日記のような活動報告のような
〔'08/1の巻〕


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1/31(木)

鉄骨姿のものは何になるのかな?

クレーンがいっぱい クレーンがいっぱい
極秘写真を入手しました。かの堺浜に建設中のあの現場です。 まだ整地もままならぬ状態ですが、それぞれの設備が設置される 場所はちゃんと決まっていて、事務所らしきもの、宿舎らしきもの、 続々出来上がっていく予定です。 それにしても色とりどりのおびただしい数のクレーンが見えます。 まるでハリネズミのように刺々しく地面から生えているみたい。 今週"本家熊谷八"がランチ営業をお休みしているのでたまには 他の和食ランチを開拓するしようかと飛び込んだのが"やまでら"。 帰りにいつも通りかかるところなので常々気にはなっていました。 ランチメニューは数種類ありましたが近江地鶏の唐揚げがメインの "近江御前"(900円)を選びました。茶碗蒸しや味噌汁、小鉢、 香の物がついて、ボリュームもちょうどいいです。空いているし 気忙しさを感じさせないのも仕事の息抜きを兼ねた一人客には ありがたい。 昨晩の報道から一気に広がった中国産の冷凍餃子中毒事件。 「毒ギョーザ」という言葉も飛び交っています。 わたしは以前から中国産には不信感を抱いていたので冷凍食品や 加工食品は常に表示を確認し中国産の表示があるものについては 手をつけていませんでした。このようなニュースが発生したことで ますます中国製に対する印象は悪くなりました。 でも中国から輸入した素材を使って国内で生産すれば国産の表示に なってしまいます。外食産業の材料にも当然使われていますし、 難しいのは分かっていますが、使用材料の産地まで知ることが 出来ればといいのにと思います。




1/30(水)

今年初めての"マンドリーノ"ランチでした。昼休みにここまで行く 気力が最近持てずにいたのですが、やっぱり大好き、マンドリーノ。 今日はほどほどの残業で済みました。APOGEEのニューアルバム 『Touch in Light』をやっと手にして帰宅。タワレコだけあって 特典が2つも付いています。1つはステッカーミニカレンダー。 もう1つはコースター引換券でした。どこで引換なのかと確認したら アメ村近くのお店だそうです。 とにかく、APOGEEカッコ良過ぎです。 前作の方がスペーシーでカラフルなアレンジが多かった気がしますが、 本作はロック色が強くなった(男性っぽくなった?)感じを受けました。 だからといって、おとなしくなったのでもなく。 来月にはShangri−Laでのライブに参戦することにしたので 生で聴けるのがとっても楽しみ。 お茶のお供はもちろん"萩の月"。そうして夜は更けていくのでした。




1/28(月)

いつもの激務の日常に戻りました。詰め物が取れた虫歯を何とか しないといけないのですが到底歯医者へ行く時間もないので放置 したままです。その分丁寧に磨いてはいるつもりですが。 APOGEEのニューアルバム『Touch in Light』が早く欲しいのに JR尼崎駅前の貧相なCDショップに期待はできません。 もしやと思ってツタヤとミドリ電化に寄ってみましたがやっぱり 見当たらず。マルビルのタワレコに寄るだけの力があれば…。 この1週間はまともな夕食は無理でしょう。今夜はコンビニで お好み焼を買って帰りましたが、このくらいの値段がするのなら "みやび"で焼き立てを食べればよかったと思った次第。




1/26(土)

雪と湯煙で視界が悪いです 女性用露天風呂
高湯温泉を発ち、近隣で日帰り入浴をしている宿を探した結果、 新野地温泉の相模屋旅館に決定。 除雪もあきらめたかのような雪道。すっかり見慣れてきました。 眼前の山々も白く煙っています。標高は1,000mを超えました。 お昼前だというのに外気温はどんどん下がり、ついに−7度! 目的地に到着しました。旅館の前には大きな除雪車があります。 入口がすぐ目の前にあったのに分からなくて探しました。 だってシャッターで出来た玄関フードで覆われていたんですから。 案内された方へ歩いていくと扉があり、開けば外へ出ます。 木製の渡り廊下の先に露天風呂があるとのこと。もくもくと湯煙が 上がる中を進むと男性用と女性用との分かれ道、さらに進むと、 野趣たっぷりな露天風呂が登場。浴槽のそばには簡易な脱衣所だけ。 屋根があるのに雪に埋もれています。もちろん他に客はいません。 淡い青い色をした硫黄泉は高湯温泉と似ています。 お湯は熱々。周りの雪をかき入れて何とか冷ましてつかりました。 まさに理想の雪見風呂です。長くつかっていてものぼせないのは 冷たい空気に頭が冴えるからでしょうか。 その後は岳温泉も狙って行きましたが、レンタカー返却の時間が 迫ってきたので温泉は断念し、お昼の場所を探して入ったのは "食事処成駒"という店。胃袋の空きはそんなになかったのですが、 表に掲げられていた大きなソースカツ丼の看板に惹かれ無謀にも 注文しました。するとフタが閉まらないボリュームのがやってきて その凄さに仰天。空腹のわたしなら余裕の量ですが、分厚いカツ (ヒレにしましたがロースも有り)に苦戦してしまいました。 おいしく食べ終わったもののお腹は限界、しばらく苦しみました。 メンバーの1人の苗字と同じ名前の駅が近くにあると知って最後 立ち寄りました。わたしもそうですが自分の苗字がそこかしこに ある土地には不思議な親近感を抱き、興奮するものです。 彼もあらゆる名前入りのものと記念写真を撮っていました。 郡山でレンタカーを返却、途中下車して築地でお寿司を食べてから 新幹線で帰ってきましたが、関西の寒さなんてかわいいもんです!?




