日記のような活動報告のような
〔'09/4の巻〕


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4/30(木)

招待券をもらったので喜び勇んで、美術館「えき」KYOTOで開催中の 「高橋留美子展」へ行ってきました。 るーみっくワールドの中で、最強キャラクターは『うる星やつら』の ラムちゃんでしょう! 『めぞん一刻』の響子さんも素敵なのになぜかあまり印象がないのです。 『うる星やつら』はヒロインが宇宙からやって来た鬼っ子で、日常でも ビキニ姿、だらしのない病的浮気性の彼氏に一途で攻撃的というのも、 それまでの漫画のヒロイン像からかけ離れた斬新な設定だったのでは? 次々と個性的かつ憎めないキャラクターが登場しては、毎度大騒ぎ。 笑わされっぱなしと思いきや、ときにはシリアスだったり。 とにかく多大な影響をわたしに与えたのは間違いないです。 前出の2作品に『らんま1/2』、『犬夜叉』を加えた代表作4作品の カラー原画(初公開)がずらりと並び、全部見終わるまでに長い時間が かかりました。 ラムちゃんが電柱のてっぺんに座ってあたるを想うイラストは見覚えが ありました。この巻だけは買って持っていたので話の前後も蘇りました。 (それにふと気付きました、『地獄少女』で、あいが同じように電柱の 上にいるシーンがありましたが、こちらがずっと先だったんだと。) 最後には、あだち充さん、原哲夫さん、青山剛昌さんなど著名な作家 34人がラムちゃんを描いた特別企画「Myラム」コーナーがあり、 それぞれのイラストもですが寄せられたコメントも面白くて一つ一つ 丁寧に読みました。 販売コーナーでは何一つ買わなかったのが悔やまれます。この展覧会に ちなんで、ジェイアール京都伊勢丹内のどこかのレストランで限定の メニューがあるのも今になって気になっています。 会社が休日だと知らずに電話がかかってくるかもしれないと、PHSの 電源を入れていたら案の定2ヶ所からかかってきました。 連休明けまで返事を待たせるのも嫌だったのですぐに作業員を捕まえて 調整完了。実は休みなんですがと前置きしてそれぞれへ返事を入れると 平謝りのお二人でした。




4/29(水)

行ってから分かったことでしたが水曜日はレディースデイでした。 映画料金得しました。 その目的は『レッドクリフ partU−未来への最終決戦−』。 (三兄弟を差し置きすみませんが)パート1でダントツかっこよかった、 むしろ惚れた、趙雲(フー・ジュン)を始めとする蜀側の見所は減って 残念でしたが、ブブカも驚きの跳躍に目が点。尚香は活躍し過ぎ! 前回に続いて曹操は稀代の悪人ではなくむしろ愛さえ感じるくらいに 人間臭い。妹より臆病者だった孫権は随分逞しくなったものです。 他の人物も個性豊かに描かれているので感情移入はしやすかった。 でも、周瑜が諸葛亮と、あそこまで友情に結ばれて仲良い(?)のは、 さらには趙雲とも意識し合っている関係は疑問というか微妙でしたが、 単なる合戦だけでない展開(ハッピー、そしてアンハッピーな恋愛事も 抜かりなく)だったし、エンターメントとしてはとても面白く見応えの ある作品だと思いました。 ただ『三国志演義』をしっかり読んだ人には肝心の赤壁の戦いの場面は 相違点も多く(苦肉の策の語源となった、黄蓋の身を呈しての作戦が 劇中では止められるなど)、人物描写に力を入れるあまりに省略された 部分が物足りなく映るかもしれません。




4/27(月)

