだから、開場時間近くなったら、点呼して大まかにその順番に並びなおさせればいいわけですよ。そして、少しずつ入れていく。席が決まってるから走らないで、といえば、暴れるような行儀の悪いサクサカーもいないでしょう。遅れてきた人は、また早い順に並びなおさせればいい。整理券をもってない人の列は、別につくればすむこと(人一人、ボード一枚あれば可能ですよ)。
だのに、開場時間に、もういちど無秩序に列つくらせてる! 整理券の意味、ないじゃないですか!
しかも入り口はテーブルでふさいじゃって、少しずつしか入れなくして。
おかげで会場内は大混雑。仕事帰りなのか、開場時間すぎにやってきた人が「整理券がないなら並び直してください」って注意されてて、可哀想でした。あんなごった返してる中、わかるわけないや。
中での誘導もおかしくて、ホール内が飲食禁止なのにも関わらず、食べ物配るし。物販に並びたくない人もよけられないような列をつくるし。入り口からホールに入るまで、四十分以上かかるってどういうことですか? 普通のイベントだったら、怪我人&気持ち悪くなって倒れる人でますよ、あれ。
小さいファンもいるので、誘導のことは、もうちょっと考えて欲しいと思います。
音楽番組なんだし、祭りも初めてじゃないんだし。
事故がおきてからでは遅いんですから。
無料のイベントとはいえ、スタッフさんの数も少なすぎるという感じはなかったですし、これが最大の不満でした。
物販も微妙でしたが、ファン向けイベントですから、まあ、それはそれってことで。
DEPAPEPEの物販は、買い逃していたシャツや、夏仕様のアルバムなどがあって、良かったです。長い待ち時間の間、ずっと「Ciao! Bravo!!」と「ラハイナ」の曲が流れていたのも、爽やかで。

さて、開演以降の一時間半は、大変楽しかったです。
番組のコーナーをそのまま再現するのは、いろいろ難しい点もあったかと思いますが、どのコーナーも楽しめました。私も西区の歌を合唱しながら、タオルを振り回させていただきました(意外にDEPAPEPEタオル持参者は少なかったように思われましたが/番組は見てても、デパペペファンとは限らないからね)。
ただ、ホールの視覚的効果なのかどうかわからないんですが、ステージ上の人はみんな小柄に見えました。たぶん佐藤アナウンサー含めて、五人(佐藤アナ、優ちゃん、三浦さん、徳岡さん、黒幕さん:以上、向かって左から並び順)の中で一番小柄なのはたぶん三浦さんだったと思うのですが、あまり差がなかったような。全員170センチ前後なのかな、みたいな? 米ックスは単体ででてきたのでわかりませんが、やはり同じぐらいに感じられました。舞台が遠かったから、じゃないですよね?

番組でも流れたので、二人の服装は皆さんご覧になったかと思いますが、三浦さんは白と黒の横縞ポロシャツ、黒いパンツ、赤のコンバース。徳岡さんは紫のTシャツに、ベージュのパンツ。ペンダントはあり、メガネはなし。三浦さんは髪をサッパリきっちゃってました。朝からずっと、楽屋で黒幕さんと打ち合わせしてたというので、例によってその時に切ったのかなあ、と妄想してみたり。最近は帽子姿の写真しか見てないので、断言できませんが。

DEPAPEPEはまず、“添付ファイル”のコーナーで、過去のイラストをふりかえりながらsakusakuのテーマ演奏するために登場。アレンジをちょっとかえて、二回演奏。さらりとした生演奏で、ある意味、本領発揮。いい感じでした。徳岡さんは、黒幕さんの「車内販売のお姉さんの制服萌え」に賛同してました(笑)。「(イラストの)ボタンのサイズの違うのが面白い」とか。まったくどこ見てんだか(笑)。
“クイズ・アムステルDAM”にも参加。番組でやっているとおり、着メロをききながらクイズをとく、というコーナーですが、マイケル・ジャクソンのヒット曲についてのクイズで、お客さんもあらかじめ回答できて、正解者の中から抽選で五名様にポスタープレゼント、という企画になってました。舞台の上で正解したのは黒幕さんのみで、二人は不正解だったので、罰ゲームのアロエジュース原液を飲まされていました。抽選くじは舞台上のみんなが一枚ずつひきましたが、徳岡さんがご夫妻を続けてひいてしまい、「もっとかきまぜましょうよ」と苦笑する一幕も。黒幕さんが「みんな“スリラー”なんて知らないだろ、生まれてないだろ」などと煽るので、みんなそれらしく踊ってみせる場面も。ムーンウォークがまともにできない三浦さんに対して、「僕、ちょっとできます」とこれみよがしにやる徳岡さんが、非常に“らしく”てよかったです。

で、イベントの最後がDEPAPEPEライブだったんですが。
最初、舞台の上が薄暗くて、いつもの「手かざし→ごっつんこ」がぼんやり見えるだけ。
明るくなり、「Hi-D!!!」の演奏が始まったと思ったら。
三浦さんがいない!
なんと左側に座ってモーリスを弾いているのは、マスク姿の黒幕さん!
ひとしきり弾いたところで、後ろから三浦さんが登場。
なにやってんですか、と泣きそうな顔で、巨大ハリセンで黒幕さんをひっぱたく(ふり)。
二人でおどけたポーズをとって、場所チェンジ。
この基本コントに、会場、大喝采。
徳岡「いや、僕、黒幕さんが相手でもいいです」
黒幕「黒ぺぺいいな。ぺぺ幕でもいいか」
徳岡「ぺぺ幕はいやですね」
いや、黒幕さんの演奏、さすが普段から弾いているだけに、三浦さんの真似も上手でした。
あらためて本来の二人で手をかざしあって、ごっつんこ。
本番のライブのセットリストですが。

1:JAC(K) IN THE BOX
三浦さんのMC
2:Night & Day(sakusakuで3月に流した「KAELA Night&Day」編曲・本邦初公開バージョン)
3:START
アンコール:SUMMER PARADE

短い時間ながら、いつもどおりハードな振り付けさせられたり(サビでsakusakuのうちわを振らされる)、立たされたり。
しかし、DEPAPEPEファンでないと思われる方も、皆さんも楽しくノってました。
素晴らしいです、サクサカー。
三浦さんはいつもどおり、MCの時にオレンジジュースの巨大ペットボトルをラッパ飲み。一気コールに「殺す気か!」と即答するお約束コントも。こんな短い間に飲むことアピールするからですよ(笑)
アンコールの時に、三浦さんはいつもの告知(新しいタオルでました、とか)言おうとして、言えなかった様子。まあ、それはワンマンライブの時でいいよね?
イベント終了時には、三浦さんが小道具の笛を投げ、徳岡さんがタオルを投げ(アロエ原液体験を希望した勇者の小学生に渡したらしいですね?)、黒幕さんがピックを投げ。
しめくくりまで、満足して帰りました。
DEPAPEPEが参加した様々な夏フェスはみられませんでしたが、私にとっての夏が、ここで終わりました。

ところで黒ぺぺをいれても、結局五曲しか演奏されなかった訳ですが(sakusakuのテーマをいれても六曲)。
このイベントでやる曲を選ぶとなると、これぐらいしか選択肢がなかったように思います。
インディーズデビュー曲&sakusakuデビュー曲の「Hi-D!!!」。メジャーデビュー曲で、お客さんが振りつけ参加できる「START」。初シングルで、コーラス参加できる「SUMMER PARADE」。sakusakuという番組の企画で生まれた「Night & Day」。「カエラという言葉をとったのは、おそれおおいから」と徳岡さんが言ってましたが、そんな変な言い訳しなくてもいいのに、と思いました。「(別の場所でこの曲を)使わせてもらうかもしれません」というのはあらかじめ番組内でも宣言されていた訳ですし、アニメに流用するのに、既存の歌手の名前がついてたら、だめでしょう。
今年に入ってからの曲が「JAC(K) IN THE BOX」だけか、と思うと、ちょっと寂しいものがありましたが(あんなにアルバムの曲、じゃんじゃん流してたのに)、考えてみると、最近の曲は余計な音がいろいろ入ってきちゃってるので、舞台で二人で演奏するとなると、選択肢がかなり限られてしまうんだな、と。
それに気づいた時、ちょっと寂しかったです。「JAC(K) IN THE BOX」、もちろん大好きなんですが。二人のテクニックが堪能できる曲ですしね(できれば近くで見たい!)。「伯爵の恋」じゃ、ちょっとしんみりしちゃうだろうし。
ここのところ、コラボレーション企画も増えていて、活躍の場が広がるのはファンとしては嬉しくないこともないのですが、「J&Bのアルバムに参加」しか素直に喜べないのはつまり……お笑い芸人としてじゃなくて、純粋なギタリストとしての二人が、もうちょっと見てみたいんです。そう呟くのは、やっぱり欲張りなんでしょうか?

●6/10、DEPAPEPE“Ciao! Bravo!!”ツアーファイナル at 日比谷野音レポ。

年始の告知から、半年間楽しみに待っていたライブです。
新しいアルバムの曲、まだ生演奏を一度も見ていないものも多い訳で。
天気の不安と体調の関係で、長袖+雨合羽持参で出かけました。

今回は野外ですから、ライブハウスと違って開場前に外で待っていれば、リハーサルの音から聞けるはず。開演が18:00ですから、今までの例を考えてだいたい三時間から二時間半前には行われるだろうと判断、15:00頃野音前のカフェへ。
すると予想どおり、PAさんたちがマイクテスト中。「間に合った!」と軽食をとりつつ安心して待ちます。パーカスなどのチェックがしばらく続いて、15:40頃、三浦さんの真面目な第一声が。
「これからリハーサルをします、よろしくお願いします」
なぜか数名の女の子の歓声が(どこかの隙き間から見てたんでしょうか?)。
リハーサルの最初は、「ラハイナ」「風」「ブラボー・マーチ」「T.M.G.」をさわりだけ。
15:50頃、三浦さんがマイクテスト。「右ッ!」「ホウッ!」「三浦です、よろしくお願いします」外で待っているファンの人たちが「いきなり(そんなこと叫んでる)」と笑っていますが、まあ練習だし、ハウリングもチェックしなきゃいけないから叫ぶぐらいのことはしないとね……野音を埋める3000人をこえるファンは三浦さんのひとこえで動く訳ですから、大事な練習ですよね?
その後のリハーサルは「Sky!Sky!Sky!」「ラハイナ」「伯爵の恋」「SUNSHINE SURF!!」「星の数だけ願いは届く」。16:00頃から「キミドリ」「DUNK」「伯爵の恋」「さくら舞う」。16:20ぐらいから「星の数だけ~」がパーカスつきで。再び「SUNSHINE~」「ラハイナ」「青春カムバック」「哀愁バイオレット」「キミドリ」「青春カムバック(イントロのみ)」と続いて、16:40頃、三浦さんの「ありがとうございました」の声で、リハーサルが終了。

物販は、当日立ち見席チケット引き替えと同じ時刻、16:00頃から会場前でスタートしていました。私はツアータオルの青と、コードEがプリントされた黒のストラップ、白地にツアーロゴと袖にイラストの入ったピンクの半袖Tシャツ、黒地に白いツアーロゴの入ったトートバッグ、の、以上四点を購入しました。ツアータオルは、抽選であたった緑のをもっているのですが、もったいなくて開封できなかったのと、荷物が多くなることが予想されたので、もっていかず。しかし、ざっと見たかぎり、来場した参加者の四分の一ぐらいの人は緑のタオルを持参していた模様。やっぱりその方が二人にも喜ばれたかしら、とちょっと反省。あと、今回のツアーロゴ入りシャツ、曲名にちなんでキミドリいろバージョンがあるんですが、あの色、着る人をものすごく選ぶのでやめました(アンコールで徳岡さんが着ていたお試し版「T.M.G.」シャツだったら迷わず買ったのですが……権利問題等あるなら、ぜひクリアしてつくっていただきたいものです)。

