日記のような活動報告のような
〔'05/11の巻〕


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11/30(水)

最近風力発電(ウインドファーム)絡みの発注が続いています。 誘致に積極的な自治体がいくつかあり、その規模もかなりのもの。 限りある資源を消費せず自然の恩恵でクリーンに電気を作るエコ事業、 風力発電ですが必ずしもメリットだけではありません。 朝来市と宍粟市にまたがる段ヶ峰の物件は現在計画が止まっています。 設置場所に天然記念物であるイヌワシの生息が確認され、兵庫県が 「風力発電所環境配慮暫定指導指針」を施行したことにより工事着手が 出来ない状況だからです。風車を設置するためにはその周囲や資材搬入 ルートの森林を伐採しなくてはならず、そのためイヌワシの生活環境が 脅かされます。稼動を始めると今度は風車に衝突し死亡事故が発生する 可能性が出てきます(実際に北海道ではオジロワシの死亡事故が発生)。 また一方で、雄大な風車の姿は景観の破壊も生み出しているとの意見も あります。これで本当に自然に優しいと言い切れますか? 風力発電を良いか悪いか言及するつもりではありません。 今ある発電方法とを長い目で比べると風力発電が自然界に与える影響が より少ないだけで、現状に安心して努力を怠ってはいないか、利便性を 求めればどこかにしわ寄せが来る、そんな側面があることを紹介しようと 思ったまでです。 何事においても多角的な方向から眺めていかないと情報発信者や周囲の 反応に踊らされてしまいます。表面的な部分だけで判断し感情に任せて 結論を出さないよう、しっかりとした情報収集と冷静沈着な分析をして いかねばなりません。それは自分への戒めでもあります。




11/29(火)

午前中、F山さんに呼ばれて在席の社員たちは会議室へ。 わが社は将来を見据えて有望なリーダー級の人たちを経営のプロに育て 上げる研修をしています。 F山さんは部長の推薦でこの研修に借り出されました。毎週のように プログラムを履修していく中でグループ員の協力も願いたいと、まずは どんな流れで組まれているか説明があり、部として、グループ長として 課題や要望は何かという洗い出しを行いました。 わたしは直属の部下ではないので事前に行われた無記名アンケートには 参加していませんが、その結果を聞いて吹き出しそうになりました。 見た目は弱そうだがパワーがある。何でも抱え込んでしまうのに的確な 指示を出せるところがすごい。(結果、部員が頼り切ってしまう。) 話もメールも長い。話しながら考えてさらに話を続けてしまうので 結局結論が見えない。(見方を変えれば頭の中に溢れるものがあると 言えなくもない。別の意味で才能?) 第一ステップとして部内の整理整頓とデータの共有化を進めていくことに なりました。今まで何度となく課題に挙げられているのですが毎回挫折。 今度こそ達成なるか。 ちょこっとだけ福島に出張したせいか残業でした。 もう1本の"テット・ド・キュべ・シャトー・ド・デニス"を開けました。 十勝野フロマージュの"十勝野ブリーチーズ"を合わせてみました。 とろとろっとしていてカマンベールよりミルクっぽい濃いめのチーズとの マリアージュが果たして正解なのかは分かりませんが、こっちのワインの 方がどうやらわたし好みのようです。




11/28(月)

最近頭にこびりついているのはミドリ電化『ミドリちゃんのうた』です。 以前のCMでは赤井英和さんや板東英二さんを起用していたのに、ある日 ミドリちゃんというアニメキャラが歌うだけのものに変わりました。 (歌詞を全部書くと著作権にひっかかるので詳しくはミドリ電化のHPで 確認下さい。) この歌がクセモノなのです。「やってみますのミドリです」だって? そんな八方美人な。結果が出なかったら最初からダメと言われた方がまだ あきらめがつくのになんて突っ込みたくなるのは関西人の性。 JR尼崎駅直結の店内でも盛大にうるさく流れているので次第にイライラ きてしまいました。くどい、くど過ぎる。 ラン子が今年も蕾をつけました。わが家にやって来たときは花を3つも 咲かせた状態、去年は1つだけ、今年はなんと4つも。 長女(長男?)はふっくら膨らんでもうすぐ開きそうです。暖かい日が 続いた影響もありますが、たっぷりの愛情に応えてくれたようで嬉しく 思います。




11/27(日)

