日記のような活動報告のような
〔'09/8の巻〕


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8/31(月)

24時間テレビに興味なくてもイモトのゴールは見たかったのに。 昨晩は選挙速報の特別番組のせいで見れなかったじゃないですか! 確かに今回の選挙は歴史的価値があるものだというのは理解しますが ブーイングが起こったのは間違いないでしょう。 わが兵庫8区も例外でなくヤッシーが見事当選を果たしました。 わたしは投票日までついに一度も顔を見たり声を聞いたりする機会が ないままだったのですが、両親の話によると、テレビでもお馴染みの 辛口コラムニストの勝谷誠彦さんと一緒に立花駅で演説している姿を 見かけたとか、勝谷さんは応援のために久しぶりに生まれ育った国に 戻ってきましたと叫んでいたとか。 そう、勝谷さんはわが七松小学校の先輩であり、白井市長とは同級生、 ちなみに白井市長は就任当時、長野県知事だった田中流政策を参考に していたような記憶が…。 その他、当選者の一覧を眺めていたら、柿沢未途さんの名前を発見。 比例東京ブロック、みんなの党からの当選、おめでとうございます。 過去の不祥事について決して過去と葬らず、票を投じた方々の期待を 受け止めて信念の下に頑張ってもらいたいと思います。




8/28(金)

戦っています。心の中、嫌な流れが生まれ始めています。 考えたくない、知りたくない、気にしたくない、動揺したくない。 ちょっと振り返るだけならいいですが、回れ右をしてしまうとしばらく そこに留まって前に歩けなくなるのが見えています。いろいろなことに 気持ちが萎えてしまって正直辛いです。 でもここで力を入れて踏ん張らなくては。流されないように…。 今朝ドーチカの人の群れに合流しようとしたとき、見覚えのある男性の 姿がありました。久しぶりなので自信が無く、それに別人だったら失礼 なので横につけてチラチラと観察していましたが、しばらくしてやっと 目が合って確認出来ました。I崎さんで正解でした。 遠い所へ異動になり、この前の異動で隣のビルに帰ってきてそれまでと 別の畑で役職付きになったと聞きました。 午後は見積提出のため某北支店へ出張を作り、これ幸いとランチ場所を 吟味して西天満の"西洋料理 いまとむかし 井上義平"に決定。赤い扉が 目印のフランス料理店。900円とリーズナブルなのに本格的な料理が 味わえるなんて嬉しいじゃありませんか。 スープ、パン、ミニサラダと出てきて、メイン。魚料理も選べますが、 わたしが入ったときには既になくなってしまい、肉料理のみの対応との ことでお任せです。チキンのグリル、ハンバーグのパイ包み、さらには 五穀米が添えられた贅沢な一皿で満足。200円でコーヒーを追加。 しかし、もやもやした心が晴れることはありません。 今日のランチのメイン 提出するだけなのですぐ終わりましたが影の用件が実はありました。 それが頭を掠めたから強引に持参を志願したと表立って口にしませんが、 とにかく男前が崩れ気味なS家さんに会えてよかったです。 大きなマスク姿での登場に慄くと、お子さんがインフルエンザに罹った ので昨日まで自宅待機していたと聞かされました。ついつい後ずさり。 帰社してすぐに手洗いとうがいをしたのは言うまでもありません。 2人の紳士との再会のおかげで今日のところは持ち堪えられそうな気が してきました。




8/27(木)

