4/18(日)
爽やかに目覚めました。朝食なしのプランなので起きてから時間を気に
することもなく、人も少なくゆったりと朝風呂を楽しみました。
風呂は男女が入れ替わっていましたが恐らくこちらが以前からの大浴場。
昨夜の方がずっと上等でした。
下部温泉の入口だけで下部温泉につかってきたと言うのは恥ずかしい。
中心地へと坂道をぶらぶら歩いてみました。山間のいで湯の里は日曜と
思えない静けさ。下部川と並んで蛇行しながら道は緩やかに上っていき、
ところどころで朽ちた建物も見えます。
どうやら中心地らしき場所に出ました。名の通った旅館が並んでいます。
きょろきょろと辺りを窺うと立ち寄り湯を受け付けている旅館を発見。
こじんまりとした旅館で入浴料1,000円とは少し高いと迷いましたが
コーヒー付きとあったので納得。大黒屋の扉を開けました。
浴場は地下にあり、男女日替わり制です。檜風呂の方がよかったですが
残念ながら今日の女性用は岩風呂でした。昔ながらの風呂が並んで二つ。
温めと熱め、交互に入りましたがそう長くはつかっていられません。
「もっとゆっくりしてくれたらいいのに。」
宿のご主人がホットコーヒーを出してくれました。ロビーで川の流れを
眺めつつ湯上がりホットコーヒー。
駅前に戻る頃にはお腹ぺこぺこ。行きに目を付けていた店がありました。
ハンバーグランチの評判もさることながら、こちらはステーキが有名だ
と聞き、奮発してサーロインステーキランチ(100gで2,500円)。
わたしはテーブル席に座りましたが、希望すれば鉄板で焼いているのを
眺められるカウンター席に案内してもらえます。
甲州麦芽ビーフのステーキは油の部分も嫌味の全くないジューシーさ、
あっさりしたフィレもいいですが今日はこちらを選択して正解かも。
日によっては、仕入れの関係で肉は甲州ワインビーフになる場合もある
ようです。
列車の時間まで余裕はたっぷりあるはずでしたが、下部ホテルに戻って
足湯をする時間を削るほど足りませんでした。
特急ふじかわは自由席でも乗客はまばら。広めのシートは快適で終点の
静岡までぐっすり眠ってしまいました。
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