本日のメイン ねこのしっぽさん親子、すてまるさんを誘って今日のお昼はお出かけ。 "ビストロルクプル"へ。阪急西宮北口駅から5分ほど歩いたビルの 2階にあるフランス料理店。ピンクでまとめられた細長くて小さなお店 ですが、横長の窓から明るい光が差してほのぼのします。堅苦しい感じが なくてひとりでも緊張せずに使えそう。 (自分だけでも利用出来そうかついつい窺ってしまうクセが…。) 大人たちは1,900円のAランチにしました。 シナモン姫にはちょうどいいボリュームの、小さなランチ。 Aランチはサラダ、スープ、メイン(魚料理か肉料理)、パン、デザート、 飲み物という内容です。 (2,500円のBランチならサラダがオードブルに、メインがAランチと 別のリストからの選択となります。他に3,700円のCランチも。) わたしが選んだメインはいつものように魚料理。 バジル風味のリゾットにスズキのグリル(グリエ)が乗っていました。 普段の料理では魚の皮をきれいに剥がして残したりしますが、パリパリに 香ばしく仕上げてくれるグリルのときだけは喜んで食べられるのです。 デザートは洋梨のタルトに。これにジュレとフルーツ、アイスクリームが 盛り合わせになっていて華やかでした。 ランチに御満悦になった状態のわたしたちは"アクタ西宮"の中をぐるぐる。 費やした時間の割にはちょこっとだけお買い物して帰りました。 ポトフと、おつまみには三度豆を牛肉で巻いて焼いて、ようやく今年初の ボジョレーヌーボーの栓を開けました。 蝋で固めたクラシカルなキャップに庶民はてこずって大変でした。 今回飲んだのは"キュベ・トラディッション ポール・サパン"。 新酒は軽口と頭からのイメージで口にしたら、意外にも厚くてしっかりと 複雑な味わいでした。




11/26(土)

昨日のケーキ、両方とも食べました。いずれも甘過ぎず、でも弱過ぎず おいしかったです。200円台でこの味なら買い求めやすいのも魅力。 日が暮れる頃から天保山へ向かいました。地理に弱いドライバーを誘導し 遠回りはしたものの目的地に到着。 海遊館はこれで3回目。何度来てもこの大きい水槽には夢中になります。 底の方で寝ているサメ。岩場の妙なところで休んで動かない魚。 王様のジンベエザメはコバンザメを連れて悠々と泳いでいます。 陸地でゴロンと寝そべっているアザラシの姿はとてもユーモラス。 海遊館前ではクリスマスイルミネーションが始まっていました。 光のツリーや海の生物がモチーフになったルミナリエもどきなアーチも 有り、ムードを盛り上げていました。 なにわ食いしんぼ横丁の"自由軒"で混ぜカレーを食べて、 最後に大観覧車に乗りました。上がっていくにつれて、さっき見ていた イルミネーションが一つになり眼下に広がります。 夜景は空気が澄んでいる冬が一番きれい。夜景祭り続いています。




11/25(金)

夕方に若王寺に出張するのを忘れて、おニューのスカートに合わせた 青緑色のマニキュア塗ってきてしまいました。 カナブンもびっくりな爪のままデータを持っていきました。 内心すごい色の爪だと思われたでしょう。それはそれでおいしいか。 その帰り、先月オープンした"シェ・ノグチ"にようやく行けました。 シェフは某製菓学校の副校長を務めていた方だそうで 店構えもオシャレだし、店員さんの応対もとてもいいです。 今回買って帰ったのは"芋と栗のタルト"と"チーズタルト"。 感想は後日にでも。 "GRANS"で伸びてきた前髪を整えるついでにトリーメントもして もらいました。つやつやとしなやかな触り心地の髪にとってもゴキゲン。 来月には尼崎市では初めてとなるパーマ液不要、トリートメントだけで パーマウェーブが出来る画期的なマシンが来るそうです。 ウェーブの持ちは通常のパーマと変わらず、髪にダメージゼロどころか さらに健康にしてくれるなんて気にならない訳がない。次回はきっと…。 夜のお散歩は母校の県立尼崎高校まで。校区の端から特例措置で 自転車で通学をしていたわたし。卒業してからすぐはクラブの指導に 来たりもしましたがその後はパタリと足が遠のいていました。 すっかり周囲の景色は変わっていました。ぐるっと一周して高校時代の 想い出を振り返ってみました。 渡り廊下の水呑場で校庭を眺めるのが好きでした。 17時30分以降は定時制高校となって生徒は追い出されるのですが 大会前に追い詰められたクラブの仲間は外から鍵をかけてもらい、 徹夜で作品を制作したり、文化祭シーズンは定時制高校のクラスの 生徒たちへお互いに頑張ろうと黒板にエールを送り合ったり。 あの頃を懐かしみながらしばらく校門にへばり付いていました。 白百合醸造から購入したスイートワインを売店の人に勧められたように ホットワインにして飲みました。よく回ってすぐ寝てしまいました。