午前中は神戸某センター(しかし場所は尼崎の大庄地区)で打合せ。 毎度この手の議題は妙な緊張感があります。実際に質疑応答を受け持つ のは工事担当者なのですが、思いもかけない質問が飛んできたら持って 帰って検討しますとしか言い様がありません。この件名は順調に進んで いるので特に心配もないのですが。 そして市バスで阪急塚口へ移動、阪急に乗って目指すは京都の本社。 おっとその前に腹ごしらえを。西院駅前リノホテルのカフェダイニング "ル・ヴァン"で日替わりランチを食べました。ホテルとはいえ堅苦しく ないリーズナブルな雰囲気でした。300円でドリンクとデザートが 追加可能。アイスクリームにプチケーキが2つ出てきてポイント高し。 無理かと思われたさゆりさんとの対面を実力行使で果たしました。 間に合ってよかった、お茶をしながらひそひそと他愛のない近況報告に 花を咲かせました。 名残惜しいけれど次の予定があるので別れを告げて、今度は近鉄に乗り 奈良へと向かいます。 17時、奈良営業所着。事前に約束していた今後の懸案事項についての 資料に目を通し、その場で打ち合わせ。また宿題もらっちゃいました。 新大宮駅で次の電車の行き先を確認すると、うまい具合に高速神戸行の 快速急行とありました。このチャンスを逃すものか、当然阪神尼崎まで 乗ることにしました。阪神なんば線丸ごとは初乗車です。 道中、生駒辺りからの夕陽がとてもきれいでした。高台から見下ろした 街並みは霞んで、摩天楼のように思ったわたしは詩的過ぎたでしょうか。 奈良土産の柿の葉寿司詰め合わせと、尼崎土産"二万翁"の鯛焼き持参で 市バスに乗ると途中から昼前と同じ風景に。本日2回目の昭和通です。 最終目的地、実家に到着する頃には真っ暗になっていました。さすがに 移動に疲れ果て、こたつでついうたた寝をしてしまい、げっそりです。




4/25(土)

高校の同窓会に行ってきました。卒業してからクラス単位では1度 あったっきりで、それ以来だったと思います。 特に誰かに連絡を取り合うこともなくその場に臨んだので内心は緊張 しまくりでした。というのも、高校時代のわたしはあまり自分からは 外へ出て行くタイプでもなく、中心メンバーをにこにこと眺めている ような人だったのです。 だからみんなに覚えられていなかったらどうしよう、寂し過ぎると いう心配も若干ありましたが、今更それを言っても仕方ないだろうと 気合を入れて乗り込みました。 特に付き合いの薄かった男性陣ですが、結構分かってくれていたので ホッとしました。 高校時代からそれぞれに年を重ねていましたが、一番の驚きは2年の 担任の先生(女性)が若々しく変わらぬ体型で、わたしたちの中に 混ざっていても全く違和感がなかったことでした。はねっぴーさん、 凄いです…。 第1回なので連絡の取れなかった人も多く、集まった人数は2割程度 でしたが、今後オリンピックに合わせて開催されるらしいのでもっと 参加者が増えるのを期待しています。 幹事のまっとし君、サポート隊のみなさん、お疲れ様でした。




4/23(木)

そう言えば桜の花は散って立派な葉桜になり、ハナミズキは満開です。 昼間は上着いらずの爽やかな気候です。 JR尼崎駅北のキリンガーデンシティも急激にその全容を見せ始めて います。草色の壁が、あまがさき緑遊新都心らしさを表現? 会社では相変わらず各営業所からの電話攻撃を受けています。何気ない やりとりが結構ツボにはまって、ゲラゲラ笑わされてばっかり。 同期のさゆりさんからは今月末で退職するとの連絡がありました。 接点も付き合いもないままにほとんどが消えていった同期入社の女性の 中で唯一わたしが気を許せた仲良しの彼女。本社に出張しても姿が見え なくなるのは淋しくてたまりませんが、これからの幸せを祈っています。 今回は相当長いと思ったトンネルからようやく抜けられそうな気がして きました。 いつか叶うと信じる気持ちが何かを呼び寄せるかもしれない、それに いつまでもダメじゃないだろうし、違うアプローチでやり直せばいい、 時間をかければきっとなるようになる、この状況も許せるんじゃないか と思うと力が湧いてくるのでした。 レミオロメンとBONNIE PINKとチャットモンチーの歌たちにはとても 救われました。




4/22(水)

