日記のような活動報告のような
〔'04/7の巻〕


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7/31(土)

    早朝、京都に到着。そこから電車で帰宅しました。     汗とドロドロになった化粧をシャワーで洗い流す。     そのまますぐに眠り直そうとしましたが目が冴えて無理なので     あきらめて片付けなどをしていました。     一息ついて、ソファに体を預けて考え事。     他人に自分のペースを乱されるのは嫌ですが、     だからと言っていつもひとりでいるのがいい訳でもなく。     わたしの両親は父上が真面目で感情的でお調子者、     母上がクールだけど涙もろい。典型的なA型とO型の組み合わせです。     そしてわたしはその父上の血を色濃く受け継いでしまったようです。     懐の深く、手のひらでコロコロ転がしてくれる、おだて上手な人とは     相性がいいみたい。     最近、自己分析してみる時間が増えました。     ディサローノアマレットのミルク割りを片手に地図の中の川を追い、     さらに各市町村のサイト、検索でひっかかったサイトを丹念に     読み進めては検証します。     こうして国内各所の渓谷コレクションを作るのが当面の課題ですが     気になる場所が出てきては手が止まります。     深夜のおうちカフェは和んでしまって時間を忘れます。   



7/30(金)

神秘的な湖水のお釜 山寺五大堂からの眺め
    もちろん朝も温泉を楽しんでゆりかと出発。     山形に来たからには外せないとリクエストしたお釜へドライブです。     蔵王温泉からさらに標高は高くなり、宮城県に入り、     道の両側の樹木が次第に低くなり様相が変わってきました。     下界は晴天だったのに現場は雲が立ち込め、肌寒いくらい。     お釜は一体どこ?と探していたら一瞬の切れ間が…。     見えました、見えました、神秘的なエメラルドグリーン!     周りの観光客も美しさに歓声を上げています。     お釜とは蔵王の象徴として知られる火山カルデラ湖。     一周1キロほど、水深約27mで円形をしています。     湖水は強酸性のため生物は生息しておらず、太陽光線の当たり方で     さまざまに色を変えるため「五色沼」とも呼ばれています。     もう一つのリクエストを叶えてもらうために、次は山形県観光物産館へ。     土産の品を買い漁り、山形発祥の"冷やしラーメン"を味わいました。     冷たいのにスープは濁らないのがミソ。千切りキュウリや氷も     入っています。さっぱりとしながらもコクがある。     普通の冷麺(盛岡冷麺は除く)なら食べ終わるまでに飽きが     来るのですがこれは全く大丈夫。     デザートにさくらんぼソフトを食べることも忘れはしませんでした。     次に山寺へ行き、髪を束ね、タンクトップ一枚姿になり、     戦闘態勢で石段を上がる。汗が噴き出し、膝が笑い出しながらも     五大堂に到着。風を受けながらふたりでしばし絶景を眺めました。     芭蕉がこの地で詠んだ俳句の世界にちょっぴり触れた気がしました。     「閑さや岩にしみ入る蝉の声」          山形市へ出て適当に時間を過ごし、帰りのバスに乗ったら     『GLAY EXPO 2004 USJ』に向かう女性が何人もいて     車内は賑やかでした。



7/29(木)

    目覚めもすっきり。朝からざぶーんとまた温泉につかる。     昨晩とは男女が入れ替わっていました。いっそう渓流と     滝に近くてこっちの方が眺めはよかったです。     ここからは趣向が変わり、初めて尽くしです。     花巻から鈍行列車で一ノ関、乗り換えて仙台。     仙台は都会過ぎて観光気分にはなれません。     すぐ山形行きのバスに乗りました。     バスセンターにゆりかが迎えに来てくれました。     ゆりか号でいざ蔵王温泉へ。お山をどんどん上がって行くと     先程までいた町並みが眼下に小さく見えました。     そうして温泉街に到着。細い道が入り組んでいて車での通行は大変。     日本で三番目の歴史を持つ温泉だけあって古い佇まいの宿が     ひしめいています。辺りに立ち昇る硫黄の匂い。     硫黄泉はわたしの好きなお湯なので自然と期待が高まります。     おおみや旅館は千年以上の歴史を持ち     4つの源泉を有する純和風数寄屋造りの老舗旅館。     女将さんも若い女性スタッフさんも快い対応です。     檜作りのお風呂は所々硫黄分が黄色く固まり、     白濁したお湯はぬるぬるしていました。優しい肌触り。     いいお湯で肌もつるつるしっとり。