17:00の開場時、指定席チケットを持っている人たちもすでに長い列をつくっていて、入るのに十数分かかりました。ライブ開始前に流れるBGMは、今回はJ&B等ではなく、むしろHMの大御所、DEEP PURPLE「BURN」、AC/DC「THUNDER STRUCK」、G'N'R「WELCOME TO THE JUNGLE」などなど。17:35、公演前の最初のアナウンスが入ります。「入り口でお配りしたサイリウム、三浦命名“光っCiao!”は、あらかじめ丸めて、右手にはめておいてください」まじめな女性の声で“ミウラメイメイ・ヒカッチャオ”なんていわれると、言葉の響きだけで可笑しくなりますが、黄色のサイリウムの棒を丸め、言われたとおりに手首にはめます。17:55、もう一度同様のアナウンスがあり、最終マイクテストとギターチェック。17:55には、三浦さんのステージドリンク、オレンジジュースのペットボトルが置かれて、準備万端です。

そして18:10頃、映画「キャッチ ア ウェーブ」のイントロが流れたと思ったら、DEPAPEPEの二人がついにステージに登場!
三浦さんの服は、緑の半袖ポロシャツに細い白い線で横縞が入ったもの、下は黒いジーンズ。右手には、“光っCiao!”とフリーサイズの銀の腕輪、薬指にはいつもの指輪がはまっています。徳岡さんは、COME death GRAPHICSの白い半袖Tシャツに、やはり下は黒のジーンズで、ペンダントもいつもどおり。二人ともツアータオルをアピールする手品師のようにひらめかしつつ着席。今回は、二人ともギターに音量調節の蓋がついてます。そして徳岡さんのギターには、例の白い謎の物体が(あれが何かご存じの方、教えてください。ギター裏のサインは「Player」のおかげで押尾兄貴のだとわかりましたが/←後注:すうじい様より、SEIKOの「クリップ式チューナー」では、という情報をいただきました。確かにそれらしい形状ですね。今はこんな便利なものが……。お知らせ有難うございました!)。
演奏前はいつもどおり、二人の手かざしと囁きあい、そしてコツンと拳固でご挨拶。
三浦さんの簡単な挨拶とともに、「キミドリ」から演奏開始。二曲目「風」、三曲目「DUNK」と続きます。冴えた演奏、アドリブもきいており、「三浦さん、うまくなったな」「徳岡さん、今日は調子いいな」と思いつつ拍手していましたが、三曲目で雨がぱらつきはじめたせいか、それともインディーズ時代の曲だからか、全体の反応は今ひとつです。まだ明るいせいか、それとも客席があたたまってないのでしょうか。続いての四曲目「JAC(K) IN THE BOX」でやっと雰囲気にまとまりが出たところで、ちょっと長めのMCが入ります。
徳岡さんが「会場が大きいので、三浦のペットボトルが小さく見えますが、これ1.5リットルです」とかかげてみせます。お客さんから“一気”コールがかかり、徳岡さんも煽りますが、三浦さんは「太りますやん」とかわしてボトルを置きます。
続いて徳岡さん、「“Ciao! Bravo!!”は買っていただけましたか。あのジャケットのイラストを描いている鈴木英人(すずきえいじん)さんて方、すごく有名な方なんですけど、ご存じですか。みなさん聞いたら、オーッて言いますよ。実は、“NEW HORIZON”の表紙を描いている人です」。
いったん退場した三浦さん、小道具を持って戻ってきます。「今回のアルバムでは新しい試みをしています。“伯爵の恋”という曲です。好きなのに相手の血を吸いたくなる葛藤を描いた、切ない曲です。しかし、伯爵といわれても、みなさんなかなかイメージわかないですよね」と言いながら、つけ鼻をつけ、つけ髭をつけ、シルクハットをかぶります。
そう、これが噂の“伯爵”コスプレ!
それにあわせて“ヒゲダンス”のメロディーを奏でる徳岡さん。
三浦さん、「野音のために、今回はこれも用意してきました」と黒のマントをつけて襟元で結びます。そして徳岡さんに半身で近づき、“こんな風に噛むんですよ”という風な仕草をしてみせて。
徳岡さん「俺はこのコスプレは、最初からずっと反対だったんですよ。最後ですけどアンケートに×って書いといてください。だってこんな人はいない。ドラキュラだし。しかも、初回の札幌では三浦のヒゲが落ちて、もう(笑ってしまうので)顔がみれんかった。こうやって、ずっと待たされるし」
と笑いながらこぼしつつ、この曲は男女のメロディーを二人で弾き分けをしてるんですよ、と説明、いよいよ「伯爵の恋」の演奏開始。湿気のせいでやや音が重めですが、期待通りにいい感じです。好きな曲なので三浦さんのコスプレ共々楽しみにしていたのですが、「あ、あんなところでもうメロディーをひきとっちゃうんだ、うむうむ」と発見もあり。オペラグラス、もってって良かったです。

さて、コスプレをといた三浦さん、「皆さんにお配りしている棒ですが、のばして“ブラ棒”にして、バラードの時は振ってください。左から右へ」とサイリウムを振るタイミングをお客さんに覚えさせ、「きっとまたいつか」に入ります。会場中を揺れるブラ棒。演奏が終わった後、「皆さん、何も言わなくても振ってくださってありがとうございました」と挨拶。
次は、徳岡さんだけカポを2につけて、「さくら舞う」。
しかしなかなか雨がやみません。演奏が終わった後、徳岡さん「三浦、雨乞いしろ」
三浦さん、キョトンというよりむしろボンヤリ、「徹底的にってことですか?」
徳岡さん慌てて、「雨乞いちゃうな、ごめん、今のは俺が間違った」……野音の雨は二度目ですから、雨男はもしや徳岡さんの方?

ここで三浦さん、ゲストミュージシャンの皆さんを呼びます。“まずはおなじみ、パーカッションのラムジーさん。それから、DEPAPEPEとは深い仲、いつもはギタリストですが、今回はベースで参加している、アレンジャーの中村太知さん。キーボードの五十嵐さんは、しんちゃん、と呼んでください。あと、今回初参加、パーカスのトムさん(本名が豊夢さんだそうです)!”。
徳岡さん「僕たち、デビュー前に野音でライブをやったんですが、一年ぶりの野音は何が違いますかね?」
三浦さん「そうですね、(飾りの)椰子の木の数が増えましたね」
徳岡さん「椰子の木?」
三浦さん「椰子の木が増えましたが、他は変わっていません。なんというか懐かしく」
と無理矢理なMCで「青春カムバック」につなぎます。レコード盤のすり切れた効果音つき。
それに続いて「哀愁バイオレット」。耳慣れてくると、この曲も弦楽器なしで一応成立してるかな(でもどっちかというと「激情メランコリック」の方が好きです。なおかつカスタネット抜きバージョンでお願いしたいです)。
ところで弾き終えた徳岡さん、おもむろに爪切りをはじめ、パチンパチンとマイクに音が。
三浦さん「レア(な場面)ですね」
徳岡さん「やすりもかけますよ。僕、指弾きなんですけど、弦に爪がひっかかるんで、切らせてもらいます」

それから徳岡さんが時事ネタを。
徳岡さん「ワールドカップ、今日からですね。三浦、対戦するチーム言える?」
三浦さん「(考え込みつつ)ブラジル」
徳岡さん「うん」
三浦さん「パラグアイ」
徳岡さん「うん」
三浦さん「ヘルツェゴビナ」
徳岡さん「その国はあるけど違う、もっと有名なところあるやろ」
三浦さん「ヒントください」
会場から「コアラー!」というヒントが。
三浦さん「オーストラリア!」
徳岡さん「オフサイドってわかる?」
三浦さん「線より前に出ちゃいけないってことですよね」
徳岡さん「(苦笑)」
三浦さん「(適当に)とにかく出たら、勝って欲しいですね(←ここらへん、翌日のサンスポで「DEPAPEPEが全国ツアー千秋楽で日本代表にエール」と書かれたところと思われ。言わなかったとはいいませんが、捏造ギリギリ?)。
徳岡さん「運動苦手やもんな」
三浦さん「球技、苦手なんです」
徳岡さん「こいつ、中学の時に卓球部だったんですけどね(笑)」

さて、次は本邦初公開というふれこみで「星の数だけ願いは届く」。意外にも、人前で演奏したことはなかったとか。 これも一種のバラードなので、“ブラ棒”の出番。三浦さんに「右ッ!」と号令されなくても、皆さん曲にあわせて左右に振ります。
三浦さんは、胴が空いているサイレントギターに変え、手を入れたり出したりして、スカスカの部分をアピールしてみせます。悪のりして徳岡さんに向かって秋波を送ったり、セクシーに腰を振ってみせたり。「頭入れて」と言われて、仕草だけかぶってみせたり(もちろん入りません)。

次は映画「キャッチ ア ウェーブ」に話題転換。
三浦さん「波の音を出すために、今回はこんなものが使われたんですよ(とラムジーさんのセットを指さす)
徳岡さん「こんなのって、なに」
三浦さん「“人力波おこし機”」
徳岡さん「本当はなんていうんですか?」
ラムジーさん「(ザザーッと揺らしながら)“オーシャンドラム”です」
徳岡さん「(苦笑)三浦の凄いところは、間違ってないことですね。他にも効果音が……海鳥の声は……あ、でない?」
機材の不調を三浦さん、得意の鳴き真似でフォロー。
三浦さん「この映画は、高校生がサーフィンで成長するという、そういう物語なんですが、今回はゲストがあります」
とちょっと期待させておいて。
実は「一生を変える夏に、僕らは出会った」の映画の宣伝ボイスが入るだけ(三浦さん、各会場では「○○のお客さんのためならどんな時でも弾ける」と言い添えていたらしいですが、野音では言いませんでしたね)。
そんな訳で、映画の曲から「SUNSHINE SURF!!」。続いて「ブラボー・マーチ」。

次に再び三浦さんが「ゲストをお呼びします」とひっこみ、帽子をかぶりメダルと金モールを首からさげた姿で登場。
三浦さん「どうも、ミウラップです!」
三浦さんの第二のコスプレ、ラッパーの“MIURAP”さんです。ご当地ネタを織り込みながら全国でブイブイ言わせてきたらしい三浦さん、野音ではこんな感じでした。
「日比谷・日比谷・大音楽堂、きたよ・きたよ・帰ってきたよ、イエー!」
「バナナ・バナナ・東京バナナ、タワー・タワー・東京タワー、誘惑いっぱい東京ライフ、一年経ったぜ東京ライフ、イエー!」
ひとしきり会場をわかせた後、着替えて戻ってきて「ミウラップさんでしたー」(本人ですからね)。
次の曲「T.M.G.」で、ソロを交えつつ再度細かくメンバー紹介。
徳岡さん「五十嵐さんは優しい人です、僕にも声をかけてくれて」
三浦さんも他のゲストの皆さんを紹介しつつ「ラムジーさんは言い回しが優しいですよね」
今回のコール&レスポンスは「チャオ!」「ブラボー!」。タイミングにあわせ、右手でパー、左手は指を立てるポーズでレスポンスします(これは各会場で試行錯誤があったらしいですね。左右の腕を突き上げるのはぶつかるし、ちょっと忙しいです)。
メンバー紹介中、徳岡さんを“いい男、キムタク”と勝手に命名する三浦さん。
そして(これ、たぶん私の聞き間違いだと思うのですが)、最後に「DEPAPEPEリーダー三浦でした」と言ってシメ(じゃあなにかい、三浦さんは中居ってこと?)。
続いてやはり映画の曲「ラハイナ」、野音思い出の曲でもある「START」。三浦さんの指示で、タオルをもっている人は畳んで左右に振ります。