11/22(火)

仕事上がってから新梅田シティまで歩いて行きました。 今年も恒例のドイツクリスマスマーケットが始まったと聞いたので。 毎年各地のクリスマスイルミネーションを楽しんでいますが ここのがなぜか一番気に入っています。ツリーは新たに青い光も纏い、 いっそう華やかで目映くなりました。 お腹がすいてたので屋台でソーセージとグリューワイン (ホットワイン)を買いました。グリューワインはカップを 2種類から選び、飲んだ後は持って帰れば洒落たお土産に。 安っぽかった去年のよりサイズが少し大きいです。 わたしが選んだのはマーケットのイラストがくっきりと描かれたカップ。 そしてさらにドイツの揚げ菓子(名前不明につき調査中)なるものを 食べました。ハチミツがかかっていてドーナツとは違い、噛み応えが あって結構お腹が膨れました。 身体の芯からホカホカになって、久しく行っていない空中庭園展望台へ 上がってみることにしました。 案の定カップルだらけ。アーバンな風をうけ、空に浮かんでいるような 感覚は他では体感できません。寒いけれどさすがに素晴らしい眺め。 エコアイスな会社の本店ビルの青い部分が見えていますがウチの会社が 入っているビルは他のビルが邪魔して見えませんでした。




11/21(月)

楽しい週末の見返りは寝不足続きによる腑抜け状態と軽い筋肉痛、 そして昨晩カミソリで傷付けてしまった左の人差し指。 紙で切るよりも激しく勢いよくパックリです。 血を見て失神するかと思いました。極端に弱いもので…。 バンドエイドで固定していたらしばらくしてくっ付きました。 今日は仕事の負荷が大したことでなくてよかった。 お得意先向けのカレンダーの整理が完了したので明日から 発送準備を始めます。今回のはモネの絵のカレンダーですが睡蓮がない モネなんてちょっと物足りない。 ここ最近の一番の重荷は先月の研修のレポートです。 休日出勤で書き上げたO保さん以外は誰も手を付けていないと知って まだ余裕があると後伸ばしにしています。 ランチで食べた"マンドリーノ"のスパゲティが随分と腹持ちがよくて "スパニョラ"で軽く晩御飯にツナパニーニを食べながら雑誌を読み漁り ました。 寒い寒い。もう11月も後半です。駅から足早に家へ向かいました。




11/20(日)

宿をチェックアウトする寸前まで悩みに悩みました、下諏訪と勝沼…。 どっちを取るか。とりあえず考えを固めようと通り道の交差点の角にある 渋い店構えの"ダン珈琲店"でモーニング。 旅先での香しい一杯のコーヒーとくつろぎの時間。まだ動きの鈍い身体を ゆっくり目覚めさせてくれました。 出した答えは中央線上り。ぽかぽか陽気に包まれた鈍行列車。外は枯葉を つけたぶどうの木、その先もその先もぶどうの木。 勝沼ぶどう郷駅からの景色は青空に包まれて今日も素晴らしいです。 ほうとう専門店の"皆吉(みなき)"に行きました。今までは順番待ちの 人の多さに嫌気がさして素通りでしたが、いい機会なので待ってでも 食べてみようと思ったのです。 案の定、待ち時間は1時間ほどかかるだろうと聞かされ名前だけ書いて 近所の"白百合醸造"へ時間潰しを兼ねて様子を見に行きました。 初めて勝沼町を訪れたとき最初に出会ったワイナリーがここでした。 確か"ピーチワイン"を買ったんだったっけ。 次々と試飲。何年か来ていないうちに銘柄やラベルが変わったような、 昔から変わらないのも有ります。商品化されてから間もない限定品 "内田葡萄焼酒(グラッパ)"もお願いして特製グラスで試飲しました。 ぶどうの搾りかすを減圧蒸留した(日本初の方式)アルコール度40度 前後の蒸留酒ですから後からカッときます。 限定品に弱いわたし。送る分とは別にこれは持って帰ることにしました。 "皆吉"に戻ってきてもまだまだ待って1時間と少しが経過。13時過ぎ には表に終了しましたの文字が出るほどの盛況ぶり。 それからしばらくして、ようやくケヤキ造りの民家の建物の中に入って 念願のほうとうを食べられました。自家製だけあって味噌もおいしくて 心から温まりました。 ぶらぶらとハイキング並みの距離を歩いて甲州市勝沼ぶどうの丘へ。 天空の湯に浸かって甲府盆地の景色を堪能。 さらにタートヴァンを買って地下のワインカーブでたらふく試飲。 そうしているうちに時間が残り少なくなって大急ぎで勝沼ぶどう郷駅に 戻りましたが予定していた電車は目の前を発車して行きました。 仕方なく次の電車を待っている間に日は暮れていき、すり鉢状の風景の あちこちに明かりが灯り始めました。見惚れながらまた来るからと心の 中で呟いていました。 なんですぐに目が潤んでしまうのか。まさか老化!? 電車の接続が悪くて甲府駅から身延線で特急ふじかわ、静岡で新幹線に 乗り換えてその日のうちに帰ってこれましたが、復路の料金は往路の 2倍ほどかかったのでした。
皆吉の豚肉入りほうとう 内田グラッパ