7/28(水)

    すべてはうまくいきました。バス乗り継ぎ二回、昼前に盛岡着。     ほとんど何も口にしていないので真っ先に冷麺を食べに行きました。     前回と同じく"食道園"、盛岡冷麺発祥の店です。     平日なのですぐに入れました。ほどなくして冷麺登場。     見た目こんな感じだったっけと思いながら夢中で口に運ぶ。     やっと再びこの味を食べられました、感激です。     腹ごしらえのあとは鬼の手形の伝説が残る三ツ石神社へ。     その昔、悪さをしていて捕まった鬼が二度とここには来ませんと     誓って押したものですが今となっては大岩のどこにあるのかも     わかりません。「岩手」、また別名の「不来方(こずかた)」の     由来とも言われています。     "しゅん"でおいしいアイスティを飲み、"釜定工房"で今も愛用している     鉄瓶の手入れについて教えてもらい、"白沢せんべい店"でお土産を買う。     啄木新婚の家は入場無料。上がって当時の生活を思い浮かべ、     最後に"光原社"でアイスコーヒーとくるみクッキーをいただく。     炎天下の下、日傘片手に5時間近くもうろうろしていたので     さすがに疲れが押し寄せました。     5年前の記憶を辿り、新しく塗り変える旅の最後は志戸平温泉の     ホテル志戸平です。花巻駅から路線バスに揺られて到着。     あのとき電車の時間の都合でたった40分しかいられなかった温泉に     今度は存分につかれます。ゆっくりと渓流を眺めながらぽっかぽかに。 ホテル志戸平



7/27(火)

    お願いです、もう誰も仕事を入れてこないで下さい。     ベルが鳴ったら即帰りして最後の支度をするんだから。     健康診断もちゃんと受けたし、見積は締め切りまでに無事に     提出したし、別の見積訂正分も説明して了解もらえました。     心配事は何も有りません。     留守の間はE田さんが何とかしてくれるはず。     祈りが通じて平穏無事に仕事を終えました。     そうしてバス三昧の旅が始まりました。



7/26(月)

    今年も本社の夏期休暇が始まりました。併せて営業Aチームも     お休みです。内線電話がパタリとなくなり静かになった事務所で     ときどきK田部長の携帯電話から六甲おろしの呼び出し音が     威勢良く流れていました。     いらぬ邪魔がないのと人口密度が低く風通しがいいので     マイペースに仕事が出来て快適。          それでも気が晴れないことがあり、下ろしたお金を片手に     阪神百貨店へ入りました。     まずは浴衣みたいな白地に花模様の晴雨兼用傘     (黒が持てはやされている時代に敢えて逆行してみる)、     綿素材でクールに決まりそうなグレイッシュピンクのカットソーを購入。     不思議なもので気持ちが弾んでいるときよりそうでないときの方が     買い物が捗るのです。     それから西梅田の地下街を歩く。     蒸し蒸しとした空気のトンネルを進んでいくうちに、     懐かしい庭園の片隅に昔のわたしが座っているのが見えました。     慌ててこみ上げるものを押さえつけるように瞬きしました。     暑さで頭がボーッときたみたいです。     突き当たりまで歩いて階段上がって国道沿いを歩き"アシェ"に到着。     以前からMTBと深いつながりがある店だと気付いていましたが     今日は愛車と共にやってきたお客さんが多くちょっと萎縮しながら     窓際の席に座り、ベーグルサンドを食べました。     この位置だとすぐそこのビルの勤め人たちに見つかってしまいそうで     落ち着かない挙動不審な客でした。



7/25(日)

    最後の同期の女性が来月異動となってしまいました。     男性はI内さんがいるので心強くてもやっぱり淋しい。     お給料は入ったものの今後の予定のためにがっぽり取られていきます。     通帳とにらめっこしては溜め息。他にもいろんな予定が     入りそうですが何にでもハイハイとは言えないです。     以前に醒ヶ井の地場産コーナーから買って帰ったかぼちゃが     そろそろ食べ時なので鶏そぼろあんかけの煮物にしました。     一般的な西洋かぼちゃ(栗かぼちゃ)はホクホクしておいしいですが     純日本の菊かぼちゃはしっとりして煮崩れしにくいようです。     如何にもボコボコとしたかぼちゃらしい形も好き。     当然まる一個も食べられないので残りはワタを取り8割ほど     熱を通してから冷凍保存。