土産の品々 実家に預けっぱなしになっていた小笠原土産の一部を、多忙な仕事の ためにとても引き取りに行けず、見かねた父上が朝一番にバイク便で 届けてくれました。 中身は、父島特産のパッションフルーツや島レモンのレモンカード、 島唐辛子を使った"からいっす"、"からいっしょ"、その他お菓子類。 "からいっす大瓶"も購入。パスタやピザは定番ですが、これを加えると きっとジャーマンポテトがおいしくなるはず。父上からジャガイモも もらっているので早速作ってみます。 父島の現地ガイドでお世話になった、小笠原ツーリストの石井さんの ブログで父島のことを復習しています。 船での長旅に自信がついたので、今度機会を作れたら一人で上陸して 長い時間を過ごしてみたいと密かに妄想計画始めました。




4/20(月)

土曜に片付けたおかげで、出社イヤイヤ病(?)も発症せず、淡々と 今日の仕事に打ち込めました。 一週間の間に1件だけ緊急出向した件名があったようですがすべてが 既に完了していて報告を聞かされるだけでした。 女性陣にはお土産に色違いのふじ丸のシャープペンシルを配りましたが 意外にも派手な色とラメがかっこいいと喜ばれました。 ガガガ、カチカチ、バンバン。マシンガンのごとくキーボードを打ち まくり、これからの予定物件の伝票入力をこなしました。 増えていく自分の件名に冷や汗を流しながらやっつけるしかない。 明日、計画のお姉さまの悲鳴が響き渡ることでしょう。ごめんなさい。 仕事以外にも不在の間に激変しているものがありました。 JR尼崎駅前のあの建物が色付いてきていました。しかし夜では撮影も 出来ないので明るいうちに何とかしなければ。




4/18(土)

カクテル「フジマル・ナイト」 ランチビュッフェ
ついに最後の日を迎えました。朝からスカイラウンジ"エメラルド"で カクテルを飲みました。せっかくだもの、やってみたかったのです。 最上階の7階の後方にあるので眺めも最高です。 オリジナルカクテルの"フジマル・ナイト"はウォッカベースでほんのり 淡い紫色が素敵。バイオレットリキュールの味わいがします。 今日のランチは遠くに紀伊半島を望みながらデッキでビュッフェです。 ちょうどラウンジの下にあたる場所、乗務員さんのテキパキした動きで みるみるうちに即席会場の出来上がり。 スタートは12時から。ごちそうばかりで会場には楽しい声が響きます。 6日間という長い時間をこのふじ丸で過ごしたけれど、もう終わりだと 思うと淋しさでしんみりしてしまいました。 その後、主催会社の阪急交通社からの下船の説明とビンゴ大会。 わたしたちが早々とビンゴになるはずもなくそこそこの賞品をもらって 終わりました。 15時、神戸港着。次々に下船していく乗客たち。 ふじ丸、ありがとう。いい想い出になりました。いつか違う航路で再会 したいです。 乗組員、特に日本人スタッフの接客はホテル並みの素晴らしいサービス でした。硫黄島の慰霊の際には温かい対応が嬉しかったです。 下船後、ほったらかしの仕事が気になりその足で会社に出勤しました。 誰もいなかったら心細かったのですが、課長だけが来ていたので二人で 仕事を片付けていたら延々と夜までかかりました。




4/17(金)

孀婦岩 鳥島
朝は孀婦岩を周遊、海の奥底からそびえ立つ独特の形をした岩です。 それからアホウドリの繁殖地として知られる鳥島にも立ち寄りました。 日本地図からはみ出しているただの島としか認識していなかったのが 目前にすると数々の噴火が作り出した景観、その迫力、神々しささえ 漂う姿に圧倒されます。 ジョン万次郎が漂流の末に上陸したのはどの辺りだろうかと想像を 膨らませながら島を一周するのを眺めていました。 昼食、アフタヌーンティー、船内のタイムスケジュールもしっかり 頭に入っていますが、飲み食べ以外のイベントには相変わらず興味が なく、部屋でくつろぐばかりです。午前中に1時間ほど部屋の掃除で 追い出される時間が退屈で、サロンの図書室で写真集や図録を見ては 時間潰ししていました。 明日には神戸港に戻ります。早いような長いような、不思議な感覚 です。