11/19(土)

お昼から甲州市(旧塩山市)の奥野田葡萄酒醸造へ出かけました。 塩山駅から歩いて行く途中、またです、道を尋ねられました。 おじさんに地元の方ですかと声をかけられて違いますと答えましたが 見捨てるのもかわいそうなのでどこに行きたいのだろうと訊いてみると 住所を見た感じ、奥野田さんの御近所の方のようだったのでそのように 答えました。どこを歩いていても頻繁に道を訊かれるのには何か理由が あるのか、常々気になっています。 JR東日本の企画で、事務所兼ログハウスへひっきりなしにやって来る お客さんたちに社長の雅量さんはてんてこまい。 そのおかげでワインのレクチャーは中途半端にしか受けられないまま、 特設のサンドブラスト講座の生徒もどきをしているうちに時間になって しまいました。何やってんだか。 山交百貨店で国産のワンピースとショールを計2万円で調達出来ました。 急遽、山梨チャットの古株ABBAさんの結婚二次会に 参加することになり、これで変身し、慎之助さんの助けを借り会場へ。 鏡越しに人間観察をする慎之助さんの表情にみぃちゃんと笑いっぱなし。 山チャの懐かしいメンバーにもたくさん会えて嬉しかったです。 とにかく熱い熱いお二人さんでした。末永くお幸せに。




11/18(金)

朝、大阪発のクリスタルライナーに京都から乗って甲府へ向かいました。 どうして京都からなのか、その理由は大阪からだと1,000円アップ、 所要時間が1時間ほど長くなるからです。 JRなら新快速利用で大阪−京都間は約30分、運賃540円。 お得度歴然。その上11月より昼間便だけ1,000円割引になりました。 京都から6,500円で行けるなんて安い。 今日の乗客は6人だけ。悠々快適な6時間の旅でした。 地図なくても平気な甲府駅周辺。常宿にしている激安ビジネスホテルへ 荷物を預けに行き、ホテルの方が最近のネットのクチコミ評価が怖いと こぼしているのを聞き同情しました。この価格でこれだけの設備に文句 なんてわたしは絶対言えません。 今晩のお食事場所は地元の人たちのクチコミ情報で評判だったお店に 目星をつけ道すがら予約していました。 普通は車で行くところでしょうがバスしか手段がないので甲府駅から 敷島営業所行きのバスに乗り、敷島西町で下車。暗い道を確信を持って 北上し始めました。途中で曲がるところを行き過ぎて危なかったものの 10分近くかけてちゃんと辿り着きました。欧風料理店"カブーロ"。 天井が高くてきれいな店内です。 ひとりでも変に気後れしないカウンター席は厨房の様子が見えてとても いい感じ。目の前でテキパキと料理が出来上がっていきます。 夜のメニューはコースが二つ。いずれも、前菜、メインにデザートを 選んで組み立てるプリフィクススタイル。 前菜は"鴨のモモ肉コンティ・サラダ添え"にしました。前菜と呼ぶには ボリューム感のある一皿。表面はカリッとして中身はスパイシー。 食が進みます。きのこのスープの後に待望のメインディッシュ登場、 "フジザクラポークのステーキ・マスタードソース"。 今までに見たことのない厚みに圧倒。肉はその名の通り美しい桜色、 とっても柔らかくて旨みたっぷりジューシーなんです。 パンをおかわりしたのもあってお腹いっぱいになったはずですが 食べられるようでしたらデザートは2品どうぞと言われてためらいもなく いただきました。 写真を撮ってもいいですかと関西訛りで尋ね、最後は徒歩で消えていった 女性客はお店の方に妙に映ったに違いありません。 レモンさんと"クレプスキュール"へ深夜のお茶をしに行きました。 今年の春、不幸にも火災で店が焼失して心配していましたが元の場所の すぐ下に仮店舗でオープンしていました。ストーブの入ったお部屋で たっぷりのホットとケーキ。そして甲府の夜景。 ここ山宮からの眺望は何度見ても美しくてうっとりします。 レモンさんが遠くの明かりを指差し、"みたまの湯"があそこだと教えて くれましたがよくわかりませんでした。 街中に戻ってきて司さんのお店でだらだらと時間を過ごし、就寝したのは 明け方に近い時間でした。
フジザクラポークのステーキ 山宮ハイタウンから甲府夜景