7/22(木)

    昨日は甲府で至上二番目の最高気温を記録したとか。     こちらも暑さにやられた模様。ピンク色のかわい過ぎる     トイレットペーパーを無意識に買ってしまうなんて。     ランチはすてまるさんとの時間が合わなかったので     ひとりで"マンドリーノ"に行き、枝豆とゴルゴンゾーラチーズの     スパゲティを食べる。コクが有るのに胃にもたれないクリームソースに     舌もお腹もニコニコ。おいしいランチですっかり和んでしまいます。     午後からは次々と人が外出して静まり返っている事務所なのに     ご指名の電話が続き、次々と襲いかかる用件。     しかし気持ちの上で余裕が出てきたのか、どんな人にでも電話だけで     懐に飛び込んでいける自信が有ります。     万事うまく対応出来たので達成感に酔いそうになりました。     帰り道ついでに福島某センターに寄って、見積内訳書を渡して     颯爽と去りました。



7/21(水)

    早起きは三文の徳と言うけれど今日は当てはまりません。     お茶当番で早出した会社の事務所は8時半まで冷房が入らないので     溜まっていた生温い空気が窓から差し込む朝日でさらに上昇し、     温室よりもひどい暑さ。     早く出社した人たちも、自費設置の扇風機の前から離れられない様子。     全館の空調が整ってからでないと意味がない…。     客先との電子取引システムが数日前から原因不明で     使えなくなっていましたが、情報システム屋さんの活躍でやっと     復活してくれました。どうなることかと思いました。     いつの間にか客先の間ではわたしが壊したことになっていたなんて。     濡れ衣です!



7/20(火)

    食欲が湧かず毎日つるつると麺ばかり。パスタ、うどん、ほうとう、     そば、きしめん、そうめん、ひやむぎ、冷麺何でもござれ。     元々米がなくても困らない人なので米離れに一層拍車がかかっています。     朝は若王寺の試験所へ汗を拭いながら直行。     その足でS社へ立ち寄って近況を聞く。     会社グループでの統廃合が近付いていることもあり     W田さんは浮かない顔でしたが血液型の話で盛り上がりました。     どんどん暑くなってきたのでこれ以上の立ち寄りは中止。     その後、千葉の市原市で40度を越えたと聞いてげんなりしました。     いい加減何とかしてと訴えたいが誰に訴えたところで解決しないし。     昼間に呼び出しするのはやめて下さいとだけお願いしておきます。     日傘も壊れてしまったので早く新しいのを調達しないと     干からびて死んでしまいます。



7/18(日)

    みんなが楽しみにしていたランチ会そしてお茶会。     まず緑地公園駅で待ち合わせして"メッシーナ"へ。     明るくてかわいらしい店内。想像していた通りでほっとしました。     四種類のコースの中からそれぞれのお腹具合と相談して     決めてもらいました。ほとんどの人が次のお茶のことを考えて     パスタメインのコースにしたのにわたしと他2名は無謀にも     肉料理か魚料理も付いた欲張りなコースにしたのでした。     案の定、最後にはすっかり満腹になりました。     冷製パスタもメインの鯛のポワレもおいしかったし文句なし。     お次は電車で一駅大阪寄りの江坂へ移動。一区間80円!?     誰もが疑った運賃は大阪市営地下鉄でなく北大阪急行の範囲内だった     からでした。それにしても安い。下車して歩き始めましたが     快晴でなく雨も降っていないので苦になるほどではありません。     道が合っているのかおどおどしながらも15分ほどして     "カーニバルプラザ"の近くに二軒目の"東西新風堂"が見えました。     インテリアショップ兼カフェとして以前から注目していたお店です。     赤いドアを開け階段を上ったところがカフェの入り口。     予約した噂のスペースはさらに上がった3階に有ります。     それは通常のフロアからはみ出したような畳敷きの小部屋。     古いちゃぶ台やタンスが置かれていていい味を出しています。     屋根と道に面した側は透明な作りで明るく、一眠りしたら     気持ちいいだろうなと周りを見渡すと隅の方に枕が二つ置いてありました。     かなり使い古された感じがしたのはやはりそういう使われ方を     しているのでしょうか…。     日当たりがいいので他のスペースに比べて涼しくないのは     仕方ないのですが、心配したスタッフさんが外から屋根へホースで     水を撒いてくれました。ドリンク類は和洋中華とも充実しています。     悩んで金魚姫というジュースにしました。クランベリージュースがベースで     バニラアイスをトッピング。赤い色がキュート。     フードメニューもしっかりとしていて気になります。     交通の便さえよければ気軽に行けるのに惜しい。     今日のヒットはびいずママの新しい経歴かもしれません。     華麗な舞をリクエストしていいですか?     そして晩。妹からメールが来ました。     カッコウ時計が再び鳴くようになったと子供のように大喜び。     実はわたしも当時一緒に同じ時計を買ったのですが箱に入ったまま     押入れの中で眠っています。ごめん、わたしのカッコウちゃん。