1/25(金)

朝食の前にはもちろん温泉。男女が入れ替わっていました。 昨日は二つあった湯船が一つしかありません。しかも熱めの湯で到底 長湯は無理でした。 豪雪の蔵王を発ちました。山形駅前まで出ると少しはマシです。 仙山線に乗り仙台に近付くにつれて青空が広がり、雪は無くなって しまいました。一旦下車、乗り継ぎ時間にどうしても買いたい物が ありました。バラ売りしている店舗の前でニヤニヤしてすみません。 袋に詰めてもらって大事にゴロゴロちゃんにしまいました。仙台と 言えば銘菓"萩の月"でしょう! そして福島に移動、レンタカーで目指すのは高湯温泉の安達屋旅館。 その手前にある別の宿に状況を問い合わせると吹雪で露天風呂は 閉鎖していると言うじゃないですか。こんなにいい天気なのに!? 10キロ程度でそんなに一変するのか半信半疑で進んで行くと次第に 山道になり、除雪もしていない道になりました。一度雪上で停止すると エンジンをかけても這い上がれません。天候は悪くなる一方なので、 寄り道もせず到着。辺りは再び真っ白な世界。傍らで巨大な除雪車が 作業していますが積もるばかりで追いついていません。凄い所にまた 来てしまいました。 凶器になりそうなくらい立派な氷柱が軒下にずらりと並んでいます。 寒いという感覚もだんだん麻痺して笑いがこみ上げてきます。 今夜のごちそう 時間も早いので定番の温泉へ。"薬師の湯"(露天風呂)は水温低下で 閉鎖していましたが、大露天風呂"大気の湯"は大丈夫でした。 大きな岩風呂は混浴ですが18時から21時まで時間限定で女性専用に なるとのこと。でも小さい風呂だって十分雪見を楽しめます。 淡く青みかがった乳白色の湯。周りはふんわりと綿のような雪。 頭に乗せたタオルにもすぐ雪が積もります。 夕食は囲炉裏の間で。旬の素材を活かし、趣向を凝らした献立は いずれも文句なし。おいしい、すごいの言葉しか出てきませんでした。 食べ終わってゆっくり休憩している場合ではない、大露天風呂狙いで 制限時間内に突撃です。広いだけあって湯はさらに温くなっていて つかっている間はいいのですが気合を入れないと上がれないほど。 この宿、今まで泊まった温泉宿の中でもコストパフォーマンスや個性、 温泉でかなり高得点です。リピーターするには遠過ぎますが。




1/24(木)

早朝。急行きたぐには順調に信越本線を進んでいるように見えて 予感的中、遅れています。新潟までの乗車予定を変更して長岡から 上越新幹線にしました。雪は思ったほどではありませんが風が心配。 特急いなほは村上止まりに変更、いつの間にやら通ってきた路線も 軒並み運休になっているではないですか。間一髪。 新潟からは快速べにばなに乗ります。豪雪地帯に突入し、吹雪の中 やがて景色は真っ白に。川さえも凍りつくような壮絶さです。 米沢到着、吹雪いています。お昼は米沢牛目当てで駅前の"べこや"を 予定していたのですが、たった2分ほど歩いただけで遭難したような 雪まみれの姿になってしまいました。何はともあれ、牛とビール。 "石焼牛肉道場"という普通のよりお肉が豪華なビビンバと焼肉両方を 食べられるランチセットにしました。柔らかいロース肉、美味です。 この内容ならば遭難しても食べる価値があります。しかし突然悲劇が 襲い掛かりました。奥歯の虫歯の詰め物がポロッと外れたのです。 こんなところまで来ていては手当ても出来ません。穴の開いた奥歯の まま旅は続きます。 雪だらけの米沢駅 山形に入るとさらにひどい雪でした。蔵王へ向かうバスからの景色も どんどんひどくなっていきます。バスターミナルからは雪、雪、雪。 しかもパウダースノー。風に巻き上げられ容赦なく降りかかります。 地面がどこまで下にあるかも分からず、足がズボッとはまったりで 大騒ぎ。おおみや旅館に着いたときには再び遭難者のごとく…。 宿の源泉露天風呂は冬季閉鎖のため、夕食までに"源七露天の湯"へ 雪まみれになりながら歩きました。さすがにこの天候ではお客さんは ほとんどいません。露天風呂にはわたしだけです。まさに雪見、 それどころか吹雪風呂。外気が冷え過ぎてお湯が温いくらいです。 硫黄の強い臭いがして、ヌルッと白濁した湯。 宿のはもっと濃い感じの湯でした。湯船も洗い場も全然見えず手探り 状態。強い酸性のために洗面も電気製品も痛んでしまうそうです。 夕食で満腹になったメンバーは揃って布団に倒れました。起き上がる ことも出来ず、風呂に行く気力も湧かず、あきらめてそのまま就寝。




1/23(水)

