10/18(日)
取り寄せした商品が2箱届きました。1箱は山梨県甲州市のワイナリー、
奥野田葡萄酒醸造から購入した"このゆびとまれ"。
契約農家から収穫したデラウェアから造られ、その年に限定発売される
フレッシュな甘口ワイン。今年は4,500キロから4,202本のみ。
そのうち事前予約で既に3,000本が発送されたと聞き、完売する前に
慌てて4本購入しました。
このワインに使われているデラウェアは、ワインに大切な酸を損なわない
ために生食用で一般的な種なしでなく種のあるブドウなんだそうです。
早速、夕食の後にデザートワインとして口にしました。完熟デラウェアの
みずみずしさを封じ込めた爽やかな味わい。
他のメーカーでは、ねっとりとして後口が悪かったり、甘み以外の雑味が
喉に来る甘口ワインも存在していますが"このゆびとまれ"にはそういった
余計なものがありません。とっても素直。でも調子に乗って飲んじゃうと
ワインですから後から効いてきます。
若おかみによると、クリスマスからお正月辺りに開けても、味が馴染んで
さらにおいしくなるとのこと。
もう1つの小さな箱の中身は、ランバンから限定販売のオードパルファム
「エクラ・ドゥ・アルページュ リミテッドエディション」。
わたしは資生堂のシャンデュクールを廃盤になってからもオークションで
買い漁って愛用していますが、ちょっと浮気をしてみたくなりました。
小花と音符を配したころんとしたボトルデザインにまず惹かれ、商品説明
だけで香りも知らないままに購入という大胆な行動に出ましたが、通常の
エクラ・ドゥ・アルページュが万人受けする香りなのは分かっていたので
予想に近いものでした。
トップノートはシトラスとベルガモットが強くきつい感じですが、時間が
経つにつれてオレンジとピーチとジャスミンが溶け合った柔らかい甘さが
漂います。シャンデュクールがフローラルグリーン系なのでいっそう甘く
感じるのかもしれません。快活な旋律に乗せ感傷的な秋にほんわかとした
温もりを届けてくれる、そんな香りです。
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