7/17(土)

    妹はここ最近ずっと沈んでいました。その訳は7、8年ほど前に     買ってきて以来毎朝働き続けたカッコウの目覚し時計がある日突然     うんともすんとも言わなくなってしまったからでした。     この時計、どう見てもペンギンの姿をしていますが決まった時間に     「カッコーカッコー、起きてんかぁ」と体を揺らしながら     怪しげな日本語で起こしてくれます。さらに電源を入れたままに     しておくと不定期に変なひとりごとをボソッと言います。     いつもゴロゴロと適当に扱って布団のそばに転がしておいたのが     いけなかったのか、もっと大事にすればよかったと後悔しながら     メーカーに連絡しましたが部品保有年数は過ぎてしまったので     どうしようもないとの返事。修理をしてくれそうな時計屋さんを     探してみても全然見つからない、悲しみにくれていたときに     ふと浮かんだのはおもちゃの病院のこと。     時計とは言え針はなく電子音で知らせるだけの物ならば     もしかしたら直してくれるかも。藁にもすがる思いでメールを書き     返事を待っていたら、見てみないとはっきりとは言えないが     たぶん直せるでしょうと心強い言葉が返ってきました。     そうしてカッコウ時計は入院するため広島へ旅立ちました。          それから数日経った今日、妹の嬉しそうなメールが届きました。     カッコウ時計は壊れたのではなく、長年のホコリが溜まり     働かなくなっていただけで全快。退院して帰ってくるそうです。



7/16(金)

    金曜日のアフターファイブでないとなかなか遠回りは出来なくて     やっと茶屋町の"Franc franc(フランフラン)"に行って来ました。     前にここで買ったグラスを一つ割ってしまったのでどうしても     同じのが欲しくって。タイミングよくセールで安くなっていたので     さらに1個追加で買いました。     そのまま阪急に乗って塚口で降りて。     "アロマオブザライフ"に顔を出しました。     ブランクが随分と空いてしまったので行きたい行きたいと思っていて     ようやく叶いました。店内のテレビがタイガースの試合を流しています。     「今日はこれがあったよ、かすみちゃんラッキーだね。」とマスター。     沖縄土産でもらったという、海ぶどうが出てきました。     初めて口にしました。味らしいものはないけれど数の子みたいな     プチプチした食感が楽しい。     お任せして、ラムベースに柑橘系とブルーキュラソーが入った     爽やかな青いカクテルを作ってもらいました。     そして二杯目はエスプレッソやカルーア、ヘーゼルナッツリキュールを     使ったお洒落なカクテル。     (マスター、名前を忘れたので今度教えて下さい)     お腹がすいていたので仲間内で評判のピザもオーダーしました。     今日のは薄い生地にたっぷりのチーズと生バジルが乗っているわたし好み。     パクパク食べちゃいました。     このお店とマスターにはたくさん引き出しがあって本当に面白いです。     効率的なピーナッツの皮の剥き方を教えてもらったのですが、     物に出来なくてカウンターに残骸が散らばってしまいました。     気が付くと思っていたよりも時間が過ぎていて、デザートに     ココナッツミルク入りのわらび餅をいただいて慌しく出ました。     塚口からJR尼崎までの市バスが遅くまであったらもっと     ゆっくりできるのに。     いざとなれば阪急で大阪まで出てJRで帰るという究極の奥の手が     あることはあるんですが…。



7/15(木)

