日記のような活動報告のような
〔'08/11の巻〕


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11/28(金)

愛媛料理を食す会、開催。会場は北新地の"八幡浜はなれ"です。 ランチや上司たちとふらっと立ち寄りはあるのですが今回は仲間4人と 4,000円のコース料理を楽しみました。 愛媛料理といっても実際はじゃこ天、鯛めしと芋炊き以外はそこまで 愛媛らしい献立でもないような気がします。でも魚は八幡浜港直送、 活きが違います。 まずは迫力満点のほうぼう姿揚げ。ここで愛媛出身のDAIGO君が 故郷で培った食べっぷりを披露、さらに二度揚げしてもらい、バリバリと 骨まできれいに食べ尽くしました。次に登場はかますの塩焼き(半身)。 これもおいしかったです。 店内の数々の愛媛なキーワードに激しく反応するDAIGO君とわたしの 愛媛トークは、すてまるちゃんとなんでさんを巻き込みながら熱くなって しまいました。話題は松山の生んだタルト君の話題にも及び、久しぶりに あのキャラをまじまじと眺め、誕生秘話も知ったのでした。 平日の夜のお食事会は、のんびりした休日のランチ会とは雰囲気も違って たまにはいいかもしれないと思いました。




11/26(水)

この日、話題の2大ショッピングセンターが開業を迎えました。 阪急西宮ガーデンズとイオンモール草津。それぞれにわたしが担当した 同じ機器が間接的とはいえ、この施設たちを支えていると思うと感慨深い 1日でした。 午前中はまたまた枚方の金メダル選手を抱えるK社に出かけました。 着工前打合せを済ませて帰りがてら、門の前の巨大な黄色い物体の前で 記念写真撮影。同行してくれた工事担当課長がカバンから取り出したのは 一眼レフ。意外と本格的。指令によりわたしも一緒に入るよう言われて、 ハイ、チーズ。 今夜はあなごめしです。大田の渡邊水産食品"のあなごめしの素"を使って 炊くだけで出来上がり。大田市沖で獲れた真穴子を焼いて味付けした物と 調味料(どういう因果か西予市産)がセット。1箱で2合分です。 "きしのや"でたまたま見つけて試しに買って帰ったのですが、これはまた 食べたいと思うおいしさです。 買って帰ったといえば、以前ギャル曽根ちゃんがご当地レトルトカレーで 1位をつけた直後から品薄になっていた"鬼太郎の好きなビーフカリー"が 米子駅で手に入ったので、どんなに美味いのか先日食べてみたのですが あんまり感動はありませんでした。 原型に近い状態で残っている肉の味が強過ぎるのでわたしはダメです。 カレーの肉は崩れて溶けるほど煮込まれていないと受け付けられません。 ルーの濃厚さで清里の"ブルーパブレストランロック"のカレーレトルトの 方が遥かに上だと思ったのでした。




11/25(火)

さすがに今日の仕事は辛い…。時間の余裕があったので大阪に到着後 一度帰宅し荷物を置き、シャワーを浴びてとんぼ返り。 始業してしまえばいつもの慌しさでだるいなどとは言っていられません。 お昼もまともに時間が取れず、適当な物を買ってきて口に放り込むだけ。 そんな一日を過ごしたので、帰りは何かいい気分になるような夕食をと "恵観八"に電話を入れたところ、カウンターはいっぱいとの返事。 仕方ない、次に行こうと"ミツバチ堂"にやってきたら店員さんが紙を 持って出てこられて、店主が怪我をしたので喫茶と軽食しか提供出来ず、 営業時間も短縮していると言うではないですか。あきらめました。 ことごとくつまづいて、どっと疲労感に襲われると次を考える気力さえ 湧かなくなってしまいました。 帰宅して郵便受けを覗くと豊頃町役場からの郵便が届いていました。 これはもしかして、今年の夏の贈り物!? 中身は豊頃町のオリジナルテレフォンカード。ハルニレの木目当てで 郵便局のレンタサイクルを利用したときに記入した貸出票に、利用者の 中から抽選で当たりますと書いてあったのを思い出しました。 世の中悪いことばかりじゃないようです。抽選するほどの数の利用者が いたように思えないのですが、そこには触れないでおきましょう。