仕事は午後から休みにしていました。折しもThe Kitahama PLAZAの グランドオープン日だったので会社を上がってから北浜を訪れました。 "ビランチャ"の様子を早速見に行こうと思って。2階フロアはその他、 北新地の和食の名店"こおげ"の2号店や、中華の"美麗華"など注目の レストランが並んでいるのですが、平日なのでさほど混雑とはなって いません。 とはいうものの初日なので、柿田オーナーシェフが自ら指揮を取るも、 厨房もホールもどこか焦りとおぼつかない空気が漂っていました。 "アリアラスカ マーブルトレ"の場合も伝え聞いた話では、初日は相当 まごついていたそうですし、今日のところはそこは気にしません。 時間が経てば落ち着いてきて実力も発揮されることでしょう。 気になるランチメニューについてですが、1,000円のAランチから 1,600円、2,800円、さらにシェフお任せのスペシャルコース 4,500円まで4種類。 またディナーは6,000円、8,500円の2種類。当面は年中無休。 晩からの用まで時間があるので、改めてCOCOEの観察に行きました。 それから自宅で昼寝…。
定位置とは違う場所からの撮影 定位置とは違う場所からの撮影
そして舞台は心斎橋。Osaka BIG CATの最前列、バーかぶりつき。 A1だから一番に入られると意気揚々でしたがプロモーターの会員が 先でした。でも大した数じゃなかったので好位置につけました。 4年ぶりのエイミー・マン。ステージにはロックなメガネ女子風な姿の 彼女と2人のサポートメンバーのみ。それぞれがステージ上に置かれた 楽器を器用に操り、スタジオライブみたいなアットホームさで展開。 最新アルバムに偏らない選曲でした。 心の奥に語りかけるように聴こえる歌。ティル・チューズデイ時代の スマッシュヒット曲『Voices Carry(愛のVOICES)』さえもここまで 緩くなるとは。当時のPVみたく張り裂けんばかりに歌うラストの方が 好きなのですが悪くはありません。 中でも勢いがあった『Freeway』辺り。『@#%*&! SMILERS』の 収録曲はそれまでの淡々とクールに歌い上げている曲とは一線を画する スケールの大きさを感じ取れました。 出来れば座ってゆっくりと耳を傾けたかったです。もし次の機会がある ならばビルボードライブ大阪のようなハコで聴いてみたいと思いました。




8/26(水)

昨日に引き続き、朝晩は過ごしやすいです。 急用があって昼間は若王寺の試験所までとんぼ帰り。JR尼崎駅北側の COCOEの外観はかなり整ってきました。平和堂や阪神百貨店だけでなく 他のテナントの看板も次々に掲げられるようです。 こんなときでないと足を運べなくなった北新地。当然"マンドリーノ"で ランチです。たまには手打ちパスタのセット。平たいフェットチーネに 合わせるのならクリームソースが基本なのですがネギやホタテの入った ちょっぴり和風のオイルソースも意外に合いました。 店長さんの姿が見えなかったのが残念でした。 残業を片付けて再びJR尼崎駅の北側にやってくると今度は夜間照明が 点灯していました。今までは工事中の内装部分だけしか明るくなかった のに。ぜひ撮影をしなくては。しかしこんなときに限って忘れたのです、 デジカメちゃん。あきらめます。 しばらく食欲が落ちてしまって晩は適当に軽くしか口にしていませんが、 今夜はモスバーガーへ。店に入ると自然と元気になってきます。 注文は"チーズカレーチキンバーガー"のサラダセット。カレーソースが たまらなくおいしい。今月末に終売なのが悲しいので食べ納めです。




8/25(火)

夏の高校野球が終わると共に暑さも一息といったところでしょうか。 まるで秋のような涼しさです。 夏休みで誰もいない近所の中学校の校庭。この前まで喧しく響いていた セミの声もパッタリと止み、静かな朝を迎えています。 急に意識が目の前から飛ぶ時があるのです。現実から過去の自分に。 そしてふと我に帰るような、繰り返し。 次々とやってくる状況をその都度受け止めて、消化し、乗り越えている 実感もあるのですが、時としてポジティブな思考は一方で素直な感情を 抑圧し、別の感情にすり替えていることがあるのも事実。 自覚のないままに心のどこかで無理が生じればストレスとなってしまう かもしれません。 他人のことをいいように思い遣り、身の回りの環境をいいように捉える ばかり、叶わない欲求が溜まれば当然か…。 たまにでいいから、わたしのわがまま放題の犠牲になってくれる奇特な 人が欲しいです。




8/23(日)

