日記のような活動報告のような
〔'10/10の巻〕


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10/30(土)

今週末も派手なお出かけ予定はありません。会社からの宿題にやっと手を 付け始めました。本当は昨夜のうちに仕上げるはずでしたがいつの間にか (またもや)ソファに座ったまま寝てしまったのでした。 今夜は10カラット"のバーテン、林君の送別会が開かれました。 押しかけたお客さんで店は満員御礼。特製ケーキも振る舞われ、遅くまで 大はしゃぎ。楽しい会になりました。 3年という長いようで短いような月日の間に成長してすっかり店のムード メーカーになっていただけに淋しいですが、旅立ちを心から応援したいと 思います。 林君は11月13日、西宮市平松町に"クロスバー"をオープンします。 西宮のみなさん、よろしくお願いします。




10/29(金)

天気はまだ荒れていませんが台風の影響により週末の各地のイベントは ことごとく中止のようです。 事務所の窓から周囲を眺めると、ダイビル解体跡では新築工事が始まり、 阪大中之島センター西隣の空き地には謎の青くて平たい蒲鉾型の建物が 姿を現しています。 そういや、近鉄阿倍野橋の超大物プロジェクトに少しだけ関わることに なりそうです。完成すれば日本一の高さのテナントビル。完成予想図を 見ても全体像が具体的に掴めません。 一時の出張三昧シーズンも終わり、仕事量は落ち着きを見せています。 おかげで後回しにしていた懸案事項も捗ってすっきりです。 それも近々やってくる年末の慌しさの前の小休憩だと思って、来るべき ときに備えておかねば。 ただ体調は胃腸の調子がすっきりしないせいで疲れやすく集中力が持続 出来ずにいます。やたらとお腹が空くし、ゴロゴロと鳴り始めるともう コントロール不能。エレベーターの中で響き渡ったことも何度か…。 オレンジ、そして茜色へと染まり、移りゆく雲の美しさ。 台風が近付いているとは思えない今日の夕焼け空に見入っていました。




10/27(水)

いきなり冬がやってきました。昨夜の冷え込みが今朝も響いています。 雨がパラパラしていたので大きな傘を持って出ましたがその後は降らず、 ただの大きな荷物でした。道行く人も誰も傘を持っておらずがっくり。 夕方、西向きのブラインドが黄金色に輝きました。大阪湾上空には厚い 雲もあり、どう見ても冬の空。やがて夕陽は水平線近くの雲の中に入り、 次第に暗くなりました。 今日は定時退社デーなので余計な仕事はしません。約束の場所に向かい ました。 本町から歩いて南船場の"クライム"へ。お宝だらけの事務所には厳重な 警備が敷かれているのであらかじめ訪問の連絡をしてありました。 扉を開けてもらって中へ。先日購入し取り置きしてもらっていたルース、 タンザナイトを受け取り、そしてピンキーリングをリフレッシュの旅に 出しました。もう6年ともなると地金の擦れも激しく、輝きも半減。 体の一部が欠けたような淋しさを感じながらもピカピカになって帰って くる1週間後を楽しみに待っています。 そこからふらふらと歩いているうちに西天満に辿り着きました。これは "ミツバチ堂"に行くしかない。 大きなテーブルの隅っこでご飯プレート。小さな幸せに包まれました。




10/24(日)

