日記のような活動報告のような
〔'04/2の巻〕


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2/27(金)

    寝不足で完全にテンションいい方向に狂っていました。     いつもはそう返さない、工事のA木さんの「もしもし」電話攻撃にも     率先して「亀よ亀さんよ!」とすかさず返し。     でも本当のところは、大阪南と滋賀支店アシスタント嬢の結婚休暇で     回ってきた仕事でアップアップだったはずなのに。     タイトル「つぼこ。」     本文「つぼこが届いたらしいな。」     会社に妙なメールを送ってよこさないように。     妹からの知らせで先日の壺入り梅干を実家へ引き取りに行きました。     家族から命名された「つぼこ」の中身は薄塩で大粒の南高梅の梅干。     ぱくっもぐもぐ、おいしい。何もいりません、これだけで十分。



2/26(木)

    午前中は昨日の失態の後始末。そうも騒ぎにならない程度で     済んだのでよかった…。     この町全体が甘ーいチョコクッキーみたいな匂いに包まれているのは     森永の工場から風に乗ってきたからのようです。     き、気持ち悪い…。         若王寺の試験所に持っていく資料が何度かの要請で変更を余儀なくされ     工場から受け取り、さらに申請書類などを付けて現地に到着したのは     もう終業前。これでもし作り直しなんて言われたら後がない。     焦ってしまって担当Nさんに訴えました、     「これで受け取ってもらえないとわたしがえらいことになるんです!」     えらいことって何?     きょとんとしたNさんと爆笑するギャラリーたちでした。     上坂部の"コープ尼崎近松店"で買い出ししてから市バス一直線。     ラクラク帰宅は最高。フェットチーネの生麺を使って小エビときのこの     クリームソースでいただきまーす。  



2/25(水)

    自分に無理をしている部分を無理していないと押さえつけることは     ストレスになるだけだとわかっていたのに。     少なくとも自己嫌悪に陥っているうちは現実逃避しているだけで     解決なんてしやしません。しばらく反省中。     夕方には製品の手配間違いも発覚し、最悪の状態。     寄り道する気どころか食欲まで失ってしまいました。



2/24(火)

    朝日を浴びるのが気持ちいい、駅までの道です。     しばらく止まっていたMDウォークマンが再び活躍中。     今までインディーズでリリースしたトルネード竜巻の     2枚のミニアルバムをつなげて聴いています。     本当なら朝から京都本社へ飛び、その足で中之島へ資料運び屋と     なるところでしたが、その話はわたしが出る幕なくなったので     O保さんが持ち込んだ伝票処理に時間を費やしていました。     しかし、夕方になって突如中之島だけ行って来てと言われました。       わたしのファンだという噂のH岡リーダーにいつ見られてもいいように、     口紅を塗り直してから中之島の重々しいビルの3階へと出かけました。     カウンターの向こうには随分知った顔が増えました。     そのうちの誰かがここの読者であることが判明しました。     やったー。当初から関係者がいつか気付くだろうと狙ってはいたので     慌てるどころか、俄然張り切る性質なのが自分でも痛いです。     何でしたら御希望に合わせて登場させてあげましょうか?(と尋ねてみたい)



2/22(日)

    どうして旅先ではこんなに食欲が起きるのか不思議です。     朝御飯をモリモリいただいてから田辺市街へ。     今年も"花みつ"にいちご大福が有りました。     新製品がいくつか出来ていたのでそれも味見程度に買いです。     昨日に続いて"もとや"に寄り、今度はカツオ、イカ、ブリの刺身を     食べました。すべて新鮮な天然物。おいしくないはずがない。     カツオがあんなに甘いなんて。     小雨は午前中降ったり止んだりでしたが、今後一年分のアオサ収穫に     意気込んでいた父上は宿に戻るとすぐ長靴に履き替えて磯へ。     昼過ぎに干潮を迎えた辺り一帯は陸地が顔を出し、潮溜りでは     巻貝やヤドカリやカニがちょこちょこ動いています。     それぞれに遊んで、両親が不作だったと言いながら引き上げるのを待って     帰りました。     こっそり妹と"千里庵"に再び行って800g入りの梅干を買いました。     税込5,250円。実は壺が目的です。     昨日ここで目にしたとき、大き過ぎず小さ過ぎない上品な常滑焼の     特製壺を一目で気に入ったけれどどうしようと悩んでいる姿に、     その後母上と妹が買え買えとそそのかし、一晩かけてその気に。     梅干は元々買う気満々だったんで別に構わないんですが残念なことに     工場は休日なのでその場で受け取れずに配達待ちです。     つくづくわたしって外見に弱いみたい。       妹は妹で小さめの夫婦壺入りを買っていました。やはり姉妹です。   