旧知の天満のイタリアン"ビランチャ"本店が、The Kitahama PLAZA (三越百貨店跡地、The Kitahama内)2階に移転オープンします。 27日開店を目前に控えた今日、お得意様向けのレセプションパーティ (内見会)が催されました。わたしの元にも招待状が届いたので妹と 伺いました。 開店まもないときに利用して以来、機会は少なかったものの思い入れの あるお店。10周年を機に大きく生まれ変わりました。 (ちなみに5周年記念で"ラ・メゾンブランシュ"とのコラボレーション メニューをいただいた当時の模様はトピックスで紹介しています)
お店の入口には既にお祝いの花が カウンターでおつまみ
8人席の個室 4人席の個室
新築のビルなので(わが社はこちらの設備を残念ながら逸注)とっても きれい。意気込み過ぎて開始時刻よりも早い到着でしたが中へと案内 されました。白と赤の色使いがモダンな店内です。 カウンター席と2つの仕様のテーブル席(カウンターに近い方は片側が 2人がけの背が高いベンチなのでカウンターから見えず、気兼ねなく 食べられるように配慮しているとのこと)、そして特筆すべきは個室。 一角の壁の赤い装飾が印象的な4人席。もう一つは角に設えた8人席、 開放感のある窓から北浜らしいレトロなビル群が眺められます。 「うわぁ、素敵ですね。ここで食べてみたい!」 案内して下さった柿田オーナーシェフに思わず感想を述べたのでした。 振る舞いのドリンクとおつまみをカウンターでいただきました。 プレートなどの食器には新しいお店のイメージ、黒とワインレッドで 描かれた天秤(ビランチャとは天秤のイタリア語)を重ねたデザインが 施されています。教えてもらうまでそれが天秤と気付かなかった鈍感な わたしを許して下さい。 スタッフの方々の対応はハキハキとして気さくで好印象を持ちました。 お招きありがとうございました。記念品は大切に使わせてもらいます。 慣れない状況に高揚してしまって肝心のメニューを聞きそびれましたが、 オープン後に改めて食べに行きます!




8/22(土)

前菜 メインのはまゆうポーク
ランチ会、随分ごぶさたしていました。本日開催です。今回のお店は 中之島ダイビルの2階にあるイタリアン"アリアラスカ マーブルトレ"。 平日のランチタイムは常に満席で行列が出来るくらいの人気店です。 13時以降ならば予約受付可能。土曜のランチタイムは平日とは違った ランチメニューとなります。 わたしたち8人がいただいたのはBコース、1,800円。 前菜、パスタ(日替わりの2種から選択)、日替わりのメイン、パン、 コーヒーという内容です。 200円でデザート(2種から選択)がつきます。当然全員が追加。 この日のメインは当初お魚料理だったようですが思いのほか出てしまい 宮崎産のはまゆうポークのステーキが用意されました。 ジューシーで柔らかい豚肉、脂身も気になりません。ボリュームはあり ましたがぺろりと平らげました。 ランチだけで物足りない7人はまず階下の"丸福珈琲店"へ向かいました。 しかし満席でしばらく待っていても空きそうになく、流れ流れて以前に 利用したベーカリーショップ目当てで福島のホテル阪神へ行きましたが なんと潰れていました。その場に撃沈。 もう歩けません。少し待ってホテルの中のカフェレストランにようやく 落ち着いたのでした。 中之島界隈は土日にお茶する場所を探すのが難しいです。つくづく思い 知らされました。




8/21(金)

課長、爺や(技師長)と3人で会議室に篭って今年度下期からの工事 物件日程の整理をしていたのですが、あまりの多さに頭がクラクラ…。 外回りの上に事務処理まで一人でこなすには半端な量じゃなくなって きたので、隣のグループから事務処理の応援要員も確保しました。 今日のお昼はほたるまちで初めての店狙い。堂島クロスウォークの "ワインウエアハウス 堂島"に突入です。 芳醇なワインの香りが漂い、たくさんのワインに囲まれて、セラーの 中にいるようなムーディな店内。 照明や天井にもグリーンのワインボトルがいっぱい飾られています。 ランチメニューは1,000円から、プリフィクススタイル。 メイン、パスタ両方が味わえるコースもあります。バケットパンは お代わり自由、お店の無料会員に登録するとコーヒーか紅茶が無料で サービスされます(もちろんその場で登録したのは言うまでもない)。 今回はハンバーグ(どこ産か失念)の赤ワイン煮込みを選択。 サツマイモのチップスが乗った洒落た一皿です。コクのあるソースに たっぷり絡めて優雅に味わっていたら当然遅刻しました。すみません。 でも、たった45分の休憩なんて短過ぎです…。




8/19(水)