さて出かけるかと思い立つと同時に雨の音が聞こえてきました。 ついていない…。手早く用意をし、市バスの時刻を確認して家を出たら 雨は上がっていました。 よしよし。やってきた市バスに乗り阪神尼崎駅へ。駅の南東は城内地区。 その昔ここには尼崎城がありました。今は中央図書館を核とした公園に なっています。 もう少し東へ歩きます。尼崎市立文化財収蔵庫(旧城内中学校跡地)が 見えてきました。 目的地はその向かいにある建物、旧尼崎警察署です。 城内児童館、市役所出張所として使われてきましたが阪神・淡路大震災 以降は現役から退き、今は中に入ることが出来ません。 特別に今日公開されると聞いてやったきたのでした。 当時の細工が施された階段を下りれば留置場。耐震のため補強の鉄骨が 入っていますが特に整備されていないので真っ暗。係の方が懐中電灯で 照らしながら説明して下さいました。 壁にはびっしり落書き(島倉千代子、松山恵子といった芸能人の名前は 収容していた人がファンだった?)があったり、一日のスケジュール表、 調理場のかまどや流しがそのままの状態で残っていました。
旧尼崎警察署の地下(留置場)
旧尼崎警察署の階段部分 旧尼崎警察署の見学お知らせポスター
見学を終え今度は西へと歩きます。この界隈は寺町と呼ばれ、城下町の 名残を11の寺院に見ることが出来ます。 一角にあるのが尼信博物館(尼信会館)。現在「尼崎モダニズム展」が 開催されています。 3階の会場へ。明治後期から昭和初期にかけてのモダンな尼崎の様子を 150点の資料で紹介する内容。西洋文化の香り漂う当時の宅地開発や、 かつて杭瀬に存在したダンスホール、尼崎初代市長であり、洋画家でも ある櫻井忠剛の作品などが展示され、大変面白い企画でした。

尼崎博物館(尼信会館)
阪神尼崎駅に戻って、尼センの"二万翁"で鯛焼きを大量に買い、帰りの 市バスに乗車。これにて尼崎の魅力を再認識のお出かけはおしまいです。



10/20(水)

昨夜は20時以降胃腸を空っぽにするように言われ、何も口に出来ないと 変に焦り、緊張してしまいました。 思い残すことがないようにと"10カラット"に行って、制限時間ギリギリ (実際は少しオーバーした模様)までカクテルとサラダといつもデザート 代わりに飲んでいるアイスクリームを盛ったカクテル。それで打ち止め。 空腹に耐え兼ねて出社せずに診療所へ直行です。早い時間だったおかげで 健康診断は待たされることもなく無事に終わりました。 以前の診療所では要領の悪さに幾度も嫌な経験をした採血も、今の担当の 人は上手で手際よく済ませてくれます。でも採血されている腕を見るのは 今でも無理。顔をそらし壁と向き合って耐えるのみです。 落ち着きました。開放的な気分です。嬉しいあまり、斜交いに座っている F田さんに健康診断の内容を語り、顔が引きつっているのを見て楽しんだ 午後でした。




10/18(月)

昨日帰っては来たのですが、松山で調達した物を早く配達しようと思って そのまま実家へ行き、力尽きてそのまま泊まりました。両親が大喜びして くれたからいいとして。ゴロゴロちゃんは両親に任せて出社です。 ランチは朝から決めていました。阪大中之島センター"スコラ"へ駆け足で 向かい、念願叶って5食限定のシーフードオムライスにありつけました。 今日のは卵の部分が熱が若干通っていてとろりとはしていませんでしたが 相変わらず貝柱やエビ、イカがたっぷりで満足です。願わくばアサリは 要らないです。 先に帰宅して、父上からのゴロゴロちゃん配達を受け取りましたが、まだ 旅の後の片付けは出来そうにありません。 頭の中では『坂の上の雲』のテーマソングが延々と流れ続けています。 特にサラ・ブライトマンのサビの部分。




10/17(日)

松山城から 今日も快晴の松山。ホテルから至近距離には『坂の上の雲』でお馴染みの 秋山兄弟の生誕地がありますが、時間が有れば戻るとして松山城へ。 ロープウェイよりも断然リフトでしょう。乗り場で順番待ちをしていると 通り過ぎていった一席のリフトに目が留まりました。そこに乗車していた のはなんと、仲睦まじい姫だるまのカップル!? 約6分の空中散歩。松山の町並みが下へ下へ遠くなっていきます。 天守閣の改修工事後は初めて来ました。いい眺め。燧灘や島々までがよく 見えます。心地よい風が通り抜けていきます。 「坂の上の雲」のまち松山スペシャルドラマ館がロープウェイ駅舎2階に 開館中なので寄りました。ドラマに登場する子規庵の再現、衣装やパネル 展示など、ドラマを見た(見る)人には特に楽しめる内容です。 (衣装は撮影用に作られたそうですが、秋山多美役の松たか子さんが着て いた橙色が印象的な着物は当時の物。近くで見るとかなり痛んでいるのが 分かります。) 昨日のうちに実家への土産を買っておいて正解でした。今日は自分用のと 職場用のを物色。タルトそのまんまのストラップを見つけて躊躇なく手が 伸びました。時間が出来たので最後に秋山兄弟の生誕地を見学して終了。 帰りも岡山まではマドンナエクスプレス利用です。今度はしっかり起きて 瀬戸大橋からの景色を眺められました。窓側席だったらよかったのに。 岡山市内で渋滞に巻き込まれて少し延着。 すぐに乗り換えて帰ってもよかったのですがケーキと紅茶で休憩します。 リットシティビル2階(岡山全日空ホテル)"シュクリエール"へ。昨年も 訪れたケーキショップです。 あまりにものんびりし過ぎて外が暗くなってきたので慌てて出ました。 のぞみは外してひかりレールスターを選択。狙い通り座って帰れました。




