日記のような活動報告のような
〔'08/6の巻〕


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6/30(月)

中之島音楽特区看板 午後から武庫川某所で打合せ。この手の内容は課長がいつも出向して いたのですが今回とりあえず行っておけというノリで回ってきました。 何をどうすればいいのやら。しかもお客さんは所長以下お偉いさんが ずらりとお揃いなのです。頼りは場数を踏んでいる(はずの)同行の 工事部門の課長。 しかし結果は惨敗。非難轟々ではなく、持参してもらった工事書類が 間違いだらけであちこち指摘を受けてしまったのでした。 そして夕方。E社のW田さんから電話がありました。 「自分、今日ヒマ?」 予定がありましたが先にその用件を尋ねてみました。 「K出さんとその周りの人たちでコンサートに行くつもりやねんけど 一人体調壊してチケット余ってんねん…。」 もしかして、それって。 「会場どこです?」 「堂島リバーフォーラム。」 「あらー、残念でした。わたしはグランキューブ大阪のに行くんです。 中之島音楽特区(ミュージックパラダイス)でしょ?」 「ええっ!?」 W田さんとK出さんからのお誘いは丁重にお断りして、船津橋行きの 市バスに乗車しました。現地で妹と待ち合わせです。 こちらの会場は本日スターダスト・レビューとゴスペラーズ夢の競演。 ゴスペラーズはアマチュア時代からずっとスタレビの背中を追いかけて 来たそうで、一緒のステージに立てて嬉しいと感激していました。 追いかけるには小さ過ぎる背中だといつもの調子で自虐的な要さん。 前半はゴスペラーズ、後半はスタレビとパートは分かれてはいましたが 両者揃ってのアカペラは鳥肌が出ました。これが音響のいいホールなら もっと感動的だったのでしょうが仕方ありません。 今後しばらくは大阪城ホール規模以下のアーチスト公演のほとんどが ここになるようで残念です。




6/28(土)

みさとのハーブパウンド 久しぶりに一日じっくりとパソちゃんと向かい合っていました。 先日の北アルプス旅の写真を整理して上げようと思って。 傍らには"長井珈琲倶楽部"の神戸ブレンド、そしてパウンドケーキ。 "庭園そば処みさと"から買ってきました。 店主のお嬢さんが自家製のハーブを摘み取って焼き上げている一押し 商品だそうです。風味が増すと聞いたので軽くオーブンで温めました。 甘い中にちょっぴり刺激のあるハーブの風味。安曇野の爽やかな風が 蘇りました。また行きたい…。 頑張った甲斐があって、見れるページにはなりました。本当はもっと 写真がありますが厳選して取り上げたつもりです。 10年以上のお付き合いだった仲間と今日さよならしました。 妹がつかしんで買ってプレゼントしてくれた、マリクレージュのよく 分からない模様のポーチ。丈夫、汚れにくいと愛用していましたが ついに寿命を迎えました。 これだけ長い付き合いだったので存在が消えてしまうのが寂しくなり、 ファスナーの金属タグをペンチで外し、記念に手元に残しました。 跡継ぎは既に活躍中です。アレキサンダー・ジラルド+efffyのポーチ。 柄がおしゃれだし、口が双方向から広く開いて使いやすい。 柄違い (クローバーブルー)トートバッグも購入しましたが、これもまた 勝手がいいのとポップで涼しげな感じが気に入っています。購入先は ファイヤーキングの食器を介してからのお付き合い"SCOOPS"にて。 その他取扱い商品もわたしの心をくすぐるものばかり。




6/26(木)

昨日のメンバーはわたしが22時に脱落した後は、別の店へ移動し 1時まで飲んでいたそうです。 渡した資料の最新版があるから帰りに持ってくるとT上君が連絡を してきました。今日は株主総会前日の一斉定時退社日なんだとか。 しかしやって来たのは約束の時間から30分以上経ってからでした。 遅れた理由は、一斉にエレベーターに人が押し寄せ、乗りたくても 乗れない状態だったそうです。恐るべし巨大自社ビル。 もらうものをもらってから阪神尼崎へ向かいました。今週3度目の 宴会ですが今日は何だか精神的に重いです。召集係の呼び出しの 頻度が普通じゃないような気がして。メールは毎日のように届くし、 訊いてもいない仕事の話を積極的に教えてくれるのはありがたいの ですが、心中は複雑です。 一対一でもなく、会えば特に変に感じるところはなかったものの、 しつこく次回の約束を問われてもそれは答えかねます。煽らぬよう 今後はさらっと交わせるように工夫をしなくては。