4/16(木)

大神山の展望台から見たふじ丸 父島は久しぶりに晴天に恵まれたのだとか。晴れ女に新たな武勇伝? 8時から通船が始まりました。ふじ丸所有の船と島の漁船で次々に 乗船客が運ばれます。わたしたちも島へ渡りました。 白砂とサンゴで埋め尽くされた海岸に、エメラルドグリーンの波。 日が照ってきて暑いのですが日陰に入ると吹き抜ける風が心地いい。 まずは階段を上って大神山神社から展望台へ。ここから望むといかに ふじ丸が大きいかよく分かります。 後から焦らないように先に土産物の買い出し。島レモン、島唐辛子の 加工品をJAで、他にも各土産店で調達。鯨の歯細工のストラップは 自分用に。 昼食のため母上は一度船に戻り、わたしは居残って現地でランチ。 "ヴォーノホライズン"で港を望みながら"島魚のラグースパゲティ"を 食べました。自家製の生パスタはもちっとしていて、あっという間に なくなってしまいました。 昼過ぎからオプショナルツアーで、小笠原固有植物の観察に出発。 ガイドさん(小笠原ツーリスト)の案内でワゴンに乗車し小港海岸、 中央山、長崎展望台と回りました。 タコノキ、ハスノハギリ、マルハチ、テリハハマボウなど、初めて 見聞きする植物ばかり。小笠原諸島は一度も陸続きになったことが ないため、独自の進化を遂げた動植物が生息、生育しています。 まさに東洋のガラパゴス。 一方で、野生化のヤギ、グリーンアノール、モクマオウなど島外から 持ち込まれた動植物により島内の生態系が脅かされ、深刻な問題と なっているそうです。
小港海岸にて 長崎展望台にて
最終便の通船で全員が揃ったのを確認し、17時半にふじ丸は父島を 離れました。島の漁船やチャーター船が手を振りながら併走し別れを 惜しみました。 しかも後方では潮を吹いたり尾っぽを見せたりする鯨を見つけたりし 感動的な出航になりました。 父島出航




4/15(水)

擂鉢山方面より硫黄島 早朝7時。ふじ丸の目前に硫黄島の姿がありました。乗務員の方々の ご好意で、3階のデッキにおにぎりとお神酒も用意してもらって、 持ってきた花と一緒に群青色の海へ流しました。 それまで雨だった空が急に晴れてきて島の姿がはっきり見えました。 擂鉢山からなだらかに続く丘には自衛隊の基地も確認出来ます。 隣には兄を亡くしたというご夫婦もいらっしゃいました。 祖父もこの島のどこかに眠っています。遺品は何一つ届かなかったの ですが、母上曰く、あるイタコさんから聞いたところでは祖父は熱い、 喉が渇いたとしきりに訴えていたそうです…。 硫黄島を周遊した後、船はV字に針路を取り、北硫黄島の横を通って 父島へ向かいます。途中で再びの雨に見舞われましたがやがて青空が 覗き始めました。ついに本領発揮か? そして17時前、父島の二見港に到着。定期船のおがさわら丸の姿が 岸壁に見えています。今夜は停泊のみ。いよいよ明日通船で上陸です。 おがさわら丸が停留中




4/14(火)

天気は曇り。紺碧の大海原。他には何も見えません。ふじ丸はひたすら 進んでいきます。 今日の食事は洋食でした。和食には飽きてきていたので助かりました。 もちろんアフタヌーンティーの時間にはお菓子と紅茶もいただきました。 紅茶はふじ丸オリジナルだそうで、バニラの香りがしてストレートで 十分おいしいです。 船内ではいろんなショーやアトラクションを用意してありましたが一切 参加せずベッドでゴロゴロしていました。食べては寝て、寝ては食べて、 これではブクブク太ってしまいかねないと夕食後にはデッキをぐるりと ウォーキングして過ごしました。 テレビも全く見られない、携帯電話も通じない(カード式の公衆電話は 繋がります)、俗世間から寸断された状況下で淋しい思いをしています。 しかも天気は回復する兆しもなく、何とか晴れ女の効力発揮できない ものかと、ただ恨めしく部屋の窓から暗い夜空を眺めています。
夕食のスープ 夕食の肉料理(テンダーロインステーキ)
夕食の魚料理(スズキと海老のグリル) 夕食後のデザート




