8/1(水)
晴れました。シーカヤック体験会決行です。伊那市の千代田湖へと
出発しました。遠出です。次第に山の中、杖突峠へ差し掛かりました。
茅野市街が一望。おもちゃのような眺めです。
ゴルフコースを抜けた先が現地。今の時期は新宿区の管理らしく、
お願いして1時間だけ湖を使わせてもらうことに。多賀さんの指導を
受けた後いよいよ出艇です。
バランスとり辛くないか、沈没しないか恐る恐るでしたが大丈夫。
うまく進めないながらも感触はつかめたような、そんな湖上の時間を
過ごしました。完全防備で臨んだので日焼けはせずに済みました。
いったんペアハットに戻ってから疲れて部屋で熟睡。夕方叩き起こされ
寝ぼけたまま"萌木の村"へ。その前に軽いお食事を"ROBEN−SO"で。
フィールドバレエ期間限定"フィールドバレエプレート"1,260円に
コーヒーとミニケーキの付いた1,575円のセットにしました。
イギリスのプレシアターランチ(劇場近くのレストランで軽く食事と
少々のお酒を楽しむ風習があり、そのランチをプレシアターランチと
呼ぶそうです)をイタリアン風にしたものだとか。前菜とスープと
パンが1つのプレートに乗って出てきます。
食後のコーヒーを飲み終えたらちょうどいい時間になったので会場へ。
今回も尼崎市指定の緑のゴミ袋を置いていたのがわたしの席です。
プログラムは悲恋の物語『ジゼル』。体の弱い村娘ジゼルと身分を
偽っている貴族のアルブレヒトとの愛の喜びを中心に、村人総出の
明るい踊りのシーンが続きます。しかしラストにはアルブレヒトの
身分が明かされ、しかも婚約者バチルド姫の手を取る姿に裏切りを知り
狂気となったジゼルは息絶えてしまいます。ここまでが第1幕。
仄暗いステージ上でウィリ(結婚を前に亡くなった娘の精霊)たちが
悲しみを湛えた踊りを見せる第2幕はこれぞフィールドバレエの
ためにあるのではないかと思うほど静かで幻想的。ジゼルの墓前に
やってきたアルブレヒトは、沼のほとりで踊るウィリたちに囲まれて
踊らされ死の淵まで追いやられますが、彼を想うジゼルの愛の力で
救われるのでした。切ない…。わたしなら許さないですが(心が狭くて
ごめんなさい)。
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