6/25(水)

中之島悪徳商会もとい某社の本店へ重要資料をもらいに行きました。 昨晩思い出して深夜にもかかわらずA藤さんにお願いメールをした ところ、丸投げしてくれたT上君から呼び出しがあったのでした。 そう言えば先日某氏から、E社のお父さんことM原さんが脳に異常が あって病院へ検査入院していると噂を聞いて心配だったので、日頃 親しくしている彼が何か知っているかもしれないと尋ねてみたら、 「えっ、ホンマですか。今晩M原さんと飲む約束してるんですけど。」 驚いた顔をして答えました。 わたしはガセネタを掴まされたのでしょうか。不安になったT上君が 電話をかけ始めました。 「わしかいな、ただの検査や。前からよう痺れてるねん。」 受話器の向こうのM原さんはいつもと変わりません。痺れは昔から ときどき起こっていて特段深刻に受け止めてもいなかったとか、 周囲が検査を受けるように進言したとか。受けないとダメでしょう! 結果はよく分かりませんが、本人曰く大丈夫みたいです。 「自分、今晩一緒に行くか?」 会社を上がって待合せ場所の阪急百貨店付近に着くと、M原さんと 見知らぬ男性が一人。どこかで会った人かもしれません。粗相のない ようにとぎこちなく会釈しながら思い出そうとしたらM原さんが 言いました。 「あれ、W谷さんと初対面なんか!?」 あっ、今仕事で電話やメールを頻繁にしているW谷さんだったのか。 わたしと同じように急遽釣られたらしいです。慌てて名刺交換。 T上君もまもなく合流し4人で楽しいお酒。宴会はこうでなくっちゃ。




6/23(月)

唐突な話、つくづく残念だと思うときがあるのです。 この業界は男社会、お得意先も男社会の会社。物怖じしないわたしは 抵抗なくその中に飛び込むし、関西一円のある分野の方々との交流も 盛んで独特の位置にいると自覚していますが、それも女性ゆえの部分が 大きいはず。技術力がなくったって誠意と愛嬌があれば営業は何とか なると悟っています。技術的な話は中途半端に抱えるよりも見切って 本社に投げちゃってますし、お金の計算は昔から苦手だけど。 「いつも癒さてれます。」 「モテはるでしょう?」 よく言われるのですが、本当にわたしってそんな人だったっけ? あんまり繰り返し聞かされると思い上がってしまいそうです。 違います、評価高過ぎです。敢えて言われた相手に説明するほどでも なし、ありがとうございますと笑顔で答え、仕事の活力にします。 世の中には出会いがないと嘆く人もいる一方、わたしみたいに方々に 素敵な人がいて楽しんでいる人もいて。 ただ悲しいかな、みんな既婚者。いや既婚者だから友好関係が築ける 一面もあるでしょう。 もっともっと早くに目覚めていれば、この人たちも当時はまだ独身で、 環境の恩恵をわたしは十二分に受けられたかもしれないのに。 そして、冒頭の言葉に戻る…。




6/19(金)

珍しく静かで黙々と仕事が出来た日、K上支社長とY野部長が 言いだしっぺの食事会が開かれました。場所は堂島アバンザの近く "tamba de samba 北新地 菜じ季"。 妙なネーミングですが(あの世でサンバを踊る丹波哲郎さんをつい 想像してしまう)、丹波産の食材を使った和風ヘルシーメニューが 食べられるお店です。 日頃メタボを気にする世代の人たちにはこのくらいがちょうどいい らしく、たまたまランチで入ってからお気に入りなのです。 今日はクーポン利用で6,000円のコースが4,500円に。 飲み放題も付いていてお得です。そう言っても結局は自分の分丸々 支払わずに済みました。ごちそうさまでした。 O保さんのお一人さまカラオケ話に触発されて無性にカラオケが したくてたまりません。でも一人での入店は勇気が要ります。 一度やってみれば抵抗感はなくなるよと笑顔でO保さんは語って いましたが。誰か、誰か同行者はいませんか?