4/13(月)

出航直前、船室からの眺め 神戸港出航
12時、ふじ丸は神戸港を出航しました。一斉に紙テープが投げられ デッキではシャンパンが振る舞われました。 今日のうちに船は四国と紀伊半島の間を抜けて外洋に出ます。 部屋は6階のスーペリアルーム。3人まで利用可能です。 クルーは日本人よりもアジア系の人が圧倒的に多くて、たどたどしい 日本語と分からない言葉(タガログ語?)が飛び交う状態が何とも…。 早速ランチの時間ということで、2階のダイニングルーム"ふじ"へ。 相席が基本、当初思い描いていたゴージャスさは感じられず庶民的な 雰囲気です。年配の方ばかりでドレスコードもあまり意味がなさそう。 料理の内容はなかなかいいです。
ふじ丸エントランス 本日の昼食
その後、クルーズについてのオリエーテーションがあり、避難訓練が あり、サロン"桜"でのアフタヌーンティーでようやく解放されました。 しかし波は次第に激しくなり、船内がかなり揺れていたために船酔い してしまった母上は夕食をほとんど食べられず離脱。 唯一興味を抱いた今夜のカズンのライブも聴けずじまいでした。 わたしも睡魔に襲われ早々に眠りにつきました。今朝は早出で仕事を 片付けてからの参加だったので溜まっていた疲れが押し寄せたみたい です。船内探検は明日にでも。




4/11(土)

明後日の午後から洋上に出ます。神戸を出港し戻るのは土曜の午後。 ふじ丸という豪華客船のクルーズで東洋のガラパゴスこと小笠原諸島を 周遊する6日間の旅。 阪急交通社が去年末にこのプランを発表した際、経済ニュースなどでも 紹介されたようです。 これに素早く反応したのが母上。チラシを片手に、一人では行けない、 父上は家庭菜園が心配だ、妹は契約社員だから一週間も休んだら首が 飛ぶやら…。結局付き添いはわたししかいないということで痛い出費と 会社への顰蹙を買いつつ参加することになったのでした。 祖父が硫黄島で戦死したこともあって、母上はいつかその島を見たいと 思っていたそうです。 今回一度きりの神戸発のクルーズ、孝行になるのなら楽しんでみるか。 しかし木曜の父島上陸以外は船の中にいて退屈などしないでしょうか。 クルーズ自体、どんなものかよく分からない世界なので戸惑っています。 クラスはリゾートホテル級、レストランの食事も素晴らしいとのことで それ用の服も持っていかなくては。用意が捗りません。 『地獄少女 三鼎』が先週最終回だったため、土曜の楽しみがなくなって しまい淋しくなりました。前半の間延び状態からどんでん返し、感動的 かつ意味深な締め括りで一応はまとまった感じでしたが、伏線が消化し 切れていないはずなので4期に期待?




4/10(金)