2/21(土)

    4月半ばという例年にない温かい天候の中、毎年恒例の南部行きです。      明日は天気が荒れ模様と聞き、一気に南部梅林へ向かうことにしました。     海南湯浅道路は進むにつれ渋滞がひどくなりそうだったので     御坊へ着くまでに降りて地道を進みました。この選択は正解でした。     この後玉突き事故が有って御坊ICからみなべICから通行止めに     なっていましたから巻き込まれなくてよかったです。     南部町に入って、途中国道42号線沿いにある"千里庵"へ。     ここの低塩の梅干の味はピカイチ。ここぞとばかりに買い出しです。     道向かいの"梅干館(ウメタ)"でも梅製品を調達。     いきなり大荷物になりました。         南部梅林は入口から入山料がかかる地点まで出店が連なっています。     わざわざお金を払わなくても、すぐ横からは車で回れるパート2梅林があるので     買うものだけ買ってそっちへ移動。     いつもより二週間ほど開花が遅く五分咲きと聞いていましたが、     梅の花はちょうど美しい眺めでした。     その後は宿を通り過ぎ、"もとや"でイカの一夜干しを焼いてもらって     食べました。プリプリして期待を裏切らないおいしさ。絶品です。     明日もまたつまみに来ます。     今年の宿も国民宿舎"紀州路みなべ"です。     しかしせっかくの温泉は塩素消毒の匂いが鼻をつきます。     最近強化された規制でお手上げだとフロントの人が話していました。     これから荒れ模様の天気になるのか海に沈むまで夕陽はぼやけた色のままでした。     晩は近海の魚介ともちろん梅を使った、日替わりの膳に舌鼓。     こんな新鮮な刺身を食べたらスーパーのパック刺身なんてもう買えません。     移動に疲れていたのと、誰かさんの轟音いびきに悩まされないように     速攻眠りました。   



2/20(金)

    温かくなってきました。日が落ちるのも遅くなってきて     いよいよ春が近づいてきた気がします。     そう忙しかったことはなかったはずなのに気付いたら残業していました。     一週間の通常モードから解放されて、帰りは会社の事務所から     中崎町へとお散歩。"ライツ"でベイクドチーズケーキとチャイをいただいて     調子に乗って彷徨ってたら北支店の手前まで来ていたので     慌てて中津を目指しました。人通りも少なく心細かったのですが     無事に辿り着きました。



2/19(木)

    普段何気なく通過しているけれどよく考えると不思議な地名、十三。     気になると頭から離れないもので調査してみました。     淀川区のHPには西成郡の起点飛田(今の阿倍野)から古代の条里制で     数えた十三条の「条」が取れて残った説が挙げられています。     確かにそこから北の方角ちょうどぴったりの場所には     地名の「十八条」が存在し、この説で「九条」も説明が付くと言います。     ところが九条が有る西区のHPにはその説は見えず、江戸時代初めの命名で     それまでの「衢壊」(林羅山が名付けたとも伝えられる)の文字を     簡略したものと説明しています。     しかも十八条周辺には他に「条」が付く地名はなく、     どうしてここだけが残っているのかは謎に包まれています。     最も有力なのは、戦国時代から中津川(今の淀川)にあった     「十三渡し」がルーツという説。淀川の上流から数えて十三番目にある     船の渡し場で、大名行列や旅人が利用する交通の要衝だったそうです。     ところで大阪市営地下鉄「西中島南方」。     だからどこ?(もちろん知っていますが)と昔から妙に突っ込みたくなる駅名です。     西中島と南方の合成地名のようですが、東中島はあるものの南中島はなく、     北中島は町名としては存在せず学校や公園の名前としてはあるのです。     そして、中島は全然違う西淀川区なのがまたややこしい。     珍しくIT関係の話でS川さんと話をしました。宴会の幹事をするようにと     指令が飛びました。そろそろ本腰入れてやりますか。     今夜のナイトキャップは、ディサローノ・アマレットを     適量のジンジャーエールで割った、アマレット・ジンジャー。     カットレモンがないので果汁液で代用。すっきりした甘さのおいしいカクテル。         カクテルのレシピはもっぱらサントリーのサイトを参考にしています。  