6/18(水)

渦が森からの眺望 9時、尼崎某所に一同集合。今日は京都管内の団体が神戸空港に ある某設備の見学会を行うと、案内役のM川さんから聞きつけ、 便乗参加です。 見学会の参加者たちは前日尼崎に宿泊するという意気込みで もはや慰安旅行の域のような気もしますが…。 社用車に分乗して現地へ向かいました。設備は空港の建物から 少し離れた場所にありました。見た目はまだまだきれいな状態。 見学者たちはフェンスの中へ入って設備を取り囲み、写真撮影を したり、基礎工事の工法について論議に熱が入っていました。 見学者たちはこの後は社へ移動するそうです。その前に空港の 建物も見ていきたいと楽しそうな雰囲気のまま去っていきました。 残されたM川さんが、眺めのいいカフェがあると連れて行って くれました。あれ、この場所は以前に来たことがあると思ったら 渦が森です。御影の山手、住吉川沿いにずっと上がっていった お山のてっぺん。渦森会館の中にある"キャロットダンス"。 天気もそう悪くなくて窓越しには絶景が広がっていました。 六甲アイランドのその先まではっきりと分かります。 かつてたにし君一家が住んでいて何度も訪れたマンションも見え、 懐かしくなりました。 そのまま帰宅はしません。当然事務所に戻って仕事。でも力が 入らずそこそこで終了。たまにはそんな日も有りでしょう。




6/14(土)

今日はまず穂高神社へ。ところがお社は改修中でバリケードやら いろんな物に覆われていました。荘厳さも半減、何だかご利益も 半減のような気がしてしまいました。 安曇野の水はとても清らかです。わさび田の間を流れる水路の水で さえ、抜群の透明感。 穂高川の土手には『早春賦』の歌碑が有りました。この地が歌詞の 舞台なのだそうです。雰囲気を高めるため『早春賦』の着メロを ダウンロードして流しつつ一緒に歌いました。おかげで頭にこびり 付いて離れません。 それから"大王わさび農場"に。広大な敷地の中を散策していると 暑いので冷たい物に手が伸びます。まず"本わさびソフトクリーム"。 意外に辛味は感じられませんでした。続いて"わさびアイスもなか"。 こちらはジェラートみたいです。ツーンとわさびらしい後味がして いっそうひんやりします。 わさび田の中に足を入れられる場所を見つけ、みんなで靴下を脱ぎ、 足をひたしてみました。 「冷たっ!痺れる!」 ついつい声が出ます。想像以上の冷たさ。じっとしていられない くらいでした。 お世話になった、割烹旅館みさとの姉妹店"庭園そば処みさと"で 昼食。和風庭園の景色を楽しみながら古民家でいただくおそば。 旅館もですが、こちらもアンティークな調度品がたくさん。 季節限定のメニュー"芹そば"を注文しました。地元産のそば粉、 水を使ったこだわりの麺(二八そば)を豚肉と自家製のたっぷりの 芹が入った温かいつゆにつけて食べます。麺もですがつゆが絶妙な 味わいで、そば湯を足してもおいしい。大盛りでよかったかも。 悔いが残らないように最後の温泉。"ファインビュー室山"です。 ここからの景色もいい。今回の旅は少しずつ場所を変えながらも いろんなアプローチで存分に北アルプスと水のある風景を楽しみ、 心の底から癒される3日間になりました。会社からの電話には毎度 びくびくしましたが、そんな仕事なんてもう放置しちゃえと一瞬 思ってしまいました。まだまだここにいたい、でも帰りの電車の 時間は決まっています。 松本駅でレンタカーを返却して、しなので名古屋に出て、夕食は 何度も利用している栄の"鳥銀本店"、満員で分家に案内されて 名古屋コーチンを堪能して帰ってきたのでした。




6/13(金)