11/17(木)

お茶当番で早出の日。早朝から何か物々しい雰囲気がします。 理由はウェブのニュースを眺めていてわかりました。ウチの会社が…。 残業時間に突入してからのこと。E社のS藤さんから電話が入りました。 しばらく話をして受話器を置いた途端、再びわたしを指名する電話が。 すごい偶然。たった今までS藤さんと噂していた八日市のF木さんです。 「例の件、ずっと待っているのに返事がなくって。」なんて 言ってみるもんです。さらにF木さんからの電話を終えた瞬間に F木さんのお向かいにいるT中さんから電話がかかってきました。 一体全体どうなっているのとびっくりしていたら、T中さんの場合は 驚かせてやろうとタイミングを図った攻撃だったそうです。 そんな電話騒ぎでちょっとの残業のはずがどっぷりの残業になりかけて 慌てて脱出工作しました。 今日はボジョレーヌーボー解禁日。頑張って帰ったのにペリカンさんに 負けてしまいました。再配達をお願いしてボトル2本が届きました。 いつもシャンパーニュを購入しているネットショップを9月の段階で 吟味し予約していたのです。 1本目、"テット・ド・キュべ・シャトー・ド・デニス"。 レイモンド・マテラン家所有の最上級シャトーによる特別瓶詰め品。 2本目、"キュベ・トラディッション ポール・サパン"。 30年前のボジョレーヌーボーの造り方を再現したスペシャル品。 収穫の約1ヶ月程前に農薬や化学肥料の使用を中止し、 手摘みで収穫する自然農法(リュット・レゾネ)を採用したワイン。 解説を読んでいるとあんまりウンチクが身に付いていないわたしでも 飲んでみたい、おいしくないはずがないと感じられます。 でも明日から不在にするので開栓は先送り。眺めているだけは悲しい。




11/16(水)

一日遅れで黒田さん夫妻の結婚式のニュースを見て、幸せな気分で 家を出ました。寒くなると予報で聞いたので多少は着込んでいますが まだコートの気分ではなく。 ブッシュ大統領夫妻の入洛の影響は仕事にも及びました。 当初予定されていた水無瀬での工事が、ブッシュさんの通り道になるとの 理由で先週の時点で飛ばされてしまいました。しかし飛ばされた理由を 聞くまで来日の話を全く知らなかったO保さんとわたしでした。 今日は、ある用件の調整を巡り和歌山のF西さんからの電話が ひっきりなしに入り、6回目か7回目かの電話でついに堪えきれず 受話器を取った瞬間から爆笑してしまいました。 バツが悪かったと見えて今度和歌山に来るときにはお昼を御馳走しますと 言ってくれたのですが有効期限はいつまででしょう?