今晩、大阪駅から急行きたぐにに乗って、蔵王へ向かいます。 絶好の雪見風呂日和(?)と喜ぶ以上に雪が降ってくるらしく 列車の運行が心配になります。幸い、寝台特急の日本海だけが 運休のようです。無事に現地まで行けるのでしょうか? 旅のお供の駅弁たちも無事に職場に届きました。わたしの分だけ 2種類1箱ずつ買ったので、1箱は家で食べようか、全部列車の 中で食べようか迷っていましたが、残業してから自宅に戻ったら ゆっくり味わって食べるような余裕もなくて荷物と一緒に持って 出たのでした。 きたぐにの寝台は三段客車。寝るには早過ぎます。自由席車輌に 移動して駅弁を手に発車を待ちました。動くと同時に包み紙を 剥がしにかかる一行。ごちそうを目の前にして取っておくことなど 無理でした。今回の旅とは無関係な松江駅の"境港水揚げかにめし" ですが、おいしさに箸も進んですぐに空になってしまいました。 周りの座席にはスーツ姿のまま寝込んで目的地へ向かうらしき 男性や、京都までの短い区間なのにわざわざ料金を払って乗車する 会社員らや、座席に窮屈そうに横たわるボーダーなど様々な客が いました。 お腹がいっぱいで自然に眠気に襲われた一行は寝台車輌へ撤収。 さて定刻から何分遅れで新潟へ到着するのでしょうか…。




1/22(火)

心斎橋クラブクアトロで行われた、スザンヌ・ヴェガの来日公演に 行ってきました。ファンの年齢層が高かったこともあり開場時に 並んでいた人はわずかでした。今回はゆっくり聴きたかったので カウンター席にしましたがスタンディングスペースは時間が経っても なかなか埋まりません。 19時過ぎにライブが始まりました。『Tom's Diner』です。 さりげなくユーモアも交えた演出で場が和みます。左肩を覗かせた 黒い服(『Beauty&Crime』のジャケットで着ている服?)と帽子。 都会(ニューヨーク)のオンナっぽくてカッコイイ。 ふと見ると観客の数は随分増えていました。 好きなアーチストというより、格好の被写体としていつも興味を 持っていたスザンヌ・ヴェガ。彼女そのものがモデルになった作品や 歌に影響されて描いた作品がいくつもあるほどです。今まで発表された アルバムでは特にシンボリックな内容の『Days of Open Hand』が 好きで、これを深夜に聴いては歌の世界に浸っていました。 ラスト近くで聴かせてくれた最大のヒット曲『Luka』。このPVでの クールな表情が今でも強く記憶に残っています。 しっとりと地味なライブになるのかと思っていましたが、彼女の声と ギターだけで存在感があります。バンド編成でも仲間と息の合った ところが感じられて聴き入りました。いいライブでした。 アンコールは2回、しかも最後にはサイン会まで用意されていました。 CDかTシャツを購入した人すべてにサインするという気さくな ところが嬉しかったです。わたしもTシャツにサインをもらいました。 緊張してサンキューしか言えず。通訳の方が横にいたから何話しても 伝えてもらえたのに。 先日オークションで落札した長岡のベーカリーショップ"マルシャン" からのパンが届きました。ダンボールに"ルヴァン"3種類が2本ずつ 入っています。フランス生まれの天然酵母ルヴァン種を使用した ふわふわした柔らかいパンだそうです。オーブンで軽く温めて口へ。 お菓子みたい。いくらでも食べちゃいそうな。危険なのでみんな 冷凍庫へ片付けました。




1/21(月)

スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんが昨年7月に出演した 番組に放送倫理違反があったとする意見書を放送倫理検証委員会が まとめ、制作したフジテレビに手渡したそうです。 実際に見ていなかったのでどんな番組だったかはニュースでしか 知り得えません。いろいろと読み漁っていました。 ニュースの感想の中には非現実的だからと否定したり切り捨てるとは どういうことだという発言も見受けられました。しかし今回の話から すると的を外れているように感じます。 問題なのは江原さんの活動云々ではなく、出演した女性に了解もなく カウンセラーをした上に、十分な裏付けを取らないで批判的な内容を 押し付け、放送した(人間の尊厳を傷付けかねない行為)ということ なのでしょう。 江原さんを担ぎ出して面白おかしく番組を制作した局の姿勢が一番に まずいです。高慢な態度や威圧的な発言をしてきた細木さんとは違い、 江原さんはソフトに相手に気を使いながら話をしているようなので 好感は持てます。とは言うものの、オファーを取った芸能人が相手の 『オーラの泉』ならカウンセリングを公開することが番組として 成立するとしても、希望していなかった一般人が相手となると…。 わたしは江原さんだけに問題があると非難するつもりはないですし 科学で解明できない現象を否定はしません。 生活の中に神の存在を感じ、大地や自然に感謝の気持ちを捧げる、 宗教、神秘的なもの。それはそれで面白いし多少興味もあります。 どこまで信じるかは個人で違って当然だし、溺れない程度ならときに 頼ってもいいかもしれません。 でも非現実的な事を信じていない人にまで理解させようとするのは いかがなものでしょうか。スピリチュアルなものに勇気をもらった、 前向きになれた、そういう人はいいのだけれど、傾倒するあまりに そのつもりはない人や、受け取らない人に対して、間違っているやら わたしならちゃんと受け取れるのにと思想を押し付ける人たちが現に います。一種の驕りではないかと思えて仕方がないのです。 風邪の症状は1日半で消え去り、周囲も驚くほどの回復力です。 気合と風邪薬、どちらの効果なのか、この週末にはうまい具合に旅の 目的地に雪が降り積もりましたし、きっと出雲の神のご加護だと 都合のいいように見えない力を信じるわたしなのでありました。