ここで公演はいったん終了。
しかしお客さんは立ちっぱなし、拍手なりやまず。
すぐに二人ともアンコールに戻ってきます。
恒例となっている衣装替えですが、まずは物販で売られているシャツ。三浦さんは、白地に青でコード「E」がプリントされたシャツ。徳岡さんが白地にピンクで、“Ciao! Bravo!!”のロゴがプリントされたシャツです。そして「ハチミツとクローバー2」の曲を担当することと、年末の渋谷公会堂ライブの告知を。
話している間「三浦さん、拓ちゃん」と声が何度もかかり、その後「徳岡さん」と声がかかるので、そのつど徳岡さんが「気ぃつかわんでええですよ」と苦笑します(いや、気をつかってるわけじゃなく、普通に徳岡さんファンが声かけてると思うのですが)。
「インストがもっとポピュラーになって、朝の教室で“T-SQUAREの新曲聴いた?”なんて会話が交わされるといいですね。って、かえってないか(苦笑)」と徳岡さん。
「では、僕らが最初につくった曲、“Hi-D!!!”を」と、ゲストとともにアンコール開始。
そしてアンコール二曲目「Sky!Sky!Sky!」で、今回最大のハプニングが。
大好きな曲なのでこれも楽しみにしてたんですが、機材のせいか、ペグでもゆるんだか、徳岡さんのギターのチューニングが急に狂いだし、Bメロがとんでもない不協和音に。
お客さんは「頑張れ」と拍手で応援。徳岡さんも押さえるところを変えて調整しようとしますが、それがなかなかあわない。Aメロはコード弾きなんでなんとかなるのですが、Bメロは難しいらしく、私が徳岡さんだったら涙目になっているところです。
その時、三浦さんはぴたっと演奏をやめました。
立ち上がり、ごく静かに、
「今日は、どうも、ありがとうございました」
感情のこもった声で挨拶して頭を下げ、Aメロで曲を再開。
一時小さくなった拍手が大きくなって、大盛り上がりのうちに終了。
いや、ホント、あの時の三浦さんは男前でしたよ(うっとり~)。

それでも拍手はなりやまず、再度アンコール。
今度の着替えは、お試しでつくられたという非売品シャツ(スタッフの人がプリントしたそうで、世界に二枚しかないそうです)。
三浦さんは、赤い地に「Beef? or Chicken?」「MEAT!!」を白く抜いたシャツ。飛行機のなかでうたた寝していた時、CAさんにいきなりきかれて三浦さんが反射的にそう答えたという、いわゆる“でぱ伝”の一つな訳ですが。
徳岡さん「さっきも言いましたが、三浦のすごいところは、絶対間違ってないことですね。三浦フィルターがかかってるけど、間違ってない」
そう語る徳岡さんは、黒い地に「T.M.G.」を緑いろでプリントしたシャツ。格好いいです。「これ、商品化されたら買ってもらえますかね。だけど来るお客さんがみんなこれ着てきたら、それはそれで怖いな」
実はオリジナルシャツは三種類あったそうで、ひとつはキーボードの五十嵐さんが着ていたらしいです。
三浦さん「本当にラムジーさんは優しくて」
徳岡さん「優しい優しいって、俺がキツいみたいやん(苦笑)」(←私的には「事実じゃん」とつっこみたかったりしましたが、三浦さんはダメだしして欲しい人だから、それがいいんですよね?)
三浦さんにまたオレンジジュース一気コールがかかり、再び徳岡さんが煽りますが、本当に飲み始めたので徳岡さん慌てて「うそうそうそうそ(一気しなくていいよ)」とやめさせます。「(三浦は僕に)絶対服従なんです」と言い添えて。
そして本当に、ゲストメンバーと一緒に最後の曲「SUMMER PARADE」。最後という言葉に反応したお客さんに、申し訳なさそうに三浦さん、「もっとやりたいのは山々なんですけど、僕らも練習できる曲が限られているので」。
曲の途中で三浦さんのリードにより、お客さんも「ラ~ララッラ~」のコーラスで参加。
演奏終了後、ピックやタオルがA席へポンポン投げられます。皆の歓声に、スタッフさんが袋いりのツアータオルを追加。投げるの苦手な三浦さんは袋いりのまま、自信ある徳岡さんは袋から出して投げまくります。最後の退場時には「キミドリ」がかかって、ここで20:30、全18曲が終了しました。

新旧の名曲をとりまぜたバランスのとれた構成、バンドありなしのメリハリもあって、さすが最終日、良いライブでした。もっと近くで見られたら、いうことなかったです。雨もザーザーぶりにはならなかったし、私は病み上がりで絶好調とはいいかねましたが、アンコール前あたりでは完全に身体があったまって、なにもかも忘れて楽しんでいました。
つたないレポですが、たぶん今回ほど長いものは何度も書けないと思うので、野音にいけなかった方、野音に参加した方、どちらにも楽しんでいただけたら嬉しいです。
時々メモをとっていたのですが、聞き間違いや前後が違っているところもあると思います。他の方のブログを参考にさせていただいた部分もあります。ファンの皆さんの情報力にはいつも感謝しております。少しでもお返しできていたら、と思います。

●4/1『REENAL presents J-WAVE SPECIAL SHOWCASE feat.DEPAPEPE』レポ。

りそな銀行のキャンペーンの一環「REENAL」のイベントに行ってきました。
実はりそな主催のライブには、DEPAPEPEはメジャーデビュー前から出ていました(http://www.resona-gr.co.jp/campaign/cam040601_04.htm)。なんでも、彼らのインディーズ時代のCDジャケットを担当していた榎田良子さんが、りそな銀行の仕事「RESONART」をやっていた関係だったそうで。
その「RESONART」の今年の春のキャンペーン「RESONA FITS YOU!」にDEPAPEPEも関わることになり、テーマ曲を書き下ろし、3月初めに大阪のりそな銀行本店・地下講堂で無料ライブを行ってたんですね。この時は400名のお客さんが招待されたんですが、「大阪じゃいけないよ」と指をくわえておりました。しかし、東京でもやりましょうという声が大きかったらしく、J-WAVEの協力で、テレビ朝日の中にある、六本木ヒルズUMUで、4/1に急遽ライブが行われることになった。
これは、行けるならば、行きたい。
しかしこの公録、大阪版よりずっと規模が小さくて、なんと100名しか招待されなかったんですね。応募倍率は20倍以上だったそうですが、さる方に誘っていただけたおかげで、私も見にいけることになりました(Y様、その節は有難うございました)。

ところでサイトの案内によれば、若干名の立ち見可、しかも開演3時間前からUMUに入れる、と書いてあります。無料のライブですし、絶対その前にリハーサルが行われるだろうことを予想して、12時ちょっとすぎにはカフェ入りしました(早い人は朝9時から来ていたそうですよ)。駅を出て、花見の人たちでにぎわうテレ朝の庭を通り抜けていくと、正面玄関脇にUMUが。

予想どおり、12:25頃、グレイのバンがUMU前に到着、二人が降りてきました。三浦さんは黒のフード付きパーカー。徳岡さんは白抜きでIllinoisと文字の入った紫色の半袖Tシャツに黒のニット帽、黒縁メガネ姿。ペンダントトップは例によって指輪を重ねづけ。誕生日の近い三浦さんに、プレゼントを渡すファンの姿も。
13:30頃から、最初のリハーサルが始まりました。部分だけ弾いた曲もありますが、「ラハイナ」「シュプール」「Harvest」「FLOW」「新曲」「風」「JAC(K) IN THE BOX」「新曲」「Harvest」「ラハイナ」「哀愁バイオレット」「星の数だけ願いは届く」だったかと。
そのあといったん二人は奧の楽屋へ引っ込みまして、また14:00頃から二回目のリハ。三浦さんは一枚脱いで、白抜きで大きい「S」の文字が入ったブルーグリーンの半袖Tシャツ(TVに映っていたのはこっちですね)姿に。「キミドリ」「START」を演奏、ちょっとディレイをかけてみて、さんざっぱら弾いた後、「いや、Harvestはやらないかもしれないんで。まだシュプールとどっちをやるか決めてないんで」などとミキサーさんをスカしてしまう徳岡さん。「START」演奏のち、今日のために髪を切ってきた三浦さんを「板さんみたいだ」という評する徳岡さん。これは本番のトーク中もずっと言ってました。
徳岡さんのギターは、例のヤイリだったような? 裏にサインがたくさん入ってました(こないだのツアーで一緒にやったバンドの人たちのものかな?)。三浦さんはいつものモーリスで、リハの途中でギターに調整用の蓋をつけました。足下のペダルやセットリスト用のノートのせいか、ちょっと狭くるしそうな三浦さん。その後、「JAC(K)~」の演奏でリハのシメ。

本番のセットリストは、30日のリスト+アルファ。

1)風
2)JAC(K) IN THE BOX
3)きっとまたいつか
4)シュプール(三浦さんのセットリストノートには「or Harvest」と書いてありました)
5)キミドリ(りそなのCM用にかきおろした新曲)
6)哀愁バイオレット
7)T.M.G.(コール&レスポンスは「RISONA FITS YOU」にあわせて、アイセイ「フィッツ」、ユーセイ「ユー」。短くて言いづらい!)
8)START

始まる前にいつもの手かざしをして、コツン、と拳をぶつけあう二人。今日はセットが狭いので、充分拳の届く距離です(手かざしのみから、拳をぶつけるようになったのってデビュー直前の野音あたりからだっけ?)。
いつものように二人が囁きあいます。至近距離でも聞こえないそのやりとり、今回は「勝負?」「勝負」の一言だけ聞き取れました。何に勝負をかけたんでしょう、「Harvest」でなく「シュプール」を選んだことなのかな?

この日はエイプリルフールということで、嘘をつきましょう、と言う三浦さん。
自己紹介で「どうも、コブクロでーす!」(笑)
(実は、コブクロの方も同じ日にライブしてて「どうも、DEPAPEPEです」とやってたらしいですね。お互いなに意識しあってんでしょうか)
今日のステージドリンクは、オレンジジュース(おそらく「なっちゃん」)のペットボトル。両手でささげもって口をつけなければいけない大きさに、徳岡さんのいつものツッコミ「デカ!」が入ります。そういう徳岡さんは濃い青のキャップのついたミネラルウォーター。
三浦さんは毎回、ステージドリンクを家に持ち帰っているらしいです。この日も忘れず楽屋の方へ持ち帰ってましたが、直に口つけたのを持ってかえるのって、危ないのでは……だから飲み口がにおうのでは……痛まないうちに飲んでねホント。いや、三浦さんの方がしゃべるし、口とじてられないから喉かわくんだと思うんで、これからもバンバン飲んでいただきたいんですけどね。

実はこの日の三浦さん、かなり調子悪そうでした。
いつもだったら“三回転半ジャンプ”するところを、“三回でごまかしました”的な箇所が数カ所ありましたし、MCもちょっとギクシャクしてて、“あれ、その話はその曲の前にもってくるつもりじゃなかったんじゃ?”みたいな感じもして。髪を切ったせいで風邪ひいちゃったのかな、みたいな。

三浦さんのトークの主な内容は「こういう昼のライブは明るくていいですね」「新しいアルバムは、一言で表すと『粋』ですね」「嘘はつくより、つかれる方がいいです」「みなさん、喜怒哀楽は出した方がいいです。感情はためこまないで」「みなさんこの後、ぜひお花見に行ってください」。
徳岡さんのトークは、ライブの経緯とりそなの宣伝、「三浦は髪を切ったら、みんな“新鮮だね”というだけで、誰も誉めてくれないらしいんですよ」「以前、千葉かどこかのラジオ曲で、“でぱ”と“ぺぺ”でなく、“DEP”“APEPE”と切られたことがあって、珍しい切り方だと思ったんですが、なんかカッコ良かったです」「映画音楽を担当してみて、その難しさがわかりました。ぱっと聴いてつまらないような曲が、かえって映えたりする」&ライブ告知など。
番組に寄せられた質問、「結婚式にかける曲は何がいいでしょう」には「“Wedding Bell”がいいんじゃないかと。そのものズバリで。なんの曲でもいいと思いますけど、だからといって“きっとまたいつか”では曲名が」と。あと、「DEPAPEPEさんはどんなスコアで練習してるんですか」という質問には、「あんまり。二人で、山弦のスコアを買って、“SONG FOR JAMES”をやったことがあるんですが、それも途中で挫折しました」と苦笑い。割と徳岡さんがメインで答えてました。