    妹宅から直接京都本社へ向かいました。     乗り換えの距離が一番短そうなJR山崎駅から阪急大山崎駅へ。     しかし、各駅停車しか止まらない駅なのですっかり待ちぼうけ。     ホームの待合室は思いっきり空調がきいていて生き返ります。     会議では厳しい現実に頭を抱えてばかりでした。     需要が無ければ廃れてしまうのは避けられません。     大阪に戻りさらに福島へ足を伸ばしました。軽く"アシェ"でランチ。     バテ気味なのでミニサイズをオーダーしたらちょっと足りませんでした。     あんまり食べ過ぎると眠気に襲われるからと自分を納得させておく。     某センターで誰とどんな話をしたかは、相手の方の希望により     明かすことは致しません。(これでいいでしょうか?)     ただ、途中おかしくて笑いを堪えるのに必死でした。     だって、マスコットK桑さんが遠くの席から驚き顔でこちらを     直視したまま微動だにしないんです。     挙句の果てにはお呼びもしていないのにその顔つきのまま     ひょこひょこ出てこられたので我慢しきれなくなり、     横にいた人から笑い過ぎと注意されてしまうほどツボに入りました。        



7/14(水)

    今晩は焼肉大会。なんでそんないきなりかと言うと、     前に山梨でナイトバーベキューをしたときにもらってきた     入手が難しいレアな焼肉のタレを試したかったからです。     肉も奮発してみました。普段なら絶対手を出せません、     100g900円以上する黒牛ロースなんて。     妹宅でふたりで野菜から焼き始めて、最後にこの逸品をじっくりと     味わいました。とろけるおいしさに涙しました。          満腹で気だるくなってしまい、今度一緒に行くつもりの旅の予定は     ぜんぜん煮詰められずにパンフレットはその場に散乱状態のままでした。



7/13(火)

    お昼前、I内さんにJRから電話が入りました。     「えっ、そうです。わたしのカバンです、茶色のですよね。あっ!」     どうやら今朝、出勤途中の電車の網棚に置き忘れたらしいです。     問題はこの電話が入るまで忘れたことすら気付いていなかったこと。     部内大爆笑。     カバンの中には昨日客先からもらった仕様書だけが入っていて     財布や小物は服のポケットに入っているので全く意識の外だったとは     言い訳にしては苦しい。酔っぱらっていたならともかく素面なのに。     ついにボケてしまったのか…。     (仕様書を入れていた茶封筒に印刷されている社名と電話番号から     持ち主が判明したんだとか。)     金曜に福島某センターへ行ったときには手前の島にしか挨拶が     出来なかったので、気になって奥の島のK林さんへ電話を入れました。     顛末について失礼を詫びると、そのときに気付いていなかったくせに     「そういう扱いなんですね、わかりましたよ。」と笑い半分冗談半分の     攻撃を食らい、後は誰に代わって欲しい?と電話はN濱君にも回り、     もっと回りそうだったのでそこそこにして逃げました。     次回はちゃんと挨拶しますのでどうかお許しを。



7/11(日)

    徹夜してしまい明るくなってから横になりました。     死んだような眠りから覚めて夕方に納品してきました。     置いてみたらまだまだ余裕があるのでもっと揃えなくては。     本当に多少は売れてくれるのか、いやいや、あまり期待しないように     しなくっちゃ。落胆ほど体に悪いものはないので。     ひと夏過ぎれば慣れない町並みを散策したり、どこかの駅から     ウォーキングしてみたりと楽しみが増えそうです。     情報いっぱいかき集めよう。    



7/10(土)

    それは突拍子もないお話だったのですが、数あるとんぼ玉の中から     わたしのを気に入ったのでぜひお店で売りたいとおっしゃる     奇特なオーナーさんが現れたのです。     制作が本職でなく、そんなにたくさんの数も作られない状態なので     お断りすることも考えたのですがこれも何かの縁、承諾しました。     阪急苦楽園口駅から近い"アトリエクラブ"という手作り作品を扱うお店です。     昼からは千趣会の例のセットであんパンを焼きました。     焼きたては美味い!         明日初めて作品を持っていくために準備などをしていたら     寝付けなくなってしまい、たまたまテレビをつけたところ     『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』を放映していました。     うわ…と思い、最後まで観てしまいました。     この映画も音楽先導型の80年代らしい作品で、ストーリー展開としては     面白味はあまりないのですが、随所に効果的に使われているのがピンク。     そのものすばりのピンクが苦手なわたしにも抵抗が無く、     可愛らしくてもどかしい主人公たちを表現しているようで     むしろ微笑ましくなります。ファッションも今見ると新鮮。     サイケデリック・ファーズやOMDの曲を耳にして物凄く懐かしい気分に     浸ったのでした。出演者たちとミュージシャンたちの今が気になります。