1/20(日)

やっぱり一晩寝ただけでは進展なしかと布団で悶えていましたが 仕方ないので起きました。すると鼻はスッキリ、喉の痛みもほとんど 感じられないではないですか。直った? 無理は禁物なので今日も一日家で安静です。 滅多と鳴らない携帯に着信がありました。"一文字家"からです。 水曜の晩から出発する旅のお供に、松江駅の駅弁を配達してもらう 手続きをしていたのですが、確認メールが見当たらずホームページから 問い合わせたところ、丁寧なお電話と迅速な対応をしていただき、 恐縮してしまいました。 個人的に三大駅弁業者と認定しているのが、この"一文字家"と米原の "井筒屋"、小淵沢の"丸政"です。東北や北海道の各種駅弁のように 豪快に海の物を使えば名物と称されても当然でしょうが、創意工夫し 地産地消の個性豊かな駅弁を生み出している点、もちろんおいしい点も 高評価を付けています。




1/19(土)

起きたとき異変に気付きました。鼻の調子は昨日より悪化の一途。 喉はガラガラするし、咳とくしゃみも出ます。熱はありませんが 頭もぼーっとするような。ついにかかってしまったのか…。 こうなったら最小限に抑えて早く回復させなければ。浜口親子を 見習って気合だ! 外には一切出ませんでしたが、水曜の晩からの雪見温泉旅のための 情報調査は手を抜きません。幸いなことにこの週末からの寒波で 見事な雪景色が見れそうです。それなのに体調が万全でなかったら せっかくの旅がもったいない。 常備していた液体風邪薬も服用、喉の対策にかりんのシロップ漬を 食べたり、生姜コンフィチュールとハチミツを舐めたりして土曜に しては若干早く就寝しました。さて明日の体調はいかに…。




1/18(金)

怒涛の挨拶回りと出張シリーズもようやく一息つき、久しぶりに 本腰入れてじっくりと仕事に励むことが出来ました。 しかし次から次へと容赦なく回ってくるのが調査資料。 発狂しそうになる心を抑えつつ、取り組んでいるうちになんだか 鼻がぐずぐずしてきました。もしかして風邪? イベント前で用心していることもあり、昨日から毎食後風邪薬を 飲んでいますが、嫌な予感がしました。 晩になっていよいよ冷え込んできた尼崎駅前に人の姿はほとんど ありません。震えながら向かうのは"10kt."。体を温めないと とても家まで帰れません。 寒さのせいかお客さんもポツポツとだけ。とりあえず林さんに 温かいカクテルが飲みたいと言ったら出てきました。 レモンティのような味のホットカクテル。 ちょっとのつもりがいつもちょっとで済まない金曜の夜でした。




1/16(水)

今朝はヘルメット持参で山科のF社へ出張してきました。わが部の 扱っている仕事は星野さんCMの会社納めばかりで、よそ様の会社の 工場へ出張などほとんどありません。しかしわたしの担当物件には 一般需要家がエンドユーザーの物もあるのです。 延伸されたばかりでタイムリーな京都市営地下鉄東西線を利用しても 最寄り駅から徒歩15分かかるらしい。つま先に貼るカイロを仕込み、 厚地のマフラーをぐるぐる巻き、ウォークマンを耳にしてノリノリで 歩いている横を通過していく白い車…。 ピンと来るものを感じた直後、ケータイに着信がありました。 一緒に立ち会ってくれる京都某センターさんです。 「やっぱりそうでしたか、寒そうに歩く姿が見えたので電話してみた だけです。結構時間かかるみたいですよ。先に行きますんで頑張って 歩いて来て下さい。」 ええっ、拾ってあげますという話じゃないの!?(舌打ち) 現地で工事担当者も揃いました。取替予定の機器の確認、測量をし、 F社の方々との打ち合わせもして終了。別件で京都某センターに寄る つもりだったので今度は乗せてもらいました。昼食はラーメン屋に しようと盛り上がる一行は1号線迷走、辿り着いたのは御陵駅そばの 住宅街の一角。ラーメンだけじゃ腹持ちが心配だと、ミニカツ丼との セットを頼みました。 「普通にカツ丼やん、どこがミニなんや!」 みんなでツッコミを入れながら、わたしも完食してしまいました。 満腹になって南下中、開通を19日に控えた阪神高速8号京都線の 上鳥羽出入口を見かけました。開通したところでそんなにメリットが あるのか、油小路通が混雑するだけじゃないのかと否定的な見方ばかり する一行でした。 向こうでの用件を済ませて暗くなった頃に事務所に戻りました。 軽く残業。仕事の山はアルプス級に育っていますが今日は片付け無理。 尼崎駅前のモスバーガーに寄りました。どうしても食べたいものが ありました。それは"宮崎県産霧島黒豚メンチカツバーガー"。 粗挽きカツがジューシー、ソースとキャベツの相性もいいです。 去年の終わりに九州を旅したときにはちょうど九州地区期間限定で 発売していたというのに、博多で食べ損なったらそれ以降モス店舗に 出会えなかったのです。旅先での唯一の、そして大きなショックとして 心の中にずっと残っていましたが、これで気が晴れました。




1/15(火)