2/18(水)

    多少は衰えたけれど、スピッツの『スターゲイザー』の勢いは     凄いものがありました。     「明日君がいなきゃ困る困る」なんて歌詞を30代半ばにして     ストレートに歌って嫌味がないのは(むしろキュートなくらい)     恐らく草野正宗さんだけです。前々から不思議な人でした。     わたしも動植物観察好き同類項なのでつい反応してしまいます。     彼にかかると「スパイダー」でさえ愛らしい生き物として     描かれているんですから。     一つ一つがキラキラと瞬く言葉たち。     この感じ何かに似てると思ったら宮沢賢治の文章です。     宇宙にまで広がる独自の世界観を持っていて、決して他人には真似出来ない     言葉の綴り方に共通したものを感じずにはおれません。              卓越したメロディセンスも魅力ですが、わたしは今後も彼の歌詞が     気になって仕方がないでしょう。



2/17(火)

    ブルー前線到来なのか。頭が重い。     父上にバレンタインの品を渡せてなかったこともあり、     妙にだるい気持ちを振り払おうと実家に行きました。     甘いものはそうたくさん食べられない父上ですがチョコレートケーキの     プレゼントに喜んでくれました。     少しずつナイフで切りながら食べて、半分くらいで止まりました。     残りは明日に食べるんだそうです。     今夜の食卓は鉄火巻祭り。旧知のお寿司屋友達さんからたくさん     マグロをもらったからでした。     今晩は帰るつもりだったのですがお風呂が入ったと聞いて     決意が薄れ、健康的に早寝しました。



2/16(月)

    大の紅茶党のわたしが、この頃コーヒー専門店以外でも     コーヒーを飲むようになりました。     最初は簡易フィルター入りのパックから始まり、     そうしているうち、粉とドリッパーと紙フィルターを買ってきていました。     普段は紅茶の茶葉を蒸らしている時間が、たまにはドリップで     コーヒーが抽出されるのを待つ時間になるのもいいものだと     思うようになりました。     まだコーヒーミルで豆を挽くまでに至ってはいません。     (いつそうなってもおかしくないです。)     あんなに気分悪くしたのに、懲りずにスパイダーマンの顔をした     USJ土産チョコをパクパク食べていて、気付いたら包装の残骸が     山盛りになっていました。     太る心配はあまりしませんが、体が壊れるかもしれない。まずい。     目の前にあると自然に手が伸びるのでぐっと我慢して封印。     そしてときどき、ふわっと芳しい香りがするのは     先日お持ち帰りした水仙が満開になったからでした。     いい匂い。とっても爽やかな気分に浸っています。



2/14(土)

    昨日の会社の帰り、手製ケーキ持参で妹の家に行き     ゆっくりしてたら帰れなくなり泊めてもらいました。     歴史ある社宅にはいろいろと秘密が隠されていました。     家賃安いので御の字でしょう。     弟君が、もらってきたカニを使っての焼飯と椎茸の肉詰めを     昼御飯に作ってくれました。なかなかいい腕前でした。     それから大阪に出て、以前に当てた"マンドリーノ"の割引券を使って      ワタリガニのスパゲティを(心の中で)感涙しながら食べました。     妹からメールが届きました。ケーキは結構おいしかったそうです。     最初わたしとふたりで分けて食べるつもりで持ってきたと思ったらしく     それと違ってがっくりしていたようですが、     弟君から横取りして食べたならどっちにしても一緒だったのでは…。     わたしもやっと手製ケーキの味見が出来ました。     美味過ぎる!     バニラアイスを添えるといっそうおいしく味わえました。    チョコレートケーキ焼きたて状態



2/12(木)

    またしてもチョコレートケーキ焼いています。     ますます部屋の中にチョコの匂い充満。     しばらく夢中になっていて晩御飯を食べることをすっかり忘れていました。     製作の合間に傍らで焼飯を作って一口食べたところ、     (うっ!?)     何だかちょっぴり甘いのはどうして。気持ち悪ーい。     そんな調子でまたまた完成品が出来ました。     "ダイソー"で安く調達してきた紙ナフキンやシーグラス製の箱に     詰めてみたら見栄えよくなりました。     おいしく仕上がっているといいんですが。     おかげで今夜の「年長組プロK生春巻会もしくはあっき。つつき会」には     参戦できずに終わりました。     悔しいから今度自分で生春巻作って食べてやる!