11/15(火)

長い間工事をしていた御近所のビルの1階が、ジンギスカン専門店として お昼に既にオープンしていました。早速お客さんで大賑わい。 北新地っぽい黒基調の高級感のある店内です。 でもわたしはジンギスカンに興味がないので(羊肉が好きじゃない) あんまり嬉しくはないのでした。 山梨へ行きたい気持ちが固まってきました。 決行するなら今週末しかありません。いつもなら大々的に話を持ちかけて 現地でのプランを練るところを敢えて気ままにしようと考えています。 友人たちに足となってもらうのは大変助かるし行動範囲が広くなって 楽しいですが今回は自分の足とペースで回ってみたくなったのです。 山梨に訪れ始めた頃のように。 盆地気候はかなり冷え込みそうで着るものに寸前まで悩みそうです。




11/13(日)

穏やかにほのぼのと過ぎていく週末です。 今晩のおかずはポテトコロッケ。母上直伝(見て手伝って覚えた)の コロッケは茹でて潰したじゃがいも、炒めたタマネギ、軽く塩と胡椒、 そしてたっぷりのマヨネーズで和えます。ひき肉を炒めて使うことが 多いですが今回はツナ缶で。彩りにみじん切り人参も混ぜました。 俵型に丸め、衣を付けて揚げます。でもわたしの場合は揚げ油が もったいないのでフライパンで揚げ焼きにします。 出来立てはあつあつホカホカで火傷しそう。でも美味いので食べちゃう。 これで餌付けもバッチリです。 でも内心では厳しい前途に消沈しています。 人生の取捨選択に悩んで悩んでこれ以上疲れたくはない。 そうは言うもののここに来て初めて、会社を辞めた場合のその後の 可能性について考えてみることにしました。 結論は急がない方がいいのか、どうしよう…。




11/12(土)

なんばHatchでの遊佐未森さんのコンサート「bonbonniere」に 行ってきました。前から4列目真ん中、ベストな席です。 ステージにはピアノだけ。今回初めての弾き語りコンサート。 黒地に洋梨や花の大柄プリントのワンピースを、黒いキャミソール、 パンツに重ね着した未森さんが静かに登場しました。 ボケても誰も助けてくれない、自分で片付けなくてはと言いながらも それを心から楽しんでいるようにも見えます。 『エデン』、『水色』、『Isiand of Hope and Tears』など 過去のアルバム収録曲からの渋い選曲です。 そして新曲の『クロ』も披露されました。半野良猫のクロとの エピソードを綴ったこの歌はNHK「みんなのうた」の12月から 来年1月までのオンエアが決定しており、未森さんと親しい おーなり由子さんがイラストレーションを担当するそうです。 どんなコンサートになるのかと思っていましたが、静寂の空間を伝う ピアノの音と生き生きとした声に眠くなるどころか魅せられ、 涙ぐみたくなるくらい清らかなひとときでした。 帰りになんばパークスのクリスマスイルミネーションを見に行きました。 飾り付けの違う2つのツリーはどちらも美しく長い時間眺めていました。




11/11(金)

モスコミュール 午後から京都本社で会議でした。 受注増大活動しようにも生産ラインが追いつかないなんてじれったい。 終わる頃には雨でした。冷えてきました。 JR京都駅に出て、大階段にそびえるクリスマスツリーを眺めました。 ツリーを納めようとする人達のフラッシュがあちこちから光りました。 食べたり飲んだりしている割にはそのお店情報をこのサイトの中で 独立した、例えばグルメ情報のコンテンツを作ったりして 発信しないのは印象が良くなかったところは記録として留める 価値はない、お気に入りのところだけ記しておこうとする考えなので、 必然的に「おいしかった」「満足した」という素直な言葉の オンパレードになり、画一的な内容で揃ってしまいそうだからです。 コンテンツにしようするとお店ベースの構成になり情報を継続していく 必要があるのに比べて、日記はその日その日の記録なので性格が 違います。毎回同じ感想を連発しても、違っても、当然構いません。 例えばそのお店の温かみ、厨房の臨場感、スタッフの心遣い、 一緒に食べている人との空気。 伝えたい一心で写真や文章の組み立てに夢中になればなるほど 味わう愉しみを疎かにしてしまわないかと危惧する気持ちもあり、 悩ましいのです。 本当なら今晩は京都でまったりカフェなんてのも思っていたのに 舌の状態が悲惨でそれどころじゃありません。 それでも"10kt."には立ち寄って軽く飲んで帰りました。 炎症はさらに成長しているような気が…。




11/10(木)