ところでこの日一番衝撃的だったのは、二人の演奏が終了した直後の、MCの東海林舞さんの一言。
「お二人があんまり息ピッタリで……ピッタリで……【ブロークバックマウンテン】を思い出しちゃいました」
あやうく吹き出すところでしたよ!
徳岡さんは映画の題名が聞き取れず、二、三回聞き返して、どういう映画か気付くと人差し指と親指をピタピタくっつける仕草をして。
「(ホンモノさんには)時々三浦みたいな人がいますけど。たとえ僕は、そうだとしても、三浦は絶対選びません」とニッコリ。
そんな失礼なことを言われても、三浦さん、アウアウしてて何も言えず。
三浦さんも「いや、僕は徳岡さん好きですよ」とか「僕だって徳岡さんは選びませんよ」ってサラッと流していいんだよ。
だけど、エイプリルフールでも言えないんだよね。可愛いなあ。

ところで、「START」の手ぶり、今回も三浦さんの誘導でやってみたんですが、拍手からの切り替え時が難しいな、とあらためて思いました。特に曲に没頭してしまうと……あと、あんまり二人に近いと、間違った時に恥ずかしいですし。
あと、三浦さんの「感情はためこまないで」の一言がすごく気になってて……私、ためこまないで書き放題なんで、目の前で警告されてるんじゃないかとドキドキしました(自意識過剰すぎ)。

次にライブは6月の野音。FC先行予約で買ったので、ある程度前の方の席がとれてると思いますんで、この報告はその月の近況で行う予定です。ツアータイトルにもなっているニューアルバムのデキが気になるこの頃ですが、ライブでは「キミドリ」みたいにギター二本で美しく響く曲とか、「JAC(K)~」みたいに、それぞれのテクニックが見える、二人の息がぴったりあうところが見られる曲を、多くやってもらいたいなあ……。

●3/30「SPACE SHOWER TV SOUND BREEZE」@Zepp Tokyoレポ。

行ってきました、Zepp Tokyo。
東京テレポート駅を降りて、目印の巨大観覧車を目指して歩きます。
黄昏のお台場で観覧車をみあげると、あれに徳岡さんを乗せてみたい、とふと思ったりも(その昔、LIVE-yの企画で松山に行った時、いきなり駅前のデパートの屋上観覧車に三浦さんとカメラさんとのりこみ、狭い中で無理矢理「激情メランコリック」を弾いた人ですから……あの観覧車だったらゆっくりまわるから、それこそたっぷり演奏できるんじゃないかなと)。

今回のライブはDEPAPEPEのみでなく、つじあやのと押尾コータローの豪華三本立て。
共演モノは時間的・曲数的にたっぷりみられないので今まで避けてたんですが、押尾コータローとのユニット「デパペコ」の評判がよろしいのと、もう何ヶ月もナマ三浦さん見てなかったんで、思いきってチケとりました。合計三時間の長丁場で、一階後部座席でオペラグラスを握りしめる手が疲れましたが、見たい曲を見られたので満足です。

例によってJ&Bの曲で登場したDEPAPEPEのセットリストは、

1)風
2)JAC(K) IN THE BOX
3)きっとまたいつか
4)シュプール
5)哀愁バイオレット
6)T.M.G.(コール&レスポンスは、アイセイ「サウンド」・ユーセイ「ブリーズ」!)
7)START

アンコールで、押尾コータローと共演の「デパペコのテーマ」(「デパペコ・デパペコ・オレたちゃデパペコ♪」と歌うだけの曲ですが、めったに歌わない徳岡さんが「デパペコゥ!」ととぼけた合いの手を入れる姿は貴重ではないかと)。
それにプラスつじあやのも共演、細野晴臣の「恋は桃色」でシメ。

徳岡さんはいつものニット帽でしたが、グレーの半袖Tシャツ姿、三浦さんは、例のFの文字の入ったブルーグレーの半袖Tシャツ姿。桜こそさいてるものの、コート必須の寒さの晩に、二人とも半袖だったのです。いくら目がシパシパするほど照明あてられてるからって……元気だなあ。徳岡さんのペンダントトップは、「ラハイナ」以降、完全に指輪の重ねづけにシフトしてますね。なんか意味深。
今回の三浦さんの巨大ステージドリンクは、海外から輸入したという青いドリンクでした。スポーツ飲料みたいな味と言ってましたが、正体はなんだったんでしょう(まさか「ポーション」じゃないよね?)。徳岡さんは普通のミネラルウォーター。ラベルがはがされてるんで、どこのだかわかりませんが。

曲の合間のMCで、徳岡さんがメタリカのDVDを買った話をしていました。「メンバーが喧嘩してたり、もう辞めたいっていってる場面が全部収録されているんですけど、感動しました」と。演奏に感動したんじゃないんかい、とツッコミをいれたいところですが、昨年末あたりは音楽的に悩んでたと某誌でも言ってましたし、外野からいろいろ言われる自分と重ねて、なんか響くものがあったのでしょうか。
あと、「シュプール」のサビで、めずらしく徳岡さんにちょっと目立つ間違いがあって、さざ波のような笑いが広がった時、「僕です・スミマセン」風に、音の切れ目でバンザイしたのは可愛かったです。

しかし、久しぶりに見ると、本当に三浦さん、ずっと徳岡さんの方を向いてますね。三浦さん側に座ってたんですが、横顔ばかりみている感じでした。
トークはかなり滑らか、ああ場数踏んでプロっぽくなっちゃって、と思っていたら、アンコールでつじあやのを呼ぶ時に、よりによって名前のところで噛んじゃった。三浦さんの場合は、それもご愛敬な訳ですが。

物販でフライヤーもらって、新作ハンドタオル(青)を買って帰りました。
次のライブでは、新作シャツ(といっても去年出た奴ですが、ベージュに白抜きでDEPAPEPEの文字をデザイン的にあしらった奴。三浦さんがサイパン行った時に着てたアレ)あたりを買おうかなと思いました。まだ残ってたら、の話ですが。あんまりカラフルな仕様のちょっとね……。

★2005年

●11/20、各種イベント巡り。

日記でも書きましたが、元々入っていた予定がずれ込んだので、買い出しもかねてこの日曜日、いろいろなイベントに行って参りました。(中略)

・お台場「メディアージュ」

メディアージュというのは何かというと、一言で言えばソニーの製品展示場なんです。
なんでDEPAPEPEがそこのクリスマスツリーなんかプロデュースさせられたかといえば、もちろん彼らがSMEでデビューしたからですね。
会場のあちこちにAIBOがあったり(受付のAIBOに「哀愁バイオレット」を歌ってもらいましたよ)、おっきなテレビがその性能を誇示していたり、なかなか不思議な展示場です。

DEPAPEPEのグッズを売っている「The W cafe」へ行きましたが、時間が遅かったせいかお客さんはまばら。どこでDEPAPEPEからのメッセージが見られるのか、カフェ内で曲が試聴できるのかもよくわからず。そなえつけのPSPをいじってみればよかったんでしょうか? ツアーグッズは売ってましたが、すでに持っているものだったのでいらないし。二人が提案した飲み物も、なんだかわからんかったよ……っていうか三浦さん気分を味わいたかったら、ポンジュースかいちごみるくかカルピスでしょ(笑)
PV以外はあまりDEPAPEPEを堪能できなかったので、時間があればもう一度寄りたいと思っています。

●10/23、「サンシャインスターライトドーム満天」に行ってきた訳ですが。

「天・地・水 月光浴」のプログラムにDEPAPEPEの曲が使われているというので、寝不足の身体をひきずって池袋まで出かけた訳なんですが。
日記でも書いたんですが、プラネタリウム初体験の人にはおすすめできないです。「こういうものなんだ」と思いこんでしまわれたら、ちょっと、という。秋の星座の説明なんかはしょりまくりで、何がなんだか。実は地元の博物館にもプラネタリウムがあるので、久しぶりにそこに行きたくなったほどです。

ちなみに公式案内では、プログラムはこう説明されています(三浦さんがsakusakuでプラネタリウムを紹介した時、読み上げた文章ですね)。

月の光で照らし出された夜の世界を撮り続ける石川賢治氏の「月光写真」と、美しい星空のコラボレーション。タヒチの海やマヤの古代遺跡など、満月の光に青白く照らされた神秘的な大自然の映像が、あなたを不思議な世界に誘います。サウンドはフィールドオーケストラ中田悟氏による自然環境音と、アコースティックギターのDEPAPEPE。月が地球に与える不思議なパワーに思いを馳せながら、満天の星と月の光を体いっぱいに感じて下さい。

ごめん。感じられなかった。
まず、プラネタリウムのドームに風景写真を映し出すという発想自体がアレです。
あの丸い屋根は、星空をそれっぽくぼんやりうつすためのものですから、普通の写真が投影された場合、細部はかすみ、ドームの曲線によって歪みます。
当然、テロップでついている説明も読みにくい。おかげで全然、神秘の世界に入り込めない。むしろこれを、優しい声で説明して欲しかったなと。
また、DEPAPEPEの楽曲。
「半月」など、それっぽい曲が選曲されていたのですが、DEPAPEPEってメロディアスな曲が多いから、むしろBGMにはむいていないということを改めて感じてしまう。曲が強いんですよ。映像が負けてしまうんだ。インディーズ時代の小曲にすりゃいいのになとも思ったり(TVなんかではこっちがよく使われてますね)。

sakusakuでの宣伝は素晴らしかったですし、完全否定するつもりはないんですが。
12月4日までやっているので、話のタネにという方はどうぞ、という感じですね。

●10/17、DEPAPEPEワンマンツアー「MAKE-D!!」in SHIBUYA-AX行って来ました。

6月末の発表から、ずっと楽しみにしていた秋のツアー。
ファンクラブの先行予約でとった割に、あまり良い番号でなかったので、開演一時間半前には会場前にかけつけて待機。グッズも外で先に買って(秋なんだから新グッズは半袖でなく、長袖のシャツもあって良かったのでは。私はトートバッグとストラップを買いました)、小雨の中、じーっと待ちます。実はコンサートが始まる前の人のざわめきとか、リハーサルのマイクテストやフレーズ練習とか、そういう音は大好きなので、さして苦痛もなく。
早くから待っていたかいがあって、会場内では前から三列目ぐらい、三浦さん側の好ポジションをゲット! 傘をたたんで持参した文庫本を読みつつ、開演を待ちます(後ろのお兄さんなんか参考書読んでましたよ。受験生?)。
ほぼ時間通りに、DEPAPEPEの二人が、元気よく新しい半袖Tシャツ姿で登場。しかし徳岡さんは、ボンボンのついたワインカラーの毛糸の帽子を目深にかぶっています。可愛いし、季節的にはおかしくないけど、シャツとはあってないよ!(三浦さんの右手の指輪と徳岡さんのペンダントはいつもどおりでした)
二人ともステージの前をぐるりと回ってお客さんにアピールしてから、デビューのきっかけになった「激情メランコリック」のラテンのリズムでスタート。二曲目、ロック調の「MTMM」まで弾ききって場をもりあげてから、MCをはさみ始めます。
三浦さんは初々しく「すごい」「最高」を連発。
ツアータイトルの「MAKE-D!!」は、今回のツアーの五つの会場のイニシャルをとったものということを暴露。その他、走る「トナカイ」の物まねや、東京生活を歌った短いラップを歌ったりで三浦さん大サービス。ばんばんファンを盛り上げます。
今回のステージドリンクは「ポンジュース」と「いちごみるく」のようでした(いちごみるくは三浦さんのオーダーではなかったらしいです。しかも最初から減っていました。別の容器から入れ替えてあったのかも?)。1.5リットル以上入りそうな大きなペットボトルを両手でもって、交互にゴクゴク。「みなさん知ってました? オレンジジュースって炭酸になるんですよ。なっちゃんオレンジをほうっておくと、ファンタオレンジになるんですよ」のトークには、ファンが「飲んじゃだめー!」と小声でツッコミも。
感極まった三浦さんが「みんないい人ばっかりです」と言うと、徳岡さんが「この会場内でおまえが一番いい人や」とつっこむ、心あたたまる場面も。三浦さんがはいているジーンズのメーカーをきかれた時、「エドウィン」と答えようとして、間違って「ブリジストン」と言ってしまったエピソードを紹介した徳岡さん、「みなさん爆笑してますけど、ボクにとっては日常茶飯事なんで麻痺しちゃって。最近ではメモとってます」と発言。「それが一番面白い(発言)じゃないですか!」と三浦さんにツッコミ返しをされて、会場は時間差の笑いの渦に包まれました。
もちろん真面目な話も――曲の題名のつけかたについて(インストなので題名でイメージが決まってしまうので一生懸命考えます。「ビー玉」とか「消しゴム」じゃダメでしょ、とは三浦さん談。良い題名だと思いますが?)や、今後の方針(基本はギターだけれどバンド編成の曲もやっていきたい。ただしアルバムには必ずギターだけの曲を入れていくのでよろしくお願いします、と徳岡さんが宣言しましたよ!)、作曲時のエピソードなどもぼちぼちと。ニューアルバムに入っている「半月」はインディーズ時代につくった曲で、「Hi-D!!」「FLOW」「木漏れ陽のなかで」の次で四曲目ぐらいだったそうです(徳岡さんのラテン趣味をあらためて感じる曲ですね。「激情~」「哀愁~」聴けばわかるけど)。
もちろん宣伝も忘れません。月末に出るオフィシャルスコア買って、練習してください、「道ばたであったらセッションしましょう」とリップサービス。「遊びでクリスマスの曲とかつくってるんですが、お台場・メディアージュのクリスマスツリーをプロデュースすることになりました」とのこと。そりゃみんな、遊びでつくった曲とやらを期待するじゃないですか! また、22日、某サッカー場でDEPAPEPEがオープングアクトをする予定だったため、二度目のアンコールで某チームのユニフォームを着て登場、チケット販売をアピールしたりも。これがまた三浦さん、よく似合ってるんだ……なんであんなにスポーツ青年っぽいんだろう。足はやいしさー。超インドア音楽ヲタクとは思えないよ。
最後はゲストの三人と一緒に手をつないで、恒例のバンザイ写真です。徳岡さんがわざわざ三浦さんを真ん中にして、もっていたマイクをもってあげたりと優しいお兄さんっぷりを見せます。その邪魔なマイクを、端っこになったパーカスのラムジーさんが更にもってあげて、美しいエンディングに。