2/11(水)

    実家の居間の棚に目を遣ったら分厚いお菓子作りの本が見えました。     昔に妹が買ってきた本だったそうですが、本人も忘れているくらいなので     持ち出すと、最近使うことないからと母上が骨董級のハンドミキサーも     渡してくれました。     今朝家に戻ってきて、本で紹介されているチョコレートケーキを     作り始めました。チョコのテンパリングで立ち上る濃厚な香りに     いきなり気持ち悪くなり、オーブンで焼いている最中の香りが     さらに追い討ち。体中にチョコが染み付いたような感覚にクラクラ。     晩になるまで食欲が湧いてきませんでした。 



2/10(火)

    昨晩、現場工事で発生したクレーム騒ぎに巻き込まれてぐったりだったので     実家に寄ろうかどうしようかと迷いながら電話を入れたら     妹もちょうど来ていると知り、フラフラと行ってしまいました。     コタツ囲んでまさに団欒。       そして思い出したように母上が呼びかけます。     「耳っ、耳取って!」     そんなの取れません。     わたしの耳掃除の腕は両親ともが認めるくらいで     実家に行くと必ず掃除させられます。嫌じゃないけど肩が凝るので     お返しはいつもマッサージか風呂で背中流しで契約成立。



2/9(月)

    昨日は己の体の疲労を考えずに行動してしまった上に     お茶当番で早起きだったので、微妙にだるい。     しかしふうっと力を抜く時間もなく終業のベルを聞きました。     とっとと帰りました。     後回しになっていた雑務を片付けたぐらいでそれ以上のネタはなく…。          水仙峡の写真の整理がなかなか捗らず止む無く放棄して布団の中へ。



2/8(日)

    麗らかないいお天気なので、前から漠然と行ってみたいと思ってた     淡路島の灘黒岩水仙峡へ出かけることにしました。     わたしは御存じの通り自動車の免許を持っていません。     実家が駅近、自家用車無し。交通機関での移動がごく普通の生活だったので     一度も車を持ちたいという衝動がなく、おかげでほんのり鉄分が高めに     育ってしまったのでした。でも鉄道だけでなく飛行機以外なら何でも好きです。     高校のクラブでは毎年フェリーを使って合宿先へ行ったものです。     どの手がいいかと考えて、ふと、     「淡路島へ行くなら舞子からのバス便が多いし楽ですよ。」     今や高松の人K山さんが、かつて淡路営業所によく出張していた頃に     言っていたのを思い出し、舞子から高速バスに乗りました。     車内はガラガラ。バスはすぐ明石海峡大橋を渡り始めました。     視界に広がる海と空の青がとっても眩しい!     淡路島上陸、高速道に入りひたすら南下して行きます。     途中いくつかの停留所でお客さんが少しずつ減り、間もなく終点の福良。     確かここにはわたしが扱っているある機器の1号品があったっけ。     左側の斜面の上にブツが有るらしいということだけ確認。     (周りの草木でお隠れに…。)     そして近くに待機していた直通バスに乗り込む。やっぱりお客さんは数人程度。     不安な気持ちがよぎりました。ところが心配するほどではなかったようです。     現地手前から車の列が出来ていました。現場はどこ?     道路に面している急坂はほぼ緑色。まさか…。     そう、水仙はもうシーズン終わりに近い状態だったのです。     それでも反対側の斜面には花が残っていていい香りが漂っていました。     花は少なめでもここからの海と沼島の景色はとっても素敵。     何となく春が近くまで来てる気がします。     ぐるっと散策道を上がったり降りたりし、終点地点の売店で入場券の半券を     チェックされました。末尾の数字で水仙の鉢が当たるそうなのですが、     ハズレでみかん一個をもらいました。     売店の水仙ポット植えを覗き込み、花は可憐だけどしっかりと太い茎だなと     観察していると、売り子ならぬ、おじさまが栽培方法の力説を始めました。     まるでうちの父上と同じ目つき。その迫力に聴き入るわたし。     気が付いたときにはつぼみがいっぱい付いた一鉢を手にしていました。     帰り、福良でバス待ちの間に散策したら、老舗っぽいお菓子屋さん発見。     入ってみると優しそうな奥さんが商品の解説をしてくれました。     目を惹いた"オニオンケーキ"。包み紙がタマネギの皮みたいな柄で、     上の部分をきゅっと纏め上げられた姿はまさにタマネギ。     中身は表面をチョココーティングされたカップケーキでもちろん中身には     タマネギ(洋酒漬け)が入っているんだそう。     もう一つ、チョコレートスポンジに黄身餡の"ゴールドしばえもん"も有り、     「今焼きたてがあるから食べてみる?」と丸一個渡されて試食。     すっかり気に入ってバラ売りをいくつか買いました。さらに     「本当は元々これが主力なのよ。最中入れておくので食べてね。」とおまけまで。     嬉しい!     "富永製菓"さん、最高です。ありがとうございました。     バスでの淡路島行きは快適でした。     次回はバカンスで計画を練ってみたいと思います。  