7/9(金)

    昨日があんまり悔しかったから、今日のお昼に再び行って食べてきました。     バルサミコ酢で味付けされた穴子とナスの冷製スパゲティは     風変わりでおいしかったです。真似して作ってみたくなりました。     夕方、I内さんがエコアイス本店と福島の某センターに行くというので     わたしも偵察がてらお供することにしました。     本店の3階は左側が丸ごと消え、ガランとしていました。     I内さんの用事が終わるまでソファに座って待つ。     衝立で他は見えませんでした。     何とか乗り物で移動しようと考えているI内さんを説得し、     徒歩で次の目的地へ。キレイなガラス張りのビルの5階に     異色のカップル堂々の参上。     やけに広々として静かな部屋でした。     誰もが一目置く名物女性リーダーや、以前からお世話になっていた     T橋さん、O保さんからよろしくの伝言を預かっていたY本さん、     次々に挨拶と名刺交換。トランプが出来そうなくらい溜まりました。     それぞれ何を担当されるのか確認していったつもりでしたが     さっぱり分からなくなり、汗を流して歩きつつ、I内さんの記憶と     照らし合わせながら事務所に戻ったのでした。    



7/8(木)

    昨日は七夕でしたが、四分の一の夕張メロンを食べたくらいで     それらしいロマンチックな行事もない一日でした。     交野で気分だけ味わってきたらよかった。      舌はかなり回復しました。       ずっと楽しみにしていた今週の冷製スパゲティ目当てに     "マンドリーノ"へ行ったら、すてまるさんがお店の手前で     待ち構えていました。あれっと思ったらお店の空調が壊れて     ランチは休みになったと聞き倒れました。     仕方ないので"司"のお弁当にしました。     夏休みを前にしてうだるような暑さ。目も開けられないほどの     強い光と照り返しのダブルパンチで昼間の外出は5分が限界。     事務所でじっと涼んでいる方がきっと賢明です。     午後からはクレームで神戸と滋賀と工場のやりとりにハラハラしている     最中にべんさんからメールが届く。     「お宅の神戸担当はどなたでしたっけ?」     ちょうど今K口君がH本さんに捕らわれているはず。     裏があるのかと電話してそのことを告げたところ、     「あんな感じの人でしたっけ? 自信が無くてK尾さんとあれは誰だと     言ってたんです。わざわざ電話は大袈裟なんでメールしてみました。」     印象薄過ぎ。もっと売り込まないと、K口君。          汗だくで帰宅したのでそのままシャワーを浴びて何とか落ち着きました。     そして残りのメロンを全部食べました。贅沢三昧。



7/6(火)

    会社を定時に出て苦楽園へ行きました。夕陽射す川沿いを歩き、     本日の、いやこれからもしばらくお世話になる予定のお店へ。     挨拶代わりにちょっとだけ打ち合わせをして済ませるつもりでしたが     話し出すと止まらない性分なわたしとオーナーさんの波長が合ったらしく     気が付いたときには閉店後2時間経っていました。     直線ならそうも離れていない距離なのでしょうが、阪急乗り換え、     市バス乗り換えのタイミングが全く良くなくて帰るだけで     疲れてしまいました。     冷蔵庫を開けて、取り出し、まな板の上で真っ二つに切ってみる。     半分は無理。さらに半分にして四分の一を皿に乗せました。     完熟したオレンジ色の果肉は柔らかく、スプーンでざっくりと     すくっては口に運ぶ。桃もいいですがこれはさすがに普通には     買えません。夕張メロン最高!     ありがとうございました。重いと言った文句を消し去って下さい。



7/5(月)

    新鮮な朝でした。温かい目で初赴任の背中を見送りました。     夏の定番メニューが始まったと聞いて"スパニョラ"へ食べに行きました。     それは何度か過去の日記にも登場した"焼きナストーストサンド"です。     やっぱりおいしい。焼きナスとトーストなんて普通に考えたら     ミスマッチなのに。舌が痛いのを承知でもぐもぐ。     苦労して食べているだけにもっとおいしく感じました。      マスターとも久しぶりだったのでいっぱいいっぱい喋ってきました。



7/4(日)

    毎日毎日暑い関西です。セミの声も次第に強くなってきました。     今日、桃を買って帰りました。山梨産の特大一玉はいいお値段でしたが     ケーキ1個に換算すればそうも高いとは思いません。     (そうやって無理矢理納得。)     晩御飯を食べた後、あの、春に訪れたピンク一面の景色を思い浮かべ、     桃農家の方々の苦労を思い、ありがたくいただきました。     初桃大満足。甘い蜜のような果汁が口の中にじゅわっ。     舌の上から喉へと流れていきました。     そうして静かに余韻に浸ったのでした。     すぐお腹に来そうで危険なのですが、次はラグビースイカ1個に     かぶりついてみたい、と思っていたら違う物が手に入るらしい!?