トークはじゃっかん少なめでしたが、非常に満足のいくライブでした。
ワンマンライブで、DEPAPEPEのファンしかいないことがはっきりしているためか、トークに余計な説明が必要なかったというのもあるかもしれませんが、あくまでギター中心の構成、音も非常にソリッド。二時間の間にこれでもかこれでもかと曲が繰り出されます。多少ミスタッチがあっても気にならない程度、それぞれの楽曲はよくしあがっていて、ひきこまれました。夏にヘロヘロ・絶不調の徳岡さんのプレイをみていただけに不安もあった訳ですが、激メラの華やかなアレンジっぷりに徳岡さんの蘇りをみたよ。「ギター以外の音も加えるなんて、そんな水が低きに流れること」と思っていた私ですが、実際にCDに参加したメンバーとのコラボレーションは、ゲストがちゃんとゲストとしておさまっていて、ギターを邪魔していませんでした(多少邪魔ではあるんだけど……もしバイオリンが入らなかったら、「哀愁~」のメロはギターで音を二重に重ねたはずだよ、とか思っちゃうとね)。安心して新しいアルバムが買えるな、という出来(そういうライブじゃなきゃ困る訳ですが)。徳岡さんのラテンへの傾倒を考えると、今後もパーカスは必要なのかもしれないね。
あと、「雨上がり」で、今回客にコーラスをさせなかったのは「やるなあ」と思いました。「あれ、歌わないのかな?」とスカして気をもたせた訳ね。そんなことしなくてもノってくれる客層な訳だし、手ぶりや拍手だけでも盛り上がれる訳だし、DEPAPEPEはインストな訳だし、客を歌わせたりしなくていい訳なんですよ。でも、今まで歌ってきて歌いたい気持ちがもりあがってるお客さんのために、「SUMMER PARADE」を最後の最後にもってきて初めてコーラスの誘導をかけてね。よく計算されているなあ、と思いましたよ。まわりのお兄さんたちも、イイ声をはりあげていた。
楽しい夕べでした。
そういえば三浦さん、初めてマイクに軽くコーン、とギターぶつけたのを見ました。普段は物凄くギター大事にしてて、どんなに狭くても絶対ぶつけなかったのに、今回、ステージが大きくて(徳岡さんといつもの手かざしが届かないぐらい離れてたから)、ちょっと油断してたかな?

さて、当日のセットリストですが、以下の十数曲が演奏されました(終演後に発表されたリストを書き取ってきたのですが、曲の順番等はじゃっかん間違っている可能性があります。そんな訳で、ご参考まで)。
「激情メランコリック」「MTMM」「Over the Sea」「Hi-D!!」「雨上がり」「Snow Dance」「Wedding Bell」「半月」「Harvest」「Sky!Sky!Sky!」「B.B.D」「Tiger」「哀愁バイオレット」「START」
アンコール:「シュプール」「FLOW」「FRIENDS」「SUMMER PARADE」

●「一ヶ月に一ナマ三浦さん」計画・進行中。

9月11日、BAY FM公録『2005 Autumn Live&Talk in Nikke Colton Plaza』に行って来ました。ゲストはDEPAPEPE、山根康広、鈴木亜美の三組。
もちろん、お目当てはDEPAPEPE。今までの悔しい経験による教訓「リハーサルから見たかったら、最低一時間前には会場についておけ」を実行、余裕をもったスケジュールで出発。道が混んでいて、駅からのシャトルバスの遅れなどもありましたが、無事予定時間に特設会場に到着。スペイン階段最前列、徳岡さん側しかあいていませんでしたが、とりあえずそこに陣取ります。
とたん、二人がギターをもってリハーサルテントに!
三浦さんは夏のテーマカラー、黄色にハワイアンな大文字を染め抜いたTシャツ、徳岡さんはグリーンのTシャツに白と焦げ茶の細かいチェックのシャツ姿。三浦さんの右手の指輪、徳岡さんのペンダントは健在。
今回も、徳岡さんがちょっと元気なさげ、三浦さんもちょっと痩せたかな(髪型のせい?)感はありましたが、ギターが鳴り始めてからは別。「Over the Sea」「START」「SUMMER PARADE」「MTMM」のサワリをコンパクトにかきならしつつ音量調節。徳岡さんが〈音量が極端に上下するようなので、自分の方をなるべく下げてもらいたい〉ことと〈音を中央に寄せて欲しい〉旨を伝えて調整完了。三浦さんはスタッフに言われて、いつものように「サマパレ」のコーラス練習の音頭取り。「本番もよろしくお願いします」とひっこみます。
が、次の山根康広のリハーサルに入ったあたりから、急に雲行きがあやしくなり、本番5分前から本降りに!
やむ気配をみせないどころか、雷は鳴る、風も吹くでスタッフは大わらわ。最初から雨なら屋内のステージで行うことになっていた訳ですが、とにかく突然のこと、慌ててビニールで覆った機材もすっかり濡れてしまったため、「4時半になりましたら、再開するか中止するかをお知らせします。一時、雨に濡れない場所へ移動してください」のアナウンスが。
手遅れです。
私の腰から下、後ろ半身は、はねかえった雨でびしょぬれ。
傘をもたずに前列にいた人たちはそれこそ全身ずぶぬれ、朝から来ていて整理券を持っていた高校生男子とか若い娘さんたちとか、それこそ可哀相なほどです。
濡れた服でコルトンプラザ内をうろついたり食事したりする訳にもいかないので、階段のひさしの下に移動、持参した文庫本を読みつつ、一時間半を待ちました。
結局、雨はやまず、雨に濡れた階段の前半分には客が入れられない上、機材の調子も悪いので、時間短縮&入れ替え制(三組あるうち、お目当てのアーティストの列に並んで入場する形)の形がとられることに。「ご了承いただける方は、列にお並び下さい」のアナウンスが。私はもちろんDEPAPEPE列に並びます。

まともに演奏が出来る状態でないので、トーク部分の収録のみということで、観客は一瞬ガッカリムードに。
しかもマイクが一本しかないので、とりあえず三浦さんがしゃべり、「どうですか」と徳岡さんに渡すと「そうですね」と一言あいづちを打つ、の繰り返しコント。例えば普通にユニット名の由来をきかれているだけでもコントになってしまうので、DJのお姉さんに「仲いいですね」と何度も冷やかされる始末。「トークの三浦さんに、押さえの徳岡さんですね」と言われて三浦さん、「(徳岡さんが)お洒落?」と聞き違えて笑われたり(雨のせいで近距離でも聞こえづらかったと思われ)。
以下、あやしい聴力でききとった、問答の主要部分です。

DJ「プライベートでは何をされてるんですか?」
三浦「DEPAPEPEがプライベートです!」
DJ「お仕事以外でも会ったりするんですか」
徳岡「仕事以外は全然会わないんですよ。だけど東京出てきたから、二人とも近所に住んでるから、TSUTAYAとかでバッタリ会ったりするんですよ。気まずい。それがまた、やらしいビデオの棚近辺から三浦が現れたりして……」
DJ「棚から抜こうとしたのを戻したり?」
三浦「そうですね(否定しないものの「徳岡さんの演出です、ウソです」と苦笑いの顔に書いてある)」
DJ「お二人に、この秋、女性におすすめのコーディネートを事前に教えていただいたんですが(それをコーディネートしたモデル登場。茶色のジャケット、ジーンズ、スニーカー、ペンダントの四点セットをつけている)、ポイントはどこですか?」
徳岡「いや、このコーディネートはぜんぶ三浦がしたので」
三浦「ポイントはジーンズです。秋なのでもう寒いかなと」
徳岡「いや別にスカートでもエやろ」
DJ「では三浦さんは、理想のコーディネートをした女性と、どこに行きたいですか」
三浦「海辺とか」
DJ「海で何をするんですか?」
三浦「(つまって、真顔で)何をって、何もしません」
DJ「何もって、手をつないだりとか……するって言葉があれでしたか? 徳岡さんは?」
徳岡「僕は釣りですね」
DJ「やはりジーンズの女性と?」
徳岡「いや、スカートでいいです」
DJ「だけどそれじゃ汚れちゃいますよね。徳岡さんが、それじゃオレの……とかいって服を貸してあげたりとか」
徳岡「いや、そういう場所は女性の立ち入る場所じゃないから」
DJ「って、話おわっちゃうじゃないですか」

君たちって本当に、女の子に興味ないのね……っていうか三浦さん。そのコーディネート、今日の徳岡さんの服と同じなんですけど。もしかしてワザと?

最後に、待っていてくれたお客さんのために一曲だけ、と「Over the Sea」を生音で演奏しておしまい。ちょっと聞こえにくかったですし、雨でギターのコンディションも今ひとつではありましたが、聴けてよかったです。
この公録の模様は、9月第二週の「MARIVE TIME&STYLE」内で無事オンエアされたとのこと。テープ等に録音された方は、Nariharaの聴力がどれぐらいウソだったか確認してください。オンエアではだいぶ編集が入ってたと思いますが。
さて、10月の渋谷AXで、一ヶ月にいちナマ三浦さん・半年達成です。がんばります!

(以上、「http://d.hatena.ne.jp/narihara/20050912」再掲・加筆修正)

●ライブづくし?

7/24の横浜ランドマークタワー、8/6の大塚welcome back、8/11の渋谷HMV……日記にも書いていますが、出不精のNariharaが、この一ヶ月足らずの間に三度も生音を聞きにいっています。まあそのうち二つは、例によってDEPAPEPEで、日記でライブレポを書いてる訳ですが(「http://d.hatena.ne.jp/narihara/20050725」「http://d.hatena.ne.jp/narihara/0812」参照。しつこいので繰り返しません。あと付記することといえば、ランドマークは何千人も集まったので遠くてよく見えなかったこと、横浜をゴジラに襲われた町と表現してしまう三浦さんに、うなずいてしまう徳岡さんが面白かったです。渋谷HMVは、VJの鉄平さんのマイナーな物まねが面白かったです。三浦さんのドラえもん物まねは似てなかったです。でも似せる気ないんでしょ、アレ?)。

●6/30渋谷QUATTROで行われた、DEPAPEPEワンマンライブに行って来ました!