残業したいところを断ち切って心斎橋へ。だって整理番号が15番 なんですから。おかげで大阪ミューズホールの最前列かぶりつき状態。 初めて間近でAPOGEEを見れました。わたしの位置は若干右寄りで シンセサイザー担当のおっしーこと大城さんに釘付け。日本男子離れ した風貌もですが、体をカクンカクンさせる微妙なノリが気になって 目が離せなかったのです。以前から謎に包まれた人ですが謎は深まる ばかりです。 ベースを弾く内垣さんのとにかく楽しげなところや、ドラムさばきが セクシーな上に赤い帽子の似合う間野さん、パワフルなヴォーカルを 聴かせる永野さん。メンバーみんなが間近に感じられて興奮しました。 特に間野さんとは何度も目が合いそうになって緊張してしまいました。 そういや今回はクリスマスツリーみたいな照明はあったものの、定番 アイテムの地球儀を見かけませんでした。 『アヒル』も『スプリング・ストレンジャー』もリリース目前に迫った、 ニューアルバム『夢幻タワー』に収録されるらしい新曲もかっこよくて ビリビリ痺れっぱなし。 これで完全にAPOGEEにはまっちゃったみたいです。 次のワンマンライブは事務所引越し日なのに無謀にも先行発売チケット 買って帰りました。行けるでしょうか…。 APOGEEの出番はラストでしたが、対バンはマジカルワールド溢れる トクマルシューゴ、リリカルさが心地いい札幌発バンドsleepy.ab、 オープニングアクトは女の子二人組PoPoyansでした。




4/8(水)

ヘルメット持参で搬入工事担当の人たちと待ち合わせして芦屋浜へ。 まだ基礎工事中の一角、機器搬入前の現地下見です。到着してすぐに 工事担当の人たちが測量を始めました。 ぽかぽか陽気の中、わたしはただ作業を傍らで見守るのみ。 しかし机上では分からなかった数々の微妙な狂いなどが発見され、 基礎工事屋さんの手を煩わせることになりそうです。その辺はプロの 手に任せるしかありません。 余裕で昼過ぎに戻れると思っていましたが、予想外に時間がかかって、 そうも行かず遅くなりました。 疲れた体は自然と甘いものを欲します。たまたまサークルKで買った "もっちり生ドラ"。クセになりそうな予感がします。餡とクリームの 相性がいいし、もちもちしている皮がたまりません。 夕方におやつを食べてしまったので、その後の飲み会で何も入らない かと心配しましたが心配だけで済みました。でも最近、胃が縮小して いるのは間違いないです。




4/7(火)

事件発生。前々から日程の段取りをして、関係各所に依頼をして あったにも関わらず、今朝の作業に誰も出向していませんでした。 現場に立ち会ってもらうお客さんから、誰もまだ来ないと聞かされ 初めて判明。当然作業は中止にしてもらいました。平謝り。 あれだけ手を尽くして、入念に下準備していたというのに何をどう すれば防げたというのか。只ならぬ事態に、部長もよく分からない まま加勢して担当箇所に抗議してくれましたが、わたしの怒りは しばらく収まりませんでした。 事務所のビル横の焼肉店が潰れたらしく改装工事が始まりました。 ホテルモントレグラスミアハウスもバリケードに覆われ、花壇は 消えていました。ここも閉館だそうです。 ビルのテナント一覧もかなり寂しくなりました。煽りで潰れた店も 出てきているようです。北新地界隈は刻々と変化しています。 当たった品々 ところで、以前に応募していた山梨県観光連盟の懸賞当たりました。 中身は県産品の詰め合わせ。知ってはいても買ったことのない物が ほとんどで嬉しいような困ったような、もらっておきながら文句だ なんてとんでもございません。




4/6(月)

とてつもなく暗くて惨めな自分でした。やっつけてもやっつけても 溢れ返るほどの大量の件名を把握し切れなくて歯がゆいのもあるし、 深い意味もなく取った行動や放った言葉で予測もしなかった拒絶や 誤解を生むことが続いて落ち込んでいたのもありました。 何故、何がと責め始めると止まりません。尼崎駅前のモスバーガーで "とびっきりハンバーグサンドレタス"のセットを携帯クーポンで 注文しておいしさを噛みしめながら食べていても、つい目が潤んで しまいます。この味に感動したからとごまかすのも無理があります。 自分で自分が嫌になるって今夜も独り言で終わらせるつもりでしたが 予想に反して不器用な励ましの言葉をもらいました。本人は一生懸命 だったのでしょうが、辛いときはお空を見なさいって、どんな顔を して言っているのかを想像するだけでおかしくなってきてちょっと 持ち直しました。 早く明日になればいい。今夜はどうしようもなくダメだから。