3連休も終わり、お正月ムードも抜け切ったと思いきや、今日もまだ 挨拶回りでした。3人で出発、阪神尼崎で下車、その次はタクシーで 市内を移動。しかしタクシーの運転手さんには啓明中さえも通じず 大庄地区を迷走されて、地元民のわたしも迷子になるところでした。 空が暗くなる頃に今日のスケジュールも終わり、武庫川駅から帰る 2人を見送ってJR立花行きの市バスに乗りました。 新年明けてからまだ実家に顔を出していません。以前はしょっちゅう 帰っていましたが、悩み事があるほど親に変に思われないか、余計な 心配をかけられやしないかと足が遠退き、ますます何か用事がないと 行き辛い気持ちに陥ってしまったのです。 最寄りのバス停で下車しました。さすがにまずいかなと思って実家へ やってきました。ガチャガチャと突然ドアの鍵を開けて入ってきた ものだから両親は地震と勘違いして腰を抜かしていました。 ちょうど大田から届いていた"ストかま"が食卓に。"ストかま"とは ストローでぐるりと巻かれたす巻きかまぼこで、大田市静間町の 和江漁港にあるお店(現在は4軒)で作られている名産品です。 中でもわが家は"上野屋蒲鉾店"の"和江の光"しか食べません。 パッケージを一新した話は先日"春光園"の店長さんから聞きましたが こんなにすぐ現物を見られるとは。しかしこれは明らかに石見銀山 世界遺産登録に便乗ではないかと苦笑。 このストかま、むっちりと弾力があり地魚の旨味たっぷり、通ならば 和江の甘口の醤油にわさびを添えて。 ところで余談ですが静間町には「月森」姓が非常に多いです。あまり 他では聞かないきれいな響きの苗字。身の回りに月森さんがいたら その人は(もしくはお父さん)大田市静間町の出身です。間違いない。 明日の出張に備えて事務所で見比べて悩んで一番マシなヘルメットを 持ち帰りましたが顎紐の留めが外れているし、汚れて変色しているし、 それよりもまず滅多と使わないので様になりません。 元玉掛作業員の父上に被り方の手ほどきを受けました。しかしどうも 使い辛い。いつの物だろうと確かめると昭和63年製でした。キミも 昨日成人式だったのか…。




1/12(土)

出西生姜のコンフィチュール 今週はほとんど事務所にいなくて、仕事らしい仕事も出来ず…。 1週間の疲労回復と寝不足を取り返すべく、午後まで睡眠です。 おかげで復活! 食パンを軽く焼いて、"KAnoZA"の"出西生姜コンフィチュール" (コンフィチュールは緩めのジャムのこと)を塗ったトーストが 本日のブランチ。 このコンフィチュール、藤原紀香さんが美容本『紀香バディ!』で 紹介したとかで注文が殺到している人気商品。通販では発送までに 1、2週間はかかるそうですが、松江シャミネの店舗では普通に 買えるのです。 生姜は風味の優れた地元ブランド品の出西生姜を使用しています。 リンゴと合わせることによって、甘味と辛味のバランスが絶妙な 一品に仕上がっています。 そのまんまを口にするとピリリッと刺激的な生姜の味がするので パンに薄く塗るだけで十分。ソースとして使える他、紅茶に入れて ジンジャーティ、お湯で割れば生姜湯と何通りも楽しめます。 ちょうど篠山から買って帰った地場産紅茶がまだ残っていました。 生姜を合わせるのがお勧めとあって、すりおろしを何度か入れて 飲んでいたのですが、いつも手元に生姜がある訳でもなく最近は シンプルに飲んでばかりでした。"KAnoZA"的ジンジャーティを 試してみました。香りや個性がハッキリした英国寄りの紅茶でなく こういった日本の素直なタイプの方がやはり相性がいいようです。 遊佐未森さんが去年の7月7日に故郷の仙台で行ったスペシャル コンサートのDVD『ササノハ オトノハ~七夕夢一夜~』をうっとり 鑑賞しながら穏やかに時間は過ぎていくのでした。




1/11(金)

一の湯前で JR城崎温泉駅
挨拶回りデーはまだまだ続きます。福島某センターの用事を済ませ、 三田、特急北近畿に乗ってついに豊岡まで来ました。 ここまで来ても雪はほんの少ししかなく、パラパラと降ってくるのは 雨でした。 用件が終われば団体でトンボ帰りのはずだったのですが思いがけず 乗る便がバラバラになりました。 おお神よ、これは城崎温泉に入って帰りなさいとの思し召しですか? こっそり反対側のホームから各駅停車に乗車。すぐに城崎温泉駅到着。 最終の北近畿発車まで1時間半ほどあります。先に夕食確保せねばと 店じまい寸前のワゴンで駅弁"かにずし"を手に入れました。 温泉街をそぞろ歩き、外湯の中でも改装後をまだ知らない御所の湯で ひとっ風呂することにしました。 想定外の湯巡りなのでタオルも買って、いざっ。ざぶざぶ…。 あー、気持ちいい。お湯加減もちょうどいい。内風呂も露天風呂も たっぷりつかってほかほかに温まりました。 土産店が閉まった暗闇に灯りが点ると温泉街はいっそう情緒的な 雰囲気になります。でもゆっくり眺めている場合ではありません。 帰らなければ。"湯あがりサイダー"(作っているのは佐賀県にある 友桝飲料ですが)片手に急ぎ足で駅に向かいました。 北近畿の自由席はガラガラです。出発と同時に"かにずし"を広げて 夕食タイム。デザートは"円山菓寮"の"湯あがりプリン"です。 城崎温泉駅の駅弁、かにずし ゆらり揺られてスヤスヤと眠っているうちに尼崎へ戻ってきました。 今年初めての"10kt."でカクテル。わたしの城崎の顛末話と持ち帰った JRの「かにカニ日帰りエクスプレス」のパンフレットに話が弾み、 近々10カラツアーズが組まれるとか組まれないとか?