11/24(月)

湯瀬温泉を後にして盛岡までの花輪線は8人が乗車。小ネタ的面白い話も 聞けて賑やかに過ごしました。その後各自解散、わたしは時間の余裕が あったので上手くバスを使って繋温泉へ往復してきました。片道30分、 向こうでは1時間ほどしかありません。どこを利用しようか観光案内所の 説明を聞いたけれど決定打がなく、とりあえずホテル大観を訪ねました。 庭園露天風呂は塀が邪魔してそれほどではなかったものの、大浴場からの 御所湖と岩手山の景観は素晴らしかったです。お湯が温めの檜風呂に長く つかっていたら時間を忘れそうになりました。
御所湖と岩手山 「白龍本店」のじゃじゃ麺
わたしはそれほど東北の都市を知っている訳ではありませんが、盛岡市は 大好きな街です。冬に来るのは初めてですが、はっとするような美しさの 岩手山に思わず橋のたもとで佇みました。 中津川、北上川、雫石川の清流、おいしいご当地グルメ、歴史ある町並み、 散策して回るのにちょうどいい範囲内に見所が点在していて、歩いている だけでも楽しくなってくる街。 愛用の鉄瓶を購入した"釜定工房"や南部せんべいの"白沢せんべい店"を 覗きつつ歩きます。 早めの夕食は"白龍本店"のじゃじゃ麺。毎回冷麺を食べてしまうので実は 今回が初めてなのでした。想像していたより和風であっさり味の印象。 ラー油やしょうがを加えて変化をつけながら食べます。量は中でもかなり 有りました。食べ終わったお皿に卵を割り入れて箸でよくかき混ぜたら カウンターへ。スープを注いでもらえばチータンタン。 所狭しと押し寄せるお客さんの熱気が酷くて、温泉でさっぱりしたはずが 汗をかいてしまいました。 食べてみた結果、どちらか選べと言われたらやっぱり冷麺です。 盛岡バスセンターから帰途に着きます。まずは仙台まで2時間半乗車、 仙台で1時間の待ち合わせ、そして大阪行きの夜行バスで12時間。 無謀な長丁場ですが交通費はかなり浮きます。寝てしまえば朝には大阪、 そのまま出勤予定です。




11/23(日)

ゆぽぽ山荘のお風呂 御座石神社付近から田沢湖
田沢湖高原は朝から雪。この辺りの雪はさらさらとした印象ではなく 水分を多く含んでいるのか、木々にべったりまとわりついているように 見えます。朝食もしっかり食べました。当然朝風呂にもつかります。 窓の外は一面雪景色でいい気持ち。 高原から田沢湖畔に降りてくると幾分か雪の量が減ってはきましたが この天気では田沢湖を見下ろしてもよく見えません。ところが駅に着き しばらくすると青空が覗き始めました。ついに晴れ女の本領発揮かと 感じながら次のこまちを待っていましたが思い切って予定変更。 タクシーに相談し、湖岸を走って御座石神社まで往復してもらうことに しました。値はそれなりに張りますがやむを得ず。 田沢湖は日本一深い湖。吸いこまれそうな瑠璃色の水を湛えています。 「写真だとただの水溜りにしか見えないんじゃない?」 写真を撮っていると横から運転手さんが笑いながら言いました。 「いくらなんでも琵琶湖と違うのは分かると思いますよ。」 そう答えて二人で笑いました。 盛岡に出ました。お昼は決めていました。久しぶりに食べたくて仕方が ありません、盛岡冷麺! 物産展で"ぴょんぴょん舎"はやって来るのですが"食道園"がいいんです。 さすがに"食道園"までの道は地図を見なくても景色で辿り着きました。 盛岡では冷麺に季節は関係なくいつでも食べられます。この味が嬉しい。 辛さはいつも普通にしますが次回は辛に挑戦してみようかと思いました。 花輪線に乗車し暗くなる頃に湯瀬ホテルに着きました。受付を済ませて まずは露天風呂もある大浴場でゆったりし、それから宴会場へ。 今年の都道府県市区町村落書き帳のオフ会は、オーナーのグリクリさんの 思惑で秋田県になりました。そしていっちゃんさんが交渉役を買って出て くれて開催にこぎつけたのでした。 早速スナフキんさん主催のクイズ大会。参加者の当日前日の北東北3県の 逆認市度(得点のつけ方は経県値に倣い、一番高得点を弾き出した市は どこか)を当てるというものです。ずっと行程について口をつぐみ続けて いたのは大きなヒントを与えかねなかったからで、他のメンバーも同様に 隠密行動に徹し言いたくても言えないジレンマに陥っていたようです。 集計の結果、1位は盛岡市。大雪で日本海周りを避けた人が多く出ると したらここは外せないと踏んでいたわたしも正解、しかも予想した点数が 1点多いだけの40点と大当たり、2位以下は外しましたが珍しく賞品を 獲得出来ました。 その次はグリグリさんによる、ここはどこでしょうクイズ。今年訪れた 各所の写真を見てどこの市町村から撮影されたかを当てるのですがこれが かなり手強い。わたしは半分も分かるはずがなく。みんな凄過ぎます。 凄いと言えば千本桜さんの出し物。忘れて下さいと前置きされても忘れる ことなど出来ない強烈な思い出です。 一次会の後は宿泊部屋の一つに集合してお酒とつまみで二次会。その後も 何人かは眠気知らずで延々と談笑していたそうです。 最後に千本桜さんの叫びを。"萩の月"は仙台銘菓でなく大河原銘菓です! (えっ、そうだったの?)