今日の目的地は、矢橋(やばせ)の帰帆と近江八景に数えられた場所。 その昔は湖岸の港町として栄えた矢橋ですが、埋め立てにより人工島、 矢橋帰帆島が建設され、現在では当時の趣を伺い知ることも出来ません。 早寝したので早起きでしたが頭はすっきり。南草津駅で工事担当さんと 待ち合わせしてお客さんのところへと向かいます。 滋賀支店のY口さんに案内をお願いして、現場の指揮を取るメーカーの 方々と打合せ、下見を行いました。 わたしのヘルメット姿を見たY口さんが笑いながら一言。 「似合いませんねー!」 (や、やっぱり…。) その帰りに営業所に立ち寄って、あーやんにランチを付き合ってもらい、 担当物件のあまりよろしくない進捗状況を聞き取り。 訊いていないのに自ら誕生日をアピールするK川さん、必ずお土産を 用意して待ってくれる滋賀のパパことI口さんと挨拶を交わし、誘惑に 負けて"ヤマダヤ"のケーキを手に、のんびり揺られておけいはん。




8/18(火)

朝からそわそわ。妙な緊張感で胃も痛くなりました。昼休みに隣のビル からやってくる予定の訪問者。ストイックで熱いヤツ。 昨日電話でビルの入り方からエレベーターの乗り方まで指南しておいた から完璧にこなせるはず。 空腹のあまり、隣のビルに向かって「早く来てー!」と叫んだところ、 既に来られていました。携帯が鳴っているのに気付かなくてすみません。 てっきり受付の電話から呼び出すものだと思い込んでいました。 元上司に当たる支社長がせっかくだからと執務室を案内して回りました。 新事務所に移ってから足を踏み入れた初の中之島悪徳商会社員です。 お昼も3人で食べに行くつもりだったのに、混ざってきた人には閉口。 向こうが気を遣うじゃないですか、そのくらい雰囲気読んで下さい。 午後から本題の打合せ。熱いが故にときに現場に誤解を与えている節も ありますが、その都度わたしが解いているのは知らないでしょう。 何故によその会社の内情にまで首を突っ込んでいるのやら…。 変に真面目で自分にも他人にも厳しい、強いようで脆いようで、そこが 傍から見ていて気になってしまうのですが、今日の表情を見てちょっと 安心しました。 残業して頑張り過ぎて夕食を作るのも食べるのも億劫で、ほとんど口に しないまま、布団に直行。




8/17(月)

盆休みムードも明けて元の活気を取り戻した職場です。ただいきなり 通常営業になるはずもなく、どことなくのんびりしています。 出社してすぐ九条へ出張です。天保山行きの大阪市営バスに揺られて 目的地へ。以前から度重なる仕事の電話質問攻撃により仲良くなった Y賀さん、来年度新設件名でこれからとても仲良くなれそうな予感の I越さん、この人たちさえいてくれれば十分。 結果的には巡回PR会というより、質問コーナーになっていたような 気がしますが。慣れない件名に悪戦苦闘のI越さんがとても心配です。 つい手を差し伸べてあげたくなる雰囲気の人なので、ある意味、竣工 までのお楽しみが出来ました!? 昼まで時間を取られたので帰りに適当な丼飯屋で昼食を取りましたが 普段ほとんど食べない卵とじの丼で胸焼けを起こし、その後おやつで さえも気持ち悪くて口にしませんでした。




8/14(金)

今日のランチ 職場は昨日に増して人が減り、ひっそりとしています。 以前に通勤電車でよく遭遇していたM田さんがグループ間で異動となり 今は何の業務をされているのかと身の回りで話題になったのを思い出し、 近況報告を尋ねるメールを送ったところすぐ返信がありました。 別筋からは他にも顔見知りの人たちが何人か着任してきているらしいと 聞きつけました。これ幸い、挨拶と見積書提出がてら外出です。 もちろんランチ込みで。 福島へやってきて、前から目をつけていたところへ入りました。 "タベルナ エスキーナ"という、イタリアンとスパニッシュが味わえる 小さなバール的お店。 オーナーさんが自転車好きらしく、店内に入って右側の白壁には大きく ロードレースの映像が映し出され、自転車グッズがたくさん飾られて います。一方、左側のテーブル席後ろから横にかけての壁は一面黒板。 びっしりとメニュー(ディナータイム)が書き込んでありました。 ランチは800円。2種類のパスタかカレーから選べるセットです。 蒸し鶏ときのこのペペロンチーニにしてみました。簡単な野菜サラダ、 丸いパン1個、最後にドリンクもついていてお値打ちです。 夜に店先を通りかかるといつもお客さんでいっぱいに見えるのですが、 特にこんな時期のお昼なのでゆったりとしていました。 本来の目的の方はきちんと果たしてきました。M田さんと近況報告会を してから座席表で懐かしい面々の存在を確認し、在席していた人たちを 次々と呼んでもらいました。面々がいて茨木に通うのが楽しかった頃を 思い出し郷愁に耽ってしまいました。 戻ってきてまた別のメールを入れたところ、すぐに電話が。暇ですか? どうやら来週は隣のビルにやってきた熱きオトコの襲撃に遭う模様…。