4/5(日)

早朝京都着、さらに電車に揺られて自宅まで何とか帰れました。 お腹はまだシクシクと痛むので昨日もらった正露丸を服用してすぐに 布団に潜り込みました。とりあえず安静にして症状が治まるのを待つ しかありません。 途中何度か目を覚ましかけましたが、眠り続け、次に目が開いたのは 辺りが暗くなる頃でした。 そういえば今日、柿澤先生の八ヶ岳邸ではお別れ会が開かれていたの でした。きっと八ヶ岳の風になった先生は集まった面々に会いにきて いたのだろうなと思いを馳せていたら、ある筋から聞いた話、生前に 八ヶ岳邸に自ら植えられたという桜の木の上に、にこやかな表情で いらっしゃったそうです…。 わたしの目にはさすがに見えなかったでしょうが、お会いしたかった。 今年のサイクリング大会はご子息の未途さんが参加して下さることに なりそうで、とても楽しみです。




4/4(土)

韮崎を出て甲府で下車。桜が見頃を迎えても桃の花の見頃には早い。 でも今年はもう見れないから今日しかなかったのです。駅前からは 富士吉田駅行きの富士急行バスに乗車。この路線は御坂を通るので、 尾山で下車すればお決まりの花鳥山への周遊コースのスタート、と 思いましたが後回しにして、まずは下黒駒で下車しました。 徒歩15分ほど先にあるももの里温泉でまず温泉につかりました。 花鳥山からの眺め 今年も石和温泉駅を基点として3つのコースを巡る、桃の花バスが 期間限定で運行されているので、これを利用して境川や一宮方面まで ぐるっと車窓見物して再び御坂に戻ってきました。 地図はなくてもだいたいの地理は頭に入っているのでところどころ 案内板を確認しながら花鳥山の一本杉まで上がりました。 桜は満開です。耳から『Sakura』。なんて最高の組み合わせ。 桃が満開を迎える頃にはここからピンクの絨毯と喩えられる美しさを 実感できますが、今日はまだ薄付きといったところ。 そうしているうちにポツポツと雨が落ちてきました。 予報よりも早く降ってきたと、急いで山道を下りていたら1台の車が 近付いてきました。雨で濡れるから乗っていかない?とご夫婦に声を かけられ、お言葉に甘えることにしました。 石和まで送って頂くつもりでしたが、わたしの帰りのバスまで時間が たっぷりあると聞いて鰍沢の大法師の桜まつりに誘って下さいました。 会場に到着してもまだ雨は降り続き、花より団子、屋台のおでんや お菓子を食べてばかりでした。 その後は韮崎の旭温泉へ。とろっとした温めの湯で体はぽかぽかです。 ところが、風呂上がりに異変が訪れました。お腹に激痛が! 朝から若干体調がおかしかったのですがそこまで酷くなるとは思いも せず。食あたりみたいな症状です。この先どうしよう。 心配したご夫婦に自宅へ案内され、しばらく休ませてもらいました。 初対面の方の家にずうずうしくおじゃまするなんて。お薬をもらって 小康状態にはなりました。 帰りのバスを変更して泊まっていってもいいからとありがたい言葉を もらいましたが、時間が遅くそれも出来なかったので予定の便で帰る ことにしました。甲府駅まで送られ、何もかもお世話になりっぱなし。 人の温かさが痛いほど身にしみた一日でした。 花鳥山の桜




4/3(金)