11/22(土)

盛岡から大曲行き 今夜のごちそう
昨日のおやつに加えて"ぷちずんだ餅"を朝食代わりにバスの中で口にして います。他の路線に比べて異様な混み具合。補助席も埋まりました。 早めに並んでいたのでわたしは窓際の席を確保。終着の盛岡の手前で雪に なりましたが一瞬だけ。快晴です。積もった雪は解けてきていました。 盛岡で列車に乗り換えです。鈍行列車はときどき待ち合わせをしながら 進みますが天候は次第に怪しくなりました。雲に覆われたと思うと雪。 そのうち雪しか見えない状態に。 本日の宿の最寄り駅到着。路線バスに乗って雪深い中を進みます。 他の乗客はきっと終点の乳頭温泉まで行くのでしょう。わたしは途中の 保養所団地で下車し、すぐそばの脇道を歩きます。 宿はゆぽぽ山荘という小さな湯宿です。当初はそれなりの旅館を狙って 探してみたのですが時期が時期だけに一人客向けの空室があるはずなく、 たまたま見かけたここの素朴な感じが目に留まって決めたのでした。 管理人夫妻の手の込んだ夕食はまさに山のごちそうです。きりたんぽ鍋に きのこや山菜、そこに"田沢湖ビール"とくれば最高の組み合わせ。 そんなに飲まないビールもおいしい食事に普段と進み具合が違います。 お風呂は屋内に有り小さいですが、硫黄の湯の花がたくさん舞いとても 風情があります。乳頭温泉と同じ源泉から引き込まれたお湯はここまで 来てもまだ高温のため水で冷ましながら入ります。 いいお湯です。硫黄の匂いが立ちこめる中、ゆっくりとつかっていると 体の芯からぽかぽかと温まります。 夕食前と一服してから入れば身も心も開放!




11/21(金)

今日のおやつ 午後から北上です。当初はぷらっとこだまと長距離バスを利用してほぼ 半額の金額で今夜の宿泊地入りのつもりでしたがあまりにも時間の余裕が ないので東京へは金券ショップで買った回数券を利用。改装中の東京駅で バス停を探して右往左往したので結果的にこれでよかったと思いました。 17時に出発したバスは約5時間かけて仙台に到着。時間はかかっても たったの3,000円(現在キャンペーン中で通常より安い)だなんて。 途中休憩ポイントになっているSAでちょこちょことおやつを買ったり して楽しんだので長さはそんなに気になりません。今まで散々バスに乗り まくっているから慣れてしまっているのもあり。 東北とはいえ仙台はポツポツと雨が降っているだけで雪はなくそんなに 寒くもありません。警戒して厚着してきたのですが今日のところは暑くて 汗をかくばかりでした。 ホテルでようやく落ち着いたのでおやつでも食べるとするか、その前にと 調べて分かったのですが、この"ももどら"は国見SA(下り)でしか手に 入らない限定商品だそうです。もったいないから明日にします。