1/10(木)

今日は朝から野江方面。京橋駅で顧問以下上司と団体になって 商店街を抜けて目的地へ。名刺が随分なくなりました。 お昼前、O塚さんが出張先から戻ってきました。 その手にはオレンジ色の、いかにもケーキ屋の紙袋がありました。 「それって、モンシュシュやん!?」 つい声を上げてしまいました、だって巷で噂の"堂島ロール"の店。 職場のすぐそばにあるのですが"堂島ロール"が評判になる前は大して お客さんの姿は見えず、何度か普通に出入りしていました。 クリーム主役のロールケーキには関心がなくていつも別のケーキを 買っていたのです。それが今では毎日長蛇の列ですからびっくり。 飛び込みではそう簡単には買えないと思っていたのに。 「さっき通りかかったらぜんぜん並んでへんくて3本買うてきた。」 1本は自宅へお持ち帰り、2本はみんなで分け合って食べることに。 「オレの分も切ってや、味見したいし。」 はいはい分かっています。ありがとうO塚さん。 スポンジはふわふわでたっぷり詰まったクリームは生クリームより ミルククリームみたいな味でした。ロールケーキとしてはおいしい。 でも同じ食べるなら有名どころのチーズケーキの方がいいです。 机上の書類はポンポン山級だったのでほどほどで退社。昼間の連想の せいで、大阪駅で"デリチュース"のケーキを買って帰りました。




1/9(水)

挨拶回りデーはまだ続きます。そしてJRの遅れも連日です。 神戸方面に向かう路線だけが乱れていて、影響はなさそうでしたが 乗った快速は新大阪辺りで減速しそのまま停車しました。線路内に 人が立ち入ったと連絡があったとか。どうやら実際にはいなかった ようですが、いちいち止められると困ります。おかげで20分延着。 高槻駅の改札でA立主査と落ち合い二人で高槻営業所へ。 旧知のべんさんも席にいましたがスケジュールが押しているので 挨拶だけで手短にして立ち去りました。 当初はこれで事務所に戻ろうと考えていたのですがA立さんが次も 行かないのかと声をかけてくれたので上長に連絡して続行です。 次の目的地は彦根。乗るはずだった新快速は寸前に運行取りやめ、 ダイヤが乱れてどれに乗るのが得策か判断出来ぬまま30分遅れで やって来た快速で目指すことにしました。 別行動だったK上支社長以下も揃い、団体で彦根営業所へ参上し 挨拶をして回りました。駅へと戻る道中、これで失礼して事務所へ 戻りますと言うと今度は支社長に声をかけられました。 「次も一緒に行ったらええやないか。」 近江八幡駅の切符売り場では大声を上げる人たち。 「うわっ、えらい高いなぁ!」 「近江鉄道は日本一高い運賃やからなぁ。」 確かにそれは本当のことかもしれませんが、駅員さんの前で堂々と 言っても平気なんですか!? 恥ずかしいやら、駅員さんの視線が怖いやらで、思わずその場から 離れてしまいました。 八日市営業所への挨拶回りも終えました。帰りに駅前の"たねや"で バームクーヘンを購入するつもりでいましたが、時間がなくなって 唸り声を上げながら通り過ぎました。気の毒に思った支社長が隣で 慰めてくれました。 今日は溜まっている仕事が気になるので事務所には戻りました。 お正月はお客さんも全社もスローモードなのか山は大したことはなく 胸を撫で下ろしました。適当に片付けて脱出。 立花の焼き鳥屋"あだち"で食べまくり。最後に鳥重で大満足でした。 あだちの鳥重




1/8(火)

朝方の濃霧と言えば福知山線か宝塚線かなと思っていたのですが 高槻辺りが相当酷かったらしく、のろのろ運転でダイヤは大幅に 乱れていました。 わたしの場合は来た電車に乗れば少々の遅れで済む話ですが、 京都以東からの出社は1時間近くも遅れクタクタの人もいました。 わが社のお偉い様一行の新年挨拶回りは今日は和歌山からでしたが メンバーの一人、H顧問はひょっこり事務所に来られました。 待ち合わせに間に合わないからやめて途中参加することにしたと 苦笑い。 今日は黙々と仕事を捌いて捌きまくれと気合十分でしたが、夕方に 急遽奈良へ出張することに。昨日志願した挨拶回り随行が通って いたのでした。午後からの外出と早い帰宅は嬉しいですがそこまで 行ったのに観光もカフェ巡りもできないままのとんぼ返りはとても 残念でした。 明日は朝から高槻へ直行です。一日かけて捌くはずだった小高い山が アルプス級になっていそうで戦々恐々。 今夜も黒豆ご飯とお雑煮を食べました。久しぶりにゆったりとした 平日の夜でした。




1/7(月)