京都から山梨交通バスのクリスタルライナーに乗りました。 途中、内津峠SAでの長い休憩中。食事をと言われてもすることは ないしヒマ極まりなし。 望んでいた通りのお天気です。どこまで行ってもこのままだったら いいのですが。韮崎駅に到着するのは15時過ぎの予定です。 しばらくバスで寝ます。 定刻より少し早く着きました。タウンバスとは別の桜シャトルバス なるものが運行中と聞き、早速利用しました。まっすぐ目的地に 行ってもよかったのですが、その手前に韮崎大村美術館があるので 立ち寄ってみました。企画展「描かれた花 女性作家を中心に」で 色とりどりの花の絵を鑑賞。荒んだ心のせいなのか最初は素直に絵の 持つ力を受け取れなかったのですが、次第に解れてきました。 それに2階の展望カフェ(飲み物はセルフですが)からの景色には 和みました。よく知っている眺めですが何度見ても落ち着きます。 一休みしたら目的地へ出発です。韮崎大村美術館から徒歩8分ほど。 ウォークマンのスイッチを入れました。ぜひやってみたかったこと、 『Sakura』を聴きながらの桜巡り。一番似合うのはやはり御坂の 花鳥山ではないかと思ったりもしますが、いいのです。 見えました、こんもりとした樹形。わに塚の桜。会いたかった! この桜は韮崎段丘に位置するわに塚に立つ樹齢約300〜400年の 孤高のエドヒガン。美しい姿がポスターやテレビで広まるにつれて 見物客やカメラマンも増加する一方。今は平日の午後なので人出は そこまで多くありません。 ぐるりと塚の周りを移動して、近寄ったり離れたり。見た感じでは 満開手前の8分咲き。その分濃いピンクに見えます。 再会が嬉しくて長い時間を過ごし、太陽が山並みに隠れて辺りが 淋しくなる頃に別れを告げてきました。 今回は経費削減で温泉もごちそうもなし。駅前のビジネスホテルに 落ち着きました。
わに塚の桜 わに塚の桜




4/2(木)

ダメなときは何をやってもダメだし、普段有り得ないような言葉を 投げかけ、あるときは人を傷つけ、あるときは不快な思いをさせて しまいました。仕事では痛烈なミスをやらかして最悪です。 わたしもいっぱい傷ついてきたし、凹んでいるし、どうしようも ないんです、なんて言い訳しているうちは周りも巻き込んで大変な 状況を招くのが関の山なのだろうかとつくづく思い知らされました。 難しく考えるクセはやめよう。小さなことにも一つずつありがとう という気持ちを忘れずにいよう。 いつもの前向きな自分を取り戻すのに焦り過ぎて、大切なものを 失わないように…。 韮崎市HPを毎日チェックしてきましたが、今年は明日に照準を 合わせることにしました。支社長には口頭決裁(?)取りました。 往復の手段も、宿も確保しました。 わに塚の桜に会いに行きます。




4/1(水)

わが尼崎市は本日をもって中核市に移行しました。地元ではさっぱり 盛り上がりなどありません。中核市になったと聞いても、それが何か 分からない人の方が多いと思われるので当然の反応でしょう。 朝の通勤電車が神戸線の人身事故でダイヤが乱れて遅刻したものの、 新年度を無事に迎えたはよかったのですが、休息もなく再び多忙に。 天気は荒れ模様です。晴れているかと思ったら急に雨が降り出した お昼時は全速力で駆け抜ける人がたくさんいました。 そんな中、わたしは"恵観八"の大海老天丼をまた味わっていました。 6、7年ぶりに電話をかけてきたT麻さんに呼ばれて中之島へ参上。 悪徳商会(久しぶりにK林さんに言われて使ってみる)の受付までで 終わりのつもりでしたがわたしがこの建物の中をほとんど知らないと 聞いて、最上階の展望フロアへと案内してくれました。 雨雲が立ち込めていた空ですが、いつの間にか雲も切れて青空が見え 始めていました。ほたるまちのビル群もずっと下。対等に見えるのは 一連のタワーマンションと少し遠くの梅田スカイビルくらいです。 素晴らしい眺望に気の利いた感想の言葉など浮かんできませんでした。 次に執務室の受付へ。旧知の人たちを呼んでくれました。M谷さん、 N坂さん、K林さん、チャーリー君、再会出来てとても嬉しかった。 雨と共に湿っていた気持ちにいい風吹きました。T麻さんに感謝です。 でも仕事は容赦なし。いると思わなかったと言いながら電話してきた 八日市のT中さんと残業ナチュラルハイな会話を楽しみました。



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