鷹狩山展望台の下からはこんな感じ 朝風呂と豪華な朝食を食べていざ出発。天気は薄曇、まずまず。 でも昨日と違って北アルプスの山々はくっきりと見えています。 所々に雪を残す山並みの美しさに心は踊り、車を降りてその姿を 夢中でカメラに収めました。こんな景色が見られただけでも来て よかったと思うほどに。 道端、花壇、至る所で頻繁にルピナスの花を見かけました。 北海道では入植者により自然繁殖したブルー系がほとんどですが、 ここではピンク系が多いようです。ルピナスは繁殖力旺盛なので どこかで栽培された物が広がっていったのかもしれません。 暑い関西ではあまり見ないだけに不思議な感じでした。 車は姫川の源流を目指して大糸線を併走するように南下、そして 気付かなくて通り過ぎてしまうような、白馬さのさかスキー場の そばの森の中に源流はありました。神秘的な場所でした。 青木湖、中綱湖、木崎湖の仁科三湖に立ち寄りながら、鷹狩山の 山頂にある展望台に到着。ぐるりと雄大な北アルプスの眺め! まさに絶景です。 展望台の横にある"山小屋天望レストランたかがり"で昼食です。 そんなに食欲ないからと言っていたのに、メニューにあった "サラダうどん"にそそられて注文。お店で手打ちしているという 麺はとてもコシがあって喉ごしもよく、きれいに平らげた上に レジ横にあった、手作りの田舎まんじゅうも2個買いました。 ほかほかでおいしそう。いつ食べようかなと見つめるわたし。 昨日は間食におやきを3個食べて驚かれ、今日も驚かれ、故に 付けられた称号は「まんじゅう姉さん」。 本日のクライマックスは某社の聖地、黒部ダム。扇沢駐車場から トロリーバスに乗り換えて16分で到着。険しい山々に挟まれた こんな場所によくぞここまでのものを…。 遊歩道の端を覗き込むわたしとは対照的に昨日高所に恐々だった 人たちは真ん中しか歩きません。背中を押されそうとわたしから 逃げ回ってばかりでした。 そうしているうちに次第に雲行きが怪しくなり、パラパラと雨が 降ってきました。さらに遊覧船がるべを楽しんでいるとザーッと いっそう酷くなり、大慌てでトロリーバスの駅まで引き返した ものの足元はびしょ濡れ。 扇沢に戻ったときには上がっていたのですが、安曇野の今夜の 宿へと近付くにつれて、路面が濡れもしていない状態に変わって いくではないですか。あの雨は黒部限定? 割烹旅館みさとに到着。こじんまりとしたレトロな宿です。 早速温泉ですっきり。今夜も豪華な料理に舌鼓を打ちました。




6/12(木)

青鬼集落にて 平岩駅付近で
大阪駅から乗車した急行きたぐにとは直江津でお別れ。信越本線で 長野へと向かいます。ガラガラだった列車も次第に通勤電車らしい 景色に変わっていきました。駅でレンタカーを借りて栂池へ。 ゴンドラリフト、ロープウェイと乗り継ぐと標高1,829mの世界。 一面雪野原。雪に足を取られながら霧の中で散策するも木道さえも 埋もれてしまい、目印を当てに歩いてもどこにいるのかさっぱり 分からないくらいでほどほどにして下山。 霧は晴れ始め、日が差してきました。山並みと遥か彼方に町の景色。 いい眺めです。でも高所が不得意な人たちは窓の外を恐々と見ている だけでした。 凍えた体を倉下の湯で温めました。鉄気を感じる褐色の湯は塩分を 含んでいるようで肌がつるつるしてきます。天気だと北アルプスを 眺めながらの露天風呂だったのですが見晴らしは今ひとつ。 次は白馬スキージャンプ台。長野オリンピック以来10年ぶり。 当時はかなり遠い位置から日の丸ジャンプ陣を見ていたので間近で 見上げていてもなかなか当時の景色と重ね合わせるのが難しい。 でも、原田選手の銅、そして船木選手の金、あのドラマティックな シーン、その場に居合わせた興奮は今でも忘れることはありません。 さらに青鬼集落へと足を運びます。ここは棚田や萱葺屋根の家が 残る山中の小さな集落です。郷愁を誘う、可憐な野の花、棚田と 五竜岳の絶景…。 宿は姫川温泉のホテル国富翠泉閣。静かで落ち着いた場所にある (極端な話、こんな寂れたところになぜ一軒だけ?と言いたくなる) きれいな旅館です。辺りには姫川と大糸線の線路しかありません。 一両編成のかわいらしい列車が鉄橋を渡るさまは、ジオラマが 本物になったみたいな、絵になる風景。 源泉掛け流しの露天風呂は男湯女湯を遮る物以外、覆いもなく 開放感たっぷり。お湯は昼間に入った倉下の湯ほど色はないですが 同じ香りがします。 夕食は日本海の海の幸が盛りだくさんで嬉しいけれどお腹が苦しい。 でも撃沈したまま朝を迎えるなんてもったいないと深夜に起きて もう一度つかりました。