10/16(土)

眠い目をこすり、市電で松山駅に出ました。駅ではアンパンマンも働いて いました。 ホームには既に特急いしづち・しおかぜが停車しています。南予の血筋の 者としてはすぐ横にいる特急宇和海の方に乗りたい気分ですが抑えます。 新居浜で下車、しげとみーちゃんと一緒に新居浜太鼓祭りを見物します。 岸和田のだんじり祭りのために岸和田の人が仕事を休んでも駆けつけるの と同じように、新居浜の人が何よりも優先して熱く燃える3日間です。 市内は休業状態のところも多いとか。 3人は市内で一番華やかな上部地区へ。新居浜は別子銅山を抱え繁栄した 住友城下町。父娘ともに住友グループの一員なので興味深い土地です。 上部地区統一かきくらべ会場の山根グラウンドもかつて別子銅山の社宅が あった場所なのだそうです。 町中を練り歩いていた太鼓台が12時から続々と入場。早めに会場に来た ものの観覧席は到底空いていないので入口付近で見学。間近で迫力満点! そしてかきくらべ。しげの地区、上原(うわばら)太鼓台は順番が後ろの 方で随分長い間待たされての出番でした。 太鼓台を差し上げる勇壮で華麗な姿には見ている方も大興奮しました。 さてもう一つ太鼓台の見学に向かいましょう。たかたかが曳いているのは 多喜浜駅辺りの下郷太鼓台です。しげが電話で所在を掴んで無事再会する ことが出来ました。ゆうと愛息も元気でした。 ほぼ1日付き合ってもらった上に松山まで送ってくれた、しげに感謝。
新居浜太鼓祭り 新居浜太鼓祭り
太鼓台かきくらべ 後はホテルで休養するつもりでしたが、時間のあるうちにと思い大街道へ 歩きました。両親から頼まれていた物を購入するために。 一つ、"たけうち"の"労研饅頭"。母上は夢にまで見るくらい食べたくて、 わたしが松山に行くことがなければ取り寄せするつもりだったそうです。 ショーケースから適当に14個選んで包んでもらいました。 一つ、三越百貨店地下の"ジョアン"の量り売り豆パン。後ろに並んでいる 男の子が豆パン欲しいと言っているのを聞いて残り全部を買い占めるのは 遠慮して400グラムにしました。 またまた0時過ぎから"ブルージーン"。残念なことに今夜は関係者は誰も 来れないのでカウンターですみちゃんと喋りながら軽くだけ飲みました。




10/15(金)