どうもこういう記録が上手でないので(だらだらみぐるしいので)、今回は箇条書き+添え書き形式で行きたいと思います。

・ライブは、ベスト・コンディションであれば良い訳ではない。

前回のワンマンは、時間ぎりぎりの余裕のない状態で行ったので、ライブ前の精神的なコンディションが良くありませんでした。なのでまず、出かける前に仮眠をとりました。身体的なコンディションが悪いと、心の状態にひびくので、余計な刺激もあまりいれず、なるべくニュートラルな状態にしておこうと。
そして、じゅうぶん時間の余裕をもって出かけた訳ですが、駅についたら人身事故で、いきなり電車が1時間近く遅れていました……良かったよホント、早めに出て。
渋谷についたら、ガード下へ直行です。急いでいるので立ち食い系です。私はお洒落してようがなんだろうが、一人で歩いている時には食べ物屋には一切こだわりがありませんので(吉野屋と松屋の連続コンボは胃を壊しますが)、どんな白い目で見られても気にしません。店内にこれから同じライブハウスに向かうらしい人がいても、です(なんか若いお兄さんにジロジロ見られていた)。
そうして時間前に無事到着、物販を軽くチェックしてから入場(買ったのはタオルとTシャツ。Tシャツは新作でなく、三浦さんが野音で着ていた柄の黒いやつです)。うまく左手側最前列に入ることができました。ラッキー! 三浦さん側だ! 手元も見える!
しかし、三浦さん、ライブ中は徳岡さんの方を向きっぱなしでした。せっかく近くにいるのに、ちょっと寂しい気持ちに。
そして気づきました。
自分は間違ってた。
調子が良ければいいライブを味わえるんじゃない。最前列だから素晴らしいんじゃない。だいたい、どうせ楽曲を聴いているうちに、身体の中を涼しい風が通りすぎるんだから、時間にさえ間に合えば、精神的に混乱してようが、最低限の体力な状態であってもいいのだと(←とても間違った結論)

・今夏のライブツアーコンセプトは、「サマー・ゴーゴー!(騒ごう!)」

さて、当日の楽曲の話にうつりましょう。
野音で「雨上がり」を歌わされましたので、歌うことは覚悟していました。「SUMMER PARADE」もコーラスあるんだから、歌わされるだろうな、と。
歌わされました。
騒がせてもらいました。タオルもって揺れるのはできませんでしたが。
今回のセットリストですが、「MTMM」からスタートだったかな? MC少なめで展開していったので、今回は楽曲順が覚えられませんでしたが、新曲を混ぜつつ、メジャーデビューアルバムをメインに演奏していったのは間違いなく。やらなかったのは「Hi-D!!!」ぐらいかな。あと、「激情メランコリック」も演奏されました。アンコールは「Sky! Sky! Sky!」「ありがとう」「FLOW」の3曲。
今回のゲストは、T-SQUARE初代ドラマー河合誠一マイケルさん。パーカスパートを手伝いにきてくれた訳ですが、普段二人でタイミングをとりあっている二人、パーカスのリズムが大きいと、ちょっとひきずられ気味でした(やはり打楽器がまざると、リズムはそれに支配されがちな訳で)。「ああ、ギター二本の良さが、良さが~!」と思いましたが、最後の「FLOW」の時は曲にぴったりの疾走感溢れる感じがあって、かなり気持ちよかったです。マイケルさん、お疲れさまでした。
そういえば、今回は例のギターでない二人(借り物、しかも予備がもう一本)でした。直前の福岡キャナルで三浦さんが弦を切ったという話をきいていたので、そのためかと思ったら、徳岡さんの後ろにも三本。アレ、と思っていたら、一本は「激メラ」用にチューニングしたギターだったようです(その時だけ、二人とも一緒にギター変えてたから。考えたらあのアルバムだけチューニングが違う、年始のカフェライブで言ってましたっけ)。どれも音は良かったです。徳岡さんの方のギター、若干狂いがありましたけども。
いや、どの曲もアレンジが入ってましたし、新曲はどれも題名を裏切らないものなので(「オールド・ビーチ」は徳岡さんの好きな加山雄三時代調、「B.B.D.」もいかにもな感じ)、ニューシングルへの不安は一気に吹き飛びました。

・三浦さんはね、大好きな徳岡さんがしゃべってくれないのが不満なのよ?

さて、次は当日MCの話をば。
今回の三浦さんのステージドリンクは、カルピスウォーターでした。本当に濃い味・甘い味が好きなんだなと思ってみてましたが、緊張してるのか、あまり飲めない様子。
今回は割と徳岡さんにネタをふってました。「いつも自分ばっかりしゃべらされる」とすねる様子が可愛かった。まあ、それは事実なんですけども、もしかして今ちょっと三浦さん弱ってるのかな、とも思った。外と違い圧迫感のあるステージだからかな、とも思ったのですが、視線だけでなく身体ごと徳岡さんの方むいちゃってるし、最後の方はちょっと声がうらがえってましたし。
さて、メジャーデビューをきっかけに、二人とも東京に住居を定めた模様。別々に一人暮らししているようです。「(新しい家では好きな)釣りができなくてさみしいでしょう」と三浦さんにツッコミを入れられて、「そんなことないよ」と軽くかわす徳岡さん。
自分たちが座っていて、お客さんがスタンディングなのが申し訳ないし、後ろの人が見えないので、ストラップを買って立って演奏する練習をしているそうです。「二人でこう部屋で向かい合って。なんかますます歌入りのデュオみたいですけど」と実際にやってみてくれましたが、私が気になったのはむしろ「二人で部屋で」。そうか、近いとこ住んでるのね。そしてお互いの部屋に通ってるのね。もう、仲良しさんなんだから!(←余計な想像をしている)
今回の徳岡さんの迷台詞は「チケット代金、三浦に借りてください」でした。
ライブの後、秋のツアーのチケット予約ができたんですよね。でも「いきなり知らされたお客さんはお金もってないですよね、帰れなくなっちゃうと困るから」ということで徳岡さんが「代金は三浦に」と……。みんな三浦さんにお金も借りず(当たり前だ)ゾロゾロ並んで大喜びで買ってってましたよ。いくらキャパのある会場だからって、発売前にあんなに売れてしまって大丈夫なのかと心配になるほど。私はFC経由で事前予約したので、会場では買わなかったんですけどね。
そして三浦さんの名台詞は「笑顔大好き。こんな機会、他にないです」。
みんなが笑顔できいてくれて、こんなに沢山の笑顔にあえて嬉しいです、ライブでなければこんなに沢山の人に会えない訳で、と素直な感慨を述べてました。いや、みんな三浦さんの笑顔と明るい笑い声に会えるのが嬉しいんですよ、うんうん。夏のロックフェスでまたひとまわり成長して、帰ってくるのを渋谷で待ってますよ!
ってその前に横浜のイベントもあったね。行きますよー!

●7/8、DEPAPEPEのオールナイトニッポンR、聞きました?

おなじみ「bitter sweet samba」の軽快な音と共に始まったオールナイトニッポンでしたが(←三浦さん、古い物好きのくせに曲名は知らなかったね)、当日聴けなかったDEPAPEPEファンのために、私が聞き取れた大まかな内容を……って、こんなところに書いておいて誰が見るんだ? ユニット名がばたばたと決まった理由なんかも割と詳しく語られた楽しい二時間でしたが、細かいニュアンスは書けませんし、あと、聞き書き&記憶なので間違いもあるかと思います。ご了承下さい。

*「プロフィールバトル」について。

番組内で、二人のプロフィールバトルというのがありました。負けた方が罰ゲームとして歌うという企画(「三浦さんは笑える音痴・徳岡さんは笑えない音痴」という設定なのです)。そのプレゼンテーションが面白い方が勝ち、スタッフがその判定を決めるというもの。
そんな訳で、二人の情報がいろいろ流れました。

・今はまっているもの
徳岡さん→釣り。最近も釣り堀で鯉なんかつったりしてます。
三浦さん→恐竜。ヴェロキラプトルが好き。鉤爪のついてるラプトル系が好きだそうですよ。

・得意料理
三浦さん→ちくわ・ねぎ・しょうゆ・ちりめんじゃこで焼きめし。ぱりぱりになっても美味しいそうです(美味しそう)。また「日清焼きそばを卵でいためるとホンマうまいです!」
徳岡さん→例によってポン酢料理。なすびを切ってゴマ油でいためて、ポン酢をかける。おおばと食べるとか(これも美味しそう)。

・絶対にいやなこと。
徳岡さん→ハングライダー。
三浦さん→丸裸で町中を歩かされること。徳岡さんのコメント「身体見られるのがイヤやな。いや、俺は三浦の裸を見ようとしてる訳じゃないけど」(と言いつつ、着替えてる時に三浦さんの「鼻毛がロック!」とか観察しているらしい。「間引いた?」なんてとこまで見てるらしいよ!)
ちなみに三浦さんは、飛行機がいやだとか。耳が痛くなるからだそうです。

・ギターバトル(言われたフレーズ「ぼくドラえもん」等をとっさにギターのメロディにのせるというもの。これは文章で書けないので省略)。

・これは「絶世の美人だ!」と思う芸能人
徳岡さん→深津絵里
三浦さん→オードリー・ヘップバーン(おまえ22やろ、と徳岡さんにつっこまれてました。っていうか惜別の別れとか、難しい言葉いっぱい使うのは、音楽と一緒でお父さん世代ゆずり?)

・星座対決(対決?)
徳岡さん→かに座
三浦さん→おひつじ座(そして二人で「星矢で一番弱いのはキャンサーだった」と盛り上がる)

・座右の銘
徳岡さん→「STAY GOLD!!」(徳岡さんいわく、「金に依存する、じゃないですよ。ずっと輝いていたいよね」ですよとのこと。誰だそんな勘違いしたファンは)
三浦さん→日々成長

ちなみにこのバトル、最終的には三浦さんの負けで、山崎まさよしの「one more time, one more chance」を歌わされてました。三浦さんは是非徳岡さんに歌わせたかったみたいですが、高音部があまりでないぐらいで、割と普通に歌いきっちゃったり。「もっと音はずせよ」とまで言われてました(笑)。その後、「ご褒美でなにか歌わせてあげるよ」と言われて、「深紫伝説」のイントロを歌う三浦さん。って歌が罰ゲームの筈なのに、なぜ?

*当日の演奏

アルバムから何曲か流れましたが、ジングルで「happy」が流れたり、結構貴重な音もあったかも。

・元々ロックギタリストだったということを証明するために、アコギにわざわざ。
→ターボオーバードライブかませてひずませる徳岡さん。好きなエリック・クラプトンの「レイラ」をさらっと演奏してみせます。前奏まででしたが(そこまでなら歌詞がないから・笑)、いや、カッコ良かったですよ!

・五反田で後ろ向きで練習。
→東京にきて(ストリートに慣れてない頃?)、まだお客さんに聴かせる段階じゃない、と壁に向かって練習していたところ、通りすがりのおじさんに「客に背を向ける奴があるか」と叱られたそうです。で、前向いて弾こうとしたら「俺は音楽はわからん」。おじさーん、オチつけてどうするよ!