目覚めてすぐに異変に気付きました。舌がひりひりと痛みます。 鏡でよく見ると舌の裏側に口内炎と同じような白い炎症発見。 食生活は一般レベルと比べて不規則でも栄養不足でもないはず。 原因不明。応急措置としてビタミン剤を飲む。 物を食べると刺激がひどくて普通の状態よりも時間はかかるし、 会話はしばらくすると舌が疲れて回らなくなってしまいます。 苦しくて暗鬱な一日でした。 約束していた"シベール(麦工房)"のラスクを阪神百貨店で調達し、 実家へ行きました。わたしはプレーン味が一番好きですが、 今回はガーリック味とごま味を選んでみました。 食べ出すと手が止まりません。両親にもおいしいと好評でした。 いつもは元の自分の部屋のベッドですが、今夜は母上の寝床に 自分の布団も並べて敷き、二人の日課となっている軽い運動をして それから早めに寝ました。




11/9(水)

悲しいですがイヤでも年末を意識しなくてはなりません。 お得意様向けの特製カレンダーが事務所に届きました。 発送手続きをする前に一通り住所確認をする必要があります。 市町村合併情報については「都道府県市区町村」の渓、峡コレクションの 編集子をしているおかげでやたらと詳しくなっています。 一般の人に比べるとかなりラクに済ませられるはずです。 ハービスプラザに今日からクリスマスツリーが現れると聞き、 これをきっかけにスタートしようと思いました。 今年もやります、クリスマスイルミネーション集め。 早速定時そこそこに切り上げて、まずは大阪全日空ホテルへ。 例年ロビーにあったツリーが今回は池の中に。かなり趣向を変えて きました。 ハービスプラザのツリーは真っ赤です。近寄ってよく見てみると クリスタルの輝きを放つオーナメントはスワロフスキー製。 オトナ顔ロマンチック系ツリーとでも言うか…。 まだまだ始まったばかりですがステキなツリーを去年以上に いっぱい見られそうで楽しみです。




11/8(火)

毎朝、駅までの道を歩きながら空を眺めています。 雲の形も色も冬らしくなってきました。 午後、福島経由若王寺そのまま直帰というおいしい出張が入りました。 それならばオープンしたばかりの噂の"シェ・ノグチ"でケーキ、 コープで買い出し、市バスでラクラク帰宅と目論んでいたのですが 最後に寄ったE社でM原さんに声をかけられました。 「おう、久しぶりやな。帰るか?」 断る理由が見つからず、ありがたく連行されました。 お酒が気持ちよく回ったのか御機嫌で面白かったのですが、やたらと 褒められてばかりで恐縮してしまいました。 ある人曰く、エコアイス世界の一部において顔の広さでM原さんと わたしはいい勝負なんだそうです。 でもわたしの人懐っこさは、裏を返せば寂しがりほどでないにしても 一人の時間の反動のような気がしてきました。 最初に行ったのはJR尼崎駅前の小料理屋、しかしその次のスナックは 家の近所のはずですが今となっては場所がさっぱり分かりません。 決して酔っぱらっていたからじゃなく、真っ暗の中をタクシーで 移動したためです。誤解の無いよう…。 眠気最大級なのに帰宅してから用事を片付けたりしていたら恐ろしい 時間になっていました。そろそろ充電切れてきそうです。 週末はまだ先。気力だけが頼りです。




11/7(月)

今日は大荷物と一緒だったので帰りに食材の買い出しをあきらめ、 "スパニョラ"に顔を出しました。 先日試し撮りした"蒸かし味噌じゃがトースト"の写真が早速 メニュー表に採用されました。マスターに気に入ってもらえて よかったです。 その蒸かし味噌じゃがトーストを食べている中、事件発生。 駅前第3ビルの地下に芋虫現る! よそのお店の人達が大騒ぎしている最中、マスターが駆除。 いえ、駆除でなく連れて帰ってきました。 でもそれはチョウチョの幼虫じゃありません、 その昔昆虫博士とも呼ばれていたわたしにはわかっているんです。 緑色でお尻に角がある、大きなそいつはクチナシを食い荒らし、 ときには丸裸にしてしまう元気なオオスカシバの幼虫だと いうことを…。 レミオロメンの『粉雪』が頭の中を占めているのは当然として くるりの『Baby I Love You』が染み付いて離れません。 このフレーズの部分のコーラス、くるりにしては素直な歌詞も合わせて ステキなラブソング。前の『赤い電車』は京浜急行好きでなくても たまらない曲だったし、先頭車輌からの景色をただ早送りで 見せているだけでドラマティックなPVも秀作です。