11/20(木)

ロゼワインのボジョレーヌーボー 近くても影響を受けるときは同じ。今朝尼崎駅のホームで悩みました。 神戸線にするべきか東西線にするべきか。人身事故発生は茨木駅付近、 電車の運行は順次回復している状況下で、それならわざわざ大阪駅から 歩かなくてももうすぐ来るらしい東西線に乗ろうと決めました。 今日はその読みが失敗しました。神戸線に比べて何故かかなり間引き 運転だったらしく、やってきた電車はすし詰め状態。しばらく経っても 発車しません。ようやく動き始めたものの駅に到着するたびに激しい 詰め込みで体は半分宙に浮いていました。女性専用車輌で心配事が一つ なかったのはよかったのですが、15分遅れの出勤、そして筋肉痛…。 帰宅すると宅急便からのメモがありました。今日は解禁日だったのか。 ボジョレーヌーボーが届いていました。珍しいロゼワインを見かけて、 早くから予約をしていたのをすっかり失念していました。 でも開けるのはおあずけ。今夜は眺めるだけ、いそいそと旅支度。 ここにきて冬型の天気になったはいいですが東北は一体どんな天気やら。 適度の雪なら風情があるというものですが電車やバスの運休は痛いので 勘弁して下さい。 わたしが旅に出ると決まってダイヤが乱れるという伝説が囁かれており、 今回のメイン行事の参加者の方々に申し訳ない思いでいっぱいです!? その道中の行程については23日に予定されている、あるクイズ大会の ヒントになってしまうため終了後まで明らかに出来ません。もどかしい!




11/19(水)

喜んで下さい、予算が取れました。すぐにでも打合せをしましょうと 呼び出され膳所へ出動していました。夏の巡回PRが実を結んだとも 言えますが、この時期で今年度に10数件の飛び込みにおろおろ…。 複雑な表情のまま後にしました。 そこから扇町、九条と大回りしてへとへとになって会社に帰りました。 道中でランチは食べたものの、出てきたハンバーグは細切れの肉が ふんわり固まったような感じで、ぎゅっと詰まったスパイシーなのが 好みのわたしの口に合わなかった上に、油の嫌な後味がいつまでも 口に残っていてがっかりです。洒落たレストランだっただけに。 いつの間にかディアモールにクリスマスツリーが登場していました。 今月のうちに回れるところは押さえたいのですが、暖かかったのと まだ気分的に盛り上がらないのとでイルミネーション巡礼が本格化 するのは12月に入ってからの見込みです。




11/16(日)

会ったことのない祖父が、祖母が、そこにいました。白黒写真の中。 自宅にはほとんど写真もなく遠い存在の人たちですが、こうしてずっと 眺めていると当時の笑い声ややりとりが窺えるような感覚に陥ります。 男前の祖父と働き者で知られた祖母。もし会えるなら会ってみたい。 写真はおばあちゃんが遺した束の中にあったものです。中には若かりし 祖父とまだ幼いおばあちゃんが仲良く写っていたり、祖父の出征前に (その後戦死した訳ですが)に撮影されたもの、鳥井の鷺の巣の前で 女学生たちが並んでいるものなど、どれも興味深い写真でした。 写真の裏に撮影した日時や写っている人たちの名前や年齢までメモして あったおかげで大体の状況は判明しました。 その中に気になる1枚が。メモにある名前はもしやあの方の御祖母様? おばあちゃんと同級生だったとか。墓参りの際、すぐそばにあった墓標の 内容もそう言えば当てはまる…。 不思議な縁でつながっている"春光園"の店長さん。あの世できっと二人の 婆様は若かりし日の昔話でもしていることでしょう。
祖父とおばあちゃんの仲良し兄妹 出征前に撮影されたらしい