2/7(土)

    今日も変わらず寒いけれど天気はいいし、このまま家の中で     一日が終わるのはもったいない。お決まりの散歩に行くことにしました。     ニットの帽子を被り、マフラーをぐるぐると巻けば寒さなんてへっちゃら。     時計を忘れてしまいました。休日ぐらい時間を気にしなくてもいいか。     行き先は昨晩思うように回れなかった福島。     それまでにも何度か悩みながら前を通り過ぎていた"アシェ"に     今日こそは突入してみよう。     まず入口が関門。重そうな鉄製のドアが、今まではわたしを     遮断し続けてきました。えーい。思うよりかはスルッと開きました。     手前のテーブルに男性客。あとは二人掛けのテーブルが3つほど。     壁は全て白で統一されていて、淡い緑のイスと、所々に置かれた     観葉植物が爽やかなリズム感を与えています。     「お二階もありますよ。」とお店の女性(オーナーさん?)が     声をかけてくれましたが、一階の厨房の様子が見える席に座ってみました。     少しお腹が空いていたので一押しのフードを尋ねたらキッシュが人気とのこと。     わたしも倣ってブロッコリーとコーンのキッシュをオーダー。     ボリュームたっぷり、表面がカリッとして香ばしい一皿です。     そしてホットコーヒーを片手に、雑誌をめくり、ふっと力が抜けるような     緩いひとときを過ごしました。     晩はひとりでやってきてゆっくり本を読んでいるお客さんも多いそう。     ぜひまたおいで下さいと言われて、もうこの扉は脅威ではなくなりました。
これがキッシュ、そしてコーヒー 自転車に縁があるお店なのか?
    その後は"ア・テール"へ向かいました。     下町の匂いが残る福島聖天通商店街を抜け、あみだ筋で曲がると     公園の一角に見える白壁の小さなビルがその店。     一階はオリジナルのインテリアショップ。     スツールやソファはとても魅力的。でもどうしても必要ではないので     欲しいけど…と眺めるだけでした。     この二階にあるカフェが通の間でも人気ですが、     既に済ませてしまったので今回はお預けです。



2/6(金)

    定期券を家に忘れてきてしまいました。     実費を払うならば新福島まで出るのもいいかと、福島近郊を探検していました。     どこにも入りませんでしたがわたしのアンテナが反応するお店が     いくつも出てきました。メモしておかなくっちゃ。     中崎町、西天満もそうですが、浄正橋付近も大きな国道から逸れると急に     ゴチャゴチャとした家並みが現れてその対比がとても面白いです。     でも寒過ぎて今夜はゆっくり歩く余裕がありません。      頭上にきれいなお月様。     空気が澄んでいるのか餅つきするウサギがよく見えます。     結局、新福島から乗っても170円でした。     北新地からと変わらぬ料金にずっこけました。             トピックスが増えるにしたがって、ここのページが間延びしていくので     何とかレイアウトを工夫しなければ。突貫工事開始。      ユーキ君に夜更かしは美容の敵だと注意されても深夜作業は続くのでした。



2/5(木)

    朝から寒い寒いと思ったら昼過ぎ、窓の外に舞う雪が見えました。     次第に雪の粒が大きくなっていく。     大阪ではなかなかお目にかかれない光景に事務所にいた人たちは     一斉に窓へと集まりました。しかしそれもつかの間のこと。     しばらくすると嘘のようにお天気に逆戻り。     昨日は暦の上では立春だったのにそうそう暖かくはなってくれないようです。     帰りに買い物をしていたら、耳がちぎれるほどに空気が冷たくて     街中で遭難するかと思いました。



2/4(水)