12時になると同時に会社を飛び出す予定だったのに、間際に頼まれ事で 5分遅れの出発です。ヒヤッとしましたが12時45分発ののぞみに無事 乗車できました。 岡山で下車して西口に行くと、昨年の落書き帳オフのときに工事中だった 辺りがほぼ完成し、きれいなバスロータリーになっていました。 マドンナエクスプレスで一路松山へ。 特急いしづちの時間が合わないのと、大街道まで連れて行ってくれるので 今回は岡山から長距離バス利用です。 定刻に大街道到着。ホテルで一休みして体制を整えたら松山市民会館へと てくてく歩き。空が暮れてきました。 松山城山公園の中に入ると、目に飛び込んできたのは電飾が目映い一本の 木。これは?と横目に見ながら会場入り。前にスターダスト・レビューの コンサートで来たことがあるので2度目です。 ツアー参戦も3回になるので内容は割愛しますが、ある意味伝説的発言が 飛び出した島根公演ほどの過激さはありませんでしたが、今夜は藤巻君の 非草食系男子宣言があり、ますます髪が伸びて雰囲気が変わったオサ君と 久しぶりにタッチもあり。前方の席でステージがよく見えました。 コンサート終了後、いったんホテルに戻ったわたしを愛媛の仲間が迎えに 来てくれました。しげとみーちゃん親子、すみちゃん、ごんの面々。 再会に大喜び。 早速、すみちゃんの行きつけのお店へ行きました。その焼き鳥屋の店名は "チキンジョージ"。関西人なら普通は神戸の有名ライブハウスが浮かんで くるのですが、全く関係がないどころか店長は存在自体を知らないとか。 店内は満席です。外でいいよと言うすみちゃん。外ってただの歩道!? すると店内から木の板やビールケース、適当なイスを持ち出してたちまち 簡易テラス席が出来上がりました。 ここは松山城ロープウェー・リフト乗り場へ続く道。土産店が建ち並び、 昼間は観光客が歩いているお洒落な通りなのですが、そのギャップに笑い 転げました。 しばらくしてカナコと彼氏さん合流、店内が空いてきたのでテラス席から 店内に移ってまだ飲み続けました。 0時からはすみちゃんのお店、"ブルージーン"に場所を移して二次会。 あんまりゆっくりしていると明日の行事に差し支えるのでほどほどにして ホテルに戻りました。門限がないのと"ブルージーン"からの近さで今回も 国際ホテル松山。レディースルームなので内装はきれいですが、窓からは 室外機が見えたりでカーテンはとても開ける気になれません。贅沢は言い ませんとも。




10/11(月)

雪うさぎ 嬉野、長崎旅行の疲れは今日もまだ取れません。昨夜の帰りの新幹線で 既に筋肉痛に襲われていました。だらーっと死んだように昼まで布団で ゴロゴロ。 さて今回の旅行での土産品の整理です。 萬象閣敷島の売店、嬉野温泉の各商店、長崎駅構内売店、長崎県物産館、 博多駅構内売店で購入。 ・うれしの茶メイク落とし洗顔 ・林田食品 10円饅頭(10個入) ・福砂屋 カステラ0.5号 1本 ・松翁軒 チーズカステラ 1本 ・梅ヶ枝酒造 苺の秘密 1本 ・風月 雪うさぎ(5個入、マスコット付き) ・ちくま屋 お徳用明太子 1箱 見事にお菓子ばかりでした…。




10/10(日)

ホテルの送迎バスがお山を下ります。運転手さんが途中で福山雅治さんの 実家を教えてくれました。道路から少し入った所に建つ、一見普通の三階 建てのお家でした。 長崎出身の彼が、長崎で活躍した坂本龍馬を演じているのは実に興味深い 話。でも龍馬と付けば人が押し寄せる、物も売れる、そんな狂騒ぶりには かなり呆れています。坂本龍馬にも福山さんにも罪はありませんが。 昼過ぎまでグラバー園を散策しました。今日も素晴らしい青空です。 ランチはわたしの希望で"レッケル"にてトルコライスです。ちゃんぽんは 土産用を持ち帰って作るからと押し切りました。 たまたま見かけて入った店でしたが、地元長崎出身のプロサッカー選手、 吉田麻也さんが命名、デザインプロデュースしたそうでオレンジ色基調の 明るい店内です。ひっきりなしにお客さんがやってきます。 ドライカレー、トンカツ、ナポリタンが一皿に盛られたオーソドックスな 長崎ならではのトルコライス。大人のお子様ランチとの喩えにも納得。 お手頃ながら満足のレギュラーサイズ(850円)、食いしん坊さんには ラージサイズ(1,050円)、さらにはメガ盛り(1,680円)まで。 カツはとっても柔らかいし、3品のバランスもちょうどいい感じです。
「レッケル」のトルコライス 新旧かもめ揃い踏み
鉄道の日関連イベントで賑やかな長崎駅前ですが、そこへさらに撮り鉄が 集まってきました。ホームに新旧かもめが停車しているからのようです。 片方の白いかもめで長崎を去ります。 意外に時間を費やしたので出島地区に足を運べなかったのが心残りです。 博多で途中下車、天神へと向かいます。屋台は18時過ぎから始まるので それまでぶらぶらお散歩。空には細い細い月が上ってきました。 元の位置へと戻ってきたら一番人気の屋台にはもう行列が出来ていたので 別の屋台にしました。前回の屋台経験はいつの話だったか、勇気を出して 一人で入って、おでんのぎょうざ天にびっくりしたっけ…。 地下街のスーパー店内の専門店でお買い得の切れ子を買って、博多からは 新大阪行き最終ののぞみで一直線。疲れ果てて、車中も帰宅後もひたすら 眠り続けました。