11/15(土)

つかしんのクリスマスツリー まだちょっと情緒不安定です。感受性が鋭く、何においても人より強い 影響を受けがちな脆い部分を自覚しているので人前では努めて平静を 装うのですがそれが時には冷たく見えたりぶっきらぼうに映るようです。 今日は洗濯しかしていません。このままでは体も心も鈍ってしまうと ママチャリにまたがり勢いよく闇の中へと漕ぎ出しました。 当初は電車でハーバーランドのイルミネーションでも見に行こうかと 思ったのですが立ち上がったのが遅過ぎて既に点灯終了間際。そこで 近場に変更、目的地はグンゼタウンセンターつかしんです。 しかし今の今になって気付きました、ここに住み始めてから自転車で つかしんに行ったことがない、最短ルートが分かりません。 迷走しながら20分かかって無事に辿り着きました。静かで人の姿は ほとんどありません。びくびく怯えながら回ってみると見つかりました、 クリスマスツリー。しばらく見ていると光の色合いが変化してきれい。 きれいなのはいいのですがあまりもの寂しさにそこそこにして現場を 去りました。最短ルートはつかめました。




11/13(木)

昨日の晩、会社に寄って溜まっていた仕事を整理して帰ったので今朝の ダメージは全くありませんでした。 この冬最初のイルミネーション見学は天保山。市バスに揺られながら、 かなり昔と思しき大阪市電の地図と見比べると面白かったです。 (おばあちゃんの写真と一緒にあった物をデジカメに収めてきました。) 海遊館前のクリスマスツリーが今回リニューアルしていました。通常は 白いのですが、前方に設けられたアーチにカップルで立つと3パターンの どれかにライティングが変化します。青くなるのが一番多く、ピンクに なったり、2匹のイルカが浮かぶパターンは比べて少ないようです。 天保山マーケットプレイス前のイルミネーションも変わりました。 例年なら孤独に近い状態でぶるぶる震えながら見ているのですが今晩は 温かいのもあってか大勢の見物客がいました。 帰宅してから"上野屋蒲鉾店"のストかまを冷蔵庫から出してきました。 ストローを外して切り分け、わさび醤油をちょいと付けて口へ。 むちむちしておいしい。お酒のアテにもぴったりなのです。すぐに1本が なくなってしまいました。こんなに小さかったっけと首を捻ったのですが おいしいが故の錯覚でしょうか。




11/12(水)

おばあちゃんの葬儀は終わりました。今朝最後に墓参りをし、出雲まで 送ってもらい、長距離バスに乗って今日の晩に帰ってきました。 あちらは通夜の前に出棺するんだそうで一昨日の午後わたしが到着した 時には既に壷の中でした。 通夜は涙雨、告別式はお天気でした。ご近所の方やご友人、同じNTTで 働いていたOB会の方、たくさんの人が来て下さいました。 家では、おばあちゃんの娘夫婦(母のいとこ)とその息子たち三兄弟 (わたしから見ればはとこ)、そしてわが一家。 あの世への旅立ちをみんなが揃って見送ることができ、本当によかった。 喜んでくれていますか? 鳥井の海に冬の日本海らしく冷たい荒波が押し寄せます。 でも昔から変わらないきれいな海。浜辺を散歩して石拾いをしていると、 わたしの名前を呼ぶおばあちゃんの姿をふと思い浮かべ涙しました。 「浜茶屋は去年から閉じちゃったんだってね。食堂もシャワー室も桟敷も 何もかも板で覆われてて寂しいよ。わたしの夏の記憶はこの"臨海荘"の ことばっかり、おばあちゃん。 いくつになっても楽しかった想い出は絶対忘れはしないから…。 またきっと近いうちに墓参りに行くからね。」




11/9(日)