    今月1日、岐阜県に本巣市と飛騨市、二つの新しい市が誕生しました。     これを皮切りに全国規模で市町村合併ラッシュが訪れます。     父上の出身地、愛媛県三瓶町と東宇和地区の合併、西予市誕生を前に     率直な感想を昨日の晩尋ねてみましたがあっさりしたものでした。     合併後の住所表記は「西宇和郡」が「西予市」に置き換わるだけで     三瓶町の名称は残りますし、故郷を離れて随分経つので実感が湧かないと     思っているからのようです。     もう一つ、過去に大きな合併を経験しそれがかなり印象深かったというのも     理由としてありそうです。     三瓶町は1955年の元旦に誕生しました。     それまで父上の住んでいた皆江と呼ばれる集落は三島村の中にありました。     しかし二木生村、双岩村の一部と共に旧三瓶町と合併し、     同時に「三島」の名はすべて消えてしまったのだそうです。     通学していた皆江中は三瓶南中と校名変更されました。     (その後廃校、現在は三瓶南グラウンド)     「あの頃は伊予三島(1954年に誕生するまでは一部が三島町として存在)と     よう間違われとったわ。」     当時を懐かしむ父上の顔がちょっぴり少年の面影を見せていました。



2/3(火)

「マンドリーノ」からの戴きモノ     ランチにいつもの"マンドリーノ"でパスタランチを食べました。     選んだのは海老とキノコのクリームソース。     他の、例えば"RYU-RYU"のに比べてここのクリームソースは     さらっとしています。ミルクっぽくて意外にあっさり食べられます。     レジでお姉さんから節分なのでと小袋入りの豆菓子をもらいました。     お手製ラベルには「トスカーナ人は豆食いと呼ばれるほど豆が大好きです」       と書いてありました。     終業後の北新地界隈は、そこかしこに着物姿のホステスさんたちが     歩いていて華やかな雰囲気。     お寿司屋さんの売り台に太巻き寿司が積み上げられ     威勢のいい売り言葉が響いています。     堂島薬師堂前の特設テントでは19時から振る舞いぜんざいがあると聞いて     人が集まってきていますがまだ18時過ぎ。     そんなに待てないのであきらめて実家に向かう。     母上が巻き寿司の用意をしてくれていて、親子三人で好きな具を巻いて     東北東に向いてかぶりつく。だけど両親はペチャクチャ喋りながらなので     御利益は期待できないでしょう。     わたしは心持ち小さめに巻いたものを頑張って無言で黙々と食べきりました。     この沈黙の時間がとても辛くて何度も笑いそうになりました。     食べ終わったイワシの頭を父上が切り離し、庭のヒイラギに刺して     形だけでも玄関に。そして豆がもったいないのでごく控えめに豆まきをして     今日の行事はおしまい。



2/1(日)

    この前までお正月気分だったのに気がつくと2月です。     寒さも一時ほど感じませんがこのまま温かくなるとも思えません。     以前から応援していたトルネード竜巻がドメインを取り、     新しくサイトを立ち上げたとメンバーのフタキさんからのお知らせで     早速様子を覗いてみました。     すると、レコード会社移籍、メジャーデビュー決定、     『カウントダウンTV』のオープニングに決定とおめでた尽くし。     (もしや『カウントダウンTV』でテレビライブデビューも有り得るのか!?)     サイト管理は前と同じくフタキさんだそうですが素晴らしくカッコいい     ページになっていました。マニアック的要素のページが消滅したのは     世間体もあるから仕方ないのでしょう。     "新宿MARS"で初めて耳にしたときの直感は間違っていませんでした。     自分のことのように嬉しいけど、寂しい気持ちが消せないのは     へそ曲がりでしょうか。隠れ家が暴かれるみたく。     (しかしその気持ちはよく解かると言う人も多くてよかった。)     次に関西でのライブの機会があれば勢いよくかけつけるので     いつものように相手してやって下さい。     『砂の器』第3話。松雪泰子が演じるヒロインの成瀬あさみは     小説に登場する成瀬リエ子と三浦恵美子をくっ付けた存在のようです。     しかしこれまた小説には登場しない扇原玲子も両者を足したような立場だし。     小説を下敷きにしたオリジナルという目でこれからの放映も     楽しんでみたいと思います。     いよいよ来週は中央線での重要シーンと亀嵩ロケのシーンが登場。     どんな感じに仕上がっているのかつい期待が募ってしまいます。              


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