10/9(土)

嬉野温泉の朝。曇ってはいますが午後には回復しそうな予感がします。 だって晴れ女がここにいるから。 朝風呂と朝食を済ませて界隈をぶら歩き。川沿いの遊歩道から中心部、 気持ちだけ足湯をして、美肌のご利益があるという豊玉姫神社へ。 いました、本殿の手前の右側になまず様。参拝の作法が書かれた看板の 通りにお願いしてきました。わたしはひたすら美肌、隣の人は早く足の 湿疹が治るようにと。 豊玉姫神社のなまず様 嬉野インターからは長崎行きの路線バス。福岡(博多)からの便ですが 30分遅れだったので運良く一つ前のに乗れました。 長崎に近付くにつれ、予感した通り雲が切れて青空が覗き始めました。 下車して最初に入館したのは長崎原爆資料館。二度目でしたが感受性の 鋭いわたしはこの手の施設では言葉にならない思いに包まれて時折動け なくなってしまいます。ただただ平和を強く願うのが精一杯でした。 外に出たら晴天。精神的ダメージと暑さと空腹で気力がなくなりました。 何かないかと辺りを見回すと、看板にちゃんぽんと皿うどんが書かれた 小さな中華料理店を発見、皿うどんを食べてちょっと復活です。
風頭公園からの眺望 ここにも龍馬像が
今日は長崎くんちの最終日。神輿や龍踊りの一団が練り歩き賑やかです。 そんな光景に付いて回るほど時間はなく、急いで山手へ向かいます。 日が傾く頃までに亀山社中資料館(長蛇の列に辟易して入る気なし)、 風頭公園の展望台と巡って市街地の景色を心ゆくまで眺められましたが 高低差の激しい移動の連続に足はガクガク、再び気力が抜けてしまって げんなり。 長崎駅前から今宵の宿までの送迎バスには間に合わず、路線バスを待ち ましたが、狭い停留所に流れ作業のように発着する長崎のバスに付いて 行けずに1本見逃す失態の後、ようやく乗車出来たのでした。 不覚にも二度目の皿うどん登場でがっくりの夕食。他も特筆するほどの 内容ではありませんでしたが、稲佐山に建つ長崎ホテル清風は眺望抜群。 1千万ドルの夜景には感動。部屋の窓にしばらくべったりとくっ付いて 見ていました。 そうしているうちに昼間の疲れに襲われ、猛烈に眠くなって早々に就寝 しました。

稲佐山からの夕景



10/8(金)

一足先に連休に突入しました。尼崎を脱出してのぞみで博多に到着。 特急かもめ・みどりが龍馬伝仕様になっていました。 武雄温泉で下車してそのまますぐバスに乗り換えるつもりでいましたが お腹が空きました。1本見送って駅構内の"カイロ堂"でランチに決定。 地産地消にこだわったお手軽メニューとデザートのお店です。わたしは 佐賀牛のハンバーグ、鉄板に乗って熱々の状態で出てきました。 先生に引率された小学生の集団がやってきて、駅員さんの説明を聞いて 入場していくのを見たりしているうちにやっと次のバスが来ました。 嬉野温泉バスセンターから迷って遠回りして萬象閣敷島に着きました。 雨は朝からずっとしとしと降っています。今日はこのまま宿で温泉三昧 なので影響はなし。 宿には貸切露天風呂が全部で8つ。昭和レトロなグッズがそこかしこに 飾られています。熟年世代が間違いなく反応するであろうスターの看板、 ポスター、懐かしのグッズなどがずらり。 温泉につかって気分サッパリ。次のお楽しみは豪華な夕食でしょう。 部屋食なので次々と運ばれてきます。 佐賀牛のステーキは品良く、もうちょっと食べたいのにと思う絶妙な量 です。氷の器に盛られたお刺身、蒸し物や焼き物もすべてがおいしい。 くつろぎの一夜でした。
萬象閣敷島の露天風呂 夕食にて