今朝、母から電話がありました。おばあちゃんが亡くなったと。 しばらく体調が悪く施設にいたのでいつかはと覚悟していたのですが…。 正確には祖母でなく祖母代わりの「島根のおばあちゃん」。祖父の妹、 つまり大叔母に当たります。しかし10代のうちに両親を亡くした母に とっては親同然、本当の祖父母を知らないわたしにとっても祖母同然の 人です。 明るくてよく笑う人でした。一家で大田へ帰省したときはいつも温かく 迎えてくれました。夏休みは浜茶屋でわかめご飯のおにぎりを作ったり、 出荷する自家製ぶどうの箱詰めの手伝いをするのが小学生の頃の楽しみ でした。 当時勤めていたNTTの研修であちこちへ出かけては、実家にも遊びに 来てくれて、当時の子供には破格値の物を買ってくれたり、お年玉を もらったっけ。 通夜と告別式があるので支度をしてこれから大田へ向かいます。 心の中では今、日本海の波の音と鳶の啼き声がこだましています。




11/8(月)

"マンドリーノ"のワタリガニスパゲティ目当てのランチ会を開催。 日程は急に決めちゃったもので大々的に連絡は出来ませんでしたが ねこのしっぽさん親子、すてまるちゃん、おまけ扱いでなんでさんを 加えた5人が集まって食べました。土祝限定ランチ(2,800円)は ワタリガニスパゲティはもちろん、前菜、本日のメイン料理も付いた ボリューム満点のコース。この日のために今週は足を運ぶのを避けて いたので、やっと食べられると思うと嬉し泣き寸前でした。 いつもなら次はお茶でもしようかと提案するところですが、あいにく 予定が詰まっているのでその場を離れて尼崎へ戻ってきました。 今日こそはとヘアサロンの予約を取っていたのです。 見た目はそんなに変わらないかもしれませんがカットで量を減らして パーマをかけ直しました。このままお正月まで持ちそうです。 慌しく次の予定に移ります。『レッドクリフ partT』観てきました。 三国志演義の赤壁の戦いを中心にしたストーリーというのでかなり 楽しみにしていました。(学生時代に三国志を基にした読み物などは いろいろと目を通しています。) 血の流れるシーンは大の苦手なのでそこまで現実的なのは勘弁して 欲しかったのですが、かなり忠実、イメージを裏切らない壮大さで 具現化していたと思います。 しかしパート1は肝心の赤壁の戦いの寸前まで、これから…という ところで終わります。パート2が待ち遠しい。 諸葛亮や周瑜夫妻、孫権を中心にして物語は進み(しかも男前揃い)、 蜀の三兄弟の扱いが心持ち少なめ。特に劉備は三国志を知らない人が 見たらどこがそんなに凄い人物なんだろうと思うかもしれません。 だって、わらじが編める田舎のおっちゃんに描かれているのですから。 とは言え、関羽と張飛はなかなかの存在感、役者も素晴らしい。 曹操は悪役ではあるのですが、孤独で哀れな独裁者風。 孔明や周瑜が素敵なのは分かります。でもわたしはダントツ趙雲! 強過ぎです、目立ち過ぎです、痺れます。 元々登場人物の中では関羽と趙雲びいきなので見終わった後もずっと 「趙雲最高!」と興奮が収まらなかったのでした。




11/5(水)

午後から久しぶりの神戸出張。神戸の物件は尼崎の某センターで済む 件名がほとんどだったので珍しいことです。 東遊園地はルミナリエに向けて骨組みが随分出来上がっていました。 その隣で建設が進んでいるのはアーバンライフが手がけるタワー形の マンション。今年のルミナリエには影響がなさそうですが来年以降は どうなることやら。 神戸営業所での打合せは割とあっさり終わりました。事務所へ帰る気 など最初からなかったので時間が余って困りましたが、同行してくれた Mさんと分かれて少しだけ旧居留地を散歩。 そうしているうちにやっぱりあそこに立ち寄ってみようかと思い立ち、 Y崎さんに電話を入れるとつながりはしたものの本人は長期出張中。 代わりの人に渡しておいて下さいと頼まれたので阪神尼崎へ帰ってきて てくてく歩いて阪神営業所へ。 しかし時間が遅くなって門は閉まった状態。困った。そこへ建屋から 出てきた人に事の次第を説明して見積書を手渡すと向こうは楽しそうに ごぶさたですと言うではないですか。数年前に手掛けた仕事で一度だけ 挨拶した方だったのでした。申し訳ありませんがお顔はとっくに忘れて いました…。 誕生日前後に散々あれやこれやと行事があったり、物をもらったように 見えて、実は今日初めて誕生日ケーキをもらいました。ローソクの数は 適当で結構です。