8/13(木)

工場が今日から2日間の休業に入ったのでやっと静かに仕事に励めます。 盆明けから始まるPR会に備えて各所の担当者にアポイントを取るため 電話をかけてみましたがお休みで空振りの連続。仕方がありません。 台帳の整備と物件の工程確認、指示書の配布などに時間を費やしました。 電話もほとんど鳴らない静まり返った職場ではキーボードを打つ音さえ 響くほどで逆に気持ち悪くて捗りません。勝手なものです。 通勤電車も空いていたし、今日なら混雑とは無縁かと思い、ビルの中の 入居者専用のカフェテリアにお昼を食べに行きました。しかし甘かった。 入口から外へと人が並んでいます。高層階のA社も中層階のK社も盆に 出勤している人が結構いるようです。 明日はもっと人が減るみたいだし、お昼を挟んだ出張でも作ろうっと。




8/12(水)

少しは人の姿も減ってきたような中之島界隈。わたしの頭もようやく 通常営業です。昨日で完全に整理できず、今日も黙々と取り組みます。 しかしわたしには大きな心配事がありました。 兵庫県西部、北部の豪雨で佐用町や宍粟市が甚大な被害を受けました。 報道によるとライフラインもかなりダメージがあったはず。冠水した 久崎、円光寺という地名も知っています。 そう思っているところに第一報が入りました。やはりわが社の機器も 浸水して使えなくなったとのこと。管轄の相生営業所が対応に追われ 代わりに加古川営業所から被害状況の写真が送られてきました。 それを見て愕然。機器はその場に立ってはいましたが、大量の土砂と 流木に埋もれ、周りを囲ってあったはずのフェンスは流されて、一面 河原と化していました。 付近で流されお亡くなりになった方がいたと聞き、心が痛みました。 ご冥福をお祈りします。 今夜は鴨川の川床料理へのお誘いを受けて行ってきましたが、真夏の 京都はじっとりと暑いばかり。ごった返す観光客の姿にも辟易します。 床に作られた席はごちゃごちゃして狭いし、こんな暑い所で串揚げの コースなんて普通は考えられないし、忙しいのを差し引いたとしても お店の人の態度も最悪でした。古都の風情など微塵も感じられるはず ありません。 すべてにおいて嫌な印象しか残りませんでした。二度と行きたいとは 思いません。 それに比べると八ヶ岳南麓や北海道は広々として空気が爽やかで人に 邪魔されることもない。あの場に帰りたいです。




8/11(火)

完全職場復帰といきたいところですがまだ頭の回転が追いつきません。 結果的には昨日のうちに帰ってきて正解。現地泊にしたお客さんたちは 今朝の地震で新幹線が立ち往生し当分帰れそうにないと現場から嘆いて いましたし、午後から前橋工場に入ってくれるはずのE社の担当さんも 尼崎を出発して新横浜辺りで缶詰になり、数時間遅れで工場入りするも 検定は既に終了…。お疲れさまでした。 工場は明日までの営業で、明後日からは完全休業。そうすれば今よりも ずっと環境が整って集中出来ると思います。早々に切り上げるべし。 夕方、妹が迷子になりながらもわがビルへ訪ねてきました。晩御飯は "アリアラスカ マーブルトレ"で食べることにしました。 ディナータイムのメニューはすべてアラカルト。最初にケーキセットの ケーキを選ぶみたいに、小鉢(ガラス皿)に入った料理がトレイに乗り 運ばれてきました。その中から軽い前菜に2皿、そしてパスタを2種、 ライスコロッケ、最後にデザートとコーヒーも。 今度のランチ会をここでしたいと考えていたのでついでに予約状況の 確認もして帰りました。 未知の景色を体感させるべく、妹を連れてビルを上がりました。 エレベーターホール横は天井から足元までガラスという状態におっかな びっくりだったようでした。




8/10(月)