10/5(火)

チェルキオのハンバーグ お昼前、事務所を出発しておけいはん。渡辺橋から出町柳へ。 出町柳駅からは近道をしようと住宅街の中を斜めに斜めに感覚だけで突き 進んで見事に迷うことなく目的地へ出ました。 約束の時間まで40分ほどの余裕があります。前回はモーニングを食べた ベーカリーレストラン"チェルキオ"の扉を開けました。 地元の方々でいっぱいの人気店。カウンターの端っこがかろうじて空いて いました。 ランチはスープやサラダがつくセットが各種。わたしはチェダーチーズが 乗ったハンバーグにしました。ライスもありますが選ぶならやはりパン。 今日は甘栗、ホウレンソウ、イチジク入りの3種類の食パンが食べ放題。 おかわりは好きなものを出してくれます。 オーナー夫妻のお子さんが卵アレルギーなのでパンも卵不使用。でも味気 なくならず、ほんわかと穏やかな気持ちになる味がします。 ランチだけでは飽き足らず、メロンパンをいろいろ買って後にしました。 K大の駐車場に関係者が集合。いよいよ迫ってきた工事のため現場周辺の 測量と作業手順についての最終確認を行いました。 当日滞りなく事が運びますように。ベテランのみなさんだし心配無用か。 K大を出て、高槻に用事があって立ち寄ったのに、担当さんは体調不良で 急遽休暇とのことで何も出来ないまま去りました。 ヘルメットを持ったまま本日最終出向先の尼崎市役所へ。仕事でなく市の ボランティア。環境白書なる冊子の作成メンバーに任命されました。 町おこしや再開発、創造する立場に普段は身を置いているので環境分野は 勝手が違います。 応募した時分は仕事量が激減した直後だったので、とにかく新しく何かを 始めてみようと意気込みたっぷりでしたが、再び多忙な状態に戻った上に 集まった他のメンバーやオブザーバーの方の話を聞いているうちに一抹の 不安が過ぎりました。 次の会議までに宿題が出たのでこなしていいアイデアが浮かぶのを期待。 お腹が空いたので市役所横の"チョコットユウチャ"で晩御飯。 "豚の角煮どんぶり温泉たまごのせ"をごはんセットでいただきました。




10/3(日)

雨が降っていたのでしょうか。しっとりと濡れた緑の木々が小窓から覗く 軽井沢の朝。 ダイニングで朝食を取り、チェックアウトまで部屋で過ごしました。 横川駅ホームにて 大量のラスクが入った紙袋を持って再び高崎に戻ります。今度は横川駅 経由で。軽井沢駅からのバスを降りて電車を待っているうちにホームに 人が集まり始めました。すると汽笛が聞こえ、機関車がやって来ました。 撮り鉄たちで人だかりの中、高崎行き各駅停車は発車しました。 高崎で土産を購入してそのまま帰りません。もう一つ用事があるのです。 池袋で荷物を預けて西武鉄道に乗りました。 迷わないか心配した増山さんから電話が入りましたが大丈夫です。 練馬駅からすぐだし、地図を見て何度も確認しました。それでも駅前まで 増山さんが迎えに来てくれました。 練馬のギャラリー"DOMA"での、増山さん、そして彩元堂の増永さんとの とんぼ玉二人展。理学博士号をお持ちの増永さんのとんぼ玉は、実在する 生物をガラスの中で緻密かつ活き活きと表現してみせる、芸術の枠を飛び 越えた作品。大変な人気でいつもすぐ完売。今回は終了後に購入者に送付 されるので初めて実物を目にすることが出来ました。 増山さんもとんぼ玉作家の傍らイラストレーターとしても活躍されていて お二人のとんぼ玉以外の側面も窺えて面白い展示会でした。 帰ってきました。気持ちを切り替えて明日からまた頑張るとしましょう。