11/5(土)

遅れてやってきた誕生日祝い。だけど、お店の選定、予約の連絡から メニューの相談まで自分で手配しました。 誕生日記念です。と、さり気なくアピールし、下準備は完璧。 本来は御馳走する側がここまで気を利かせるのが暗黙のルールなのにと 思う気持ちは封印。人にはそれぞれ興味の方向や得意不得意分野が あって、誰かに出来てなぜに出来ないと詰るのは苦痛だと身をもって 知っているから。今日は希望に合わせてくれて感謝です。 堅苦しくなり過ぎないところをと選んだのは西天満の"ル・ペガーズ"。 お昼に比べてほんのりムーディな雰囲気で、フルコースを味わいました。 予約時にメインディッシュは鹿肉やハトのお料理も御用意出来ますと お店の方に言われたのですが、鹿肉のステーキは以前別のお店で口に したとき合わなかったのと、ハトよりかは牛肉のステーキの方が よかったので冒険はしませんでした。 デザートの盛り合わせにはローソクがサービス。プレート皿には チョコでお祝いの言葉(フランス語なので読めません)。 誕生日らしさを感じる演出に顔がほころびました。 ひとりじゃないフルコースは滅多とないので嬉しさいっぱいの一方で 不慣れな様子に場違いな言動をしないかと落ち着かなかったのも事実。 不得意分野は場数を踏ませて気長に鍛えなければ…。
どれから食べようかなオードブル メインの牛フィレステーキ




11/3(木)

会社に行くよりも早い時間に起きて身軽な姿でリュックサックを 背負い大蔵海岸へ出発。今年も恒例の明石海峡ウォークラリーに 家族で参加です。両親に妹も加わり、JR朝霧駅に到着。 スタート広場で手続をし、ここから東二見沖の人工島に有る ノーリツの工場まで海沿いのルートを17キロ歩きます。 ルートはここ数年はほとんど変わっていません。かれこれ10年ほど 連続で参加していますが、最初の頃はスタートが天文台の近くだったり、 現在は距離の違う2つのコース設定が3つだった歴史も知っています。 総出で誘導にあたる赤いパーカー姿のノーリツ社員さんたちは お気の毒ですが、おかげで約5,000人の参加者が楽しんでいる姿を 見ていると立派な社会貢献だと思います。 社員食堂はサービスで営業、山陽電車と郵便局は出張販売ブースを設け、 明石市バスは無料で山陽西二見駅までピストン輸送と、さすがは大手。 ただ毎回ゴール地点でのくじ引きで鐘を鳴らせないのが悔しくて たまりません。今回の戦利品は食器洗剤ボトル1本だったので まだマシでした。




11/2(水)

日付が変わると同時にメールが届きました。 努力は認めてあげようか。 去年と同じように"マンドリーノ"で誕生日記念と銘打ち、 一番高いお昼のコースをオーダーしました。 お姉さんにそのことを告げるともうあれから1年なんですかと 驚いていました。年々加速するようで恐ろしくなります。 久しぶりの大好物、ワタリガニスパゲティに舌鼓を打ち、 ハッピーバースディのチョコプレート付きのティラミスでしめました。 明日の行事に備えて実家に行きましたが両親に何か勘違いを されていたらしく、冷たくなった赤飯だけが残してありました。 ローソクが立ててあるケーキがないなんて。




11/1(火)

昨日の通り雨、北新地でも立花でも降っていなかったらしいのです。 実家では嘘つき呼ばわれでしたが今朝ラジオで話題に上っていたと 父上から聞き、やっと容疑が晴れました。 当番で早出は辛いが何とか乗り切ろう。 大量の伝票をマシンのごとく処理を終え、さっさと帰宅しました。 あっちこっちの地方版まっぷるを眺めながら次の旅を構想してみる。 有機栽培のトマト。黄色と飴色がきれいな布志名焼のカップ。 いよかんマーマレードを添えたプレーンヨーグルト。 "六曜社珈琲店"オリジナルのコーヒー豆キャニスター。 砂糖抜きの温かいミルクティ。 この冬も咲きそうなミニカトレアのラン子。 部屋にはお気に入りがいっぱいだけど、でも何かが足りない。 漠然とした不安。おいてけぼりのような感覚。 いつもと変わらない夜。特別なんて何もない、結局は。 まもなく初めて乗り気になれない誕生日を迎えようとしています。



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