6/11(水)

これより北アルプス、大糸線沿線の旅へ出発です! 今週は理由も分からず忙しくて連日残業、今日も帰られなかったら どうしようと思うほど仕事に溺れていました。スピード社の水着を 持ってしてもアップアップです。忘れないように昨日のボーナスも 下ろさなくっちゃ。 それでも何とか片付き、自宅に荷物を取りに行って大阪駅へ。 急行きたぐにの寝台を取ってありますが、まずは自由席に移動し、 ビールやお茶で乾杯。 スケジュール表にほとんど目を通さずに参加したので何もかもが 予備知識なし、幹事任せです。どんな旅になるのか楽しみ。 では直江津到着近くまで眠ります。




6/8(日)

温泉は1泊で3度入るのが基本です。昨晩の岩風呂に再び入ろうと 普段では有り得ない早起き。天気もよく、美しく澄んだ川の流れを 眺めながらつかっているとじわじわと体が目覚めてきます。 朝食バイキングは近年泊まってきた宿の中でも飛びぬけて充実した 品数でした。 ギリギリの時間にチェックアウトしたら、駅への送迎バスの便まで ぽっかりと空いてしまいました。付近を散歩しながら広瀬川に手が 届く場所を探しましたが見つかりません。 仕方なくさまよっていると時間があるならどこか案内しましょうかと 宿の関係者らしきおじさまが声をかけてくれました。 40分近く持て余すのも退屈なのでニッカ宮城峡蒸留所の先にある 鳳鳴四十八滝へと案内してもらいました。展望台から見下ろすと 大小様々な滝と深碧の淵が連なっています。涼やか。 仙台から松島観光をする考えもありましたが、帰りの移動を思うと 無茶をせずにおとなしく帰ってきたのは賢明な選択です。通しでは さすがに遠さを実感します。でも体感気温は大差ありませんでした。




6/7(土)

それはついでで行く範囲じゃないでしょうと、昨日の宴会でも散々 突っ込まれましたがやってきました、作並へ。味のある駅舎を出ると 温泉旅館3軒の送迎バスと関係者が盛大に歓迎してくれました。 でも先に行きたいところがあるんです。その無料送迎バスも発車直前、 慌てて乗り込みました。 5分ほどして"ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所(仙台工場)"に 到着しました。今までに訪れたサントリーの2つの蒸留所と同じく 緑濃い美しい環境の中にあります。早速、見学コースに参加しました。 何とも言えないもろみウィスキーの芳醇な香りを嗅ぐだけでとっても いい気持ち。 最後の試飲コーナーでは"シングルモルト宮城峡"や"鶴"を飲み比べ。 しかし朝からほとんど食べていないので水割り2杯でほろ酔いに。 作並駅に戻ると先ほどの盛大な歓迎団は次の電車待ちでした。 その中に今日の宿、鷹泉閣岩松旅館のバスを見つけ乗り込みました。 電車が着き、歓迎団は一斉に駅の出口へ集まります。これぞ温泉地に 来たという眺めです。 5分ほど走れば作並温泉街、宿に着くや否や女性従業員が飛び出して 駅前よりさらに華やかなお出迎え。仰け反りました。 落ち着いたらまず温泉です。地下へと続く木造の階段を降りていくと 渓流沿いに混浴の天然岩風呂があります。時間限定で女性専用になる とのこと。後から楽しむとして、先に大浴場へ行きつかりました。 湯温が熱めで長くはいれませんでしたが、清流と新緑の木々に目も 心も癒されます。 夕食は部屋食です。牛タンと牡蠣、わたしの苦手なものが二つもある 仙台の名物。先に宿に希望を伝えたので見ることもなく済みました。 揚げ物がなかったものの、内容は大満足です。 夜の女性専用時間に岩風呂に来ました。風情たっぷり、4つのお風呂。 楽しんでからそのままマッサージコーナーに行き、フットマッサージ。 まさに極楽気分。部屋に戻るとぱったりと布団に倒れ夢の中へ。 岩風呂に続く階段