10/2(土)

群馬県庁からの眺め 静かな館内で一人朝食を食べ、荷物を片付けているとドライバーさんが 到着です。今日半日はみちさんとドライブの約束をしていました。 事前にどこに行きたいか尋ねられましたが、予約を取っている軽井沢の 宿に夕方に着くなら何でもいいと言いながら、群馬県内の観光名所には 結構訪れていることに気付き、それを聞いて考え込まれてしまいました。 施設の管理人さんが敷島公園のバラでも見ておいでとおっしゃったので 行ってみましたがほとんど咲いていない状態。園内を一周してわが社が 寄贈したらしい何体かの子供の像を確認して次へ移動しました。 群馬県庁では展望フロアからの景色を堪能。群馬県民の案内がなければ チンプンカンプンになるところでした。 それから階下の陶器製の群馬県をめいいっぱい踏んづけてきました。 群馬の森を軽く見学、2回目になる"ガトーフェスタ・ハラダ"の新本館。 前橋工場の人に頼んで昨日受け取った大量のラスクがあるので軽く流す つもりだったのに。見つけたのです、ラスクのストラップ。細かい部分 まで忠実に表現したリアルさについ手が伸びてしまいました。 ここはまだ行ったことがないだろうとみちさんが考えたのは富岡製糸場。 思惑通りです。教科書の写真で見ただけです。 見学の後はすぐ脇の食堂"はや味"に「おっきりこみ」の文字を見つけて お昼にしました。上州名物と知りながら今まで食べたことがありません。 山梨が中心のわたしなので出てきたものを見たとき、ほうとう?と思い ましたが、ちょっと違います。味噌ではなく醤油ベースで具は根菜類、 カボチャの姿はなし。ほうとうとはまた違うおいしさでした。 軽井沢までドライブをして、宿まで送ってもらいました。 ペンションCOCOMO。軽井沢駅から徒歩圏内という条件では良心的 価格(八ヶ岳だと高いですが)と言えそうです。 荷物を置いて旧軽銀座までお散歩。旧軽銀座そのものはごちゃごちゃと して苦手で少し外れた場所にあるお店の方に興味が向きます。でも今回 じっくり調査するほどの時間はありませんでした。 ペンションの宿泊客で単身はわたしだけ。美瑛のとほ宿、星の庵みたく 誰とも気軽に和気藹々とはいかないのでマイペースで夕食を食べ、後は 部屋でのんびり過ごしました。広くはないですが部屋には小窓があって いい雰囲気。夜が深くなると肌寒くて暖房のスイッチを入れました。

富岡製糸場にて 今宵の宿泊部屋



10/1(金)

高島アナ『めざましテレビ』最後の日だったのでしっかり見ました。 それだけでもうるっときていましたが、続いての『とくダネ!』冒頭で 中野アナが涙ぐんでいるのを見たらもらい泣きしてしまいました。 彼女がいない朝は何だか物足りなく感じそうです。 若造君に声をかけて朝食を食べ、タクシーで前橋の工場へとご案内。 いつものように試験が始まり、試験の立ち会いが初めての若造君のため、 試験担当員が丁寧に説明をしながら予定項目をこなしていきます。 午前中で試験はすべて終了、昼からは打合せ、そして合格。 若造君をタクシーに乗せて丁重に見送ってわたしは居残りです。 持ってきた懸案事項を関係者と片付けたり、関係部署に挨拶をして回り、 やっとのことで終業時間を迎えました。 今夜は前橋の有志が懇親会を企画してくれました。車に分乗して会場の "あじ戸"へ。滅多とない楽しい時間を過ごしました。 会社の組合の宿泊施設が敷島公園の近くにあります。駅からタクシーを 使わないと行けない場所ですが、千円台で広々ツインルームを使えるし、 備品が足りなくても不満は感じません。普通の住宅に囲まれていますが それ以外真っ暗で何も見えず。 一日ドタバタとしていて、今日でこのサイトが10歳の誕生日を迎えた ことを感慨深く想ったのは寝る前になってからでした。 10年前はネット人口も少なかったし、自分のサイトを持っている人は オタク扱いされるほどでした。これから10年後はいったいどうなって いるのでしょうか。



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