前橋での仕事もこなし、無事帰ってきました。長くて遠い旅でした。 旅行を入れたいがために試験日をこの日にねじ込んだのではないので 誤解無きよう…。偶然にも計画担当さんからこの日にしたいとの話が あったから、その前の日程で旅行を計画しただけですと、関係者には 説明をして回りました。 それにしても朝は大慌てでした。浦和に宿を取ったはいいが予約して いた特急列車が大雨で運転取りやめになり、払い戻しやダイヤ調べで 冷や汗をかき、お客さんたちは待ち合わせ時間より先に到着されたと 聞いて動揺し、コインロッカーについ傘を忘れてしまうほどでした。 試験の方は手際よく順調に進み、予定時間よりかなり早く終了。 おかげで当初の予約より早い便に変更した帰り道。 のぞみで不意打ちを食らいました。携帯に表示された名前を見た瞬間、 固まりました。携帯からかかってくるとは予想外の事態だったので。 わたしが寂しがっていることに気付いて応えてくれたのかと思うと、 嬉しいやらびっくりするやらで周囲も憚らず半泣き状態でした。




8/9(日)

夏旅もついに最終日。一面緑の景色に身を置き、力強さ溢れる野菜を 口にしていているうちに、体を廻る血もすべて入れ替わったような、 そんな充足感に満ちた気持ちです。 ベンチに座り、槲の木たちに静かに別れの言葉をかけました。 景色の写真ばかり撮っていたので、スタッフのN部さんに記念写真を お願いしたら何故だかカメラマンとモデルみたいな状況に…。
コムニのモーニング N部さん撮影
今日はまりもタクシーで帯広に出て、"六花亭"の本店に立ち寄り。 帯広に来たら絶対外す訳にはいきません。"あずきソフト"をお店で 味わい、列車のおやつ用に"サクサクパイ"と"雪こんチーズ"(当然 ダブル)を購入。 いずれも夏は賞味期限2時間、できたてをすぐに食べるのがベターと いう、本店だけ(一部店舗でも部分的に対応)のお楽しみなのです。
とかち車内で「雪こんチーズ」いただきます 「あずきソフト」は六花亭店内で
帯広からは約12時間かけて浦和まで移動。まずはスーパーとかち、 昼食には帯広発札幌行き限定車内弁当の"豚とろ寿司"(900円)。 ホテル日航ノースランド帯広が提供、他では食べられません。長芋の スライスや大葉も挟んであり手が込んでいてなかなかの物ですが、 肝心のお肉が名前の割に薄くて物足りなかったです。まさか豚とろが 柔らかくて意識出来ないだけ? 南千歳から北斗、函館から白鳥。待ち合わせ時間が僅かで何も買えず。 青函トンネルを抜けると名残惜しさで急に心が沈んでしまいました。 八戸からはやて。盛岡で遅延のこまちを待って連結したので約15分 遅れでようやく宿に到着。全く濡れずに済みました。 深夜のチェックインはやはり駅直結か駅近に限ります。




8/8(土)

霧に包まれたコムニの朝 襟裳岬
朝食は霧のかかった神秘的な風景を目の前に。タクシーが迎えに来る 頃には青空が覗き始め、南下していくうちに晴天になりました。 広尾からは海岸線。この国道が「黄金道路」と呼ばれるのは、巨額の 費用が投じられたからだそうです。 断崖に作られたトンネルが続く間に霧が深くなり視界もさっぱり。 せっかくの襟裳岬も残念と思いきや、えりも町寸前して急に消え去り、 右に雄大な台地と山並み(日高山脈)、左には浜辺(百人浜)が一望。 襟裳岬はライダーやツアー観光客なども来ていて賑やか。展望台まで 階段を下りて辺りを見渡しました。アザラシはいないようです。 昼食はレストハウスで海鮮ラーメン。塩味ですが海の幸のコクがあり 濃厚なスープ。イカやタコ、つぶ貝、カニも乗っていて豪華!
コムニのテラスとベンチ コムニのレストランにて
コムニに戻ってきて、槲の木を眺められるベンチでくつろいだりして いつの間にかディナーの時間です。今日も一皿一皿を堪能しました。 深い霧に覆われた、昨日とは違う草原の風景を楽しみながら。 スタッフの方々とも親しくなり、ひとりでフルコースは淋しいなんて 思うこともありませんでした。 行程や資金を無理してでもここに来れてやっぱりよかったと実感した 夜でした。 ・はじめのひとくち(ホッキ貝のグラタン) ・ズワイガニのガレット 幕別産グリーンアスパラガス添え ・新タマネギのスープ フォアグラのソテーと共に ・虎杖浜産ヒラメのポワレ ブイヤベースのソース ・川俣シャモのロースト 粒マスタードのソース ・桃のコンポジション バニラのアイスクリームと共に