6/6(金)

高崎会場にて 晴れ女は梅雨の季節も雨を跳ねのけました。持ってきたのが晴れ雨 兼用傘で正解です。 試験は予定通り順調に進んで昼過ぎに終わりました。新前橋駅まで 二人を見送った後、わたしは高崎駅で下車。明日は前橋で高校の 何かのスポーツ全国大会があるらしく常宿連泊が出来ませんでした。 前橋の関係者有志が今晩は懇親会を開いてくれるのでそれまでの 時間潰しに「全国都市緑化ぐんまフェア 花と緑のシンフォニー」の 高崎会場へ行ってきました。前橋の人たちに言わせると前橋公園や 敷島公園会場の方がずっと見応えがあるのだそうですが。 暑い。首筋に汗びっしょり。みどりのアートゾーンの花々もバテて 見えます。クラクラしてきたので高崎シティギャラリーへ避難。 「わたせせいぞうの世界展−花の彩・街の彩そして日本の彩」が とてもよかったです。無料なのが申し訳ないくらい。 再び新前橋に戻って迎えの車で会場入り。身内の小さな集まりと 思っていたのに計画から設計、品保と総勢8人になりました。 こんな機会なんて滅多にないから本当に嬉しい! ヒゲの設計屋が別口のメンバーを揃えて二次会に連れて行って くれましたが怪しい韓国料理店ではもう何も食べられず世間話を 聞いてばかりでお開き。 また寝不足か…。高崎までタクシーを飛ばします。その資金は当然 提供してもらいました。 タクシーの運転手さんからわが社には大変お世話になっていますと 言われました。遠く離れた土地で本社とは違う文化の中に根付いた 前橋工場の影響にはときに驚かされます。わたしなんて、入社する までは辛うじて社名を見かけたことがある程度だったというのに。




6/5(木)

ただいま東京駅の新幹線乗車口の待合室で時間潰しをしています。 この時間の上越、長野新幹線はよく混みます。今回は希望の便の 3本後のを確保したものの、お客さん二人はわたしより4時間先に 東京に来ているはず。詮索したくもなりますがさすがに尋ねられず、 でも上野で落ち合う約束なので秋葉原でお買い物かもしれません。 「お茶買ってきましたからどうぞ。」 「このチョコレートおいしいですよ。」 あさまの車中で本来の目的を忘れかけて笑顔のM川さん。 E増さんと二人で東京タワーとお台場を観光してきたそうです。 なんだ、変に気を遣ってしまいました。 時間が足りなくて浅草まで行けなかったとしきりにM川さんは 残念がっていました。なぜにそこまで浅草か尋ねたら、ドラマの 『セーラー服と機関銃』の舞台だったからで、願わくばこの星泉と その仲間の写真と同じ構図で記念写真が撮りたかったと資料まで 見せてくれました…。 新前橋の常宿に着いて下の居酒屋で宴会。部屋に場所を移して 缶ビール片手に二次会。気付けば1時回っているじゃないですか! わたしはほどほどしか飲んでいませんが、大丈夫ではなさそうな この人たち。明日は早く帰らせるとするか。




6/4(水)

マンションの駐輪場は斜めになっているので自転車を止めていると 風ですぐに倒れます。わがママチャリも例外ではなく朝確認すると 柱とをつないでいるチェーンで辛うじて食い止めている状態です。 カバーは3日でボロボロになりました。 今日は夕方神戸某センターに出張です。明日からの前橋行きで ご一緒するお客さんの切符を渡しに。 随分昔に勝手にシリーズ化していた、ママチャリでどこまでも 企画が復活するかもしれないと思いながら全力疾走する琴浦通り。 自宅に戻ってからのスタート、所要時間25分と読んでいたのは 正解でした。しばらく息切れが止まらなかったのでM川さんに 風邪と勘違いされてしまいました。 帰りは中央商店街を抜け、尼センデパートで"二万翁"の鯛焼きを またどっさりと買い込んで、他の買い物も合わせるとカゴから 落ちそうな荷物によろよろでした。



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