仕事始めの日。お茶当番大当たりです。前にもそんなことがあったと 振り返れば5年前でした。 この日制服が一新されました。今度のは黒一色のベストとスカート。 今まで冬服と夏服と2種類を使い分けていたのですが廃止して通年 同じ物を着用です。着替えるのが面倒なので家から着て来ました。 コートを羽織れば全く分からないので。しかしデザインのせいか、 正月休みで体型が変化したのか、ちょっときつい気が…。 毎年仕事始めから10日ほどは最重要顧客各所へお偉い様ご一行で 挨拶回りするのが恒例行事。留守番を決め込んでいたわたしですが 行きたいところがあったら適当に行ったらと言われたので楽しげな 場所を選定中。但し日本海側や遠出は却下されそうな予感。 今夜は黒豆ご飯を炊いてみました。炊き方は篠山に行ったときに 購入した"小田垣商店"のサイトを参考に。 もちろん炊飯器でなくコンロに鍋で火加減を調節しながら炊きます。 水分が飛んだ頃を見計らってフタを開けたら、きれいな薄紫色に 染まったご飯です。蒸らして出来上がり。 ほくほくの大粒黒豆と味付けが絶妙でいい感じです。 正月料理らしい献立が新年に入ってからなかったのでお雑煮もだしを 取るところからきちんと作りました。すまし仕立てで錦糸卵と蒲鉾の 千切り、ほうれん草を乗せ、上から海苔をぱらぱら振りかけます。 自分で作った料理においしいを連発出来るのはある意味幸せなのかも しれません。




1/5(土)

およぎ牛弁当 温泉宿では当たり前の朝風呂を済ませ、後は帰るだけです。 宿を出て松江駅の駅弁売場に直行すると男性二人組が売店の女性と やり取りの末にがっかりしながら去っていくところでした。 近寄って確認しましたが駅弁の種類がまだ全部揃っていません。 先の二人組も同じ物目当てだったようです。その"およぎ牛弁当"は "一文字家"が隠岐諸島の知夫村生まれのブランド牛「潮凪牛」を 使って作り上げた話題の新しい駅弁です。この潮凪牛は島から島を 泳がせることで知られ、とろけるような肉質は松坂牛や但馬牛と (これらのブランド牛のルーツも島根和牛)並ぶトップクラス。 そうと知ったらぜひとも食べなくっちゃ。時間を置いてみるか。 シャミネ松江で土産選び、"KAnoZA"で朝食代わりのケーキセットを 食べて、最後にさっきの売場を覗いたらまさに今到着したところ! 神は見捨ててはいませんでした。縁起担ぎのご利益なのでしょうか。 駆け寄って1個手に入れました。 予想していた通りやくもの自由席は出雲市駅からの客でほぼ埋まり、 列の最後にいたわたしは座れません。しかしここでも神は見捨てては いませんでした。立っていた場所からすぐの席が米子駅で空いたので 奇跡的に座ることができたのでした。 先ほどの駅弁を取り出して記念撮影。でもノーマルやくもは振り子 列車でブレて苦戦、行き違いで一時停車したのを狙って撮れました。 中身は肉尽くし。甘辛くて柔らかいそぼろと薄切り肉、2つの味が 堪能できる駅弁でした。野菜は付け合わせにニンジンとサツマイモと ブロッコリーがちょこっとだけ乗っていますが、サツマイモも実は こだわりのべにあずま種だそうです。 こうして岡山までは帰ってこれたのですが、新幹線では恐ろしい 光景を目の当たりにしました。のぞみがいっぱいで自由席車輌へ 入れず指定席車輌のデッキ目がけて民族大移動。帰省Uターンの ラッシュを初めて知り、げんなりしながらひかりに乗りました。 のぞみと違って立つスペースは十分ありました。 新大阪から自宅へ帰らず、立ち寄った妹宅で今夜もう1泊します。 当初は今日のうちに帰宅するつもりがついつい…。 夕食は豊津駅前の中華料理店"吃飯"に連れて行ってもらいました。 ダイニングバーみたいな洒落た店内でした。テレビでザ・たっちが 宇都宮餃子を食べ尽くす様に触発されてやってきたのにメニューに 焼餃子がないなんて。でも回鍋肉も炒飯もおいしかったです。




1/4(金)