8/7(金)

昨日以上のスピードで雲がみるみる消えて快晴になりました。 星の庵での朝食は、一日おきに和食、洋食となります。今日はパンと 野菜のサラダ。道産小麦で焼いたパンが2種類。たくさんあるからと 言われて喜んで食べ過ぎました。 美瑛を発ち、富良野で乗り換えた鈍行列車は釧路行きです。帯広まで 所要時間3時間弱。車窓からの涼しい風に吹かれて、ぼんやり景色を 見ているうちに過ぎ去りました。約30分の停車時間を挟んで走り、 幕別駅のホームに降りると、いらっしゃいました。まりもタクシーの お母さんドライバーさんが手を振っています。 「久しぶり、元気だった?」 ほぼ一年ぶりの対面です。前回お世話になったときにもらった名刺を 頼りに電話を入れ、送迎を指名させていただきました。それも明日の 行程の相談をしたかったからでした。 野菜畑の広がる十勝らしい風景の先にオーベルジュホテルのコムニが あります。周りは草原と槲の大木だけ。 到着後はチェックインもそこそこにして、地図を広げて二人で相談を 始めましたが、支配人さんも加わり、ああでもないこうでもない。 予算からして3時間までなら何とか。いかにも観光地や、"花畑牧場" などもってのほかです。結果、襟裳岬までの往復を基本にドライブと 決定しました。
今回泊まったお部屋 本日の前菜
ディナーは18時から。目の前には淡いオレンジ、桃色、紫色…。 彩りを変えながら暮れていく空。美しいグラデーションが最後には インクブルーに染まりました。 分刻みで動いている普段の生活とは比べ物にならない時の流れです。 トマトのガスパチョ、付け合わせやソースに至るまで、すべて十勝産、 契約農家こだわりの循環農法で栽培された野菜が使われています。 ホッキ貝を始め、その他旬の食材も美味。ここまで足を運んだ価値は 十二分にあります。しかも今回は連日の贅沢三昧。 部屋の灯りを落とすと槲の姿が暗闇に仄かに浮かび上がります。 ここは本土とは別世界。あくせくする気持ちはどこかへ消えました。 ・はじめのひとくち(ベーコンのブランマンジェ メロンソース) ・帆立貝のタルタル 有機トマトのガスパチョ仕立て ・ホッキ貝と天使の海老のフリカッセ バジル風味 ・鯛のポワレ ブロッコリーのソース ・池田牛のロースト 赤ワインのソース ・フォンダンショコラ バナナのアイスクリームと共に




8/6(木)

空一面を覆っていた雲がみるみる無くなっていき、お昼前には晴天に。 部屋は「すもも」からお気に入りの「ななかまど」へ。荷物を移して そのまま部屋でじっとしていてもよかったのですが、ランチを兼ねて やっぱり出かけてきますとレンタサイクルで飛び出しました。 ランチの場所は"木のいいなかま"に決めていました。昔に一度ここで 食べたはずなのですが記憶が曖昧になってしまいました。 美瑛駅から2回折れるだけ、なだらかな道だけなので疲れません。 12時前に到着して正解。その後すぐ満席になり、席を待つ人たちが 駐車場で待機するほどの繁盛ぶりです。 ランチメニューはいずれも魅力的。相当悩んで、ハヤシライスに決定。 こちらのハヤシライスは、その季節の旬の野菜がふんだんに使われ、 トマトは姿のまま丸1個入っています。トマトを崩しながら食べると さっぱりとしたソースにその酸味と甘味がとても合います。 この真っ直ぐな道なら白金温泉の手前まで行けるかもしれないと一瞬 頭をよぎりましたが、普通の自転車で10キロ以上先は無謀な挑戦で しかないと思い止まり、手押しで山越えをして拓真館方面へ。 去年見逃した哲学の木だけは見ておこうと息切れしながらも到着。 ジャガイモの花の季節ならさぞかし絵になる景色でしょう。緑の濃い 今でも十分素敵です。
「木のいいなかま」にてハヤシライス 哲学の木にて
今夜もダイニングテーブルには地元産の野菜を使った大皿料理が並び、 宿泊者同士の語らいも弾みます。大量に採れたからとインゲン料理が 追加でどんどん出てきました。以上、昨日と同じく楽しい状況です。 去年の失敗を踏まえて日焼け対策は完璧でしたが、足と二の腕が重く、 だるさが取れません。早くも筋肉痛です。今日は楽勝だと思ったのは 単に過信だったようです。でもすぐに症状が現れただけ、体力年齢の 衰えは大したことないのかもしれません!?