・「Over the Sea」を生演奏。
→「あ、カポわすれた」ヲイヲイヲイヲイー! 演奏するのわかってるんだから、いつもみたいにギターにつけておきなさい。他、最後に「いい日だったね。」の生演奏も。

*東京暮らしレポート。

・「この番組は、東京素人のDEPAPEPEがお送りしています」
→まだ引っ越してきて二ヶ月、東京のアパートは家という感じがしないらしいです。人も物も何もかも多い、という驚きは、確かにそうだろうなと思います。そして「おまえんちは冷蔵庫が臭いんだろ」とネタをふる徳岡さん。三浦さんいわく、「生ゴミみたいな腐った臭いなんじゃなくて、化学記号が浮かぶような刺激臭なんですよ。ビニール袋を食べたような臭い?」。備えつけの冷蔵庫に、飲みかけのジュースを入れずにすっぱくさせるか、入れて臭くするか、どちらか選択しなければいけないという三浦さんの悲劇。「消臭元買うかな」「キムコ買えよ」「あ、備長炭はいいらしいですね」「おまえ、そういうところこだわるな」「いや、トイレの消臭剤は百均です」←どうきいても漫才だね。
徳岡さんの一人暮らし報告は「町内会に入りました」。会費は1200円、領収書に赤い字で「新入り」と書かれたとか。渡された会報の町内会の予定は、危険な道路を市に報告して改善してもらう運動の件と、町内会の花見のことしか載っていない。入ったからには行く義務・言う義務があるので、時間があったら花見に行きたいです、と徳岡さん。三浦さんに「(同じ町内会に)入れますよ、(三浦さんの)家近いから」と誘いをかけ、「入んないです」と小さく即答する三浦さん←これも漫才だね。
DEPAPEPEはアコースティックインストギターデュオです。売り出し中の芸人じゃありません。

*面白ジングル(いったい誰が考えたの?)

・「デパです!」「ペペです」「二人あわせてデパペペです!」(普段徳岡さん、ペペとは名乗っておりません。それは自己申告してました)

・「カエラはメールし放題、デパペペはアルペジオし放題」(言ったあとで「カエラちゃん本当にごめんなさい」と謝ってました。そうだよね、会うからねぇ)。

・「面白いコントをききたければパペマペ、美味しい食べ物を食べたければデパ地下、最高のギターはデパペぺ!」(←長いジングルなので不正確かも)

・「デパペペのデパは出っ歯のデパ。ではデパペペのペペは?」「ペペ……ペ、ペ、ペ・ヨンジュン?」(←誰だこんなコント考えた奴は)

そんな訳で、新しいファンにも旧いファンにも楽しい時間ではなかったでしょうか。特に新しいファンは、あの放送と公式サイトの情報つきあわせたら、いっきにかなりのDEPAPEPEマニアになれるのでは?(というほどでもないか)

●5/15、DEPAPEPEフリーライブ「Let's Go!!!」行ってきました。

日比谷野外音楽堂で行われたフリーライブ「Let's Go!!!」、妹と行って来ました。
指定席は満席、当日立ち見もびっしりの大盛況。
演奏中に雨がパラついたりもしましたが、それ以外は素晴らしい一時間半でした。
妹に先行してもらって、早めに席を押さえてもらったんで、前から五列目です。ねがわくばもうちょっと真ん中で三浦さんを見たかったですが、それは贅沢というもの。
今回の三浦さんは、だいぶ寒いので白いシャツの上にショッキングピンクのシャツを重ね、それに対して徳岡さんは、黒とグリーン&帽子でまとめています。
ライブは彼らの看板曲「Sky! Sky! Sky!」でスタート。二曲めは「MTMM」。それから新曲をメインに、「激情メランコリック」や「Hi-D!!」(アンコール曲。最後が新曲「START」)などもとりまぜての進行。昨年後半からぽちぽち聴きにいっていたため、耳なじみのないのは「Wake Up!」ぐらいで、安心して楽曲に没頭できます(新曲で演奏しなかったのは「バタフライ」「風見鶏」「時計じかけのカーニバル」かな?)
しかし会場は「初めてのDEPAPEPE」の人も多い模様。三浦さんが頑張って煽ります。メロディラインをお手本に歌ってみせて、お客さんにコーラスさせてみたり。お客さんが配布されたタオルを雨よけにかぶると、自分も同じようにかぶってみたり。行儀良く座ってるお客さんを立たせて、タオルを振らせてみたり。アンコールにこたえて、出会いからメジャーデビューまでの軌跡を面白おかしく語ったり。終演後はピックを投げてみたり。「ギター弾きなのになんでギター持ってない?」と徳岡さんにつっこまれるほど、マイクは三浦さんが独占。とにかくライブらしいことは、ぜんぶ彼がやります。お客さんにバンザイをさせるために、見本として徳岡さんの手をとって振り払われたり(本当に徳岡さんって手にぎるの嫌いなんだね。「なんだよ渋谷O-nestの時は、自分からさりげなく三浦さんの手をとったくせに、コノコノ!」と思って見てましたが)、回されてきたカンペでMCとちったりしてましたが、それも味。ステージドリンクのイチゴミルクをらっぱのみして「腹持ちいいんで」と言って、徳岡さんに「ちゃんとメシ食ってこいや」とつっこまれているのも可愛い。徳岡さんの姉さん女房ぶり「うちの三浦をお願いします」ノリは、今回も遺憾なく発揮されてまして、妹と二人でちょっとニヤニヤしたりも。ってか何でいつも三浦さんを前にぐいぐい押し出すのだ。
いや、本当に楽しかったです。デビューアルバムへの誘導も完璧で、これも楽しみです。
今回も物販ありで、発足したばかりのファンクラブの受付もやってましたが、すでに申し込んでいたのもあり、シャツ等も一応もってたんで、特に買い物もしませんでした。それは正解だったようで、ライブ終演直後、ものすごい雷雨にみまわれた模様。すぐに丸の内線に乗ってしまったんで、東京駅でびっくりしました。
あのね物販ね、シャツやCDもいいけど、楽譜つくって置くといいと思います。「Sky! Sky! Sky!」だけでも。そしたらあそこに来てるギターファン、みんな買うよ。私だって、弾けなくても相方いなくても買うさ。今回、一緒にみていた妹も、バッキングとメロの移動を目で確認できたらしいですが、あれ本当にCD聴いてるだけじゃわかんないから、ぜひ楽譜で見たいです。サイトでも時々要望出てるしね。
次に東京に単体で来るのは6月末というCMが流れはじめてますね。行きたいなあ。行きたいなあ。行きたいなあ。

●3/11、DEPAPEPEワンマンライブ「Let's Go!!」行ってきました。

3月第2金曜、渋谷O-nestで行われた、DEPAPEPEワンマンライブ、行って参りました。
メジャーデビュー直前の、東京初ワンマン。「一年前はモアイ像の前でストリートライブやってたのに」と感慨深そうに三浦さんが話していましたが(まだ1月でとても寒かったそうで、徳岡さんなんかインフルエンザにかかってたそうです。無茶な!)、実際その頃は3枚のミニアルバムすら出ていなかった訳で、文字通り「快進撃は止まらない」状態で行われたライブといえるでしょう。
開場が若干遅れたため、会場の前は長蛇の列。全席立見、ドリンクつきで300人ほどの人間を詰め込む訳ですから、入場だけで一時間近くかかります。チケットは即日完売だったので、人の多さには驚きませんが、列にならんでいる客層の、そのバラエティにとんでいること。明らかに十代の素朴な女の子から、しっとりとした大人の美女、いかにも音楽青年らしい若者やゴツいお兄さん、お年をめしたご夫婦……私のようなボンヤリのっぽのおばさんも、さして目立ちません。
O-nestは場所こそ知っていましたが、入ったのは今回が初めてなので、ちょっと勝手がわからない。時間の計算を誤って開場ギリギリに到着したこともあって、半パニック状態でした。窓口のお姉さんに「もう開場してます」と言われて「何で開場してるのに入れないんですか!」と詰問してみたり、階下にあるam/pmで腹ごしらえする若者にまじっていたら急に列が動きだし、買い物の途中で慌ててカウンターに十円玉を投げ出したり(なんて失礼な客ですか)と、もう田舎者まるだしな慌てっぷりだった訳なんですが(本当にこの人は渋谷で学生生活を送った人ですか?)、今は深く反省しています。
さて、そんなこんなで予定より30分ほど遅れてライブが始まった訳ですが、ステージに三浦さんと徳岡さんの姿が登場、大好きな「真夜中の怪盗」の演奏が始まった瞬間、イライラも何もすっかりどこかへ飛んじゃいました。2曲目は「La tanta」、3曲目は二人が初めてつくった曲「Hi-D!!」、そして4曲目はもう新曲披露です(2月のLIVE-yで「ハードに!アコギだ~!(仙台編)」として流れた曲の進化形。徳岡さんのハーモニクスはどうやら、別の曲で披露される模様)。合計2時間ほどのライブでしたが、新曲は本当に多かったです。音に厚みのある曲が多くて、次のアルバム、期待できます(曲目はまだ秘密だそうですが、以前からの曲も一曲入るとか。アンコール前のラスト曲だった「Sky! Sky! Sky!」あたりを入れて欲しいですね。彼らの代表曲、イメージソング、看板曲ですから)。
この夜、三浦さんは喉の調子が悪かったらしく、しきりにノドスプレーをつかい、ステージドリンクも3本もあけるような有様。初ワンマンであったチキンジョージのライブでは(←前の週の3/5、二人が出会ったライブハウスで、初のワンマンライブが行われていました。彼らにとっては里帰りとも巣立ちともいうべきライブだったことでしょう)、徳岡さんの調子が悪かったとのことですが、これもデビュー前のハードスケジュールと、プレッシャーのせいでしょうか。若くても身体は大事にね?
しかし、そんな具合の悪さをものともせず、トークも演奏も素晴らしかったです。日々成長している二人を実感しました。「インストアライブの場合は、人をとめてなんぼですから、やたらに“DEPAPEPEです”って連呼しないといけないし、バラードもできないし」と語る三浦さん。普通のライブハウス出演では、他のアーティストとの兼ね合いで演奏時間が限られている訳で、たっぷり演奏できるのが楽しくてたまらない様子。その喜びが客席にも伝わってきます。今回は長時間の演奏になることがあらかじめわかっていたためか、二人とも替えのギターを用意しており、三浦さんは愛用のMorrisと、替えのギターを時々とりかえながら(負荷がかかりすぎないよう、曲にあわせて弾きわけていたようです。温存していたといった方が正しいかな)進行していきます。人が多いため、手元はほとんど見えないのですが、表情や頭の動きでどちらがどこを弾いているか大体わかります。「DUNK」の演奏の途中で、停電が発生するというアクシデントがあったのですが、それで演奏が止まってしまうこともなく、あのタイミングあわせの難しい曲を、目配せなしで見事弾ききったのもカッコ良かったです。ここで客との一体感は最高潮に。感極まった三浦さんが、メロディを小さく口ずさみながらギターを弾く姿はいつも通りですが、この夜は常より更に共感を呼びました。二人とも早弾きの腕前を披露してくれたりといったサービスも。また、「さざ波」のカモメの声はSEでなくて、実は三浦さんが鳴き真似をしているという極秘情報(?)が公開されました。イントロクイズの形をとって、その実演も。徳岡さんに「大好きです」と囁いたり、「(徳岡さん)オトコマエでしょ?」とアピールする三浦さんの無邪気な可愛らしさもたまらず(髪をさっぱり切ってきた三浦さんもオトコマエでしたよ!)。徳岡さんが、最後に三浦さんの左手をとって握りしめ、そろって二人の手を高く掲げて御礼の言葉にかえた場面も、さりげなく感動的でした(仙台行った時、揺れる飛行機の中で三浦さんに、「いまオレの掌握ったらDEPAPEPE解散な?」とかつて言い放った人だと知っていれば、なおさらですよ)。
この日はとにかく、二人のメジャーデビューへの意気込みをききにいった訳ですが、三浦さんは、大勢のお客さんが集まってくれたのが素朴に嬉しそうでしたし、徳岡さんも、「会社の人は面白いし素晴らしい人ばかりで、僕たちの思いつきをどんどん形にしてくれてますから、皆さんも、僕らが好きなことできなくなっちゃうんじゃないか、とか心配しないでください」と前向きなコメント。「インストにこだわらずっていうか、インストをポピュラーにしたいんで。二人ともバンドやってたんで、音を追加してくこともあると思います。いろんなことをやりたいと思ってます」と語る徳岡さん。その言葉をなぞった三浦さんが「いろんなライブをね。あ、なんか今思わせぶりなこと言っちゃいましたね、三人になったりする訳じゃないですよ」とフォローする場面も。いや、二人とも本当に仲良しだから、他人は今更割り込めないと思うよ。ギター以外に余計なものの要らない二人だもの(楽曲を提供している土井あかねのピアノはともかく、「激情メランコリック」のカスタネットすら要らないと思う偏屈な私です。だってギター2本だけで完璧なんだからさ)。ね。
ライブ後、物販でオフィシャルTシャツの黒を買いました。二度目のアンコールの時、三浦さんが着てた方です。DEPAPEPEはDのコードを使う曲が多いので、そのコードをプリントしてもらったそうなんですが、「実は×が一つ少なくて、DonEというおしゃれなコードになってます」と失敗作(?)をフォローする三浦さんの口上も楽しかったので。もう一種類、DEPAPEPEのシンボルイラストである月と太陽のデザインがプリントされた、カーキ色のシャツの方も可愛かったんですが、やはり私は三浦さんファンですし(笑)。トートバッグもあったらしいんですが、それはさっそく売り切れで買えませんでした。ライブの最後、物販の宣伝中、徳岡さんが「トートバッグってなんですか」と投げかけた時、三浦さんが真顔で「買い物袋です」と一刀両断したのも面白かった。5日のライブの祝電で、「ライバルはマジシャンかお笑い芸人か」と書かれていたそうですが、いや、彼らは面白いっていうか、楽しいんです。爽やかな楽しさ。その音楽と人柄ゆえの楽しさです。
さて、5月のメジャーデビュー直前、今度は野音でワンマンライブをやるそうですね。
行くよ。次も行きますよ。がんばれDEPAPEPE。Let's GO GO GO!