7/3(土)

    1ヶ月の様子見を経て、緩やかに日記を復活させようかと。     あんまり難しいことは考えずに。          日が傾きかけた頃、遠出して夕涼みに行きました。     懐かしい米原の駅で電車の待ち合わせ、そこから一つ岐阜寄りの駅、醒ヶ井。     ここは養鱒場の有る、清流で知られる里です。     今は梅花藻(ばいかも)の開花シーズン。     地蔵川に近付くと足元からひんやりとした空気、澄みきった水の中に     たくさんの小さな白い花がゆらゆら揺れています。     梅の花に似た本当に可憐な花です。     木陰の川辺にしゃがみこんでそろっと手を差し入れました。     冷たい、気持ちいい!     生活の場に流れる川の水質を維持しようとしたら地元の方は大変な努力を     しているのだと思います。いつまでもこの清らかな水を見られるようにと     願うばかりでした。
梅花藻ゆらゆら 清らかな地蔵川



7/2(金)

    舌の傷が悪化してひどい口内炎のような状態になり、食事はもちろん、     しゃべるのでさえ満足に出来なくなってしまいました。     かかってくる電話には一切触れず、できるだけ喋らないように努めましたが     突発的工程調整で泣く泣く各所に電話をかけまくったのでした。     一方、風邪から無理して復帰したE田さんはガラガラ声で苦しそうです。     この夏の休暇が具体的になってきました。     まず山形往復の長距離夜行バスを手配。余裕有るだろうと踏んでいたら     もう少しで満席になってしまうところでした。     今までの最長記録、仙台−大阪と大して変わらない車内拘束時間に     体力は持つのか、下車してからさらに花巻まで足を伸ばしても大丈夫なのか、     いつも体のことを一番後回しにしてしまう無謀な人です。     帰りに今日引っ越ししたばかりの、中之島悪徳商会福島分室の様子を     遠目に偵察に行ってきました。やはり"アシェ"のすぐそばー!     わたしの憩いのカフェが他の客が気になって憩いでなくなってしまう予感。     そこで新たなる場所の開拓に乗り出しました。     近くの細い路地にある"楽"です。中国茶カフェだと思って入ったら     晩は点心を楽しめるバーになるようです。     こんな中途半端な時間では他に客の姿はなく、店長さんらしき方に     いろいろ訪ねて白茶をオーダーしました。     雰囲気やお茶の充実度からすると到底"無茶空茶"には適いませんが     ユニークなお店です。バー使いだとどんな風なのか興味有ります。     その後、福島駅方向へ向かい"松月"でケーキを買って帰りました。     今後はこのエリア、どこかで誰かに見られていそうでうっかり出来ません。



7/1(木)

    早いです。もう一年のうち半分が終わってしまったのですから。     北海道では今日から試験的にサマータイムを実施するそうです。     わたしは反対派です。一時間ずらしたところで何がメリットなのか     さっぱりわかりません。どうせなら後ろにしてもらう方が     朝がゆっくりできて有意義だと思うのですが。     仕事は急な不具合緊急出向の手配に追われたり、夕刻出荷物件が     いきなりクレームつけられて寸前まで対応に冷汗を流しっぱなし     だったりして、神経磨り減りました。     クチナシとオシロイバナの香りがする線路沿いを歩いて実家へ行きました。     不意打ちしようと狙ったら、家には誰もいません。     空腹のまましばらく待っていたら満足げな父上、遅れて母上に妹まで     現れました。三人で"あだち"で鶏尽くしめいいっぱい食べてきたらしい。     こんなことなら最初から連絡しておけばよかったと肩を落としました。     さすが今朝の『めざましテレビ』の占いで12番目の星座だっただけある。     "ロイズ"の生チョコと即席バタじゃがをお土産にもらったので     それで立ち直って帰ってきました。 


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