8/5(水)

約1日がかりで美瑛の宿、星の庵に到着しました。 青森から白鳥、函館からスーパー北斗(長万部の手前まで席に座れず 焦りました)、新札幌からスーパーカムイ(札幌まで快速エアポート)、 旭川から各駅停車と乗り継ぎ24時間弱の往路。 下車してもまだ体に変な揺れが残っていますが道内に上陸してからは 興奮しっ放しなのでそんなに気になりません。 いいお天気。青空に浮かんでいるのは夏雲というより秋の雲みたい。 パッチワークのような丘の風景が優しくおかえりと迎えてくれます。 星の庵のテラス 今夜もダイニングテーブルには地元産の野菜を使った大皿料理が並び、 宿泊者同士の語らいも弾みます。大量に採れたからとインゲン料理が 追加でどんどん出てきました。 さて、明日の予定はどうしようか。何一つ決めてはいないので起きて からの気分と周囲の話で適当に考えることにします。 美瑛の星空に包まれて。おやすみなさい。




8/4(火)

今日は何としてでも定時に上がらねばなりません。昨晩詰め込んだ ゴロゴロちゃんをコインロッカーに預けて張り切って仕事。 しかしどこかソワソワ、ウキウキ。 列車の運行状況と天気予報が気になりながらもがむしゃらに働いて 抱えていた業務も17時頃には捌けたので少しずつ机周りの整理。 幸いクレームなどの連絡も入らず一安心。 ベルが鳴るや否や物凄いスピードで会社から消え去ったのでした。 寝台特急日本海の入線を大阪駅で待ちます。 来ました、いよいよ旅立ちの時。あいにく上段なので適当な駅弁で 腹ごしらえをした後に就寝のつもりが、客先からの電話に捕まって しまい、列車の中で揺れと戦いながら工事日程の調整をする羽目に。 それも収拾がついたので、思い残すことなく眠れます。敦賀駅から 先の記憶はない予定。 明日定刻に青森に到着すれば恐らく残りの行程は大丈夫なはずです。




8/3(月)

工場も同時に夏休み明けで、緩やかに元の調子を戻しつつあります。 でも胸がチクチクしています。きっと今朝耳にした話のせい。 月明かりの夜に聞いた、ここにしばらくいますという言葉がずっと 残っていたし、てっきりそうだろうと思っていただけに意外でした。 求められ選ばれての適役だから十分過ぎるくらい使命感に燃えたぎり 熱くストイックに頑張るであろう姿が容易に目に浮かびます。 それよりも何よりも本人の口から知らせを聞きたかったのに。 寂しさを隠せません…。 気を取り直して。 今夜は旅支度。夏の北海道、明後日まで待っていてちょうだい。 服に悩んでゴロゴロちゃんはパンパンに膨らんでしまいました。 移動か滞在か、動と静のメリハリをつけた一人旅のつもりです。 天候は恐らく大丈夫そうなのでまずは寝台特急日本海に揺られながら 飽きない退屈を満喫します。




8/2(日)

信州を旅してきました。あいにく道中ではほとんど雨模様でしたが、 木々の緑が濃く映り、しっとりと情緒豊かな風景に心洗われました。 中棚荘のもてなしには(お得意様なのでお部屋をサービスでグレード アップしましたとの話に恐れ入るくらいでした)いつも感動します。 唯一残念と言えば、この時期、リンゴがお風呂に浮かんでいないこと だけ。そればかりは仕方ありません。 別所温泉の"風乃坂道"でのティータイム、"そば久"の天ざるそば、 "山辺ワイナリー"の併設レストラン"マリアージュ"のカフェテラスで ハンバーグランチ。 夏野菜をたっぷりと味わい、旬のおいしさに改めて気付き、自然の 恵みに心より感謝。いで湯三昧、涼やかな風に身を任せて…。 いつ訪れても爽やかな気持ちでいられるのが信州の魅力。 今回、定番の八ヶ岳南麓には全く足を踏み入れられませんでした。 苦渋の決断でしたが、時には崩してみるのもありだと思いました。



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