●1/7、DEPAPEPE カフェライブ行ってきました。

南青山ガージェリーハウスで行われた、DEPAPEPEのカフェライブ、その二回目公演に行って参りました。3rd albumに入っていた抽選券で見事当たったものです。あらかじめお休み請求しといて良かったですよ。ふふふ。
新しい服を買うヒマもない年末でしたが、幸い当日は暖かかったため、いつものツーピースとハーフコートで出かけます。夜遅い公演なので、昼間のうちに初詣と本屋巡りをすませ、渋谷でちょっと軽めの夕食。目的地についたのは、余裕の開場五分前でしたが、すでに十名ほどのファンが私の前に並んでいます。離れたところに浮かび上がるシルエットは東京タワー。梅の花もちらほら咲いていたり、情緒ある夜景です。
第一回めの終了が遅れ気味とのことで、開場は十五分ほど遅れましたが、その後はとてもスムーズに。指定の席は最後部でちょっと入りづらかったものの、開演予定時刻にはアンケートも回収され、数十名のお客さん全員に飲み物もゆきわたります。そしておもむろに、三浦&徳岡ペアが愛用のギター片手に登場! 最新アルバムの楽曲をメインに、このカフェライブで初お披露目の曲「BLUE」などとりまぜて、いつものユーモアたっぷりのトークと共に展開。むろんギャグばかりでなく、「普通440ヘルツでチューニングするんですけど、三枚目のアルバムは441ヘルツでしてるんですよ(三浦さん談)」等、音楽ファンへのサービストークも(実際今日はちょっと高めにチューニングしてるなあとは思ったんですが、アルバムのテイストにあわせてのことだそうで。この二人の場合、弦と弦の間でなく、相方と音がぴたり一致することが何より大切なのね)。
当日の企画は二つでした。開演前に書いてもらった質問票から、面白いものをDEPAPEPEが選んで回答、選ばれた人は彼ら直筆の年賀状がもらえるというもの。もう一つは、座席の番号を抽選くじにして、三浦&徳岡、どちらかのピックがもらえるというものでした。質問コーナーで読まれたのは、公式サイトの常連(つまり古くからのファン・男性も多し)のものが多かったのですが、確かに面白い・聞きたい質問ばかりだったのでこれは異議なし。たとえば、「お互いを誉めあってください」とリクエストされて、「徳岡さんはとっても器用で、なんでも人並み以上なんですよ」と嬉しそうに言う三浦さん。それに対して「いや、こいつはヒドイヤツで、でも、ぜんぶプロ以下っていうんですよ。なんですか人並み以上プロ以下って。なんもまともにできんてことじゃないですか」と嬉しそうな徳岡さん。また、徳岡さんが「オレがトイレにケータイ落とした時、手をつっこんでくれた三浦は男らしいと思いました」としんみり言えば、「オレの男らしいところってそこしかないんですか」と慌てる三浦さん。あんたたち、ホントーにお似合いだよ!
抽選のギターピックですが、「三浦さんの当たれ当たれ」と念じていたのが通じたのか、私、見事にあたりました。わー。徳岡さんのが当たった人と一緒に「はーい!」って手をあげたら、徳岡さんに「あ、今回は両方とも男の人ですね」って(笑)。「ちがいますーぅ」と言ったら「わ、すみません、髪の短い方だったんで。暗くて顔よく見えなくて、あ、スカートはいてる」と言い訳されましたよ。フッ、徳岡さんに間違えられても別に気にしませんことよ。三浦さんはショートがお好みですしね(笑)。皆さんの前へゾロリと長いスカートをひきずりながら出ていって、「去年の台風の時は、どうもお疲れさまでした」などトンチキなことを言いつつ、三浦さんに握手してもらいます(実はこの握手、その台風時のライブに続いて二度目だったので。でも普通こういう時は「メジャーデビューおめでとうございます、応援してます」だよね。アットホームな会場だったので許された感ありですが)。サイン入りピックは、大吉のお神籤に大事に挟んで持ち帰りました。Jim Dunlopだー。
終演後は急いで帰りましたが、幸せなひとときでした。3月のワンマンライブも行ってみたいなと思わせる一夜で。だって徳岡さん「メジャーデビューの意気込みはそこらへんでじっくりと語りたいと思います」ってさ。巧いんだから。反対に、まだ意気込みがきっちり固まってないんじゃないかしら、とかチラと心配になったりもしたんですが、三浦さんと一緒ならば平気でしょう。生ギター二本で彼らがこれからどこまで行くのか、楽しみに見守っていきたいと思います。そう、「激情メランコリック」にはカスタネットさえいらないよ。充分ラテンだよ。大きなハコにいっても、余計なものをつけんでおくれよ。
ただ最近、公式サイトだけでなくLIVE-yなんかで情報がいろいろ入ってくるので、わたしの中に妄想がたまりつつあって、純粋にサウンドを楽しんでいる時と、その爽やかな笑顔を楽しんでいる時と、その妄想のはざまに落ちている時があり、それぞれのギャップにちょっとクラクラしたりもしたのでした。って妄想してる私がいけないんですが……ハハハハハハ。

★2004年

●10月9日、生DEPAPEPEみてきました。

神戸出身のアコースティックギター二人組、DEPAPEPE(三浦拓也21歳 / 徳岡慶也27歳)が、神奈川県で三日連続のツアー(インストアライブ)をやるというので、休みのとれた9日、山野楽器のある平塚ラスカへ出かけました。
この日、台風が関東地方を直撃。十年に一度の大型台風ということで、嫌いな雨ガッパを羽織り、妹と二人、ずぶぬれになりながら決死の覚悟で出かけたんですが。
こんな天気だというのに、人がぞろぞろと集まっておりました。この日は横浜そごうでもライブがあり、そこからついてきたお客さんもかなりいた模様です。
私がラスカについた頃、ちょうど駅の方から三浦さんが、愛用のギターを右手にさげてソロソロと特設ステージの方へ歩いて行くのを発見。「三浦さんだ三浦さんだ間違いないよ」と騒いでしまいます(←「嫌なファン」の典型だね)。反対方向から徳岡さんもステージへ現れ、ちょうどいいタイミングでリハーサルが始まりました。
この回の演奏は、新曲を含めて7曲。仕上げ中なのか盛り上げ用なのか、タイトルのない曲を2曲含んでいました。セットリストはこんな感じ。

<no title> / 風 / 雨上がり / さざなみ / 激情メランコリック / <no title> / Sky! Sky! Sky!

「雨上がり」は関東初お披露目だったそうですが、全体的に12月発売の3rdアルバムを見据えた感じかと。同行の妹は、シメの「Sky! Sky! Sky!」が印象に残ったようですが(音に厚みのある曲だし、二人ともに見せ場がたっぷりあるし)、雨で音が重くなるはずなのに、どの楽曲も良い感じでした。一度三浦さんとお話したく、2nd Albumを一枚買ってサインの列に並ぶ私。台風の中をやってきたお客さんのために、買わない人も握手の列に並ばせてくれたのですが、一度三浦さんにきいてみたい(わびておきたい)ことがあったので買いました。そして、先に握手の手を出してくれた徳岡さんを無視して先に三浦さんと握手する私(非礼を重ねにいってどうするよ)。
この二人の何がそんなに良くて騒いでいるかというと、「楽曲の完成度が高い」「何よりギターを愛しているのが伝わってくる」「若い・真面目・なおかつ面白い」「演奏中の二人の息が、魔法のようにぴったり(なので生でみたい)」というところでしょうか。なにより「爽やかな気持ち」にしてくれます。身体の中に風が通る感じ。ですから爽やかになりたくない人は聴いちゃダメかも(笑)。
公式情報等は以下。ぜひ一度のぞいてみてください。

・ライブ情報は公式サイト【DEPAPEPE ACOUSTIC】→ http://mypage.naver.co.jp/depapepe/
・CDの視聴等は【RAINBOW ENTERTAINMENT】→ http://www.rainbow-e.co.jp/

ちなみに本屋に行きたかったので、ライブの後、ビル内の本屋で雑誌をチェックしていたんですが、台風のため全店6時で閉店に。さっさと追い出されました……DEPAPEPEの二人も、電車が止まってしまってなかなか帰れなかった模様です。本当にお疲れさまでした。

●9月5日、生DEPAPEPEみてきました。

神戸出身のアコースティックギター二人組、DEPAPEPEの音が気に入って、CDを買って8月から聴いていたのですが、東京にもやって来るというので、池袋タワーレコードへかけつけました。その爽やかな音だけでも充分魅力的なのですが、彼らの場合、演奏そのものがカッコイイことがわかっていたので、直にみてみたかった。
sakusaku(注:TVK他でオンエアされている音楽番組)でみた時も驚いたのですが、主旋律が三浦から徳岡、徳岡から三浦へ戻っていく時のとぎれなさ、何気なさ。二人の息がぴったりあっていないとできないことです。ベースラインとリズムは主に三浦、リードは徳岡が担当しているように見受けましたが、必ずしもそうではないあたりに、ステレオ的な効果もあったりして。二人とも二十代前半の若さながら、ギターという楽器からどんな音がでるのか、どう弾いたらカッコイイのかを熟知しているらしい大人っぽい作曲ぶりで、文字通りギターで「歌っている」のです。歌詞のない楽曲をかろんずる私が、久しぶりに「これは良い!」と思えた。
しかし、インストアライブといいながら、2ndアルバムの販促イベントなので、開催はお店の前のスペース、雨天の場合は中止という結構すさまじい環境。むしろほとんど「ストリートライブ」でした。リハーサルから一時間強、もっていたビニール敷いて座ってみていましたが、そういうのに慣れていないのでちと苦しかった。でも、アルバム未収録の「激情メランコリック」も聴けましたし、適度なプロっぽさも好感度高かったです(hydeあたりには見習ってほしいよ:ボソリ)。日記でも何度もプッシュしていますが、今後を期待していいんじゃないでしょうか。
公式情報等は以下。二人をご存じでない方は、ぜひ一度きいてみてください。

・ライブ情報は公式サイト【DEPAPEPE ACOUSTIC】→ http://mypage.naver.co.jp/depapepe/
・CDの視聴等は【RAINBOW ENTERTAINMENT】→ http://www.rainbow-e.co.jp/

話はとびますが、池袋のタイトーがタワレコの隣りにあるので「懐かしい」と久しぶりにのぞいてみたら、だいぶ様子が変わってました。「クイズマジックアカデミー」が何台も並んでいたのでやってみようかと思ったのですが、カードも売り切れ状態だったよ……ハッハッハッ。それでもこれから年末にかけて、PFの大会やるゲーセンやPFの大会企画してる人がいるんだと思うと、すっかり「昔の話」でもないんですけどねー。


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