昨晩遅くまでの調べ物で眠いのを気合で吹き飛ばし、ある人(?)に 会いにきました。上戸彩ちゃんの「島根のおじさま」に…。 かのソフトバンクのCMが放映される前から一度来てみたかった しまね海洋館アクアス。江津市との境界に近い浜田市の国道沿いに 位置する中四国地方最大級の水族館です。 夜更かしの理由はダイヤ確認と交通手段を検討していたからです。 快速アクアライナーを使っても3時間近くかかったけれど海岸列車で 進行方向右側窓際の座席を確保し、大好きな日本海を見ながらなので 退屈などしませんでした。 CM登場を果たし、ますます人気者になったシロイルカたち。 西日本ではここでしかシロイルカは見られません。しかもあの特技。 しなやかなボディ、愛らしい表情や仕草にわたしもメロメロ。 (ちなみに島根のおじさまはオスのケーリャ、声は北大路欣也さん) パフォーマンスタイムのプールには凄い人! 伸び上がったり人垣の隙間から覗いてなんとかプールが見えました。 キャッチボールをしたり、輪くぐりをしたり、手を振ったり。 最後にダイバーさんの合図で3頭揃ってバブルリングを2回披露。 歓声とシャッター音が響きます。 この「幸せのバブルリング」、アクアスが商標登録されたそうです。 スピリチュアル巡りで神社仏閣を回るのもよいですが、縁起担ぎに シロイルカのバブルリングもいかがですか? 3頭揃って幸せのバブルリング アクアスは島根県立石見海浜公園にあります。はっしータワー (陸橋)を渡り、トンネルを潜った先には日本海が広がっています。 近くだけあって鳥井の海と同じ色、同じ砂、景色もよく似ています。 嬉しくなって波打ち際まで行ってみました。なんだか落ち着く。 瀬戸内海や太平洋側の浜辺ではダメなのです。
石見海浜公園の海 JR波子駅
波子(はし)駅まで歩いて一両編成のかわいいワンマンカーに乗り、 かなりごぶさたの大田市駅で下車。石見銀山の世界遺産登録を祝う 垂れ幕が駅の玄関口や至る所に掲げられています。大田市は現代に 再びシルバーラッシュを迎えたのです。 行き先は"春光園"。ちょうど今日から営業ですと連絡をもらったので。 三瓶高原茶のアイスクリームでパフェ、それからほうじ茶ぜんざいも 食べちゃいました。 夕食の予定が特になかったので店長さん夫妻、愛娘のゆきめちゃんと 駅前の居酒屋に行きました。最初は人見知りしてもじもじしていた ゆきめちゃんでしたが、おしゃべりしたり、タカアンドトシごっこを しているうちにすっかり懐いて、帰りの列車の見送りで大きく手を 振ってくれました。 野津旅館に戻り、急いで温泉につかり、そして昨日のまんじゅうの 残りを食べてから(これは外せなかった)すぐに寝ました。 大田市駅玄関口




1/3(木)

高梁川を見ながら北上しています。ただいま特急やくもの中。 Uターン逆行作戦が功を奏し、自由席でのびのびとしています。 このやくも7号はリニューアルした「ゆったりやくも」なのです。 微妙に含まれたわたしの鉄分が邪魔をして寝られません。 松江まではあと約2時間。向こうの天気が自然と気になります。 前日に夜更かししても旅立ちの日は不思議と目が覚めました。 いや単に目覚ましがうるさかったからからかもしれません。 朝日がカーテンの隙間から差し込んでいました。穏やかな晴天。 身支度はほとんど出来ていたので朝食にピザ1枚平らげて出発。 食べ過ぎました。駅弁はもう入りません。 続きは中継がてらと思ったものの列車の中で雑誌を読むのでさえ しばらくすると気分が悪くなってしまうのに、長々とパソコンを 開けていられるはずがありません。宿で書き足しに励んでいます。
松江駅にて特急ゆったりやくも 松江しんじ湖温泉駅から一畑電鉄
新見を過ぎたくらいから銀世界でしたが松江に到着したときには かなり解けてぬかるんでいました。一畑鉄道で出雲大社へ。 途中には虹が出て幸先いい道中。 3日ともなると初詣客はマシのようです。まずは拝殿、それから 御本殿に参拝。いつもは10円のお賽銭を50円に(微々たる) 値上げしておきました。 日が暮れてきてますます寒くなる帰り道。だけどつま先用の貼る カイロを仕込んできたので足元はポッカポカ。 一昨年訪れたら消え去っていた"花庵"が移転して"ゆずり葉"という カフェで再出発して評判になっていると知り、店の場所を確かめに 行ったら、7日から営業開始と貼紙が。滞在中に賞味出来ないとは 残念です。 その足で"珈琲館"に入り夕食。特製ミートローフのサンドイッチと コーヒーがついてボリューム感たっぷり730円のお得なセットを 食べました。 出雲大社拝殿前 宿に経費は使っていないので充てられたのは1階の添乗員向けの ようなお部屋。でもこたつが用意してあってどこかのお家に来た 感覚に陥ります。 大浴場には露天風呂もあります。松江しんじ湖温泉からはちょっと 離れていますが同じ泉質だそう。以前に泊まったときよりきれいに なった気がするのは記憶違いなのか。わたしだけしかいなくて街の ネオンを眺めながらのんびりと長湯。極楽極楽。 帰りに松江駅のシャミネ松江で買った"彩雲堂"の薯蕷まんじゅうと "KAnoZA(かのざ)"の"宍道湖の夕日"(とろとろプリン)が 今夜のデザート。家から持ってきたティーパックで紅茶を淹れて 食べました。うふふふ。目がハート、笑みが止まりません。
野津旅館の露天風呂 今夜のおやつ




1/1(火)

明けましておめでとうございます。 親戚で集まったりはしないので特にお正月の行事はありません。 7日の仕事始めまでこのまま何もなく過ぎ去るのは耐え難い。 決めました、初詣は出雲大社に行ってきます。 去年全く山陰の地を踏めなくて悔いが残ったので、年初いきなり きっかけを作っちゃいました。 思い立ったら行動あるのみ。過去に利用した松江のお値打ちな 温泉宿に空室を見つけて予約完了。渋滞が怖いので今回は鉄道で 現地を目指します。 願い事は健康に過ごせますように。いろんなご縁がありますように。 ここからは個人の目標。4月に仕事の内容が変わる予定なので勉強も したいし、もっと積極的に体を動かすこともしたい。 美しいもの、素敵なもの、感動する瞬間にたくさん触れて人間的な 厚みのある錆びない女性でいたいです。 子年の「子」は漢書律暦志では新しい生命が種子の中に萌(きざ)し 始める状態を表しているそうです。 また、ねずみが子だくさんなことから相場では縁起がいい年だとか。 あやかって充実したいい一年にしたいものです。



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