11/4(火)

日替わり菜摘み膳 今日のお昼は支社長に誘われて外へ。どこへ行くのか付いて行くと "播磨屋龍泉堂"という店へ。なんでも女性が喜ぶランチがあるとか。 そのランチ"日替わり菜摘み膳"(1,000円)は色とりどりの小鉢が 9品、カゴに載ってすぐ出てきました。これにお代わり自由のご飯と 汁物がセットです。 思わず声が出てしまう美しさ。女性に人気の意味が理解できました。 今日はたまたま空いていたようですが普段は満席で入れないことも 多いそうです。 ランチは誕生日お祝いだからと支社長がごちそうしてくれました。 ありがとうございます。 菜摘み膳の他、ハンバーグやカツのセットもあります。ジュージューと 隣席から聞こえる音にチラチラと目が行ってしまいました。 本当は誕生日休暇(誕生日もしくはその月の任意の1日が特別休暇に なるわが社の制度)を今日に取得するつもりだったのですが何かと あって流したので、代わりをどこにするか悩ましいです。




11/3(月)

早起きは辛い。毎年の恒例行事ですがおかげで誕生日の晩はいつも ゆっくり過ごせないので考えものです。 1年ぶりの大蔵海岸。明石海峡ウォークラリー受付場所へ。手続きが 終われば順次スタートです。何度も参加して歩き慣れた17キロの コースなので特筆する事柄もないのですが、ところどころ町の変化を 見つけては1年の長さを実感するのでした。 ゴールは南二見のノーリツNAMエリア。その後のお楽しみ抽選会も 大した物は手に入らず。でもわたしが当てたのはコーヒーセット、 意外と上等? 運営や整理に当たってくれる赤いジャンパーを着たノーリツの方々に 今年も感謝。 帰りは明石駅の地下にある"長井珈琲倶楽部"で一服です。 ここのおいしいコーヒーを飲まないと気分的に終了出来ないのです。 足に疲労を感じていないのは、だらだら歩きを避け、ペースを上げて みたのがよかったのかもしれません。疲労よりも眠気です。




11/2(日)

何故だか当日になって本人がコロッと忘れていました。メールが届いて 改めて気付きました。日付が変わった実感が乏しかったせいもあり…。 誕生日だから特別に何かをする、何かを思うということも、年を重ねる ほど薄っぺらくなってしまいそうです。 眠いのを堪えて『地獄少女』を見ます。そしたらやっと寝られます。 とにかく朝になってから。 外が冷え込んできたのでラン子を部屋に入れておかなくちゃ。新芽の 先に花がつくことを期待しながら。去年は花に会えなくて今年こそはと 夏にたっぷり日に当ててみたところ根だけは茫々に伸びてくれました。 さて、今晩は何をごちそうしてくれるのやら。 連れて行かれたのはヒルトンプラザウエストにある中華の"桃谷樓"。 場所柄ゆったりとした高級感が漂う中、かなり奮発したフルコースを いただくことに。前に一度食べたフカヒレの姿煮が食べたかったから だそうで。でもまともにフカヒレなど食べたことがなかったわたしには おいしいのは分かっても、どれだけ格別においしいのか分からずじまい。 全体的にあっさりとした味付けです。化学調味料や添加物を一切加えず、 和の心で作り上げた料理というコンセプトだそうで納得。 ゆっくりゆっくりと運ばれてきたのもありお腹いっぱいになりました。 ごちそうさまでした。 明日は定例の明石海峡ウォークラリー。早起きが辛くて寝たかったのに 誕生日プレゼントなのか『Music Lovers』にレミオロメンが…。



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